JP2017022820A - 回転電機 - Google Patents

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圭祐 伊藤
Keisuke Ito
圭祐 伊藤
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Abstract

【課題】回転電機のコイル温度の測定精度を向上させる。【解決手段】2組のY結線された三相のコイルの中性線を単一の中性線バスバー32で構成する。中性線バスバー32は、円弧形状のバスバー本体と、バスバー本体の長手方向に沿って所定間隔で配置され、各コイルとバスバー本体を接続する接続端子36U1,36V1,36W1,36U2,36V2,36W2とを有する。バスバー本体には、バスバー本体の端に最も近い位置に配置された接続端子36W2と、次に近い位置に配置された接続端子36W1の間の部分である端部分38に収容穴44が設けられ、その収容穴44内に温度検出素子46が圧入される。バスバー本体の端部分38の断面積は、その他の部分である中央部分40の断面積の二分の1である。【選択図】図3

Description

本発明は、回転電機、特にコイル温度測定のための構成に関する。
電気エネルギを回転の運動エネルギに変換する電動機、回転の運動エネルギを電気エネルギに変換する発電機、さらに電動機と発電機どちらにも機能する電気機器が知られている。以下において、これらの電気機器を回転電機と記す。
回転電機において、三相の各コイルの一端を中性点で接続するY結線が知られている。下記特許文献1には、U相とV相のコイルを接続するUV相中性点接続部材(24)と、これを更にW相のコイルに接続するW相中性点接続部材(26)が示されている。これらの接続部材によりコイルはY結線される。UV相中性点接続部材(24)は、略U字状に曲げられた曲げ部(24c)を有し、U字の左右2辺に挟まれるように、コイル温度を検出するための温度センサ(14)が配置されている。曲げ部(24c)で挟むことにより温度センサと検出対象の密着性を向上させている。なお、上記の( )内の符号は、下記特許文献1で用いられている符号であり、本願の実施形態で用いられる符号とは関連しない。
特開2013−225959号公報
温度検出部がコイル温度を正確に検出するためには、温度検出部をコイル導線等の検出対象に密着させるとともに、温度検出部が検出対象以外の物体と接触しないようにすることが重要である。検出対象以外の物体と接触すると、その物体からの受熱、その物体への放熱の影響を受け、検出対象の温度を正確に測定できない場合がある。
本発明は、温度検出部と検出対象を密着させ、また温度検出部が他の物体と接触する機会を減じるようにすることで、温度測定の精度を向上させることを目的とする。
本発明に係る回転電機は、Y結線された三相のコイルを2組有する回転電機であって、2組のコイルの中性線となる単一のバスバー本体と、バスバー本体の長手方向に沿って所定間隔で配置され、各コイルとバスバー本体を接続する接続端子と、バスバー本体の温度を検出するための温度検出素子と、を有する。バスバー本体には、バスバー本体の端に最も近い位置に配置された接続端子と、次に近い位置に配置された接続端子の間の部分に温度検出素子が圧入される収容穴が設けられ、バスバー本体の、長手方向に直交する断面積が、収容穴を含む断面において、他の部分の断面の二分の1となっている。
温度検出素子をバスバー本体に設けられた収容穴内に配置することで、温度検出素子の表面の大部分がバスバー本体に囲まれ、外乱を受けにくくなる。また、温度検出素子を圧入することで密着性が高まる。
一方、2組のY結線コイルの中性点の接続を単一のバスバーで達成する場合、バスバー本体の端に最も近い接続端子と次の接続端子の間の端部分の電流は、他の部分である中央部分に対して二分の1となる。この端部分に収容穴を設けることが有利である。収容穴を設けることは、バスバーの断面積を減じることとなり、端部分の電流密度を中央部分の電流密度と一致させることに寄与する。電流密度が一致することで、端部分と中央部分の温度差が小さく、またはなくなり、温度検出の精度を向上させることができる。
バスバー本体に設けられた収容穴に温度検出素子を圧入することで検出精度が向上する。また、バスバー本体の電流が少ない部分である端部分に収容穴を設けることで、温度検出素子の収容構造を簡易なものとし、同時に、バスバー本体の断面積を減じて端部分の温度を中央部分の温度に近づけることができる。
本実施形態の回転電機の回路構成を示す図である。 ステータの一部の外観を示す斜視図である。 中性線バスバーを示す斜視図である。 中性線バスバーの端部の詳細を示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図面に従って説明する。図1は、2組のY結線を有する回転電機10の回路構成を示す図である。回転電機10は、三相のコイル群12U,12V,12Wを有する。各コイル群12U,12V,12Wは、一端が入力端子14U,14V,14Wにて外部から電力を供給する動力線に接続され、他端が中性点16に接続され、Y結線されている。コイル群12Uは、並列接続された2個のコイル18U1,18U2からなる。コイル18U1,18U2は、極数に応じた個数の単コイルを直列に接続したものである。同様に、コイル群12V,12Wもそれぞれ並列接続された2個のコイル18V1,18V2、および18W1,18W2により構成される。
上記の回路構成は、コイル18U1,18V1,18W1で形成されるY結線されたコイルの組と、コイル18U2,18V2,18W2で形成されたY結線されたコイルの組を有し、これら2組のコイルの中性点を共有する構成と見ることができる。なお、以下において、コイル18U1,18U2,18V1,18V2,18W1,18W2の相ごとの区別の必要がないときは単にコイル18と記して説明する。
図2は、回転電機10のステータ22の具体的な構成を示す図である。ステータ22は、ステータコア24を有し、ステータコア24は、円環状のヨーク26と、ヨークから内周に向けて延びるティース(不図示)を有する。図2において、ヨーク26は現れているが、ティースはコイルに隠れている。ティースは、ヨーク26の内周に沿って周方向に配列されている。隣接するティースの間の部分はスロットと呼ばれる。周方向に離れた位置のスロットに、略U字形の導線片28の側辺を挿入し、他の導線片の端30同士を溶接等により接続し、コイル18が形成されている。図2において、ステータコア24の上側で導電片の端30同士が接続される。ステータ22の中心軸線方向において、ステータコア24に隣接するコイル18の部分は、コイルエンドと呼ばれている。
