JP2015169736A - クリーニングブレード、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、およびクリーニング方法 - Google Patents

クリーニングブレード、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、およびクリーニング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】被クリーニング部材との摺動の状態に応じて固体潤滑剤の供給の有無を制御し得るクリーニングブレードの提供。【解決手段】駆動する被クリーニング部材31に接触して被クリーニング部材31の表面をクリーニングする接触角部3Aと、接触角部3Aが1つの辺を構成し且つ前記駆動の方向の上流側を向くよう配置される先端面3Bと、を有し、先端面3Bの、被クリーニング部材31が駆動していないときに該被クリーニング部材31に接触しない領域であって且つ被クリーニング部材31が駆動しているときに該被クリーニング部材31との摩擦によって撓むことで該被クリーニング部材31に接触する領域に、固体潤滑剤を含有する潤滑部材4を備え、一方、先端面3Bの、被クリーニング部材31が駆動していないときに該被クリーニング部材31に接触する領域には、潤滑部材4を備えないクリーニングブレード342。【選択図】図1

Description

本発明は、クリーニングブレード、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、およびクリーニング方法に関する。
従来から、電子写真方式の複写機、プリンタ、ファクシミリ等においては、感光体等の像保持体の表面の残存トナー等を除去するための清掃手段として、クリーニングブレードが用いられている。
例えば特許文献1には、感光体ベルトに、高分子樹脂粉末、ステアリン酸亜鉛粉末、シリカ粉末等からなるトナー、又はステアリン酸亜鉛粉末を塗布することによって、表面に低摩擦膜が形成され、低摩擦膜は、クリーニングブレードの接触位置から、感光体ベルトの移動方向における上流側の定められた面積に形成され、組立時、又はメンテナンス作業時等の装置運転開始前に形成しておくことが開示されている。
また特許文献2には、ポリオール、イソシアネート化合物を少なくとも含むポリウレタン組成部を硬化、成形してなる注型タイプのポリウレタン部材からなり、前記ポリウレタン部材は、外径0.5μm以上12μm未満のハードセグメント凝集体を含み、且つ、ハードセグメントの外径をa(μm)とし、その個数をb(個)としたとき、1000μmあたりのa×bが70以上1050未満であるクリーニングブレード部材が開示されている。
また特許文献3には、画像形成装置のスタートシーケンスにおいて、クリーニングブレードエッジ部のトナーが堆積する現像剤保持部材の表面部分を、回転によりクリーニングローラとのニップ部に移動させ、クリーニングローラを回転させて固着トナーを除くよう制御することが開示されている。
特開平5−119676号公報 特開2010−134111号公報 特開2011−209374号公報
本発明は、被クリーニング部材との摺動の状態に応じて固体潤滑剤の供給の有無を制御し得るクリーニングブレードを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、以下の発明が提供される。
請求項1に係る発明は、
駆動する被クリーニング部材に接触して前記被クリーニング部材の表面をクリーニングする接触角部と、前記接触角部が1つの辺を構成し且つ前記駆動の方向の上流側を向くよう配置される先端面と、を有し、
前記先端面の、前記被クリーニング部材が駆動していないときに該被クリーニング部材に接触しない領域であって且つ前記被クリーニング部材が駆動しているときに該被クリーニング部材との摩擦によって撓むことで該被クリーニング部材に接触する領域に、固体潤滑剤を含有する潤滑部材を備え、
一方、前記先端面の、前記被クリーニング部材が駆動していないときに該被クリーニング部材に接触する領域には、前記潤滑部材を備えないクリーニングブレードである。
請求項2に係る発明は、
前記潤滑部材から前記接触角部までの距離が0.1mm以上0.7mm以下である請求項1に記載のクリーニングブレードである。
請求項3に係る発明は、
前記接触角部と前記被クリーニング部材とが接触する方向に沿う方向の全域にわたって前記潤滑部材を備える請求項1または請求項2に記載のクリーニングブレードである。
請求項4に係る発明は、
請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のクリーニングブレードを備えたクリーニング装置である。
請求項5に係る発明は、
請求項4に記載のクリーニング装置を備え、画像形成装置に対して脱着自在であるプロセスカートリッジである。
請求項6に係る発明は、
像保持体と、
前記像保持体を帯電する帯電装置と、
帯電した前記像保持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成装置と、
前記像保持体の表面に形成された静電潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像装置と、
前記像保持体上に形成されたトナー像を記録媒体上に転写する転写装置と、
前記転写装置によって前記トナー像が転写された後の前記像保持体の表面に、前記クリーニングブレードを接触させてクリーニングする請求項4に記載のクリーニング装置と、
を備える画像形成装置である。
請求項7に係る発明は、
請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のクリーニングブレードの前記接触角部を、駆動する被クリーニング部材に接触させて該被クリーニング部材の表面をクリーニングし、
且つ前記被クリーニング部材が駆動していないときには該被クリーニング部材表面に前記潤滑部材から固体潤滑剤が供給されず、前記被クリーニング部材が駆動し摩擦によって前記クリーニングブレードが撓んだ際には、前記潤滑部材が前記被クリーニング部材に接触することにより、該被クリーニング部材表面に前記潤滑部材から固体潤滑剤が供給されるクリーニング方法である。
請求項1に係る発明によれば、先端面の、被クリーニング部材が駆動していないときに該被クリーニング部材に接触しない領域であって且つ被クリーニング部材が駆動しているときに該被クリーニング部材との摩擦によって撓むことで該被クリーニング部材に接触する領域に潤滑部材を備えない場合に比べ、被クリーニング部材との摺動の状態に応じて固体潤滑剤の供給の有無を制御し得るクリーニングブレードが提供される。
請求項2に係る発明によれば、潤滑部材から前記接触角部までの距離が前記範囲を外れる場合に比べ、被クリーニング部材との摺動の状態に応じて固体潤滑剤の供給の量を好ましい範囲に制御し得るクリーニングブレードが提供される。
