JP2001080718A - 小型ベルトコンベヤの受けローラ取り付け構造、及び駆動ローラユニットの係止用金具、及び駆動ローラ加圧構造 - Google Patents

小型ベルトコンベヤの受けローラ取り付け構造、及び駆動ローラユニットの係止用金具、及び駆動ローラ加圧構造

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JP2001080718A
JP2001080718A JP25642399A JP25642399A JP2001080718A JP 2001080718 A JP2001080718 A JP 2001080718A JP 25642399 A JP25642399 A JP 25642399A JP 25642399 A JP25642399 A JP 25642399A JP 2001080718 A JP2001080718 A JP 2001080718A
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conveyor frame
conveyor
endless belt
drive
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Shigeru Yagi
繁 八木
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Sanki Engineering Co Ltd
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Sanki Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で、コンベヤフレームに対して受
けローラユニットを着脱することのできる小型ベルトコ
ンベヤの受けローラ取り付け構造、及び駆動ローラユニ
ットの係止用金具、及び駆動ローラの加圧構造を提供す
ることが課題である。 【解決手段】 コンベヤフレーム2の裏面側に配置され
る受けローラユニット5と、該受けローラユニット5と
の間で無端ベルト11を挟み付ける駆動ローラユニット
6とを有し、駆動ローラ7b,7cを回転駆動させるこ
とにより、無端ベルト11を摩擦駆動させるようにした
小型ベルトコンベヤにおいて、受けローラユニット5の
上方に4個の吸盤5eを配設し、該吸盤5eにより当該
受けローラユニット5をコンベヤフレーム2の裏面側に
対して着脱可能とする。これにより、受けローラユニッ
ト5を容易に取り外すことができるので、分解洗浄を容
易に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受けローラと駆動
ローラとで無端ベルト(エンドレスベルト)を挟み付
け、駆動ローラを回転させることにより、無端ベルトを
摩擦駆動させるようにした小型ベルトコンベヤに係り、
特に、分解洗浄を容易に行うことができる受けローラの
取り付け構造、及び駆動ローラユニットの係止用金具、
及び、駆動ローラを受けローラに向けて一定の圧力で押
しつけることのできる駆動ローラの加圧構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、食品や医薬品等の小物、ばら物
を搬送する用途として使用される小型ベルトコンベヤ
は、搬送物へのゴミや汚れの付着を防止するために、当
該小型ベルトコンベヤの搬送面、及びその周辺の機器を
常時清潔にしておく必要がある。従って、ベルトコンベ
ヤの搬送面等に汚れが生じた場合には、随時或いは定期
的に洗浄しなければならない。
【0003】そこで、従来より、例えば実公平5−24
652号公報(以下、従来例という)に示されるよう
に、簡単な作業で無端ベルトを取り外すことができ、容
易に洗浄することのできるベルトコンベヤが提案されて
いる。
【0004】図18は、該従来例に記載されたベルトコ
ンベヤ100の構成を示す説明図であり、同図に示すよ
うに、このベルトコンベヤ100は、フレーム101
と、機台102とに大別して構成されている。
【0005】フレーム101は、長尺形状に構成され、
先端部にはヘッドプーリ103が設置され、後端部には
テールプーリ104が設置されている。またフレーム1
01の側面中央部近傍には、2対の垂設ステー105,
106が取り付けられており、該垂設ステー105,1
06の下端には、受けローラ107,108が軸支され
ている。
【0006】また、機台102は、駆動ローラ109を
具備しており、該駆動ローラ109は駆動ベルト110
を介してモータ111の出力軸に連結されている。更
に、2本のアイドルローラ112,113が設置されて
いる。そして、ヘッドプーリ103、アイドルローラ1
12、受けローラ107、108、アイドルローラ11
3、テールプーリ104を掛け渡すように無端ベルト1
14を配置し、更に、2個の受けローラ107,108
の間に駆動ローラ109が位置するようにフレーム10
1と機台102とを連結すると、無端ベルト114と駆
動ローラ109とが摩擦接触するので、該駆動ローラ1
09を回転駆動させることにより、無端ベルト114を
摩擦駆動させることができる。なお、符号116は脚部
である。
【0007】また、図19に示すように、フレーム10
1は機台102に対して蝶番115で連結されているの
で、フレーム101の一方の側面を持ち上げると、フレ
ーム101と機台102との係合を外すことができ、無
端ベルト114を弛緩することができるので、この状態
で無端ベルト114を容易に取り外すことができる。こ
れにより、無端ベルト114の洗浄が可能となる。
【0008】ところが、上記の従来例に記載されたベル
