JP2022070284A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転電機が備えた温度センサの取り付け位置のずれ及び温度センサの変形を抑制して、温度センサ及び回転電機の信頼性を向上させた回転電機を提供する。【解決手段】界磁巻線が巻装された界磁コアを有し、回転軸と一体回転する回転子と、界磁コアの径方向外側に配置された円筒状の固定子鉄心、及び固定子鉄心に形成されたスロットに配置された固定子コイルを有する固定子と、固定子コイルの温度を検出する温度センサ11と、温度センサを固定子コイルに取り付ける取付部材13とを備え、固定子コイルは、直線状に延びるコイル導体の一部が、コイル導体の延出方向に直交する方向に窪まされて、コイル導体の表面に凹部104を有し、温度センサのセンサ部12は、コイル導体の凹部が設けられた側に配置され、取付部材は、温度センサのセンサ部を内包し、凹部に当接する突出部13aを有している。【選択図】図7

Description

本願は、回転電機に関するものである。
回転電機は、回転子と、固定子鉄心及び固定子コイルを有した固定子とを備える。回転電機は、内燃機関を駆動する電動機として動作し、また回転電機は内燃機関より駆動されて発電する発電機として機能する。回転電機が電動機として動作する場合、固定子コイルに電流が流される。その際、固定子コイルに流れた電流に起因して固定子コイルが発熱すると、固定子コイルの温度は上昇する。固定子コイルの温度が過度に上昇すると、固定子コイル及び固定子コイルの周囲に設けられた部品が損傷することがある。そのため、固定子コイルの温度を検出する温度センサを固定子コイルに設置して、温度センサが検出した温度に基づいて固定子コイルへの通電電流を制御し、固定子コイルの過度な温度上昇に起因した部品の損傷の発生を防いでいる。
固定子コイルに設置する温度センサの構成としては、固定子コイルのコイル導体が対向するようにU字状に折り曲げられた曲げ部が固定子コイルに設けられ、その曲げ部の隙間の部分において温度センサと固定子コイルとを接触させ、双方を固定部材で挟んで保持して温度センサを固定する構成が開示されている(例えば、特許文献1参照)。曲げ部において温度センサは固定子コイルと接触するため、温度センサは固定子コイルの温度を検出することができる。
温度センサが設置される固定子コイルは、固定子コイルを形成するコイル導体の延出する方向に沿って温度ばらつきを有する。そのため、固定子コイルの温度を温度センサが正確に測定するためには、コイル導体の延出する方向に対する温度センサが取り付けられる位置のずれを抑制する必要がある。
特開2013-225959号公報
上記特許文献1においては、U字状に折り曲げられた固定子コイルの隙間で温度センサを挟んで保持し、温度センサを固定部材で固定することで、温度センサの取り付け位置のずれを抑制している。しかしながら、温度センサの挿入が可能なように少し開いた状態で曲げ部は形成され、温度センサの挿入後、温度センサを押えるために曲げ部のコイル導体を押し戻す必要がある。そのため、温度センサを挿入する前の曲げ部の開き量の違い及びコイル導体の硬さ違いにより、同じ力でコイル導体を押さえたとしても、温度センサがコイル導体で押される力にばらつきが発生し、温度センサを押し切れないことによりコイル導体の延出方向に対する温度センサの取り付け位置にずれが発生するという課題があった。
また、温度センサの取り付け位置のずれが発生することにより、測定する固定子コイルの温度にばらつきが生じ、固定子コイルの正確な温度を測定できず、温度センサの信頼性が低下するという課題があった。また、温度センサをコイルの曲げ部の隙間に挟んで保持する際に押圧部材でコイル導体の両側を押さえた場合、押圧部材による過度な押圧により温度センサに負荷がかかり、温度センサが変形する場合があった。温度センサに変形が生じた場合、温度センサは固定子コイルの正確な温度を測定できず、温度センサの信頼性が低下するという課題があった。また、温度センサの信頼性が低下すると回転電機が備えた部品の損傷の発生が抑制されないため、回転電機の信頼性が低下するという課題があった。
