JP2015143093A - 対歩行者報知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両が認知した歩行者に対して、車両が歩行者を認識したことを報知、あるいは歩行者を誘導可能な対歩行者報知装置を提供する。【解決手段】対歩行者報知装置1は、情報取得部10と、報知システムECU11と、報知機能作動部12とから構成される。報知システムECU11は、演算部110と、歩行者有無判定部111と、報知機能制御部112とを備えている。情報取得部10の検出情報から歩行者有無判定部111が歩行者が存在すると判定した時に、当該報知対象歩行者の検出位置に基づいて歩行者へ伝える情報を所定の模様として道路上に照射し、歩行者に対して報知する。【選択図】図1

Description

本発明は、歩行者に対する対歩行者報知装置に関するものである。
従来、車両が周辺の環境を認識し、車両と衝突する可能性のある障害物が存在すると判定した場合に、障害物の存在を運転者へ報知する技術が知られている。例えば、特許文献1では、運転者が認知していない障害物が存在する場合、警報音を発し、運転者の注意を喚起させることを提案している。
一方、障害物が歩行者であった場合に、車両の存在を歩行者へ報知する技術も知られている。例えば、特許文献2では、歩行者の受光部付き携帯機器に、車両の前照灯から照射された可視光を用いて自車両の存在を報知するための信号を送信し、可視光信号を受信した歩行者の携帯機器は、所定の警報音を発するなどして信号を受信したことを車両へ通知することを提案している。
また、特許文献3には、車両前方に存在する道路標識や先行車との車間距離の数字等を、車両の前照灯の配光制御によって、道路上に表示することで運転者に警戒喚起をする技術が記載されている。
特開平11−139229号公報 特開2011−79349号公報 特開2008−143505号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の従来技術においては、車両と障害物とが接近していることを車両が認知し、障害物が存在することを運転者には報知しているが、障害物が歩行者であった場合、歩行者に車両の存在を報知することができない。また、特許文献2に記載の従来技術においては、接近している車両の存在を認知した歩行者から、車両に対して認知した旨を報知することで、車両の運転者が歩行者の存在を認知できるが、車両から歩行者に対して認知した旨を伝えることができない。更に、特許文献3に記載の従来技術においては、車両の周辺情報を取得し、前照灯の配光制御によって車両にとって危険な情報を道路上に表示を行うが、歩行者に向けた情報は表示されない。よって、特に歩行者は車両に自分の存在が認知されているか否か分からないため不安感を持ったり、車両に認知されていることが分かっても運転者にとってどのような行動が望ましいのか判断し難いという問題点がある。
本発明は、上記問題点を鑑みてなされたものであり、車両が認知した歩行者に対して、車両が歩行者を認識したことを報知、あるいは歩行者を誘導することが可能な対歩行者報知装置を提供することを目的とする。
上記問題点を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、自車両周辺に存在する物体を検出する周辺物検出手段と、検出結果に基づいて報知対象となる報知対象歩行者を検出する報知対象検出手段と、報知対象歩行者に対して報知する報知手段とを備え、報知対象歩行者の検出位置に基づいて歩行者へ伝える情報を所定の模様として道路上に照射する模様照射手段を含み、模様照射手段は、歩行者に対して横断可能を示唆する模様、又は歩行者に対して横断注意を示唆する模様、又は歩行者に対して横断禁止を示唆する模様のうちいずれか一つを照射する。
また、請求項2に記載の発明は、自車両周辺に存在する物体を検出する周辺物検出手段と、検出結果に基づいて報知対象となる報知対象歩行者を検出する報知対象検出手段と、報知対象歩行者に対して報知する報知手段と、道路上にセンターラインがあるか否かを判定する判定手段と、を備え、報知手段は、当該報知対象歩行者の検出位置に基づいて歩行者へ伝える情報を所定の模様として道路上に照射する模様照射手段を含み、模様照射手段は、道路上にセンターラインがあると判定されると、模様の最大幅が自車線幅以下になるように模様を照射する。
また、請求項3に記載の発明は、自車両周辺に存在する物体を検出する周辺物検出手段と、検出結果に基づいて報知対象となる報知対象歩行者を検出する報知対象検出手段と、報知対象歩行者に対して報知する報知手段とを備え、報知手段は、当該報知対象歩行者の検出位置に基づいて歩行者へ伝える情報を所定の模様として道路上に照射する模様照射手段を含み、模様照射手段は、模様を前記報知対象歩行者の足元から当該報知対象歩行者の予測される進行方向に向かって時間経過に伴って徐々に表示するように模様を照射する。
また、請求項4に記載の発明は、自車両周辺に存在する物体を検出する周辺物検出手段と、検出結果に基づいて報知対象となる報知対象歩行者を検出する報知対象検出手段と、報知対象歩行者に対して報知する報知手段と、対向車がいるか否かを判断する対向車判断手段と、を備え、報知手段は、当該報知対象位置検出手段による当該報知対象歩行者の検出位置に基づいて歩行者へ伝える情報を所定の模様として道路上に照射する模様照射手段を含み、模様照射手段は、対向車がいないと判断された場合には、歩行者に対して横断可能を示唆する模様を道路上に照射する。
これら構成によれば、車両が報知対象となる歩行者を検出したことを、歩行者に報知するため、歩行者は車両の存在を認知し車両に対して注意を行うと共に、車両に自分の存在を認知されているか否か分からない不安感を解消することができる。また、歩行者の横断を誘導することができる。
