JP2015143508A - 作業車 - Google Patents

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Abstract

【課題】排気浄化装置の組み付け性を向上させる。【解決手段】排気部7Aを有するエンジン7と、排気部7Aに接続する吸気部18Aを有する排気浄化装置18と、排気浄化装置18を支持する支持フレーム60とを備え、支持フレーム60は、排気浄化装置18における長手方向の一端側に連結する第1部品61と、排気浄化装置18における長手方向の他端側に連結する第2部品62と、エンジン7に連結する第3部品63とに分割可能な3分割構造に構成し、かつ、第1部品61のエンジン7に対する排気浄化装置18の長手方向での位置調節を可能にする第1調節部64と、第2部品62のエンジン7に対する排気浄化装置18の長手方向での位置調節を可能にする第2調節部65とを備えている。【選択図】図6

Description

本発明は、排気部を有するエンジンと、前記排気部に接続する吸気部を有する排気浄化装置と、前記排気浄化装置を支持する支持フレームとを備えた作業車に関する。
作業車の一例であるトラクタにおいては、内蔵したDPF(ディーゼルパティキュレートフィルタ)の交換などのメンテナンスを可能にするために長手方向に分解可能に構成した排気浄化装置(排気ガス浄化装置)を、溶接構造の支持フレームを介してセンターフレームに連結するように構成したものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2013−49405号公報(段落番号0034、図2〜4)
上記のように、排気浄化装置は、その長手方向に分解可能に構成していることから、その長手方向に分散配備するエンジン排気部接続用の吸気部と支持フレームに対する連結部との間において、それらの長手方向での位置関係に関する個体差などが生じ易くなっている。そのため、排気浄化装置をセンターフレームに支持フレームを介して連結した場合には、排気浄化装置における吸気部の位置が、エンジンの排気部に対する接続位置から排気浄化装置の長手方向に位置ズレする不都合を招き易くなる。
これに対し、上記の構成では、排気浄化装置の支持に溶接構造の支持フレームを使用していることから、上記のような位置ズレが生じた場合には、排気浄化装置の吸気部とエンジンの排気部との接続に手間取るようになっている。つまり、排気浄化装置の組み付け性を向上させる上において改善の余地がある。
本発明の目的は、排気浄化装置の組み付け性を向上させることにある。
本発明の課題解決手段は、
排気部を有するエンジンと、前記排気部に接続する吸気部を有する排気浄化装置と、前記排気浄化装置を支持する支持フレームとを備え、
前記支持フレームは、前記排気浄化装置における長手方向の一端側に連結する第1部品と、前記排気浄化装置における長手方向の他端側に連結する第2部品と、前記エンジンに連結する第3部品とに分割可能な3分割構造に構成し、かつ、前記第1部品の前記エンジンに対する前記排気浄化装置の長手方向での位置調節を可能にする第1調節部と、前記第2部品の前記エンジンに対する前記排気浄化装置の長手方向での位置調節を可能にする第2調節部とを備えている。
この手段によると、排気浄化装置において、その吸気部と支持フレームに対する連結部との排気浄化装置の長手方向での位置関係に関する個体差などが生じていても、その個体差に応じて、排気浄化装置に連結する支持フレームの第1部品及び第2部品のそれぞれの位置を、排気浄化装置の長手方向において調節することができる。
これにより、排気浄化装置の長手方向での個体差などに関係なく、排気浄化装置をエンジンに対する適正位置に簡単に固定装備することができ、排気ガス浄化装置の吸気部とエンジンの排気部との接続を簡単かつ適正に行うことができる。
従って、排気浄化装置の組み付け性を向上させることができる。
本発明をより好適なものにするための手段の一つとして、
前記第1部品は、前記第3部品に備えた第1被連結部に着脱可能にボルト連結する第1連結部を備え、
前記第2部品は、前記第3部品に備えた第2被連結部に着脱可能にボルト連結する第2連結部を備え、
前記第1調節部は、少なくとも前記第1連結部と前記第1被連結部とのいずれか一方に、前記排気浄化装置の長手方向に沿う方向に長く形成した長孔により構成し、
前記第2調節部は、少なくとも前記第2連結部と前記第2被連結部とのいずれか一方に、前記排気浄化装置の長手方向に沿う方向に長く形成した長孔により構成している。
この手段によると、第1調節部としての長孔と第2調節部としての長孔とを備えるだけの簡単な構成で、排気浄化装置の組み付け性を向上させることができる。
本発明をより好適なものにするための手段の一つとして、
前記第1調節部と前記第2調節部とのそれぞれは、前記長孔の短手方向の長さをボルト径よりも大きくして、前記第1部品又は前記第2部品の前記エンジンに対する前記長孔の短手方向での位置調節を可能にしている。
この手段によると、排気浄化装置において、その吸気部と支持フレームに対する連結部との排気浄化装置の長手方向と直交する長孔の短手方向での位置関係に関する個体差などが生じていても、その個体差に応じて、排気浄化装置に連結する支持フレームの第1部品及び第2部品のそれぞれの位置を、長孔の短手方向において調節することができる。
これにより、排気浄化装置の長手方向、及び、この長手方向と直交する長孔の短手方向での個体差などに関係なく、排気浄化装置をエンジンに対する適正位置に簡単に固定装備することができ、排気ガス浄化装置の吸気部とエンジンの排気部との接続をより簡単かつ適正に行うことができる。
従って、第1調節部としての長孔と第2調節部としての長孔とを備えるだけの簡単な構成でありながら、排気浄化装置の組み付け性を更に向上させることができる。
本発明をより好適なものにするための手段の一つとして、
前記第1部品は、2つの前記第1連結部を、前記排気浄化装置の短手方向に第1設定距離だけ離れた位置に、その短手方向での一方向視で重複しないように前記排気浄化装置の長手方向に第2設定距離だけ位置ズレさせた状態で配備し、
前記第2部品は、2つの前記第2連結部を、前記排気浄化装置の短手方向に第3設定距離だけ離れた位置に、その短手方向での前記第1連結部の場合と同じ一方向視で重複しないように前記排気浄化装置の長手方向に第4設定距離だけ位置ズレさせた状態で配備し、
前記第3部品は、2つの前記第1被連結部を、2つの前記第1連結部と同様に、前記排気浄化装置の短手方向に前記第1設定距離だけ離れた位置に、その短手方向での一方向視で重複しないように前記排気浄化装置の長手方向に前記第2設定距離だけ位置ズレさせた状態で配備し、かつ、2つの前記第2被連結部を、2つの前記第2連結部と同様に、前記排気浄化装置の短手方向に前記第3設定距離だけ離れた位置に、その短手方向での一方向視で重複しないように前記排気浄化装置の長手方向に前記第4設定距離だけ位置ズレさせた状態で配備し、
