JP2015149863A - 回転電機のステータ - Google Patents

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利典 大河内
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Abstract

【課題】コイル温度の良好な検出精度を維持しながら、温度センサ周りの大きさを低減することである。【解決手段】回転電機のステータ10は、複数のコイル14と、コイル14同士、及びコイル14と図示しない電源とを接続する接続導線と、温度センサ30とを備える。接続導線の少なくとも一部には、互いに略等断面積を有するように長手方向に沿って分割された分割部23が設けられ、温度センサ30は、分割部23に挟持されている。温度センサ30が取り付けられる接続導線は、例えば中性線20である。【選択図】図2

Description

本発明は、回転電機のステータに関する。
回転電機のステータには、コイル温度を検出する温度センサが設けられている。例えば、特許文献1は、コイルに接続された中性線に曲げ部を設け、当該曲げ部に温度センサを挟み込んだ回転電機のステータを開示している。特許文献1では、温度センサが中性線に接触した状態で固定されることによりコイル温度を正確に検出することができると記載されている。
特開2013−225959号公報
しかし、特許文献1のステータでは、中性線を折り曲げて温度センサが取り付けられる曲げ部を形成するため、温度センサ周り(温度センサの取り付け部)が大きくなって嵩張るという課題がある。即ち、本発明の目的は、コイル温度の良好な検出精度を維持しながら、温度センサ周りの小型化を図ることである。
本発明者は、中性線等の接続導線を分割し、分割した部分に温度センサを挟み込むことで、接続導線を折り曲げて温度センサを固定する場合に比べて温度センサ周りの大きさを低減することに成功した。また、分割された各部分が略等断面積を有するように長手方向に沿って接続導線を分割することで、例えば分割された各部分の電流密度を等しくすることができる。これにより、分割された各部分の発熱密度が略等しくなり、コイル温度の正確な検出が可能になる。
即ち、本発明に係る回転電機のステータは、複数のコイルと、前記コイル同士、及び前記コイルと電源とを接続する接続導線と、温度センサとを備える回転電機のステータであって、前記接続導線の少なくとも一部には、互いに略等断面積を有するように長手方向に沿って分割された分割部が設けられ、前記温度センサが前記分割部に挟持されていることを特徴とする。
本発明に係る回転電機のステータによれば、コイル温度の良好な検出精度を維持しながら、温度センサ周りの大きさを低減することができる。
本発明の実施形態の一例である回転電機のステータを示す図である。 本発明の実施形態の一例である回転電機のステータにおいて、各中性点端子に取り付けられた中性線を示す図である。 図2のAA線断面図である。
図面を参照しながら、本発明の実施形態の一例について、以下詳細に説明する。
実施形態において参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された構成要素の寸法比率などは現物と異なる場合がある。具体的な寸法比率等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。なお、本明細書において、「略**」とは、略同一を例に挙げて説明すると、全く同一はもとより実質的に同一と認められる状態を含む意図である。
本実施形態では、回転電機のステータとして、U相、V相、W相を構成する複数のコイル14(多相コイル)を備え、各相コイルの一方の端子が中性線20,21によりY結線されたステータ10を例示する。但し、本発明が適用可能な回転電機のステータは、これに限定されず、例えば各相コイルの一方の端子がデルタ結線されたステータや、3相交流型以外の回転電機のステータであってもよい。ステータ10は、車載用の回転電機に好適であるが、用途はこれに限定されない。
また、本実施形態では、中性線20に温度センサ30が取り付けられた構造を例示する。但し、温度センサが取り付けられる接続導線は、これに限定されず、例えばコイルと電源とを接続する動力線や、コイル同士を接続する中性線以外の導線であってもよい。
図1は、本発明の実施形態の一例であるステータ10を示す図である。
図1に示すように、ステータ10は、複数のティース13を有するステータコア11と、ティース13に固定された複数のコイル14とを備える。ステータコア11は、例えば略円筒形状のバックヨーク12と、バックヨーク12の内周面からステータコア11の径方向内側に突出した複数のティース13とで構成される。ティース13は、バックヨーク12の内周に沿って略等間隔で設けられることが好適である。
コイル14は、上記のように、U相、V相、W相を構成する複数の相コイル(U相コイル14u、V相コイル14v、W相コイル14w)を含む。コイル14は、例えば導線が複数のティース13に跨って巻回された分布巻型コイルである。但し、コイル14の構造は、特に限定されず、導線が個々のティース13に巻回されてなる集中巻型であってもよい。
ステータ10は、U相コイル14u、V相コイル14v、W相コイル14wのそれぞれの一方の端子に接続された動力線15を備える。動力線15は、各相コイルの一方の端子と、図示しない3相電源とを接続する接続導線である。また、ステータ10は、コイル14同士を接続する接続導線として中性線20,21を備える。詳しくは後述するように、中性線20の少なくとも一部には、互いに略等断面積を有するように長手方向に沿って分割された分割部23が設けられ、温度センサ30が分割部23に挟持されている。
温度センサ30は、中性線20を介して、ステータ10における主な発熱源であるコイル14の温度を検出する。中性線20は導線であるから熱伝導性が高く、中性線20にはコイル14の温度が容易に伝わる。このため、温度センサ30を中性線20に取り付けることで、コイル14の温度を検出することができる。温度センサ30としては、従来公知の小型センサ、例えばサーミスタを用いることが好適である。
以下、図2及び図3をさらに参照し、温度センサ30周りの構造について詳説する。
