JP6028679B2 - クリーニングブレード、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 - Google Patents

クリーニングブレード、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、クリーニングブレード、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置に関する。
従来から、電子写真方式の複写機、プリンタ、ファクシミリ等においては、感光体等の像保持体の表面の残存トナー等を除去するための清掃手段として、クリーニングブレードが用いられている。
例えば特許文献1には、「ポリエステルポリオールからなる長鎖ポリオールと、ポリイソシアネートと、短鎖ポリオールとを用いて得られるポリウレタンからなり、長鎖ポリオールの主成分が1,9−ノナンジオール及びメチル−1,8−オクタンジオールの少なくとも一方とアジピン酸との縮合によるポリエステルポリオールであるゴム弾性体で構成されたクリーニングブレード」が開示されている。
特開2005−182072号公報
本発明の課題は、ポリテトラメチレンエーテルグリコールを高分子ポリオール成分の主成分としたポリウレタンゴムを含有する部材を被クリーニング部材との接触部としたクリーニングブレードであっても、耐摩耗性及び耐欠け性が共に優れたクリーニングブレードを提供することである。
上記課題は、以下の手段により解決される。
請求項1に係る発明は、
被クリーニング部材と接触する接触部が、ポリテトラメチレンエーテルグリコールを全高分子ポリオール成分に対して50モル%以上含む高分子ポリオール成分と、1,3−プロパンジオール及び前記1,3−プロパンジオールよりも長鎖の長鎖ジオールを含む低分子ポリオール成分であって、全低分子ポリオールに対する前記1,3−プロパンジオールのモル比が前記長鎖ジオールよりも多い低分子ポリオール成分と、ポリイソシアネート成分と、を少なくとも重合したポリウレタンゴムを含有する部材で構成されているクリーニングブレード。
請求項に係る発明は、
前記長鎖ジオールが、1,9−ノナンジオール、メチル−1,8−オクタンジオール、及び1,6−ヘキサンジオールからなる群から選択される少なくとも一種である請求項に記載のクリーニングブレード。
請求項に係る発明は、
前記被クリーニング部材と接触する接触部を構成する部材のTanδピーク温度が、0℃以下である請求項1又は2に記載のクリーニングブレード。
請求項に係る発明は、
請求項1〜のいずれか1項に記載のクリーニングブレードを備えたクリーニング装置。
請求項に係る発明は、
請求項に記載のクリーニング装置を備え、画像形成装置に対して脱着自在であるプロセスカートリッジ。
請求項に係る発明は、
像保持体と、
前記像保持体を帯電する帯電装置と、
帯電した前記像保持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成装置と、
前記像保持体の表面に形成された静電潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像装置と、
前記像保持体上に形成されたトナー像を記録媒体上に転写する転写装置と、
前記転写装置によって前記トナー像が転写された後の前記像保持体の表面に、前記クリーニングブレードを接触させてクリーニングする請求項に記載のクリーニング装置と、
を備える画像形成装置。
請求項1に係る発明によれば、被クリーニング部材との接触部を構成する部材が高分子ポリオール成分としてポリテトラメチレンエーテルグリコール及び低分子ポリオール成分として1,3−プロパンジオールを含まない場合に比べて、ポリテトラメチレンエーテルグリコールを高分子ポリオール成分の主成分としたポリウレタンゴムを含有する部材を被クリーニング部材との接触部としたクリーニングブレードであっても、耐摩耗性及び耐欠け性が共に優れたクリーニングブレードが提供される。
請求項に係る発明によれば、全低分子ポリオールに対する1,3−プロパンジオールのモル比が長鎖ジオールよりも少ない場合に比べ、ポリテトラメチレンエーテルグリコールを高分子ポリオール成分の主成分としたポリウレタンゴムを含有する部材を被クリーニング部材との接触部としたクリーニングブレードであっても、耐摩耗性及び耐欠け性が共に優れたクリーニングブレードが提供される。
請求項に係る発明によれば、全低分子ポリオールに対する1,3−プロパンジオールのモル比が長鎖ジオールよりも少ない場合に比べ、ポリテトラメチレンエーテルグリコールを高分子ポリオール成分の主成分としたポリウレタンゴムを含有する部材を被クリーニング部材との接触部としたクリーニングブレードであっても、耐摩耗性及び耐欠け性が共に優れたクリーニングブレードが提供される。
請求項に係る発明によれば、被クリーニング部材との接触部を構成する部材のTanδピーク温度が0℃を超える場合に比べ、ポリテトラメチレンエーテルグリコールを高分子ポリオール成分の主成分としたポリウレタンゴムを含有する部材を被クリーニング部材との接触部としたクリーニングブレードであっても、耐摩耗性及び耐欠け性が共に優れたクリーニングブレードが提供される。
請求項に係る発明によれば、被クリーニング部材との接触部を構成する部材が高分子ポリオール成分としてポリテトラメチレンエーテルグリコール及び低分子ポリオール成分として1,3−プロパンジオールを含まないクリーニングブレードを備える場合に比べ、ポリテトラメチレンエーテルグリコールを高分子ポリオール成分の主成分としたポリウレタンゴムを含有する部材を被クリーニング部材との接触部としたクリーニングブレードであっても、クリーニングブレードにおける被クリーニング部材との接触部の摩耗又は欠けに起因するクリーニング不良が抑制されるクリーニング装置が提供される。
請求項に係る発明によれば、被クリーニング部材との接触部を構成する部材が高分子ポリオール成分としてポリテトラメチレンエーテルグリコール及び低分子ポリオール成分として1,3−プロパンジオールを含まないクリーニングブレードを備える場合に比べ、ポリテトラメチレンエーテルグリコールを高分子ポリオール成分の主成分としたポリウレタンゴムを含有する部材を被クリーニング部材との接触部としたクリーニングブレードであっても、クリーニングブレードにおける被クリーニング部材との接触部の摩耗又は欠けに起因するクリーニング不良が抑制されるプロセスカートリッジが提供される。
