JP6745230B2 - 回転電機のステータ - Google Patents

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本発明は、回転電機のステータに関する。
特許文献1には、ハウジングに保持された円環状のステータコアと、ステータコアの内周側に形成された各ティースに銅線が巻装されて環状に配置された複数のコイルとを備える、3相交流モータのステータが記載されている。
特開2015−100267号公報
特許文献1に記載のステータは、互いに周方向にずれて配置され、U相、V相、W相の各相に対応するコイルを電気的に接続する3つのバスバーと、各相コイルの中性点を電気的に接続する中性点用バスバーと、これら全てのバスバーを環状溝に収容するバスバーベースとを備えている。当該ステータでは、各相コイルの中性点が中性点用バスバーにより接続され、中性点用バスバーはステータの周方向に沿って円弧状に設けられるため、構造が複雑となり組み付けに工数を要する。また、専用部品として中性点用バスバーが必要であるため、その分、コストが増大する。
本発明の目的は、中性相を有した構造が簡単な回転電機のステータを提供することである。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、
周方向に沿って配置された複数のティース(例えば、後述の実施形態でのティース33)を有するステータコア(例えば、後述の実施形態でのステータコア31)と、
前記ティースに巻回される3相の各相コイル(例えば、後述の実施形態でのコイル40)と、を備えた、回転電機のステータ(例えば、後述の実施形態でのステータ10)であって、
径方向において前記回転電機のロータが配置される側とは反対側に、前記ステータコアを保持する保持部材(例えば、後述の実施形態でのステータホルダ20)を備え、
前記保持部材は、通電可能な材料によって構成され、
前記各相コイルの中性点に接続される前記各相コイルの終端(例えば、後述の実施形態での終端部41be)が前記ステータコアのいずれかの位置に接し、前記保持部材と電気的に接続する終端接続部を備える。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記保持部材は、前記ステータコアを前記径方向における外周側で保持し、
前記終端接続部は、前記ステータコアの外周面(例えば、後述の実施形態での外周面35)に凸状に形成される。
また、請求項3に記載の発明では、請求項2に記載の発明において、
前記保持部材の内周面(例えば、後述の実施形態での内周面21)には、前記終端接続部の形状に対応した凹部(例えば、後述の実施形態での凹部25,27)が形成され、
前記保持部材が前記ステータコアを保持した状態で、前記終端接続部は前記凹部と嵌合する。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の発明において、
前記終端接続部は、前記ステータコアの外周面に位置付けされた前記各相コイルの終端(例えば、後述の実施形態での終端部41be)と、前記終端を前記外周面に固定する半田(例えば、後述の実施形態での半田部36)と、を有する。
また、請求項5に記載の発明では、請求項2又は3に記載の発明において、
前記終端接続部は、前記ステータコアの外周面に軸方向に配置された、絶縁被膜が剥離された前記各相コイルの終端(例えば、後述の実施形態での終端部41be)である。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記終端接続部は、前記ステータコアのヨーク(例えば、後述の実施形態でのヨーク32)の軸方向外側面(例えば、後述の実施形態での軸方向外側面37)に位置付けされた前記各相コイルの終端(例えば、後述の実施形態での終端部41be)と、前記終端を前記ヨークに固定する半田(例えば、後述の実施形態での半田部38)と、を有する。
また、請求項7に記載の発明では、請求項1から6のいずれかに記載の発明において、
前記保持部材は、絶縁部(例えば、後述の実施形態でのスペーサ13)を介して、前記回転電機を収容するハウジング(例えば、後述の実施形態でのハウジング12)に支持される。