2つの前記第1連結部と2つの前記第2連結部とのそれぞれに前記長孔を形成し、2つの前記第1被連結部と2つの前記第2被連結部とのそれぞれに螺合部を備えている。
この手段によると、対応する第1部品の第1連結部と第3部品の第1被連結部とのボルト連結、及び、対応する第2部品の第2連結部と第3部品の第2被連結部とのボルト連結を、排気浄化装置の短手方向の一方側から行うことができる。
又、エンジンに連結する第3部品の各第1被連結部と各第2被連結部とのそれぞれに、第1部品の各第1連結部とのボルト連結を可能にする螺合部、及び、第2部品の各第2連結部とのボルト連結を可能にする螺合部を備えることにより、排気浄化装置の短手方向の一方側からの第3部品に対する第1部品及び第2部品のボルト連結操作が行い易くなる。
従って、排気浄化装置の組み付け性を更に向上させることができる。
本発明をより好適なものにするための手段の一つとして、
前記第1部品は、前記エンジンに備えた被連結部に着脱可能にボルト連結する連結部と、前記第3部品に備えた第1被連結部に着脱可能にボルト連結する第1連結部とを備え、
前記第2部品は、前記第1部品に備えた第2被連結部に着脱可能にボルト連結する第2連結部を備え、
前記第1調節部は、少なくとも前記連結部及び前記第1連結部と前記被連結部及び前記第1被連結部とのいずれか一方に、前記排気浄化装置の長手方向に沿う方向に長く形成した長孔により構成し、
前記第2調節部は、少なくとも前記第2連結部と前記第2被連結部とのいずれか一方に、前記排気浄化装置の長手方向に沿う方向に長く形成した長孔により構成している。
この手段によると、第1調節部としての長孔と第2調節部としての長孔とを備えるだけの簡単な構成で、排気浄化装置の組み付け性を向上させることができる。
本発明をより好適なものにするための手段の一つとして、
前記第2調節部は、前記長孔の短手方向の長さをボルト径よりも大きくして、前記第2部品の前記エンジンに対する前記長孔の短手方向での位置調節を可能にし、
前記第1部品は、前記排気浄化装置における長手方向の一端側から前記第1部品に向けて延出する第3被連結部にボルト連結する第3連結部を備え、
少なくとも前記第3連結部と前記第3被連結部とのいずれか一方に、前記第2調節部における前記長孔の短手方向と同じ方向の長さがボルト径よりも大きい連結孔を形成して、前記連結孔により、前記第3被連結部の前記エンジンに対する前記長孔の短手方向での位置調節を可能にする第3調節部を構成している。
この手段によると、排気浄化装置において、その吸気部と支持フレームに対する連結部との排気浄化装置の長手方向と直交する長孔の短手方向での位置関係に関する個体差などが生じていても、その個体差に応じて、排気浄化装置に連結する支持フレームの第1部品及び第2部品のそれぞれの位置を、長孔の短手方向において調節することができる。
これにより、排気浄化装置の長手方向、及び、この長手方向と直交する長孔の短手方向での個体差などに関係なく、排気浄化装置をエンジンに対する適正位置に簡単に固定装備することができ、排気ガス浄化装置の吸気部とエンジンの排気部との接続をより簡単かつ適正に行うことができる。
従って、第2調節部としての長孔と第3調節部としての連結孔とを備えるだけの簡単な構成でありながら、排気浄化装置の組み付け性を更に向上させることができる。
本発明をより好適なものにするための手段の一つとして、
前記排気浄化装置は、2つの前記第3被連結部を、前記排気浄化装置の短手方向に第1設定距離だけ離れた位置に、その短手方向での一方向視で重複しないように、その短手方向と直交する短手方向に第2設定距離だけ位置ズレさせた状態で配備し、
前記第2部品は、2つの前記第2連結部を、前記排気浄化装置の短手方向に第3設定距離だけ離れた位置に、その短手方向での前記第1連結部の場合と同じ一方向視で重複しないように前記排気浄化装置の長手方向に第4設定距離だけ位置ズレさせた状態で配備し、
前記第1部品は、2つの前記第3連結部を、2つの前記第3被連結部と同様に、前記排気浄化装置の短手方向に前記第1設定距離だけ離れた位置に、その短手方向での一方向視で重複しないように、その短手方向と直交する短手方向に前記第2設定距離だけ位置ズレさせた状態で配備し、かつ、2つの前記第2被連結部を、2つの前記第2連結部と同様に、前記排気浄化装置の短手方向に前記第3設定距離だけ離れた位置に、その短手方向での一方向視で重複しないように前記排気浄化装置の長手方向に前記第4設定距離だけ位置ズレさせた状態で配備し、
前記第1連結部と2つの前記第2連結部とのそれぞれに前記長孔を形成し、前記第1被連結部と2つの前記第2被連結部とのそれぞれに螺合部を備えている。
この手段によると、対応する排気浄化装置の第3被連結部と第1部品の第3連結部とのボルト連結、及び、対応する第1部品の第2被連結部と第2部品の第2連結部とのボルト連結を、排気浄化装置の短手方向の一方側から行うことができる。
又、エンジンに連結する第3部品の第1被連結部に、第1部品の第1連結部とのボルト連結を可能にする螺合部を備え、又、エンジン及び第3部品に連結する第1部品の各第2被連結部に、第2部品の各第2連結部とのボルト連結を可能にする螺合部を備えることにより、排気浄化装置の短手方向の一方側からの第3部品に対する第1部品のボルト連結操作、及び、第1部品に対する第2部品のボルト連結操作が行い易くなる。
従って、排気浄化装置の組み付け性を更に向上させることができる。
トラクタの左側面図である。 原動部の縦断左側面図である。 原動部の横断平面図である。 排気混合管の左側面図である。 排気混合管の構成を示す図4のV−V矢視断面図である。 排気浄化装置の支持構造を示す要部の分解斜視図である。 排気浄化装置の支持構造を示す要部の縦断左側面図である。 パワーステアリング機構有り仕様でのエンジンコントロールユニットの支持構造を示す斜視図(a)と分解斜視図(b)である。 パワーステアリング機構無し仕様でのエンジンコントロールユニットの支持構造を示す斜視図(a)と分解斜視図(b)である。 別実施形態での排気浄化装置の支持構造を示す要部の分解斜視図である。 別実施形態での排気浄化装置の支持構造を示す要部の縦断左側面図である。 別実施形態での排気浄化装置の支持構造を示す要部の縦断背面図である。
以下、本発明を実施するための形態の一例として、本発明を作業車の一例であるトラクタに適用した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態で例示するトラクタは、車体フレーム1の前半部に原動部2を備え、車体フレーム1の後半部に搭乗運転部3を備えている。そして、原動部2の左右に駆動可能な操舵輪としての前輪4を配備し、搭乗運転部3の左右に制動可能な駆動輪としての後輪5を配備して、4輪駆動型に構成している。