請求項に係る発明によれば、像保持体との接触部を構成する部材が高分子ポリオール成分としてポリテトラメチレンエーテルグリコール及び低分子ポリオール成分として1,3−プロパンジオールを含まないクリーニングブレードを備える場合に比べ、ポリテトラメチレンエーテルグリコールを高分子ポリオール成分の主成分としたポリウレタンゴムを含有する部材を被クリーニング部材との接触部としたクリーニングブレードであっても、クリーニングブレードにおける像保持体との接触部の摩耗又は欠けに起因するクリーニング不良が抑制される画像形成装置が提供される。
本実施形態におけるクリーニングブレードの一例を示す概略図である。 本実施形態におけるクリーニングブレードの他の一例を示す概略図である。 本実施形態におけるクリーニングブレードの他の一例を示す概略図である。 本実施形態に係る画像形成装置の一例を示す概略模式図である。 本実施形態に係るクリーニング装置の一例を示す模式断面図である。 実施例A、G及び比較例B〜Hの配合の接触部材の100%モジュラスとブレード摩耗量との関係を示すグラフである。 実施例A、G及び比較例B〜Hの配合の接触部材のTanδピーク温度と欠けサイクルとの関係を示すグラフである。
以下、本発明のクリーニングブレード、クリーニング装置、プロセスカートリッジ、および画像形成装置の一例である実施形態について詳細に説明する。
<クリーニングブレード>
本実施形態に係るクリーニングブレードは、被クリーニング部材と接触する接触部(以下、単に「接触部」と称する)が、ポリテトラメチレンエーテルグリコールを全高分子ポリオール成分に対して50モル%以上含む高分子ポリオール成分と、1,3−プロパンジオールを含む低分子ポリオール成分と、ポリイソシアネート成分と、を少なくとも重合したポリウレタンゴムを含有する部材で構成されている。
ここで、画像形成装置等に用いられるクリーニングブレードは、被クリーニング部材(像保持体等)との摺動によりクリーニングを行うことから、被クリーニング部材との接触部が次第に摩耗したり、欠けが生じたりすることで、クリーニング不良が生じる。
一方、欠け性を向上させるためには、ポリウレタンゴムの重合成分として低温特性に優れる(つまりTanδピーク温度が小さい)高分子ポリオールを適用することがよい。この点、特に、ポリエーテルポリオールであるポリテトラメチレンエーテルグリコールが優れている。
しかし、高分子ポリオールの主成分としてポリテトラメチレンエーテルグリコールを使用したポリウレタンゴムを含む部材は、耐摩耗性に劣る傾向がある
これに対して、本実施形態に係るクリーニングブレードでは、ポリテトラメチレンエーテルグリコールを高分子ポリオール成分の主成分とすると共に、低分子ポリオールとして1,3−プロパンジオールを併用したポリウレタンゴムとし、このポリウレタンゴムを含む部材で接触部を構成することにより、ポリテトラメチレンエーテルグリコールを高分子ポリオール成分の主成分としたポリウレタンゴムを含有する部材を被クリーニング部材との接触部としたクリーニングブレードであっても、耐摩耗性及び耐欠け性が共に優れたクリーニングブレードとなる。
なお、本実施形態に係るクリーニングブレードは、接触部を構成する部材に含ませるポリウレタンゴムの摩耗性及び欠け性がポリオール成分により差があることを見出し、具体的に、高分子ポリオールのうちポリテトラメチレンエーテルグリコールと低分子ポリオールのうち短鎖の1,3−プロパンジオールとを併用することにより、ポリウレタンゴムの耐摩耗性及び耐欠け性が共に高まることを見出したものである。
以下、本実施形態に係るクリーニングブレードの構成について説明する。
本実施形態のクリーニングブレードは、ポリウレタンゴムを含有する部材(以下「接触部材」と称す)を、少なくとも被クリーニング部材との接触部に有していればよい。つまり、接触部材からなり且つ被クリーニング部材表面に接触する第一層と、該第一層の背面に、背面層としての第二層が設けられた2層構成であってもよいし、3層以上の構成であってもよい。また、被クリーニング部材と接触する部分の角部のみが接触部材からなり、その周囲が他の材料からなる構成であってもよい。
次に、本実施形態に係るクリーニングブレードの構成について、図を用いてより詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態に係るクリーニングブレードを示す概略図であり、被クリーニング部材(例えば像保持体)の表面に接触した状態を示す図である。また、図2は第2の実施形態に係るクリーニングブレードが被クリーニング部材(例えば像保持体)の表面に接触した状態を示す図である。図3は第3の実施形態に係るクリーニングブレードが被クリーニング部材(例えば像保持体)の表面に接触した状態を示す図である。
まず、クリーニングブレードの各部について図1を用いて説明する。以下においては、図1に示すごとく、クリーニングブレードは、駆動する像保持体(感光体ドラム)31に接触して像保持体31の表面をクリーニングする接触部(接触角部)3Aと、接触角部3Aが1つの辺を構成し且つ前記駆動の方向(矢印A方向)の上流側を向く先端面3Bと、接触角部3Aが1つの辺を構成し且つ前記駆動の方向(矢印A方向)の下流側を向く腹面3Cと、先端面3Bと1つの辺を共有し且つ腹面3Cに対向する背面3Dと、を有する。
また、接触角部3Aと平行な方向を奥行き方向と、接触角部3Aから先端面3Bが形成されている側の方向を厚み方向と、接触角部3Aから腹面3Cが形成されている側の方向を幅方向と称す。
図1に示す第1の実施形態に係るクリーニングブレード342Aは、感光体ドラム31と接触する部分(接触角部)3Aを含めて、全体が単一の材料から構成されており、即ち接触部材のみからなる態様である。
なお、本実施形態に係るクリーニングブレードは、図2に示す第2の実施形態のごとく、感光体ドラム31と接触する部分(接触角部)3Aを含み、腹面3C側全面に渡って形成され且つ接触部材からなる第一層3421Bと、該第一層よりも背面3D側に形成され且つ接触部材とは異なる材料からなる背面層としての第二層3422Bと、が設けられた2層構成であってもよい。
更に、本実施形態に係るクリーニングブレードは、図3に示す第3の実施形態のごとく、感光体ドラム31と接触する部分つまり接触角部3Aを含み、1/4にカットされた円柱が奥行き方向に伸びた形状を有し該形状の直角部分が接触角部3Aを形成する、接触部材からなる接触部材(エッジ部材)3421Cと、接触部材3421Cの厚み方向の背面3D側および幅方向の先端面3Bとは反対側を覆い、つまり前記接触部材3421C以外の部分を構成する、接触部材とは異なる材料からなる背面部材3422Cと、が設けられた構成であってもよい。
