JP2015136228A - 積層鉄心、固定子、積層鉄心の製造方法、固定子の製造方法 - Google Patents

積層鉄心、固定子、積層鉄心の製造方法、固定子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ティース部の磁気抵抗を低減し、コア精度及び組立作業性の向上を実現できる積層鉄心、固定子、積層鉄心の製造方法、固定子の製造方法を提供する。
【解決手段】バックヨーク部2ayとバックヨーク部2ayから突出するティース部2byからなり、電磁鋼板から打ち抜いた鉄心片2bを積層した分割積層鉄心2を、複数個、円環状に結合した積層鉄心20であって、ティース部2bが積層された部分である分割積層ティース部21の先端の内周面に、積層鉄心20の軸方向に延在する溝Mを有し、少なくとも分割積層ティース部21の各積層間は、接着剤7で固着されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、回転電機の固定子鉄心を構成する積層鉄心、固定子、積層鉄心の製造方法、固定子の製造方法に関し、特に積層鉄心の磁気特性や組立作業性の改善に関するものである。
従来の積層鉄心は、電磁鋼板を打ち抜いて形成したステータコアシートを積層してなるステータコアのティース部の磁束密度が低く、かつ磁束の変化が小さい部分にカラマセを設けてコアシートの積層間を固着する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−69693号公報
このような積層鉄心では、ティース部の磁束密度が低く、かつ磁束の変化が小さい部分ではあるが、ティース部にカラマセを設けているため磁束の通路を妨げ、磁気抵抗を増加させ、鉄心の磁気特性を悪化させるという課題があった。また、カラマセにより積層間に隙間が生じ、ティース部にコイルを巻回したときにコイルによる巻き締まりが発生する。このとき、ティース部のみが巻き締まるために分割積層鉄心が太鼓状に変形して精度が悪化し、積層鉄心の精度が悪化すると、モータのトルク脈動が増えたり、積層鉄心を固定子として組み立てる際に組立作業性が悪化したりするという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、ティース部の磁気抵抗を低減し、分割積層鉄心の精度及び組立作業性の向上を実現できる積層鉄心、固定子、積層鉄心の製造方法、固定子の製造方法を得ることを目的とする。
この発明に係る積層鉄心は、
バックヨーク部と前記バックヨーク部から突出するティース部からなり、電磁鋼板から打ち抜いた鉄心片を積層した分割積層鉄心を、複数個、円環状に結合した積層鉄心であって、
前記ティース部が積層された部分である分割積層ティース部の先端の内周面に、前記積層鉄心の軸方向に延在する溝を有し、
少なくとも前記分割積層ティース部の各積層間は、接着剤で固着されているものである。
この発明に係る固定子は、上述の積層鉄心の分割積層ティース部にコイルを巻回したものである。
この発明に係る積層鉄心の製造方法は、
バックヨーク部と前記バックヨーク部から突出するティース部からなり、電磁鋼板から打ち抜いた鉄心片を積層した分割積層鉄心を、複数個、円環状に結合した積層鉄心の製造方法であって、
前記ティース部の先端に切り欠きを設けて前記鉄心片を電磁鋼板から打ち抜く鉄心片打ち抜き工程と、
前記鉄心片を積層し、分割積層ティース部の内周側の先端に軸方向に延在する溝を有する前記分割積層鉄心を構成する積層工程と、
前記バックヨーク部が積層された部分である、分割積層バックヨーク部を積層方向の両端部から積層方向に加圧する加圧工程と、
前記加圧工程を実施しながら、前記ティース部が積層された部分である分割積層ティース部の先端を上向きにして、前記分割積層ティース部の溝に対して、接着剤を滴下する、接着剤注入工程と、
前記接着剤が硬化する前に前記分割積層バックヨーク部に対する加圧を止める脱圧工程と、
前記分割積層鉄心を円環状に組み合わせて前記積層鉄心を構成する組み立て工程とを備えたものである。
この発明に係る積層鉄心の製造方法は、
バックヨーク部と前記バックヨーク部から突出するティース部からなり、電磁鋼板から打ち抜いた鉄心片を積層した分割積層鉄心を、複数個、円環状に結合した積層鉄心の製造方法であって、
前記ティース部に接着剤注入用の穴を設けて前記鉄心片を電磁鋼板から打ち抜く鉄心片打ち抜き工程と、
前記鉄心片を積層する積層工程と、
前記鉄心片の積層方向が鉛直方向と一致するように載置して、前記穴から接着剤を滴下する、接着剤注入工程と、
前記分割積層鉄心を円環状に組み合わせて構成する組み立て工程とを備えたものである。
この発明に係る固定子の製造方法は、上述の積層鉄心の製造方法において分割積層ティース部にコイルを巻回するコイル巻回工程を備えたものである。
本発明に係る積層鉄心、固定子、積層鉄心の製造方法、固定子の製造方法によれば、積層間の隙間に接着剤を充填することで、鉄心の剛性を増すことができ、分割積層ティース部にコイルを巻回したとき、巻き締まりによる積層鉄心の精度の悪化を抑制でき、当該積層鉄心、固定子を使用する回転電機のトルク脈動の低減、組立作業性の向上ができる。さらに、鉄心の剛性を向上したことで、積層鉄心、固定子を利用する回転電機の振動や騒音を抑制することができる。
