JP2001080719A - 小型ベルトコンベヤの受けローラ取り付け構造 - Google Patents

小型ベルトコンベヤの受けローラ取り付け構造

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JP2001080719A
JP2001080719A JP25642599A JP25642599A JP2001080719A JP 2001080719 A JP2001080719 A JP 2001080719A JP 25642599 A JP25642599 A JP 25642599A JP 25642599 A JP25642599 A JP 25642599A JP 2001080719 A JP2001080719 A JP 2001080719A
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roller unit
conveyor
conveyor frame
frame
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Shigeru Yagi
繁 八木
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Sanki Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で、コンベヤフレームに対して受
けローラユニットを着脱することのできる小型ベルトコ
ンベヤの受けローラ取り付け構造を提供することが課題
である。 【解決手段】 コンベヤフレーム2の側面板2b,2c
に当接する当て板9aと、該当て板9aとの間で側面板
2b,2cを挟み付けるための突起片9bと、当て板9
aの下部に形成されるフック部9cと、当て板9aに対
して略直角方向に延出するステー9dと、当て板9aの
上方が直角に折り曲げられて形成される折り曲げ部9f
と、からなる係止用金具9をコンベヤフレーム2の各側
面板2b,2cにそれぞれ2個づつ取り付ける。そし
て、この係止用金具9に、受けローラユニット5を、ボ
ルト締めにて固定する。従って、コンベヤフレーム2の
裏面側に取り付けられる受けローラユニットを容易に着
脱することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受けローラと駆動
ローラとで無端ベルト(エンドレスベルト)を挟み付
け、駆動ローラを回転させることにより、無端ベルトを
摩擦駆動させるようにした小型ベルトコンベヤに係り、
特に、分解洗浄を容易に行うことができる受けローラの
取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、食品や医薬品等の小物、ばら物
を搬送する用途として使用される小型ベルトコンベヤ
は、搬送物へのゴミや塵埃の付着を防止するために、当
該小型ベルトコンベヤの搬送面、及びその周辺の機器を
常時清潔にしておく必要がある。従って、ベルトコンベ
ヤの搬送面等に汚れが生じた場合には、随時或いは定期
的に洗浄しなければならない。
【0003】そこで、従来より、例えば実公平5−24
652号公報(以下、従来例という)に示されるよう
に、簡単な作業で無端ベルトを取り外すことができ、容
易に洗浄することのできるベルトコンベヤが提案されて
いる。
【0004】図18は、該従来例に記載されたベルトコ
ンベヤ100の構成を示す説明図であり、同図に示すよ
うに、このベルトコンベヤ100は、フレーム101
と、機台102とに大別して構成されている。
【0005】フレーム101は、長尺形状に構成され、
先端部にはヘッドプーリ103が設置され、後端部には
テールプーリ104が設置されている。またフレーム1
01の側面中央部近傍には、2対の垂設ステー105,
106が取り付けられており、該垂設ステー105,1
06の下端には、受けローラ107,108が軸支され
ている。
【0006】また、機台102は、駆動ローラ109を
具備しており、該駆動ローラ109は駆動ベルト110
を介してモータ111の出力軸に連結されている。更
に、2本のアイドルローラ112,113が設置されて