請求項1の発明によれば、各相コイルの終端がステータコアのいずれかの位置に接し、終端接続部において保持部材と電気的に接続すると、通電可能な材料によって構成された保持部材自体が中性相として機能する。このため、中性点用バスバーなどの専用部品を用いることなく、簡単な構造によって各相コイルの中性点を中性相に接続できる。また、中性点用バスバー等による電流戻り経路を設ける必要がないため銅損失を抑制できると共に、コスト削減が可能となり、ステータの小型化もできる。
請求項2の発明によれば、保持部材はステータコアを径方向における外周側で保持し、終端接続部はステータコアの外周面に凸状に形成されるので、ステータコアを保持部材に圧入すると終端接続部は変形して、各相コイルの中性点は、変形した終端接続部を介して保持部材に確実に電気的に接続される。
請求項3の発明によれば、保持部材の内周面には、終端接続部の形状に対応した凹部が形成され、ステータコアを保持部材に圧入すると、終端接続部は凹部に嵌合するため、各相コイルの中性点は、終端接続部を介して保持部材に確実に電気的に接続される。
請求項4の発明によれば、各相コイルの終端は半田を介して保持部材に電気的に接続されるため、ステータコアを保持部材に圧入する際の各相コイルの断線リスクを低減できる。
請求項5の発明によれば、半田付けの必要もない簡単な構造によって各相コイルの中性点を中性相に接続できる。
請求項6の発明によれば、保持部材の内周面に加工の必要もない簡単な構造によって各相コイルの中性点を中性相に接続できる。
請求項7の発明によれば、ステータコアが圧入された保持部材は、絶縁部を介して、回転電機を収容するハウジングに支持されるため、中性相としても機能する保持部材とハウジングは電気的に絶縁される。
一実施形態に係る回転電機のステータの側面図である。 第1実施形態のステータの要部分解斜視図である。 スペーサを介してハウジングに取り付けられたステータの側面図である。 第2実施形態のステータの要部分解斜視図である。 第3実施形態のステータの要部分解斜視図である。
以下、本発明の各実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は、一実施形態に係る回転電機のステータの側面図である。図1に示すステータ10は、その内部に設けられる図示しないロータと組み合わされて回転電機を構成する。
ステータ10は、いわゆる3相Y結線の突極巻のステータであり、図1に示すように、円環状の保持部材であるステータホルダ20と、ステータホルダ20の内周面21に沿って環状に配置された複数(図1では18個)のステータ片30と、ステータホルダ20に設けられた3相の入力端子U,V,Wとを備える。
ステータホルダ20は、導電可能な鋼材によって構成され、ステータ10の軸方向に延びる円環部22と、円環部22の軸方向端部から外周側に延びるフランジ部23とを有する。円環部22の内周面21には、後述するように、各ステータ片30に対応して複数(図1では18個)の凹部25が軸方向に形成されている(図2参照)。フランジ部23には、複数のボルト孔26が設けられており、ボルト孔26に挿通したボルト11によりステータ10が回転電機のハウジング12に固定される(図3参照)。
ステータホルダ20は、環状に配置された複数のステータ片30が、円環部22の内周面21に圧入されることで複数のステータ片30を径方向外側から保持する。
図2は、ステータ10の要部分解斜視図である。図2に示すように、ステータ10の各ステータ片30は、ステータ10の周方向に沿って延在するヨーク32と、ヨーク32から径方向内側に向かって延在するティース33とを有し、略T字状に形成されたステータコア31、及びステータコア31のティース33に巻装された巻線41によって形成されるコイル40を含む。なお、巻線41は、銅製の芯線に絶縁被膜された構成を有する。
ステータコア31は、略T字状にプレス加工された複数の電磁鋼板34が積層して構成される。なお、巻線41をティース33に巻装する際、ティース33には、ステータコア31と巻線41とを電気的に絶縁するインシュレータ(図示せず)が介装されていても良い。
本実施形態では、コイル40は、それぞれ6つずつのU相コイル、V相コイル及びW相コイルから構成される。図1に示すように、複数のステータ片30を環状に配置することにより、U相(U1相〜U6相)、V相(V1相〜V6相)、及びW相(W1相〜W6相)の各コイル40が、時計回りに、U1、V1、W1、U2、…、U6、V6、W6の順番に並ぶように配置される。