トコンベヤ100では、無端ベルト114を取り外して
洗浄することができるものの、フレーム101本体、受
けローラ107,108、駆動ローラ109等の、各構
成要素を取り外すことができないので、無端ベルト11
4以外の各構成要素を洗浄する作業が容易ではなく、頻
繁な洗浄作業が必要な場合には、作業者に多くの労力を
強いるという問題が発生していた。
【0009】また、上記のベルトコンベヤ100ではフ
レーム101に対して、垂設ステー105の長孔105
aの位置を調節することにより、受けローラ107の高
さを微調整することができ、これにより、駆動ローラ1
09と無端ベルト114との間の摩擦力を調節する。こ
のため、ベルトコンベヤを分解する度に長孔105aの
位置を合わせて摩擦力を調整するという作業が発生し、
コンベヤを組み立てる作業に多くの手間が必要になると
いう欠点があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
におけるベルトコンベヤでは、簡単な作業で無端ベルト
114を取り外すことができるものの、該無端ベルト1
14を摩擦駆動させるための、受けローラ107,10
8、駆動ローラ109等、周辺機器を取り外すことがで
きず、洗浄作業に多くの労力が必要になるという欠点が
あった。
【0011】また、組立時においては、駆動ローラ10
9と無端ベルト114との間の摩擦力を調節するため
に、垂設ステー105の位置を合わせる必要があるの
で、作業性が悪いという欠点があった。
【0012】この発明はこのような従来の課題を解決す
るためになされたものであり、その第1の目的は、簡単
な操作で、コンベヤフレームと駆動ローラユニットとを
取り外すことができ、且つ、コンベヤフレームの裏面側
に配設される受けローラユニットを容易に着脱すること
のできる小型ベルトコンベヤの受けローラ取り付け構造
及び駆動ローラユニットの係止用金具を提供することで
ある。また、第2の目的は、駆動ローラを略一定の圧力
で受けローラ側に押しつけることのできる小型ベルトコ
ンベヤの駆動ローラ加圧構造を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願請求項1に記載の受けローラ取付構造は、コン
ベヤフレームと、該コンベヤフレームの先端部、後端部
にそれぞれ配置されるヘッドプーリ、テールプーリと、
前記ヘッドプーリとテールプーリとを掛け渡すように張
設される無端ベルトと、受けローラを有し前記コンベヤ
フレームの裏面側に配置される受けローラユニットと、
該受けローラユニットの受けローラに前記無端ベルトを
押し付けて該無端ベルトを摩擦駆動させる駆動ローラを
具備する駆動ローラユニットと、を有し、前記駆動ロー
ラを回転駆動させることにより、前記無端ベルトを駆動
させるようにした小型ベルトコンベヤにおいて、前記受
けローラユニットは、上面側に吸盤を有し、該吸盤にて
前記コンベヤフレームの裏面側に着脱自在に固定される
ことが特徴である。
【0014】また、請求項2に記載の受けローラ取り付
け構造は、前記受けローラユニットは、2本の受けロー
ラを具備することを特徴とする。請求項3に記載の受け
ローラ取り付け構造は、前記無端ベルトは、裏面側中央
部の長手方向に沿って凸状突起が形成され、前記受けロ
ーラは、中央部に前記凸状突起と係合される溝部が形成
されたことを特徴とする。
【0015】請求項4に記載の駆動ローラユニットの係
止用金具は、底面板及び該底面板の両側部を略L字形状
に折り曲げ加工した側面板とから成るコンベヤフレーム
と、該コンベヤフレームの先端部、後端部にそれぞれ配
置されるヘッドプーリ、テールプーリと、前記ヘッドプ
ーリとテールプーリとを掛け渡すように張設される無端
ベルトと、受けローラを有し前記コンベヤフレームの裏
面側に配置される受けローラユニットと、該受けローラ
ユニットの受けローラに前記無端ベルトを押し付けて該
無端ベルトを摩擦駆動させる駆動ローラを具備する駆動
ローラユニットと、を有し、前記駆動ローラを回転駆動
させることにより、前記無端ベルトを駆動させるように
した小型ベルトコンベヤの、前記駆動ローラユニットを
前記コンベヤフレームに係止するために使用する係止用
金具であって、断面フック形状に折り曲げられたフック
部と、前記コンベヤフレームの側面板に係止され、且つ
該側面板の長手方向に沿って摺動可能なスライド係合部
と、から成ることを特徴とする。
【0016】請求項5に記載の駆動ローラユニットの係
止用金具は、前記スライド係合部は、前記コンベヤフレ
ームの側面板に当接される当て板部と、該当て板部の上
側にて折り曲げ加工され、前記コンベヤフレームの底面
板に係止される折り曲げ部と、前記当て板部との間で前
記コンベヤフレームの側面板を挟み付ける突起部と、か
ら成ることを特徴とする。
【0017】請求項6に記載の駆動ローラユニットの係
止用金具は、前記突起部は、前記当て板部の中央部を切
り欠いて形成されることを特徴とする。請求項7に記載
の駆動ローラユニットの係止用金具は、前記突起部は、
前記当て板部の左右両側を切り欠いて形成されることを
特徴とする。
【0018】請求項8に記載の駆動ローラ加圧構造は、
コンベヤフレームと、該コンベヤフレームの先端部、後
端部にそれぞれ配置されるヘッドプーリ、テールプーリ
と、前記ヘッドプーリとテールプーリとを掛け渡すよう
に張設される無端ベルトと、受けローラを有し前記コン
ベヤフレームの裏面側に配置される受けローラユニット
と、該受けローラユニットの受けローラに前記無端ベル
トを押し付けて該無端ベルトを摩擦駆動させる駆動ロー
ラを具備する駆動ローラユニットと、を有し、前記駆動
ローラを回転駆動させることにより、前記無端ベルトを