図1及び図2に示すように、車体フレーム1は、その前半部を形成する前部フレーム6の後部に、コモンレールシステム(図示せず)を備えた水冷式の縦型ディーゼルエンジン(以下、エンジンと称する)7を連結し、このエンジン7の下部に、車体フレーム1の後半部を形成するハウジングユニット8を連結して構成している。そして、ハウジングユニット8の前端部に、原動部2と搭乗運転部3とを隔てる隔壁体9を立設し、この隔壁体9の上端に正面視逆U字状のボンネット支持体10を立設している。又、ハウジングユニット8における隔壁体9の後方箇所に、前後方向視略門型のステアリングフレーム11を後傾姿勢で立設している。
図1に示すように、ハウジングユニット8は、その後部に、トラクタの後部に連結するロータリ耕耘装置やプラウなどの作業装置(図示せず)の昇降操作を可能にする左右一対のリフトアーム12、左右のリフトアーム12を上下方向に揺動駆動する油圧式のリフトシリンダ13、及び、トラクタの後部にロータリ耕耘装置などの駆動型の作業装置を連結した場合に作業装置への作業用動力の取り出しを可能にするPTO軸14、などを装備している。又、その内部に、エンジン7からの動力を走行用として左右の前輪4と左右の後輪5とに伝達する走行伝動系、及び、エンジン7からの動力を作業用としてPTO軸14に伝達する作業伝動系、などを装備している。
図2及び図3に示すように、原動部2は、隔壁体9及びボンネット15などにより形成するエンジンルームに、エンジン7、バッテリ16、エアクリーナ17、円柱状の排気浄化装置18、ラジエータ19、冷却ファン20、及び、平面視L字状の燃料タンク21、などを配備して構成している。エンジン7は、エンジンルームにおける後半部の下側に、その出力軸(図示せず)が前後向きになる姿勢で配備している。バッテリ16及びエアクリーナ17は、エンジンルームの前端部に配備している。排気浄化装置18は、その長手方向が車体の前後方向に沿う前後向き姿勢で、エンジンルームの後半部におけるエンジン7の左半部上方箇所に配備している。ラジエータ19及び冷却ファン20は、後半部のエンジン7と前端部のバッテリ16及びエアクリーナ17との間に配備している。燃料タンク21は、その幅狭の前部側がエンジン7の右半部上方に位置し、その幅広の後部側が隔壁体9の上方に位置するように配備している。
図2及び図3に示すように、エンジン7は、その前端部の上端に支持部材(図示せず)を立設している。そして、この支持部材の上端と隔壁体9の上端とにわたって、燃料タンク21を下方から受け止め支持するタンク支持体23を架設している。タンク支持体23は、支持部材と隔壁体9とにわたってエンジン7と燃料タンク21との間を仕切る平面視L字状の底遮蔽板24に、燃料タンク21の前端面と対向する前遮蔽板25と、排気浄化装置18と燃料タンク21との間を仕切る平面視L字状の横遮蔽板26とを起立装備して、ボンネット15との間に、エンジン7及び排気浄化装置18に対する遮熱空間を形成するように構成している。
底遮蔽板24は、隔壁体9の上端から支持部材22の上端に向けて前上がりの階段状に形成することにより、その下方に、エンジン7の配置領域、及び、エアクリーナ17からエンジン7にわたる吸気管27の配管領域、などを確保している。燃料タンク21は、その底面を底遮蔽板24に沿った階段状に形成することにより、その容積を大きくしながら、底遮蔽板24に対する前後方向での位置決めを行い易くしている。そして、底遮蔽板24の上面には、燃料タンク21の底面との間に介装する板状の複数の防振ゴム28を備えている。
図1及び図2に示すように、搭乗運転部3は、ステアリングホイール29、メータパネル30、及び、運転座席31などを備えている。ステアリングホイール29は、図外のステアリング軸及び全油圧式のパワーステアリング機構33(図8参照)などを介して左右の前輪4に連係している。ステアリング軸は、ステアリングフレーム11と同じ後傾姿勢でステアリングフレーム11の上端に立設したステアリングポスト34に回動可能に挿通装備している。メータパネル30は、ステアリングフレーム11の上方で、かつ、ステアリングポスト34の前方の位置に前傾姿勢で配備している。
図1〜3に示すように、ボンネット支持体10は、その上端部から前上方に向けて延出する左右のブラケット35を備えている。そして、それらのブラケット35の延出端にわたって左右向きの支軸36を架設している。一方、ボンネット15は、その天板後端部の内面における左右両端側箇所に、左右のフック金具37を、それらの後端側が開放側になる状態で分散配備している。又、その天板後端部の内面における左右中央側箇所に、L字形の係合金具38を、その後端側が開放側になる状態で装備している。そして、係合金具38の後端側に、ボンネット15と係合金具38との間に支軸36を抜け止め保持する抜け止めボルト39を着脱可能に螺合装備し、これにより、各フック金具37の支軸36からの離脱を阻止するように構成している。
この構成から、ボンネット15に備えた左右のフック金具37及び係合金具38をボンネット支持体10に備えた左右向きの支軸36に係合した後、その支軸36を抜け止めボルト39で抜け止めすることにより、ボンネット15を、左右向きの支軸36を支点にした上下揺動による開閉操作が可能な状態でボンネット支持体10に簡単かつ確実に取り付けることができる。又、抜け止めボルト39による支軸36の抜け止めを解除することにより、ボンネット支持体10からボンネット15を簡単に取り外すことができる。
これにより、例えば、左右のフック金具37のそれぞれに、抜け止めボルト39の着脱を可能にする螺合部を備える場合に比較して、構成の簡素化を図りながら、ボンネット支持体10に対するボンネット15の着脱を容易にすることができる。
図2及び図3に示すように、ボンネット15は、燃料タンク21とタンク支持体23の横遮蔽板26との間に配備したボンネットダンパ40によって開き方向に揺動付勢している。又、図外のロック機構により、ボンネットダンパ40の付勢に抗して閉じ姿勢にて固定保持することができる。
図2〜6に示すように、排気浄化装置18は、その前後中間部に酸化触媒50及びDPF(ディーゼルパティキュレートフィルタ)51などを内蔵している。又、その後端部の下端部位に吸気部18Aを備え、かつ、その前端部の下端部位に排気部18Bを備えている。そして、これらの交換などのメンテナンスを可能にするために、吸気部18Aを備える後端部、酸化触媒50を備える前後中間部の後部側、DPF51を備える前後中間部の前部側、及び、排気部18Bを備える前端部、などに分解可能に構成している。
排気浄化装置18の吸気部18Aは、エンジン7の排気部7Aであるエンジン7の左上部に備えた排気マニホールド52の排気部52Aに接続している。この吸気部18Aと排気部52Aとの接続は、それらの接続端にそれぞれ備えた正三角形状のフランジ18C,52Bをボルト連結することで行えるように構成している。排気浄化装置18の排気部18Bは、排気管53の一端部に接続している。この排気部18Bと排気管52Aとの接続は、それらの接続端にそれぞれ備えた正四角形状のフランジ18D,53Aをボルト連結することで行えるように構成している。