いる。そして、ヘッドプーリ103、アイドルローラ1
12、受けローラ107、108、アイドルローラ11
3、テールプーリ104を掛け渡すように無端ベルト1
14を配置し、更に、2個の受けローラ107,108
の間に駆動ローラ109が位置するようにフレーム10
1と機台102とを連結すると、無端ベルト114と駆
動ローラ109とが摩擦接触するので、該駆動ローラ1
09を回転駆動させることにより、無端ベルト114を
摩擦駆動させることができる。なお、符号116は脚部
である。
【0007】また、図19に示すように、フレーム10
1は機台102に対して蝶番115で連結されているの
で、フレーム101の一方の側面を持ち上げると、フレ
ーム101と機台102との係合を外すことができ、無
端ベルト114を弛緩することができるので、この状態
で無端ベルト114を容易に取り外すことができる。こ
れにより、無端ベルト114の洗浄が可能となる。
【0008】ところが、上記の従来例に記載されたベル
トコンベヤ100では、無端ベルト114を取り外して
洗浄することができるものの、フレーム101本体、受
けローラ107,108、駆動ローラ109等の、各構
成要素を取り外すことができないので、無端ベルト11
4以外の各構成要素を洗浄する作業が容易ではなく、頻
繁な洗浄作業が必要な場合には、作業者に多くの労力を
強いるという問題が発生していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
におけるベルトコンベヤでは、簡単な作業で無端ベルト
114を取り外すことができるものの、該無端ベルト1
14を摩擦駆動させるための、受けローラ107,10
8、駆動ローラ109等、周辺機器を取り外すことがで
きず、洗浄作業に多くの労力が必要になるという欠点が
あった。
【0010】この発明はこのような従来の課題を解決す
るためになされたものであり、その目的とするところ
は、簡単な操作で、コンベヤフレームと駆動ユニットと
を取り外すことができ、且つ、コンベヤフレームの裏面
側に配設される受けローラユニットを容易に着脱するこ
とのできる小型ベルトコンベヤの受けローラ取り付け構
造を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願請求項1に記載の発明は、底面板及び該底面板
の両側部を略L字形状に折り曲げ加工した側面板とから
成るコンベヤフレームと、該コンベヤフレームの先端
部、後端部にそれぞれ配置されるヘッドプーリ、テール
プーリと、前記ヘッドプーリとテールプーリとを掛け渡
すように張設される無端ベルトと、受けローラを有し、
前記コンベヤフレームの裏面側に配置される受けローラ
ユニットと、該受けローラユニットの受けローラに前記
無端ベルトを押し付けて該無端ベルトを摩擦駆動させる
駆動ローラを具備する駆動ローラユニットと、を有し、
前記駆動ローラを回転駆動させることにより、前記無端
ベルトを駆動させるようにした小型ベルトコンベヤにお
いて、前記コンベヤフレームの側面板に沿って摺動自在
に取り付け可能な複数個の係止用金具を、前記コンベヤ
フレームの両側部の側面板適所に配設し、前記各係止用
金具に、前記受けローラユニットを着脱可能に固定する
ことを特徴とする。
【0012】請求項2に記載の発明は、前記受けローラ
ユニットは、前記受けローラを軸支する互いに平行配置
された2枚の側面板と、該2枚の側面板を連結する底板
と、を有し、前記底板を前記係止用金具に係合させるこ
とにより、当該受けローラユニットをコンベヤフレーム
に対し摺動可能に取り付けたことを特徴とする。請求項
3に記載の発明は、前記底板と前記係止用金具とを、ア
ングル材を介して接続し、各種横幅を有するコンベヤに
対して取り付け可能としたことを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の発明は、前記係止用金具
は、フック部を有し、前記駆動ローラユニットの側面板
には、コンベヤフレームに固定するためのキャッチクリ
ップが搭載され、該キャッチクリップを前記係止用金具
のフック部に係合させて、当該駆動ローラユニットを前
記コンベヤフレームに固定することを特徴とする。