実施例1における対歩行者報知装置1のブロック図である。 実施例1〜3における距離Dと方向θを定義づける図である。 実施例1における対歩行者報知処理を示すフローチャートである。 実施例1における歩行者情報取得処理に関するフローチャートである。 実施例1における機能作動処理に関するフローチャートである。 実施例1時の時間経過におけるマーキング光の推移図である。 実施例2における対歩行者報知装置2のブロック図である。 実施例2における対歩行者報知処理を示すフローチャートである。 実施例2における歩行者情報取得処理に関するフローチャートである。 実施例2における機能作動処理に関するフローチャートである。 実施例2時の時間経過におけるマーキング光の推移図である。 実施例3における対歩行者報知装置3のブロック図である。 実施例3における対歩行者報知処理を示すフローチャートである。 実施例3における歩行者情報取得処理に関するフローチャートである。 実施例3における車両情報取得処理に関するフローチャートである。 実施例3における横断意思判定処理に関するフローチャートである。 実施例3における横断可否判定処理に関するフローチャートである。 実施例3における機能設定処理に関するフローチャートである。 (a)横断可能を示唆する模様の図である。(b)横断不可能を示唆する模様の図である。(c)横断要注意を示唆する模様の図である。 実施例3における機能作動処理に関するフローチャートである。 操舵角に基づいた模様照射の状態を示す図である。 (a)操舵角0°であった場合の模様の傾き角度を示す図である。(b)操舵角30°であった場合の模様の傾き角度を示す図である。(c)操舵角60°であった場合の模様の傾き角度を示す図である。 (a)自車線幅に基づいた模様照射の状態を示す図である。(b)自車幅に基づいた模様照射の状態を示す図である。 (a)横断可能判定時の横断可能示唆模様の照射状態を示す図である。(b)横断不可能判定時の横断不可能示唆模様の照射状態を示す図である。(c)横断要注意判定時の横断要注意示唆模様の照射状態を示す図である。 実施例3時の時間経過におけるマーキング光の推移図である。
以下、本発明の対歩行者報知装置を具体化した実施例について図面を参照しつつ説明する。また、以下実施例における歩行者とは、歩行による移動が想定される人のみではなく、状況によってはそれと同等に扱われるべき人、例えば自転車や車椅子などに乗車している人等も含めることとする。
(実施例1)
まず、図1を参照して実施例1における対歩行者報知装置1の構成について説明する。ここで図1は、本実施例における対歩行者報知装置1のブロック図である。
図1に示すように、対歩行者報知装置1は、情報取得部10と、報知システムECU11と、報知機能作動部12(報知手段)とから構成されている。
情報取得部10は、自車両周辺を撮影し、撮影した画像から自車両周辺に存在する物体を検出するカメラ100(周辺物検出手段)と、自車両周辺に送信した電磁波の反射波に基づいて、自車両周辺に存在する物体までの距離、物体の位置(自車両V1からみた方向)、及び物体の移動速度を検出可能なミリ波レーダ101(報知対象位置検出手段、報知対象速度検出手段)とから構成されている。即ち、ミリ波レーダ101は、自車両周辺に歩行者Pが存在する場合には、自車両V1から歩行者Pまでの距離、歩行者Pの位置する方向、歩行者Pの移動速度を検出することができる。カメラ100とミリ波レーダ101は、例えば車両のフロントガラスの中央上部に位置し、前方に向かって取り付けられる。ミリ波レーダが検出する自車両V1から歩行者Pまでの距離とは、図2に示すように車両前方の中央部から歩行者Pの位置までの距離Dを指す。また、ミリ波レーダが検出する歩行者Pの位置する方向とは、図2に示すように車両前方の中央部から進行方向に延びる線CLと車両前方の中央部から歩行者位置に延びる線PLとが成す角度によって示される。そして、車室内から見て、車両前方の中央部から進行方向に延びる線CLより右手側の角度をプラス、左手側の角度をマイナスと見なす。この情報取得部10による検出結果は、接続されている報知システムECU11に送信される。
報知システムECU11は、情報取得部10が検出した情報に基づいて、報知機能作動部12を制御する車内搭載の電子制御装置である。報知システムECU11は、機能的にはソフトウェア及びマイクロプロセッサ(図時省略)によって構成される演算部110と、歩行者有無判定部111(報知対象検出手段)と、報知機能制御部112から構成されている。
演算部110は、情報取得部10の検出した情報に基づいて、報知機能制御部112が報知機能作動部12を制御するために必要となる数値算出や、比較等を行う。演算結果は、接続されている歩行者有無判定部111に送信される。
歩行者有無判定部111は、演算部110から送信されるカメラ100の検出結果に基づいて、自車両周辺に歩行者Pが存在するか否かを判定する。判定結果は、接続されている報知機能制御部112に送信される。
報知機能制御部112は、歩行者有無判定部111の判定結果に基づいて、接続されている報知機能作動部12を制御する。
報知機能作動部12は、車外を照射することが可能なDMD(Digital Micromirror Device)装置120である。DMD装置120は、例えば車両のバンパ付近に取り付けられており、報知機能制御部112の制御に基づいて機能を作動する。
DMD装置120は、光源(図示省略)と当該光源の光を反射することで投光を行う多数の微小な鏡(図示省略)を有しており、当該多数の鏡の角度を静電引力によって個々に変化させることで、所望の配光を可能とするMEMS(Micro Electro Mechanical System)の一種である。DMD装置120は、歩行者位置に基づいて所定のマーキング光を照射するマーキング光照射機能(マーキング光照射手段)を有している。
このような構成の対歩行者報知装置1における、本実施例について図3〜図6を用いて説明する。ここで、図3は対歩行者報知装置1による対歩行者報知処理を示すフローチャートである。具体的には、図3に示すように本実施例における対歩行者報知処理は、歩行者情報取得処理(S100)、機能作動処理(S200)、を順に実施する。
初めに、図4に基づいて歩行者情報取得処理について説明する。歩行者情報取得処理では歩行者Pの有無やマーキング光を歩行者Pに向かって照射するために必要となる位置情報等の検出が行われる。
まず、カメラ100が自車両V1の周辺物を検出し(S101)、カメラ100から報知システムECU11の演算部110を介して歩行者有無判定部111に検出結果が送信される。そして、歩行者有無判定部111がカメラ100の検出結果から歩行者Pが存在するか否かを判定する(S102)。S102において、歩行者Pが存在すると判定された場合(S102:Yes)、ミリ波レーダ101が検出した情報に基づき、演算部110は自車両V1から歩行者Pまでの距離Dと歩行者Pの位置する方向θを算出し(S103、S104)、次の機能作動処理(S200)へ進む。一方、S102において、歩行者Pが存在しないと判定された場合(S102:No)は、S101へ戻る。