排気管53は、排気浄化装置18の排気部18Bから前部フレーム6の左側方箇所に向けて延出している。そして、その延出端を、前部フレーム6の左側部に前下がり姿勢でボルト連結した断面六角形の排気混合管54の後端部に、この後端部の内周面と延出端の外周面との間に隙間を有する状態で挿入することにより、エンジン7からの排気が排気管53から排気混合管54に流動する際にエジェクタ効果が得られるように構成している。
これにより、排気混合管54においては、エンジン7からの排気に、排気管53と排気混合管54との隙間から排気混合管54に流入する外気を混入させることができ、排気温度を低下させることができる。
図2、図4及び図5に示すように、排気混合管54は、同じ形状に屈曲形成した上側管体55と下側管体56とを溶接して構成している。上側管体55及び下側管体56は、それぞれ、左右の側壁55A,55B,56A,56Bを備えている。そして、上側管体55の左側壁55Aと下側管体56の左側壁56Aとを、上側管体55の左側壁55Aが排気混合管54の左側の内壁になり、かつ、下側管体56の左側壁56Aが排気混合管54の左側の外壁になるように重合させている。又、上側管体55の右側壁55Bと下側管体56の右側壁56Bとを、上側管体55の右側壁55Bが排気混合管54の右側の外壁になり、かつ、下側管体56の右側壁56Bが排気混合管54の右側の内壁になるように重合させている。そして、下側管体56の左側壁56Aに、排気混合管54が高温部であることを示すための文字「HOT」を穴加工により形成している。
これにより、高温部の表記を浮き出し加工よりも安価に行えるようにしながら、下側管体56の各文字穴56Cから排気が流出する不都合の発生を阻止することができる。
尚、上記の構成に加えて、例えば、排気混合管54において、上側管体55の左側壁55Aにおける下側管体56の左側壁56Aとの重合面の色のみを、他の部分の色と異ならせることにより、排気混合管54が高温部であることを示すための文字「HOT」が、更に認識し易い状態になるようにしてもよい。
図2、図3、図6及び図7に示すように、排気浄化装置18は、その長手方向の一端側となる前端側に第1バンド部材57を外嵌装備している。又、その長手方向の他端側となる後端側に第2バンド部材58を外嵌装備している。一方、エンジン7は、その左上部に排気浄化装置18を支持する支持フレーム60を備えている。
図6及び図7に示すように、支持フレーム60は、第1バンド部材57に連結する第1部品61と、第2バンド部材58に連結する第2部品62と、エンジン7に連結する第3部品63とに分割可能な3分割構造に構成している。又、第1部品61のエンジン7に対する前後方向での位置調節を可能にする第1調節部64と、第2部品62のエンジン7に対する前後方向での位置調節を可能にする第2調節部65とを備えている。
第1部品61は、第1バンド部材57に垂下装備した被連結部57Aに対して前後方向に接合した状態でボルト連結する上下向きの第1部材66と、J字状に屈曲形成した第2部材67とを備えている。そして、第1部材66における下端側の後面に、第2部材67を、その長辺側が車体の左右中心側に位置する平面視J字姿勢で溶接して構成している。第2部材67は、その長辺側の端部67Aと短辺側の端部67Bとが、左右方向に第1設定距離だけ離れて位置し、かつ、右方向視(車体の左側面視)で重複しないように前後方向に第2設定距離だけ位置ズレするように形成している。そして、それらの端部67A,67Bが、第3部品63に備えた2つの第1被連結部63Aに着脱可能にボルト連結する第1連結部61Aになるように構成している。
第2部品62は、第2バンド部材58に垂下装備した被連結部58Aに対して前後方向に接合した状態でボルト連結する上下向きの第1部材68と、J字状に屈曲形成した第2部材69とを備えている。そして、第1部材68における下端側の前面に、第2部材69を、その長辺側が車体の左右中心側に位置する平面視逆J字姿勢で溶接して構成している。第2部材69は、その長辺側の端部69Aと短辺側の端部69Bとが、左右方向に第3設定距離だけ離れて位置し、かつ、右方向視(車体の左側面視)で重複しないように前後方向に第4設定距離だけ位置ズレするように形成している。そして、それらの端部69A,69Bが、第3部品63に備えた2つの第2被連結部63Bに着脱可能にボルト連結する第2連結部62Aになるように構成している。
第3部品63は、エンジン7における前上部の左側面に下端部をボルト連結する上下向きの溝形鋼材からなる第1部材70と、排気マニホールド52における排気部52Aのフランジ52Bに一体形成した支持部52Cに後端部をボルト連結する前後向きの鋼板材からなる第2部材71と、エンジン7における左側の前端上部に備えた冷却用の給水部7Bに前部をボルト連結する前後向きの帯鋼材からなる第3部材72とを備えている。そして、第1部材70の上端に第2部材71の前端部を載置した状態で溶接し、かつ、第2部材71における底面の前端部に第3部材72の後部を溶接して、各部材70〜72をエンジン7の所定箇所に連結した状態では、第2部材71が、排気浄化装置18の各バンド部材57,58に連結装備した第1部品61及び第2部品62の各第1部材66,68を下方から受け止め支持することが可能な水平姿勢になるように構成している。
第3部品63の第2部材71は、その上面の前端側に、第1部品61に備えた2つの第1連結部61Aとのボルト連結を可能にする前述した2つの第1被連結部63Aを立設している。又、その上面の後端側に、第2部品62に備えた2つの第2連結部62Aとのボルト連結を可能にする前述した2つの第2被連結部63Bを立設している。2つの第1被連結部63Aは、第1部品61の2つの第1連結部61Aと同様に、左右方向に第1設定距離だけ離れて位置し、かつ、右方向視(車体の左側面視)で重複しないように前後方向に第2設定距離だけ位置ズレさせた状態で配置している。そして、第1部品61の第1連結部61Aとのボルト連結を可能にする溶接ナットなどの螺合部63Cを備えている。2つの第2被連結部63Bは、第2部品62の2つの第2連結部62Aと同様に、左右方向に第3設定距離だけ離れて位置し、かつ、右方向視(車体の左側面視)で重複しないように前後方向に第4設定距離だけ位置ズレさせた状態で配置している。そして、第2部品62の第2連結部62Aとのボルト連結を可能にする溶接ナットなどの螺合部63Dを備えている。
第1部品61の各第1連結部61Aは、第3部品63の第1被連結部63Aとのボルト連結用として、排気浄化装置18の長手方向に沿う前後方向に長く形成した長孔61Bを形成している。そして、これらの長孔61Bにより、第1部品61のエンジン7に対する前後方向での位置調節を可能にする前述した第1調節部64を構成している。
