JP6090149B2 - クリーニングブレード、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 - Google Patents

クリーニングブレード、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、クリーニングブレード、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式の複写機、プリンタ、ファクシミリ等においては、感光体等の像保持体の表面の残存トナー等を除去するための清掃手段としてクリーニングブレードが用いられている。尚、クリーニングブレードは特にこれらに限定されず、多様な被クリーニング部材の表面を清掃するための手段として用いられている。
例えば、特許文献1には、数平均分子量500〜5000で且つ(エステル基のモル数/ポリエステルポリオールの重量)で表されるエステル濃度が6〜8mmol/gの範囲にあるポリエステルポリオールからなる長鎖ポリオールと、ポリイソシアネートと、分子量500未満の短鎖ポリオールとを用いて得られるポリウレタンからなると共に前記長鎖ポリオールの主成分が1,9−ノナンジオール及びメチル−1,8−オクタンジオールの少なくとも一方とアジピン酸との縮合によるポリエステルポリオールであるゴム弾性体であり、且つ前記ゴム弾性体の10℃及び50℃の反発弾性をそれぞれRbT10及びRbT50としたとき、(RbT50−RbT10)で表されるΔRbが、55%以下であると共に前記ゴム弾性体の10℃の反発弾性が15%以上であり且つ50℃の反発弾性が70%以下であると共に−20℃〜60℃の温度範囲の反発弾性最小値が0℃以下にあることを特徴とする電子写真用ゴム部材が開示されている。
特開2005−182072号公報
本発明は、耐摩耗性と耐欠け性を両立したクリーニングブレードを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、以下の発明が提供される。
請求項1の発明は、被クリーニング部材と接触する部分が、炭素数10以上である第1のジオール成分及び炭素数5以下である第2のジオール成分を50/50以上80/20以下のモル比(第1のジオール成分/第2のジオール成分)でジカルボン酸と縮合させたポリエステルポリオール由来の構造、ポリイソシアネート由来の構造、並びにトリオール由来の構造を有するポリウレタンゴムを含む部材で構成されているクリーニングブレードである。
請求項2の発明は、前記被クリーニング部材と接触する部分を構成する部材の100%モジュラスが6MPa以上であり、且つ、Tanδピーク温度が0℃以下である請求項1に記載のクリーニングブレードである。
請求項3の発明は、前記第2のジオール成分が、1,3−プロパンジオール及び1,4−ブタンジオールから選ばれる少なくとも1種である請求項1又は請求項2に記載のクリーニングブレードである。
請求項4の発明は、前記ポリエステルポリオールを構成する前記第1のジオール成分と前記第2のジオール成分のモル比(第1のジオール成分/第2のジオール成分)が、50/50以上70/30以下である請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のクリーニングブレードである。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のクリーニングブレードを備えたクリーニング装置である。
請求項6の発明は、像保持体と、前記像保持体を帯電する帯電装置と、帯電した前記像保持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成装置と、前記像保持体の表面に形成された静電潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像装置と、前記像保持体上に形成されたトナー像を記録媒体上に転写する転写装置と、前記像保持体の表面に、前記クリーニングブレードを接触させてクリーニングする請求項5に記載のクリーニング装置と、を備える画像形成装置である。
請求項7の発明は、請求項5に記載のクリーニング装置を備え、画像形成装置に脱着自在であるプロセスカートリッジである。
請求項1の発明によれば、被クリーニング部材と接触する部材に含まれるポリウレタンが、炭素数10以上である第1のジオール成分及び炭素数5以下である第2のジオール成分を50/50以上80/20以下のモル比(第1のジオール成分/第2のジオール成分)でジカルボン酸と縮合させたポリエステルポリオール由来の構造を含まない場合に比べ、耐摩耗性と耐欠け性を両立したクリーニングブレードが提供される。
請求項2の発明によれば、被クリーニング部材と接触する部材が、上記100%モジュラス及びTanδピーク温度を満たさない場合に比べ、耐摩耗性と耐欠け性を両立したクリーニングブレードが提供される。
請求項3の発明によれば、第2のジオール成分が、1,5−ペンタンジオールである場合に比べ、耐欠け性が高いクリーニングブレードが提供される。
請求項4の発明によれば、前記ポリエステルポリオールを構成する前記第1のジオール成分と前記第2のジオール成分のモル比が、50/50以上70/30以下の範囲外である場合に比べ、耐欠け性が高いクリーニングブレードが提供される。
請求項5、6、及び7の発明によれば、クリーニングブレードにおける被クリーニング部材と接触する部材に含まれるポリウレタンが、炭素数10以上である第1のジオール成分及び炭素数5以下である第2のジオール成分を50/50以上80/20以下のモル比(第1のジオール成分/第2のジオール成分)でジカルボン酸と縮合させたポリエステルポリオール由来の構造を含まない場合に比べ、クリーニングブレードの摩耗又は欠けに伴う画像欠陥が抑制されるクリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置が提供される。
本実施形態におけるクリーニングブレードの一例を示す概略図である。 本実施形態におけるクリーニングブレードの他の一例を示す概略図である。 本実施形態におけるクリーニングブレードの他の一例を示す概略図である。 本実施形態の画像形成装置の一例を示す概略模式図である。 本実施形態のクリーニング装置の一例を示す模式断面図である。
以下、本発明のクリーニングブレード、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置の実施形態について詳細に説明する。
<クリーニングブレード>