請求項3に係る発明によれば、接触角部と被クリーニング部材とが接触する方向に沿う方向の全域にわたって潤滑部材を備えない場合に比べ、被クリーニング部材との摺動の状態に応じて固体潤滑剤を被クリーニング部材表面の全面に供給し得るクリーニングブレードが提供される。
請求項4、5、6および7に係る発明によれば、先端面の、被クリーニング部材が駆動していないときに該被クリーニング部材に接触しない領域であって且つ被クリーニング部材が駆動しているときに該被クリーニング部材との摩擦によって撓むことで該被クリーニング部材に接触する領域に潤滑部材を備えるクリーニングブレードを有しない場合に比べ、被クリーニング部材との摺動の状態に応じて固体潤滑剤の供給の有無を制御し得るクリーニング装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、およびクリーニング方法が提供される。
本実施形態におけるクリーニングブレードが静止している像保持体に接触している状態を示す概略図である。 本実施形態におけるクリーニングブレードの一例を示す概略斜視図である。 本実施形態におけるクリーニングブレードが駆動している像保持体に接触している状態を示す概略図である。 本実施形態に係る画像形成装置の一例を示す概略模式図である。 本実施形態におけるクリーニング装置の一例を示す模式断面図である。
以下、本発明のクリーニングブレード、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、およびクリーニング方法の実施形態について詳細に説明する。
<クリーニングブレードおよびクリーニング方法>
本実施形態に係るクリーニングブレードは、駆動する被クリーニング部材に接触して前記被クリーニング部材の表面をクリーニングする接触角部と、前記接触角部が1つの辺を構成し且つ前記駆動の方向の上流側を向くよう配置される先端面と、を有する。
そして、前記先端面の、前記被クリーニング部材が駆動していないときに該被クリーニング部材に接触しない領域であって且つ前記被クリーニング部材が駆動しているときに該被クリーニング部材との摩擦によって撓むことで該被クリーニング部材に接触する領域に、固体潤滑剤を含有する潤滑部材を備える。一方、前記先端面の、前記被クリーニング部材が駆動していないときに該被クリーニング部材に接触する領域には、前記潤滑部材を備えない。
また、本実施形態に係るクリーニング方法は、前記クリーニングブレードの前記接触角部を、駆動する被クリーニング部材に接触させて該被クリーニング部材の表面をクリーニングし、且つ前記被クリーニング部材が駆動していないときには該被クリーニング部材表面に前記潤滑部材から固体潤滑剤が供給されず、前記被クリーニング部材が駆動し摩擦によって前記クリーニングブレードが撓んだ際には、前記潤滑部材が前記被クリーニング部材に接触することにより、該被クリーニング部材表面に前記潤滑部材から固体潤滑剤が供給される。
ここで、本実施形態に係るクリーニングブレードの構成を、図を用いて説明する。
本実施形態に係るクリーニングブレードは、図1に示すごとく、駆動する被クリーニング部材(図1では像保持体、所謂感光体ドラム)31に接触して被クリーニング部材(像保持体)31の表面をクリーニングする接触角部(エッジ部)3Aと、接触角部3Aが1つの辺を構成し且つ前記駆動の方向(矢印A方向)の上流側を向く先端面3Bと、接触角部3Aが1つの辺を構成し且つ前記駆動の方向(矢印A方向)の下流側を向く腹面3Cと、先端面3Bと1つの辺を共有し且つ腹面3Cに対向する背面3Dと、を有する。
また、接触角部3Aと被クリーニング部材31とが接触する方向に沿う方向(図1では奥行き方向)を奥行き方向と、接触角部3Aから先端面3Bが形成されている側の方向(図1では左斜め下から右斜め上に向かう方向)を厚み方向と、接触角部3Aから腹面3Cが形成されている側の方向(図1では右斜め下から左斜め上に向かう方向)を幅方向と称す。
尚、図1には便宜上、被クリーニング部材(像保持体)31が駆動する方向を矢印Aとして描いたが、図1は像保持体31が停止している状態を示している。
本実施形態に係るクリーニングブレード342は、図1に示すごとく、被クリーニング部材(像保持体)31の表面に接触角部3Aを接触させて配置される。像保持体31が駆動すると、図3に示すごとく、クリーニングブレード342と像保持体31との接触部に摺動が生じてクリーニングブレード342に撓みが生じ、接触角部3Aと先端面3Bの一部が被クリーニング部材(像保持体)31の表面に接触してニップ部が形成され、被クリーニング部材(像保持体)31の表面が清掃される。尚、クリーニングブレード342と被クリーニング部材(像保持体)31との摩擦力が大きいほどクリーニングブレード342の撓みも大きくなり、そのため先端面3Bにおける被クリーニング部材(像保持体)31表面との接触面積も大きくなる。
ここで、本実施形態に係るクリーニングブレードは、図1および図2に示すごとく、先端面3Bの、被クリーニング部材31が駆動していないときに該被クリーニング部材31に接触しない領域であって、且つ被クリーニング部材31が駆動しているときに該被クリーニング部材31との摩擦によって撓むことで該被クリーニング部材31に接触する領域に、固体潤滑剤を含有する潤滑部材4を備える。また、先端面3Bの、被クリーニング部材31が駆動していないときに被クリーニング部材31に接触する領域には、固体潤滑剤を含有しない。
従来、被クリーニング部材に接触して表面を清掃するクリーニングブレードでは、被クリーニング部材の駆動に伴って接触部が摺動し、この摺動部分で摩耗が生じることがあり、摩耗した箇所ではクリーニング性が劣ることがあった。
一方で、前記接触部での摩擦力を低減してクリーニングブレードの摩耗を抑制する観点からクリーニングブレードと被クリーニング部材との接触部分に外部から潤滑剤を供給する方法が行われてきた。しかしながら、外部から潤滑剤を供給する場合、接触部に適度な量の潤滑剤が供給されて被クリーニング部材とクリーニングブレードとの摺動が安定している状態であっても、また接触部での潤滑剤の量が低減し摺動が不安定になった状態であっても、外部から一定量の潤滑剤が供給されるため効率的でなかった。更には、余剰の潤滑剤が他の部材を汚染することもあった。
そのため、クリーニングブレードの摺動の状態に応じて潤滑剤の供給量を制御することが求められていた。
これに対して、本実施形態に係るクリーニングブレード342では、上記の構成を備えることにより、被クリーニング部材との摺動の状態に応じて固体潤滑剤の供給の有無を制御し得る。
具体的に説明すると、上記クリーニングブレード342は、被クリーニング部材31との摩擦力が大きいほど撓みが大きくなり、そのため先端面3Bにおける被クリーニング部材31表面との接触面積が大きくなる。
この特性により、クリーニングブレード342と被クリーニング部材31との摩擦力が定められた値を超えるまでは潤滑部材4が被クリーニング部材31に接触しないよう制御される。
また、クリーニングブレード342と被クリーニング部材31との摩擦力が上記の定められた値を超えた場合には潤滑部材4が被クリーニング部材31に接触するよう制御され、接触した部分の潤滑部材4から被クリーニング部材31表面に潤滑剤が供給される。