第2部品62の各第2連結部62Aは、第3部品63の第2被連結部63Bとのボルト連結用として、排気浄化装置18の長手方向に沿う前後方向に長く形成した長孔62Bを形成している。そして、これらの長孔62Bにより、第2部品62のエンジン7に対する前後方向での位置調節を可能にする前述した第2調節部65を構成している。
第1調節部64及び第2調節部65は、それらの各長孔61B,62Bの短手方向の長さである上下方向の長さを、第1部品61又は第2部品62と第3部品63とを連結するボルト73のボルト径よりも大きくして、第1部品61及び第2部品62のエンジン7に対する上下方向での位置調節を可能にしている。
上記の構成から、エンジン7に排気浄化装置18を取り付ける場合には、先ず、排気浄化装置18に支持フレーム60の第1部品61と第2部品62とをボルト連結する。又、エンジン7の左上部に支持フレーム60の第3部品63をボルト連結する。次に、その第3部品63の第2部材71に、排気浄化装置18に連結装備した支持フレーム60の第1部品61と第2部品62とを、第2部材71に対する所定の連結姿勢で載置する。そして、この載置後に、排気浄化装置18のフランジ18Cをエンジン7における排気マニホールド52のフランジ52Bにボルト連結しながら、対応する第1部品61の第1連結部61Aと第3部品63の第1被連結部63Aとのボルト連結を前述した第1調節部64を介して行い、又、対応する第2部品62の第2連結部62Aと第3部品63の第2被連結部63Bとのボルト連結を、前述した第2調節部65を介して行う。
これにより、例えば、排気浄化装置18における吸気部18Aのフランジ18Cと各バンド部材57,58の被連結部57A,58Aとの前後方向及び上下方向での位置関係に関する個体差、及び、排気浄化装置18に対するメンテナンスのために排気浄化装置18を分解して組み立て直した場合に生じる、排気浄化装置18における排気部18Bのフランジ18Cと各バンド部材57,58の被連結部57A,58Aとの前後方向及び上下方向での位置関係に関する組み付け誤差、などに関係なく、排気浄化装置18をエンジン7に対する適正位置に固定装備することができ、結果、排気浄化装置18の吸気部18Aをエンジン7の排気部7Aに簡単かつ適正に接続することができる。
又、第1部品61における2つの第1連結部61A、第2部品62における2つの第2連結部62A、第3部品63における2つの第1被連結部63A、及び、第3部品63における2つの第2被連結部63Bを、それぞれ、右方向視で重複しないように前後方向に位置ズレさせたことにより、対応する第1部品61の第1連結部61Aと第3部品63の第1被連結部63Aとのボルト連結、及び、対応する第2部品62の第2連結部62Aと第3部品63の第2被連結部63Bとのボルト連結を、エンジン7に対する第3部品63のボルト連結、及び、排気浄化装置18のフランジ18Cと排気マニホールド52のフランジ52Bとのボルト連結とともに、原動部2の左外方箇所から行うことができる。
更に、エンジン7に固定する第3部品63に、第1部品61とのボルト連結を可能にする螺合部63C、及び、第2部品62とのボルト連結を可能にする螺合部63Dを備えることにより、第3部品63に対する第1部品61及び第2部品62のボルト連結操作が原動部2の左外方箇所から行い易くなる。
図8に示すように、ステアリングフレーム11は、その内部に、パワーステアリング機構33のコントロールユニット74、及び、このコントロールユニット74に対する複数の油圧管75などを装備している。又、エンジン7に備えたコモンレールシステムの作動を制御するエンジンコントロールユニット(以下、ECUと略称する)76を支持する支持部材77を備えている。
支持部材77は、左右向きの第1連結部77Aと、第1連結部77Aの左端から後方に延出する第2連結部77Bと、第1連結部77Aの右端から後方に延出する第3連結部77Cとを有するように屈曲形成した帯鋼材により構成している。そして、第1連結部77Aに、ECU76との防振ゴム78を介したボルト連結を可能にする左右2つの連結孔(図示せず)を形成している。又、第2連結部77Bに、ステアリングフレーム11の左側板79との防振ゴム78を介したボルト連結を可能にする前後2つの連結孔(図示せず)を形成している。更に、第3連結部77Cに、ステアリングフレーム11の右側板80から右外方に突設した係合ピン81との防振ゴム78を介した係合連結を可能にする単一の係合孔(図示せず)を形成している。
各防振ゴム78は、支持部材77の対応する連結孔又は係合孔に内嵌する環状の係合溝(図示せず)を備えている。そして、それらの係合溝を支持部材77の対応する連結孔又は係合孔に内嵌することにより、各防振ゴム78を支持部材77の所定位置に固定保持することができる。
上記の構成から、ECU76をステアリングフレーム11に組み付けた状態では、ECU76は、ステアリングフレーム11に左側2つと右側1つの防振ゴム78を介して支持された支持部材77に、左右の防振ゴム78を介して支持されることになる。これにより、ECU76を、その前後方向と左右方向と上下方向との3方向での振動基準を満たした状態でステアリングフレーム11に組み付けることができる。
又、支持部材77の第2連結部77Bをステアリングフレーム11の左側板79に二点連結することにより、支持部材77の第3連結部77Cをステアリングフレーム11の右側板80に一点連結する構成を採用しながら、ステアリングフレーム11の右側板80との連結点を支点にした支持部材77の揺動変位を阻止することができる。
そして、支持部材77の第3連結部77Cをステアリングフレーム11の右側板80にボルト連結する場合に比較して、ステアリングフレーム11に対する支持部材77の連結を容易にすることができる。
図1、図2及び図8に示すように、このトラクタにおいては、ステアリングフレーム11の内部にパワーステアリング機構33のコントロールユニット74及び複数の油圧管75などを装備していることにより、ステアリングフレーム11の内部にECU76を配備することができなくなっている。しかしながら、ステアリングフレーム11の前方箇所において、ステアリングフレーム11と隔壁体9とタンク支持体23の底遮蔽板24とで囲まれた空間が存在している。
そこで、ECU76は、鋼板材からなる連結部材82を介して支持部材77の前面側にボルト連結することにより、その全体が、ステアリングフレーム11と隔壁体9とタンク支持体23の底遮蔽板24とで囲まれた空間に位置するように構成している。
これにより、エンジン7の近くにECU76の配置空間を確保するためにエンジン周辺機器の配置を変更するなどの手間を要することなく、ECU76をエンジン7の近くに配備することができ、エンジン7とECU76とにわたる配線を短くすることができる。又、ステアリングフレーム11と隔壁体9とタンク支持体23の底遮蔽板24とで囲まれた空間は、エンジン7及び排気浄化装置18に対する遮熱空間であることから、断熱部材を追加装備することなく、エンジン7及び排気浄化装置18からの放熱がECU76に悪影響を及ぼすことを防止することができる。