そこで、本願は、回転電機が備えた温度センサの取り付け位置のずれ及び温度センサの変形を抑制して、温度センサ及び回転電機の信頼性を向上させた回転電機を得ることを目的としている。
本願に開示される回転電機は、界磁巻線が巻装された界磁コアを有し、回転軸と一体回転する回転子と、界磁コアの径方向外側に配置された円筒状の固定子鉄心、及び固定子鉄心に形成されたスロットに配置された固定子コイルを有する固定子と、固定子コイルの温度を検出する温度センサと、温度センサを固定子コイルに取り付ける取付部材とを備え、固定子コイルは、直線状に延びるコイル導体の一部が、コイル導体の延出方向に直交する方向に窪まされて、コイル導体の表面に凹部を有し、温度センサのセンサ部は、コイル導体の凹部が設けられた側に配置され、取付部材は、温度センサのセンサ部を内包し、凹部に当接する突出部を有しているものである。
本願に開示される回転電機によれば、固定子コイルはコイル導体の表面に凹部を有し、温度センサのセンサ部はコイル導体の凹部が設けられた側に配置され、取付部材は温度センサのセンサ部を内包し、凹部に当接する突出部を有しているため、凹部と突出部とで取付部材が内包した温度センサのセンサ部の位置が決まるので、コイル導体に対する温度センサの取り付け位置のずれを抑制することができる。温度センサの取り付けに温度センサを押圧する部材を用いていないため、温度センサの変形を抑制することができる。温度センサの取り付け位置のずれ及び温度センサの変形が抑制されるので、温度センサ及び回転電機の信頼性を向上させることができる。
実施の形態1に係る回転電機の概略を示す斜視図である。 実施の形態1に係る回転電機の概略を示す軸方向に平行な断面図である。 実施の形態1に係る回転電機の概略を示す要部斜視図である。 実施の形態1に係る回転電機の付加線と温度センサと取付部材の斜視図である。 実施の形態1に係る回転電機の付加線と温度センサと取付部材の正面図である。 実施の形態1に係る回転電機の付加線と温度センサと取付部材の平面図である。 図6のA-A断面位置で切断した付加線と温度センサと取付部材の断面図である。 実施の形態2に係る回転電機の付加線と温度センサと取付部材の断面図である。 図8のB-B断面位置で切断した付加線と取付部材の断面図である。 図8のB-B断面位置で切断した付加線と別の取付部材の断面図である。 実施の形態3に係る回転電機の付加線と温度センサと取付部材の断面図である。 実施の形態4に係る回転電機の付加線と温度センサと取付部材の平面図である。 図12のC-C断面位置で切断した付加線と温度センサと取付部材の断面図である。 実施の形態5に係る回転電機の付加線と温度センサと取付部材の断面図である。 実施の形態6に係る回転電機の付加線と温度センサと取付部材の断面図である。 実施の形態7に係る回転電機の付加線と温度センサと取付部材の断面図である。 実施の形態8に係る回転電機の付加線と温度センサと取付部材の正面図である。 図17のD-D断面位置で切断した付加線と温度センサと取付部材の断面図である。
以下、本願の実施の形態による回転電機を図に基づいて説明する。なお、各図において同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る回転電機1の概略を示す斜視図、図2は回転電機1の軸方向に平行な回転電機1の概略を示す断面図、図3は回転電機1の温度センサ11と取付部材13とが取り付けられる図1の破線で囲まれた部分を拡大して示す要部斜視図、図4は回転電機1の付加線101と温度センサ11と取付部材13の斜視図、図5は回転電機1の付加線101と温度センサ11と取付部材13の正面図、図6は回転電機1の付加線101と温度センサ11と取付部材13の平面図、図7は図6のA-A断面位置で切断した付加線101と温度センサ11と取付部材13の断面図である。回転電機1は固定子鉄心7と固定子コイル8とを備えた固定子2及び回転子3を有し、内燃機関(図示せず)を駆動する電動機として動作する。あるいは、回転電機1は内燃機関より駆動されて発電する発電機として機能する。
<回転電機1>