次に、図5に基づいて機能作動処理について説明する。機能作動処理では、マーキング光を照射するための演算をし、報知機能を作動する処理が行われる。本実施例では、まず所定の大きさのマーキング光を自車両V1付近に照射し、当該マーキング光を歩行者Pに向かって順次に移動させる(任意のn回に渡って次第にマーキング光を移動させる)照射について説明する。ここでマーキング光は、歩行者Pに接近するに従い、その投光面積を増加させるものとする。
まず、演算部110にてマーキング光を照射する照射目標距離dとマーキング光の大きさの基準となる半径rに、初期値0を代入する(S201)。次に、歩行者情報取得処理にて算出された自車両V1から歩行者Pまでの距離Dと任意の照射回数nに基づいて、距離D中n回、歩行者Pに向かってマーキング光が照射されるようにするための照射間隔iを算出する(S202)。そして、照射目標距離dに照射間隔iを加算し、マーキング光を照射する照射目標距離dを算出し(S203)、半径rに任意の半径増分△rを加算し、マーキング光の大きさの基準となる半径rを算出する(S204)。算出した照射目標距離dと半径rは、演算部110から報知機能制御部112に送信する。
そして、報知機能制御部112が、DMD装置120のマーキング光照射機能によって、歩行者情報取得処理にて算出された歩行者Pの位置する方向θと照射目標距離dの点を中心に、任意の照射時間tの間、半径rのマーキング光を照射するように制御する(S205)。そして、演算部110が照射目標距離dは自車両V1から歩行者Pまでの距離D以上であるか否かを判定する(S206)。S206において、照射目標距離dは自車両V1から歩行者Pまでの距離D未満である、即ちマーキング光がまだ歩行者Pに届いていないと判定された場合(S206:No)は、S203へ戻る。このようにS300〜S400を繰り返すことで、図6に示すようにマーキング光は投光面積を増やしつつ、歩行者Pへ近づいていく。これに対し、S206において、照射目標距離dは自車両V1から歩行者Pまでの距離D以上である、即ちマーキング光がn回以上照射され歩行者Pの位置する場所まで届いたと判定された場合(S206:Yes)、報知機能制御部112が報知機能作動部12の作動を終了する。そして、機能作動処理が終了し、最初の歩行者情報取得処理(S100)へ戻る。
なお、上記における任意の照射回数n、半径増分△r、照射時間tは、工場出荷時に予め記録されていてもよいし、運転者による設定を可能にしてもよい。また、自車両周辺の状況に応じて値が変わる変数として設定してもよい。
最後に、効果について説明する。本実施例によれば、対歩行者報知装置1は、照射目標距離dやマーキング光の半径rを算出し、DMD装置120が算出された照射目標距離dとマーキング光の半径rに基づいてマーキング光を歩行者Pに照射する。これを繰り返すことでマーキング光は順次投光面積を増加させつつ歩行者Pへ接近し、最終的に歩行者Pの位置する場所を照射する。そうすることで、歩行者Pに対して自車両V1が歩行者Pを認知したことを報知すること可能となる。
(実施例2)
次に、歩行者の危険度に応じてマーキング光を変更する実施例2を説明する。まず、図7を参照して実施例2における対歩行者報知装置2の構成について説明する。ここで図7は、本実施例における対歩行者報知装置2のブロック図である。
図7に示すように、本実施例の対歩行者報知装置2は、実施例1の対歩行者報知装置1と同様、情報取得部20と、報知システムECU21と、報知機能作動部22とから構成されている。ここでは、実施例1との相違部分である報知システムECU21内のソフトウェアの機能についてのみ説明し、本実施例における情報取得部20と報知機能作動部22は、実施例1における情報取得部10と報知機能作動部12とは実質的に同一構成であるため、説明を省略する。
本実施例における報知システムECU21は、機能的にはソフトウェア及びマイクロプロセッサ(図示省略)によって構成される演算部210と、歩行者有無判定部211と、設定部212と、報知機能制御部213から構成されている。
演算部210は、情報取得部20の検出した情報に基づいて、歩行者Pの危険度の算出や、危険度の比較を行う。演算結果は、接続されている歩行者有無判定部211に送信される。
歩行者有無判定部211は、演算部210から送信されるカメラ200の検出結果に基づいて、自車両周辺に歩行者Pが存在するか否かを判定する。判定結果は、接続されている設定部212に送信される。
設定部212は、演算部210の演算結果に基づいて、マーキング光の色を設定する。設定結果は、接続されている報知機能制御部213に送信される。
報知機能制御部213は、設定部212の設定結果に基づいて、接続されている報知機能作動部22を制御する。
このような構成の対歩行者報知装置2における、本実施例について図8〜図11を用いて説明する。ここで、図8は対歩行者報知装置2による対歩行者報知処理を示すフローチャートである。具体的には、図8に示すように本実施例における対歩行者報知処理は、歩行者情報取得処理(S300)、機能作動処理(S400)、を順に実施する。
初めに、図9に基づいて歩行者情報取得処理について説明する。歩行者情報取得処理では歩行者Pの有無やマーキング光を歩行者Pに向かって照射するために必要となる位置情報等の検出が行われる。
まず、カメラ200が自車両V1の周辺物を検出し(S301)、カメラ200から報知システムECU21の演算部210を介して歩行者有無判定部211に検出結果が送信される。そして、歩行者有無判定部211がカメラ200の検出結果から歩行者Pが存在するか否かを判定する(S302)。S302において、歩行者Pが存在すると判定された場合(S302:Yes)、ミリ波レーダ201が検出した情報に基づき、演算部210は自車両V1から歩行者Pまでの距離D、歩行者Pの位置する方向θ、そして歩行者Pの移動速度Vを算出し(S303、S304、S305)、それらの算出結果から歩行者Pの危険度Rを算出する(S306)。