尚、例えば、パワーステアリング機構33を備えていないことで、ステアリングフレーム11の内部にステアリング軸を内蔵したステアリングポスト34だけが位置する場合には、図9に示すように、ECU76を、支持部材77の後面側にボルト連結することにより、その全体が、ステアリングフレーム11の内部に位置するように構成してもよい。又、支持部材77としては、第2連結部77Bの後方への延出長さを短くして、第2連結部77Bの下端から下方に延出する第4連結部77Dを備え、この第4連結部77Dに、ステアリングフレーム11の左側板79との防振ゴム78を介したボルト連結を可能にする連結孔(図示せず)を形成してもよい。
〔別実施形態〕
〔1〕支持フレーム60の構成は種々の変更が可能であり、例えば、以下のように構成してもよい。
図10〜12に示すように、支持フレーム60は、排気浄化装置18の前端側に備えた第1バンド部材57に連結する第1部品91と、排気浄化装置18の後端側に備えた第2バンド部材58に連結する第2部品92と、エンジン7に連結する第3部品93とに分割可能な3分割構造に構成している。又、第1部品91のエンジン7に対する前後方向での位置調節を可能にする第1調節部94と、第2部品92のエンジン7に対する前後方向での位置調節を可能にする第2調節部95とを備えている。
排気浄化装置18は、第1バンド部材57の下部における左右両端側に垂下装備した左右の被連結部57Aにより、排気浄化装置18の長手方向の一端側である前端側から第1部品91に向けて延出する左右の第3被連結部18Eを構成している。
第1部品91は、前後向きの鋼板材からなる第1部材96の前端部に上下向きの第2部材97を起立姿勢で溶接して構成している。そして、第1部材96における下面の前端側に、第3部品93の上端部に備えた第1被連結部93Aに着脱可能にボルト連結する第1連結部91Aを垂下装備している。又、第1部材96における上面の後端側に、第2部品92に備えた2つの第2連結部92Aに着脱可能にボルト連結される2つの第2被連結部91Bを立設している。更に、第2部材97に、排気浄化装置18の対応する第3被連結部18Eに対して前後方向に接合した状態でボルト連結する左右の第3連結部91Cを備えている。又更に、第1部材96の後端部を、エンジン7の被連結部7Cとして排気マニホールド52における排気部52Aのフランジ52Bに一体形成した支持部52Cに着脱可能にボルト連結する連結部91Dに構成している。
第2部品92は、第2バンド部材58に垂下装備した被連結部58Aに対して前後方向に接合した状態でボルト連結する上下向きの第1部材98と、J字状に屈曲形成した第2部材99とを備えている。そして、第1部材98における下端側の前面に、第2部材99を、その長辺側が車体の左右中心側に位置する平面視逆J字姿勢で溶接して構成している。
第3部品93は、エンジン7における前上部の左側面に下端部をボルト連結する上下向きのL形鋼材からなる第1部材100と、エンジン7における左側の前端上部に備えた冷却用の給水部7Bに前部をボルト連結する前後向きの帯鋼材からなる第2部材101とを備えている。そして、第1部材100の上端部に、第1部材100の上端に載置した第1部品91の第1連結部91Aが着脱可能にボルト連結される第1被連結部93Aを備えている。第1被連結部93Aは、第1部品91の第1連結部91Aとのボルト連結を可能にする溶接ナットなどの2つの螺合部93Bを前後に並べて備えている。
第1部品91において、第1連結部91Aは、第3部品93の第1被連結部93Aとのボルト連結用として、排気浄化装置18の長手方向に沿う前後方向に長く形成した2つの長孔91Eを前後に並べて形成している。又、連結部91Dは、エンジン7の被連結部7Cとのボルト連結用として、排気浄化装置18の長手方向に沿う前後方向に長く形成した2つの長孔91Fを左右に並べて形成している。そして、これらの長孔91E,91Fにより、第1部品61のエンジン7に対する前後方向での位置調節を可能にする前述した第1調節部94を構成している。
第1部品91において、2つの第2被連結部91Bは、第2部品92の第2連結部92Aとのボルト連結を可能にする溶接ナットなどの螺合部91Gを備えている。一方、第2部品92は、第2部材99の両端部99A,99Bが第2連結部92Aとなるように、その両端部99A,99Bに、第1部品91の第2被連結部91Bとのボルト連結用として、排気浄化装置18の長手方向に沿う前後方向に長く形成した長孔92Bを形成している。そして、これらの長孔92Bにより、第2部品92のエンジン7に対する前後方向での位置調節を可能にする前述した第2調節部95を構成している。
第1部品91において、左右の各第3連結部91Cは、排気浄化装置18の対応する第3被連結部18Eとのボルト連結を可能にするネジ孔などの螺合部91Hを備えている。一方、排気浄化装置18の各第3被連結部18Eには、第1部品91の対応する第3連結部91Cとのボルト連結を可能にする連結孔18Fを形成している。各連結孔18Fは、第1部品91の螺合部91Hに螺合するボルト102のボルト径よりも大きい穴径を有している。そして、これらの連結孔18Fにより、排気浄化装置18における各第3被連結部18Eのエンジン7に対する上下方向での位置調節を可能にする第3調節部103を構成している。
排気浄化装置18は、左右の第3被連結部18Eを、左右方向に第1設定距離だけ離れた位置に、右方向視(車体の左側面視)で重複しないように上下方向に第2設定距離だけ位置ズレさせた状態で配備している。そして、この上下方向の位置ズレにより、左側の第3被連結部18Eが排気浄化装置18の最下縁よりも上方に位置し、又、右側の第3被連結部18Eが排気浄化装置18の最下縁よりも下方に位置するように構成している。第2部品92は、2つの第2連結部92Aを、左右方向に第3設定距離だけ離れた位置に、右方向視(車体の左側面視)で重複しないように前後方向に第4設定距離だけ位置ズレさせた状態で配備している。第1部品91は、2つの第3連結部91Cを、排気浄化装置18の左右の第3被連結部18Eと同様に、左右方向に第1設定距離だけ離れた位置に、右方向視(車体の左側面視)で重複しないように上下方向に第2設定距離だけ位置ズレさせた状態で配備している。そして、この上下方向の位置ズレにより、排気浄化装置18を連結した状態では、左側の第3連結部91Cが排気浄化装置18の最下縁よりも上方に位置し、又、右側の第3連結部91Cが排気浄化装置18の最下縁よりも下方に位置するように構成している。又、2つの第2被連結部91Bを、第2部品92の2つの第2連結部92Aと同様に、左右方向に第3設定距離だけ離れた位置に、右方向視(車体の左側面視)で重複しないように前後方向に第4設定距離だけ位置ズレさせた状態で配備している。
第2調節部95は、それらの各長孔92Bの短手方向の長さである上下方向の長さを、第1部品91と第2部品92とを連結するボルト104のボルト径よりも大きくして、第2部品92のエンジン7に対する上下方向での位置調節を可能にしている。