回転子3は、界磁巻線(図示せず)が巻装された界磁コアである回転子鉄心9を有し、回転軸であるシャフト5と一体回転する。回転子3は、図2に示すように、シャフト5の軸方向の一端側にベアリング6a、他端側にベアリング6bを備える。シャフト5に固定されたベアリング6a、6bを介して、回転子3はブラケット(図示せず)に回転可能に支持される。回転子鉄心9は、シャフト5に圧入等によって固定される。回転子鉄心9は、固定子鉄心7で取り囲まれた内側空間に配置される。回転子鉄心9の外周面は、空隙を介して固定子鉄心7の内周面と対向している。
固定子2は、回転子鉄心9の径方向外側に配置された円筒状の固定子鉄心7、及び固定子鉄心7に形成されたスロット(図示せず)に配置された電機子コイルである複数相の固定子コイル8を有する。固定子鉄心7は、筒状に形成されたハウジング4の内側に配置される。固定子コイル8はコイル導体で形成される。コイル導体は、導体部と、導体部を取り囲んで設けられた絶縁被膜とを備える。コイル導体の断面は、長方形または円形である。固定子コイル8は、コイル部(図示せず)と付加線101とを備える。コイル部はコイル導体が巻装された部分で、固定子鉄心7の隣り合うティースの間に形成されるスロットに挿入される。コイル部を形成するコイル導体の端部は、固定子鉄心7から軸方向の一方側に突出する。付加線101は、コイル部の2つの端部の間を接続するコイル導体である。本実施の形態では、図3に示すように、付加線101に温度センサ11と取付部材13が設けられ、温度センサ11は固定子コイル8の温度を測定する。なお、図1及び図2には温度センサ11と取付部材13を省略している。
複数相の固定子コイル8は、例えば、1組の三相巻線もしくは2組の三相巻線であるがこれらに限るものではなく、回転電機1の種類に応じて設定される。固定子コイル8が三相巻線の場合、回転電機1において固定子コイル8に三相交流電力が供給されることで、固定子2に回転磁界が発生する。回転子3に設けられた界磁磁極から発生する磁束と回転磁界との相互作用により、回転子3は回転する。
<温度センサ11と取付部材13>
本願の要部である温度センサ11と取付部材13について説明する。回転電機1は、固定子コイル8の温度を検出する温度センサ11と、温度センサ11を固定子コイル8に取り付ける取付部材13とを備える。温度センサ11と取付部材13は、図4に示すように、固定子コイル8の付加線101に設けられる。固定子コイル8の付加線101は、直線状に延びるコイル導体の部分である本体部102と、コイル部の端部と接続されるコイル導体の部分である立上げ部103とを備える。付加線101は、直線状に延びる本体部102の一部が本体部102の延出方向に直交する方向に窪まされて、本体部102の表面に凹部104を有する。本実施の形態での凹部104は、図7に示すように、直線状に延びる本体部102の一部が、本体部102の延出方向に直交する方向に湾曲されて、本体部102の表面に形成されている。本体部102の中央に凹部104を設けたが、凹部104を設ける位置は本体部102の中央に限るものではなく、他の位置であっても構わない。
温度センサ11は、温度を検出する部分であるセンサ部12を有する。温度センサ11のセンサ部12は、本体部102の凹部104が設けられた側に配置される。温度センサ11は、例えば、温度変化に対して抵抗値が変化するサーミスタである。温度センサ11は、回転電機1に供給する電力を制御する制御部(図示せず)に接続される。制御部は温度センサ11が検出した温度に基づいて固定子コイル8への通電電流を制御し、固定子コイル8の過度な温度上昇に起因した固定子コイル8もしくは固定子コイル8の周囲に設けられた部品の損傷の発生を抑制する。
取付部材13は、温度センサ11のセンサ部12を内包し、凹部104に当接する突出部13aを有している。取付部材13は、温度センサ11のセンサ部12を外部から絶縁して保護する。取付部材13は、凹部104が形成された本体部102の部分の一部もしくは全部を覆って本体部102に取り付けられている。本実施の形態では、取付部材13は、本体部102の凹部104が設けられた側の面の一部と凹部104の両側の本体部102の側面の一部とを覆う。取付部材13は、例えば、絶縁材からなるモールド樹脂である。温度センサ11のセンサ部12を内包した取付部材13の突出部13aと凹部104とを接着することで、取付部材13は本体部102に設置される。取付部材13の設置は突出部13aと凹部104との接着に限るものではない。取付部材13を、温度センサ11のセンサ部12と凹部104が形成された本体部102の部分の一部とを一体成形することで設けても構わない。