更に、クリーニングブレード342と被クリーニング部材31との摩擦力が大きくなるほどクリーニングブレード342の撓みが大きくなることから、被クリーニング部材31に接触する潤滑部材4の面積も大きくなり、これによって、潤滑部材4から被クリーニング部材31表面に供給される潤滑剤の量も多くなる。尚、潤滑剤の潤滑機能によって、クリーニングブレード342と被クリーニング部材31との接触部に掛かる摩擦力は次第に低減される。そのため、クリーニングブレード342の姿勢は安定化して、クリーニングブレード342の撓みも小さくなり、クリーニングブレード342と被クリーニング部材31との接触面積も次第に小さくなる。これにより、被クリーニング部材31表面に存在する清掃すべき異物のすり抜けが抑制されると考えられる。
以上の通り、本実施形態に係るクリーニングブレードでは、被クリーニング部材との摺動の状態に応じて潤滑剤の供給量が制御され、またクリーニング不良が抑制されると考えられる。また、余剰の潤滑剤が接触部(ニップ部)に供給されることが低減されるため、潤滑剤による他の部材の汚染も低減されるものと考えられる。
またこれに加え、本実施形態に係るクリーニングブレードでは、潤滑剤の潤滑機能から、クリーニングブレードの姿勢が安定化するため、クリーニングブレードおよび被クリーニング部材に対する過剰な機械的負荷が掛かるのも抑制されると考えられる。その結果、クリーニングブレードの長寿命化も実現され易くなると考えられる。
・用途
尚、本実施形態のクリーニングブレードを利用して被クリーニング部材をクリーニングする場合、クリーニングの対象となる被クリーニング部材としては、図1および図3に示した像保持体(感光体)には限られない。例えば、画像形成装置内において、表面のクリーニングが要求される部材であれば特に限定されず、例えば、中間転写体や、帯電ロール、転写ロール、被転写材搬送ベルト、用紙搬送ロール、像保持体からトナーを除去するクリーニングブラシからさらにトナーを除去するデトーニングロール等も挙げられる。但し、本実施形態においては、像保持体であることが特に望ましい。
(ブレード本体)
まず、クリーニングブレードの本体、つまり潤滑部材以外の部分の構成について説明する。
−樹脂−
本実施形態に係るクリーニングブレード本体は、樹脂を含有する。
樹脂としてはゴムが望ましく、例えば、ポリウレタンゴム、シリコンゴム、フッ素ゴム、プロピレンゴム、ブタジエンゴム等が挙げられる。尚、特にポリウレタンゴムが望ましく、更には高結晶化されたポリウレタンゴムがより望ましい。
ポリウレタンゴムは、通常ポリイソシアネートとポリオールとを重合することで合成される。また、ポリオール以外にイソシアネート基と反応し得る官能基を有する樹脂を用いてもよい。尚、ポリウレタンゴムはハードセグメントとソフトセグメントとを有していることが望ましい。
ここで、「ハードセグメント」および「ソフトセグメント」とは、ポリウレタンゴム材料中で、前者を構成する材料の方が、後者を構成する材料よりも相対的に硬い材料からなり、後者を構成する材料の方が前者を構成する材料よりも相対的に柔らかい材料からなるセグメントを意味する。
ハードセグメントを構成する材料(ハードセグメント材料)とソフトセグメントを構成する材料(ソフトセグメント材料)との組み合わせとしては、特に限定されず、一方が他方に対して相対的に硬く、他方が一方に対して相対的に柔らかい組み合わせとなるよう公知の樹脂材料から選択し得るが、本実施形態においては、以下の組み合わせが好適である。
・ソフトセグメント材料
まず、ソフトセグメント材料としては、ポリオールとして、ジオールと二塩基酸との脱水縮合で得られるポリエステルポリオール、ジオールとアルキルカーボネートの反応により得られるポリカーボネートポリオール、ポリカプロラクトンポリオール、ポリエーテルポリオール等が挙げられる。なお、ソフトセグメント材料として用いられる上記ポリオールの市販品としては、例えば、ダイセル化学社製のプラクセル205やプラクセル240などが挙げられる。
・ハードセグメント材料
また、ハードセグメント材料としては、イソシアネート基に対して反応し得る官能基を有する樹脂を用いることが望ましい。また、柔軟性のある樹脂であることが望ましく、柔軟性の点から直鎖構造を有する脂肪族系の樹脂であることがより望ましい。具体例としては、2つ以上のヒドロキシル基を含むアクリル樹脂や、2つ以上のヒドロキシル基を含むポリブタジエン樹脂、2つ以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂等を用いることが望ましい。
2つ以上のヒドロキシル基を含むアクリル樹脂の市販品としては、例えば、綜研化学社製のアクトフロー(グレード:UMB−2005B、UMB−2005P、UMB−2005、UME−2005等)が挙げられる。
2つ以上のヒドロキシル基を含むポリブタジエン樹脂の市販品としては、例えば、出光興産社製、R−45HT等が挙げられる。
2つ以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂としては、従来の一般的なエポキシ樹脂のごとく硬くて脆い性質を有するものではなく、従来のエポキシ樹脂よりも柔軟強靭性であるものが望ましい。上記エポキシ樹脂としては、例えば、分子構造の面では、その主鎖構造中に、主鎖の可動性を高くし得る構造(柔軟性骨格)を有するものが好適であり、柔軟性骨格としては、アルキレン骨格や、シクロアルカン骨格、ポリオキシアルキレン骨格等が挙げられ、特にポリオキシアルキレン骨格が好適である。
また、物性面では、従来のエポキシ樹脂と比べて、分子量に比して粘度が低いエポキシ樹脂が好適である。具体的には、重量平均分子量が900±100の範囲内であり、25℃における粘度が15000±5000mPa・sの範囲内であることが望ましく、15000±3000mPa・sの範囲内であることがより望ましい。この特性を有するエポキシ樹脂の市販品としては、例えば、DIC製、EPLICON EXA−4850−150等が挙げられる。
ハードセグメント材料およびソフトセグメント材料を用いる場合、ハードセグメント材料およびソフトセグメント材料の総量に対するハードセグメントを構成する材料の質量比(以下「ハードセグメント材料比」と称す)が10質量%以上30質量%以下の範囲内であることが望ましく、13質量%以上23質量%以下の範囲内であることがより望ましく、15質量%以上20質量%以下の範囲内であることが更に望ましい。
ハードセグメント材料比が、10質量%以上であることにより、耐摩耗性が得られる。一方、ハードセグメント材料比が30質量%以下であることにより、硬くなり過ぎることがなく、柔軟性や伸張性が得られ、欠けの発生が抑制される。
・ポリイソシアネート
