JP2015140095A - 可動式ヘッドレスト - Google Patents

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Abstract

【課題】通常時ヘッドレストが上下移動できないようにロック状態とされている可動式ヘッドレストに関し、可動部材のがたつきを抑制可能とすること。
【解決手段】ヘッドレストステー211を備えるベース部材21と、ヘッドレストステー211に対して摺動可能な可動部材22と、ヘッドレストステー211に対して可動部材22が摺動することを規制したロック状態とすることが可能なロック機構と、を備えた可動式ヘッドレストであって、可動部材22には、乗員の頭部PHから受ける荷重により撓むことが可能な撓み部222と、撓み部222を支持可能なフレーム部221と、係合部位223を備えており、フレーム部221にはヘッドレストステー211と摺動する摺動部位を備えるとともに、撓み部222を撓ませて係合部位223をフレーム部221に対して相対移動させることによりロック状態を解除することが可能な構成とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、ヘッドレストに関する。詳しくは、乗物用のシートに用いられ鞭打ち症の発生を抑制するように改良された可動式ヘッドレストに関する。
従来から、乗物用のシートにヘッドレストを採用することは広く知られている。また、シートバックに対して固定される部位とシートバックに対して上下移動可能とする部位とを組み合わせて可動式ヘッドレストを設けることも知られている(特許文献1)。特許文献1に記載されている構造のヘッドレストであると、乗物が後面衝突(以下「後突」と称する。)した場合に、乗員の頭部がヘッドレストに対して相対的に上下方向に移動する場合であっても、ヘッドレストの一部が乗員の頭部の挙動にあわせて移動するため、鞭打ち症の発生を抑制することが可能である。
特開2013−169945号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術においても、なお改良の余地がある。特許文献1に記載された技術は、可動部材全体を後方に変位させないとロック状態が解除されず、上下移動ができないものであった。また、特許文献1に記載の構成であると、ベース部材に対して可動部材が移動できないようにするための部材がベース部材若しくは可動部材に設けた断面視略凹形状の空間内に配置されている。そのため、当該部材を押しのけるようにせねばロック状態が解除されず、ロック状態を解除するために当該部材を押しのけた結果、前後方向に比較的大きな隙間ができ、可動部材ががたつく恐れがあった。
本発明は、上記した点に鑑みて創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、通常時ヘッドレストが上下移動できないようにロック状態とされている可動式ヘッドレストに関し、可動部材のがたつきを抑制可能とすることにある。
上記課題を解決するために、本発明は次の手段をとる。先ず、第1の発明は、ヘッドレストステーを備えるベース部材と、ヘッドレストステーに対して上及び/又は下方向に摺動可能な可動部材と、ヘッドレストステーに対して可動部材が摺動することを規制したロック状態とすることが可能なロック機構と、を備えた可動式ヘッドレストであって、可動部材には、乗員の頭部から受ける荷重により撓むことが可能な撓み部と、撓み部を支持可能なフレーム部と、ベース部材と係合することによりロック状態とすることが可能な係合部位を備えており、フレーム部にはヘッドレストステーと摺動する摺動部位を備えるとともに、撓み部を撓ませて係合部位をフレーム部に対して相対移動させることによりロック状態を解除することが可能であることを特徴とする。
この第1の発明によれば、摺動部位とは異なる位置に設けられた撓み部が撓んでフレーム部に対して相対移動させることによりロック状態を解除可能なため、ヘッドレストステーと摺動部位との間に大きな隙間が生じることが回避できるものとなる。そのため、可動部材が移動する際に、がたつきが発生することを抑制することが可能となる。
第2の発明は、第1の発明において、前記摺動部位の剛性は、前記撓み部の剛性よりも高いことを特徴とする。