危険度Rとは、演算部210が算出した距離D、方向θ、速度Vに基づき算出されるパラメータである。例えば、自車両V1から歩行者Pまでの距離Dと歩行者Pの位置する方向θの絶対値とが小さい場合には危険度Rは高く算出され、自車両V1から歩行者Pまでの距離Dと歩行者Pの位置する方向θの絶対値とが大きく歩行者Pの移動速度Vの絶対値が小さいか、移動速度Vが自車両V1または自車両V1の移動先とは反対方向に向かっている場合には危険度Rは低く算出される。そして、次の機能作動処理(S400)へ進む。
一方、S302において、歩行者Pが存在しないと判定された場合(S302:No)は、S301へ戻る。
次に、図10に基づいて機能作動処理について説明する。機能作動処理では歩行者Pの危険度Rのレベルを判定し、危険度Rのレベルに応じた報知機能を作動する処理が行われる。
まず、演算部210が、歩行者情報取得処理にて算出された危険度Rが、所定の低危険度閾値LR以下であるか否かを判定する(S401)。S401において、危険度Rが所定の低危険度閾値LR以下であると判定された場合(S401:Yes)、設定部212は演算部210の判定結果を受けて、マーキング光の色を青に設定する(S402)。
一方、S401において、危険度Rが所定の低危険度閾値LRより大きいと判定された場合(S401:No)には、危険度Rが、所定の高危険度閾値HR以上であるか否かを判定する(S403)。S403において、危険度Rが所定の高危険度閾値HR以上であると判定された場合(S403:Yes)、設定部212は演算部210の判定結果を受けて、マーキング光の色を赤に設定する(S404)。
また、S403において、危険度Rが所定の高危険度閾値HR未満であると判定された場合(S403:No)、設定部212は演算部210の判定結果を受けて、マーキング光の色を黄色に設定する(S405)。このように、マーキング光の色は危険度Rによって設定される。各判定による設定結果は、設定部212から報知機能制御部213に送信される。
そして、報知機能制御部213が、DMD装置220のマーキング光照射機能によって、歩行者情報取得処理にて算出された歩行者Pの位置する方向θと自車両V1から歩行者Pまでの距離Dの点を中心に、設定した色のマーキング光を照射するように制御する(S406)。本実施例におけるマーキング光の形状は、例えば図11に示すように基本は円形状であるが、歩行者Pの存在する部分を除外した半月形状となっており、マーキング光の報知による歩行者Pへの眩惑を軽減するようになっている。そして、機能作動処理が終了し、最初の歩行者情報取得処理(S300)へ戻る。このようにS300〜S400を繰り返すことで、図11に示すようにマーキング光を歩行者Pに追従させつつ状況に応じた色にて照射することができる。
最後に、効果について説明する。本実施例によれば、対歩行者報知装置2は、危険度Rに応じて、DMD装置220が設定した色のマーキング光を歩行者Pに照射する。これを繰り返すことで、マーキング光を歩行者Pに追従させて照射する。そうすることで、歩行者Pに対して自車両V1が歩行者Pを認知したことを報知することが可能となる。また、危険度Rに応じてマーキング光の色を変えることで危険度が可視化され、歩行者Pの注意を促し易くなる。
なお、本実施例では、ミリ波レーダ201が検出した情報から自車両V1から歩行者Pまでの距離D、歩行者Pの位置する方向θを逐一算出し、それに基づきマーキング光が歩行者Pに追従するように照射する例を示したが、これに限られるものではない。例えば、ミリ波レーダ201が検出した情報から算出する歩行者Pの初期移動速度Vと初期方向θに基づいて歩行の移動量を予測することで、マーキング光を歩行者Pに追従させるように照射してもよい。
また、実施例1ではマーキング光の投光面積を増加させる例、実施例2ではマーキング光の色を変更する例を示したが、マーキング光の輝度、波長、又は形状を変更してもよい。
(実施例3)
次に、図12を参照して実施例3における対歩行者報知装置3の構成について説明する。ここで図12は、本実施例における対歩行者報知装置3のブロック図である。
図12に示すように、対歩行者報知装置3は、情報取得部30と報知システムECU31と、運転者報知装置32と、報知指示操作装置33(操作手段)と、報知機能作動部34(報知手段)とから構成されている。
情報取得部30は、自車両周辺を撮影し、撮影した画像から自車両周辺に存在する物体を検出するカメラ300と、自車両V1から周辺の物体、例えば歩行者Pまでの距離、歩行者Pの位置する方向、歩行者Pの移動速度、先行車との車間距離を検出するミリ波レーダ301(報知対象位置検出手段、報知対象速度検出手段、車間距離検出手段)と、自車両V1の走行速度を検出する車速センサ302(車速検出手段)と、自車両V1のステアリング角度を検出する操舵角センサ303(操舵角検出手段)とから構成されている。カメラ300とミリ波レーダ301は、例えば車両のフロントガラスの中央上部に位置し、前方に向かって取り付けられる。この情報取得部30による検出結果は、接続されている報知システムECU31に送信される。
報知システムECU31は、機能的にはソフトウェア及びマイクロプロセッサ(図示省略)によって構成される演算部310と、歩行者有無判定部311と、報知指示受信部312と、横断意思判定部313と、横断可否判定部314と、設定部315と、報知機能制御部316から構成されている。
演算部310は、情報取得部30の検出した情報に基づいて、歩行者Pの危険度の算出や、危険度の比較を行う。演算結果は、接続されている歩行者有無判定部311、横断意思判定部313、横断可否判定部314、設定部315に送信される。
歩行者有無判定部311は、カメラ300の検出結果に基づいて、自車両周辺に歩行者Pが存在するか否かを判定する。判定結果は、外部に接続されている運転者報知装置32に送信される。
報知指示受信部312は、外部に接続されている報知指示操作装置33により運転者が報知指示を出した場合に報知指示信号を受信する。
横断意思判定部313は、報知指示受信部312が報知指示信号を受信した場合に、カメラ300の検出結果に基づいて歩行者Pが横断する意思を持つか否かを判定する。判定結果は、接続されている横断可否判定部314に送信される。
横断可否判定部314は、情報取得部30の検出した情報と横断意思判定部の判定結果に基づいて、歩行者Pの横断が可能、不可能、要注意のうちいずれかであることを判定する。判定結果は、接続されている設定部315に送信される。
設定部315は、横断可否判定部314の判定結果に基づいて、報知機能作動部34の機能を設定する。設定結果は、接続されている報知機能制御部316に送信される。