ポリウレタンゴムの合成に用いられるポリイソシアネートとしては、例えば、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、2,6−トルエンジイソシアネート(TDI)、1,6−ヘキサンジイソシアネート(HDI)、1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)および3,3−ジメチルフェニル−4,4−ジイソシアネート(TODI)などが挙げられる。
尚、求められる大きさ(粒子径)のハードセグメント凝集体の形成し易さという点から、ポリイソシアネートとしては、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)がより望ましい。
ポリイソシアネートのイソシアネート基に対して反応し得る官能基を有する樹脂100質量部に対する配合量は、20質量部以上40質量部以下が望ましく、更には20質量部以上35質量部以下がより望ましく、20質量部以上30質量部以下が更に望ましい。
20質量部以上であることにより、ウレタン結合量が多く確保されてハードセグメントが成長し、求められる硬さが得られる。一方40質量部以下であることにより、ハードセグメントが大きくなり過ぎず、伸張性が得られ、クリーニングブレードの欠けの発生が抑制される。
・架橋剤
架橋剤としては、ジオール(2官能)、トリオール(3官能)、テトラオール(4官能)等が挙げられ、これらを併用してもよい。また、架橋剤としてアミン系化合物を用いてもよい。尚、3官能以上の架橋剤を用いて架橋されたものであることが望ましい。3官能の架橋剤としては、例えば、トリメチロールプロパン、グリセリン、トリイソプロパノールアミン等が挙げられる。
架橋剤のイソシアネート基に対して反応し得る官能基を有する樹脂100質量部に対する配合量は2質量部以下が望ましい。2質量部以下であることにより、分子運動が化学架橋で拘束されることなく、熟成によるウレタン結合由来のハードセグメントが大きく成長し、求められる硬さが得やすくなる。
・ブレード本体の形成方法
本実施形態において樹脂の一種であるポリウレタンゴムを含むブレード本体の製造は、プレポリマー法やワンショット法など、ポリウレタンの一般的な製造方法が用いられる。プレポリマー法は強度、耐摩耗性に優れるポリウレタンが得られるため本実施形態には好適であるが、製法により制限されるものではない。
尚、本実施形態におけるブレード本体には、潤滑部材が配置される領域に、後から潤滑部材を設けるための空間が設けられる。上記の空間は、ブレード本体を形成するための金型の形状を、該空間が形成される形状とすることで設けられる。また、それ以外にも、ブレード本体を形成した後に研磨等の方法によって、前記空間を設けてもよい。
かかるポリウレタンゴムは、上述したポリオールに、ポリイソシアネート化合物および架橋剤等を配合し混合して成形する。尚、ブレード本体の成形は、上記方法により調製されたブレード形成用の組成物を、例えば、遠心成形や押し出し成形等を利用して、シート状に形成し、切断加工等を施すことにより作製される。
ここで、一例を挙げて、ブレード本体の製造方法の詳細を説明する。
まず、ソフトセグメント材料(例えばポリカプロラクトンポリオール)と、ハードセグメント材料(例えば2つ以上のヒドロキシル基を含むアクリル樹脂)を、混合(例えば質量比8:2)する。
次に、このソフトセグメント材料とハードセグメント材料との混合物に対して、イソシアネート化合物(例えば4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート)を加えて、例えば窒素雰囲気下で反応させる。この際の温度は60℃以上150℃以下であることが望ましく、更には80℃以上130℃以下であることが望ましい。また反応時間は0.1時間以上3時間以下であることが望ましく、更には1時間以上2時間以下であることが望ましい。
続いて、イソシアネート化合物を更に加え、例えば窒素雰囲気下で反応させてプレポリマーを得る。この際の温度は40℃以上100℃以下であることが望ましく、更には60℃以上90℃以下であることが望ましい。また反応時間は30分間以上6時間以下であることが望ましく、更には1時間以上4時間以下であることが望ましい。
次いで、このプレポリマーを昇温し減圧下で脱泡する。この際の温度は60℃以上120℃以下であることが望ましく、更には80℃以上100℃以下であることが望ましい。また反応時間は10分間以上2時間以下であることが望ましく、更には30分間以上1時間以下であることが望ましい。
その後、プレポリマーに対して、架橋剤(例えば1,4−ブタンジオールやトリメチロールプロパン)を加え、更にチキソ性組成物を混合して、ブレード形成用の組成物を調製する。
次いで、遠心成形機の金型に上記ブレード形成用の組成物を流し込み、硬化反応させる。この際の金型温度は80℃以上160℃以下であることが望ましく、更には100℃以上140℃以下であることが望ましい。また反応時間は20分間以上3時間以下であることが望ましく、更には30分間以上2時間以下であることが望ましい。
更に架橋反応させ、冷却した後に切断しブレード本体が形成される。この架橋反応の際の熟成加熱の温度は70℃以上130℃以下であることが望ましく、80℃以上130℃以下であることがより望ましく、更には100℃以上120℃以下であることが望ましい。また反応時間は1時間以上48時間以下であることが望ましく、更には10時間以上24時間以下であることが望ましい。
・ブレード本体の物性
ブレード本体の弾性率の指標としての100%モジュラスは、3MPa以上15MPa以下であることが好ましく、更に5MPa以上10MPa以下がより好ましく、5MPa以上8MPa以下が更に好ましい。
ブレード本体の弾性率(100%モジュラス)が上記範囲であることにより、クリーニングブレードの被クリーニング部材との摩擦による撓みが、良好に制御される。
尚、上記の100%モジュラスは以下の方法により測定される。JIS−K6251に準拠して、ダンベル状3号形試験片を用い、引張速度500mm/minで計測し、100%歪み時の応力より求める。尚、測定装置は、東洋精機(株)製、ストログラフAEエラストマを用いる。
ブレード本体に含まれる樹脂としては、硬さ(JIS−Aの硬さ)がA60以上A85以下であることが好ましく、更にA65以上A80以下がより好ましく、A65以上A75以下が更に好ましい。
尚、上記の硬さは以下の方法により測定される。JIS−K6253(1997年)に準拠して、23℃×50%RHの各恒温槽にて保管したサンプルをデュロメータA型を用いて硬さを測定する。
ブレード本体に含有される樹脂がポリウレタンゴムである場合、該ポリウレタンゴムの重量平均分子量は、1000乃至4000の範囲内であることが望ましく、1500乃至3500の範囲内であることがより望ましい。
(潤滑部材)
次いで、潤滑部材について説明する。
潤滑部材は少なくとも固体潤滑剤を含有する。尚、潤滑部材は固体潤滑剤のみによって構成されてもよく、またその他の添加剤を含んでいてもよい。
固体潤滑剤としては、例えば周知の固体潤滑剤が用いられ、具体的には脂肪酸金属塩、フッ素樹脂、ポリオレフィン、シリコーンパウダー、窒化ホウ素、グラファイト、および二硫化モリブテン等が挙げられる。