上記の構成から、エンジン7に排気浄化装置18を取り付ける場合には、先ず、排気浄化装置18に支持フレーム60の第2部品92をボルト連結する。又、エンジン7の左上部に支持フレーム60の第3部品93をボルト連結する。次に、支持フレーム60の第1部品61に対する排気浄化装置18の仮止め状態でのボルト連結を前述した第3調節部103を介して行う。又、第1部品61に対する第2部品92の仮止め状態でのボルト連結を前述した第2調節部95を介して行う。その後、排気浄化装置18及び第2部品92を仮止めした第1部品61を、エンジン7の被連結部7Cと第3部品93とにわたって載置し、この載置状態で、エンジン7の被連結部7Cと第3部品93とに前述した第1調節部94を介して仮止め状態でボルト連結する。そして、この仮止め後に、各調節部94,95,103での位置調節を行いながら、排気浄化装置18のフランジ18Cを排気マニホールド52のフランジ52Bにボルト連結するとともに、各仮止め箇所を本締めする。
これにより、例えば、排気浄化装置18における吸気部18Aのフランジ18Cと各バンド部材57,58の被連結部57A,58Aとの前後方向及び上下方向での位置関係に関する個体差、及び、排気浄化装置18に対するメンテナンスのために排気浄化装置18を分解して組み立て直した場合に生じる、排気浄化装置18における排気部18Bのフランジ18Cと各バンド部材57,58の被連結部57A,58Aとの前後方向及び上下方向での位置関係に関する組み付け誤差、などに関係なく、排気浄化装置18をエンジン7に対する適正位置に固定装備することができ、結果、排気浄化装置18の吸気部18Aをエンジン7の排気部7Aに簡単かつ適正に接続することができる。
又、排気浄化装置18における左右の第3被連結部18E、及び、第1部品91における左右の第3連結部91Cを、それぞれ、右方向視で重複しないように上下方向に位置ズレさせて上記の配置構成としたことにより、又、第1部品91における2つの第2被連結部91B、及び、第2部品92における2つの第2連結部92Aを、それぞれ、右方向視で重複しないように前後方向に位置ズレさせたことにより、対応する排気浄化装置18の第3被連結部18Eと第1部品91の第3連結部91Cとのボルト連結、及び、対応する第1部品91の第2被連結部91Bと第2部品92の第2連結部92Aとのボルト連結を、エンジン7に対する第1部品91の連結部91D及び第3部品93のボルト連結、及び、排気浄化装置18のフランジ18Cと排気マニホールド52のフランジ52Bとのボルト連結とともに、原動部2の左外方箇所から行うことができる。
更に、エンジン7に固定する第3部品93に、第1部品91とのボルト連結を可能にする螺合部93Bを備え、又、エンジン7及び第3部品93に固定する第1部品91に、第2部品92とのボルト連結を可能にする螺合部91Gを備えることにより、第3部品93に対する第1部品91のボルト連結操作、及び、第1部品91に対する第2部品92のボルト連結操作が原動部2の左外方箇所から行い易くなる。
〔2〕上記の実施形態で例示した支持フレーム60において、少なくとも第1部品61と第2部品62のいずれか一方を、排気浄化装置18の短手方向視でL字形に形成し、かつ、第3部品63に接合する底部に、排気浄化装置18の長手方向に沿う方向に長い長孔61B,62Bを形成し、これらの長孔61B,62Bによって第1調節部64又は第2調節部65を構成するように構成してもよい。
又、この構成においても、第1調節部64と前記第2調節部65とのそれぞれを、それらの長孔61B,62Bの短手方向の長さをボルト径よりも大きくして、第1部品61又は第2部品62のエンジン7に対する長孔61B,62Bの短手方向(上記の実施形態で例示した支持フレーム60での長孔61B,62Bの短手方向とは異なる方向)での位置調節を可能にしてもよい。
〔3〕上記の実施形態で例示した支持フレーム60においては、第1被連結部63Aに、排気浄化装置18の長手方向に沿う方向に長い長孔61Bを形成し、この長孔61Bによって第1調節部64を構成してもよい。又、第1連結部61Aと第1被連結部63Aとの双方に、排気浄化装置18の長手方向に沿う方向に長い長孔61Bを形成し、これらの長孔61Bによって第1調節部64を構成してもよい。
〔4〕上記の実施形態で例示した支持フレーム60においては、第2被連結部63Bに、排気浄化装置18の長手方向に沿う方向に長い長孔62Bを形成し、この長孔62Bによって第2調節部65を構成してもよい。又、第2連結部62Aと第2被連結部63Bとの双方に、排気浄化装置18の長手方向に沿う方向に長い長孔62Bを形成し、これらの長孔62Bによって第2調節部65を構成してもよい。
〔5〕上記の別実施形態〔1〕で例示した支持フレーム60においては、被連結部7C及び第1被連結部93Aに、排気浄化装置18の長手方向に沿う方向に長い長孔91E,91Fを形成し、これらの長孔91E,91Fによって第1調節部94を構成してもよい。又、連結部91D及び第1連結部91Aと被連結部7C及び第1被連結部93Aとのそれぞれに、排気浄化装置18の長手方向に沿う方向に長い長孔91E,91Fを形成し、これらの長孔91E,91Fによって第1調節部94を構成してもよい。
〔6〕上記の別実施形態〔1〕で例示した支持フレーム60においては、第2被連結部91Bに、排気浄化装置18の長手方向に沿う方向に長い長孔92Bを形成し、この長孔92Bによって第2調節部95を構成してもよい。又、第2連結部92Aと第2被連結部91Bとの双方に、排気浄化装置18の長手方向に沿う方向に長い長孔92Bを形成し、これらの長孔92Bによって第2調節部95を構成してもよい。
〔7〕上記の別実施形態〔1〕で例示した支持フレーム60においては、第3連結部91Cに、第2調節部95における長孔92Bの短手方向と同じ方向の長さがボルト径よりも大きい連結孔18Fを形成し、この連結孔18Fにより、第3被連結部18Eのエンジン7に対する長孔92Bの短手方向での位置調節を可能にする第3調節部103を構成してもよい。又、第3連結部91Cと第3被連結部18Eとの双方に、第2調節部95における長孔92Bの短手方向と同じ方向の長さがボルト径よりも大きい連結孔18Fを形成し、これらの連結孔18Fにより、第3被連結部18Eのエンジン7に対する長孔92Bの短手方向での位置調節を可能にする第3調節部103を構成してもよい。
〔8〕支持フレーム60の各螺合部63C,63D,91G,91H,93Bとして、ネジ孔、溶接ナット、溶接ボルト、などを採用することができる。
〔9〕エンジン7は、例えば横型ディーゼルエンジンなどであってもよい。
〔10〕排気浄化装置18は、例えば、その長手方向視の形状が小判形になるように構成したものであってもよい。
