JP2015151223A - ベルトコンベヤ装置用の駆動装置 - Google Patents

ベルトコンベヤ装置用の駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】部品の製品コストや装置の製造コストを抑制する。
【解決手段】機幅が複数設定される複数種のベルトコンベヤ装置に対して無端ベルトのベルト幅未満で、かつベルト幅に関係なく、駆動軸34a方向の長さが同一の長さに設定され、復路側のベルト裏面が巻き掛けられる駆動プーリ33と、軸方向の長さが無端ベルトのベルト幅に合わせて、且つヘッドプーリ及びテールプーリと同じ長さに設定され、復路側のベルト表面を駆動プーリに向けて折り返す第1プーリと、軸方向の長さが第1プーリと第2プーリと、第1プーリ及び第2プーリの支持フレーム37と、架設された無端ベルトの幅方向の略中心部分に駆動プーリが位置するように支持フレーム下面に吊設される駆動モータ34と、第1プーリ又は第2プーリのどちらかが、第2プーリか第1プーリに向けて位置が調整されることで、無端ベルトに張力を掛けることが可能なテークアップ機構32と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、搬送物を搬送するベルトコンベヤ装置用の駆動装置に関する。
近年我が国では、重厚長大産業から高付加価値の製品を製造及び取り扱う軽薄短小産業にシフトしている。食品、医薬品、化粧品、自動車部品などを取り扱う場面が多くなっており、それを工程間や流通で取り扱う軽量物搬送のニーズが大きくなっている。
このような軽量物を扱う軽量物搬送コンベヤは、従来その搬送物や搬送ラインによって機長、ベルト幅など様々なユーザのニーズが変わるが、そのニーズに安価で素早く応えるため、部品を共通化している。しかし、共通化のために最も機構が複雑な駆動部を、共通化した中で最大のベルト幅に駆動部を合わせることが常であり、それにより部品が大きく、また、部品点数が増えてしまっている。
搬送物を搬送するベルトコンベヤ装置は、搬送方向の上流側端部に配置したテールプーリと搬送方向の下流側端部に配置したヘッドプーリとの間に無端ベルトを架設し、無端ベルトの復路側に無端ベルトを走行させるための駆動装置が設けられている(特許文献1参照)。この駆動装置は、ヘッドプーリとテールプーリとの間に架設された無端ベルトの復路側のヘッドプーリ傍などに配置されることが一般的である。
図8及び図9は、ベルトコンベヤ装置に用いられる駆動装置の一例を示す。この駆動装置100では、駆動力源である駆動モータ101の出力軸101aの軸方向と、駆動プーリ102の回転軸102aの軸方向とが平行となり、その間にスナブプーリ110が位置するように駆動モータ101と駆動プーリ102とがそれぞれフレーム103に固定される。こうすることにより、駆動プーリ102に巻き掛けられる無端ベルトをスナブプーリ110で折り返すので、駆動モータ101が無端ベルトの外側に位置でき、伝動部分の設置が自由になる。なお、図8及び図9に示す駆動装置100の場合には、駆動プーリ102の回転軸102aを両持ちで支持するためと駆動モータ101を機側で支持するため、フレーム103は複数の部材103a,103b,103c,103d,103eを組み合わせることで形成される。また、駆動装置100において、駆動プーリ102は、駆動プーリ102の回転軸102aの両端部を軸受け部材104,105により軸支された状態でフレーム103を構成するサイドフレーム103a,103bに取り付けられる。よって、サイドフレーム103a、103bは軸受部材104に掛かる力を受け持つため剛性の大きな金属材料である必要がある。駆動モータ101及び駆動プーリ102を、駆動モータ101の出力軸101aの軸方向と駆動プーリ102の回転軸102aの軸方向とが平行となるように配置し、駆動モータ101の出力軸101a及び駆動プーリ102の回転軸102aにスプロケット107,108をそれぞれ固定し、これらスプロケット107,108にチェーン109を巻き掛けることで伝動部分を形成し、駆動モータ101の駆動力を駆動プーリ102に伝達している。この伝動部分で駆動力の方向転換していることからも、サイドフレーム103bは剛性の大きな金属材料であることが求められる。また、この駆動装置100では、無端ベルトの復路側で駆動プーリ102に向けて無端ベルトの表側を折り返すスナブプーリ110及びテークアッププーリ111が設けられる他、スナブプーリ110の安全カバー112や、スプロケット108の固定用キープレート113なども設けられている。さらには、フレーム103に組み付けられた駆動モータ101や各プーリを被覆するため、サイドフレーム103外部を覆う大型のカバー114,115、116,117も設けられている。
さらに、別なベルトコンベヤの駆動装置として、ベルトの外表面(搬送面)に発生する擦れ傷を少なくするため、ベルトの外表面に発生する擦れ傷は幅方向の一側部寄りの所定幅のみで、その他の部分は擦れることがなく長期にわたり綺麗なベルト面を確保するため、駆動機構をベルトの幅方向一側に寄せてベルトの内側に配置した短筒状の駆動プーリと、無端ベルトを駆動プーリに押し当てるためのピンチローラと、駆動機構を配した線上のベルト幅反対側に駆動プーリの巻装状態と同じようにベルトを支持する案内手段を設けたベルトコンベヤの駆動装置の開示もある(特許文献2参照)。
特許第3784044号公報 特許第3290415号公報
図8及び図9に示す駆動装置100では、装置を構成する部品の数が多く、部品の大きさ重量も大きく、また、これら部品を組み付ける際に使用するボルトやピンなどの締結部材の数も、図9に全部ではないが分解して示した通り多くなる。したがって、このような駆動装置を構成する各部品の製品コストや、駆動装置を組み立てる際の製造コストが上昇する原因となる。また、同一構成で、搬送する搬送物の大きさに合わせた無端ベルト幅が複数あるベルトコンベヤ装置を製造する場合、駆動装置を構成する部品は、無端ベルトの仕様に対応した部品が必要となる。特に力がかかる駆動部において多様な寸法の駆動プーリ102を取りそろえなければならない。したがって、無端ベルトの幅要求が複数ある軽搬送物ベルトコンベヤ装置を製造する場合には、無端ベルトの幅寸法に合わせて、駆動装置を構成する部品を製造する必要があることから、製品シリーズとしての取り揃え部品点数がさらに多くなり、製品コストや製造コストが上昇してしまう。