脂肪酸金属塩としては、例えば、ステアリン酸の、亜鉛、カドミウム、バリウム、鉛、鉄、ニッケル、コバルト、銅、アルミニウム、マグネシウム等の金属塩;二塩基性ステアリン酸鉛:オレイン酸の、亜鉛、マグネシウム、鉄、コバルト、銅、鉛、カルシウム等の金属塩;パルミチン酸の、アルミニウム、カルシウム等の金属塩;カプリル酸鉛、カプロン酸鉛、リノール酸亜鉛、リノール酸コバルト、リシノール酸カルシウム、リシノレイン酸亜鉛、リシノレイン酸カドミウム;及びこれらの混合物等が挙げられる。
フッ素樹脂としては、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、ポリビニリデンフルオライド(PVDF)、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体(ETFE)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、クロロトリフルオロエチレン−エチレン共重合体(ECTFE)、ポリビニルフルオライド(PVF)、フルオロオレフィン−ビニルエーテル共重合体、フッ化ビニリデン−四フッ化エチレン共重合体、フッ化ビニリデン−六フッ化プロピレン共重合体等が挙げられる。
ポリオレフィンとしては、例えば、パラフィンワックス、パラフィンラテックス、マイクロクリスタリンワックス等が挙げられる。
これらの中でも、固体潤滑剤としてはステアリン酸亜鉛、窒化ホウ素、パラフィンワックスが好ましい。
また、潤滑部材に含有される添加剤としては、特に制限はないが、例えば、無機系フィラーが挙げられる。無機系フィラーとしては、例えば、雲母、ガラス繊維、ガラス球、クリオライト、酸化亜鉛、酸化チタン、炭酸カルシウム、クレー類、タルク、シリカ、ウォラストナイト、ゼオライト、けい藻土、けい砂、軽石粉、スレート粉、アルミナ、アルミナホワイト、硫酸アルミニウム、硫酸バリウム、リトポン、硫酸カルシウム、二硫化モリブデン、黒鉛、アルミニウムドープ酸化亜鉛、酸化スズ被覆酸化チタン、酸化スズ、酸化スズ被覆硫酸バリウム、チタン酸カリウム、アルミニウム金属粉末、およびニッケル金属粉末などが挙げられるが、これに限られるものではない。
クリーニングブレードにおける潤滑部材の形成は、前述の方法等によって前記空間が設けられたブレード本体の該空間に、潤滑部材を埋め込む等の方法によって設置することで、行われる。
・潤滑部材の物性、形状
潤滑部材の端部(接触角部側の端部)から接触角部までの距離は、0.1mm以上0.7mm以下が好ましく、更には0.2mm以上0.6mm以下がより好ましく、0.3mm以上0.5mm以下が更に好ましい。
尚、上記の距離を調整することで、クリーニングブレードと被クリーニング部材との摩擦力と、潤滑部材からの被クリーニング部材への潤滑剤の供給の有無および供給量、が調製される。
潤滑部材の深さ(図1に示すクリーニングブレードおける幅方向の長さ)は、クリーニングブレード柔軟性に影響しない範囲で調整し得る。具体的には、1mm以上5mm以下が好ましい。
潤滑部材の幅(図1に示すクリーニングブレードにおける厚み方向の長さ)は、被クリーニング部材との接触が想定される範囲までとすることが好ましい。
また、接触角部と被クリーニング部材とが接触する方向に沿う方向の全域にわたって潤滑部材を備えることが好ましい。
尚、潤滑部材からの被クリーニング部材への潤滑剤の供給の有無は、クリーニングブレードと被クリーニング部材との動摩擦力が0.1以上0.7以下の範囲で開始することが好ましく、更には0.1以上0.4以下の範囲で開始することがより好ましい。
尚、クリーニングブレードと被クリーニング部材との動摩擦力は以下の方法により測定される。クリーニングブレードと感光体との間の動摩擦係数は、HEIDON社製の表面性試験装置を用いて測定される。
また、ブレード本体と潤滑部材との硬さの差が大き過ぎると、潤滑部材の削れの進行に伴って潤滑部材の端部(接触角部側の端部)に段差が生じることがある。この観点から、ブレード本体と潤滑部材との硬さ(JIS−A硬さ)の差はA0以上A20以下の範囲で開始することが好ましく、更にはA0以上A15以下の範囲で開始することがより好ましい。
尚、ブレード本体および潤滑部材の硬さは以下の方法により測定される。JIS−K6253(1997年)に準拠して、23℃×50%RHの各恒温槽にて保管したサンプルをデュロメータA型を用いて硬さを測定する。
(クリーニング装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置)
次に、本実施形態のクリーニングブレードを用いたクリーニング装置、プロセスカートリッジ、および、画像形成装置について説明する。
本実施形態のクリーニング装置は、被クリーニング部材表面に接触し、被クリーニング部材表面をクリーニングするクリーニングブレードとして、本実施形態のクリーニングブレードを備えたものであれば特に限定されない。例えば、クリーニング装置の構成例としては、被クリーニング部材側に開口部を有するクリーニングケース内に、エッジ先端が開口部側となるようクリーニングブレードを固定すると共に、クリーニングブレードにより被クリーニング部材表面から回収された廃トナー等の異物を異物回収容器に導く搬送部材を備えた構成などが挙げられる。また、本実施形態のクリーニング装置には、本実施形態のクリーニングブレードが2つ以上用いられていてもよい。
なお、本実施形態のクリーニングブレードを像保持体のクリーニングに利用する場合、画像形成時の像流れを抑制するためには、クリーニングブレードが像保持体に押し当てられる力NF(Normal Force)は1.3gf/mm以上2.3gf/mm以下の範囲であることが望ましく、1.6gf/mm以上2.0gf/mm以下の範囲であることがより望ましい。
また、クリーニングブレード先端部が像保持体に食込む長さが0.8mm以上1.2mm以下の範囲であることが望ましく、0.9mm以上1.1mm以下の範囲であることがより望ましい。
クリーニングブレードと像保持体との接触部における角度W/A(Working Angle)は8°以上14°以下の範囲であることが望ましく、10°以上12°以下の範囲であることがより望ましい。
一方、本実施形態のプロセスカートリッジは、像保持体や中間転写体等の1つ以上の被クリーニング部材表面に接触し、被クリーニング部材表面をクリーニングするクリーニング装置として、本実施形態のクリーニング装置を備えたものであれば特に限定されず、例えば、像保持体と、この像保持体表面をクリーニングする本実施形態のクリーニング装置とを含み、画像形成装置に対して脱着自在な態様等が挙げられる。例えば、各色のトナーに対応した像保持体を有するいわゆるタンデム機であれば、各々の像保持体毎に本実施形態のクリーニング装置を設けてもよい。加えて、本実施形態のクリーニング装置の他に、クリーニングブラシ等を併用してもよい。
−画像形成装置、クリーニング装置の具体例−
次に、本実施形態のクリーニングブレード、並びに、これを用いた画像形成装置およびクリーニング装置の具体例について、図面を用いてより詳細に説明する。