報知機能制御部316は、設定部315の設定結果に基づいて、接続されている報知機能作動部34を制御する。
運転者報知装置32は、接続されている報知システムECU31の歩行者有無判定部311の判定結果を受けて、自車両周辺に歩行者Pが存在していることを運転者に報知する装置である。
報知指示操作装置33は、運転者報知装置32により報知を受けた運転者によって、歩行者Pに対して自車両V1の接近を報知する意思に基づき報知指示操作が行われた場合、接続されている報知システムECU31の報知指示受信部312に、報知指示信号を送信する装置である。運転者の報知指示操作として、例えばインパネに配置されたボタンを押す操作や、スイッチの切替え操作、あるいは運転者の音声指示による操作等がある。
報知機能作動部34は、車外を照射することが可能なDMD装置340と、車外に報知音を出力可能なスピーカ341とから構成され、報知機能制御部316の制御に基づいて、各機能を作動する。DMD装置340とスピーカ341は、例えば車両のバンパ付近に取り付けられており、報知機能制御部112の制御に基づいて機能を作動する。
DMD装置340は、上記実施例のDMD装置120と同様に、鏡の角度を静電引力によって変化させることで、所望の配光を可能とするMEMS(Micro Electro Mechanical System)の一種である。DMD装置340は、歩行者位置を基準に所定の模様を照射する模様照射機能(模様照射手段)を有している。
スピーカ341は、歩行者位置を基準に報知音を出力する報知音出力機能(報知音出力手段)を有している。
このような構成の対歩行者報知装置3における、本実施例について図13〜図25を用いて説明する。ここで、図13は対歩行者報知装置3による対歩行者報知処理を示すフローチャートである。具体的には、図13に示すように本実施例における対歩行者報知処理は、歩行者情報取得処理(S500)、車両情報取得処理(S600)、横断意思判定処理(S700)、横断可否判定処理(S800)、機能設定処理(S900)、機能作動処理(S1000)、を順に実施する。
初めに、図14に基づいて歩行者情報取得処理について説明する。歩行者情報取得処理では歩行者Pの有無やマーキング光を歩行者Pに向かって照射するために必要となる位置情報等の検出が行われる。
まず、カメラ300が自車両V1の周辺物を検出し(S501)、カメラ300から報知システムECU31の演算部310を介して歩行者有無判定部311に検出結果が送信される。そして、歩行者有無判定部311がカメラ300の検出結果から歩行者Pが存在するか否かを判定する(S502)。S502において、歩行者Pが存在すると判定された場合(S502:Yes)、運転者報知装置32は歩行者有無判定部311の判定結果を受けて、運転者に自車両周辺に歩行者Pが存在していることを報知する(S503)。報知を受けた運転者が、歩行者Pに対して自車両V1の接近を報知する場合は、報知指示操作装置33を操作して、報知システムECU31の報知指示受信部312に報知指示信号を送信する。報知指示受信部312が報知指示信号を受信すると(S504:Yes)、ミリ波レーダ301が検出した情報に基づき、演算部310は自車両V1から歩行者Pまでの距離D、歩行者Pの位置する方向θ、そして歩行者Pの移動速度Vを算出し(S505、S506、S507)、それらの算出結果から歩行者Pの危険度Rを算出する(S508)。
危険度Rとは、演算部210が算出した距離D、方向θ、速度Vに基づき算出されるパラメータである。例えば、自車両V1から歩行者Pまでの距離Dと歩行者Pの位置する方向θの絶対値とが小さい場合には危険度Rは高く算出され、自車両V1から歩行者Pまでの距離Dと歩行者Pの位置する方向θの絶対値とが大きく歩行者Pの移動速度Vが小さいか、移動速度Vが自車両V1または自車両V1の移動先とは反対方向に向かっている場合には危険度Rは低く算出される。そして、次の車両情報取得処理(S600)へ進む。
一方、S502において歩行者Pが存在しないと判定された場合(S502:No)、又は、S504において報知指示受信部312が報知指示信号を受信しなかった場合(S504:No)は、S501へ戻る。
次に、図15に基づいて車両情報取得処理について説明する。車両情報取得処理では自車両V1の情報の検出や、検出した情報に基づいた演算が行われる。
まず、ミリ波レーダ301、車速センサ302、操舵角センサ303が検出した情報に基づき、演算部310は自車両V1から先行車までの距離D、自車速V、操舵角θを算出する(S601、S602、S603)。そして、演算部310は自車両V1から歩行者Pまでの距離D、歩行者Pの移動速度V、自車速Vに基づいて、式TTC=D/|V−V|により、歩行者Pとの衝突余裕時間TTCを算出する(S604)。そして、次の横断意思判定処理(S700)へ進む。
次に、図16に基づいて横断意思判定処理について説明する。横断意思判定処理ではカメラ300の検出結果から、歩行者有無判定部311にて存在を認識した歩行者Pが横断する意思を持つか否かを判定する処理が行われる。
まず、報知音出力フラグalarm_flagをクリアし(alarm_flag=0)(S701)、横断意思判定部313は、歩行者Pが自車線幅以内に存在しているか否かを判定する(S702)。S702において、歩行者Pが自車線幅以内に存在していないと判定された場合(S702:No)、歩行者Pが挙手しているか否かを判定する(S703)。S703において、歩行者Pが挙手していないと判定された場合(S703:No)、歩行者Pが自車両方向、反対方向、自車両方向の順に向いているか否かを判定する(S704)。S704において、歩行者Pが自車両方向、反対方向、自車両方向の順に向いていないと判定された場合(S704:No)、歩行者Pが自車両方向を所定時間以上向いているか否かを判定する(S705)。S705において、歩行者Pが自車両方向を所定時間以上向いていないと判定された場合(S705:No)、演算部310は歩行者情報取得処理にて算出された危険度Rが、所定の高危険度閾値HR以上であるか否かを判定する(S707)。S707において、危険度Rが所定の高危険度閾値HR以上であると判定された場合(S707:Yes)、報知音出力フラグを立てて(alarm_flag=1)(S708)、次の横断可否判定処理(S800)へ進む。また、S707において危険度Rが、所定の高危険度閾値HR未満であると判定された場合(S707:No)は、そのまま次の横断可否判定処理(S800)へ進む。また、S702からS705の判定において、全て否であると判定された場合は、歩行者は横断する意思を持たないと判定される。