また、駆動モータ101の伝動部分の自由度をもたらすため、スプロケット107,108及びチェーン109の伝動を用いるので、その潤滑給油が必要となる。そして、サイドフレーム103a、103bは軸受部材104に掛かる力を受け持つため剛性の大きな金属材料なので、駆動プーリ102の側面は不可視となっていて、ベルト裏面と駆動プーリ102との接触面は見ることができない。
特許文献2の駆動装置は、短筒状の片持ち駆動プーリではあるが、駆動機構をベルトの幅方向一側に寄せてベルトの内側に駆動プーリを配置し、無端ベルトを駆動プーリに押し当てるためのピンチローラと、駆動機構を配した線上のベルト幅反対側に駆動プーリの巻装状態と同じようにベルトを支持する案内手段とを設けているので、部品点数は増加している。そして、駆動機構をベルトの幅方向一側に寄せてベルトの内側に駆動プーリを配置しているので、いくら案内手段があっても従動するだけで同期しないので、無端ベルトの蛇行を促進してしまう。また、ギヤボックス9とモータ10をサイドフレームに固定しており、対面の案内手段も軸受をサイドフレームに固定するので、両サイドフレームは金属材料であり、ベルト裏面と駆動プーリとの接触面を見ることはできない。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、装置を構成する部品の製品コストや装置を製造する上での製造コストを抑制することができるようにしたベルトコンベヤ装置用の駆動装置を提供することを目的とする。さらにはメンテナンスが容易で故障を未然に防ぐことができるベルトコンベヤ装置用の駆動装置を提供することも目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明のベルトコンベヤ装置用の駆動装置は、コンベヤフレームの一端側に配置される軸方向長さが無端ベルト幅より所定量小さいヘッドプーリ、及び前記コンベヤフレームの他端側に配置される軸方向長さが無端ベルト幅より所定量小さいテールプーリに架設された無端ベルトを走行させることで搬送物を搬送するベルトコンベヤ装置に用いられる駆動装置において、機幅が複数設定される複数種の前記ベルトコンベヤ装置に対して予め複数設定された前記無端ベルトのベルト幅未満で、且つ予め複数設定された前記無端ベルトのベルト幅に関係なく、駆動軸方向の長さが同一の長さに設定され、前記無端ベルトの復路側のベルト裏面が巻き掛けられることで回転駆動時に前記無端ベルトを走行させる駆動プーリと、軸方向の長さが前記予め複数設定された前記無端ベルトのベルト幅に合わせて、且つ前記ヘッドプーリ及び前記テールプーリと同じ長さに設定され、前記テールプーリにより折り返される前記無端ベルトの復路側のベルト表面を前記駆動プーリに向けて折り返す第1プーリと、軸方向の長さが前記第1プーリと同じ長さに設定され、前記ヘッドプーリにより折り返される前記無端ベルトの復路側のベルト表面を前記駆動プーリに向けて折り返す第2プーリと、前記コンベヤフレームの下部に設けられ、前記第1プーリ及び前記第2プーリが回転可能に両端に軸支して取り付けられる支持フレームと、前記駆動プーリの駆動軸が出力軸であり、前記ベルトコンベヤ装置に架設された前記無端ベルトの幅方向の略中心部分に前記駆動プーリが位置するように前記支持フレーム下面に吊設される駆動モータと、前記第1プーリ又は前記第2プーリのどちらかが、前記第2プーリか前記第1プーリに向けて位置が調整されることで、前記無端ベルトに張力を掛けることが可能なテークアップ機構と、を備えたことを特徴とする。
また、前記ヘッドプーリ及び前記テールプーリそれぞれの外形が軸方向に一定であるベルトコンベヤ装置の駆動部に用いることが好ましい。。
また、前記駆動モータは、出力軸に片持ちで嵌合される前記駆動プーリと面し且つ出力軸が突出する筐体面に、プレート状のモータブラケットを取り付けて、該モータブラケットによって前記支持フレーム下面に吊設されることを特徴とする。
また、前記駆動プーリの一部で前記駆動軸を嵌合させるディスク部が、前記無端ベルトの幅方向の中央から前記駆動モータ側へオフセットされていることを特徴とする。
また、前記駆動プーリの駆動軸方向における前記駆動モータ側の一端部とは反対側の他端部側で、前記駆動プーリの外周面に当接される複数の補助ローラを前記支持フレームに吊設したことを特徴とする。
また、前記駆動プーリは、前記駆動プーリの外周面のうち、前記複数の補助ローラが当接される範囲を除く箇所がライニング加工されることが好ましい。
また、前記複数の補助ローラは、前記複数の補助ローラの外周面がそれぞれライニング加工されることが好ましい。
また、前記駆動プーリは、前記駆動プーリの外周面全体がライニング加工されることを特徴とする。
また、前記支持フレームに取り付けられる前記駆動プーリ及び前記第1プーリ及び前記第2プーリを被覆する複数のカバーを前記支持フレームに取り付けて備え、前記複数のカバーのうち、少なくとも前記駆動プーリの駆動軸方向における両端部のうち、前記駆動モータの出力軸が取り付けられる端部とは反対側の端部側を被覆するカバーを、透明性のある材料から形成したことを特徴とする。
本発明によれば、装置を構成する部品の製品コストや装置を製造する上での製造コストを抑制することができる。
さらに、本発明によれば、テールプーリ、ヘッドプーリと第1プーリ、第2プーリの長さが等しく無端ベルトの幅より所定量小さいので、ベルトの蛇行防止が図れる。
さらに、本発明によれば、駆動モータは、出力軸に片持ちで嵌合される駆動プーリと面し且つ出力軸が突出する筐体面に、プレート状のモータブラケットを取り付けて、モータブラケットによって支持フレーム下面に吊設されるので、駆動プーリが無端ベルトから受ける反力による駆動軸に掛かるねじれモーメントを最も有利な位置で受け止め、モータブラケットの幅を有効に利用して、駆動軸へのモーメントを小さくできる。
さらに、本発明によれば、駆動プーリの一部で駆動軸を嵌合させるディスク部が、無端ベルトの幅方向の中央から駆動モータ側へオフセットされているので、駆動軸へかかるモーメントを小さくできる。
さらに、本発明によれば、駆動プーリの駆動軸方向における駆動モータ側の一端部とは反対側の他端部側で、駆動プーリの外周面に当接される複数の補助ローラを支持フレームに吊設したので、駆動モータの出力軸である駆動軸の限定された軸径によらず、駆動軸へのモーメントを小さくできる。
さらに、本発明によれば、駆動に係る駆動プーリや補助ローラに適切にライニングを施すことで、ベルト裏面と駆動プーリとの接触による振動をライニングが吸収し、駆動軸への無理な力の付与を防止することができる。