なお、図3では接触部材として1/4にカットされた円柱の形状を有する部材の例を示したが、これに限定されるものではない。接触部材としては、例えば楕円状の円柱が1/4にカットされた形状や、正方形の四角柱、長方形の四角柱等の形状であってもよい。
また、通常クリーニングブレードは剛性板状支持材に接着されて用いられる。
−接触部材の組成−
本実施形態に係るクリーニングブレードにおける接触部材は、ポリウレタンゴムを含有している。
・ポリウレタンゴム
ポリウレタンゴムは、高分子ポリオール成分と、低分子ポリオール成分と、ポリイソシアネート成分と、を少なくとも重合したポリウレタンゴムである。ポリウレタンゴムは、必要に応じて、ポリオール成分以外にポリイソシアネートのイソシアネート基と反応し得る官能基を有する樹脂を重合したポリウレタンゴムであってもよい。
ポリウレタンゴムは、ハードセグメントとソフトセグメントとを有していることが望ましい。「ハードセグメント」および「ソフトセグメント」とは、ポリウレタンゴム材料中で、前者を構成する材料の方が、後者を構成する材料よりも相対的に硬い材料からなり、後者を構成する材料の方が前者を構成する材料よりも相対的に柔らかい材料からなるセグメントを意味する。
なお、ハードセグメントを構成する材料(ハードセグメント材料)としては、低分子ポリオール成分、ポリイソシアネートのイソシアネート基と反応し得る官能基を有する樹脂等が挙げられる。一方、ソフトセグメントを構成する材料(ソフトセグメント材料)としては、高分子ポリオール成分が挙げられる。
・高分子ポリオール成分
高分子ポリオール成分は、数平均分子量が500以上(好ましくは500以上5000以下)のポリオールである。高分子ポリオール成分としては、ポリテトラメチレンエーテルグリコールが挙げられる。ポリテトラメチレンエーテルグリコールにおける全高分子ポリオール成分に対する割合は、50モル%以上であり、好ましくは60モル%以上であり、より好ましくは100モル%である。つまり、全高分子ポリオール成分として、ポリテトラメチレンエーテルグリコールを使用することが最も好ましい。
なお、ポリテトラメチレンエーテルグリコールにおける全ポリオール成分(高分子ポリオール成分+低分子ポリオール成分)に対する割合は、50モル%以上90モル%以下がよく、好ましくは60モル%以上80モル%以下である。
ポリテトラメチレンエーテルグリコールの数平均分子量は、耐摩耗性及び耐欠け性の点から、1000以上3000以下がよく、好ましくは1500以上2500以下である。
ここで、数平均分子量は、ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー(GPC)法で測定された値である。以下、同様である。
高分子ポリオール成分として、ポリテトラメチレンエーテルグリコール以外のポリオールとしては、低分子ポリオールと二塩基酸との脱水縮合で得られるポリエステルポリオール、低分子ポリオールとアルキルカーボネートの反応により得られるポリカーボネートポリオール、ポリカプロラクトンポリオール、ポリテトラメチレンエーテルグリコール以外のポリエーテルポリオール等の周知のポリオールが挙げられる。なお、高分子ポリオールの市販品としては、例えば、ダイセル化学社製のプラクセル205やプラクセル240などが挙げられる。これら高分子ポリオールは、単独で使用してもよいし、2種以上併用してもよい。
高分子ポリオール成分の重合比は、ポリウレタンゴムの全重合成分に対して、 50モル%以上90モル%以下がよく、好ましくは60モル%以上80モル%以下である。
・低分子ポリオール成分
低分子ポリオールは、分子量(数平均分子量)500未満のポリオールである。低分子ポリオールは、鎖長延長剤、及び架橋剤として機能する材料である。
低分子ポリオール成分としては、1,3−プロパンジオールが挙げられる。1,3−プロパンジオールにおける全低分子ポリオール成分に対する割合は、50モル%以上であり、好ましくは60モル%以上であり、より好ましくは100モル%である。
なお、1,3−プロパンジオールにおける全ポリオール成分(高分子ポリオール成分+低分子ポリオール成分)に対する割合は、5モル%以上20モル%以下がよく、好ましくは8モル%以上15モル%以下である。
低分子ポリオール成分としては、1,3−プロパンジオール以外に、1,3−プロパンジオールよりも長鎖の長鎖ジオールが挙げられる。ここで、1,3−プロパンジオールよりも長鎖とは、2つのOH間の挟まれた基の炭素数が多いことを示す。この長鎖ジオールとして具体的には、例えば、1,9−ノナンジオール、メチル−1,8−オクタンジオール、1,6−ヘキサンジオールからなる群から選択される少なくとも一種が好適に挙げられる。1,3−プロパンジオールと長鎖ジオールを併用すると、耐摩耗性及び耐欠け性が高まるため好ましい。
但し、耐摩耗性及び耐欠け性の点から、1,3−プロパンジオールと共に、長鎖ジオールを併用する場合、全低分子ポリオールに対する1,3−プロパンジオールのモル比は、長鎖ジオールよりも多いことがよい。具体的には、1,3−プロパンジオールと長鎖ジオールの比率(1,3−プロパンジオール/長鎖ジオール)は、モル比10/10乃至10/0がよい。なお、長鎖ジオールの全低分子ポリオールに対する割合は、0モル%以上80モル%以下がよく、好ましくは0モル%以上50モル%以下である。
なお、本実施形態に係るクリーニングブレードの効果を損なわない範囲で、低分子ポリオール成分としては、1,3−プロパンジオール及び長鎖ジオール以外に、例えば、鎖長延長剤及び架橋剤として周知なジオール(2官能)、トリオール(3官能)、又はテトラオール(4官能)等)も併用してもよい。
低分子ポリオール成分の重合比は、ポリウレタンゴムの全重合成分に対して、5モル%以上20モル%以下がよく、好ましくは8モル%以上15モル%以下である。
・ポリイソシアネート成分
ポリイソシアネート成分としては、例えば、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、2,6−トルエンジイソシアネート(TDI)、1,6−ヘキサンジイソシアネート(HDI)、1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)および3,3−ジメチルフェニル−4,4−ジイソシアネート(TODI)などが挙げられる。
ポリイソシアネート成分としては、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)がより望ましい。
これらポリイソシアネート成分は、単独で使用してもよいし、2種以上併用してもよい。