駆動させるようにした小型ベルトコンベヤにおいて、前
記駆動ローラユニットは、前記駆動ローラと該駆動ロー
ラを回転駆動させるためのモータユニットとを具備する
モータユニットと、前記モータユニットを収納すると共
に前記コンベヤフレームに係止可能な係止手段を有する
収納フレームと、から構成され、前記モータユニット
は、弾性部材を具備し、前記収納フレームは、該弾性部
材を支持するための支持手段を具備し、前記モータユニ
ットを前記収納フレーム内に収納する際には、前記弾性
部材を前記支持手段上に載置し、前記駆動ローラユニッ
トを前記コンベヤフレームに固定した際には、前記弾性
部材の付勢力により、前記駆動ローラを前記受けローラ
側に加圧して前記無端ベルトを挟み付けることを特徴と
する。
【0019】請求項9に記載の駆動ローラ加圧構造は、
前記弾性部材は、2枚の長尺形状の板バネで構成され、
該2枚の各板バネはそれぞれ両端部が下側に向けてロー
ル加工され、前記支持手段は、2本の棒状部材で構成さ
れ、前記板バネ両端のロール加工された部分を前記2本
の棒状部材の上に載置することにより、前記モータユニ
ットを前記収納フレーム内に収納することを特徴とす
る。
【0020】請求項10に記載の駆動ローラ加圧構造
は、前記棒状部材は、前記板バネを載置した際に、該板
バネの横ズレを防止するための、スペーサ部材を具備し
たことを特徴とする。
【0021】上述の如く構成された本発明によれば、受
けローラユニットの上面側に配置された吸盤を使用する
ことにより、当該受けローラユニットを容易にコンベヤ
フレームの裏面側に取り付けることができ、且つ、取り
付けられた受けローラユニットを容易に取り外すことが
できるので、分解洗浄作業を容易に行うことができる。
従って、食品や薬品等を搬送するために用いられ、分解
洗浄の頻繁に行うコンベヤとして使用する場合に好適で
ある。
【0022】また、受けローラの中央部に凹溝が形成さ
れており、該凹溝と無端ベルト裏面側に形成された凸状
突起とが係合する構成とされているので、無端ベルトの
蛇行を防止することができる。
【0023】更に、収納フレームに設置される支持手段
の上にモータユニットに設置される弾性部材を載置し、
この状態で、収納フレームに形成された支持手段にて駆
動ローラユニットをコンベヤフレームの所望部位に取り
付けると、弾性部材の付勢力により、モータユニットに
搭載される駆動ローラが、コンベヤフレームの裏面側に
配置される受けローラを略一定の力で押し付けるので、
受けローラと駆動ローラとに挟み付けられる無端ベルト
を、略一定の力で挟むことができ、これにより、無端ベ
ルトを安定的に摩擦駆動させることができる。
【0024】また、駆動ローラユニットは、収納フレー
ム内に形成される支持手段の上に、モータユニットに搭
載される弾性部材が載置されて構成されるので、分解洗
浄時には収納フレームからモータユニットを容易に取り
外すことができ、洗浄作業の能率を向上させることがで
きる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明に係る受けローラ取
り付け構造が適用される小型ベルトコンベヤ1の分解斜
視図であり、同図に示すように、この小型ベルトコンベ
ヤ1は、長尺状のコンベヤフレーム2と、該コンベヤフ
レーム2の先端側に設置されるヘッドプーリ3と、後端
側に設置されるテールプーリ4と、各プーリ3,4の間
に張設され、裏面側に凸状突起部11aが形成された無
端ベルト(エンドレスベルト)11と、コンベヤフレー
ム2の裏面側に設置される受けローラユニット5と、該
受けローラユニット5と対向する位置に配置される駆動
ローラユニット6と、から構成されている。
【0026】図2は、コンベヤフレーム2の斜視図であ
り、同図に示すように、該コンベヤフレーム2は、底面
板2aと、該底面板2aの両側辺から下側直角方向に折
り曲げられた側面板2b,2cとから構成されており、
底面板2aの中央部には、長手方向に沿って凹溝2dが
形成されている。
【0027】また、図1に示すように、側面板2b,2
cには、キャッチクリップ10(後述)を係止するため
の係止用フック9がそれぞれ2個所ずつ、合計4個所に
取り付けられている。
【0028】図3は、ヘッドプーリ3の構成を示す分解
斜視図であり、該ヘッドプーリ3は、ローラ軸31と、
該ローラ軸31に対して回転動可能に軸支される4個の
回転ローラ32と、回転ローラ32とコンベヤフレーム
2の側面板2b,2cとの間、及び回転ローラ32どう
しの間に配置される5個の断面C字形状のカラー33と
から構成されている。また、ローラ軸31の両端部には
ネジ孔31aが形成されており、該ローラ軸31はコン
ベヤフレーム2の側面部2b,2cに形成された長孔2
1に挿通され、ワッシャ22を介してネジ23により締
め付け固定されている。
【0029】そして、中央部のカラー33aの部分に、
無端ベルト11の凸状突起11a(図1参照)が係合さ
れることにより、無端ベルト11を駆動させる際の蛇行
の発生を防止するようにしている。
【0030】図4は、本発明の主要部である受けローラ
ユニット5の構成を示す斜視図であり、同図に示すよう
に、該受けローラユニット5は、略半円形状の切欠が形
成され、互いに平行配置される一対の側面板5a,5b
と、平行配置された2枚の側面板5a,5bの端部間を
連結する断面L字形状の連結部材5c,5dと、を有し
ている。また、各連結部材5c,5dの端部2個所(合
計4個所)には、それぞれ吸盤5eが取り付けられてお
り、該4個の吸盤5eにより、受けローラユニット5を
コンベヤフレーム2(図2参照)の裏面側適所に吸着固
定することができるようになっている。