【0014】請求項5に記載の発明は、前記受けローラ
ユニットは、2本の受けローラを具備することを特徴と
する。請求項6に記載の発明は、前記無端ベルトは、裏
面側中央部の長手方向に沿って凸状突起が形成され、前
記受けローラは、中央部に前記凸状突起と係合される溝
部が形成されたことを特徴とする。
【0015】上述の如く構成された本発明によれば、コ
ンベヤフレームに対して着脱が可能な係止用金具を用い
て受けローラユニットをコンベヤフレームに固定するよ
うに構成しているので、コンベヤフレームに対して受け
ローラユニットを容易に着脱することができる。これに
より、分解洗浄の作業を容易に行うことができるように
なる。また、コンベヤフレームの側面板には、受けロー
ラユニットを固定するための、突起、孔、溝、係合部等
が形成されず、ほぼフラットな状態に形成されるので、
コンベヤフレーム自体の洗浄も容易に行うことができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明に係る受けローラ取
り付け構造が適用される小型ベルトコンベヤ1の分解斜
視図であり、同図に示すように、この小型ベルトコンベ
ヤ1は、長尺状のコンベヤフレーム2と、該コンベヤフ
レーム2の先端側に設置されるヘッドプーリ3と、後端
側に設置されるテールプーリ4と、各プーリ3,4の間
に張設され、裏面側に凸状突起部11aが形成された無
端ベルト(エンドレスベルト)11と、コンベヤフレー
ム2の裏面側に設置される受けローラユニット5と、該
受けローラユニット5と対向する位置に配置される駆動
ローラユニット6と、から構成されている。
【0017】図2は、コンベヤフレーム2の斜視図であ
り、同図に示すように、該コンベヤフレーム2は、底面
板2aと、該底面板2aの両側辺から下側直角方向(L
字形状)に折り曲げられた側面板2b,2cとから構成
されており、底面板2aの中央部には、長手方向に沿っ
て凹溝2dが形成されている。
【0018】図3は、ヘッドプーリ3の構成を示す分解
斜視図であり、該ヘッドプーリ3は、ローラ軸31と、
該ローラ軸31に対して回転動可能に軸支される4個の
回転ローラ32と、回転ローラ32とコンベヤフレーム
2の側面板2b,2cとの間、及び回転ローラ32どう
しの間に配置される5個の断面C字形状のカラー33と
から構成されている。また、ローラ軸31の両端部には
ネジ孔31aが形成されており、該ローラ軸31はコン
ベヤフレーム2の側面部2b,2cに形成された長孔2
1に挿通され、ワッシャ22を介してネジ23により締
め付け固定されている。
【0019】そして、中央部のカラー33aの部分に、
無端ベルト11の凸状突起11a(図1参照)が係合さ
れることにより、無端ベルト11を駆動させる際の蛇行
の発生を防止するようにしている。
【0020】図4は、本発明の主要部分である受けロー
ラユニット5が、コンベヤフレーム2の裏面側に取り付
けられた様子を示す斜視図である。同図に示すように、
受けローラユニット5は、フレーム5aと、該フレーム
5aに固定される4個のアングル材5bと、フレーム5
aに軸支される2本の受けローラ5c,5dと、から構
成されている。
【0021】図5は、受けローラユニット5のフレーム
5aの構成を示す斜視図であり、同図に示すように、該
フレーム5aは、略半円形状の切欠が形成され、互いに
平行配置される一対の側面板5e,5fと、この側面板
5e,5fを連結する底板5gと、から構成されてい
る。底板5gの側面部は、L字状に折り曲げられてお
り、この折り曲げ面5h(4個所)には、それぞれ2個
づつ透孔5iが穿設されている。
【0022】また、側面板5e,5fの各突起端5k
(4個所)には、それぞれ透孔5mが穿設されており、
互いに対向する透孔5mどうしを連結するように、2本
の受けローラ5c,5d(図5では、図示省略)が軸着
されている。
【0023】図6は、受けローラ5c,5dの構成を示
す分解斜視図であり、同図に示すように、受けローラ5
c,5dは、透孔5mに軸支されるローラ軸51と、該
ローラ軸51に対して回転動可能に軸支された回転ロー
ラ52とを有し、回転ローラ52の中央部には無端ベル