この構成によれば、本体部102の凹部104と取付部材13の凹部104に当接する突出部13aとで、取付部材13が内包した温度センサ11のセンサ部12の位置が決まるため、付加線101に対する温度センサ11の取り付け位置のずれを抑制することができる。また、温度センサ11の取り付けに温度センサ11を押圧する部材を用いていないため、温度センサ11の変形を抑制することができる。温度センサ11の取り付け位置のずれ及び温度センサ11の変形が抑制されるので、温度センサ11の信頼性を向上させることができる。
本実施の形態では、温度センサ11と取付部材13を固定子コイル8の付加線101の本体部102に設けたが、温度センサ11と取付部材13の固定子コイル8への配置は本体部102に限るものではない。コイル導体に凹部が形成されていれば、温度センサ11と取付部材13の取り付け位置のずれを抑制して、温度センサ11と取付部材13をコイル導体に設けることは可能である。そのため、固定子コイル8の付加線101の立上げ部103または固定子コイル8のコイル部に凹部を形成して、温度センサ11と取付部材13を立上げ部103またはコイル部に設けても構わない。温度センサ11と取付部材13は固定子コイル8のいずれの箇所にも配置が可能なため、温度上昇が懸念される固定子コイル8の箇所へ温度センサ11と取付部材13を配置することができる。そのため、温度センサ11は固定子コイル8の温度の最悪条件下での制御を可能とし、回転電機1の信頼性の向上を図ることができる。
以上のように、実施の形態1による回転電機1において、固定子コイル8はコイル導体の表面に凹部104を有し、温度センサ11のセンサ部12はコイル導体の凹部104が設けられた側に配置され、取付部材13は温度センサ11のセンサ部12を内包し、凹部104に当接する突出部13aを有しているため、凹部104と取付部材13の凹部104に当接する突出部13aとで取付部材13が内包した温度センサ11のセンサ部12の位置が決まるので、コイル導体に対する温度センサ11の取り付け位置のずれを抑制することができる。また、温度センサ11の取り付けに温度センサ11を押圧する部材を用いていないため、温度センサ11の変形を抑制することができる。温度センサ11の取り付け位置のずれ及び温度センサ11の変形が抑制されるので、温度センサ11は固定子コイル8の正確な温度を測定することができる。固定子コイル8の正確な温度が測定されるので、温度センサ11の信頼性を向上させることができる。温度センサ11の信頼性の向上により固定子コイル8もしくは固定子コイル8の周囲に設けられた部品の損傷の発生がさらに抑制されるので、回転電機1の信頼性をさらに向上させることができる。
取付部材13は凹部104が形成されたコイル導体の部分の一部を覆ってコイル導体に取り付けられている場合、取付部材13は温度センサ11を安定して凹部104に取り付けることができ、コイル導体に対する温度センサ11の取り付け位置のずれをさらに抑制することができる。また、凹部104は直線状に延びるコイル導体の一部が、コイル導体の延出方向に直交する方向に湾曲されて、コイル導体の表面に形成されている場合、コイル導体に凹部104を容易に形成することができる。また、凹部104の形状は突出部13aが当接する形状であれば形状の精度は問われず、コイル導体の硬さの影響を受けることもなく、凹部104の形成に高精度な成形も必要ない。そのため、硬さの異なる導体コイルでも確実に温度センサ11の取り付け位置のばらつきを抑制して、正確な温度測定が可能となり、温度センサ11の信頼性が向上すると共に、コイル導体の成形容易化により回転電機1の加工費を削減することができる。
温度センサ11の固定に必要なコイル導体は1本のみであり、温度センサ11の両側にコイル導体を配置する必要はない。そのため、温度センサ11と取付部材13をコイル導体に取り付けた構造は省スペースであり、回転電機1の小型化を図ることができる。
実施の形態2.