【0031】また、側面板5a,5bの各突起端5f
(4個所)にはそれぞれ、透孔5gが穿設されており、
互いに対向する透孔5gどうしを連結するように、2本
の受けローラ5h,5iが軸着されている。
【0032】図5は、受けローラ5h,5iの構成を示
す斜視図であり、同図に示すように、受けローラ5h,
5iは、透孔5gに軸支されるローラ軸51と、該ロー
ラ軸51に対して回転動可能に軸支された回転ローラ5
2とを有し、回転ローラ52の中央部には無端ベルト1
1の凸状突起11a(図1参照)と係合して蛇行の発生
を防止するための凹溝52aが形成されている。更に、
ローラ軸51の両端部は透孔5gに挿通され、止め輪5
3により抜け止めされ、且つ、ローラ軸51の回転が阻
止されている。なお、図5では止め輪53によりローラ
軸51の回転を阻止し、且つ抜け止めする構成としてい
るが、止め輪53の代わりに割ピンを使用することも可
能である。
【0033】図1に示す駆動ローラユニット6は、モー
タユニット7と収納フレーム8から構成されている。図
6は、モータユニット7の構成を示す斜視図であり、該
モータユニット7は、ケーシング7aと、該ケーシング
7aに軸支されて回転駆動する2個の駆動ローラ7b,
7cとを有している。更に、ケーシング7aの下方には
アングル材7d,7eを介して両端部がロール状に加工
された板バネ7f,7gが取り付けられている。
【0034】ケーシング7aの内部には、回転駆動用モ
ータ及び減速機(何れも図示省略)が収納されており、
該減速機の出力軸が駆動ローラ7b,7cの回転軸と連
結されている。従って、回転駆動用モータに電源電圧を
供給して該回転駆動モータを回転させると、この回転動
力は減速機を介して駆動ローラ7b,7cに伝達される
ので、該駆動ローラ7b,7cは低速で回転することに
なる。
【0035】図7は、収納フレーム8の構成を示す斜視
図であり、同図に示すように、この収納フレーム8は、
一対の側面板8a,8b、及び一対の端面板8c,8d
により四周が囲繞された構成を成しており、端面板8
c,8dの上側は直角方向に折り曲げられている。更
に、底板8iを有している。また、一対の側面板8a,
8bの上側には、当該側面板8a,8b間を渡すように
2本のスナブローラ8e,8fが設置されており、且
つ、下側には、前記した板バネ7f,7g(図6参照)
を係止するための、2本の丸棒8g,8hが設置されて
いる。
【0036】スナブローラ8e,8fは、図8に示すよ
うに収納フレーム8に対して固定されるローラ軸81
と、該ローラ軸81に対して回転動可能に軸支される3
個の回転ローラ82と、回転ローラ82と側面板8a,
8bとの間、及び回転ローラ82どうしの間のローラ軸
81の部分に無理填めして固定される断面C字形状のカ
ラー83(4個)と、から構成されている。回転ローラ
82は、左右にカラー83が配置されることにより、横
方向へのズレが阻止される。また、ローラ軸81の両端
部にはネジ孔87が螺設されており、該ローラ軸81は
側面板8a,8bに形成された透孔84に挿通された
後、ワッシャ85及びネジ86により締め付け固定され
るようになっている。
【0037】また、図7に示すように、収納フレーム8
の側面板8a,8bの外面側には、それぞれ2個ずつ
(合計4個)のキャッチクリップ10が取り付けられて
いる。更に、収納フレーム8の下部には、当該小型ベル
トコンベヤ1を支えるための脚部12(図1参照)が取
り付けられている。
【0038】図9は、キャッチクリップ10を固定する
ために配置される係止用フック(係止用金具)9の構成
を示す説明図であり、同図(a)は側面図、同図(b)
は正面図、同図(c)は斜視図を示す。図示のように、
この係止用フック9は、フック形状に形成されたフック
部9aと、コンベヤフレーム2の側面板2b,2cに当
接される当て板9bと、該当て板9bを側面板2b,2
cに固定するための突起片9cと、当て板9bの上辺を
略直角に折り曲げて形成される折り曲げ部9dと、から
構成されている。そして、この係止用フック9の当て板
9bと突起片9cとの間の隙間S1(図9(a)参照)
の部分に、コンベヤフレーム2の側面板2b或いは2c
が丁度収まるように成されている。
【0039】即ち、当て板9bと、突起片9cと、折り
曲げ部9dとで、スライド係合部が形成される。従っ
て、図2に示したコンベヤフレーム2の端部側から、こ
の係止用フック9をはめ込むと、該係止用フック9を側
面板2b或いは2cに沿って摺動させることができ、コ
ンベヤフレーム2の長手方向の任意の位置へ移動させる
ことができる。
【0040】図10は、コンベヤフレーム2に対して駆
動ローラユニット6を取り付けた状態(即ち、小型ベル
トコンベヤとして組み立てられている状態)を示す側面
図、図11は、図10における「A1」矢視図、図12
は、図11における「A2」矢視図、図13は、図11
における「A3」矢視図、及び図14は、図11におけ
る「A4」矢視図をそれぞれ示しており、これらの図面
を参照しながら、本実施形態の作用について説明する。
【0041】図10、図12に示すように、小型ベルト
コンベヤ1が組立られている状態では、無端ベルト11
は、ヘッドプーリ3(図1参照)、スナブローラ8e、
受けローラ5h、駆動ローラ7b,7c、受けローラ5
i、スナブローラ8f、及びテールプーリ4(図1参
照)の順に掛け渡されている。そして、モータユニット
7に取り付けられた板バネ7f,7gが収納フレーム8
に設置された丸棒8g,8hに係止され、該板バネ7
f,7gの付勢力により、モータユニット7全体を上方
向(即ち、コンベヤフレーム2の裏面側方向)に押しつ
けるので、駆動ローラ7b,7cと受けローラ5h,5