ト11の凸状突起11a(図1参照)と係合して蛇行の
発生を防止するための凹溝52aが形成されている。
【0024】更に、ローラ軸51の両端部は透孔5mに
挿通され、止め輪53により抜け止めされ、且つ、ロー
ラ軸51の回転が阻止されている。なお、図6では止め
輪53によりローラ軸51の回転を阻止し、且つ抜け止
めする構成としているが、止め輪53の代わりに割ピン
を使用することも可能である。
【0025】図7は、フレーム5aに4個のアングル材
5bを取り付けた様子を示す斜視図であり、同図に示す
ように、アングル材5bには、L字状をなすそれぞれの
面に2個づつ(合計4個所)に透孔5jが穿設されてい
る。そして、アングル材5bの一方の面の透孔5jと、
前記した折り曲げ面5hに形成された透孔5i(図5参
照)とを連通するようにボルトを挿通し、締め付け固定
する。これにより、フレーム5aに4個のアングル材5
bが堅固に固定されることになる。
【0026】図8は、上記した受けローラユニット5を
コンベヤフレーム2の裏面側に固定する際に使用する係
止用金具9の構成を示す斜視図、図9(a)は該係止用
金具9の正面図、(b)は同側面図、(c)は同平面図
を示す。各図に示すように、この係止用金具9は、コン
ベヤフレーム2の側面板2b,2cの外側面に当接する
当て板9aと、該当て板9aとの間で側面板2b,2c
を挟み付けるための突起片9bと、当て板9aの下部に
形成されるフック部9cと、当て板9aに対して略直角
方向に延出するステー9dと、当て板9aの上方が直角
に折り曲げられて形成される折り曲げ部9fと、から構
成されている。また、ステー9dには、2個所に透孔9
eが穿設されている。
【0027】そして、コンベヤフレーム2の端部側か
ら、係止用金具9の、当て板9aと突起片9bとの間の
スペース(図9(b)の符号S1に示す部分)に、コン
ベヤフレーム2の側面板2b,2cが挿入されるよう
に、当該係止用金具9をはめ込み、この状態で係止用金
具9をコンベヤフレーム2の長手方向にスライドさせる
ことにより、係止用金具9を任意の位置へ移動させるこ
とができる。
【0028】また、前記した受けローラユニット5のア
ングル材5bの透孔5jと、係止用金具9に形成された
透孔9eとを連通するようにボルト(5n)を挿入して
締め付け固定すれば、図4に示すように、コンベヤフレ
ーム2の裏面側に受けローラユニット5を取り付けるこ
とができる。
【0029】そして、この状態では、受けローラユニッ
ト5と係止用金具9とが連結されており、係止用金具9
はコンベヤフレーム2の長手方向に沿ってスライド移動
することができるので、受けローラユニット5も、やは
りコンベヤフレーム2の長手方向に沿ってスライド移動
させることができる。即ち、受けローラユニット5は、
係止用金具9と連結したままの状態で、コンベヤフレー
ム2の任意の位置へ移動させることができ、取り付け位
置を適宜選択することができる。
【0030】また、本実施形態では、受けローラユニッ
ト5のフレーム5aと、係止用金具9とを連結するため
に、アングル材5bを介置する例について説明したが、
フレーム5aと、係止用金具9とのボルト締めの位置を
合わせれば、アングル材5bを使用せずに受けローラユ
ニット5と係止用金具9とを連結することも可能であ
る。
【0031】図1に示す駆動ローラユニット6は、モー
タユニット7と収納フレーム8から構成されている。図
10は、モータユニット7の構成を示す斜視図であり、
該モータユニット7は、ケーシング7aと、該ケーシン
グ7aに軸支されて回転駆動する2個の駆動ローラ7
b,7cとを有している。更に、ケーシング7aの下方
にはアングル材7d,7eを介して両端部がロール状に
加工された板バネ7f,7gが取り付けられている。
【0032】ケーシング7aの内部には、回転駆動用モ
ータ及び減速機(何れも図示省略)が収納されており、
該減速機の出力軸が駆動ローラ7b,7cの回転軸と連
結されている。従って、回転駆動用モータに電源電圧を
供給して該回転駆動モータを回転させると、この回転動
力は減速機を介して駆動ローラ7b,7cに伝達される
ので、該駆動ローラ7b,7cは低速で回転することに
なる。
【0033】図11は、収納フレーム8の構成を示す斜