さらに、本発明によれば、駆動プーリが支持フレーム下面から吊設されていて、金属材料のサイドフレームが不要なため、駆動プーリの駆動軸方向における両端部のうち、少なくとも駆動モータの出力軸が取り付けられる端部とは反対側の端部側を被覆するカバーを、透明性のある材料にすることができ、ベルト裏面と駆動プーリとの接触面やそのベルト裏面接触面周辺が可視化できることからメンテナンスが容易で、ベルトへの込み噛みこみを未然に防ぐことができる。
本発明の駆動装置を備えたベルトコンベヤ装置の一例を示す斜視図である。 図1におけるA−A断面図である。 ベルトコンベヤ装置の上面図である。 駆動装置の構成を分解して示す斜視図である。 駆動装置の構成を分解して示す斜視図である。 図2に示すB−B断面図である。 駆動装置のカバーを取り外した状態を示す平面図である。 ベルトコンベヤ装置に設けられる従来の駆動装置を分解して示す斜視図である。 ベルトコンベヤ装置に設けられる従来の駆動装置を分解して示す斜視図である。 従来の駆動装置のサイドカバーを取り外した状態を示す平面図である。
以下、本発明の駆動装置を備えたベルトコンベヤ装置について説明する。図1から図3に示すベルトコンベヤ装置10は、食品、医薬品、化粧品や自動車部品などの軽量の搬送物(約10kgまでの搬送物)を搬送するベルトコンベヤ装置である。このベルトコンベヤ装置では、使用する無端ベルトの仕様が複数設定される。なお、無端ベルト14の仕様としては、無端ベルト14のベルト幅が挙げられる。
ベルトコンベヤ装置10は、2つのプーリ11,12、コンベヤフレーム13、無端ベルト14及び駆動装置30から構成される。以下、2つのプーリ11,12のうち、搬送物の搬送方向(図1中y方向)における上流側に配置されるプーリ11をテールプーリ11と称し、搬送方向における下流側に配置されるプーリ12をヘッドプーリ12と称する。テールプーリ11、ヘッドプーリ12及びコンベヤフレーム13は、例えばアルミニウムなどの金属材料から形成される。なお、図1から図3においては、ベルトコンベヤ装置10を設置するための部品については記載を省略している。
テールプーリ11は、テールプーリ11の軸方向が搬送方向と直交し且つコンベヤフレーム13の上面と平行な面上に含まれるように、コンベヤフレーム13の長手方向における一端側に配置される。このテールプーリ11は、軸受け部15,16を介してコンベヤフレーム13に設けられる。また、ヘッドプーリ12は、ヘッドプーリ12の軸方向がテールプーリ11の軸方向と平行となるように、コンベヤフレーム13の長手方向における他端側に配置される。
このベルトコンベヤ装置10では、テールプーリ11及びヘッドプーリ12に無端ベルト14が架設され、テールプーリ11及びヘッドプーリ12に架設される無端ベルト14の往路側に位置するベルト部分の上面が搬送物の搬送面となる。一方、テールプーリ11及びヘッドプーリ12に架設された無端ベルト14の復路側に位置するベルト部分は、駆動装置30に設けられるスナブプーリ31、テークアッププーリ32、ドライブプーリ33が、スナブプーリ31、ドライブプーリ33、テークアッププーリ32の順に巻き掛けられる。テールプーリ11とヘッドプーリ12とは、軸方向長さが無端ベルト14の幅より所定量小さい長さとなっていて、無端ベルト14の縁がテールプーリ11やヘッドプーリ12の両端縁に巻きつくようになっている。これにより、無端ベルト14の幅方向の両縁のどちらか一方が多く張り出し、もう一方が少なく張り出す蛇行が始まる状態で、無端ベルト14の縁がテールプーリ11やヘッドプーリ12の縁に働かせる無端ベルト14幅方向内側への力の差が生じ、多く張り出した一方のベルト縁からの力が大きくなることで、無端ベルト14は一方の側の内寄りに力がかかり、蛇行が解消されるように戻ることができる。このため、テールプーリ11とヘッドプーリ12は、それぞれの外形が軸方向に一定であるストレートプーリを用いることができ、加工の手間やコストを削減できる。
駆動装置30は、上述したベルトコンベヤ装置10の無端ベルト14を走行させるために設けられる。なお、図2に示すように駆動装置30は、コンベヤフレーム13の長手方向における略中央部分に対して所定量下流側に設けられる。図4から図6に示すように、駆動装置30は、スナブプーリ31、テークアッププーリ32、ドライブプーリ33、駆動モータ34、モータブラケット35、補助ローラ対36、支持フレーム37、サイドカバー38,39、アンダーカバー40などから構成される。ここで、スナブプーリ31、テークアッププーリ32、ドライブプーリ33、モータブラケット35、支持フレーム37は、例えばアルミニウムなどの金属材料から形成される。
スナブプーリ31は、駆動装置30がコンベヤフレーム13に取り付けたときに、支持フレーム37の下流端部に位置するように、支持フレーム37に軸着される。このスナブプーリ31は、ヘッドプーリ12によりテールプーリ11側に折り返された無端ベルト14の復路側に位置するベルトの表側が巻き掛けられ、ドライブプーリ33に向けて折り返す。このスナブプーリ31は、無端ベルト14が巻き掛けられる円筒状のプーリ部31aと、スナブプーリ31の回転中心となる支軸31bと、プーリ部31aの両端部に設けられ、支軸31bが挿通されるベアリング31cとから構成される。つまり、スナブプーリ31は、無端ベルト14が走行するときには、プーリ部31aのみが回転するようになっている。
このスナブプーリ31は、支軸31bの長手方向における一端側を支持フレーム37の側壁37aに形成された開口37bに挿通させた後、支軸31bの他端側を支持フレーム37の側壁37cに形成された開口37dに挿通させる。この支軸31bの両端部で且つ外周面下部には、支持フレーム37の側壁37a及び側壁37cの厚みに合わせた幅の溝(図示省略)がそれぞれ設けられている。スナブプーリ31を支持フレーム37に取り付けたときには、支軸31bの長手方向における一端側に設けられた溝に開口37bに設けられた支持部37eが挿入され、支軸31bの長手方向における他端側に設けられた溝に開口37dに設けられた支持部37fがそれぞれ挿入される。この支軸31bの長手方向における両端部に設けられた溝の深さは同一の深さとなる。また、開口37bに設けられた支持部37eの上面及び開口37dに設けられた支持部37fの上面は、図5におけるz方向において同一の高さに位置している。したがって、スナブプーリ31を支持フレーム37に取り付けたときには、スナブプーリ31の支軸31aの軸方向は、テールプーリ11やヘッドプーリ12の軸方向と同一方向(x方向)となる。なお、スナブプーリ31を支持フレーム37に取り付けたときには、スナブプーリ31の頂点部分が支持フレーム37から上方に突出した位置に保持される。