コイルエンドの外周側には、中性線バスバー32が配置される。中性線バスバー32は、コイル18の端になる導線片の端30同士を接続し、Y結線の中性点を形成する。
図3は、中性線バスバー32を単体で示す図である。中性線バスバー32は、略円弧状の板部材であるバスバー本体34と、バスバー本体34とコイル18を接続する6個の接続端子36U1,36U2,36V1,36V2,36W1,36W2とを有する。以下において、個々の接続端子を区別する必要がないときは、単に接続端子36と記して説明する。バスバー本体34と接続端子36は一体に形成することができる。バスバー本体34は、各コイル18に接続されたとき、その板厚方向がステータ22の中心軸線の方向に一致するように配置され、また中心軸線に直交する平面内で湾曲している。接続端子36は、湾曲したバスバー本体34の内周から湾曲の内側に向けて延びた後、略直角に曲げられてステータコア24から離れる方向に延びる。
図2に示されるように、接続端子36U1は、U相コイル18U1の端となる導線片の端30U1に接続され、接続端子36U2は、もう一つのU相コイル18U2の端となる導線片の端30U2に接続される。V相、W相においても同様であり、接続端子36V1,36V2は、V相コイルの導線片の端30V1,30V2にそれぞれ接続され、接続端子36W1,36W2は、W相コイルの導線片の端30W1,30W2にそれぞれ接続される。各接続端子36は、接続される導線片の端30の位置に対応して、バスバー本体34の円弧に沿う方向(以下、長手方向と記す。)において間隔を開けて配置されている。この中性線バスバー32において、バスバー本体34の端に、または端の最も近い位置に配置された接続端子は、接続端子36U1,36W2であり、次に近い位置に配置された接続端子は、接続端子36U2,36W1である。以下、バスバー本体34の接続端子36U1,36U2の間の部分、および接続端子36W2,36W1の間の部分を端部分38と記し、接続端子36U2,36W1の間の部分を中央部分40と記す。
バスバー本体34には、2組のY結線されたコイル18の電流が流れるので、各コイル18を構成するコイル導線の2倍の電流が流れる。バスバー本体34とコイル導線の電流密度を一致させるためには、長手方向に直交する断面の面積(以下、単に断面積と記す。)をコイル導線の2倍にする必要がある。ただし、バスバー本体34の端部分38においては、1組分のコイルの電流しか流れないので、この部分の断面積をコイル導線と同じ、つまり中央部分40の二分の1とすることで、電流密度がコイル導線と等しくなる。コイル導線と電流密度を等しくすることで、電流を流したときの、この部分の温度変化がコイル導線の温度変化と同じに、または近いものになる。
バスバー本体34の端部分38の断面積を減じるために、バスバー本体34の端面42から、長手方向に沿って収容穴44が設けられている(図4参照)。収容穴44には、サーミスタ等の温度検出素子46が圧入される。収容穴44は、端部分38の長手方向全体にわたって延びるように設けてもよいが、温度検出素子46を収容するのに十分な長さが確保できれば、端部分38の長さよりも短くてもよい。この実施形態では、収容穴44の断面積を中央部分40の断面積の二分の1として、端部分38の断面積を中央部分40の二分の1としている。しかし、収容穴44の断面積をより小さくし、その分、端部分38の外形形状を中央部分40より小さくして、総合的に断面積が二分の1となるようにしてもよい。
温度検出素子46は、バスバー本体34に囲まれるため、冷却用の流体等との接触が抑制されて外乱を受けにくくなり、バスバー本体34の温度を精度良く測定することができる。また、温度検出素子46を収容穴44内に圧入することにより、バスバー本体34と温度検出素子46が密着し、温度測定の精度向上に有利となる。
10 回転電機、12U,12V,12W コイル群、14U,14V,14W 入力端子、16 中性点、18(18U1,18V1,18W1,18U2,18V2,18W2) コイル、22 ステータ、24 ステータコア、26 ヨーク、28 導線片、30(30U1,30V1,30W1,30U2,30V2,30W2) 導線片の端、32 中性線バスバー、34 バスバー本体、36(36U1,36V1,36W1,36U2,36V2,36W2) 接続端子、38 端部分、40 中央部分、42 端面、44 収容穴、46 温度検出素子。

Claims (1)

  1. Y結線された三相のコイルを2組有する回転電機であって、
    2組のコイルの中性線となる単一のバスバー本体と、
    バスバー本体の長手方向に沿って所定間隔で配置され、各コイルとバスバー本体を接続する接続端子と、
    バスバー本体の温度を検出するための温度検出素子と、
    を有し、
    バスバー本体には、バスバー本体の端に最も近い位置に配置された接続端子と、次に近い位置に配置された接続端子との間の部分に温度検出素子が圧入される収容穴が設けられ、
    バスバー本体の、長手方向に直交する断面積が、収容穴を含む断面において、他の部分の断面の二分の1となっている、
    回転電機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019047661A (ja) * 2017-09-05 2019-03-22 株式会社デンソー 回転電機
US20220149691A1 (en) * 2019-03-05 2022-05-12 Zf Friedrichshafen Ag Wiring configuration for a stator, temperature sensor device, and system for detecting a temperature
JP7471038B2 (ja) 2020-05-18 2024-04-19 トヨタ自動車株式会社 車両用回転電機のステータ

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