実施の形態2に係る回転電機1について説明する。図8は実施の形態2に係る回転電機1の付加線101と温度センサ11と取付部材13の図6のA-A断面位置と同等の位置で切断した断面図、図9は図8のB-B断面位置で切断した付加線101と取付部材13の断面図、図10は図8のB-B断面位置で切断した付加線101と別の取付部材13の断面図である。実施の形態2に係る回転電機1は、凹部104が設けられた本体部102の表面の反対側の面102cも取付部材13が覆う構成になっている。
取付部材13は、図8に示すように、凹部104が形成された本体部102の部分の全部を覆って本体部102に取り付けられている。図9に示すように、取付部材13は、本体部102の凹部104が設けられた側の一部の表面102a、凹部104の両側の側面102b、及び凹部104が設けられた表面の反対側の面102cと当接している。凹部104が設けられた側の表面の反対側の面102cと取付部材13とが当接することで、取付部材13は温度センサ11をさらに安定して凹部104に取り付けることができ、付加線101に対する温度センサ11の取り付け位置のずれをさらに抑制することができる。
本実施の形態では、凹部104が設けられた本体部102の表面の反対側の面102cの全部を取付部材13が覆う構成を示したが、反対側の面102cの全部を取付部材13が覆う構成に限るものではない。図10に示すように、取付部材13が反対側の面102cの一部を覆う構成でも構わない。取付部材13が反対側の面102cの一部を覆う構成であっても、温度センサ11の取り付け位置のずれをさらに抑制することができる。
以上のように、実施の形態2による回転電機1において、取付部材13は、凹部104が形成された本体部102の部分の全部を覆って本体部102に取り付けられているため、取付部材13は温度センサ11を安定して凹部104に取り付けることができるので、付加線101に対する温度センサ11の取り付け位置のずれをさらに抑制することができる。温度センサ11の取り付け位置のずれをさらに抑制することができるので、温度センサ11は固定子コイル8のより正確な温度を測定することができる。固定子コイル8の正確な温度が測定されるので、温度センサ11の信頼性を向上させることができる。温度センサ11の信頼性の向上により固定子コイル8もしくは固定子コイル8の周囲に設けられた部品の損傷の発生がさらに抑制されるので、回転電機1の信頼性をさらに向上させることができる。
実施の形態3.
実施の形態3に係る回転電機1について説明する。図11は実施の形態3に係る回転電機1の付加線101と温度センサ11と取付部材13の図6のA-A断面位置と同等の位置で切断した断面図である。実施の形態3に係る回転電機1は、温度センサ11のセンサ部12の配置が異なる構成になっている。
温度センサ11のセンサ部12は、凹部104の底部104aに対向する位置に配置されている。実施の形態1では、図7に示すように、温度センサ11のセンサ部12は凹部104の端部に配置されていた。センサ部12の配置が凹部104の端部から底部104aの側にずれるとセンサ部12と本体部102との間の距離が遠くなる。センサ部12の配置が凹部104の端部から底部104aの側とは反対側にずれるとセンサ部12と本体部102との間の距離が近くなる。このようにセンサ部12の配置の少しのずれで、センサ部12と本体部102との間の距離が変化するため、固定子コイル8の正確な温度が測定できない場合があった。本実施の形態では、センサ部12を凹部104の底部104aに対向する位置に配置したため、センサ部12の配置にずれが生じてもセンサ部12と本体部102との間の距離は変化しない。そのため、センサ部12は固定子コイル8のより正確な温度を測定することができる。
以上のように、実施の形態3による回転電機1において、温度センサ11のセンサ部12は凹部104の底部104aに対向する位置に配置されているため、センサ部12の配置にずれが生じてもセンサ部12と本体部102との間の距離が変化しないので、センサ部12は固定子コイル8のより正確な温度を測定することができる。固定子コイル8の正確な温度が測定されるので、温度センサ11の信頼性を向上させることができる。温度センサ11の信頼性の向上により固定子コイル8もしくは固定子コイル8の周囲に設けられた部品の損傷の発生がさらに抑制されるので、回転電機1の信頼性をさらに向上させることができる。
実施の形態4.
実施の形態4に係る回転電機1について説明する。図12は実施の形態4に係る回転電機1の付加線101と温度センサ11と取付部材13の平面図、図13は図12のC-C断面位置で切断した付加線101と温度センサ11と取付部材13の断面図である。実施の形態4に係る回転電機1は、取付部材13がセンサ保持部14と固定部材15とから構成されている。
取付部材13は、センサ保持部14と固定部材15とを備える。センサ保持部14は、凹部104に当接する突出部14aを有する。センサ保持部14には、温度センサ11のセンサ部12が内包される。固定部材15は、凹部104が形成されたコイル導体である付加線101の部分及びセンサ保持部14を一体的に取り囲んで、センサ保持部14を付加線101に固定する。センサ保持部14及び固定部材15は絶縁材で形成され、絶縁材は、例えば、モールド樹脂である。センサ保持部14と固定部材15とは、温度センサ11のセンサ部12を外部から絶縁して保護する。
センサ部12を内包したセンサ保持部14の突出部14aと凹部104とを接着することで、センサ保持部14は付加線101の本体部102に設置される。センサ保持部14の設置は突出部14aと凹部104との接着に限るものではない。センサ保持部14を、温度センサ11のセンサ部12と凹部104が形成された本体部102の部分の一部とを一体成形することで設けても構わない。固定部材15は、凹部104が形成された付加線101の部分及びセンサ保持部14を一体的に取り囲んで、一体成形することで設けられる。
以上のように、実施の形態4による回転電機1において、取付部材13はセンサ保持部14と固定部材15とを備え、固定部材15は凹部104が形成された付加線101の部分及びセンサ保持部14を一体的に取り囲んでセンサ保持部14を付加線101に固定するため、凹部104が形成された付加線101の部分へのセンサ保持部14の固定がさらに強化されるので、付加線101に対する温度センサ11の取り付け位置のずれをさらに抑制することができる。温度センサ11の取り付け位置のずれをさらに抑制することができるので、温度センサ11は固定子コイル8のより正確な温度を測定することができる。固定子コイル8の正確な温度が測定されるので、温度センサ11の信頼性を向上させることができる。温度センサ11の信頼性の向上により固定子コイル8もしくは固定子コイル8の周囲に設けられた部品の損傷の発生がさらに抑制されるので、回転電機1の信頼性をさらに向上させることができる。
実施の形態5.