この第2の発明によれば、摺動部位の剛性は、撓み部の剛性よりも高くしているため、撓み部が撓んでも摺動部位が撓まない状態とすることが可能となり、スムーズな摺動が妨げられることを抑制可能である。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、初期位置より移動した可動部材に対して初期位置側に向けて付勢することが可能な付勢手段が備えられていることを特徴とする。
この第3の発明によれば、可動部材が初期位置より移動した際にも、初期位置側に向けた付勢力が働くため、可動部材を初期位置に戻すために必要な負担を抑制すること及び/又は係合状態に戻すことが可能である。
本発明によれば、通常時ヘッドレストが上下移動できないようにロック状態とされている可動式ヘッドレストに関し、ヘッドレストがスライドする際にがたつきが発生することを抑制可能となる。
本発明の可動式ヘッドレストが適用された乗物用のシートの斜視図である。 実施例のヘッドレストの内部構造を示した斜視図である。 実施例のヘッドレストの分解斜視図である。 図2のIV−IV断面図である。 実施例のヘッドレストの初期状態における縦断面図である。 実施例のヘッドレストの可動部材が初期状態から最も上方に移動した状態を示した縦断面図である。 実施例のヘッドレストの可動部材が上方に移動した状態から初期状態に戻る途中の状態を示した縦断面図である。 変形例のヘッドレストであり、前側面にケースを備えていないヘッドレストの斜視図である。 後側ケースの前側に面状体を貼り付けたヘッドレストの縦断面を示した概念図である。 後側ケースの前側をパッド部材と表皮で覆ったヘッドレストの縦断面を示した概念図である。 変形例2の脆弱部を複数連なる山谷形状とした場合におけるヘッドレストの斜視図である。 図11のXII−XII断面を表した断面図である。 図11のXIII−XIII断面を表した断面図である。 変形例2の脆弱部が断面視略U字形状とした構造の縦断面図である。 変形例3のヘッドレストの縦断面図である。 変形例3のヘッドレストの係合部周りにおける横断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、適宜図面を用いながら説明する。なお、本明細書における前後方向、上下方向、左右方向などの方向は、図1などに示したXが前方向、Yが左方向、Zが上方向と規定される。例えば、通常、ヘッドレスト2をシート1に装着した際に乗員が着座した際に視界に入るほうが前方で、視界に入らない後頭部側が後方となる。
本実施の形態におけるヘッドレスト2は乗物用のシート1に適用されるものであり、特に車両のシート1に適用されるものである。シート1は、主に乗員の大腿部と対向することになる支持面を備えるシートクッション4と、シートクッション4に対して傾動可能であり主に乗員の背中と対向することになる支持面を備えるシートバック3と、シートバック3に接続され主に乗員の頭部PHと対向することになるヘッドレスト2とを備えた構成である。
ヘッドレスト2はシートバック3に対して接続されて所定の位置で固定されるベース部材21と、ベース部材21に対して摺動可能に取り付けられる可動部材22と、を備えるものである。また、ベース部材21に対して可動部材22が摺動することを規制するロック状態と、当該ロック状態が解除されたアンロック状態を形成するために、ヘッドレスト2にはロック機構を備えている。
ベース部材21には、棒状で上部が幅方向で連結され、下部に二つの自由端を有し、この自由端をシートバック3に設けられているヘッドレストホルダ31に挿入することで固定されるヘッドレストステー211と、ヘッドレストステー211に固定されるブラケット212を備えるものである。可動部材22はヘッドレストステー211に対して摺動可能なものであり、ヘッドレストステー211に対して摺動可能な摺動部位224を備えている。可動部材22がベース部材21に対して自由に移動することを規制可能とする目的で、ベース部材21に係合可能な係合部位223が可動部材22に設けられている。係合部位223は可動部材22の撓み部222に付設されており、撓み部222はフレーム部221により支持されている。フレーム部221は可動部材22の骨格を形成するものであり、可動部材22におけるその他の部分を支持する役割を果たしている。摺動部位224は当該フレーム部221に備えられるものである。本実施の形態においては摺動部位224はフレーム部221の一部として形成されるものであり、十分な剛性を備えたものである。