iとにより、無端ベルト11を一定の圧力で挟み付ける
ことになる。
【0042】そして、この状態で、モータユニット7を
回転駆動させると、無端ベルト11は摩擦駆動されるの
で、該無端ベルト11上に載置した物品を所望の方向へ
搬送することができる。また、無端ベルト11の裏面側
に形成された凸状突起11aが、ヘッドプーリ3、及び
テールプーリ4に形成されたカラー33aの部分(図3
参照)及び受けローラ5h,5iに形成された凹溝52
a(図5参照)に係合するので、蛇行の発生を防止する
ことができる。
【0043】次に、上記した小型ベルトコンベヤ1を分
解する手順について説明する。分解する際には、まず、
図10、図11、図13に示される4個のキャッチクリ
ップ10を外して係止用フック9との係合を解除する。
これにより、コンベヤフレーム2と駆動ローラユニット
6(モータユニット7、収納フレーム8)とが分離され
る。このとき、駆動ローラ7b,7cによる上方向への
圧力が回避されるので、無端ベルト11は弛緩され、ヘ
ッドプーリ3、及びテールプーリ4との係合を解除し
て、該無端ベルト11を容易に取り外すことができる。
【0044】また、駆動ローラユニット6は、収納フレ
ーム8の丸棒8g,8hの上にモータユニット7の板バ
ネ7f,7gが乗せられているのみの構成であるので、
収納フレーム8とモータユニット7とを簡単に分離する
ことができる。
【0045】更に、受けローラユニット5は、コンベヤ
フレーム2の裏面側に吸盤5eにより吸着固定されてい
るので、この吸盤による吸着を取り外せば、受けローラ
ユニット5をコンベヤフレーム2から容易に取り外すこ
とができる。また、ヘッドプーリ3は、図3に示したよ
うに、ローラ軸31、回転ローラ32、及びカラー33
から構成されているので、まず、カラー33をローラ軸
31から取り外し、次いで、ローラ軸31の両端のネジ
23を取り外せば、コンベヤフレーム2の側面板2b,
2cからローラ軸31を取り外すことができ、その後、
ローラ軸31から回転ローラ32を取り外すことができ
る。これにより、ヘッドプーリ3を簡単な作業で、ロー
ラ軸31、回転ローラ32、及びカラー33に分解する
ことができる。また、これを組み立てる際においても、
上記と反対の作業により、容易に組み立てることができ
る。なお、テールプーリ4についても同様の作業で、容
易に分解、組立が可能である。
【0046】また、コンベヤフレーム2の側面板2b,
2cに係合された係止用フック(係止用金具)9(図9
参照)は、該係止用フック9をコンベヤフレーム2の長
手方向に沿って摺動させることにより、容易にコンベヤ
フレーム2から取り外すことができる。
【0047】上記したように、本実施形態にかかる小型
ベルトコンベヤ1では、簡単な作業で、コンベヤフレー
ム2、受けローラユニット5、モータユニット7、収納
フレーム8、無端ベルト11に分解することができ、更
に、コンベヤフレーム2に搭載されるヘッドプーリ3、
テールプーリ4はそれぞれ、ローラ軸、回転ローラ、カ
ラーに分解することができる。
【0048】従って、当該小型ベルトコンベヤ1の無端
ベルト11やその周辺機器が汚れた場合においても、こ
れらを簡単に分解することができるので、容易に洗浄す
ることができ、作業者の負担を著しく軽減することがで
きる。
【0049】また、分解された各構成部品を組み立てる
際には、上記の分解の手順とは逆の手順で組み立てれば
良い。即ち、ヘッドプーリ3を組み立てる際には、ロー
ラ軸31に4個の回転ローラ32を軸支し、この状態で
ローラ軸31をコンベヤフレーム2の側面板2b,2c
の長孔21に軸着する。そして、ネジ23を締め付け固
定し、その後、カラー33をローラ軸31に無理填めす
る。これにより、回転ローラ32が横方向にズレること
なく、且つ、ローラ軸31に対して回転動可能とした状
態で、ヘッドプーリ3を構成することができ、該ヘッド
プーリ3を側面板2b,2cに固定することができる。
なお、テールプーリ4についても組立手順は同一である
ので、この説明を省略する。
【0050】一方、受けローラユニット5は、4個の吸
盤5eをコンベヤフレーム2の裏面側に吸着させること
により、容易に固定することができる。
【0051】また、係止用フック9は、コンベヤフレー
ム2の側面板2b,2cの端部側から容易に挿入するこ
とができ、所望の位置まで移動させることができる。更
に、収納フレーム8の丸棒8g,8h上に、モータユニ
ット7の板バネ7f,7gを載置して駆動ローラユニッ
ト6を形成し、且つ、この駆動ローラユニット6を、受
けローラユニット5と対向する位置に移動し、キャッチ
クリップ10を係止用フック9に係合させる。その結
果、板バネ7g,7hの付勢力により駆動ローラ7b,
7cは上方向に押圧され、該駆動ローラ7b,7cと、
受けローラ5h,5iとにより無端ベルト11を一定の
圧力で挟み付けることができる。こうして、組立作業が
完了するのである。
【0052】このようにして、本実施形態に係る小型ベ
ルトコンベヤ1では、簡単な作業で各種の構成部品に分
解することができ、且つ、簡単な作業で元の状態に組み
立てることができる。従って、当該小型ベルトコンベヤ
1を食品や薬品等を搬送する目的で使用し、頻繁な洗浄
が必要な場合であっても、容易に分解洗浄を行うことが
できる。
【0053】特に、受けローラユニット5は、吸盤5e
を用いて固定されるので容易に取り外すことができ、ま
た、洗浄終了後は容易に取り付けることができる。ま
た、収納フレーム8に搭載されたキャッチクリップ10
を係止するための係止用フック9は、コンベヤフレーム
2の側面板2b,2cの端部から挿入することができ、
側面板2b,2cの長手方向に沿って任意の位置に移動