実施の形態5に係る回転電機1について説明する。図14は実施の形態5に係る回転電機1の付加線101と温度センサ11と取付部材13の図12のC-C断面位置と同等の位置で切断した断面図である。実施の形態5に係る回転電機1は、実施の形態4とはセンサ保持部14の形状が異なる構成になっている。
取付部材13は、センサ保持部14と固定部材15とを備える。センサ保持部14は、温度センサ11のセンサ部12が内包される。センサ保持部14の形状は、例えば直方体であるがこれに限るものではなく、円柱であっても構わない。固定部材15は、凹部104が形成されたコイル導体である付加線101の部分及びセンサ保持部14を一体的に取り囲んで、センサ保持部14を付加線101に固定する共に、凹部104に当接する突出部15aを有している。センサ保持部14及び固定部材15は絶縁材で形成され、絶縁材は、例えば、モールド樹脂である。センサ保持部14と固定部材15とは、温度センサ11のセンサ部12を外部から絶縁して保護する。
固定部材15は、凹部104が形成された付加線101の部分にセンサ保持部14が対向して位置決めして保持された状態で、凹部104が形成された付加線101の部分及びセンサ保持部14を一体的に取り囲んで、一体成形することで設けられる。凹部104とセンサ保持部14との間には、固定部材15が充填される。凹部104とセンサ保持部14との間に固定部材15が充填されるため、凹部104とセンサ保持部14との間に形成された空気層を固定部材15で埋めることができる。凹部104とセンサ保持部14との間における空気層の形成が抑制されるため、空気層の影響に起因した固定子コイル8の検出温度のばらつきが抑制される。
以上のように、実施の形態5による回転電機1において、取付部材13はセンサ保持部14と固定部材15とを備え、固定部材15は凹部104が形成された付加線101の部分及びセンサ保持部14を一体的に取り囲んでセンサ保持部14をコイル導体に固定するため、凹部104が形成された付加線101の部分へのセンサ保持部14の固定がさらに強化されるので、付加線101に対する温度センサ11の取り付け位置のずれをさらに抑制することができる。また、凹部104とセンサ保持部14との間に固定部材15が充填されるため、凹部104とセンサ保持部14との間における空気層の形成が抑制されるので、空気層の影響に起因した検出温度のばらつきが抑制される。温度センサ11による検出温度のばらつきが抑制されるため、温度センサ11は固定子コイル8のより正確な温度を測定することができる。固定子コイル8の正確な温度が測定されるので、温度センサ11の信頼性を向上させることができる。温度センサ11の信頼性の向上により固定子コイル8もしくは固定子コイル8の周囲に設けられた部品の損傷の発生がさらに抑制されるので、回転電機1の信頼性をさらに向上させることができる。
実施の形態6.
実施の形態6に係る回転電機1について説明する。図15は実施の形態6に係る回転電機1の付加線101と温度センサ11と取付部材13の図6のA-A断面位置と同等の位置で切断した断面図である。実施の形態6に係る回転電機1は、凹部104が形成されたコイル導体の部分の断面積が他の部分とは異なる構成になっている。
凹部104は、コイル導体である付加線101の一部の断面積を、一部の付加線101の前後の断面積よりも小さくすることによって、付加線101の延出方向に直交する方向に窪まされて、付加線101の表面に形成されている。付加線101の一部の断面積を小さくすることで、断面積が小さい箇所の付加線101の電気抵抗を大きくすることができる。
以上のように、実施の形態6による回転電機1において、付加線101の一部の断面積を小さくすることで凹部104が形成され、凹部104の電気抵抗が大きくなるため、温度センサ11は意図的に設けられた固定子コイル8の高温箇所の温度を測定することができる。温度センサ11は固定子コイル8の高温箇所の温度を測定できるため、回転電機1の信頼性を向上させることができる。
実施の形態7.