ステータコア31のティース33に巻装されて各相コイルを構成する巻線41の一端41aは、U相、V相、W相ごとに纏められて、図1に示した各相の入力端子U,V,Wに接続される。本実施形態では、U1相〜U6相、V1相〜V6相及びW1相〜W6相の各相6本の巻線41が、各相ごとに纏められて、入力端子U,V,Wに接続される。
また、各相コイルを構成する巻線41の他端41bでは、絶縁被膜が剥離された終端部41beがステータコア31の外周面35に半田付けされる。その結果、巻線41の終端部41beを半田付けした外周面35上には、凸状の半田部36が形成される。
このように構成された複数のステータ片30は、環状に配置されてステータホルダ20の円環部22の内周面21に圧入される。このとき、複数のステータ片30は、各半田部36が、ステータホルダ20の円環部22の内周面21に形成された凹部25と位置合わせされた状態で圧入される。凹部25の大きさを半田部36の大きさよりわずかに小さくしておくことで、半田部36が変形しながら凹部25に圧入される。その結果、巻線41の終端部41beは、通電可能なステータホルダ20に半田部36を介して電気的に接続される。
本実施形態では、Y結線されたU相、V相及びW相の各相コイルを構成する巻線41の終端部41beが、各ステータ片30の外周面35において半田部36を介してステータホルダ20に電気的に接続されるため、ステータホルダ20は中性相となる。ステータホルダ20は多層鋼板で構成されるため、銅製の芯線を有する巻線41と比較して、単位面積当たりの電気抵抗率は高い。しかし、断面積は、巻線41よりもステータホルダ20の方が圧倒的に大きいため、通電経路としての長さあたりの電気抵抗はステータホルダ20の方が大幅に低い。
中性相としても機能するステータホルダ20に複数のステータ片30が圧入されたステータ10のハウジング12への固定は、図3に示すように、ステータホルダ20のフランジ部23とハウジング12との間に樹脂製のスペーサ13を介在させた状態で、ボルト孔26にボルト11を挿通してステータホルダ20を支持することで行われる。中性相であるステータホルダ20の電位は、U相、V相及びW相の各電位が完全にバランスされている場合には0ボルトであるが、実際の各相電位は完全にはバランスされないため、ステータホルダ20には多少の電位が発生する。しかし、本実施形態では、スペーサ13は絶縁性の高い樹脂によって形成されているため、ステータホルダ20とハウジング12は電気的に絶縁される。
以上説明したように、本実施形態によれば、各相コイルを構成する巻線41の終端部41beをステータコア31の外周面35に半田付けして形成された半田部36は、複数のステータ片30がステータホルダ20の円環部22の内周面21に圧入される際、内周面21に形成された凹部25に圧入される。その結果、巻線41の終端部41beは、半田部36を介してステータホルダ20に電気的に接続される。Y結線されたU相、V相及びW相の各相コイルを構成する巻線41の終端部41beがステータホルダ20に電気的に接続されると、通電可能なステータホルダ20自体が中性相として機能する。このため、中性点用バスバー等の専用部品を用いることなく、簡単な構造によって各相コイルの中性点を中性相に接続できる。また、中性点用バスバー等による電流戻り経路を設ける必要がないため銅損失を抑制できると共に、コスト削減が可能となり、ステータの小型化もできる。
また、ステータホルダ20は複数のステータ片30を径方向における外周側で保持し、半田部36はステータコア31の外周面35に凸状に形成されるので、複数のステータ片30をステータホルダ20に圧入すると半田部36は変形して、巻線41の終端部41beは、変形した半田部36を介してステータホルダ20に確実に電気的に接続される。
また、ステータホルダ20の内周面21には、半田部36の形状に対応した凹部25が形成され、複数のステータ片30をステータホルダ20に圧入すると、半田部36は凹部25に嵌合するため、巻線41の終端部41beは、半田部36を介してステータホルダ20に確実に電気的に接続される。
また、巻線41の終端部41beは、半田部36を介してステータホルダ20に電気的に接続されるため、複数のステータ片30をステータホルダ20に圧入する際の巻線41の断線リスクを低減できる。
また、複数のステータ片30が圧入されたステータホルダ20は、絶縁性の高い樹脂によって形成されたスペーサ13を介して、回転電機を収容するハウジング12に支持されるため、中性相としても機能するステータホルダ20とハウジング12は電気的に絶縁される。