本実施形態のクリーニングブレードは、被クリーニング部材と接触する部分が、炭素数10以上である第1のジオール成分及び炭素数5以下である第2のジオール成分を50/50以上80/20以下のモル比(第1のジオール成分/第2のジオール成分)でジカルボン酸と縮合させたポリエステルポリオール由来の構造、ポリイソシアネート由来の構造、並びにトリオール由来の構造を有するポリウレタンを含む部材で構成されている。
なお、「由来の構造」とは、ポリウレタンの合成に用いた材料の分子が他の材料の分子と結合(付加又は縮合)した後に反応生成物(ポリウレタン)に残留する構造を意味する。ポリウレタン中の上記各材料に由来する構造の有無は、1H-NMR(プロトン核磁気共鳴)及びGC-MS(ガス・クロマトグラフ-質量分析計)によって分析される。
クリーニングブレードは、通常、剛性板状支持材とゴム弾性体とから構成され、ゴム弾性体としては、耐摩耗性や、機械的強度や、耐油性や、耐オゾン性に優れていることからウレタンゴムが主に用いられる。ウレタンゴムを形成するためのポリウレタン溶液としては、通常、イソシアネート及びポリオールからなるプレポリマーと、ポリオール、鎖延長剤、及び触媒からなる硬化剤との混合物を用い、遠心成形ドラム内又は金型に注型して加熱成形される。
画像形成装置等に用いられるクリーニングブレードは被クリーニング部材(像保持体等)と接触して摺動するため、接触部分が次第に摩耗し、この摩耗の程度によって寿命が変化する。そのため、高耐久化の観点から耐摩耗性が求められる。しかし、クリーニングブレードに耐摩耗性を付与しようとすると求められるゴム物性(強度)が得られず、その結果繰返しの使用によってブレードの被クリーニング部材(像保持体等)との接触部分に欠けが生じることがあった。つまり、耐摩耗性と強度(耐欠け性)とを両立することが困難であった。
これに対し、本実施形態のクリーニングブレードは、接触部材を構成するポリウレタンゴムが、炭素数が異なる2種類のジオール成分を特定のモル比でジカルボン酸と縮合させたポリエステルポリオールを構成成分としていることで、耐摩耗性と耐欠け性とが両立される。耐摩耗性と耐欠け性とが両立される理由としては以下のように推測される。
炭素数が10以上である第1のジオール成分を特定のモル比で用いることによりポリオールの分子運動性が上がり、ガラス転移点が下がり、低温特性が向上し、高靱性化により耐欠け性が向上すると考えられる。
また、炭素数が5以下である第2のジオール成分を特定のモル比で用いることによりポリオールの分子運動性が下がり、分子凝集力が向上することで、機械強度(100%モジュラス)が向上し、被クリーニング部材に対して圧力をかけて接していてもブレードが歪み難いため、接触面積が広がり難く、摩耗が抑制されると考えられる。
次いで、本実施形態のクリーニングブレードの構成について説明する。
本実施形態のクリーニングブレードは、被クリーニング部材と接触する部材(以下「接触部材」と称す)が、炭素数10以上である第1のジオール成分及び炭素数5以下である第2のジオール成分を50/50以上80/20以下のモル比(第1のジオール成分/第2のジオール成分)でジカルボン酸と縮合させたポリエステルポリオール由来の構造、ポリイソシアネート由来の構造、並びにトリオール由来の構造を有するポリウレタンを含む部材で構成されていればよい。
例えば、前記接触部材からなり且つ被クリーニング部材の表面に接触する第一層と、該第一層の背面に、背面層としての第二層が設けられた2層構成であってもよいし、3層以上の構成であってもよい。また、被クリーニング部材と接触する部分の角部のみが前記接触部材からなり、その周囲が他の材料からなる構成であってもよい。
次に、本実施形態のクリーニングブレードの構成について、図を用いてより詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態に係るクリーニングブレードを示す概略図であり、被クリーニング部材(例えば像保持体)の表面に接触した状態を示す図である。また、図2は第2の実施形態に係るクリーニングブレードが被クリーニング部材(例えば像保持体)の表面に接触した状態を示す図である。図3は第3の実施形態に係るクリーニングブレードが被クリーニング部材(例えば像保持体)の表面に接触した状態を示す図である。
まず、クリーニングブレードの各部について図1を用いて説明する。以下においては、図1に示すごとく、クリーニングブレードは、駆動する像保持体(感光体ドラム)31に接触して像保持体31の表面をクリーニングする接触部(接触角部)3Aと、接触角部3Aが1つの辺を構成し且つ前記駆動の方向(矢印A方向)の上流側を向く先端面3Bと、接触角部3Aが1つの辺を構成し且つ前記駆動の方向(矢印A方向)の下流側を向く腹面3Cと、先端面3Bと1つの辺を共有し且つ腹面3Cに対向する背面3Dと、を有する。
また、接触角部3Aと平行な方向を奥行き方向と、接触角部3Aから先端面3Bが形成されている側の方向を厚み方向と、接触角部3Aから腹面3Cが形成されている側の方向を幅方向と称す。
図1に示す第1の実施形態に係るクリーニングブレード342Aは、感光体ドラム31と接触する部分(接触角部)3Aを含めて、全体が単一の材料から構成されており、即ち接触部材のみからなる態様である。
なお、本実施形態のクリーニングブレードは、図2に示す第2の実施形態のごとく、感光体ドラム31と接触する部分(接触角部)3Aを含み、腹面3C側全面に渡って形成され且つ接触部材からなる第一層3421Bと、該第一層よりも背面3D側に形成され且つ接触部材とは異なる材料からなる背面層としての第二層3422Bと、が設けられた2層構成のクリーニングブレード342Bであってもよい。
更に、本実施形態のクリーニングブレードは、図3に示す第3の実施形態のごとく、感光体ドラム31と接触する部分つまり接触角部3Aを含み、1/4に切断された円柱が奥行き方向に伸びた形状を有し該形状の直角部分が接触角部3Aを形成する、接触部材からなる接触部材(エッジ部材)3421Cと、接触部材3421Cの厚み方向の背面3D側および幅方向の先端面3Bとは反対側を覆い、つまり前記接触部材3421C以外の部分を構成する、接触部材とは異なる材料からなる背面部材3422Cと、が設けられた構成のクリーニングブレード342Cであってもよい。
なお、図3では接触部材として1/4に切断された円柱の形状を有する部材の例を示したが、これに限定されるものではない。接触部材としては、例えば楕円状の円柱が1/4に切断された形状や、正方形の四角柱、長方形の四角柱等の形状であってもよい。
また、通常クリーニングブレードは剛性板状支持材に接着されて用いられる。
−接触部材の組成−
本実施形態のクリーニングブレードにおける接触部材は、ポリウレタンゴムを含んで構成されている。
〔ポリウレタンゴム〕