視図であり、同図に示すように、この収納フレーム8
は、一対の側面板8a,8b、及び一対の端面板8c,
8dにより四周が囲繞された構成を成しており、端面板
8c,8dの上側は直角方向に折り曲げられている。更
に、底板8iを有している。また、一対の側面板8a,
8bの上側には、当該側面板8a,8b間を渡すように
2本のスナブローラ8e,8fが設置されており、且
つ、下側には、前記した板バネ7f,7gを係止するた
めの、2本の丸棒8g,8hが設置されている。
【0034】スナブローラ8e,8fは、図12に示す
ように収納フレーム8に対して固定されるローラ軸81
と、該ローラ軸81に対して回転動可能に軸支される3
個の回転ローラ82と、回転ローラ82と側面板8a,
8bとの間、及び回転ローラ82どうしの間のローラ軸
81の部分に無理填めして固定される断面C字形状のカ
ラー83(4個)と、から構成されている。回転ローラ
82は、左右にカラー83が配置されることにより、横
方向へのズレが阻止される。また、ローラ軸81の両端
部には、ネジ孔87が螺設されており、ローラ軸81は
側面板8a,8bに形成された透孔84に挿通された
後、ワッシャ85を介してネジ86により締め付け固定
されるようになっている。
【0035】また、収納フレーム8の側面板8a,8b
の外面側には、それぞれ2個ずつ(合計4個)のキャッ
チクリップ10(図1,図11参照)が取り付けられて
いる。更に、収納フレーム8の下部には、当該小型ベル
トコンベヤ1を支えるための脚部12(図1参照)が取
り付けられている。
【0036】図13は、受けローラユニット5に対して
駆動ローラユニット6を取り付けたときの、駆動ローラ
7b,7cと受けローラ5c,5dとの係合の様子を示
す側面図、図14は、図13に示す1点鎖線Z1で破断
したときの平面図、図15は、図13の正面図、図16
は、図14におけるZ2矢視図であり、これらの図を参
照しながら、本実施形態の作用について説明する。な
お、これらの図では、受けローラ5c,5dをフレーム
5aに固定する方法として、割ピン5pを使用してい
る。
【0037】図示のように、駆動ローラユニット6を受
けローラユニット5に取り付けた状態では、図11に示
した収納フレーム8のキャッチクリップ10が、図13
に示す係止用金具9のフック部9cに係合されるので、
無端ベルト11を挟んで駆動ローラ7b,7cと受けロ
ーラ5c,5dとが配置されることになる。また、図1
0に示したモータユニット7の下部に配置された板バネ
7f,7gが、図11に示した収納フレーム8の丸棒8
g,8hに押さえられるので、板バネ7f,7gの付勢
力により、駆動ローラ7b,7cは上方へ持ち上げられ
ることになり、受けローラ5c,5dとの間で一定の押
圧力を得ることができる。
【0038】そして、この状態でモータユニット7を駆
動させ、駆動ローラ7b,7cを回転駆動させると、無
端ベルト11は摩擦駆動され、該無端ベルト11上に載
置された搬送物(図示省略)を所望の方向へと搬送させ
ることができる。
【0039】次に、上記した小型ベルトコンベヤ1を分
解する手順について説明する。分解する際には、まず、
図11に示した収納フレーム8のキャッチクリップ10
(4個所)と、各係止用金具9のフック部9cとの係合
を解除する。これにより、コンベヤフレーム2と駆動ロ
ーラユニット6(モータユニット7、収納フレーム8)
とが分離される。このとき、駆動ローラ7b,7cによ
る上方向への圧力が回避されるので、無端ベルト11は
弛緩され、該無端ベルト11はヘッドプーリ3、及びテ
ールプーリ4との係合を解除して、無端ベルト11を容
易に取り外すことができる(図1参照)。
【0040】また、駆動ローラユニット6は、収納フレ
ーム8の丸棒8g,8hの上にモータユニット7の板バ
ネ7f,7gが乗せられているのみの構成であるので、
収納フレーム8とモータユニット7とを簡単に分離する
ことができる。
【0041】更に、図14、図15に示されるように、
係止用金具9とアングル材5bとは、ボルト5nにより
締め付け固定されているので、このボルト5nを取り外
せば、係止用金具9と受けローラユニット5とを容易に
分離することができる。なお、受けローラユニットを位