(第2実施形態)
図4は、第2実施形態のステータの要部分解斜視図である。第2実施形態のステータが第1実施形態のステータ10と異なる点は、巻線41の他端41bにおける終端部41beとステータホルダ20との接続構造が異なることである。この点以外は第1実施形態と同様であり、図4において、図2と共通する構成要素には同一符号又は相当符号を付して説明を簡略化又は省略する。
図4に示すように、本実施形態のステータでは、第1実施形態のステータ片30と同様に、ステータコア31のティース33に巻装されて各相コイルを構成する巻線41の一端41aは、U相、V相、W相ごとに纏められて、図1に示した各相の入力端子U,V,Wに接続される。本実施形態でも、U1相〜U6相、V1相〜V6相及びW1相〜W6相の各相6本の巻線41が、各相ごとに纏められて、入力端子U,V,Wに接続される。
また、各相コイルを構成する巻線41の他端41bでは、絶縁被膜が剥離された終端部41beがステータコア31の外周面35に軸方向に配置されて仮止めされる。
ステータホルダ20は、第1実施形態と同様に、円環部22とフランジ部23とを有し、円環部22の内周面21には、各ステータ片30に対応して複数の凹部27が軸方向に形成されている。各凹部27の大きさは、絶縁被膜が剥離された巻線41の終端部41beの太さよりもわずかに小さい。
本実施形態でも、複数のステータ片30が環状に配置されてステータホルダ20の円環部22の内周面21に圧入される。このとき、複数のステータ片30は、各巻線41の終端部41beがステータホルダ20の凹部27に嵌合しながら圧入される。その結果、巻線41の終端部41beは、通電可能なステータホルダ20に電気的に接続される。このように、Y結線されたU相、V相及びW相の各相コイルを構成する巻線41の終端部41beがステータホルダ20に電気的に接続されるため、ステータホルダ20は中性相となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、各相コイルを構成する巻線41の終端部41beをステータコア31の外周面35に軸方向に配置して仮止めした状態で、複数のステータ片30をステータホルダ20の円環部22の内周面21に圧入すると、内周面21に形成された凹部27に巻線41の終端部41beが嵌合する。その結果、巻線41の終端部41beは、ステータホルダ20に電気的に接続される。Y結線されたU相、V相及びW相の各相コイルを構成する巻線41の終端部41beがステータホルダ20に電気的に接続されると、通電可能なステータホルダ20自体が中性相として機能する。このように、半田付けの必要もない簡単な構造によって、各相コイルの中性点を中性相に接続できる。
(第3実施形態)
図5は、第3実施形態のステータの要部分解斜視図である。第3実施形態のステータが第1実施形態のステータ10と異なる点は、巻線41の他端41bにおける終端部41beとステータホルダ20との接続構造が異なることである。この点以外は第1実施形態と同様であり、図5において、図2と共通する構成要素には同一符号又は相当符号を付して説明を簡略化又は省略する。
図5に示すように、本実施形態のステータでは、第1実施形態のステータ片30と同様に、ステータコア31のティース33に巻装されて各相コイルを構成する巻線41の一端41aは、U相、V相、W相ごとに纏められて、図1に示した各相の入力端子U,V,Wに接続される。本実施形態でも、U1相〜U6相、V1相〜V6相及びW1相〜W6相の各相6本の巻線41が、各相ごとに纏められて、入力端子U,V,Wに接続される。
また、各相コイルを構成する巻線41の他端41bでは、絶縁被膜が剥離された終端部41beがステータコア31のヨーク32の軸方向外側面37に半田付けされる。その結果、巻線41の終端部41beを半田付けした外周面35上には、凸状の半田部38が形成される。なお、半田部38が設けられたステータコア31は、複数の電磁鋼板34が積層して構成される。このため、半田部38によって固定された巻線41の終端部41beは、ステータコア31と導通した状態になる。
ステータホルダ20は、第1実施形態と同様に、円環部22とフランジ部23とを有するが、円環部22の内周面21に凹部は形成されない。