本実施の形態のヘッドレスト2は、後突時に乗員の頭部PHがヘッドレスト2の支持面に衝突することにより、撓み部222が撓むことで係合部位223がフレーム部221に対して相対的に変位し、係合部位223とベース部材21との係合状態が解除されるものである。なお、係合部位223がベース部材21に係合している状態であって、可動部材22の移動が規制されている状態を本明細書では初期状態と称し、初期状態にある可動部材22の位置を初期位置と称することにする。
本実施の形態のヘッドレスト2であると、係合状態が解除されたヘッドレスト2は、ベース部材21に対して可動部材22が初期位置から上方に移動可能な構成とされている。例えば、ロック状態である場合、図2の実線で示したように可動部材22が位置しているが、ロック状態が解除されるように上側に向けて力が働く場合は図2の二点鎖線で示すように可動部材22が位置することが可能となるように構成されている。図2においては、実線の状態が可動部材22が初期位置に位置している状態である。なお、可動部材22にはフレーム部221などを覆うようにパッド部材75と表皮76が備えられている。パッド部材75は乗物用のシート1において一般的に使用されている部材である弾力のある発泡ウレタンを使用している。また、表皮76については可撓性の布材を使用している。
次に、実施例のヘッドレスト2の詳細を説明する。図2に示すように、ヘッドレストステー211の上部は可動部材22で覆われている。図3及び図4に示すように可動部材22は前側ケース71と後側ケース72に分けることが可能な樹脂製のケース部70と、ケース部70に被せることが可能な覆い部74とを備えている。覆い部74は弾力性のあるパッド部材75である発泡ウレタンと、パッド部材75の外側に位置する表皮76とを備えている。実施例においては、ケース部70はフレーム部221と撓み部222とで構成されるものであり、後側ケース72の一部にはヘッドレストステー211に対して摺動可能な摺動部位224を備えている。摺動部位224はヘッドレストステー211の上下方向に延びる部位に対して摺動可能に構成されており、摺動部位224はヘッドレストステー211に隣接した状態を維持しながら摺動可能な構成である。摺動部位224はヘッドレストステー211の外周面に沿うように形成されており、横断面視凹形状の部分にヘッドレストステー211が嵌り込むような態様である。
また、実施例においては、後側ケース72と結合可能な前側ケース71に撓み部222を設けている。撓み部222は前側ケース71の略中央に設けられており、プレート状の受圧面61に対して受圧面61の左右両側にスリット64を設け、受圧面61の上下両側に脆弱部62を設けることで受圧面61が変位可能なように構成されている。言い換えると、スリット64と脆弱部62で区画された部分が受圧面61である。当該受圧面61自身が大きく変形することは無いが、スリット64と脆弱部62が形成されることにより受圧面61が変位することが可能となる。実施例においては脆弱部62と受圧面61とにより撓み部222が形成されている。実施例においては脆弱部62は変形しやすい形状とするために断面視屈曲形状とするととともに、受圧面61よりも薄い構造としている。なお、脆弱部62の脆弱性を確保する手段は屈曲形状と厚みを併用することに限らず、形状だけで確保することや、厚みだけで確保することも可能である。また、使用する材質をフレーム部221よりも柔らかい材質のものとすることで脆弱性を確保することなども可能である。具体的には柔らかい材質としてエラストマー樹脂を採用することが可能である。