テークアッププーリ32は、支持フレーム37の上流側端部に位置するように、支持フレーム37に軸着される。テールプーリ11によりヘッドプーリ12側に折り返された無端ベルト14の復路側に位置するベルト部分が巻き掛けられ、ドライブプーリ33に向けて折り返す。このテークアッププーリ32は、無端ベルト14が巻き掛けられる円筒状のプーリ部32aと、テークアッププーリ32の回転中心となる支軸32bと、プーリ部32aの両端部に設けられ、支軸32bが挿通されるベアリング32cとから構成される。つまり、テークアッププーリ32は、無端ベルト14が走行するときには、プーリ部32aのみが回転するようになっている。
このテークアッププーリ32は、支軸32bの長手方向における一端側を支持フレーム37の側壁37aに形成された開口37gに挿通させた後、支軸32bの他端側を支持フレーム37の側壁37cに形成された開口37hに挿通させる。この支軸32bの両端部で且つ外周面下部には、支持フレーム37の側壁37a及び側壁37cの厚みに合わせた幅の溝(図示省略)がそれぞれ設けられている。テークアッププーリ32を支持フレーム37に取り付けたときには、支軸32bの長手方向における一端側に設けられた溝に開口37gに設けられた支持部37iが挿入され、支軸32bの長手方向における他端側に設けられた溝に開口37hに設けられた支持部37jがそれぞれ挿入される。この支軸32bの長手方向における両端部に設けられた溝の深さは同一の深さとなる。また、開口37bに設けられた支持部37iの上面及び開口37hに設けられた支持部37jの上面は、図5におけるz方向において同一の高さに位置している。したがって、テークアッププーリ32を支持フレーム37に取り付けたときには、テークアッププーリ32の支軸32bの軸方向は、テールプーリ11やヘッドプーリ12の軸方向と同一方向(x方向)となる。なお、テークアッププーリ32を支持フレーム37に取り付けたときには、テークアッププーリ32の頂点部分が支持フレーム37から上方に突出した位置に保持される。
支持フレーム37の側壁37aにはボルト(以下、テークアップボルト)41が螺合され、支持フレーム37の側壁37cにはテークアップボルト42が螺合している。これらテークアップボルト41,42は、その締め付け時に、テークアッププーリ32の支軸32bを搬送方向の下流側に押圧して、テークアッププーリ32をスナブプーリ31に向けて移動させる。テークアッププーリ32をスナブプーリ31に向けて移動させることで、無端ベルト14に対してテンションを掛ける(張力を付加する)ことができる。なお、テークアップボルトによるプーリの支軸の押圧機構、つまりテークアップ機構は、テークアッププーリ32の位置の代わりにスナブプーリ31の位置にあってもよく、その場合ベルトコンベヤ装置の頭部及び尾部との位置関係は反転する。
ドライブプーリ33は、無端ベルト14における搬送面とは反対側(裏側)の面を外周面に対面させるように巻き掛けることができるように、搬送物の搬送方向において、スナブプーリ31とテークアッププーリ32との間に位置するように配置される。また、このドライブプーリ33は、駆動装置30をベルトコンベヤ装置10に取り付けた場合、駆動装置30のドライブプーリ33は、無端ベルト14の軸方向の略中央部分に配置される。
このドライブプーリ33の内部空間には、駆動軸方向における中央部分から駆動モータ34側にずれた位置にディスク部33aが形成される。つまりドライブプーリ33の一部で駆動軸を嵌合させるディスク部33aが、無端ベルト14の幅方向の中央から駆動モータ34側へオフセットされて位置している。この位置にディスク部33があることで、駆動モータ34の出力軸である駆動軸34aの長さを短くでき細い円筒形断面の駆動軸34aに係る曲げモーメントを小さくできる。なお、ドライブプーリ33としてはオフセットしたディスク部33aにより曲げモーメントが発生するが、剛性の高いドライブプーリ33への影響は小さい。ディスク部33aには、その中心部分が図6中右側端部に向けて円筒形状に突出している。以下、ディスク部33aから円筒形状に突出している箇所を突出部33bと称する。この突出部33bには、ドライブプーリ33の中心軸と同軸となる挿入孔33cが設けられている。この挿入孔33cには、後述する平行キー44が挿入されるキー溝33dが設けられている。
ドライブプーリ33の外周面は、ウレタンなどの合成樹脂材を用いたライニング加工が施される。図5中、ライニング加工が施される箇所を符号33eで示している。このライニング加工を施すことで、回転駆動するドライブプーリ33が無端ベルト14に対してスリップすることを防止することが可能となる。ここで、ライニング加工が施されるドライブプーリ33の外周面の範囲は、外周面の全てとしてもよいし、ドライブプーリ33の軸方向において、駆動モータ34が取り付けられる一端とは反対側の他端から所定の範囲を除いた範囲としてもよい。このドライブプーリ33の外周面には、補助ローラ対36の補助ローラ46,47の外周面が当接されるので、所定の範囲としては、少なくとも補助ローラ対36の補助ローラ46,47の厚み以上とすることが望ましい。図5においては、ドライブプーリ33の軸方向において、駆動モータ14が取り付けられる一端とは反対側の他端から所定の範囲を除いた範囲にライニング加工を施したドライブプーリ33を示している。
駆動モータ34は、例えば出力が25Wの汎用の駆動モータが使用される。ここで、駆動モータ34は、使用する無端ベルト14のベルト幅が変更された場合であっても、同一の出力からなる駆動モータが使用される。この駆動モータ34はモータブラケット35を介して支持フレーム37の下面に固定される。モータブラケット35は、プレート状をしており、ドライブプーリ33と面し且つ出力軸である駆動軸34aが突出する駆動モータ34筐体面に、ドライブプーリ33のすぐ近傍に取り付けられる。つまり、駆動モータ34は、出力軸に片持ちで嵌合されるドライブプーリ33と面し且つ出力軸が突出する筐体面に、プレート状のモータブラケット35を取り付けて、モータブラケット35によって支持フレーム37の下面に吊設された状態で保持される。これにより、駆動軸34aの長さ中間にリジッドな支点が形成でき、駆動軸34aに係る曲げモーメントを最小にすることができる。また、支点になるモータブラケット35のドライブプーリ33の反対側に重量のある駆動モータ34が位置するので、ドライブプーリ33に係るモータブラケット35との離れによるモーメントは、駆動モータ34の重力によるモータブラケット35との離れに起因するモーメントによりバランスするように働くこととなる。また、モータブラケット35は、厚みは薄いが、搬送方向に平行な幅寸法は稼げるので、その幅方向の部材によりねじれに強く、よって駆動軸34aに掛かるモーメントに対して強い支点となる。