させることができるので、駆動ローラユニット6をコン
ベヤフレーム2の所望の位置に固定することができる。
【0054】また、係止用フック9を使用することによ
り、コンベヤフレーム2の側面板2b,2c、底面板2
aには、駆動ローラユニット6を係止するための、突
起、切欠、溝等を形成する必要が無い。このため、コン
ベヤフレーム2の側面板2b,2cをほぼフラットな状
態に形成することができ、ゴミや汚れが詰まる部分が無
く、ゴミや汚れの付着を防止することができるばかりで
なく、洗浄作業を極めて容易に行うことができる。
【0055】更に、駆動ローラユニット6は、モータユ
ニット7と収納フレーム8とから構成されており、モー
タユニット7に搭載されている板バネ7f,7gを収納
フレーム8の丸棒8g,8hの上に載置して、モータユ
ニット7を収納フレーム8内に挿入する構成としている
ので、モータユニット7と収納フレーム8とを容易に分
離させることができる。更に、駆動ローラ7b,7cを
受けローラ5h,5i側に押しつけると、板バネ7f,
7gの付勢力により、受けローラ5h,5iには略一定
の圧力が加えられることになり、無端ベルト11を略一
定の摩擦力で駆動させることができる。
【0056】また、図14に示すように、丸棒8g,8
hの両端部にはそれぞれカラー8j(スペーサ部材)が
設置されているので、モータユニット7の横ズレを防止
することができる。
【0057】図15は、本発明に係る係止用フック(係
止用金具)の変形例の構成を示す説明図であり、同図
(a)は側面図、同図(b)は正面図、同図(c)は斜
視図を示す。図示のように、この係止用フック13は、
フック形状に形成されたフック部13aと、コンベヤフ
レーム2の側面板2b,2cに当接される当て板(当て
板部)13bと、該当て板13bの両端部を切り欠いて
形成され、当て板13bとの間にコンベヤフレーム2の
側面板2b,2cを挟んで固定するための突起片(突起
部)13c(2個所)と、当て板13bの上端部を略直
角に折り曲げて形成される折り曲げ部13dと、から構
成されている。
【0058】そして、この係止用フック13の当て板1
3bと突起片13cとの間の隙間S2(図15(a)参
照)の部分に、コンベヤフレーム2の側面板2b或いは
2cが丁度収まるように成されている。即ち、当て板1
3b、突起片13c、折り曲げ部13dで、スライド係
合部が形成される。
【0059】従って、図2に示したコンベヤフレーム2
の端部側から、この係止用フック13をはめ込むと、該
係止用フック13は側面板2b或いは2cに沿って摺動
させることができ、コンベヤフレーム2の長手方向の任
意の位置へ移動させることができる。
【0060】また、図16(a)、(b)は、係止用フ
ック13にキャッチクリップ10を取り付けたときの様
子を示す側面図、及び正面図であり、同図(a)に示さ
れるように、係止用フック13は、当て板13bと突起
片13cとにより、コンベヤフレーム2の側面板2b,
2cを挟むようにして固定されている。そして、該係止
用フック13のフック部13aにキャッチクリップ10
を係止することにより、駆動ローラユニット6をコンベ
ヤフレーム2に固定している。この際、係止用フック1
3は、キャッチクリップ10を外し、且つ、該係止用フ
ック13をコンベヤフレーム2の端部までスライド移動
させない限り、コンベヤフレーム2から取り外すことが
できない。
【0061】そして、このように構成された係止用フッ
ク13をについても、図9に示した係止用フック9と同
様に、コンベヤフレーム2に対して容易に着脱すること
ができ、且つ、コンベヤフレーム2の側面板をフラット
な形状とすることができるので、コンベヤフレーム2の
洗浄作業を容易に行うことができる。
【0062】また、上記した実施形態では、駆動ローラ
ユニット6の下部に取り付けられた1本の脚部12(図
1参照)で小型ベルトコンベヤ1全体を支持する構成と
する例について説明したが、コンベヤの長さが長くなる
場合には、図17に示すように、駆動ローラユニット6
をコンベヤフレーム2の端部側に配置し、反対の端部側
に脚部12aを立設して小型ベルトコンベヤ1全体を支
持するようにしても良い。この場合には、図9に示した
如くの係止用フック9のように、コンベヤフレーム2に
対して容易に着脱可能な金具を使用して脚部12aを固
定する構成とすれば良く、分解、組立の作業を容易に行
うことができる。
【0063】なお、上記した受けローラユニット5で
は、4個の吸盤5eを用いてコンベヤフレーム2の裏面
側に固定する例について説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、受けローラユニット5を確実に
固定することが可能であれば、吸盤5eの個数は問わな
い。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による小型
ベルトコンベヤの受けローラ構造によれば、コンベヤフ
レームに対して受けローラユニットを吸盤を用いて固定
するように構成しているので、着脱が容易であり、洗浄
時の分解、組立作業を容易に行うことができる。これに
より、洗浄時における作業者の労力を著しく軽減するこ
とができると共に、常に清潔な状態を維持することがで
き、頻繁な洗浄が必要とされる食品や薬品を搬送するた
めのコンベヤとして、極めて有用である。
【0065】また、本発明による係止用金具(係止用フ
ック9,13)では、コンベヤフレームの端部側から係
止用金具のスライド係合部をはめ込み、該係止用金具を
コンベヤフレームの側面板に沿ってスライド移動させる
ことにより、該係止用金具をコンベヤフレーム長手方向
の任意の位置へ移動させることができる。従って、この