一方、S702において歩行者Pが自車線幅以内に存在すると判定された場合(S702:Yes)、S703において歩行者Pが挙手していると判定された場合(S703:Yes)、S704において歩行者Pが歩行者Pが自車両方向、反対方向、自車両方向の順に向いていると判定された場合(S704:Yes)、又はS705において歩行者Pが自車両方向を所定時間以上向いていると判定された場合(S705:Yes)は、歩行者が横断する意思を持つ横断意思有り判定とし(S706)、次の横断可否判定処理(S800)へ進む。
次に、図17に基づいて横断可否判定処理について説明する。横断可否判定処理ではカメラ300の検出結果から、歩行者Pが横断するにあたって自車両周辺がどのような状態であるかを判定する処理が行われる。
まず、横断可否判定部314は横断意思判定処理における判定が横断意思有り判定であるか否かを判定する(S801)。S801において、横断意思判定処理における判定が横断意思有り判定であると判定された場合(S801:Yes)、対向車が存在しているか否かを判定する(S802)。S802において、対向車が存在していないと判定された場合(S802:No)、自車速Vが所定速度V_th以下であるか否かを判定する(S803)。S803において、自車速Vが所定速度V_th以下であると判定された場合(S803:Yes)、横断可能であると判定し(S804)、次の機能設定処理(S900)へ進む。
一方、S802において、対向車が存在していると判定された場合(S802:Yes)、又はS803において、自車速Vが所定速度V_thよりも大きいと判定された場合(S803:No)は、歩行者Pとの衝突余裕時間TTCが所定衝突余裕時間TTC_th以下であるか否かを判定する(S805)。S805において、歩行者Pとの衝突余裕時間TTCが所定の衝突余裕時間TTC_thよりも大きいと判定された場合(S805:No)、先行車までの距離Dが所定距離D_th以下であるか否かを判定する(S806)。S806において、先行車までの距離Dが所定距離D_thよりも大きいと判定された場合(S806:No)、自車速Vが所定速度V_th以上であるか否かを判定する(S807)。S807において、自車速Vが所定速度V_th未満であると判定された場合(S807:No)、S809へ進む。また、S803における所定速度V_thとS807における所定速度V_thの関係性は、所定速度V_thが小さく、所定速度V_thが大きい値であるか、又は所定速度V_thと所定速度V_thは同値とする。
また、S805において歩行者Pとの衝突余裕時間TTCが所定の衝突余裕時間TTC_th以下であると判定された場合(S805:Yes)、S806において先行車までの距離Dが所定距離D_th以下であると判定された場合(S806:Yes)、又はS807において自車速Vが所定速度V_th以上であると判定された場合(S807:Yes)は、報知音出力フラグを立てて(alarm_flag=1)(S808)、横断不可能であると判定し(S811)、次の機能設定処理(S900)へ進む。
一方、S807において、自車速Vが所定速度V_th未満であると判定された場合(S807:No)、走行中の対向車V2が存在しているか否かを判定する(S809)。S809において、走行中の対向車V2が存在していないと判定された場合(S809:No)、追い越し車両V3が存在しているか否かを判定する(S810)。S810において、追い越し車両V3が存在していないと判定された場合(S810:No)、S812へ進む。
また、S809において走行中の対向車V2が存在していると判定された場合(S809:Yes)、又はS810において追い越し車両V3が存在していると判定された場合(S810:Yes)は、横断不可能であると判定し(S811)、次の機能設定処理(S900)へ進む。
S810において、追い越し車両V3が存在していないと判定された場合(S810:No)、停止中の対向車V4が存在しているか否かを判定する(S812)。S812において、停止中の対向車V4が存在していると判定された場合(S812:Yes)、横断要注意であると判定し(S813)、次の機能設定処理(S900)へ進む。また、S812において、停止中の対向車V4が存在していないと判定された場合(S812:No)は、そのまま次の機能設定処理(S900)へ進む。
次に、図18に基づいて機能設定処理について説明する。機能設定処理では前処理の横断可否判定処理の判定に基づいて、報知する際の機能を設定する処理が行われる。
まず、設定部315によって既存の模様照射の設定、又は報知音出力の設定をクリアする(S901)。次に、横断可否判定処理における判定が横断可能判定であるか否かを判定する(S902)。S902において、横断可否判定処理における判定が横断可能判定であると判定された場合(S902:Yes)、設定部315は図19(a)に示すような、横断可能を示唆する模様の照射設定をし(S903)、次の機能作動処理(S1000)へ進む。また、ここでは横断可能を示唆する模様として、横断歩道の模様を例として示したが、これに限らず横断可能を歩行者Pに示唆することができる模様であればよい。
また、S902において、横断可否判定処理における判定が横断可能判定でないと判定された場合(S902:No)、横断可否判定処理における判定が横断不可能判定であるか否かを判定する(S904)。S904において、横断可否判定処理における判定が横断不可能判定であると判定された場合(S904:Yes)、報知音出力フラグが立っているか否か(alarm_flag=1かalarm_flag=0か)を判定する(S905)。S905において、報知音出力フラグが立っていると判定された場合(S905:Yes)、設定部315は報知音出力の設定をし(S906)、次の機能作動処理(S1000)へ進む。一方、S905において、報知音出力フラグが立っていないと判定された場合(S905:No)、設定部315は図19(b)に示すような、横断不可能を示唆する模様の照射設定をし(S907)、次の機能作動処理(S1000)へ進む。