駆動モータ34は、ドライブプーリ33の挿入孔33cに駆動軸34aを挿入した後、ドライブプーリ33を保持する。この駆動モータ34の駆動軸34aには、キー溝34bが設けられており、ドライブプーリ33の挿入孔33cに駆動軸34aを挿入するときに、駆動モータ34の駆動軸34aに設けられたキー溝34bと、ドライブプーリ33の挿入孔33cに設けられたキー溝33dとを対峙させる。そして、キー溝34bとキー溝33dとが対峙することで生成される空間に平行キー44を挿入する。この平行キー44の挿入により、駆動モータ34の駆動軸34aに対するドライブプーリ33の回転方向における相対位置が固定される。図示は省略するが、ドライブプーリ33の外周面にはネジ孔が設けられている。キー溝34bとキー溝33dとが対峙することで生成される空間に平行キー44を挿入した後、ドライブプーリ33の外周面に設けられたネジ孔に内ネジを螺合させ内ネジを締め付けることで、駆動モータ34の駆動軸34aに対するドライブプーリ33の軸方向における相対位置が固定される。
補助ローラ対36は、ウレタンなどの合成樹脂材を用いたライニング加工が施された2つの補助ローラ46,47とブラケット48とから構成される。この補助ローラ対36は、駆動装置30を組み立てたときに、支持フレーム37の下面にブラケット48が固定される。したがって、補助ローラ対36は、支持フレーム37に対して吊設された状態で保持される。そして、駆動装置30が組み立てられたときには、補助ローラ対36の補助ローラ46,47の外周面が、ドライブプーリ33の外周面の頂点近傍で、ドライブプーリ33のライニング加工が施されていない部分にそれぞれ当接される。
ドライブプーリ33を回転駆動させると、ドライブプーリ33とドライブプーリ33に当接される補助ローラ対36の補助ローラ46,47との間に摩擦力が生じる。ドライブプーリ33とドライブプーリ33に当接される補助ローラ対36の補助ローラ46,47との間に生じる摩擦力により、補助ローラ対36の補助ローラ46,47がそれぞれ回転する。ここで、補助ローラの外周面にライニング加工が施されていない場合、ドライブプーリ33を回転駆動させると、回転駆動したドライブプーリ33の外周面が補助ローラ対36の補助ローラのそれぞれに擦れながら回転し、この回転の際に異音が発生する。したがって、補助ローラ対36の各補助ローラの外周面にライニング加工を施すことで、ドライブプーリ33が回転駆動したときに、ドライブプーリ33と補助ローラ対36の補助ローラ46,47との間で擦れながら回転することを防止して異音の発生を抑制する。また、補助ローラ対36の補助ローラ46,47が回転しているときに、これら補助ローラ46,47が仮に振動している場合であっても、補助ローラ対36の補助ローラ46,47の外周面に設けられたウレタンが振動を吸収する。したがって、補助ローラ対36の補助ローラ46,47の振動がドライブプーリ33に伝達することが防止される。その結果、補助ローラ対36の補助ローラ46,47の振動に起因して、駆動モータ34の駆動軸34aが振動することが防止される。
また、この補助ローラ対36の補助ローラ46,47をドライブプーリ33の外周面に対して、駆動モータ34が取り付けられる一端とは反対側の他端側で当接させる構成にすることで、以下の作用を有している。上述したように、駆動装置30をベルトコンベヤ装置10に取り付けた後には、テークアップボルト41,42をそれぞれ締め付けて無端ベルト14にテンションを掛ける作業を行う。この作業では、テークアップボルト41,42を締め付け過ぎ、無端ベルト14に必要以上のテンションを掛けてしまう場合がある。
上述したように、ドライブプーリ33は、駆動モータ34の駆動軸34aに取り付けられている。この駆動モータ34として出力が25Wの汎用の駆動モータを用いた場合、その駆動軸34aの直径は細い。また、ドライブプーリ33のディスク部33aに設けられる突出部33bは、ドライブプーリ33の軸方向において、駆動モータ34側の端部に形成されている。したがって、無端ベルト14に必要以上にテンションを掛けてしまうと、ドライブプーリ33の軸方向において、駆動モータ34側の端部とは反対側の端部に必要以上の応力が加わってしまう。その結果、駆動モータ34の駆動軸34aが曲がったり、又は駆動モータ34の駆動軸34aを折ってしまう。例えば駆動モータ34の駆動軸34aを曲がると、ドライブプーリ33が偏心しながら回転駆動し、無端ベルト14は蛇行走行してしまう。
したがって、上述した補助ローラ対36の補助ローラ46,47を、ドライブプーリ33の軸方向における駆動モータ34側の端部とは反対側の端部側で、ドライブプーリ33の外周面に当接させることで、無端ベルト14に必要以上のテンションを掛けてしまった場合に、駆動モータ34の駆動軸34aを曲げてしまうことや、駆動軸34aを折ってしまうことを防止することが可能となる。また、駆動モータ34の駆動軸34aを曲げてしまうことを防止することで、走行する無端ベルト14の蛇行も防止される。
ここで、駆動モータ34を汎用の駆動モータではなく、ベルトコンベヤ装置10専用の駆動モータとするのであれば、駆動モータ34の駆動軸の直径を太くすることもできる。したがって、専用の駆動モータを用いる場合には、上述した補助ローラ対36を設ける必要はない。
また、補助ローラ対36の補助ローラ46,47の外周面にウレタンなどの合成樹脂材を用いたライニング加工を施しているが、ドライブプーリ33の外周面全体にライニング加工を施している場合には、補助ローラ対36の補助ローラ46,47の外周面にはライニング加工を施す必要はない。
サイドカバー38は、無端ベルト14の幅方向における図6中右側端部を被覆するために、サイドカバー39は無端ベルト14の幅方向における図6中左側端部を被覆するために、それぞれ設けられる。アンダーカバー40は、駆動装置30の上流側の側面から下流側側面に掛けて駆動装置30の下部を被覆するために、駆動装置30の支持フレーム37に取り付けられる。