図4は、本実施形態の画像形成装置の一例を示す概略模式図であり、いわゆるタンデム型の画像形成装置について示したものである。
図4中、21は本体ハウジング、22、22a乃至22dは作像ユニット、23はベルトモジュール、24は記録媒体供給カセット、25は記録媒体搬送路、30は各感光体ユニット、31は像保持体(感光体ドラム)、33は各現像ユニット、34はクリーニング装置、35、35a乃至35dはトナーカートリッジ、40は露光ユニット、41はユニットケース、42はポリゴンミラー、51は一次転写装置、52は二次転写装置、53はベルトクリーニング装置、61は送出しロール、62は搬送ロール、63は位置合わせロール、66は定着装置、67は排出ロール、68は排紙部、71は手差し供給装置、72は送出しロール、73は両面記録用ユニット、74は案内ロール、76は搬送路、77は搬送ロール、230は中間転写ベルト、231、232は支持ロール、521は二次転写ロール、531はクリーニングブレードを表す。
図4に示すタンデム型画像形成装置は、本体ハウジング21内に四つの色(本実施の形態ではイエロ、マゼンタ、シアン、ブラック)の作像ユニット22(具体的には22a乃至22d)を配列し、その上方には各作像ユニット22の配列方向に沿って循環搬送される中間転写ベルト230が含まれるベルトモジュール23を配設する一方、本体ハウジング21の下方には用紙等の記録媒体(図示せず)が収容される記録媒体供給カセット24を配設すると共に、この記録媒体供給カセット24からの記録媒体の搬送路となる記録媒体搬送路25を垂直方向に配置したものである。
本実施の形態において、各作像ユニット22(22a乃至22d)は、中間転写ベルト230の循環方向上流側から順に、例えばイエロ用、マゼンタ用、シアン用、ブラック用(配列は必ずしもこの順番とは限らない)のトナー像を形成するものであり、各感光体ユニット30と、各現像ユニット33と、共通する一つの露光ユニット40とを備えている。
ここで、感光体ユニット30は、例えば感光体ドラム31と、この感光体ドラム31を予め帯電する帯電装置(帯電ロール)32と、感光体ドラム31上の残留トナーを除去するクリーニング装置34とを一体的にサブカートリッジ化したものである。
また、現像ユニット33は、帯電された感光体ドラム31上に露光ユニット40にて露光形成された静電潜像を対応する色トナー(本実施の形態では例えば負極性)で現像するものであり、例えば感光体ユニット30からなるサブカートリッジと一体化されてプロセスカートリッジ(所謂Customer Replaceable Unit)を構成している。
尚、感光体ユニット30を現像ユニット33から切り離して単独のプロセスカートリッジとしてもよいことは勿論である。また、図4中、符号35(35a乃至35d)は各現像ユニット33に各色成分トナーを補給するためのトナーカートリッジである(トナー補給経路は図示せず)。
一方、露光ユニット40は、ユニットケース41内に例えば四つの半導体レーザ(図示せず)、一つのポリゴンミラー42、結像レンズ(図示せず)および各感光体ユニット30に対応するそれぞれミラー(図示せず)を格納し、各色成分毎の半導体レーザからの光をポリゴンミラー42で偏向走査し、結像レンズ、ミラーを介して対応する感光体ドラム31上の露光ポイントに光像を導くよう配置したものである。
また、本実施の形態において、ベルトモジュール23は、例えば一対の支持ロール(一方が駆動ロール)231,232間に中間転写ベルト230を掛け渡したものであり、各感光体ユニット30の感光体ドラム31に対応した中間転写ベルト230の裏面には一次転写装置(本例では一次転写ロール)51が配設され、この一次転写装置51にトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加することで、感光体ドラム31上のトナー像を中間転写ベルト230側に静電的に転写する。更に、中間転写ベルト230の最下流作像ユニット22dの下流側の支持ロール232に対応した部位には二次転写装置52が配設されており、中間転写ベルト230上の一次転写像を記録媒体に二次転写(一括転写)する。
本実施の形態では、二次転写装置52は、中間転写ベルト230のトナー像保持面側に圧接配置される二次転写ロール521と、中間転写ベルト230の裏面側に配置されて二次転写ロール521の対向電極をなす背面ロール(本例では支持ロール232を兼用)とを備えている。そして、例えば二次転写ロール521が接地されており、また、背面ロール(支持ロール232)にはトナーの帯電極性と同極性のバイアスが印加されている。
更にまた、中間転写ベルト230の最上流作像ユニット22aの上流側にはベルトクリーニング装置53が配設されており、中間転写ベルト230上の残留トナーを除去する。
また、記録媒体供給カセット24には記録媒体を送り出す送出しロール61が設けられ、この送出しロール61の直後には記録媒体を送出する搬送ロール62が配設されると共に、二次転写部位の直前に位置する記録媒体搬送路25には記録媒体を定められたタイミングで二次転写部位へ供給するレジストレーションロール(位置合わせロール)63が配設されている。一方、二次転写部位の下流側に位置する記録媒体搬送路25には定着装置66が設けられ、この定着装置66の下流側には記録媒体排出用の排出ロール67が設けられており、本体ハウジング21の上部に形成された排紙部68に排出記録媒体が収容される。
更に、本実施の形態では、本体ハウジング21の側方には手差し供給装置(MSI)71が設けられており、この手差し供給装置71上の記録媒体は送出しロール72および搬送ロール62にて記録媒体搬送路25に向かって送出される。
更にまた、本体ハウジング21には両面記録用ユニット73が付設されており、この両面記録用ユニット73は、記録媒体の両面に画像記録を行う両面モード選択時に、片面記録済みの記録媒体を排出ロール67を逆転させ、かつ、入口手前の案内ロール74にて内部に取り込み、搬送ロール77にて内部の記録媒体戻し搬送路76に沿って記録媒体を搬送し、再度位置合わせロール63側へと供給するものである。
次に、図4に示すタンデム型画像形成装置内に配置されたクリーニング装置34について詳述する。
図5は、本実施形態のクリーニング装置の一例を示す模式断面図であり、図4中に示すクリーニング装置34と共にサブカートリッジ化された感光体ドラム31、帯電ロール32や、現像ユニット33も示した図である。
図5中、32は帯電ロール(帯電装置)、331はユニットケース、332は現像ロール、333はトナー搬送部材、334は搬送パドル、335はトリミング部材、341はクリーニングケース、342はクリーニングブレード、344はフィルムシール、345は搬送部材を表す。
クリーニング装置34は、残留トナーが収容され且つ感光体ドラム31に対向して開口するクリーニングケース341を有し、このクリーニングケース341の開口下縁には感光体ドラム31に接触配置されるクリーニングブレード342を図示外のブラケットを介して取り付ける一方、クリーニングケース341の開口上縁には感光体ドラム31との間が気密に保たれるフィルムシール344を取り付けたものである。尚、符号345はクリーニングケース341内に収容された廃トナーを側方の廃トナー容器に導く搬送部材である。