また、実施例においては、前側ケース71の撓み部222には断面視略J字形状の鉤により形成される係合部位223を付設している。当該係合部位223はヘッドレストステー211に掛け渡すように固定されたブラケット212に係合可能な部位であり、ブラケット212と係合部位223が係合することによりベース部材21に対する可動部材22の相対移動を規制することが可能な構成である。つまり、撓み部222に付設された係合部位223と、ヘッドレストステー211に固定されたブラケット212によりロック機構を形成している。後側ケース72には係合部位223の進行方向を規制可能なへこみ部721を備えており、係合部位223がへこみ部721に沿って後側に移動することにより、係合部位223とブラケット212との係合状態が解除されるものである。係合部位223とブラケット212との係合状態が解除されると、ベース部材21に対して可動部材22が摺動することを規制されることが無くなり、可動部材22が摺動可能な状態となる。この状態において乗員の頭部PHの高さ位置が略そのままでベース部材21が下方に移動したり、ベース部材21の高さ位置が略そのままで乗員の頭部PHが上方に移動したりすると、ベース部材21に対して可動部材22が相対的に上方に移動するようになる。
なお、実施例のヘッドレスト2においては、弾性部材であるスプリング25を備えている。当該スプリング25は一端がベース部材21と接続されており、他端が可動部材22と接続されている構成であり、可動部材22が初期位置から上方に変位した場合に、可動部材22を初期位置に向けて戻そうとする付勢力を発生させるものである。本実施の形態においては、スプリング25の一端はヘッドレストステー211に固定したブラケット212に接続される構成である。当該スプリング25により発揮される付勢力は、適度に発揮されるものが選択されており、乗員の頭部PHが上方に移動しようとする事象に併せて可動部材22が上方に移動することを妨げないものの、乗員の頭部PHが可動部材22から離れた場合には可動部材22を初期位置側に戻すこと、いわゆる係合部位223とブラケット212を係合状態とすること、ができるように付勢するものである。
次に、実施例のヘッドレスト2の可動部材22が変位する経緯を説明する。乗員の頭部PHがヘッドレスト2に接触していないような通常状態においては、図5に実線で示された状態となっている。可動部材22に備えられた係合部位223はベース部材21に設けられたブラケット212と係合した状態であり、可動部材22がベース部材21に対して相対的に移動することが規制されたロック状態である。この状態における可動部材22の位置が初期位置である。可動部材22の支持面に対して乗員の頭部PHから所定値以上の荷重がかかると、図5の二点鎖線で示すように、可動部材22の撓み部222は後方にむかって撓むことになる。それに伴い撓み部222の背面側に位置する係合部位223は後方にむかって変位することになり、係合部位223とブラケット212との係合状態は解除されることになるため、可動部材22がベース部材21に対して相対的に移動することが可能となる。この際に係合部位223はへこみ部721に入り込み、撓み部222の後方への変位量が制御される。この状態の可動部材22に対して上方に変位させるような力が働くと、可動部材22は上方に向かって移動することになる。可動部材22の上方への移動は際限なくなされるわけではなく、図6に示すように、係合部位223の上面がヘッドレストステー211に接する状態が、可動部材22がベース部材21に対して最も上方に位置している状態である。この状態においてはベース部材21と可動部材22に繋がれているスプリング25が最も延びている状態である。延びたスプリング25は元の状態に復元しようとする力が働くものであり、図7に示すように係合部位223がブラケット212に当接する状態を経由して、図5に実線で示したように係合部位223とブラケット212が係合状態となるものである。
図7は、乗員の頭部PHがヘッドレスト2と離間した状態を示したものであり、当該状態は係合部位223が前端側に位置している状態である。この状態においては、係合部位223はブラケット212に形成された傾斜面212aに対して係合部位223が接している状態である。そのため、係合部位223を下方に移動させるように力が働くと、当該係斜面に沿いながら係合部位223が下方に移動するものである。可動部材22が所定の位置まで押し下げられると、係合部位223である鉤が前方に移動してブラケット212に嵌ることができる状態、いわゆる係合状態となる。なお、頭部PHからの押圧状態が解消された受圧面61が所定の位置に復元しようとする力により、鉤が前方に移動することになる。