図2は、各中性点端子に取り付けられた中性線20,21を示す図である。図3は、図2のAA線断面図であって、中性線20の長手方向に対して直交する方向の断面を示す。
図2に示すように、中性線20は、U相コイル14uの他方の端子であるU相中性点端子22uと、V相コイル14vの他方の端子であるV相中性点端子22vとを接続する。中性線21は、V相中性点端子22vと、W相コイル14wの他方の端子であるW相中性点端子22wとを接続する。中性線20,21の各端部は、各中性点端子に対して、それぞれ溶接されることが好適である。図2に示す例では、中性線21がV相中性点端子22vに直接溶接されており、中性線20は中性線21に溶接されている。即ち、中性線20は、中性線21を介してV相中性点端子22vに接続されている。
中性線20,21は、例えば長手方向両端部の近傍が同じ方向に曲げられた略コの字形状を有する。中性線20,21の中間部は、例えばステータコア11の円弧形状に対応して、湾曲部又は屈曲部を有する。中性線20,21には、長手方向に対して直交する方向の断面が略四角形状の平角線を用いることが好適である。
図2及び図3に示すように、中性線20は、その少なくとも一部が、互いに略等断面積を有するように長手方向(電流の流れ方向)に沿って分割されている。中性線20は、2本に分割されることが好適であり、第1半部24と第2半部25とに分割された分割部23を有する。第1半部24、第2半部25は、長手方向に対して直交する方向の断面A24,A25の面積が互いに略同一である。これにより、第1半部24と第2半部25の電流密度を互いに略同一とすることができる。断面A24,A25の面積は、完全に同一とすることが理想的であるが、実質的に同一と認められる程度の相違、例えば5%程度の相違(断面A24の面積=断面A25の面積×0.95〜1.05)があってもよい。
中性線20は、長手方向の全長にわたって2本に分割されていてもよく、温度センサ30が取り付けられる部分だけが2本に分割されていてもよい。図2に示す例は、前者の場合であり、中性線20が長手方向の全長にわたって第1半部24と第2半部25とに分割されている。つまり、断面A24,A25の面積が略同一である2本の平角線を用いて中性線20が構成されている。この場合も、各中性点端子に溶接される長手方向両端部は、第1半部24と第2半部25が互いに接合されて一体化していることが好適である。
中性線21は、分割部を有さない1本の導線から構成されている点で、中性線20と異なる。例えば、中性線20,21の長さは互いに略同一であり、中性線21の長手方向に対して直交する方向の断面A21(図示せず)の面積は、中性線20を構成する第1半部24、第2半部25の断面A24,A25の面積の和と略同一である。即ち、中性線20の断面A24,A25の各面積は、中性線21の断面A21の面積の約1/2である。
温度センサ30は、中性線20の分割部23に挟持されている。即ち、断面A24,A25の面積が互いに略同一である第1半部24と第2半部25との間に温度センサ30が挟み込まれた状態で固定されている。これにより、中性線20の温度を正確に検出できると共に、温度センサ30周りの大きさを低減することができる。温度センサ30は、各中性点端子に対する中性線20の溶接を容易にする等の観点から、中性線20の長手方向中央部又はその近傍に固定されることが好適である。
第1半部24、第2半部25は、いずれも温度センサ30に強く接触していることが好ましく、他の部材を用いることなく温度センサ30を固定することも可能である。第1半部24、第2半部25は、少なくとも温度センサ30が挟持される部分において互いに離間しているが、その間隔は温度センサ30の厚みと略同一に設定され、中性線20と温度センサ30との間に隙間は形成されない。なお、接着剤や樹脂モールド等を用いて温度センサ30の固定性を高めることは好適である。
温度センサ30の固定構造は、例えば第2半部25と対向する第1半部24の面上に温度センサ30を配置してから、当該面上に第2半部25を配置することによって形成できる。或いは、第1半部24と第2半部25の間に温度センサ30を差し込んで、温度センサ30の固定構造を形成してもよい。中性線20の一部だけが分割されている場合は、後者の方法が適用される。
以上のように、ステータ10によれば、中性線20を分割し、第1半部24と第2半部25の間に温度センサ30を挟み込むことで、中性線を折り曲げて温度センサを固定する場合に比べて温度センサ30周りの大きさを低減することができる。また、第1半部24と第2半部25は、断面A24,A25の面積が互いに略同一であるから、各々の電流密度を略同一とすることができる。これにより、第1半部24と第2半部25の発熱密度も互いに略同一となる。つまり、温度センサ30には、第1半部24、第2半部25から略同一の温度が伝わるため、コイル温度の正確な検出が可能になる。
上記実施形態は適宜設計変更でき、上述した以外にも種々の変形例が考えられる。
例えば、断面積は互いに相違するが、抵抗値は略同一である2本の導線を用いて1つの中性線を構成してもよい。この場合も、当該中性線の各導線の間に温度センサを挟持することで、上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。また、中性線20に取り付けられた温度センサ30に加えて、中性線21や動力線15を分割し、当該分割部に第2の温度センサを取り付けてもよい。
10 ステータ、11 ステータコア、12 バックヨーク、13 ティース、14 コイル、14u U相コイル、14v V相コイル、14w W相コイル、15 動力線、20,21 中性線、22u U相中性点端子,22v V相中性点端子,22w W相中性点端子、23 分割部、24 第1半部、25 第2半部、30 温度センサ

Claims (1)

  1. 複数のコイルと、
    前記コイル同士、及び前記コイルと電源とを接続する接続導線と、
    温度センサと、
    を備える回転電機のステータであって、
    前記接続導線の少なくとも一部には、互いに略等断面積を有するように長手方向に沿って分割された分割部が設けられ、
    前記温度センサが、前記分割部に挟持されている、回転電機のステータ。
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