ポリイソシアネート成分の重合比は、ポリウレタンゴムの全重合成分に対して、 5モル%以上 30モル%以下がよく、好ましくは 8モル%以上 20モル%以下である。
・イソシアネート基に対して反応し得る官能基を有する樹脂
イソシアネート基に対して反応し得る官能基を有する樹脂(以下「官能基含有樹脂」と称する)は、柔軟性のある樹脂であることが望ましく、柔軟性の点から直鎖構造を有する脂肪族系の樹脂であることがより望ましい。官能基含有樹脂の具体例としては、2つ以上のヒドロキシル基を含むアクリル樹脂や、2つ以上のヒドロキシル基を含むポリブタジエン樹脂、2つ以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂等が挙げられる。
2つ以上のヒドロキシル基を含むアクリル樹脂の市販品としては、例えば、総研化学社製のアクトフロー(グレード:UMB−2005B、UMB−2005P、UMB−2005、UME−2005等)が挙げられる。
2つ以上のヒドロキシル基を含むポリブタジエン樹脂の市販品としては、例えば、出光興産社製、R−45HT等が挙げられる。
2つ以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂としては、従来の一般的なエポキシ樹脂のごとく硬くて脆い性質を有するものではなく、従来のエポキシ樹脂よりも柔軟強靭性であるものが望ましい。上記エポキシ樹脂としては、例えば、分子構造の面では、その主鎖構造中に、主鎖の可動性を高くし得る構造(柔軟性骨格)を有するものが好適であり、柔軟性骨格としては、アルキレン骨格や、シクロアルカン骨格、ポリオキシアルキレン骨格等が挙げられ、特にポリオキシアルキレン骨格が好適である。
また、物性面では、従来のエポキシ樹脂と比べて、分子量に比して粘度が低いエポキシ樹脂が好適である。具体的には、重量平均分子量が900±100の範囲内であり、25℃における粘度が15000±5000mPa・sの範囲内であることが望ましく、15000±3000mPa・sの範囲内であることがより望ましい。この特性を有するエポキシ樹脂の市販品としては、例えば、DIC製、EPLICON EXA−4850−150等が挙げられる。
官能基含有樹脂の重合比は、本実施形態に係るクリーニングブレードの効果を損なわない範囲とすることがよい。
・ポリウレタンゴムの製造方法
ポリウレタンゴムの製造は、プレポリマー法やワンショット法など、ポリウレタンの一般的な製造方法が用いられる。プレポリマー法は耐摩耗性及び欠け性に優れるポリウレタンが得られるため本実施形態には好適であるが、製法により制限されるものではない。
なお、クリーニングブレードの成形は、上記方法により調製されたクリーニングブレード形成用の組成物を、例えば、遠心成形や押し出し成形等を利用して、シート状に形成し、切断加工等を施すことにより作製される。
ここで、ポリウレタンゴムの製造に使用する触媒としては、第三級アミン等のアミン系化合物、第四級アンモニウム塩、有機錫化合物等の有機金属化合物等が挙げられる。
上記第三級アミンとしては、例えば、トリエチルアミン等のトリアルキルアミン、N,N,N’,N’−テトラメチル−1,3−ブタンジアミン等のテトラアルキルジアミン、ジメチルエタノールアミン等のアミノアルコール、エトキシル化アミン、エトキシル化ジアミン、ビス(ジエチルエタノールアミン)アジペート等のエステルアミン、トリエチレンジアミン(TEDA)、N,N−ジメチルシクロヘキシルアミン等のシクロヘキシルアミン誘導体、N−メチルモルホリン、N−(2−ヒドロキシプロピル)−ジメチルモルホリン等のモルホリン誘導体、N,N’−ジエチル−2−メチルピペラジン、N,N’−ビス−(2−ヒドロキシプロピル)−2−メチルピペラジン等のピペラジン誘導体等が挙げられる。
上記第四級アンモニウム塩としては、例えば、2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウム・オクチル酸塩、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノネン−5(DBN)・オクチル酸塩、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセン−7(DBU)−オクチル酸塩、DBU−オレイン酸塩、DBU−p−トルエンスルホン酸塩、DBU−蟻酸塩、2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウム・蟻酸塩等が挙げられる。
上記有機錫化合物としては、例えば、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジ(2−エチルヘキソエート)等のジアルキル錫化合物や、2−エチルカプロン酸第1錫、オレイン酸第1錫等が挙げられる。
これら触媒の中でも、耐加水分解性の点では第三級アンモニウム塩のトリエチレンジアミン(TEDA)が用いられ、加工性の点で第四級アンモニウム塩が好適に用いられる。第四級アンモニウム塩の中でも、高反応活性である1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノネン−5(DBN)・オクチル酸塩、1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデセン−7(DBU)−オクチル酸塩、DBU−蟻酸塩が好適に用いられる。
上記触媒の含有量は、接触部材を構成するポリウレタンゴム全体の0.0005質量%以上0.03質量%以下の範囲が好ましく、特に好ましくは0.001質量%以上0.01質量%以下である。
これらは単独でもしくは2種以上併せて用いられる。
−接触部材の物性−
接触部材(ポリウレタンゴム部材)のtanδピーク温度[℃]は、0℃以下がよく、好ましくは−30℃以上−1℃以下、より好ましくは−15℃以上−5℃以下ある。
接触部材(ポリウレタンゴム部材)のtanδピーク温度[℃]を0℃以下とすると、耐摩耗性及び耐欠け性が高まることから好適である。
ここで、接触部材(ポリウレタンゴム部材)のtanδピーク温度[℃]を0℃以下、つまりマイナス(−)側へシフトさせるには、1)数平均分子量の高いポリテトラメチレンエーテルグリコールを使用する方法、2)ポリテトラメチレンエーテルグリコールの使用量(重合比)を高める方法が挙げれらる。
また、1)接触部材(ポリウレタンゴム部材)の成形温度を高めて、化学架橋を促進させる方法、2)接触部材(ポリウレタンゴム部材)の成形後の熟成を高温下で行う方法によっても、ポリウレタンゴム中のハードセグメント凝集体の成長が抑制されることから、接触部材(ポリウレタンゴム部材)のtanδピーク温度[℃]を0℃以下に制御し易くなる。