置決めする際には、ボルト5nを取り外さなくても、受
けローラユニット5と係止用金具9とを一体としてコン
ベヤフレーム2の長手方向に沿ってスライド移動させて
位置を合わせることができる。
【0042】受けローラユニット5が取り外された後の
係止用金具9は、コンベヤフレーム2の側面板2b,2
cに沿ってスライド移動させることにより、該コンベヤ
フレーム2の端部側にて容易に取り外すことができる。
【0043】また、ヘッドプーリ3は、図3に示したよ
うに、ローラ軸31、回転ローラ32、及びカラー33
から構成されているので、まずカラー33をローラ軸3
1から取り外し、次いで、ローラ軸31の両端のネジ2
3を取り外せば、コンベヤフレーム2の側面板2b,2
cからローラ軸31を取り外すことができ、その後、回
転ローラ32を取り外すことができる。これにより、ヘ
ッドプーリ3を簡単な作業で、ローラ軸31、回転ロー
ラ32、及びカラー33に分解することができる。な
お、テールプーリ4についても同様の作業で、容易に分
解することが可能である。
【0044】上記したように、本実施形態にかかる小型
ベルトコンベヤ1では、簡単な作業で、コンベヤフレー
ム2、受けローラユニット5、モータユニット7、収納
フレーム8、無端ベルト11に分解することができ、更
に、コンベヤフレーム2に搭載されるヘッドプーリ3、
テールプーリ4はそれぞれ、ローラ軸、回転ローラ、カ
ラーに分解することができる。
【0045】従って、当該小型ベルトコンベヤ1の無端
ベルト11やその周辺機器が汚れた場合においても、こ
れらを簡単に分解することができるので、容易に洗浄す
ることができ、作業者の負担を著しく軽減することがで
きる。
【0046】また、分解された各構成部品を組み立てる
際には、上記の分解の手順とは逆の手順で組み立てれば
良い。即ち、ヘッドプーリ3を組み立てる際には、ロー
ラ軸31に4個の回転ローラ32を軸支し、この状態で
ローラ軸31をコンベヤフレーム2の側面板2b,2c
の長孔21に軸着する。そして、ネジ23を締め付け固
定し、その後、カラー33をローラ軸31に無理填めす
る。これにより、回転ローラ32が横方向にズレること
なく、且つ、ローラ軸31に対して回転動可能とした状
態で、ヘッドプーリ3を形成することができ、該ヘッド
プーリ3を側面板2b,2cに固定することができる。
なお、テールプーリ4についても組立手順は同一である
ので、この説明を省略する。
【0047】また、係止用金具9は、コンベヤフレーム
2の側面板2b,2cの端部側から容易に挿入すること
ができ、該係止用金具9のステー9dと、受けローラユ
ニット5のアングル材5bとをボルト締めすることによ
り、係止用金具9と受けローラユニットとを連結するこ
とができる。そして、この状態で、受けローラユニット
5をコンベヤフレーム2の長手方向に沿ってスライド移
動させることができるので、受けローラユニット5を設
置する位置を適宜選択することができる。
【0048】更に、収納フレーム8の丸棒8g,8h上
に、モータユニット7の板バネ7f,7gを載置して駆
動ローラユニット6を形成し、且つ、この駆動ローラユ
ニット6を、受けローラユニット5と対向する位置に移
動し、キャッチクリップ10を係止用フック9に係合さ
せる。その結果、板バネ7g,7hの付勢力により駆動
ローラ7b,7cは上方向に押圧され、該駆動ローラ7
b,7cと、受けローラ5h,5iとにより無端ベルト
11を一定の圧力で挟み付けることができる。これによ
り、受けローラユニット5がコンベヤフレーム2に対し
て固定され、組立作業が完了するのである。
【0049】このようにして、本実施形態に係る小型ベ
ルトコンベヤ1では、係止用金具9のステー9dと受け
ローラユニット5のアングル材5bとの連結の際にボル
ト締め付け用の簡単な工具を必要するのみであり、その
他の部分については、工具を使用せず、簡単な作業で各
種の構成部品に分解することができる。また、簡単な作
業で元の状態に組み立てることができる。従って、当該
小型ベルトコンベヤ1を食品や薬品等を搬送する目的で
使用し、頻繁な洗浄が必要な場合であっても、容易に分
解洗浄を行うことができる。なお、アングル材5bは、