ポリウレタンゴムは、炭素数10以上である第1のジオール成分及び炭素数5以下である第2のジオール成分を50/50以上80/20以下のモル比(第1のジオール成分/第2のジオール成分)でジカルボン酸と縮合させたポリエステルポリオール由来の構造、ポリイソシアネート由来の構造、並びにトリオール由来の構造を有する。ポリウレタンゴムは、必要に応じて、ポリオール成分以外にポリイソシアネートのイソシアネート基と反応し得る官能基を有する樹脂を重合したポリウレタンゴムであってもよい。
ポリウレタンゴムはハードセグメントとソフトセグメントとを有していることが望ましい。「ハードセグメント」および「ソフトセグメント」とは、ポリウレタンゴム材料中で、前者を構成する材料の方が、後者を構成する材料よりも相対的に硬い材料からなり、後者を構成する材料の方が前者を構成する材料よりも相対的に柔らかい材料からなるセグメントを意味する。
ハードセグメントを構成する材料(ハードセグメント材料)としては、ポリイソシアネート、鎖延長剤(例えばジオール等)、イソシアネート基に対して反応し得る官能基を有する樹脂等が挙げられる。
一方、ソフトセグメントを構成する材料(ソフトセグメント材料)としては、炭素数10以上である第1のジオール成分及び炭素数5以下である第2のジオール成分とジカルボン酸との脱水縮合により得られるポリエステルポリオール、架橋剤(トリオール)等が挙げられる。
・ポリエステルポリオール成分
ポリウレタンゴムを構成するポリエステルポリオール成分としては、炭素数10以上である第1のジオール成分及び炭素数5以下である第2のジオール成分を50/50以上80/20以下のモル比(第1のジオール成分/第2のジオール成分)でジカルボン酸と縮合させたポリエステルポリオールを用いる。なお、耐欠け性を向上させる観点から、ジカルボン酸と反応させる第1のジオール成分と第2のジオール成分のモル比(第1のジオール成分/第2のジオール成分)は、50/50以上70/30以下であることが望ましく、50/50以上65/35以下であることがより望ましい。
また、ポリエステルポリオールの数平均分子量は1000以上5000以下であることが望ましく、1000以上3000以下であることがより望ましい。
(ジカルボン酸)
ポリエステルポリオールの合成に用いるジカルボン酸としては例えばシュウ酸、マロン酸、コハク酸、メチルマロン酸、グルタル酸、エチルマロン酸、メチルコハク酸、アジピン酸、プロピルマロン酸、エチルコハク酸、ジメチルコハク酸、ピメリン酸、ブチルマロン酸、ジエチルマロン酸、プロピルコハク酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ウンデカン二酸、ドデカン二酸、フタル酸、デカメチレンジカルボン酸等が挙げられる。これらのうち、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、デカメチレンジカルボン酸、フタル酸が望ましい。
なお、ジカルボン酸は、単独で使用してもよいし、2種以上併用してもよい。
(第1のジオール)
ポリエステルポリオールの合成に用いる第1のジオールは炭素数が10以上のジオールであり、例えば、1,10−デカンジオール、1,11−ウンデカンジオール、1,12−ドデカンジオール、1,13−トリデカンジオール、1,14−テトラデカンジオール等が挙げられる。
第1のジオールの炭素数は、市場入手性及びコストの観点から15以下であることが望ましく、12以下であることがより望ましい。具体的には1,10−デカンジオール、1,11−ウンデカンジオール、1,12−ドデカンジオールが望ましい。
なお、第1のジオールは、炭素数が10以上のジオールを単独で使用してもよいし、2種以上併用してもよい。
(第2のジオール)
ポリエステルポリオールの合成に用いる第2のジオールは炭素数が5以下のジオールであり、例えば、エチレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオールが挙げられる。
第2のジオールの炭素数は、耐欠け性の向上の観点から2以上4以下であることが望ましく、具体的には1,2−エタンジオール(エチレングリコール),3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオールが望ましい。
なお、第2のジオールは、炭素数が5以下のジオールを単独で使用してもよいし、2種以上併用してもよい。
ポリエステルポリオール成分の重合比は、ポリウレタンゴムの全重合成分に対して、45モル%以上90モル%以下がよく、望ましくは50モル%以上85モル%以下が望ましい。
・ポリイソシアネート成分
ポリウレタンゴムを構成するポリイソシアネート成分としては、例えば、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、2,6−トルエンジイソシアネート(TDI)、1,6−ヘキサンジイソシアネート(HDI)、1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)、3,3−ジメチルフェニル−4,4−ジイソシアネート(TODI)などが挙げられる。
ポリイソシアネート成分としては、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)、1,6−ヘキサンジイソシアネート(HDI)が望ましい。
これらポリイソシアネート成分は、単独で使用してもよいし、2種以上併用してもよい。
ポリイソシアネート成分の重合比は、ポリウレタンゴムの全重合成分に対して、5モル%以上30モル%以下がよく、望ましくは8モル%以上20モル%以下である。
・架橋剤
架橋剤としては、ジオール(2官能)、トリオール(3官能)、テトラオール(4官能)等が挙げられ、これらを併用してもよい。また、架橋剤としてアミン系化合物を用いてもよい。尚、3官能以上の架橋剤を用いて架橋されたものであることが望ましい。
3官能の架橋剤としては特に限定されず、例えば、トリメチロールプロパン、グリセリン、トリイソプロパノールアミン等が挙げられる。上記3官能の架橋剤を用いて架橋することにより、ポリウレタンの圧縮特性、反発弾性等が更に向上する。
架橋剤の配合量は、ポリエステルポリオール成分に対し2質量部未満が望ましい。架橋剤の上記配合量が2質量部未満であれば、分子運動が化学架橋で拘束され難く、熟成によるウレタン結合由来のハードセグメントが大きく成長し、十分な硬度が得られ易い。
・鎖延長剤
また、鎖延長剤として、重量平均分子量(Mw)が400未満のジオール又はジアミンを用いてもよく、例えば1,4−ブタンジオール等が挙げられる。
鎖延長剤の配合量は、ポリエステルポリオール成分に対し、20質量部以下が望ましい。
・ポリウレタンゴムの製造方法
本実施形態のクリーニングブレードにおける接触部材を構成するポリウレタンゴムの製造は、プレポリマー法やワンショット法など、ポリウレタンの一般的な製造方法が用いられる。プレポリマー法は強度、耐摩耗性に優れるポリウレタンが得られるため本実施形態には好適であるが、製法により制限されるものではない。