係止用金具を使用することにより、駆動ローラユニット
をコンベヤフレーム長手方向の所望の位置に固定するこ
とができる。
【0066】また、該係止用金具は、コンベヤフレーム
の側面板に沿ってスライド移動させることにより、容易
に取り外すことができるので、コンベヤフレームの係止
用金具取り付け部位の周辺にゴミや汚れが付着した場合
でも、容易に洗浄することができる。
【0067】更に、本発明の係止用金具を使用すること
により、コンベヤフレームに駆動ローラユニットを取り
付けるための、突起、切欠、溝等を形成する必要が無い
ので、コンベヤフレームの側面板をほぼフラットな状態
に形成することができ、コンベヤフレーム自体の洗浄作
業を容易とすることができる。これにより、洗浄時にお
ける作業者の労力を著しく軽減することができると共
に、常に清潔な状態を維持することができ、頻繁な洗浄
が必要とされる食品や薬品を搬送するためのコンベヤと
して、極めて有用である。
【0068】また、本発明による小型ベルトコンベヤの
駆動ローラ加圧構造によれば、収納フレームに配置され
た支持手段(丸棒8g,8h)の上に、モータユニット
に配置された弾性部材(板バネ7f,7g)を載置する
構成とされているので、収納フレームとモータユニット
とを容易に分離させることができる。また、モータユニ
ット及び収納フレームからなる駆動ローラユニットをコ
ンベヤフレームに固定する際には、弾性部材(板バネ)
の付勢力により、駆動ローラを受けローラ側に加圧する
ことができるので、無端ベルトを略一定の圧力で挟み付
けることができ、該無端ベルトを円滑に摩擦駆動させる
ことができる。
【0069】また、支持手段(丸棒)の両端にスペーサ
部材(カラー8j)を配置することにより、弾性部材
(板バネ)の横ズレを防止することができ、収納フレー
ムに対しモータユニットを安定的に固定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の受けローラ構造が適用された小型ベル
トコンベヤの構成を示す分解斜視図である。
【図2】コンベヤフレームの斜視図である。
【図3】ヘッドプーリ、テールプーリの構成を示す分解
斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る受けローラユニット
の構成を示す斜視図である。
【図5】受けローラユニットに搭載される受けローラの
構成を示す分解斜視図である。
【図6】モータユニットの構成を示す斜視図である。
【図7】収納フレームの構成を示す斜視図である。
【図8】収納フレームに搭載されるスナブローラの構成
を示す分解斜視図である。
【図9】係止用フックの構成を示す説明図であり、
(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は斜視図であ
る。
【図10】コンベヤフレームに駆動ローラユニット6を
固定した様子を示す側面図である。
【図11】図10における「A1」矢視図である。
【図12】図11における「A2」矢視図である。
【図13】図11における「A3」矢視図である。
【図14】図11における「A4」矢視図である。
【図15】係止用フックの変形例の構成を示す説明図で
あり、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は斜視
図である。
【図16】図15に示した係止用フックをコンベヤフレ
ームに取り付け、更にキャッチクリップを係止した様子
を示す説明図であり、(a)は側面図、(b)は正面図
である。
【図17】小型ベルトコンベヤを支持する脚部を2本と
した例を示す説明図である。
【図18】従来におけるベルトコンベヤの構成を示す説
明図である。
【図19】従来におけるベルトコンベヤにおいて、無端
ベルトを取り外す様子を示す説明図である。
【符号の説明】
1 小型ベルトコンベヤ 2 コンベヤフレーム 2a 底面板 2b,2c 側面板 2d 凹溝 21 長孔 22 ワッシャ 23 ネジ 3 ヘッドプーリ 31 ローラ軸 31a ネジ孔 32 回転ローラ 33 カラー 4 テールプーリ 5 受けローラユニット 5a,5b 側面板 5c,5d 連結部材 5e 吸盤 5f 突起端 5g 透孔 5h,5i 受けローラ 51 ローラ軸 52 回転ローラ 52a 凹溝 53 止め輪 6 駆動ローラユニット 7 モータユニット 7a ケーシング 7b,7c 駆動ローラ 7d,7e アングル材 7f,7g 板バネ(弾性部材) 8 収納フレーム 8a,8b 側面板 8c,8d 端面板 8e,8f スナブローラ 8g,8h 丸棒(支持手段) 8i 底板 8j カラー(スペーサ部材) 81 ローラ軸 82 回転ローラ 83 カラー 84 透孔 85 ワッシャ 86 ネジ 9,13 係止用フック(係止用金具) 9a,13a フック部 9b,13b 当て板 9c,13c 突起片 9d,13d 折り曲げ部 10 キャッチクリップ 11 無端ベルト 12,12a 脚部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベヤフレームと、該コンベヤフレー
    ムの先端部、後端部にそれぞれ配置されるヘッドプー
    リ、テールプーリと、前記ヘッドプーリとテールプーリ
    とを掛け渡すように張設される無端ベルトと、受けロー
    ラを有し前記コンベヤフレームの裏面側に配置される受
    けローラユニットと、該受けローラユニットの受けロー
    ラに前記無端ベルトを押し付けて該無端ベルトを摩擦駆
    動させる駆動ローラを具備する駆動ローラユニットと、
    を有し、前記駆動ローラを回転駆動させることにより、