なお、スプリング25による付勢力が無くても、重力により可動部材22が下方に変位しようとはする。しかし、可動部材22を変位させる力が重力だけであると、図7に示した状態にまでしかならず、係合部位223とブラケット212が係合する状態にはならない。ただし、この場合でもヘッドレスト2の可動部材22を上方から下方へ押し込めば、図5に示したように係合部位223とブラケット212が係合した状態とすることは可能となる。
次に、実施例のヘッドレスト2の製造方法を図3を参照しながら簡単に説明する。円柱形状の金属を折り曲げることで形成されたヘッドレストステー211にブラケット212を溶接で固定する。あらかじめポリアセタールを用いて形成された後側ケース72を上方から下方に向けて摺動させながらヘッドレストステー211に嵌め込む。後側ケース72とブラケット212を連結するように、スプリング25を取り付ける。その後、ポリアセタールを用いて形成された前側ケース71を後側ケース72に重ね合わせて固定する。前側ケース71と後側ケース72で構成されたケース部70に被せるように覆い部74を取り付けることでヘッドレスト2が完成する。
実施例のヘッドレスト2であると、摺動部位224とは異なる位置に設けられた撓み部222が撓んでフレーム部221に対して相対移動させることによりロック状態を解除可能なため、ヘッドレストステー211と摺動部位224との間に大きな隙間が生じることが回避できるものとなる。そのため、可動部材22が移動する際に、がたつきが発生することを抑制することが可能となる。また、摺動部位224とは離間した位置に設けられた撓み部222が撓むことによりロック状態を解除可能なため、可動部材22が移動する際に、がたつきが発生することを抑制することが可能となる。摺動部位224の剛性は、撓み部222の剛性よりも高くしているため、撓み部222が撓んでも摺動部位224が撓まない状態とすることが可能となり、スムーズな摺動が妨げられることを抑制可能である。可動部材22が初期位置より移動した際にも、初期位置側に向けた付勢力が働くため、可動部材22を初期位置に戻すために必要な負担が抑制される。
また、実施例のヘッドレスト2であると上下方向に延びるスリット64を設けた構成であるため、受圧面61を大きくすることが可能であるとともに、撓み量を比較的大きくすることも可能である。更には、一体成形をすることによりケース部70に対してパッド部材75と表皮76とを一体化することが可能であるため、ヘッドレスト2の外形の選択肢を広げることが可能である。また、ヘッドレストステー211の一部により、可動部材22が上方へ移動しすぎないようにすることが可能であるため、部品点数の削減を行うことが可能である。
また、可動部材22が上方へ移動した際にも、スプリング25により初期位置に復元させようとする力が働くため、係合状態とする手間を削減することが可能となる。また、スプリング25から与えられる付勢力により係合状態とならなかったとしても、ヘッドレスト2の上方側から下方に向けて押し込むように荷重をかけることで係合状態とすることが可能であるため、比較的簡単に係合状態に戻すことが可能である。
また、後側ケース72の左右方向に設けた摺動部位224によりヘッドレストステー211を挟み込むように構成していることから、可動側ヘッドレスト2ががたつくことを抑制することが可能である。また、当該後側ケース72とは別に設けた前側ケース71に撓み部222を設ける構造であることから、剛性を高めたい部分と低めたい部分の使い分けを比較的容易に行うことが可能となる。更には、剛性が高く摺動抵抗が低い樹脂であるポリアセタール樹脂を用いて摺動部位224を構成していることから、摺動部位224とヘッドレスト2をスムーズに摺動させることが可能となる。
変形例1
変形例1においては、実施例と概略同様な構成を採用するものであるが、実施例のように前側ケース71を設けた構成では無く、可動部材22の後側ケース72の前側に撓むことが可能な部材を張り合わせた構成としている(図8〜10参照)。変形例の場合、後側ケース72がフレーム部221であり、後側ケース72に張り合わされた部材により撓み部222が形成されるものである。当該変形例においても、乗員の頭部PHから所定値以上の荷重を受けることにより、係合部位223が後側に変位可能な構成である。具体的には、図9に示すように、ゴムやネットなどの面状体の背面側に係合部位223である鉤を付設することができる。当該構成の場合、実施例と同様な覆い部74を設けない構成とすることが可能であるが、実施例と同様な覆い部74を設ける構成とすることも可能である。