実施の形態7に係る回転電機1について説明する。図16は実施の形態7に係る回転電機1の付加線101と温度センサ11と取付部材13の図6のA-A断面位置と同等の位置で切断した断面図である。実施の形態7に係る回転電機1は、凹部104を形成するコイル導体の部分の絶縁被膜106が取り除かれた構成になっている。
コイル導体は、導体部105と、導体部105を取り囲んで設けられた絶縁被膜106とを備える。凹部104が形成されるコイル導体である付加線101の部分は、付加線101から絶縁被膜106が取り除かれている。本実施の形態では、付加線101の一部から絶縁被膜106を取り除いて付加線101の一部の断面積を小さくすることによって、凹部104が形成されている。絶縁被膜106が取り除かれた凹部104の構成はこれに限るものではない。実施の形態1に示した、本体部102の延出方向に直交する方向に湾曲されて、本体部102の表面に形成された凹部104の部分において、絶縁被膜106を取り除いた構成を設けても構わない。絶縁被膜106を取り除いたことで、付加線101の周囲の熱抵抗を低下させることができる。
以上のように、実施の形態7による回転電機1において、凹部104が形成された付加線101の部分は、付加線101から絶縁被膜106が取り除かれているため、付加線101の周囲の熱抵抗を低下させることができるので、温度センサ11は付加線101の導体部105自身の温度をより正確に測定することができる。温度センサ11は固定子コイル8のより正確な温度を測定できるため、温度センサ11の信頼性を向上させることができる。温度センサ11の信頼性の向上により固定子コイル8もしくは固定子コイル8の周囲に設けられた部品の損傷の発生がさらに抑制されるので、回転電機1の信頼性をさらに向上させることができる。
実施の形態8.
実施の形態8に係る回転電機1について説明する。図17は実施の形態8に係る回転電機1の付加線101、111と温度センサ11と取付部材13の正面図、図18は図17のD-D断面位置で切断した付加線101、111と温度センサ11と取付部材13の断面図である。実施の形態8に係る回転電機1は、2つの凹部104、114の間に温度センサ11が配置された構成になっている。
固定子コイル8は、間隔を空けて対向している2本の直線状のコイル導体である付加線101、111を備える。付加線111は、付加線101と同様に、本体部112と立上げ部113とを備える。付加線101、111には、図18に示すように、互いに対向している部分のそれぞれに、間隔が広がるように窪まされた凹部104、114が形成されている。温度センサ11は、2つの凹部104、114の間に配置されている。温度センサ11の両側に凹部104、114が配置されているため、温度センサ11の受熱面積を大きくすることができる。
本実施の形態では、2本の付加線101、111のそれぞれに設けた凹部104、114の間に温度センサ11を配置したが、2つの凹部104、114の構成はこれに限るものではない。1本の付加線を折り曲げて対向した箇所のそれぞれに凹部を設ける構成でも構わない。
以上のように、実施の形態8による回転電機1において、固定子コイル8は、間隔を空けて対向している2本の直線状の付加線101、111における互いに対向している部分のそれぞれに、間隔が広がるように窪まされた凹部104、114が形成され、温度センサ11は2つの凹部104、114の間に配置されているため、温度センサ11の受熱面積を大きくすることができるので、温度センサ11は固定子コイル8の温度をより正確に測定することができる。温度センサ11は固定子コイル8のより正確な温度を測定できるため、温度センサ11の信頼性を向上させることができる。温度センサ11の信頼性の向上により固定子コイル8もしくは固定子コイル8の周囲に設けられた部品の損傷の発生がさらに抑制されるので、回転電機1の信頼性をさらに向上させることができる。
また本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1 回転電機、2 固定子、3 回転子、4 ハウジング、5 シャフト、6a ベアリング、6b ベアリング、7 固定子鉄心、8 固定子コイル、9 回転子鉄心、11 温度センサ、 12 センサ部、13 取付部材、 13a 突出部、14 センサ保持部、14a 突出部、15 固定部材、15a 突出部、101 付加線、102 本体部、102a 表面、102b 側面、102c 反対側の面、103 立上げ部、104 凹部、104a 底部、105 導体部、106 絶縁被膜、111 付加線、112 本体部、113 立上げ部、114 凹部