本実施形態でも、複数のステータ片30が環状に配置されてステータホルダ20の円環部22の内周面21に圧入される。複数のステータ片30がステータホルダ20に圧入されると、各ステータコア31の外周面35がステータホルダ20の円環部22の内周面21に当接するため、ステータコア31とステータホルダ20は導通した状態になる。その結果、巻線41の終端部41beは、通電可能なステータホルダ20に半田部38及びステータコア31を介して電気的に接続される。このように、Y結線されたU相、V相及びW相の各相コイルを構成する巻線41の終端部41beがステータホルダ20に電気的に接続されるため、ステータホルダ20は中性相となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、各相コイルを構成する巻線41の終端部41beをステータコア31のヨーク32の軸方向外側面37に半田付けして、各巻線41の中性点がステータコア31に導通した状態で、複数のステータ片30をステータホルダ20の円環部22の内周面21に圧入する。その結果、巻線41の終端部41beは、半田部38及びステータコア31を介してステータホルダ20に電気的に接続される。Y結線されたU相、V相及びW相の各相コイルを構成する巻線41の終端部41beがステータホルダ20に電気的に接続されると、通電可能なステータホルダ20自体が中性相として機能する。このように、ステータホルダ20の内周面21に加工の必要の必要もない簡単な構造によって、各相コイルの中性点を中性相に接続できる。
本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
10 ステータ
12 ハウジング
13 スペーサ
20 ステータホルダ
21 ステータホルダの内周面
25,27 凹部
30 ステータ片
31 ステータコア
32 ヨーク
33 ティース
35 ステータコアの外周面
36,38 半田部
37 ステータコアの軸方向外側面
40 コイル
41 巻線
41a 巻線の一端
41b 巻線の他端
41be 終端部
U,V,W 入力端子

Claims (7)

  1. 周方向に沿って配置された複数のティースを有するステータコアと、
    前記ティースに巻回される3相の各相コイルと、を備えた、回転電機のステータであって、
    径方向において前記回転電機のロータが配置される側とは反対側に、前記ステータコアを保持する保持部材を備え、
    前記保持部材は、通電可能な材料によって構成され、
    前記各相コイルの中性点に接続される前記各相コイルの終端が前記ステータコアのいずれかの位置に接し、前記保持部材と電気的に接続する終端接続部を備える、回転電機のステータ。
  2. 請求項1に記載の回転電機のステータであって、
    前記保持部材は、前記ステータコアを前記径方向における外周側で保持し、
    前記終端接続部は、前記ステータコアの外周面に凸状に形成される、回転電機のステータ。
  3. 請求項2に記載の回転電機のステータであって、
    前記保持部材の内周面には、前記終端接続部の形状に対応した凹部が形成され、
    前記保持部材が前記ステータコアを保持した状態で、前記終端接続部は前記凹部と嵌合する、回転電機のステータ。
  4. 請求項2又は3に記載の回転電機のステータであって、
    前記終端接続部は、前記ステータコアの外周面に位置付けされた前記各相コイルの終端と、前記終端を前記外周面に固定する半田と、を有する、回転電機のステータ。
  5. 請求項2又は3に記載の回転電機のステータであって、
    前記終端接続部は、前記ステータコアの外周面に軸方向に配置された、絶縁被膜が剥離された前記各相コイルの終端である、回転電機のステータ。
  6. 請求項1に記載の回転電機のステータであって、
    前記終端接続部は、前記ステータコアのヨークの軸方向外側面に位置付けされた前記各相コイルの終端と、前記終端を前記ヨークに固定する半田と、を有する、回転電機のステータ。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の回転電機のステータであって、
    前記保持部材は、絶縁部を介して、前記回転電機を収容するハウジングに支持される、回転電機のステータ。
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