上述したベルトコンベヤ装置10に用いられる無端ベルト14や、各プーリは以下に設定される。例えばベルトコンベヤ装置10に用いる無端ベルトのベルト幅をW1とした場合、無端ベルト14のベルト幅W1は、100〜300mmの範囲で、50mm単位でサイズ変更が可能に設定される。テールプーリ11の幅W2やヘッドプーリ12の幅W3も同様に50mm単位でサイズ変更が可能に設定される。ここで、無端ベルト14のベルト幅W1に対して、テールプーリ11の幅W2やヘッドプーリ12の幅W3は、W1>W2、W1>W3、W2=W3となっており、W2−W1の寸法差が所定量となっている。
具体的には、無端ベルト14の幅W1に対してヘッドプーリ12やテールプーリ11の長さ寸法を所定量小さくする量を例えば20mmとした場合、無端ベルト14のベルト幅W1が100mmであれば、テールプーリ11の幅W2やヘッドプーリ12の幅W3は80mmに設定される。また、無端ベルト14のベルト幅W1が150mmであれば、テールプーリ11の幅W2やヘッドプーリ12の幅W3は130mmに設定される。無端ベルト14のベルト幅W1が200mmであれば、テールプーリ11の幅W2やヘッドプーリ12の幅W3は180mmに設定される。無端ベルト14のベルト幅W1が250mmであれば、テールプーリ11の幅W2やヘッドプーリ12の幅W3は230mmに設定される。無端ベルト14のベルト幅W1が300mmであればテールプーリ11の幅W2やヘッドプーリ12の幅W3は280mmに設定される。ここで、なお、図1〜図6においては、無端ベルト14のベルト幅W1を150mmとした場合のベルトコンベヤ装置10について記載している。
このように設定される無端ベルト14の幅W1、テールプーリ11の幅W2、ヘッドプーリ12の幅W3に対して、スナブプーリ31、テークアッププーリ32及びドライブプーリ33の幅は、以下に設定される。以下、スナブプーリ31の幅をW4、テークアッププーリ32の幅をW5、ドライブプーリ33の幅をW6とする。例えば、スナブプーリ31の幅W4やテークアッププーリ32の幅W5は、テールプーリ11の幅W2及びヘッドプーリ12の幅W3と同一幅となるように設定される。スナブプーリ31の幅W4や、テークアッププーリ32の幅W5は、80〜280mmの範囲で、50mm単位でサイズ変更が可能に設定される。なお、ドライブプーリ33の幅W6は、無端ベルト14の幅が100〜300mmの間で変更された場合であっても、同一幅に設定される。具体的には、ドライブプーリの幅W6は80mmである。
上述した無端ベルト14は、無端ベルト14の幅方向の中心が、テールプーリ11、ヘッドプーリ12、スナブプーリ31及びテークアッププーリ32の各プーリの幅方向の中心と一致するように、各プーリに巻き掛けられる。また、ドライブプーリ33においては、その外周面のうち、ライニング加工された箇所における軸方向の中心が無端ベルト14の幅方向の中心と一致するように設置される。
ここで、無端ベルト14のベルト幅W1は、ヘッドプーリ12の幅W3に対してW1>W3となるように設定している。ベルトコンベヤ装置10の製造時には、無端ベルト14がヘッドプーリ12からはみ出る長さ(幅)は、無端ベルト14の一端側と他端側とで同一量となる。例えばヘッドプーリ12に巻き掛けられる無端ベルト14の両端部のそれぞれからスナブプーリ31の両端面の中心に向けて作用する張力は同一である。つまり、無端ベルト14の両端部のそれぞれに作用する無端ベルト14の幅方向の応力は同一となる。
無端ベルト14に外力が加わり、無端ベルト14が幅方向に振れる場合を考慮する。例えば無端ベルトが幅方向に振れた場合、無端ベルト14の両端部のそれぞれに作用する、無端ベルト14の幅方向の応力が変化し、無端ベルト14の一端部における幅方向の応力と、無端ベルト14の他端部における幅方向の応力とに差が生じる。したがって、無端ベルト14は、無端ベルト14の一方の端部における幅方向の応力と、無端ベルト14の他端部における幅方向の応力との差がなくなるように、無端ベルト14は、振れた方向とは逆の方向にスライドする。つまり、無端ベルト14が幅方向の図3中−x方向に振れた場合には、無端ベルト14はx方向にスライドして元の状態に復帰する。また、無端ベルト14が幅方向の図3中x方向に振れた場合には、無端ベルト14は−x方向にスライドして元の状態に復帰する。
この無端ベルト14に対する動作は、他のプーリ間においても同じである。したがって、ベルトコンベヤ装置10に設けられる各プーリの幅を無端ベルト14の幅よりも細く設定することで、無端ベルト14が蛇行走行しても、無端ベルト14を元の状態に復帰させることができ、無端ベルト14を安定して走行させることができる。
上述したように、上述したベルトコンベヤ装置10に設けられる駆動装置30は、以下の利点を有している。図8及び図9に示すように、従来の駆動装置100においては、駆動モータ101と、ドライブプーリ102とを並設した場合、駆動モータ101を駆動させたときの駆動力をドライブプーリ102に伝達するためには、駆動モータ101の駆動軸101a及びドライブプーリ102の回転軸102aのそれぞれにスプロケット107,108を固着した後、これらスプロケット107,108にチェーン109を巻き掛ける必要がある。また、駆動モータ101とドライブプーリ102とを並置した場合、ドライブプーリ102の回転軸102aは、その一端側を軸受け部104を介して、また、他端側を軸受け部105を介してサイドフレーム103bに軸支又は軸着される。したがって、ドライブプーリ102を回転駆動させる駆動伝達機構を構成する部品数が非常に多くなる。また、駆動モータ101とドライブプーリ102とを並設した場合には、駆動モータ101やドライブプーリ102が取り付けられる支持フレーム103の構造が複雑になり、その構造上、複数の部品から構成する必要がある。また、これら部品を組み付ける際に使用するボルトなどの締結部材の数も多くなる。
しかしながら、本実施形態の駆動装置10では、駆動モータ34の駆動軸34aにドライブプーリ33を直接取り付けている。したがって、駆動モータ101とドライブプーリ102とを並設した場合に必要となる駆動伝達機構の構成を省略することができる。また、駆動モータ34の駆動軸34aにドライブプーリ33を直接取り付けることで、支持フレーム37の形状も簡素化することができ、従来の駆動装置100に用いられる複数の部品を組み立てる支持フレーム103の構成ではなく、一つの部品からなる支持フレーム37として製造することができる。また、このような構成とすることで、部品を組み付ける際に使用するボルトなどの締結部材の数を削減することも可能となる。したがって、駆動装置を構成する部品数の削減により、部品の製品コストを抑制することができる他、駆動装置を製造する際の製造コストを抑制することができる。