    前記無端ベルトを駆動させるようにした小型ベルトコン
    ベヤにおいて、 前記受けローラユニットは、上面側に吸盤を有し、該吸
    盤にて前記コンベヤフレームの裏面側に着脱自在に固定
    されることを特徴とする小型ベルトコンベヤの受けロー
    ラ取り付け構造。
  2. 【請求項2】 前記受けローラユニットは、2本の受け
    ローラを具備することを特徴とする請求項1に記載の小
    型ベルトコンベヤの受けローラ取り付け構造。
  3. 【請求項3】 前記無端ベルトは、裏面側中央部の長手
    方向に沿って凸状突起が形成され、前記受けローラは、
    中央部に前記凸状突起と係合される溝部が形成されたこ
    とを特徴とする請求項2に記載の小型ベルトコンベヤの
    受けローラ取り付け構造。
  4. 【請求項4】 底面板及び該底面板の両側部を略L字形
    状に折り曲げ加工した側面板とから成るコンベヤフレー
    ムと、該コンベヤフレームの先端部、後端部にそれぞれ
    配置されるヘッドプーリ、テールプーリと、前記ヘッド
    プーリとテールプーリとを掛け渡すように張設される無
    端ベルトと、受けローラを有し前記コンベヤフレームの
    裏面側に配置される受けローラユニットと、該受けロー
    ラユニットの受けローラに前記無端ベルトを押し付けて
    該無端ベルトを摩擦駆動させる駆動ローラを具備する駆
    動ローラユニットと、を有し、前記駆動ローラを回転駆
    動させることにより、前記無端ベルトを駆動させるよう
    にした小型ベルトコンベヤの、前記駆動ローラユニット
    を前記コンベヤフレームに係止するために使用する係止
    用金具であって、 断面フック形状に折り曲げられたフック部と、前記コン
    ベヤフレームの側面板に係止され、且つ該側面板の長手
    方向に沿って摺動可能なスライド係合部と、から成るこ
    とを特徴とする駆動ローラユニットの係止用金具。
  5. 【請求項5】 前記スライド係合部は、前記コンベヤフ
    レームの側面板に当接される当て板部と、該当て板部の
    上側にて折り曲げ加工され、前記コンベヤフレームの底
    面板に係止される折り曲げ部と、前記当て板部との間で
    前記コンベヤフレームの側面板を挟み付ける突起部と、
    から成ることを特徴とする請求項4に記載の駆動ローラ
    ユニットの係止用金具。
  6. 【請求項6】 前記突起部は、前記当て板部の中央部を
    切り欠いて形成されることを特徴とする請求項5に記載
    の駆動ローラユニットの係止用金具。
  7. 【請求項7】 前記突起部は、前記当て板部の左右両側
    を切り欠いて形成されることを特徴とする請求項5に記
    載の駆動ローラユニットの係止用金具。
  8. 【請求項8】 コンベヤフレームと、該コンベヤフレー
    ムの先端部、後端部にそれぞれ配置されるヘッドプー
    リ、テールプーリと、前記ヘッドプーリとテールプーリ
    とを掛け渡すように張設される無端ベルトと、受けロー
    ラを有し前記コンベヤフレームの裏面側に配置される受
    けローラユニットと、該受けローラユニットの受けロー
    ラに前記無端ベルトを押し付けて該無端ベルトを摩擦駆
    動させる駆動ローラを具備する駆動ローラユニットと、
    を有し、前記駆動ローラを回転駆動させることにより、
    前記無端ベルトを駆動させるようにした小型ベルトコン
    ベヤにおいて、 前記駆動ローラユニットは、前記駆動ローラと該駆動ロ
    ーラを回転駆動させるためのモータユニットとを具備す
    るモータユニットと、前記モータユニットを収納すると
    共に前記コンベヤフレームに係止可能な係止手段を有す
    る収納フレームと、から構成され、 前記モータユニットは、弾性部材を具備し、前記収納フ
    レームは、該弾性部材を支持するための支持手段を具備
    し、 前記モータユニットを前記収納フレーム内に収納する際
    には、前記弾性部材を前記支持手段上に載置し、 前記駆動ローラユニットを前記コンベヤフレームに固定
    した際には、前記弾性部材の付勢力により、前記駆動ロ
    ーラを前記受けローラ側に加圧して前記無端ベルトを挟
    み付けることを特徴とする小型ベルトコンベヤの駆動ロ
    ーラ加圧構造。
  9. 【請求項9】 前記弾性部材は、2枚の長尺形状の板バ
    ネで構成され、該2枚の各板バネはそれぞれ両端部が下
    側に向けてロール加工され、 前記支持手段は、2本の棒状部材で構成され、 前記板バネ両端のロール加工された部分を前記2本の棒
    状部材の上に載置することにより、前記モータユニット
    を前記収納フレーム内に収納することを特徴とする請求
    項8に記載の小型ベルトコンベヤの駆動ローラ加圧構
    造。
  10. 【請求項10】 前記棒状部材は、前記板バネを載置し
    た際に、該板バネの横ズレを防止するための、スペーサ
    部材を具備したことを特徴とする請求項9に記載の小型
    ベルトコンベヤの駆動ローラ加圧構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013068908A1 (en) * 2011-11-07 2013-05-16 Pulsar S.R.L. Conveyor
JP2019089645A (ja) * 2017-11-16 2019-06-13 ヨコキ株式会社 コンベヤ装置及びその製造方法、並びに車椅子

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