また、撓むことが可能な部材として、図10に示すようにパッド部材75や表皮76を使用することも可能である。この場合、覆い部74と同じようにパッド部材75と表皮76を使用するものであることから、覆い部74を設ける必要が無い。また、パッド部材75を使用するものであるため、係合部位223を形成する鉤とパッド部材75を一体成形することなども可能である。
変形例2
変形例2においては、実施例と異なり、ポリアセタールなど、ゴムなどに比較して剛性の高い樹脂であっても、スリットを設けること無く撓み部222を形成したものである。例えば、図11に示すように、ヘッドレストステー211の前方に位置する部位の一部を他の領域と区画するように蛇腹状に複数回屈曲したものである。この場合、蛇腹状に屈曲した部位が脆弱部62であり、受圧面61の外周が脆弱部62により形成されている。また、蛇腹状に屈曲した部位よりも外方に位置する部位などによりフレーム部221が形成されている。当該構造とすることにより、脆弱部62と受圧面61により撓み部222が形成されている。
変形例2においては、図12に示すように、フレーム部221の一部を背面側より内方に突出させることで摺動部位224が形成されている。ヘッドレストステー211に対して摺動部位224が摺動することを規制するために、係合部位223がブラケット212と係合状態となることは実施例と同様である。このような構造を採用することにより、図12及び13に白抜き矢印で示す方向に乗員の頭部PHが所定の荷重以上で受圧面61を押圧すれば、係合部位223とブラケット212とが係合している状態が解除される。
なお、脆弱部62は蛇腹のように複数の山谷が連なるように屈曲させる形態ではなく、図14に示すように、フレーム部221の一部から後方側へ向けて屈曲させる部位と、その後に前方側に向けて屈曲させる部位とからなる脆弱部62に対して受圧面61が連結される構成とすることも可能である。この場合、脆弱部62は断面視略U字、略J字若しくは略V字形態などとすることが可能である。このように形成された脆弱部62は、乗員の頭部PHが白抜き矢印方向に移動することにより図14に黒矢印で示したように動くことになり、脆弱部62と受圧面61とからなる撓み部222が撓むこととなる。
変形例3
変形例3においては、フレーム部221が撓み部222を支持する形態に特徴がある。そのため、当該事項を中心に以下に説明する。詳細な説明が無い部分は概略実施例などと同じである。変形例3においては、撓み部222全体がフレーム部221に対して移動可能に構成されている。そのため、図15に示すように、断面視凹形状に形成されたフレーム部221がヘッドレストステー211の頂部背面側を覆うように配置している。そして当該フレーム部221に対して摺動可能なように撓み部222が取り付けられている。撓み部222は受圧面61と受圧面61の周囲に形成される枠部67を備えている。枠部67はフレーム部221に対して摺動可能な状態であるとともに、フレーム部221により支持される構成である。乗員の頭部PHから所定値以上の荷重を受けた撓み部222は、撓みながらもフレーム部221に対して摺動することで、後方へ移動することとなる(図15及び図16の二点鎖線参照)。撓み部222が撓みながら後方側に移動することにより、係合部位223は後方に移動することになり、係合部位223とブラケット212との係合状態が解除可能に構成されている。
なお、いったん係合部位223とブラケット212との係合状態が解除された後にも、双方の係合状態が復帰できるようにしている。具体的には、撓み部222を前方向に移動させるように弾性力を発揮可能なスプリング25を配置している。当該機能を発揮する部材としてはスプリング25に限ることは無く、ゴムなどの弾性体を用いることで、同様の機能を発揮させるものとしても良い。