また、本実施形態の駆動装置10では、無端ベルトの仕様が複数あるベルトコンベヤ装置において、駆動プーリ33、駆動モータ34、及び補助ローラ36対などの一部の部品は共通化されている。したがって、無端ベルト14の仕様が複数ある場合であっても、無端ベルトの仕様に合わせて設定される部品の数を削減できる。したがって、部品の製品コストや、駆動装置の製造コストを抑制することができる。
本実施形態の駆動装置30では、サイドカバー38,38の材質については、詳細を述べていないが、サイドカバー38,39は金属材料から設けてもよいし、合成樹脂材やガラス材などの透明性のある材料から設けることも可能である。
例えばベルトコンベヤ装置10により搬送する搬送物によっては、下流側端部で折り返される無端ベルト14に巻き込まれて無端ベルト14の復路側を搬送され、駆動装置30内に入り込む場合がある。また、この他に、ベルトコンベヤ装置10が設置される環境下によっては、ゴミや粉塵などの異物が駆動装置30の内部に入り込む場合がある。これら異物は、無端ベルト14とドライブプーリ33との間に入り込み、ドライブプーリ33の外周面のライニング加工部分を傷つけたり、ライニング加工の形状を変化させてしまう。その結果、ドライブプーリ33の回転駆動により走行する無端ベルト14が蛇行してしまう原因となる。
図8〜図10に示す従来の駆動装置100の場合、駆動プーリ102の回転軸102aの両端部が軸受け部104,105を介してサイドフレーム103a、103bに取り付けられる。したがって、サイドカバー116,117を外したとしても、ドライブプーリ102の近傍は視認できないので、異物が混入しているか否かを確認することができない。したがって、従来の駆動装置100の場合には、定期的に分解してメンテナンス作業を行う必要がある。
一方、本実施形態の駆動装置10においては、ドライブプーリ33を駆動モータ34に直接取り付けることで、駆動装置10の構造を簡略化し、さらにサイドカバー39を透明性のある材料とすることで、駆動装置30の内部に入り込んだ搬送物や異物の有無をサイドカバー越しに確認できるので、メンテナンス作業を定期的に行う必要がなくなる。また、駆動装置30の内部に入り込んだ搬送物や異物の有無をサイドカバー越しに確認することができるため、駆動装置30の内部に搬送物や異物がある場合には早急に取り除くことができ、その結果、ドライブプーリ33の外周面のライニング加工部分や、補助ローラ対36の補助ローラ46,47の外周面のライニング加工部分を傷つけたり、ライニング加工部分の形状を変化させることを防止することが可能となる。
10…ベルトコンベヤ装置、11…テールプーリ、12…ヘッドプーリ、13…コンベヤフレーム、14…無端ベルト、30…駆動装置、31…スナブプーリ、32…テークアッププーリ、33…ドライブプーリ(駆動プーリ)、33a…ディスク部、34…駆動モータ、34a…駆動軸、35…モータブラケット、36…補助ローラ対、37…支持フレーム、38…サイドカバー
このような軽量物を扱う軽量物搬送コンベヤは、従来その搬送物や搬送ラインによって機長、ベルト幅など様々なユーザのニーズが変わるが、そのニーズに安価で素早く応えるため、部品を共通化している。しかし、共通化のために最も機構が複雑な駆動部を、共通化した中で最大のベルト幅に合わせることが常であり、それにより部品が大きく、また、部品点数が増えてしまっている。
図8及び図9は、ベルトコンベヤ装置に用いられる駆動装置の一例を示す。この駆動装置100では、駆動力源である駆動モータ101の出力軸101aの軸方向と、駆動プーリ102の回転軸102aの軸方向とが平行となり、その間にスナブプーリ110が位置するように駆動モータ101と駆動プーリ102とがそれぞれフレーム103に固定される。こうすることにより、駆動プーリ102に巻き掛けられる無端ベルトをスナブプーリ110で折り返すので、駆動モータ101が無端ベルトの外側に位置でき、伝動部分の設置が自由になる。なお、図8及び図9に示す駆動装置100の場合には、駆動プーリ102の回転軸102aを両持ちで支持するためと駆動モータ101を機側で支持するため、フレーム103は複数の部材103a,103b,103c,103d,103eを組み合わせることで形成される。また、駆動装置100において、駆動プーリ102は、駆動プーリ102の回転軸102aの両端部を軸受部材104,105により軸支された状態でフレーム103を構成するサイドフレーム103a,103bに取り付けられる。よって、サイドフレーム103a、103bは軸受部材104,105に掛かる力を受け持つため剛性の大きな金属材料である必要がある。駆動モータ101及び駆動プーリ102を、駆動モータ101の出力軸101aの軸方向と駆動プーリ102の回転軸102aの軸方向とが平行となるように配置し、駆動モータ101の出力軸101a及び駆動プーリ102の回転軸102aにスプロケット107,108をそれぞれ固定し、これらスプロケット107,108にチェーン109を巻き掛けることで伝動部分を形成し、駆動モータ101の駆動力を駆動プーリ102に伝達している。この伝動部分で駆動力の方向転換していることからも、サイドフレーム103bは剛性の大きな金属材料であることが求められる。また、この駆動装置100では、無端ベルトの復路側で駆動プーリ102に向けて無端ベルトの表側を折り返すスナブプーリ110及びテークアッププーリ111が設けられる他、スナブプーリ110の安全カバー112や、スプロケット108の固定用キープレート113なども設けられている。さらには、フレーム103に組み付けられた駆動モータ101や各プーリを被覆するため、サイドフレーム103外部を覆う大型のカバー114,115、116,117も設けられている。
テールプーリ11は、テールプーリ11の軸方向が搬送方向と直交し且つコンベヤフレーム13の上面と平行な面上に含まれるように、コンベヤフレーム13の長手方向における一端側に配置される。このテールプーリ11は、軸受け部15,16を介してコンベヤフレーム13に設けられる。また、ヘッドプーリ12は、ヘッドプーリ12の軸方向がテールプーリ11の軸方向と平行となるように、コンベヤフレーム13の長手方向における他端側に配置される。このヘッドプーリ12は、軸受け部17,18を介してコンベヤフレーム13に設けられる。