なお、クリーニングブレードの成形は、上記方法により調製されたクリーニングブレード形成用の組成物を、例えば、遠心成形や押し出し成形等を利用して、シート状に形成し、切断加工等を施すことにより作製される。
ここで、ポリウレタンゴムの製造に使用する触媒としては、第三級アミン等のアミン系化合物、第四級アンモニウム塩、有機錫化合物等の有機金属化合物等が挙げられる。
上記第三級アミンとしては、例えば、トリエチルアミン等のトリアルキルアミン、N,N,N’,N’−テトラメチル−1,3−ブタンジアミン等のテトラアルキルジアミン、ジメチルエタノールアミン等のアミノアルコール、エトキシル化アミン、エトキシル化ジアミン、ビス(ジエチルエタノールアミン)アジペート等のエステルアミン、トリエチレンジアミン(TEDA)、N,N−ジメチルシクロヘキシルアミン等のシクロヘキシルアミン誘導体、N−メチルモルホリン、N−(2−ヒドロキシプロピル)−ジメチルモルホリン等のモルホリン誘導体、N,N’−ジエチル−2−メチルピペラジン、N,N’−ビス−(2−ヒドロキシプロピル)−2−メチルピペラジン等のピペラジン誘導体等が挙げられる。
上記第四級アンモニウム塩としては、例えば、2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウム・オクチル酸塩、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノネン−5(DBN)・オクチル酸塩、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセン−7(DBU)−オクチル酸塩、DBU−オレイン酸塩、DBU−p−トルエンスルホン酸塩、DBU−蟻酸塩、2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウム・蟻酸塩等が挙げられる。
上記有機錫化合物としては、例えば、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジ(2−エチルヘキソエート)等のジアルキル錫化合物や、2−エチルカプロン酸第1錫、オレイン酸第1錫等が挙げられる。
これら触媒の中でも、耐加水分解性の点では第三級アンモニウム塩のトリエチレンジアミン(TEDA)が用いられ、加工性の点で第四級アンモニウム塩が好適に用いられる。第四級アンモニウム塩の中でも、高反応活性である1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノネン−5(DBN)・オクチル酸塩、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセン−7(DBU)−オクチル酸塩、DBU−蟻酸塩が好適に用いられる。
上記触媒の含有量は、接触部材を構成するポリウレタンゴム全体の0.0005質量%以上0.03質量%以下の範囲が望ましく、特に望ましくは0.001質量%以上0.01質量%以下である。
これらは単独でもしくは2種以上併せて用いられる。
ポリウレタンゴム部材は、上述したポリエステルポリオールに、イソシアネート化合物、架橋剤および触媒等を配合して、分子配列のムラが抑制され得る成形条件で成形する。
具体的には、ポリウレタンを形成するための組成物を調製する際にポリエステルポリオールやプレポリマーの温度を低くしたり、硬化・成形の温度を低くしたりすることにより、架橋の進行が遅くなるように調整する。これらの温度(ポリエステルポリオールやプレポリマーの温度、硬化・成形の温度)を低く設定すると、反応性を下げる事により、ウレタン結合部が凝集し、結晶体が得られる。
なお、ポリエステルポリオール、ポリイソシアネート、及び架橋剤の量や、架橋剤の比率等は求められる範囲に調整する。
−接触部材の物性−
本実施形態のクリーニングブレードの接触部材(ポリウレタン部材)は、100%モジュラスが6MPa以上であり、且つ、Tanδピーク温度が0℃以下であることが望ましい。
ここで、100%モジュラス及びTanδピーク温度は、後述する[実施例]において測定される値である。
・100%モジュラス
接触部材(ポリウレタンゴム部材)の100%モジュラス(M100[MPa])は、耐摩耗性及び耐欠け性の点から、6MPa以上であることが望ましく6.5MPa以上8MPa以下がより望ましく、更に望ましくは7MPa以上8.5MPa以下である。
接触部材(ポリウレタンゴム部材)の100%モジュラスを6MPa以上にすると、耐摩耗性及び耐欠け性が高まることから好適である。
・Tanδピーク温度
接触部材(ポリウレタンゴム部材)のTanδピーク温度[℃]は、0℃以下であることが望ましく、より望ましく−30℃以上−1℃以下、更に望ましくは−15℃以上−5℃以下ある。
接触部材(ポリウレタンゴム部材)のTanδピーク温度[℃]を0℃以下とすると、耐摩耗性及び耐欠け性が高まることから好適である。
ここで、接触部材(ポリウレタンゴム部材)のTanδピーク温度[℃]を0℃以下、つまりマイナス(−)側へシフトさせるには、1)数平均分子量の高いポリテトラメチレンエーテルグリコールを使用する方法、2)ポリテトラメチレンエーテルグリコールの使用量(重合比)を高める方法が挙げられる。
また、1)接触部材(ポリウレタンゴム部材)の成形温度を高めて、化学架橋を促進させる方法、2)接触部材(ポリウレタンゴム部材)の成形後の熟成を高温下で行う方法によっても、ポリウレタンゴム中のハードセグメント凝集体の成長が抑制されることから、接触部材(ポリウレタンゴム部材)のTanδピーク温度[℃]を0℃以下に制御し易くなる。
・硬度
接触部材(ポリウレタンゴム部材)の硬度(JIS−A)は、耐摩耗性及び耐欠け性の点から、60°以上90°以下がよく、望ましくは70°以上80°以下である。
・反発弾性率
接触部材(ポリウレタンゴム部材)の反発弾性率(Re[%])は耐摩耗性及び耐欠け性の点から、28%以上60%以下がよく、望ましくは30%以上40%以下である。
・重量平均分子量
なお、接触部材(ポリウレタンゴム部材)の重量平均分子量は、1000以上4000以下がよく、望ましくは1500以上3500以下である。
−非接触部材の組成−
次に、本実施形態のクリーニングブレードが、図2に示す第2実施形態や図3に示す第3実施形態のごとく、接触部材と該接触部材以外の領域(非接触部材)とがそれぞれ異なる材料にて構成されている場合における、非接触部材の組成について説明する。
非接触部材は、接触部材を支持する機能を有していれば、特に限定されずに公知の如何なる材料をも用い得る。具体的には、非接触部材に用いられる材料としては、例えば、ポリウレタンゴム、シリコンゴム、フッ素ゴム、プロロピレンゴム、ブタジエンゴム等が挙げられる。これらの中で、ポリウレタンゴムがよい。ポリウレタンゴムとしては、エステル系ポリウレタン、エーテル系ポリウレタンが挙げられ、特にエステル系ポリウレタンが望ましい。