接触部材(ポリウレタンゴム部材)の硬度(JIS−A)は、耐摩耗性及び耐欠け性の点から、60°以上90°以下がよく、好ましくは70°以上80°以下である。
接触部材(ポリウレタンゴム部材)の100%モジュラス(M100[MPa])は、耐摩耗性及び耐欠け性の点から、4MPa以上10MPa以下がよく、好ましくは5MPa以上9MPa以下である。
接触部材(ポリウレタンゴム部材)の反発弾性率(Re[%])は耐摩耗性及び耐欠け性の点から、28%以上60%以下がよく、好ましくは30%以上40%以下である。
ここで、tanδピーク温度、硬度、100%モジュラス(M100[MPa])、及び反発弾性率(Re[%])は、後述する[実施例]において記載する方法により測定される値である。
なお、接触部材(ポリウレタンゴム部材)の重量平均分子量は、1000以上4000以下がよく、好ましくは1500以上3500以下である。
−非接触部材の組成−
次に、本実施形態のクリーニングブレードが、図2に示す第2実施形態や図3に示す第3実施形態のごとく、接触部材と該接触部材以外の領域(非接触部材)とがそれぞれ異なる材料にて構成されている場合における、非接触部材の組成について説明する。
非接触部材は、接触部材を支持する機能を有していれば、特に限定されずに公知の如何なる材料をも用い得る。具体的には、非接触部材に用いられる材料としては、例えば、ポリウレタンゴム、シリコンゴム、フッ素ゴム、プロロピレンゴム、ブタジエンゴム等が挙げられる。これらの中で、ポリウレタンゴムがよい。ポリウレタンゴムとしては、エステル系ポリウレタン、エーテル系ポリウレタンが挙げられ、特にエステル系ポリウレタンが望ましい。
−クリーニングブレードの製造−
図1に示す接触部材のみからなるクリーニングブレードの場合には、前述の接触部材の成形方法によってクリーニングブレードが製造される。
また、図2に示す二層構成などの複数層構成のクリーニングブレードの場合には、接触部材としての第一層および非接触部材としての第二層(3層以上の層構成である場合には複数の層)を、相互に貼り合わせることによりクリーニングブレードが作製される。上記貼り合わせる方法としては、両面テープ、各種接着剤等が好適に用いられる。また、成型時に時間差を置いて各層の材料を金型に流し込み、接着層を設けずに材料間で結合させることによって複数の層を接着してもよい。
また、図3に示す接触部材(エッジ部材)と非接触部材(背面部材)とを有する構成の場合には、図3に示す接触部材3421Cを2つ、腹面3C側同士を重ね合わせた半円柱の形状に対応する空洞(接触部材形成用の組成物を流し込む領域)を有する第一金型と、接触部材3421Cおよび非接触部材3422Cを2つ、腹面3C側同士を重ね合わせた形状に対応する空洞を有する第二金型と、を準備する。前記第一金型の前記空洞に接触部材形成用の組成物を流し込んで硬化させ接触部材3421Cが2つ重なった形状の第一成形物を形成する。次いで、上記第一金型を取り外した後、更に第二金型の空洞の内部に前記第一成形物が配置されるよう、第二金型を設置する。その後、第二金型の空洞内に、前記第一成形物を覆うよう非接触部材形成用の組成物を流し込み硬化させ、前記接触部材3421Cおよび非接触部材3422Cが2つ腹面3C側同士で重なった形状の第二成形物を形成する。次いで、形成された第二成形物を真ん中、つまり腹面3Cとなる部分で切断して、半円柱形状の接触部材が真ん中で分断されて1/4に切断された円柱形状となるようカットし、更に定められた寸法にカットすることで図3に示すクリーニングブレードが得られる。
−クリーニングブレードの用途−
本実施形態に係るクリーニングブレードを利用して被クリーニング部材をクリーニングする場合、クリーニングの対象となる被クリーニング部材としては、画像形成装置内において、表面のクリーニングが要求される部材であれば特に限定されず、例えば、中間転写体や、帯電ロール、転写ロール、被転写材搬送ベルト、用紙搬送ロール、像保持体からトナーを除去するクリーニングブラシからさらにトナーを除去するデトーニングロール等も挙げられるが、本実施形態においては、像保持体であることが特に望ましい。なお、本実施形態に係るクリーニングブレードは、画像形成装置用の部材以外の部材を被クリーニング部材として、クリーニングするものであってもよい。
(クリーニング装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置)
次に、本実施形態のクリーニングブレードを用いたクリーニング装置、プロセスカートリッジ、および、画像形成装置について説明する。
本実施形態のクリーニング装置は、被クリーニング部材表面に接触し、被クリーニング部材表面をクリーニングするクリーニングブレードとして、本実施形態のクリーニングブレードを備えたものであれば特に限定されない。例えば、クリーニング装置の構成例としては、被クリーニング部材側に開口部を有するクリーニングケース内に、エッジ先端が開口部側となるようクリーニングブレードを固定すると共に、クリーニングブレードにより被クリーニング部材表面から回収された廃トナー等の異物を異物回収容器に導く搬送部材を備えた構成などが挙げられる。また、本実施形態のクリーニング装置には、本実施形態のクリーニングブレードが2つ以上用いられていてもよい。
なお、本実施形態のクリーニングブレードを像保持体のクリーニングに利用する場合、画像形成時の像流れを抑制するためには、クリーニングブレードが像保持体に押し当てられる力NF(Normal Force)は1.3gf/mm以上2.3gf/mm以下の範囲であることが望ましく、1.6gf/mm以上2.0gf/mm以下の範囲であることがより望ましい。
また、クリーニングブレード先端部が像保持体に食込む長さが0.8mm以上1.2mm以下の範囲であることが望ましく、0.9mm以上1.1mm以下の範囲であることがより望ましい。
クリーニングブレードと像保持体との接触部における角度W/A(Working Angle)は8°以上14°以下の範囲であることが望ましく、10°以上12°以下の範囲であることがより望ましい。
一方、本実施形態のプロセスカートリッジは、像保持体や中間転写体等の1つ以上の被クリーニング部材表面に接触し、被クリーニング部材表面をクリーニングするクリーニング装置として、本実施形態のクリーニング装置を備えたものであれば特に限定されず、例えば、像保持体と、この像保持体表面をクリーニングする本実施形態のクリーニング装置とを含み、画像形成装置に対して脱着自在な態様等が挙げられる。例えば、各色のトナーに対応した像保持体を有するいわゆるタンデム機であれば、各々の像保持体毎に本実施形態のクリーニング装置を設けてもよい。加えて、本実施形態のクリーニング装置の他に、クリーニングブラシ等を併用してもよい。