上述したように、上述したベルトコンベヤ装置10に設けられる駆動装置30は、以下の利点を有している。図8及び図9に示すように、従来の駆動装置100においては、駆動モータ101と、ドライブプーリ102とを並設した場合、駆動モータ101を駆動させたときの駆動力をドライブプーリ102に伝達するためには、駆動モータ101の駆動軸101a及びドライブプーリ102の回転軸102aのそれぞれにスプロケット107,108を固着した後、これらスプロケット107,108にチェーン109を巻き掛ける必要がある。また、駆動モータ101とドライブプーリ102とを並置した場合、ドライブプーリ102の回転軸102aは、その一端側を軸受部材104を介して、また、他端側を軸受部材105を介してサイドフレーム103a,103bに軸支又は軸着される。したがって、ドライブプーリ102を回転駆動させる駆動伝達機構を構成する部品数が非常に多くなる。また、駆動モータ101とドライブプーリ102とを並設した場合には、駆動モータ101やドライブプーリ102が取り付けられる支持フレーム103の構造が複雑になり、その構造上、複数の部品から構成する必要がある。また、これら部品を組み付ける際に使用するボルトなどの締結部材の数も多くなる。
図8〜図10に示す従来の駆動装置100の場合、駆動プーリ102の回転軸102aの両端部が軸受部材104,105を介してサイドフレーム103a、103bに取り付けられる。したがって、サイドカバー116,117を外したとしても、ドライブプーリ102の近傍は視認できないので、異物が混入しているか否かを確認することができない。したがって、従来の駆動装置100の場合には、定期的に分解してメンテナンス作業を行う必要がある。

Claims (9)

  1. コンベヤフレームの一端側に配置される軸方向長さが無端ベルト幅より所定量小さいヘッドプーリ、及び前記コンベヤフレームの他端側に配置される軸方向長さが無端ベルト幅より所定量小さいテールプーリに架設された無端ベルトを走行させることで搬送物を搬送するベルトコンベヤ装置用の駆動装置において、
    機幅が複数設定される複数種の前記ベルトコンベヤ装置に対して予め複数設定された前記無端ベルトのベルト幅未満で、且つ予め複数設定された前記無端ベルトのベルト幅に関係なく、駆動軸方向の長さが同一の長さに設定され、前記無端ベルトの復路側のベルト裏面が巻き掛けられることで回転駆動時に前記無端ベルトを走行させる駆動プーリと、
    軸方向の長さが前記予め複数設定された前記無端ベルトのベルト幅に合わせて、且つ前記ヘッドプーリ及び前記テールプーリと同じ長さに設定され、前記テールプーリにより折り返される前記無端ベルトの復路側のベルト表面を前記駆動プーリに向けて折り返す第1プーリと、
    軸方向の長さが前記第1プーリと同じ長さに設定され、前記ヘッドプーリにより折り返される前記無端ベルトの復路側のベルト表面を前記駆動プーリに向けて折り返す第2プーリと、
    前記コンベヤフレームの下部に設けられ、前記第1プーリ及び前記第2プーリが回転可能に両端に軸支して取り付けられる支持フレームと、
    前記駆動プーリの駆動軸が出力軸であり、前記ベルトコンベヤ装置に架設された前記無端ベルトの幅方向の略中心部分に前記駆動プーリが位置するように前記支持フレーム下面に吊設される駆動モータと、
    前記第1プーリ又は前記第2プーリのどちらかが、前記第2プーリか前記第1プーリに向けて位置が調整されることで、前記無端ベルトに張力を掛けることが可能なテークアップ機構と、
    を備えたことを特徴とするベルトコンベヤ装置用の駆動装置。
  2. 請求項1に記載のベルトコンベヤ装置用の駆動装置を、前記ヘッドプーリ及び前記テールプーリそれぞれの外形が軸方向に一定であるベルトコンベヤ装置の駆動部に用いることを特徴とするベルトコンベヤ装置用の駆動装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のベルトコンベヤ装置用の駆動装置において、
    前記駆動モータは、出力軸に片持ちで嵌合される前記駆動プーリと面し且つ出力軸が突出する筐体面に、プレート状のモータブラケットを取り付けて、該モータブラケットによって前記支持フレーム下面に吊設されることを特徴とするベルトコンベヤ装置用の駆動装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のベルトコンベヤ装置用の駆動装置において、
    前記駆動プーリの一部で前記駆動軸を嵌合させるディスク部が、前記無端ベルトの幅方向の中央から前記駆動モータ側へオフセットされていることを特徴とするベルトコンベヤ装置用の駆動装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のベルトコンベヤ装置用の駆動装置において、
    前記駆動プーリの駆動軸方向における前記駆動モータ側の一端部とは反対側の他端部側で、前記駆動プーリの外周面に当接される複数の補助ローラを前記支持フレームに吊設したことを特徴とするベルトコンベヤ装置用の駆動装置。
  6. 請求項5に記載のベルトコンベヤ装置用の駆動装置において、
    前記駆動プーリは、前記駆動プーリの外周面のうち、前記複数の補助ローラが当接される範囲を除く箇所がライニング加工されることを特徴とするベルトコンベヤ装置用の駆動装置。
  7. 請求項5又は請求項6に記載のベルトコンベヤ装置用の駆動装置において、
    前記複数の補助ローラは、前記複数の補助ローラの外周面がそれぞれライニング加工されることを特徴とするベルトコンベヤ装置用の駆動装置。
  8. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のベルトコンベヤ装置用の駆動装置において、
    前記駆動プーリは、前記駆動プーリの外周面全体がライニング加工されることを特徴とするベルトコンベヤ装置用の駆動装置。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のベルトコンベヤ装置用の駆動装置において、
    前記支持フレームに取り付けられる前記駆動プーリ及び前記第1プーリ及び前記第2プーリを被覆する複数のカバーを前記支持フレームに取り付けて備え、
    前記複数のカバーのうち、少なくとも前記駆動プーリの駆動軸方向における両端部のうち、前記駆動モータの出力軸が取り付けられる端部とは反対側の端部側を被覆するカバーを、透明性のある材料から形成したことを特徴とするベルトコンベヤ装置用の駆動装置。
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