−クリーニングブレードの製造−
図1に示す接触部材のみからなるクリーニングブレードの場合には、前述の接触部材の成形方法によってクリーニングブレードが製造される。
また、図2に示す二層構成などの複数層構成のクリーニングブレードの場合には、接触部材としての第一層および非接触部材としての第二層(3層以上の層構成である場合には複数の層)を、相互に貼り合わせることによりクリーニングブレードが作製される。上記貼り合わせる方法としては、両面テープ、各種接着剤等が好適に用いられる。また、成型時に時間差を置いて各層の材料を金型に流し込み、接着層を設けずに材料間で結合させることによって複数の層を接着してもよい。
また、図3に示す接触部材(エッジ部材)と非接触部材(背面部材)とを有する構成の場合には、図3に示す接触部材3421Cを2つ、腹面3C側同士を重ね合わせた半円柱の形状に対応する空洞(接触部材形成用の組成物を流し込む領域)を有する第一金型と、接触部材3421Cおよび非接触部材3422Cを2つ、腹面3C側同士を重ね合わせた形状に対応する空洞を有する第二金型と、を準備する。前記第一金型の前記空洞に接触部材形成用の組成物を流し込んで硬化させ接触部材3421Cが2つ重なった形状の第一成形物を形成する。次いで、上記第一金型を取り外した後、更に第二金型の空洞の内部に前記第一成形物が配置されるよう、第二金型を設置する。その後、第二金型の空洞内に、前記第一成形物を覆うよう非接触部材形成用の組成物を流し込み硬化させ、前記接触部材3421Cおよび非接触部材3422Cが2つ腹面3C側同士で重なった形状の第二成形物を形成する。次いで、形成された第二成形物を真ん中、つまり腹面3Cとなる部分で切断して、半円柱形状の接触部材が真ん中で分断されて1/4に切断された円柱形状となるよう切断し、更に定められた寸法に切断することで図3に示すクリーニングブレードが得られる。
−クリーニングブレードの用途−
本実施形態のクリーニングブレードを利用して被クリーニング部材をクリーニングする場合、クリーニングの対象となる被クリーニング部材としては、画像形成装置内において、表面のクリーニングが要求される部材であれば特に限定されず、例えば、中間転写体や、帯電ロール、転写ロール、被転写材搬送ベルト、用紙搬送ロール、像保持体からトナーを除去するクリーニングブラシからさらにトナーを除去するデトーニングロール等も挙げられるが、本実施形態においては、像保持体であることが特に望ましい。なお、本実施形態のクリーニングブレードは、画像形成装置用の部材以外の部材を被クリーニング部材として、クリーニングするものであってもよい。
<クリーニング装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置>
次に、本実施形態のクリーニングブレードを用いたクリーニング装置、プロセスカートリッジ、および、画像形成装置について説明する。
本実施形態のクリーニング装置は、被クリーニング部材表面に接触し、被クリーニング部材の表面をクリーニングするクリーニングブレードとして、本実施形態のクリーニングブレードを備えたものであれば特に限定されない。例えば、クリーニング装置の構成例としては、被クリーニング部材側に開口部を有するクリーニングケース内に、エッジ先端が開口部側となるようクリーニングブレードを固定すると共に、クリーニングブレードにより被クリーニング部材表面から回収された廃トナー等の異物を異物回収容器に導く搬送部材を備えた構成などが挙げられる。また、本実施形態のクリーニング装置には、本実施形態のクリーニングブレードが2つ以上用いられていてもよい。
なお、本実施形態のクリーニングブレードを像保持体のクリーニングに利用する場合、画像形成時の像流れを抑制するためには、クリーニングブレードが像保持体に押し当てられる力NF(Normal Force)は1.3gf/mm以上2.3gf/mm以下の範囲であることが望ましく、1.6gf/mm以上2.0gf/mm以下の範囲であることがより望ましい。
また、クリーニングブレード先端部が像保持体に食込む長さが0.8mm以上1.2mm以下の範囲であることが望ましく、0.9mm以上1.1mm以下の範囲であることがより望ましい。
クリーニングブレードと像保持体との接触部における角度W/A(Working Angle)は8°以上14°以下の範囲であることが望ましく、10°以上12°以下の範囲であることがより望ましい。
一方、本実施形態のプロセスカートリッジは、像保持体や中間転写体等の1つ以上の被クリーニング部材表面に接触し、被クリーニング部材表面をクリーニングするクリーニング装置として、本実施形態のクリーニング装置を備えたものであれば特に限定されず、例えば、像保持体と、この像保持体表面をクリーニングする本実施形態のクリーニング装置とを含み、画像形成装置に対して脱着自在な態様等が挙げられる。例えば、各色のトナーに対応した像保持体を有するいわゆるタンデム機であれば、各々の像保持体毎に本実施形態のクリーニング装置を設けてもよい。加えて、本実施形態のクリーニング装置の他に、クリーニングブラシ等を併用してもよい。
−クリーニングブレード、画像形成装置、クリーニング装置の具体例−
次に、本実施形態のクリーニングブレード、並びに、これを用いた画像形成装置およびクリーニング装置の具体例について、図面を用いてより詳細に説明する。
図4は、本実施形態の画像形成装置の一例を示す概略模式図であり、いわゆるタンデム型の画像形成装置について示したものである。
図4中、21は本体ハウジング、22、22a乃至22dは作像ユニット、23はベルトモジュール、24は記録媒体供給カセット、25は記録媒体搬送路、30は各感光体ユニット、31は感光体ドラム、33は各現像ユニット、34はクリーニング装置、35、35a乃至35dはトナーカートリッジ、40は露光ユニット、41はユニットケース、42はポリゴンミラー、51は一次転写装置、52は二次転写装置、53はベルトクリーニング装置、61は送出しロール、62は搬送ロール、63は位置合わせロール、66は定着装置、67は排出ロール、68は排紙部、71は手差し供給装置、72は送出しロール、73は両面記録用ユニット、74は案内ロール、76は搬送路、77は搬送ロール、230は中間転写ベルト、231、232は支持ロール、521は二次転写ロール、531はクリーニングブレードを表す。