−クリーニングブレード、画像形成装置、クリーニング装置の具体例−
次に、本実施形態のクリーニングブレード、並びに、これを用いた画像形成装置およびクリーニング装置の具体例について、図面を用いてより詳細に説明する。
図4は、本実施形態の画像形成装置の一例を示す概略模式図であり、いわゆるタンデム型の画像形成装置について示したものである。
図4中、21は本体ハウジング、22、22a乃至22dは作像ユニット、23はベルトモジュール、24は記録媒体供給カセット、25は記録媒体搬送路、30は各感光体ユニット、31は感光体ドラム、33は各現像ユニット、34はクリーニング装置、35、35a乃至35dはトナーカートリッジ、40は露光ユニット、41はユニットケース、42はポリゴンミラー、51は一次転写装置、52は二次転写装置、53はベルトクリーニング装置、61は送出しロール、62は搬送ロール、63は位置合わせロール、66は定着装置、67は排出ロール、68は排紙部、71は手差し供給装置、72は送出しロール、73は両面記録用ユニット、74は案内ロール、76は搬送路、77は搬送ロール、230は中間転写ベルト、231、232は支持ロール、521は二次転写ロール、531はクリーニングブレードを表す。
図4に示すタンデム型画像形成装置は、本体ハウジング21内に四つの色(本実施形態ではイエロ、マゼンタ、シアン、ブラック)の作像ユニット22(具体的には22a乃至22d)を配列し、その上方には各作像ユニット22の配列方向に沿って循環搬送される中間転写ベルト230が含まれるベルトモジュール23を配設する一方、本体ハウジング21の下方には用紙等の記録媒体(図示せず)が収容される記録媒体供給カセット24を配設すると共に、この記録媒体供給カセット24からの記録媒体の搬送路となる記録媒体搬送路25を垂直方向に配置したものである。
本実施形態において、各作像ユニット22(22a乃至22d)は、中間転写ベルト230の循環方向上流側から順に、例えばイエロ用、マゼンタ用、シアン用、ブラック用(配列は必ずしもこの順番とは限らない)のトナー像を形成するものであり、各感光体ユニット30と、各現像ユニット33と、共通する一つの露光ユニット40とを備えている。
ここで、感光体ユニット30は、例えば感光体ドラム31と、この感光体ドラム31を予め帯電する帯電装置(帯電ロール)32と、感光体ドラム31上の残留トナーを除去するクリーニング装置34とを一体的にサブカートリッジ化したものである。
また、現像ユニット33は、帯電された感光体ドラム31上に露光ユニット40にて露光形成された静電潜像を対応する色トナー(本実施形態では例えば負極性)で現像するものであり、例えば感光体ユニット30からなるサブカートリッジと一体化されてプロセスカートリッジ(所謂Customer Replaceable Unit)を構成している。
なお、感光体ユニット30を現像ユニット33から切り離して単独のプロセスカートリッジとしてもよいことは勿論である。また、図4中、符号35(35a乃至35d)は各現像ユニット33に各色成分トナーを補給するためのトナーカートリッジである(トナー補給経路は図示せず)。
一方、露光ユニット40は、ユニットケース41内に例えば四つの半導体レーザ(図示せず)、一つのポリゴンミラー42、結像レンズ(図示せず)および各感光体ユニット30に対応するそれぞれミラー(図示せず)を格納し、各色成分毎の半導体レーザからの光をポリゴンミラー42で偏向走査し、結像レンズ、ミラーを介して対応する感光体ドラム31上の露光ポイントに光像を導くよう配置したものである。
また、本実施形態において、ベルトモジュール23は、例えば一対の支持ロール(一方が駆動ロール)231,232間に中間転写ベルト230を掛け渡したものであり、各感光体ユニット30の感光体ドラム31に対応した中間転写ベルト230の裏面には一次転写装置(本例では一次転写ロール)51が配設され、この一次転写装置51にトナーの帯電極性と逆極性の電圧を印加することで、感光体ドラム31上のトナー像を中間転写ベルト230側に静電的に転写する。更に、中間転写ベルト230の最下流作像ユニット22dの下流側の支持ロール232に対応した部位には二次転写装置52が配設されており、中間転写ベルト230上の一次転写像を記録媒体に二次転写(一括転写)する。
本実施形態では、二次転写装置52は、中間転写ベルト230のトナー像保持面側に圧接配置される二次転写ロール521と、中間転写ベルト230の裏面側に配置されて二次転写ロール521の対向電極をなす背面ロール(本例では支持ロール232を兼用)とを備えている。そして、例えば二次転写ロール521が接地されており、また、背面ロール(支持ロール232)にはトナーの帯電極性と同極性のバイアスが印加されている。
更にまた、中間転写ベルト230の最上流作像ユニット22aの上流側にはベルトクリーニング装置53が配設されており、中間転写ベルト230上の残留トナーを除去する。
また、記録媒体供給カセット24には記録媒体を送り出す送出しロール61が設けられ、この送出しロール61の直後には記録媒体を送出する搬送ロール62が配設されると共に、二次転写部位の直前に位置する記録媒体搬送路25には記録媒体を定められたタイミングで二次転写部位へ供給するレジストレーションロール(位置合わせロール)63が配設されている。一方、二次転写部位の下流側に位置する記録媒体搬送路25には定着装置66が設けられ、この定着装置66の下流側には記録媒体排出用の排出ロール67が設けられており、本体ハウジング21の上部に形成された排紙部68に排出記録媒体が収容される。
更に、本実施形態では、本体ハウジング21の側方には手差し供給装置(MSI)71が設けられており、この手差し供給装置71上の記録媒体は送出しロール72および搬送ロール62にて記録媒体搬送路25に向かって送出される。
更にまた、本体ハウジング21には両面記録用ユニット73が付設されており、この両面記録用ユニット73は、記録媒体の両面に画像記録を行う両面モード選択時に、片面記録済みの記録媒体を排出ロール67を逆転させ、かつ、入口手前の案内ロール74にて内部に取り込み、搬送ロール77にて内部の記録媒体戻し搬送路76に沿って記録媒体を搬送し、再度位置合わせロール63側へと供給するものである。
次に、図4に示すタンデム型画像形成装置内に配置されたクリーニング装置34について詳述する。