一方、S904において、横断可否判定処理における判定が横断不可能判定でないと判定された場合(S904:No)、横断可否判定処理における判定が横断要注意判定であるか否かを判定する(S908)。S908において、横断可否判定処理における判定が横断要注意判定であると判定された場合(S908:Yes)、設定部315は図19(c)に示すような、横断要注意を示唆する模様の照射設定をし(S909)、次の機能作動処理(S1000)へ進む。
更に、S908において、横断可否判定処理における判定が横断要注意判定でないと判定された場合(S908:No)、報知音出力フラグが立っているか否か(alarm_flag=1かalarm_flag=0か)を判定する(S910)。S910において、報知音出力フラグが立っていると判定された場合(S910:Yes)、設定部315は報知音出力の設定をし(S911)、次の機能作動処理(S1000)へ進む。また、S910において、報知音出力フラグが立っていないと判定された場合(S910:No)、そのまま次の機能作動処理(S1000)へ進む。
次に、図20に基づいて機能作動処理について説明する。機能作動処理では前処理の機能設定処理の設定に基づいて、各報知機能を作動する処理が行われる。
まず、機能設定処理における設定が報知音設定であるか否かを判定する(S1001)。S1001において、機能設定処理における設定が報知音設定であると判定された場合(S1001:Yes)、歩行者情報取得処理にて算出された危険度Rが、所定の低危険度閾値LR以下であるか否かを判定する(S1002)。S1002において、危険度Rが所定の低危険度閾値LR以下であると判定された場合(S1002:Yes)、設定部315は演算部310の判定結果を受けて、報知音の音量を小に設定する(S1003)。
一方、S1002において、危険度Rが所定の低危険度閾値LRより大きいと判定された場合(S1002:No)には、危険度Rが、所定の高危険度閾値HR以上であるか否かを判定する(S1004)。S1004において、危険度Rが所定の高危険度閾値HR以上であると判定された場合(S1004:Yes)、設定部315は演算部310の判定結果を受けて、報知音の音量を大に設定する(S1005)。
また、S1004において、危険度Rが所定の高危険度閾値HR未満であると判定された場合(S1004:No)、設定部315は演算部310の判定結果を受けて、報知音の音量を中に設定する(S1006)。このように、報知音の音量は危険度Rによって設定される。各判定による設定結果は、設定部315から報知機能制御部316に送信される。
そして、報知機能制御部316が、スピーカ341の報知音出力機能によって、歩行者情報取得処理にて算出された歩行者Pの位置する方向θに基づいて、歩行者Pの方向に設定した音量の報知音を出力するように制御し(S1007)、最初の歩行者情報取得処理(S500)へ戻る。
一方、S1001において、機能設定処理における設定が報知音設定でないと判定された場合(S1001:No)、車両情報取得処理にて算出された操舵角θに基づいて、照射する模様の傾き角度を設定する(S1009)。具体的には、例えば操舵角θに走行中の道路のカーブ角度は比例するとした場合、図21に示すように、模様の傾き角度をαθで設定する。また、図22(a)〜(c)は、操舵角θが、0°、30°、60°であった場合の模様の傾き角度の例である。
次に、カメラ300の検出結果から道路上にセンターラインがあるか否かを判定する(S1010)。S1010において、センターラインがあると判定された場合(S1010:Yes)、図23(a)に示すように、自車線幅に基づいた模様の照射幅を設定する(S1011)。この場合、模様の最大設定照射幅は自車線幅となる。また、S1010において、センターラインがないと判定された場合(S1010:No)、図23(b)に示すように、自車幅に基づいた模様の照射幅を設定する(S1012)。この場合、模様の最大設定照射幅は自車幅となる。また、道路上に車線がない場合にも、自車幅に基づいた模様の照射幅を設定してもよい。各設定結果は、設定部315から報知機能制御部316に送信される。
そして、報知機能制御部316が、DMD装置340の模様照射機能によって、歩行者情報取得処理にて算出された歩行者Pの位置する方向θと自車両V1から歩行者Pまでの距離Dの点を中心に、機能設定処理で設定した模様を照射するように制御する(S1013)。そして、最初の歩行者情報取得処理(S500)へ戻る。例えば、照射パターンとして、自車速Vが所定速度V_th以下で、図24(a)に示すように対向車が存在しない場合は、横断可能示唆模様として、横断歩道の模様を照射する。そして、図24(b)に示すように自車両V1の前方に走行中の対向車V2が存在し、自車両V1の後方に追い越し車両V3が存在する場合は、横断不可能示唆模様を照射し、図24(c)に示すように停止中の対向車V4が存在する場合は、横断要注意示唆模様を照射する。また、模様照射は図24(a)〜(c)に示すように、模様が歩行者向きとなるように照射する。
更に、DMD装置340の模様照射機能は、横断可能とされる場合は図25に示すように、時間が経過する毎に、設定した模様を歩行者Pの足元から予測される進行方向に向かって徐々に照射する。また、自車両V1が歩行者Pに接近しても、歩行者Pにとって模様の絶対位置が変わらないように、自車両V1と歩行者Pの相対速度に基づいて、模様の自車両V1に対する相対位置を徐々に小さくしていく照射を行う。
なお、照射される模様は、単色で照射されていてもよいし、複数の色によって照射されていてもよいとする。
最後に、効果について説明する。本実施例によれば、対歩行者報知装置3は、歩行者Pの横断する意思や、自車両周辺がどのような状態であるかによって、DMD装置340が設定模様を歩行者Pに照射したり、危険度Rに応じて、スピーカ341が設定音量の報知音を歩行者Pに出力する。そうすることで、歩行者Pに対して自車両V1が歩行者Pを認知したことを報知し、設定模様や設定音量によって歩行者Pを誘導することが可能となる。また、危険度Rに応じて報知音の音量を変えることで危険度Rを聴覚によって感知することができ、歩行者Pの注意を促し易くなる。
なお、本実施例では、危険度Rに応じて報知音の音量を設定する例を示したが、これに限られるものではなく、報知音の高さや報知音の種類を設定してもよい。例えば、報知音を設定するのであれば、危険度Rが所定の低危険度閾値LR以下であると判定された場合に、報知音の高さを低く設定し、危険度Rが所定の高危険度閾値HR以上であると判定された場合に、報知音の高さを高く設定するようにしてもよい。