図4に示すタンデム型画像形成装置は、本体ハウジング21内に四つの色(本実施形態ではイエロ、マゼンタ、シアン、ブラック)の作像ユニット22(具体的には22a乃至22d)を配列し、その上方には各作像ユニット22の配列方向に沿って循環搬送される中間転写ベルト230が含まれるベルトモジュール23を配設する一方、本体ハウジング21の下方には用紙等の記録媒体(図示せず)が収容される記録媒体供給カセット24を配設すると共に、この記録媒体供給カセット24からの記録媒体の搬送路となる記録媒体搬送路25を垂直方向に配置したものである。
本実施形態において、各作像ユニット22(22a乃至22d)は、中間転写ベルト230の循環方向上流側から順に、例えばイエロ用、マゼンタ用、シアン用、ブラック用(配列は必ずしもこの順番とは限らない)のトナー像を形成するものであり、各感光体ユニット30と、各現像ユニット33と、共通する一つの露光ユニット40とを備えている。
ここで、感光体ユニット30は、例えば感光体ドラム31と、この感光体ドラム31を予め帯電する帯電装置(帯電ロール)32と、感光体ドラム31上の残留トナーを除去するクリーニング装置34とを一体的にサブカートリッジ化したものである。
また、現像ユニット33は、帯電された感光体ドラム31上に露光ユニット40にて露光形成された静電潜像を対応する色トナー(本実施形態では例えば負極性)で現像するものであり、例えば感光体ユニット30からなるサブカートリッジと一体化されてプロセスカートリッジ(所謂Customer Replaceable Unit)を構成している。
なお、感光体ユニット30を現像ユニット33から切り離して単独のプロセスカートリッジとしてもよいことは勿論である。また、図4中、符号35(35a乃至35d)は各現像ユニット33に各色成分トナーを補給するためのトナーカートリッジである(トナー補給経路は図示せず)。
一方、露光ユニット40は、ユニットケース41内に例えば四つの半導体レーザ(図示せず)、一つのポリゴンミラー42、結像レンズ(図示せず)および各感光体ユニット30に対応するそれぞれミラー(図示せず)を格納し、各色成分毎の半導体レーザからの光をポリゴンミラー42で偏向走査し、結像レンズ、ミラーを介して対応する感光体ドラム31上の露光ポイントに光像を導くよう配置したものである。
また、本実施形態において、ベルトモジュール23は、例えば一対の支持ロール(一方が駆動ロール)231,232間に中間転写ベルト230を掛け渡したものであり、各感光体ユニット30の感光体ドラム31に対応した中間転写ベルト230の裏面には一次転写装置(本例では一次転写ロール)51が配設され、この一次転写装置51にトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加することで、感光体ドラム31上のトナー像を中間転写ベルト230側に静電的に転写する。更に、中間転写ベルト230の最下流作像ユニット22dの下流側の支持ロール232に対応した部位には二次転写装置52が配設されており、中間転写ベルト230上の一次転写像を記録媒体に二次転写(一括転写)する。
本実施形態では、二次転写装置52は、中間転写ベルト230のトナー像保持面側に圧接配置される二次転写ロール521と、中間転写ベルト230の裏面側に配置されて二次転写ロール521の対向電極をなす背面ロール(本例では支持ロール232を兼用)とを備えている。そして、例えば二次転写ロール521が接地されており、また、背面ロール(支持ロール232)にはトナーの帯電極性と同極性のバイアスが印加されている。
更にまた、中間転写ベルト230の最上流作像ユニット22aの上流側にはベルトクリーニング装置53が配設されており、中間転写ベルト230上の残留トナーを除去する。
また、記録媒体供給カセット24には記録媒体を送り出す送出しロール61が設けられ、この送出しロール61の直後には記録媒体を送出する搬送ロール62が配設されると共に、二次転写部位の直前に位置する記録媒体搬送路25には記録媒体を定められたタイミングで二次転写部位へ供給するレジストレーションロール(位置合わせロール)63が配設されている。一方、二次転写部位の下流側に位置する記録媒体搬送路25には定着装置66が設けられ、この定着装置66の下流側には記録媒体排出用の排出ロール67が設けられており、本体ハウジング21の上部に形成された排紙部68に排出記録媒体が収容される。
更に、本実施形態では、本体ハウジング21の側方には手差し供給装置(MSI)71が設けられており、この手差し供給装置71上の記録媒体は送出しロール72および搬送ロール62にて記録媒体搬送路25に向かって送出される。
更にまた、本体ハウジング21には両面記録用ユニット73が付設されており、この両面記録用ユニット73は、記録媒体の両面に画像記録を行う両面モード選択時に、片面記録済みの記録媒体を排出ロール67を逆転させ、かつ、入口手前の案内ロール74にて内部に取り込み、搬送ロール77にて内部の記録媒体戻し搬送路76に沿って記録媒体を搬送し、再度位置合わせロール63側へと供給するものである。
次に、図4に示すタンデム型画像形成装置内に配置されたクリーニング装置34について詳述する。
図5は、本実施形態のクリーニング装置の一例を示す模式断面図であり、図4中に示すクリーニング装置34と共にサブカートリッジ化された感光体ドラム31、帯電ロール32や、現像ユニット33も示した図である。
図5中、32は帯電ロール(帯電装置)、331はユニットケース、332は現像ロール、333はトナー搬送部材、334は搬送パドル、335はトリミング部材、341はクリーニングケース、342はクリーニングブレード、344はフィルムシール、345は搬送部材を表す。
クリーニング装置34は、残留トナーが収容され且つ感光体ドラム31に対向して開口するクリーニングケース341を有し、このクリーニングケース341の開口下縁には感光体ドラム31に接触配置されるクリーニングブレード342を図示外のブラケットを介して取り付ける一方、クリーニングケース341の開口上縁には感光体ドラム31との間が気密に保たれるフィルムシール344を取り付けたものである。なお、符号345はクリーニングケース341内に収容された廃トナーを側方の廃トナー容器に導く搬送部材である。
次に、クリーニング装置34に具備されるクリーニングブレードについて図面を用いて詳述する。
図1は、本実施形態のクリーニングブレードの一例を示す模式断面図であり、図5中に示すクリーニングブレード342を、これに接触する感光体ドラム31と共に示した図である。
なお、本実施形態では、各作像ユニット22(22a乃至22d)の全てのクリーニング装置34において、クリーニングブレード342として本実施形態のクリーニングブレードが用いられているほか、ベルトクリーニング装置53で用いられるクリーニングブレード531も本実施形態のクリーニングブレードが用いられてもよい。