図5は、本実施形態のクリーニング装置の一例を示す模式断面図であり、図4中に示すクリーニング装置34と共にサブカートリッジ化された感光体ドラム31、帯電ロール32や、現像ユニット33も示した図である。
図5中、32は帯電ロール(帯電装置)、331はユニットケース、332は現像ロール、333はトナー搬送部材、334は搬送パドル、335はトリミング部材、341はクリーニングケース、342はクリーニングブレード、344はフィルムシール、345は搬送部材を表す。
クリーニング装置34は、残留トナーが収容され且つ感光体ドラム31に対向して開口するクリーニングケース341を有し、このクリーニングケース341の開口下縁には感光体ドラム31に接触配置されるクリーニングブレード342を図示外のブラケットを介して取り付ける一方、クリーニングケース341の開口上縁には感光体ドラム31との間が気密に保たれるフィルムシール344を取り付けたものである。なお、符号345はクリーニングケース341内に収容された廃トナーを側方の廃トナー容器に導く搬送部材である。
次に、クリーニング装置34に具備されるクリーニングブレードについて図面を用いて詳述する。
図1は、本実施形態のクリーニングブレードの一例を示す模式断面図であり、図5中に示すクリーニングブレード342を、これに接触する感光体ドラム31と共に示した図である。
なお、本実施形態では、各作像ユニット22(22a乃至22d)の全てのクリーニング装置34において、クリーニングブレード342として本実施形態のクリーニングブレードが用いられているほか、ベルトクリーニング装置53で用いられるクリーニングブレード531も本実施形態のクリーニングブレードが用いられてもよい。
また、本実施形態で用いられる現像ユニット(現像装置)33は、例えば図5に示すごとく、現像剤が収容され且つ感光体ドラム31に対向して開口するユニットケース331を有している。ここで、このユニットケース331の開口に面した箇所に現像ロール332が配設されると共に、ユニットケース331内には現像剤攪拌搬送のためのトナー搬送部材333が配設されている。更に、現像ロール332とトナー搬送部材333との間には搬送パドル334を配設してもよい。
現像に際しては、現像ロール332に現像剤を供給した後、例えばトリミング部材335にて現像剤を層厚規制した状態で、感光体ドラム31に対向する現像領域に搬送される。
本実施形態では、現像ユニット33としては、例えばトナーとキャリアとからなる二成分現像剤を使用するが、トナーのみからなる一成分現像剤を使用するものであっても差し支えない。
次に、本実施形態に係る画像形成装置の作動を説明する。先ず、各作像ユニット22(22a乃至22d)が各色に対応した単色トナー像を形成すると、各色の単色トナー像は中間転写ベルト230表面に、元の原稿情報と一致するよう順次重ね合わせて一次転写される。続いて、中間転写ベルト230表面に転写されたカラートナー像は、二次転写装置52にて記録媒体表面に転写され、カラートナー像が転写された記録媒体は定着装置66による定着処理を経た後、排紙部68へと排出される。
一方、各作像ユニット22(22a乃至22d)において、感光体ドラム31上の残留トナーはクリーニング装置34にて清掃され、また、中間転写ベルト230上の残留トナーはベルトクリーニング装置53にて清掃される。
こうした作像過程において、夫々の残留トナーはクリーニング装置34(またはベルトクリーニング装置53)によって清掃される。
なお、クリーニングブレード342は、図5に示されるごとくクリーニング装置34内のフレーム部材に直接固定するのではなく、バネ材を介して固定されてもよい。
以下に、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。なお、以下の説明において「部」は「質量部」を意味する。
〔実施例A〕
−クリーニングブレードA1−
はじめに、接触部材となる平板部材を以下のようにして形成した。
まず、高分子ポリオール成分としてPTMG(ポリテトラメチレンエーテルグリコール、商品名「PTG−2000SN(保土ヶ谷化学工業(株)製)」)からなるポリエーテルポリオールを得た。このポリエーテルポリオールと、イソシアネート成分としてのMDI(4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、商品名「ミリオネートMT(日本ポリウレタン工業(株)製))と、を反応させてプレポリマーを得た。このプレポリマーに、低分子ポリオール成分として、1,3−プロパンジオール(三協化学(株)製)、分子量=76.09)と共に、トリメチロールエタンを加えて、平板部材形成用組成物A1を調製した。但し、全重合成分に対する各成分のモル比(mol%)は、表1に示す比率とした。但し、トリメチロールエタンのモル比は1mol%とした。
次いで、140℃に金型を調整した遠心成形機に平板部材形成用組成物A1を流し込み、1時間硬化反応させ、接触部材となる平板部材を形成した。
一方、脱水処理したポリテトラメチレンエーテルグリコールに、ジフェニルメタン−4,4−ジイソシアネートを混入し120℃で15分反応させ、生成したプレポリマーに1,4−ブタジオール及びトリメチロールプロパンを配合して、平板部材形成用組成物B1を準備した。
次に、接触部材となる平板部材を形成した後の遠心成形機に、平板部材形成用組成物B1を流し込み硬化させることにより、非接触部材となる平板部材を形成し、接触部材と非接触部材とが積層された2層構造の平板部材を得た。
そして、2層構造の平板部材を110℃で24時間加熱後冷却し、長さ8mm、厚さ2mmの寸法にカットして、接触部材の厚さが0.5mm、非接触部材の厚さが1.5mmのクリーニングブレードを得た。
〔実施例G、比較例B−1〜H〕
表1に示す接触部材の配合に従って、高分子ポリオール成分、低分子ポリオール成分、及びポリイソシアネート成分の種類及び量(モル比)を変更した以外は、実施例Aと同様にして、クリーニングブレードを得た。
〔評価〕
各例で得られたクリーニングブレードについて、接触部材の物性評価、及びクリーニングブレードの特性評価を行った。結果を表1に示す。
(物性評価)
−硬度−
硬度(JIS−A)は、JISK6253(1997年)に準じて、タイプA デュロメータ型の測定器を用いて求めた。
−100%モジュラス−
100%モジュラスは、JIS−K6251に準拠して、ダンベル状3号形試験片を用い、引張速度500mm/minで計測し、100%歪み時の応力より求めた。なお、測定装置は、東洋精機(株)製、ストログラフAEエラストマを用いた。
−反発弾性率−