尚、本実施の形態では、各作像ユニット22(22a乃至22d)の全てのクリーニング装置34において、クリーニングブレード342として本実施形態のクリーニングブレードが用いられているほか、ベルトクリーニング装置53で用いられるクリーニングブレード531も本実施形態のクリーニングブレードが用いられてもよい。
また、本実施の形態で用いられる現像ユニット(現像装置)33は、例えば図5に示すごとく、現像剤が収容され且つ感光体ドラム31に対向して開口するユニットケース331を有している。ここで、このユニットケース331の開口に面した箇所に現像ロール332が配設されると共に、ユニットケース331内には現像剤攪拌搬送のためのトナー搬送部材333が配設されている。更に、現像ロール332とトナー搬送部材333との間には搬送パドル334を配設してもよい。
現像に際しては、現像ロール332に現像剤を供給した後、例えばトリミング部材335にて現像剤を層厚規制した状態で、感光体ドラム31に対向する現像領域に搬送される。
本実施の形態では、現像ユニット33としては、例えばトナーとキャリアとからなる二成分現像剤を使用するが、トナーのみからなる一成分現像剤を使用するものであっても差し支えない。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の作動を説明する。先ず、各作像ユニット22(22a乃至22d)が各色に対応した単色トナー像を形成すると、各色の単色トナー像は中間転写ベルト230表面に、元の原稿情報と一致するよう順次重ね合わせて一次転写される。続いて、中間転写ベルト230表面に転写されたカラートナー像は、二次転写装置52にて記録媒体表面に転写され、カラートナー像が転写された記録媒体は定着装置66による定着処理を経た後、排紙部68へと排出される。
一方、各作像ユニット22(22a乃至22d)において、感光体ドラム31上の残留トナーはクリーニング装置34にて清掃され、また、中間転写ベルト230上の残留トナーはベルトクリーニング装置53にて清掃される。
こうした作像過程において、夫々の残留トナーはクリーニング装置34(またはベルトクリーニング装置53)によって清掃される。
なお、クリーニングブレード342は、図5に示されるごとくクリーニング装置34内のフレーム部材に直接固定するのではなく、バネ材を介して固定されてもよい。
以下に、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。なお、以下の説明において「部」は「質量部」を意味する。
〔実施例1〕
−クリーニングブレード本体の作製−
まず、ポリカプロラクトンポリオール(ダイセル化学工業(株)製、プラクセル205、平均分子量529、水酸基価212KOHmg/g)およびポリカプロラクトンポリオール(ダイセル化学工業(株)製、プラクセル240、平均分子量4155、水酸基価27KOHmg/g)と、をポリオール成分のソフトセグメント材料として用いた。また、2つ以上のヒドロキシル基を含むアクリル樹脂(綜研化学社製、アクトフローUMB−2005B)をハードセグメント材料として用い、上記ソフトセグメント材料およびハードセグメント材料を8:2(質量比)の割合で混合した。
次に、このソフトセグメント材料とハードセグメント材料との混合物100部に対して、イソシアネート化合物として4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(日本ポリウレタン工業(株)製、ミリオネートMT)を6.26部加えて、窒素雰囲気下で70℃で3時間反応させた。尚、この反応で使用したイソシアネート化合物量は、反応系に含まれる水酸基に対するイソシアネート基の比(イソシアネート基/水酸基)が0.5となるよう選択したものである。
続いて、上記イソシアネート化合物を更に34.3部加え、窒素雰囲気下で70℃で3時間反応させて、プレポリマーを得た。尚、プレポリマーの使用に際して利用したイソシアネート化合物の全量は40.56部であった。
次に、このプレポリマーを100℃に昇温し、減圧下で1時間脱泡した。その後、プレポリマー100部に対して、1,4−ブタンジオールとトリメチロールプロパンとの混合物(質量比=60/40)を7.14部加え、3分間泡を巻きこまないよう混合し、ブレード形成用組成物Aを調製した。
次いで、140℃に金型を調整した遠心成形機に上記ブレード形成用組成物Aを流し込み、1時間硬化反応させた。次いで、110℃で24時間熟成加熱し、冷却した後切断して、長さ320mm、幅12mm、厚さ2mmであり、且つ図1および図2に示すごとく、潤滑部材が配置される領域に空間を有するクリーニングブレード本体を得た。
尚、得られたクリーニングブレード本体は、100%モジュラスが5MPa、JIS A硬さがA70であった。また、クリーニングブレード本体と後述の画像形成装置における感光体(被クリーニング部材)との摩擦係数は0.8であった。
−潤滑部材の形成−
前記クリーニングブレード本体の前記空間に、下記表1に記載の固体潤滑剤を埋め込み、潤滑部材を形成したクリーニングブレード1を作製した。
尚、潤滑部材から接触角部までの距離は0.3mm、潤滑部材の幅は2mm、潤滑部材の深さは8mmであった。
〔実施例2〕
用いる固体潤滑剤を下記表1に示すものに変更した以外は、実施例1に記載の方法によりクリーニングブレード2を作製した。
〔比較例1〕
潤滑部材部分を設けなかったこと以外は、実施例1に記載の方法によりクリーニングブレード3を作製した。
〔比較例2〕
以下の方法により、クリーニングブレード全体に固体潤滑剤が含有されているクリーニングブレードを作製した。
実施例1のブレード形成用組成物A100質量部に、固体潤滑剤としてステアリン酸亜鉛粒子(日油社製、商品名:ジンクステアレートGF−200)10質量部を攪拌機(アズワン社製)を用いて混合し、ブレード形成用組成物Bを得た。
得られたブレード形成用組成物Bを金型に注入し、金型を140℃加熱炉に投入し、1時間硬化反応させた。次いで、110℃で24時間熟成加熱し、冷却した後切断して、長さ320mm、幅12mm、厚さ2mmのクレーニングブレード4を作製した。
<評価試験>
−エッジ摩耗−
エッジ摩耗の評価に際しては、画像形成装置(富士ゼロックス(株)製、商品名:DocuCentre Color f450)を用い、高温高湿環境(28℃、85RH%)下にて、感光体の積算回転数が100KサイクルになるまでA4用紙(210×297mm、富士ゼロックス社製、P紙)を用いて画像形成させた後のクリーニングブレードのエッジ部(接触角部)の摩耗と、クリーニング不良と、を併せて評価して判断した。
尚、テストに際しては、感光体とクリーニングブレードとの接触部における潤滑効果を小さくした過酷な条件で評価するために、形成する画像の像密度を1%とした。