また、本実施形態で用いられる現像ユニット(現像装置)33は、例えば図5に示すごとく、現像剤が収容され且つ感光体ドラム31に対向して開口するユニットケース331を有している。ここで、このユニットケース331の開口に面した箇所に現像ロール332が配設されると共に、ユニットケース331内には現像剤攪拌搬送のためのトナー搬送部材333が配設されている。更に、現像ロール332とトナー搬送部材333との間には搬送パドル334を配設してもよい。
現像に際しては、現像ロール332に現像剤を供給した後、例えばトリミング部材335にて現像剤を層厚規制した状態で、感光体ドラム31に対向する現像領域に搬送される。
本実施形態では、現像ユニット33としては、例えばトナーとキャリアとからなる二成分現像剤を使用するが、トナーのみからなる一成分現像剤を使用するものであっても差し支えない。
次に、本実施形態の画像形成装置の作動を説明する。先ず、各作像ユニット22(22a乃至22d)が各色に対応した単色トナー像を形成すると、各色の単色トナー像は中間転写ベルト230表面に、元の原稿情報と一致するよう順次重ね合わせて一次転写される。続いて、中間転写ベルト230表面に転写されたカラートナー像は、二次転写装置52にて記録媒体表面に転写され、カラートナー像が転写された記録媒体は定着装置66による定着処理を経た後、排紙部68へと排出される。
一方、各作像ユニット22(22a乃至22d)において、感光体ドラム31上の残留トナーはクリーニング装置34にて清掃され、また、中間転写ベルト230上の残留トナーはベルトクリーニング装置53にて清掃される。
こうした作像過程において、夫々の残留トナーはクリーニング装置34(またはベルトクリーニング装置53)によって清掃される。
なお、クリーニングブレード342は、図5に示されるごとくクリーニング装置34内のフレーム部材に直接固定するのではなく、バネ材を介して固定されてもよい。
以下に、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。なお、以下の説明において「部」は「質量部」を意味する。
[クリーニングブレードの作製]
<実施例1>
−クリーニングブレードA1−
1,10−デカンジオール(第1のポリオール成分)と1,4−ブタンジオール(第2のポリオール成分)を65/35のモル比で混合し、アジピン酸と脱水縮合させてポリエステルポリオールを得た。
これを75℃で15時間減圧乾燥した後、プレポリマー中のNCOのモル%が7モル%になるようにポリエステルポリオール100部に対して4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(日本ポリウレタン工業社製「ミリオネートMT」)を44部加え、窒素雰囲気下75℃で3時間反応することでプレポリマーを得た。
次に、このプレポリマーを100℃に昇温し、減圧下で1時間脱泡した。その後、プレポリマー100部に対して、1,4−ブタンジオールとトリメチロールプロパンとの混合物(質量比=60/40)を7.14部加え、3分間泡を巻き込まないように混合し、クリーニングブレード形成用組成物A1を調製した。
次いで、140℃に金型を調整した遠心成形機に上記クリーニングブレード形成用組成物A1を流し込み、1時間硬化反応させた。次いで、110℃で24時間熟成加熱し、冷却した後切断して、長さ8mm、厚さ2mmのクリーニングブレードA1を得た。
<実施例2乃至9>
実施例1で用いた第1のジオール成分と第2のジオール成分を表1及び表2に示す材料及びモル比に変更してポリエステルポリオールを得たこと以外は実施例1と同様にしてクリーニングブレード形成用組成物A2乃至A9を調製し、クリーニングブレードA2乃至A9を作製した。
<実施例10>
実施例1で用いたトリメチロールプロパンをトリメチロールエタンに変更してクリーニングブレード形成用組成物A10を得たこと以外は実施例1と同様にしてクリーニングブレードA10を作製した。
<比較例1乃至3>
実施例1で用いた1,10−デカンジオールと1,4−ブタンジオールとのモル比を表3に示すモル比に変更したこと以外は実施例1と同様にしてクリーニングブレード形成用組成物B1乃至B3を調製し、クリーニングブレードB1乃至B3を作製した。
<実施例11>
実施例1で用いた架橋剤、鎖延長剤をそれぞれ表3に示す材料に変更したこと以外は実施例1と同様にしてクリーニングブレード形成用組成物A11を調製し、クリーニングブレードA11を作製した。
<実施例12>
実施例1で用いた鎖延長剤を表3に示す材料に変更したこと以外は実施例1と同様にしてクリーニングブレード形成用組成物A12を調製し、クリーニングブレードA12を作製した。
各例で得られたクリーニングブレードについて、以下の接触部材の物性評価、クリーニングブレードの特性評価及び画質評価を行った。結果を表1乃至表3に示す。
〔物性評価〕
−100%モジュラス−
100%モジュラスMは、JIS−K6251に準拠して、ダンベル状3号形試験片を用い、引張速度500mm/minで計測し、100%歪み時の応力より求めた。なお、測定装置は、東洋精機(株)製、ストログラフAEエラストマを用いた。
−Tanδピーク温度−
Tanδ(損失正接)ピーク温度は、JISK6394(1998年)に準じて、Tanδ曲線から観測されるピーク温度(ガラス転移温度)を測定した。なお、測定装置は、セイコーインスツルメント社製、DMS6100を用いた。
〔クリーニングブレードの特性評価及び画質評価〕
(画像形成装置の構成)
前記各例のクリーニングブレードを、それぞれ図4に示す画像形成装置(富士ゼロックス社製、商品名:DocuCentre−II C7500)における感光体ドラム用クリーニングブレードとして装着した。
・感光体ドラム:有機感光材(φ=30mm)
・プロセス速度:250mm/sec、110mm/sec、55mm/secの3通り
・帯電装置:交流重畳直流の帯電ロール
・現像装置:2成分磁気ブラシ現像装置
・クリーニングブレード:長さ8mm、厚さ2mm、自由長7.0mm、
接触角25度、押し付け力NF2.0gf/mm
試験は、重合法によって作製された形状係数が123から128の範囲に分布し、平均粒径が6μmのトナーを用い、このトナーを含む2成分現像剤を上記画像形成装置における現像器に収容して使用した。この画像形成装置によるテストプリント(1色当たりの面積率5%)の画像をプリント枚数5枚の繰り返しで50,000枚分下記のそれぞれの環境で行った。尚、ストレス環境として、プロセス速度:250mm/sec、高温高湿(32.5℃、85%RH)、低温低湿(5℃、15%RH)、および中温中湿(22℃、55%RH)とした。
−ブレードダメージ評価−
上記試験後、クリーニングブレードのエッジ欠けの有無について観察し、以下の評価基準により評価した。
A:感光体接触面をレーザー顕微鏡で観察し、欠けが無し
B:微小な欠けが発生したが、画像上問題がなし