本願に開示される回転電機は、界磁巻線が巻装された界磁コアを有し、回転軸と一体回転する回転子と、界磁コアの径方向外側に配置された円筒状の固定子鉄心、及び固定子鉄心に形成されたスロットに配置された固定子コイルを有する固定子と、固定子コイルの温度を検出する温度センサと、温度センサを固定子コイルに取り付ける取付部材とを備え、固定子コイルは、継ぎ目なく直線状に延びるコイル導体の延出方向の一部の区間が、コイル導体の延出方向に直交する窪み方向に窪まされて、コイル導体の表面に凹部を有し、温度センサのセンサ部は、コイル導体の凹部が設けられた側の凹部の外側に配置され、取付部材は、温度センサのセンサ部を内包し、凹部に当接する突出部、及びコイル導体の凹部形成箇所における延出方向及び窪み方向に直交する方向の両側を挟む位置決め部を有し、凹部は、直線状に延びるコイル導体の一部が、コイル導体の延出方向に直交する方向に湾曲されて、コイル導体の表面に形成されているものである。


Claims (9)

  1. 界磁巻線が巻装された界磁コアを有し、回転軸と一体回転する回転子と、
    前記界磁コアの径方向外側に配置された円筒状の固定子鉄心、及び前記固定子鉄心に形成されたスロットに配置された固定子コイルを有する固定子と、
    前記固定子コイルの温度を検出する温度センサと、
    前記温度センサを前記固定子コイルに取り付ける取付部材と、を備え、
    前記固定子コイルは、直線状に延びるコイル導体の一部が、前記コイル導体の延出方向に直交する方向に窪まされて、前記コイル導体の表面に凹部を有し、
    前記温度センサのセンサ部は、前記コイル導体の前記凹部が設けられた側に配置され、
    前記取付部材は、前記温度センサのセンサ部を内包し、前記凹部に当接する突出部を有している回転電機。
  2. 前記取付部材は、前記凹部が形成された前記コイル導体の部分の一部もしくは全部を覆って前記コイル導体に取り付けられている請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記温度センサのセンサ部は、前記凹部の底部に対向する位置に配置されている請求項1または請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記取付部材は、前記凹部に当接する前記突出部を有すると共に、前記温度センサのセンサ部が内包されたセンサ保持部と、前記凹部が形成された前記コイル導体の部分及び前記センサ保持部を一体的に取り囲んで、前記センサ保持部を前記コイル導体に固定する絶縁材からなる固定部材と、を備えた請求項1から3のいずれか1項に記載の回転電機。
  5. 前記取付部材は、前記温度センサのセンサ部が内包されたセンサ保持部と、前記凹部が形成された前記コイル導体の部分及び前記センサ保持部を一体的に取り囲んで、前記センサ保持部を前記コイル導体に固定する共に、前記凹部に当接する前記突出部を有している絶縁材からなる固定部材と、を備えた請求項1から3のいずれか1項に記載の回転電機。
  6. 前記凹部は、直線状に延びるコイル導体の一部が、前記コイル導体の延出方向に直交する方向に湾曲されて、前記コイル導体の表面に形成されている請求項1から5のいずれか1項に記載の回転電機。
  7. 前記凹部は、前記コイル導体の一部の断面積を、一部の前記コイル導体の前後の前記コイル導体の断面積よりも小さくすることによって、前記コイル導体の延出方向に直交する方向に窪まされて、前記コイル導体の表面に形成されている請求項1から5のいずれか1項に記載の回転電機。
  8. 前記コイル導体は、導体部と、前記導体部を取り囲んで設けられた絶縁被膜と、を備え、
    前記凹部が形成された前記コイル導体の部分は、前記コイル導体から前記絶縁被膜が取り除かれている請求項1から7のいずれか1項に記載の回転電機。
  9. 前記固定子コイルは、間隔を空けて対向している2本の直線状のコイル導体における互いに対向している部分のそれぞれに、間隔が広がるように窪まされた前記凹部が形成され、
    前記温度センサは、2つの前記凹部の間に配置されている請求項1から8のいずれか1項に記載の回転電機。
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