続いてテスト後のエッジ部(接触角部)の摩耗深さを、クリーニングブレードの断面側からキーエンス社製、レーザー顕微鏡VK−8510により観察した時に、感光体表面側のエッジ欠落部最大深さから計測した。
また、クリーニング不良の評価は、上記のテスト終了後に未転写ベタ画像(ベタ画像サイズ:400mm×290mm)が形成されたA3用紙を、感光体とクリーニングブレードとの間に給紙して、未定着画像の搬送方向最後端部分が感光体とクリーニングブレードとの接触部を通過し終えた直後に装置を停止し、トナーの擦り抜け有無を目視で確認し、擦り抜けが認められる場合をクリーニング不良とした。
尚、エッジ部(接触角部)の摩耗や欠けにより、トナーを塞き止める部位が欠落している場合はエッジ摩耗深さや欠け深さが大きい程、上述したテストでクリーニング不良が発生し易くなるため、上記テストはエッジ部(接触角部)の摩耗や欠けの定性的評価に有用である。
エッジ摩耗の評価基準を以下に示す。尚、許容範囲はG0からG2である。
・エッジ摩耗評価基準
G0:エッジ摩耗深さ3μm以下且つ摩耗跡無し、クリーニング不良未発生
G1:エッジ摩耗深さ3μm以下、クリーニング不良未発生
G2:エッジ摩耗深さ3μmを超え5μm以下、クリーニング不良未発生
G3:エッジ摩耗深さ3μmを超え5μm以下、クリーニング不良発生
G4:エッジ摩耗深さ5μmを超え10μm以下、クリーニング不良発生
G5:エッジ摩耗深さ10μmを超える、クリーニング不良発生
−感光体摩耗レート−
感光体摩耗レートは、前記試験前と試験後の感光体の膜厚を渦電流式の膜厚計で計測しその差分にて算出し、感光体1000cycle当りの感光体摩耗レートとして算出した。結果を表1に示す。
−高μ時および低μ時における潤滑剤供給量の測定−
高μ(タックアンダー時/つまり動摩擦力が高いのとき)の状態、および低μ(つまり動摩擦力が低いのとき)の状態での、感光体表面に供給される固体潤滑剤の量を、ブレードを走行させる前の質量とブレード走行後の質量とを測定し、その差から算出した。結果を表1に示す。
−総合評価−
以下の評価基準により、総合評価を行った。
A:エッジ摩耗がG0からG2、且つ感光体摩耗レート30nm/K・cycle以下
B:エッジ摩耗がG3からG5、および感光体摩耗レート30nm/K・cycle超えのどちらか一方でも該当
3A 接触角部、3B 先端面、3C 腹面、3D 背面、21 本体ハウジング、22、22a乃至22d 作像ユニット、23 ベルトモジュール、24 記録媒体供給カセット、25 記録媒体搬送路、30 感光体ユニット、31 被クリーニング部材(像保持体)、32 帯電ロール、33 現像ユニット、34 クリーニング装置、35、35a乃至35d トナーカートリッジ、40 露光ユニット、41 ユニットケース、42 ポリゴンミラー、51 一次転写装置、52 二次転写装置、53 ベルトクリーニング装置、61 送出しロール、62 搬送ロール、63 位置合わせロール、66 定着装置、67 排出ロール、68 排紙部、71 手差し供給装置、72 送出しロール、73 両面記録用ユニット、74 案内ロール、76 搬送路、77 搬送ロール、230 中間転写ベルト、231、232 支持ロール、331 ユニットケース、332 現像ロール、333 トナー搬送部材、334 搬送パドル、335 トリミング部材、341 クリーニングケース、342 クリーニングブレード、344 フィルムシール、345 搬送部材、521 二次転写ロール、531 クリーニングブレード

Claims (7)

  1. 駆動する被クリーニング部材に接触して前記被クリーニング部材の表面をクリーニングする接触角部と、前記接触角部が1つの辺を構成し且つ前記駆動の方向の上流側を向くよう配置される先端面と、を有し、
    前記先端面の、前記被クリーニング部材が駆動していないときに該被クリーニング部材に接触しない領域であって且つ前記被クリーニング部材が駆動しているときに該被クリーニング部材との摩擦によって撓むことで該被クリーニング部材に接触する領域に、固体潤滑剤を含有する潤滑部材を備え、
    一方、前記先端面の、前記被クリーニング部材が駆動していないときに該被クリーニング部材に接触する領域には、前記潤滑部材を備えないクリーニングブレード。
  2. 前記潤滑部材から前記接触角部までの距離が0.1mm以上0.7mm以下である請求項1に記載のクリーニングブレード。
  3. 前記接触角部と前記被クリーニング部材とが接触する方向に沿う方向の全域にわたって前記潤滑部材を備える請求項1または請求項2に記載のクリーニングブレード。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のクリーニングブレードを備えたクリーニング装置。
  5. 請求項4に記載のクリーニング装置を備え、画像形成装置に対して脱着自在であるプロセスカートリッジ。
  6. 像保持体と、
    前記像保持体を帯電する帯電装置と、
    帯電した前記像保持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成装置と、
    前記像保持体の表面に形成された静電潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像装置と、
    前記像保持体上に形成されたトナー像を記録媒体上に転写する転写装置と、
    前記転写装置によって前記トナー像が転写された後の前記像保持体の表面に、前記クリーニングブレードを接触させてクリーニングする請求項4に記載のクリーニング装置と、
    を備える画像形成装置。
  7. 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載のクリーニングブレードの前記接触角部を、駆動する被クリーニング部材に接触させて該被クリーニング部材の表面をクリーニングし、
    且つ前記被クリーニング部材が駆動していないときには該被クリーニング部材表面に前記潤滑部材から固体潤滑剤が供給されず、前記被クリーニング部材が駆動し摩擦によって前記クリーニングブレードが撓んだ際には、前記潤滑部材が前記被クリーニング部材に接触することにより、該被クリーニング部材表面に前記潤滑部材から固体潤滑剤が供給されるクリーニング方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH1010941A (ja) * 1996-06-26 1998-01-16 Ricoh Co Ltd 電子写真記録装置に用いられるクリーニングブレード及びその製造方法、並びに電子写真記録装置に用いられるクリーニングユニット
US6156824A (en) * 1996-03-22 2000-12-05 Nippon Zeon Co., Ltd. Lubricative polymer containing liquid and method of forming film of lubricative polymer

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