C:欠けが発生し、縦筋の画像不良が発生
−耐摩耗性評価−
以下の方法により、クリーニングブレードの耐摩耗性を評価した。
高温高湿環境(32.5℃,85RH%)下にて、感光体の積算回転数が100KサイクルになるまでA4用紙(210×297mm、富士ゼロックス社製、P紙)を用いて画像形成させた。その後、クリーニングブレードの接触部(エッジ)先端の摩耗深さと、クリーニング不良とを併せて評価し、エッジ磨耗を判断した。尚、テストに際しては、感光体とクリーニングブレードとの接触部における潤滑効果を小さくした過酷な条件で評価するため、形成する画像の像密度を1%とした。また、エッジ先端の摩耗深さは、クリーニングブレードの断面側からキーエンス社製、レーザ顕微鏡VK−8510により観察した時に確認される、感光体表面側のエッジ欠落部の最大深さとした。
更に、クリーニング不良の評価は、上記のテスト終了後に、画像密度100%の未転写ベタ画像(ベタ画像サイズ1400mm×290mm)が形成されたA3用紙を、感光体とクリーニングブレードとの間に通常のプロセススピードで給紙して、未定着画像の搬送方向最後端部分が感光体とクリーニングブレードとの接触部を通過し終えた直後に実機を停止し、トナーの擦り抜け有無を目視で確認した。顕著な擦り抜けが認められる場合をクリーニング不良とした。尚、エッジ先端の摩耗や欠けにより、トナーを塞き止める部位が欠落している場合はエッジ摩耗深さや欠け深さが大きい程、上述したテストでクリーニング不良が発生し易くなるため、上記テストはエッジ先端の摩耗や欠けの定性的評価に有用である。
エッジ摩耗の評価基準を以下に示す。尚、許容範囲はAおよびBである。
A:先端部摩耗深さ :3μm以下且つ摩耗跡無し
クリーニング不良:未発生
B:先端部摩耗深さ :3μmを超え、5μm以下
クリーニング不良:未発生
C:先端部摩耗深さ :3μmを超える
クリーニング不良:発生
−画像品質評価−
前記より得た実施例および比較例のクリーニングブレードを、それぞれカラー複写機(富士ゼロックス製、DocuCentre Color a450)における感光体ドラム用クリーニングブレードとして装着した。
このカラー複写機を用い、画像濃度が1%(A4サイズの用紙に6.2mm×1mmのベタ画像が載っているもの)の画像形成を用紙(富士ゼロックス社製、C2r紙)に2,000枚繰り返した。そのあとのクリーニングブレードの変形具合、色スジの画質欠陥の発生状態を下記の基準で目視により評価した。
A:色スジが確認されない
B:画像に色スジが僅かに確認されるが許容範囲
C:画像に色スジが確認され、許容し得ない
実施例1乃至12のクリーニングブレードは、ブレードの欠け及び摩耗量が少なく、良好な画像が得られた。
比較例1のクリーニングブレードは、第2のジオール成分の割合が少なく、モジュラスが低いために、ブレード歪が大きくなって感光体との接触面積が大きく、摩耗量が多かったと考えられる。
比較例2のクリーニングブレードは、第1のジオール成分の割合が少なく、Tanδピーク温度が高くなり、分子運動性が悪化し、靱性が損なわれて欠けが発生したと考えられる。
比較例3のクリーニングブレードは、Tanδピーク温度が高くなり、分子運動性が悪化し、靱性が損なわれ欠けが発生したと考えられる。
21 本体ハウジング、22、22a乃至22d 作像ユニット、23 ベルトモジュール、24 記録媒体供給カセット、25 記録媒体搬送路、30 感光体ユニット、31 感光体ドラム(像保持体)、32 帯電ロール、33 現像ユニット、34 クリーニング装置、35、35a乃至35d トナーカートリッジ、40 露光ユニット、41 ユニットケース、42 ポリゴンミラー、51 一次転写装置、52 二次転写装置、53 ベルトクリーニング装置、61 送出しロール、62 搬送ロール、63 位置合わせロール、66 定着装置、67 排出ロール、68 排紙部、71 手差し供給装置、72 送出しロール、73 両面記録用ユニット、74 案内ロール、76 搬送路、77 搬送ロール、230 中間転写ベルト、231、232 支持ロール、331 ユニットケース、332 現像ロール、333 トナー搬送部材、334 搬送パドル、335 トリミング部材、341 クリーニングケース、342、342A、342B、342C クリーニングブレード、344 フィルムシール、345 搬送部材、521 二次転写ロール、531 クリーニングブレード、3421B 第一層、3422B 第二層、3421C 接触部材、3422C 背面部材

Claims (7)

  1. 被クリーニング部材と接触する部分が、炭素数10以上である第1のジオール成分及び炭素数5以下である第2のジオール成分を50/50以上80/20以下のモル比(第1のジオール成分/第2のジオール成分)でジカルボン酸と縮合させたポリエステルポリオール由来の構造、ポリイソシアネート由来の構造、並びにトリオール由来の構造を有するポリウレタンゴムを含む部材で構成されているクリーニングブレード。
  2. 前記被クリーニング部材と接触する部分を構成する部材の100%モジュラスが6MPa以上であり、且つ、Tanδピーク温度が0℃以下である請求項1に記載のクリーニングブレード。
  3. 前記第2のジオール成分が、炭素数が2以上4以下のジオールから選ばれる少なくとも1種である請求項1又は請求項2に記載のクリーニングブレード。
  4. 前記ポリエステルポリオールを構成する前記第1のジオール成分と前記第2のジオール成分のモル比(第1のジオール成分/第2のジオール成分)が、50/50以上70/30以下である請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のクリーニングブレード。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のクリーニングブレードを備えたクリーニング装置。
  6. 像保持体と、
    前記像保持体を帯電する帯電装置と、
    帯電した前記像保持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成装置と、
    前記像保持体の表面に形成された静電潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像装置と、
    前記像保持体上に形成されたトナー像を記録媒体上に転写する転写装置と、
    前記像保持体の表面に、前記クリーニングブレードを接触させてクリーニングする請求項5に記載のクリーニング装置と、
    を備える画像形成装置。
  7. 請求項5に記載のクリーニング装置を備え、画像形成装置に脱着自在であるプロセスカートリッジ。
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