以上、実施例及びいくつかの変形性を用いて説明したが、本発明は、上記実施形態のほか、その他各種の形態で実施可能なものである。例えば、可動部材が初期位置から上方にのみ移動可能な構成とすることに限らず、初期位置から下方にのみ移動可能な構成とすることも、初期位置から上方及び下方の双方に移動可能な構成とすることも可能である。前者の場合、例えば実施の形態における係合部位を構成する鉤の向きを上下逆にするとともに初期位置から下方側に移動できるスペースを確保すればよく、後者の場合、例えばベース部材に設けられるブラケットに鉤と係合可能な凹凸形状を設けたうえで上下方向に延びるように配置し、鉤の向きをそれに併せて実施の形態よりも90度向きを変えるように構成したうえで上下に移動できるスペースを確保すればよい。
また、受圧面の周囲に設けられるスリットは、長手方向が上下方向となることに限らず、左右方向にすることも可能である。より具体的には、脆弱部を受圧面の左右側に配置し、受圧面の上下側にスリットを設ける構成とすることが可能である。なお、スリットの長手方向を斜め方向に設けることも可能であり、その場合に脆弱部の長手方向を斜め方向にすることも可能である。なお、スリットの個数は二つに限らず、一つだけや三つ以上とすることも可能である。また、スリットの形状は直線的な形状で無く曲線的な形状とすることも可能である。
また、後側ケースに付設した変形可能な部位がブラケットに対して係合することによりロック状態を確保し、乗員の頭部PHから荷重を受けることにより前側ケースに設けた突起が後方に移動し、変形可能な部位を変形させることでロック状態を解除できる構成とすることも可能である。また、ベース部材と可動部材とに接続されるスプリングは、必ずしも必要なものではないため、設けないものとすることも可能である。
また、後側ケースに摺動部位を備える構成とする必要性は無く、前側ケースに摺動部位を備える構成とすることも可能である。更には、ケース部を前側後側で分割しない構成とすることも可能である。この場合、ケース部を上下に分割する構成などを採用すれば、摺動部位が断面視略C字形状ではなく、断面視略O字形状等の筒形状とすることも可能である。
また、ケース部やフレーム部などを形成する材質は、実施例などに記載した樹脂に限ることは無く、樹脂で形成するものに限ることもない。全体的若しくは部分的に金属を用いたものとすることも可能である。
また、ロック機構は係合部位とブラケットが係合する形態であることに限る必要性は無く、係合部位がヘッドレストステーに係合する形態とすることも可能である。この場合、ヘッドレストステーの上部に位置する略左右方向に延びる部位に対して係合部位が係合する形態とすることなどが可能である。
また、乗物としては、車両であることに限らず、飛行機やヘリコプターなど空中を飛行する乗物や、船舶や潜水艇など海面や海中などを移動する乗物としてもよい。
1 シート
2 ヘッドレスト
3 シートバック
4 シートクッション
21 ベース部材
22 可動部材
61 受圧面
62 脆弱部
64 スリット
70 ケース部
71 前側ケース
72 後側ケース
74 覆い部
211 ヘッドレストステー
221 フレーム部
222 撓み部
223 係合部位
224 摺動部位
PH 頭部

Claims (3)

  1. ヘッドレストステーを備えるベース部材と、ヘッドレストステーに対して上及び/又は下方向に摺動可能な可動部材と、ヘッドレストステーに対して可動部材が摺動することを規制したロック状態とすることが可能なロック機構と、を備えた可動式ヘッドレストであって、
    可動部材には、乗員の頭部から受ける荷重により撓むことが可能な撓み部と、撓み部を支持可能なフレーム部と、ベース部材と係合することによりロック状態とすることが可能な係合部位を備えており、
    フレーム部にはヘッドレストステーと摺動する摺動部位を備えるとともに、撓み部を撓ませて係合部位をフレーム部に対して相対移動させることによりロック状態を解除することが可能な可動式ヘッドレスト。
  2. 請求項1に記載の可動式ヘッドレストであって、
    前記摺動部位の剛性は、前記撓み部の剛性よりも高いことを特徴とする可動式ヘッドレスト。
  3. 請求項1又は2に記載の可動式ヘッドレストであって、
    初期位置より移動した可動部材に対して初期位置側に向けて付勢することが可能な付勢手段が備えられていることを特徴とする可動式ヘッドレスト。
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