反発弾性率は、JIS K6255(1996年)に準じて、23℃環境下にてリュプケ式反発弾性試験機を用いて求めた。
−tanδピーク温度−
tanδ(損失正接)ピーク温度は、JISK6394(1998年)に準じて、tanδ曲線から観測されるピーク温度(ガラス転移温度)を測定した。
(特性評価)
−欠けサイクル評価−
欠けサイクル評価は、以下のようにして行った。
各例で得られたクリーニングブレードを富士ゼロックス社製 DocuCentre−IV C5575 に搭載し、NF(Normal Force)を2.0gf/mm、W/A(Working Angle)を11°に合わせ、低温低湿環境(10℃−15%)で評価を行った。感光体表面に一ヶ所50μmの突起を設け、感光体が25サイクルする度にブレード先端を観察し、欠けが発生したサイクル数を掛けサイクルとした。サイクル数「0」は、25サイクルで観察した時点で欠けが発生し、1サイクルで行っても欠けが発生したものである。
−ブレード摩耗量評価−
ブレード摩耗量評価は、以下のようにして行った。
各例で得られたクリーニングブレードを富士ゼロックス社製 DocuCentre−IV C5575 に搭載し、NF(Normal Force)を2.0gf/mm、W/A(Working Angle)を11°に合わせ、高温高湿環境(28℃−85%)で20k枚プリントを行った後、低温低湿環境(10℃−15%)で20k枚プリント、計40k枚プリントを行った。ブレード先端の摩耗量は、キーエンス社製レーザー顕微鏡VK−9500にて断面プロファイルを観察し、摩耗部の断面積を計測した。
各例の詳細と共に、各評価結果を表1に一覧にして示す。また、図6〜図3に、実施例A、G及び比較例B〜Hの配合の接触部材の物性値とブレード摩耗量との関係を示す。具体的には、以下の通りである。
図6に、実施例A、G及び比較例B〜Hの配合の接触部材の100%モジュラスとブレード摩耗量との関係を示す。
図7に、実施例A、G及び比較例B〜Hの配合の接触部材のTanδピーク温度と欠けサイクルとの関係を示す。
表1及び図6〜図7の結果から、本実施例では、比較例に比べ、クリーニングブレードの欠けサイクル評価、及び摩耗評価について共に良好な結果が得られたことがわかる。
以下、表1に示した略称等の詳細について示す。
・エーテル(PTMG): ポリテトラメチレンエーテルグリコール、商品名「PTG−2000SN(保土ヶ谷化学工業(株)製)」、数平均分子量=2000
・エステル(アジペート): 商品名「ニッポラン4040(日本ポリウレタン工業(株)製)」、数平均分子量=2000
・エステル(カプロラクトン): 商品名「PLACCEL220((株)ダイセル製)」、数平均分子量=2000
・1,3−PDO: 1,3−プロパンジオール(三協化学(株)製)、分子量=76.09
・1,4−BDO: 1,4−ブタンジオール(三菱ガス化学(株)製)、分子量=90.12
・1,9−NDO: 1,9−ノナンジオール(クラレ(株)製)、分子量=160.25
・MDI: 4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、商品名「ミリオネートMT(日本ポリウレタン工業(株)製)」
・TDI: 2,6−トルエンジイソシアネート、商品名「コスモネートT−80(三井化学(株)製)」
21 本体ハウジング、22、22a乃至22d 作像ユニット、23 ベルトモジュール、24 記録媒体供給カセット、25 記録媒体搬送路、30 感光体ユニット、31 感光体ドラム(像保持体)、32 帯電ロール、33 現像ユニット、34 クリーニング装置、35、35a乃至35d トナーカートリッジ、40 露光ユニット、41 ユニットケース、42 ポリゴンミラー、51 一次転写装置、52 二次転写装置、53 ベルトクリーニング装置、61 送出しロール、62 搬送ロール、63 位置合わせロール、66 定着装置、67 排出ロール、68 排紙部、71 手差し供給装置、72 送出しロール、73 両面記録用ユニット、74 案内ロール、76 搬送路、77 搬送ロール、230 中間転写ベルト、231、232 支持ロール、331 ユニットケース、332 現像ロール、333 トナー搬送部材、334 搬送パドル、335 トリミング部材、341 クリーニングケース、342、342A、342B、342C クリーニングブレード、344 フィルムシール、345 搬送部材、521 二次転写ロール、531 クリーニングブレード、3421B 第一層、3422B 第二層、3421C 接触部材、3422C 背面部材

Claims (6)

  1. 被クリーニング部材と接触する接触部が、ポリテトラメチレンエーテルグリコールを全高分子ポリオール成分に対して50モル%以上含む高分子ポリオール成分と、1,3−プロパンジオール及び前記1,3−プロパンジオールよりも長鎖の長鎖ジオールを含む低分子ポリオール成分であって、全低分子ポリオールに対する前記1,3−プロパンジオールのモル比が前記長鎖ジオールよりも多い低分子ポリオール成分と、ポリイソシアネート成分と、を少なくとも重合したポリウレタンゴムを含有する部材で構成されているクリーニングブレード。
  2. 前記長鎖ジオールが、1,9−ノナンジオール、メチル−1,8−オクタンジオール、及び1,6−ヘキサンジオールからなる群から選択される少なくとも一種である請求項に記載のクリーニングブレード。
  3. 前記被クリーニング部材と接触する接触部を構成する部材のTanδピーク温度が、0℃以下である請求項1又は2に記載のクリーニングブレード。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載のクリーニングブレードを備えたクリーニング装置。
  5. 請求項に記載のクリーニング装置を備え、画像形成装置に対して脱着自在であるプロセスカートリッジ。
  6. 像保持体と、
    前記像保持体を帯電する帯電装置と、
    帯電した前記像保持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成装置と、
    前記像保持体の表面に形成された静電潜像をトナーにより現像してトナー像を形成する現像装置と、
    前記像保持体上に形成されたトナー像を記録媒体上に転写する転写装置と、
    前記転写装置によって前記トナー像が転写された後の前記像保持体の表面に、前記クリーニングブレードを接触させてクリーニングする請求項に記載のクリーニング装置と、
    を備える画像形成装置。
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