主として各種のコンベヤ幅に受けローラユニット5を合
わせるために使用するものであり、受けローラユニット
5のフレーム5aと係止用金具9とを直接取り付けるよ
うにすれば、アングル材5bを使用しなくても良い。
【0050】また、コンベヤフレーム2の側面板2b,
2cには、各部品を取り付けるための孔、溝、係合部等
が形成されておらず、ほぼフラットな状態に形成される
ので、ゴミや汚れが詰まるような個所が存在せず、汚れ
の付着を防止することができるばかりでなく、洗浄作業
を極めて簡素化することができる。
【0051】また、上記した実施形態では、駆動ローラ
ユニット6の下部に取り付けられた1本の脚部12で小
型コンベヤ1全体を支持する構成とする例について説明
したが、コンベヤの長さが長くなる場合には、図17に
示すように、駆動ローラユニット6をコンベヤフレーム
2の端部側に配置し、反対の端部側に脚部12aを立設
して小型ベルトコンベヤ全体を支持するようにしても良
い。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による小型
ベルトコンベヤの受けローラ構造によれば、コンベヤフ
レームの側端部の側面板に係止用金具を摺動させて固定
し、該係止用金具に受けローラユニットを固定するよう
にしている。従って、簡単な作業で受けローラユニット
をコンベヤフレームに対して着脱することができ、分解
洗浄作業を容易に行うことができる。また、受けローラ
ユニットと係止用金具とを一体としてコンベヤフレーム
の長手方向に沿ってスライド移動させることができるの
で、受けローラユニット5の取り付け位置を適宜選択す
ることができる。
【0053】更に、コンベヤフレームには、受けローラ
ユニットを固定するための、突起部や切欠部、係合部等
いっさい必要としていないので、コンベヤフレームにゴ
ミや汚れが詰まる個所が極めて少なく、コンベヤフレー
ムの洗浄作業も容易に行うことができる。
【0054】従って、常に清潔性が必要とし、頻繁な分
解洗浄が不可欠となる食品や薬品を搬送するためのコン
ベヤに適用する受けローラ構造として、極めて有用であ
る。また、受けローラユニットの底板と、係止用金具と
の間にアングル材を介置して連結するように構成すれ
ば、各種の横幅を有するコンベヤフレームに対して、受
けローラユニットを取り付けることができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の受けローラ構造が適用された小型ベル
トコンベヤの構成を示す分解斜視図である。
【図2】コンベヤフレームの斜視図である。
【図3】ヘッドプーリ、テールプーリの構成を示す分解
斜視図である。
【図4】コンベヤフレームの裏面側に受けローラユニッ
トを取り付けた様子を示す斜視図である。
【図5】受けローラユニットのフレームの構成を示す斜
視図である。
【図6】受けローラユニットに搭載される受けローラの
構成を示す分解斜視図である。
【図7】受けローラユニットのフレームにアングル材を
固定した様子を示す斜視図である。
【図8】係止用金具の構成を示す斜視図である。
【図9】係止用金具の構成を示す説明図であり、(a)
は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。
【図10】モータユニットの構成を示す斜視図である。
【図11】収納フレームの構成を示す斜視図である。
【図12】収納フレームに搭載されるスナブローラの構
成を示す分解斜視図である。
【図13】受けローラユニットに対して駆動ローラユニ
ットを取り付けたときの、駆動ローラと受けローラとの
係合の様子を示す側面図である。
【図14】図13に示す1点鎖線Z1で破断したときの
平面図である。
【図15】図13の正面図である。
【図16】図14におけるZ2矢視図である。
【図17】小型ベルトコンベヤを支持する脚部を2本と
した例を示す説明図である。
【図18】従来におけるベルトコンベヤの構成を示す説
明図である。
【図19】従来におけるベルトコンベヤにおいて、無端
ベルトを取り外す様子を示す説明図である。
【符号の説明】