また、実施例1〜実施例3では、自車両V1から歩行者Pまでの距離、歩行者Pの位置する方向、歩行者Pの移動速度をミリ波レーダ(101、201、301)にて検出する例を挙げているが、これに限られるものではない。例えば、自車両周辺の物体を検出するカメラ(100、200、300)にて、自車両V1から歩行者Pまでの距離、歩行者Pの位置する方向、歩行者Pの移動速度を検出してもよい。よって、実施例1〜実施例3よりも簡素な構成で、同様の効果を得ることができる。また、ミリ波レーダ(101、201、301)やカメラ(100、200、300)ではなく、レーザーレーダや超音波センサを利用しても良い。あるいは、歩行者の位置や移動速度に関する情報を収集するにあたり、自車両V1に搭載されていない設備(道路や信号機などに設置されたインフラ設備)からの情報を利用しても良い。
1、2、3 :対歩行者報知装置
10、20、30 :情報取得部
100、200、300:カメラ
101、201、301:ミリ波レーダ
302 :車速センサ
303 :操舵角センサ
11、21、31 :報知システムECU
110、210、310:演算部
111、211、311:歩行者有無判定部
312 :報知指示受信部
313 :横断意思判定部
314 :横断可否判定部
212、315 :設定部
112、213、316:報知機能制御部
32 :運転者報知装置
33 :報知指示操作装置
12、22、34 :報知機能作動部
120、220、340:DMD装置
341 :スピーカ
P :歩行者
V1 :自車両
V2 :走行対向車
V3 :追い越し車両
V4 :停止対向車

Claims (9)

  1. 自車両周辺に存在する物体を検出する周辺物検出手段と、
    前記周辺物検出手段の検出結果に基づいて報知対象となる報知対象歩行者を検出する報知対象検出手段と、
    前記報知対象検出手段が検出したことを前記報知対象歩行者に対して報知する報知手段とを備え、
    前記報知手段は、当該報知対象位置検出手段による当該報知対象歩行者の検出位置に基づいて歩行者へ伝える情報を所定の模様として道路上に照射する模様照射手段を含み、
    前記模様照射手段は、歩行者に対して横断可能を示唆する模様、又は歩行者に対して横断注意を示唆する模様、又は歩行者に対して横断禁止を示唆する模様のうちいずれか一つを照射することを特徴とする対歩行者報知装置。
  2. 自車両周辺に存在する物体を検出する周辺物検出手段と、
    前記周辺物検出手段の検出結果に基づいて報知対象となる報知対象歩行者を検出する報知対象検出手段と、
    前記報知対象検出手段が検出したことを前記報知対象歩行者に対して報知する報知手段と、
    道路上にセンターラインがあるか否かを判定する判定手段と、を備え、
    前記報知手段は、当該報知対象位置検出手段による当該報知対象歩行者の検出位置に基づいて歩行者へ伝える情報を所定の模様として道路上に照射する模様照射手段を含み、
    前記模様照射手段は、前記判定手段によって道路上にセンターラインがあると判定されると、模様の最大幅が自車線幅以下になるように模様を照射することを特徴とする対歩行者報知装置。
  3. 自車両周辺に存在する物体を検出する周辺物検出手段と、
    前記周辺物検出手段の検出結果に基づいて報知対象となる報知対象歩行者を検出する報知対象検出手段と、
    前記報知対象検出手段が検出したことを前記報知対象歩行者に対して報知する報知手段とを備え、
    前記報知手段は、当該報知対象位置検出手段による当該報知対象歩行者の検出位置に基づいて歩行者へ伝える情報を所定の模様として道路上に照射する模様照射手段を含み、
    前記模様照射手段は、模様を前記報知対象歩行者の足元から当該報知対象歩行者の予測される進行方向に向かって時間経過に伴って徐々に表示するように模様を照射することを特徴とする対歩行者報知装置。
  4. 自車両周辺に存在する物体を検出する周辺物検出手段と、
    前記周辺物検出手段の検出結果に基づいて報知対象となる報知対象歩行者を検出する報知対象検出手段と、
    前記報知対象検出手段が検出したことを前記報知対象歩行者に対して報知する報知手段と、
    対向車がいるか否かを判断する対向車判断手段と、を備え、
    前記報知手段は、当該報知対象位置検出手段による当該報知対象歩行者の検出位置に基づいて歩行者へ伝える情報を所定の模様として道路上に照射する模様照射手段を含み、
    前記模様照射手段は、前記他行車判断手段によって対向車がいないと判断された場合には、歩行者に対して横断可能を示唆する模様を道路上に照射することを特徴とする対歩行者報知装置。
  5. 前記横断可能を示唆する模様は、横断歩道の模様であることを特徴とする請求項1又は4に記載の対歩行者報知装置。
  6. 自車両のハンドル操舵角度を検出する操舵角検出手段を備え、
    前記模様照射手段は、当該操舵角検出手段による検出操舵角度に基づいて模様の照射角度を決定し照射することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の対歩行者報知装置。
  7. 前記模様照射手段は、前記報知対象歩行者の検出位置を当該模様照射手段が照射する模様の目標照射位置として模様を照射することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の対歩行者報知装置。
  8. 前記模様照射手段は、模様の最大幅が自車幅以下になるように模様を照射することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の対歩行者報知装置。
  9. 前記報知対象歩行者が自車両周辺を横断可能か否かを判定する横断可否判定手段を備え、
    前記模様照射手段は、当該横断可否判定手段によって当該報知対象歩行者の横断が可能であると判定した場合に横断可能を示唆する模様を照射することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の対歩行者報知装置。
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