〔11〕排気浄化装置18を、例えば、その長手方向が車体の左右方向に沿う横向き姿勢で装備してもよい。又、その長手方向が車体の前後方向に対して左右方向に傾いた傾斜姿勢で装備してもよい。
本発明は、排気部を有するエンジンと、排気部に接続する吸気部を有する排気浄化装置と、排気浄化装置を支持する支持フレームとを備えたトラクタ、乗用草刈機、乗用田植機、バックホー、又は、運搬車などの作業車に適用することができる。
7 エンジン
7A 排気部
7C 被連結部
18 排気浄化装置
18A 吸気部
18E 第3被連結部
18F 連結孔
60 支持フレーム
61 第1部品
61A 第1連結部
61B 長孔
62 第2部品
62A 第2連結部
62B 長孔
63 第3部品
63A 第1被連結部
63B 第2被連結部
63C 螺合部
63D 螺合部
64 第1調節部
65 第2調節部
91 第1部品
91A 第1連結部
91B 第2被連結部
91C 第3連結部
91D 連結部
91E 長孔
91F 長孔
91G 螺合部
92 第2部品
92A 第2連結部
92B 長孔
93 第3部品
93A 第1被連結部
93B 螺合部
94 第1調節部
95 第2調節部
103 第3調節部

Claims (7)

  1. 排気部を有するエンジンと、前記排気部に接続する吸気部を有する排気浄化装置と、前記排気浄化装置を支持する支持フレームとを備え、
    前記支持フレームは、前記排気浄化装置における長手方向の一端側に連結する第1部品と、前記排気浄化装置における長手方向の他端側に連結する第2部品と、前記エンジンに連結する第3部品とに分割可能な3分割構造に構成し、かつ、前記第1部品の前記エンジンに対する前記排気浄化装置の長手方向での位置調節を可能にする第1調節部と、前記第2部品の前記エンジンに対する前記排気浄化装置の長手方向での位置調節を可能にする第2調節部とを備えている作業車。
  2. 前記第1部品は、前記第3部品に備えた第1被連結部に着脱可能にボルト連結する第1連結部を備え、
    前記第2部品は、前記第3部品に備えた第2被連結部に着脱可能にボルト連結する第2連結部を備え、
    前記第1調節部は、少なくとも前記第1連結部と前記第1被連結部とのいずれか一方に、前記排気浄化装置の長手方向に沿う方向に長く形成した長孔により構成し、
    前記第2調節部は、少なくとも前記第2連結部と前記第2被連結部とのいずれか一方に、前記排気浄化装置の長手方向に沿う方向に長く形成した長孔により構成している請求項1に記載の作業車。
  3. 前記第1調節部と前記第2調節部とのそれぞれは、前記長孔の短手方向の長さをボルト径よりも大きくして、前記第1部品又は前記第2部品の前記エンジンに対する前記長孔の短手方向での位置調節を可能にしている請求項2に記載の作業車。
  4. 前記第1部品は、2つの前記第1連結部を、前記排気浄化装置の短手方向に第1設定距離だけ離れた位置に、その短手方向での一方向視で重複しないように前記排気浄化装置の長手方向に第2設定距離だけ位置ズレさせた状態で配備し、
    前記第2部品は、2つの前記第2連結部を、前記排気浄化装置の短手方向に第3設定距離だけ離れた位置に、その短手方向での前記第1連結部の場合と同じ一方向視で重複しないように前記排気浄化装置の長手方向に第4設定距離だけ位置ズレさせた状態で配備し、
    前記第3部品は、2つの前記第1被連結部を、2つの前記第1連結部と同様に、前記排気浄化装置の短手方向に前記第1設定距離だけ離れた位置に、その短手方向での一方向視で重複しないように前記排気浄化装置の長手方向に前記第2設定距離だけ位置ズレさせた状態で配備し、かつ、2つの前記第2被連結部を、2つの前記第2連結部と同様に、前記排気浄化装置の短手方向に前記第3設定距離だけ離れた位置に、その短手方向での一方向視で重複しないように前記排気浄化装置の長手方向に前記第4設定距離だけ位置ズレさせた状態で配備し、
    2つの前記第1連結部と2つの前記第2連結部とのそれぞれに前記長孔を形成し、2つの前記第1被連結部と2つの前記第2被連結部とのそれぞれに螺合部を備えている請求項2又は3に記載の作業車。
  5. 前記第1部品は、前記エンジンに備えた被連結部に着脱可能にボルト連結する連結部と、前記第3部品に備えた第1被連結部に着脱可能にボルト連結する第1連結部とを備え、
    前記第2部品は、前記第1部品に備えた第2被連結部に着脱可能にボルト連結する第2連結部を備え、
    前記第1調節部は、少なくとも前記連結部及び前記第1連結部と前記被連結部及び前記第1被連結部とのいずれか一方に、前記排気浄化装置の長手方向に沿う方向に長く形成した長孔により構成し、
    前記第2調節部は、少なくとも前記第2連結部と前記第2被連結部とのいずれか一方に、前記排気浄化装置の長手方向に沿う方向に長く形成した長孔により構成している請求項1に記載の作業車。
  6. 前記第2調節部は、前記長孔の短手方向の長さをボルト径よりも大きくして、前記第2部品の前記エンジンに対する前記長孔の短手方向での位置調節を可能にし、
    前記第1部品は、前記排気浄化装置における長手方向の一端側から前記第1部品に向けて延出する第3被連結部にボルト連結する第3連結部を備え、
    少なくとも前記第3連結部と前記第3被連結部とのいずれか一方に、前記第2調節部における前記長孔の短手方向と同じ方向の長さがボルト径よりも大きい連結孔を形成して、前記連結孔により、前記第3被連結部の前記エンジンに対する前記長孔の短手方向での位置調節を可能にする第3調節部を構成している請求項5に記載の作業車。
  7. 前記排気浄化装置は、2つの前記第3被連結部を、前記排気浄化装置の短手方向に第1設定距離だけ離れた位置に、その短手方向での一方向視で重複しないように、その短手方向と直交する短手方向に第2設定距離だけ位置ズレさせた状態で配備し、
    前記第2部品は、2つの前記第2連結部を、前記排気浄化装置の短手方向に第3設定距離だけ離れた位置に、その短手方向での前記第1連結部の場合と同じ一方向視で重複しないように前記排気浄化装置の長手方向に第4設定距離だけ位置ズレさせた状態で配備し、
    前記第1部品は、2つの前記第3連結部を、2つの前記第3被連結部と同様に、前記排気浄化装置の短手方向に前記第1設定距離だけ離れた位置に、その短手方向での一方向視で重複しないように、その短手方向と直交する短手方向に前記第2設定距離だけ位置ズレさせた状態で配備し、かつ、2つの前記第2被連結部を、2つの前記第2連結部と同様に、前記排気浄化装置の短手方向に前記第3設定距離だけ離れた位置に、その短手方向での一方向視で重複しないように前記排気浄化装置の長手方向に前記第4設定距離だけ位置ズレさせた状態で配備し、
    前記第1連結部と2つの前記第2連結部とのそれぞれに前記長孔を形成し、前記第1被連結部と2つの前記第2被連結部とのそれぞれに螺合部を備えている請求項6に記載の作業車。
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