1 小型ベルトコンベヤ 2 コンベヤフレーム 2a 底面板 2b,2c 側面板 2d 凹溝 3 ヘッドプーリ 4 テールプーリ 5 受けローラユニット 5a フレーム 5b アングル材 5c,5d 受けローラ 5e,5f 側面板 5g 底板 5h 折り曲げ面 5i 透孔 5j 透孔 5k 突起端 5m 透孔 5n ボルト 5p 割ピン 51 ローラ軸 52 回転ローラ 52a 凹溝 53 止め輪 6 駆動ローラユニット 7 モータユニット 7a ケーシング 7b,7c 駆動ローラ 7d,7e アングル材 7f,7g 板バネ 8 収納フレーム 8a,8b 側面板 8c,8d 側面板 8e,8f スナブローラ 8g,8h 丸棒 8i 底板 81 ローラ軸 82 回転ローラ 83 カラー 84 透孔 85 ワッシャ 86 ネジ 87 ネジ孔 9 係止用金具 9a 当て板 9b 突起片 9c フック部 9d ステー 9e 透孔 10 キャッチクリップ 11 無端ベルト 12,12a 脚部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面板及び該底面板の両側部を略L字形
    状に折り曲げ加工した側面板とから成るコンベヤフレー
    ムと、該コンベヤフレームの先端部、後端部にそれぞれ
    配置されるヘッドプーリ、テールプーリと、前記ヘッド
    プーリとテールプーリとを掛け渡すように張設される無
    端ベルトと、受けローラを有し、前記コンベヤフレーム
    の裏面側に配置される受けローラユニットと、該受けロ
    ーラユニットの受けローラに前記無端ベルトを押し付け
    て該無端ベルトを摩擦駆動させる駆動ローラを具備する
    駆動ローラユニットと、を有し、前記駆動ローラを回転
    駆動させることにより、前記無端ベルトを駆動させるよ
    うにした小型ベルトコンベヤにおいて、 前記コンベヤフレームの側面板に沿って摺動自在に取り
    付け可能な複数個の係止用金具を、前記コンベヤフレー
    ムの両側部の側面板適所に配設し、 前記各係止用金具に、前記受けローラユニットを着脱可
    能に固定することを特徴とする小型ベルトコンベヤの受
    けローラ取り付け構造。
  2. 【請求項2】 前記受けローラユニットは、前記受けロ
    ーラを軸支する互いに平行配置された2枚の側面板と、
    該2枚の側面板を連結する底板と、を有し、前記底板を
    前記係止用金具に係合させることにより、当該受けロー
    ラユニットをコンベヤフレームに対し摺動可能に取り付
    けたことを特徴とする請求項1に記載の小型ベルトコン
    ベヤの受けローラ取り付け構造。
  3. 【請求項3】 前記底板と前記係止用金具とを、アング
    ル材を介して接続し、各種横幅を有するコンベヤに対し
    て取り付け可能としたことを特徴とする請求項2に記載
    の小型ベルトコンベヤの受けローラ取り付け構造。
  4. 【請求項4】 前記係止用金具は、フック部を有し、前
    記駆動ローラユニットの側面板には、コンベヤフレーム
    に固定するためのキャッチクリップが搭載され、該キャ
    ッチクリップを前記係止用金具のフック部に係合させ
    て、当該駆動ローラユニットを前記コンベヤフレームに
    固定することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれ
    か1項に記載の小型ベルトコンベヤの受けローラ取り付
    け構造。
  5. 【請求項5】 前記受けローラユニットは、2本の受け
    ローラを具備することを特徴とする請求項1〜請求項4
    のいずれか1項に記載の小型ベルトコンベヤの受けロー
    ラ取り付け構造。
  6. 【請求項6】 前記無端ベルトは、裏面側中央部の長手
    方向に沿って凸状突起が形成され、前記受けローラは、
    中央部に前記凸状突起と係合される溝部が形成されたこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記
    載の小型ベルトコンベヤの受けローラ取り付け構造。
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