本発明の実施の形態1に係る積層鉄心を用いた固定子の平面図と断面図である。 本発明の実施の形態1に係るインシュレータを介してコイルを巻回した1個の分割積層鉄心の平面図と断面図である。 本発明の実施の形態1に係る鉄心片の平面図である。 本発明の実施の形態1に係る分割積層鉄心を内周側から見た図である。 本発明の実施の形態1に係る分割積層鉄心の積層間に接着剤を注入する接着剤注入工程を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る分割積層鉄心の形状を矯正する調整工程を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る溝の他の例を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る溝の他の例を示す図である。 一般的なコイルの巻回による巻き締まりを説明する図である。 本発明の実施の形態1に係るカシメ部の他の例を示す分割積層鉄心の平面図である。 本発明の実施の形態1に係る積層バックヨーク部の外周面に積層間を固定する溶接部を設けた分割積層鉄心の平面図と断面図である。 本発明の実施の形態2に係る分割積層鉄心の斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る鉄心片の平面図である。 本発明の実施の形態2に係る鉄心片が環状に組み合わされた状態(積層鉄心の1つの積層)を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る分割積層鉄心の平面図と断面図である。 本発明の実施の形態3に係る穴に滴下した接着剤が、積層間の隙間に浸透する状態を示す模式図である。 本発明の実施の形態4に係る積層鉄心にコイルを巻回した固定子の平面図である。 図17の分割積層鉄心の積層間の隙間に接着剤を滴下する接着剤注入工程を示す図である。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1に係る積層鉄心、固定子、積層鉄心の製造方法、固定子の製造方法を図を用いて説明する。
なお、この明細書中で、内周側、外周側、径方向、周方向、軸方向という場合は、特に断らない限り、固定子100の内周側、外周側、径方向、周方向、軸方向を言う。
図1(a)は、コイル3を巻回した分割積層鉄心2を環状に組み立てて構成した回転電機の固定子100を示す平面図である。
図1(b)は、図1(a)のX−X線における断面図である。
図2(a)は、インシュレータ5を介してコイル3を巻回した1個の分割積層鉄心2の平面図であり、図2(b)は、図2(a)のY−Y線における断面図である。
回転電機の固定子100は、インシュレータ5を介してコイル3を巻回した複数の分割積層鉄心2を円環状に配置し、外周にフレーム4を焼き嵌め又は圧入して構成されている。
本明細書では、分割積層鉄心2を環状に組み合わせた物を積層鉄心20という。
インシュレータ5は、分割積層鉄心2の分割積層ティース部21に積層方向両端から取り付けられている。このインシュレータ5を介して分割積層鉄心2にコイル3が巻回されている。インシュレータ5は、コイル3を所定の位置に巻回できるような巻枠の機能と分割積層鉄心2とコイル3を絶縁する機能を兼ねている。
図3(a)は、分割積層鉄心2の積層両端部の鉄心片2aの平面図である。図1(b)に示すように、厳密に言うと両端部の2枚の鉄心片2aは、積層間を締結するカシメ部分の形状が異なる。しかし、違いはそれだけであるので本明細書では、いずれも鉄心片2aとする。
図3(b)は、分割積層鉄心2の鉄心片2a以外の中間層を構成する鉄心片2bの平面図である。鉄心片2bは、ティース部2btの内周側先端の中央部分にV字状の切り欠きb1を有する点が鉄心片2aと異なる。
分割積層鉄心2は、電磁鋼板を打ち抜いて形成した鉄心片2a、2bを積層して構成される。鉄心片2a、2bは、固定子100の周方向に延在するバックヨーク部2ay、2byと、バックヨーク部2ay、2byから径方向内側に突出したティース部2at、2btからなり、バックヨーク部2ay、2byにカシメ部6を設けている。カシメ部6は積層方向にパンチを打ち込むことで突起を形成し、上面には凹部を下面には凸部を形成する。最下層の鉄心片2a(図2(b)では右端)には図に示すように穴だけを設けても良い。上下に隣接する、カシメ部6の凹凸を嵌合することにより、全ての鉄心片2a、2b同士を積層方向に連結している。
図4は、分割積層鉄心2を内周側から見た図である。
分割積層鉄心2の分割積層ティース部21の内周側の先端には、鉄心片2bのV字状の切り欠きb1が積み重なって溝Mが形成される。また、両端の鉄心片2aのティース部2atの内周側先端には切り欠きが無いので、この溝Mの両端は閉じている。隣接する鉄心片2a、2b同士の積層間の隙間Sには接着剤7が注入され、隣接する鉄心片2a、2b同士を固着している。ここで、各図では分割積層ティース部21部分のみに接着剤7が注入されているような図を示したが、もちろん分割積層バックヨーク部22や分割積層鉄心2の積層間全体に接着剤7が注入されてもよい。
次に、分割積層鉄心2の製造方法を説明する。
図5は、分割積層鉄心2の積層間に接着剤を注入する際の加圧工程、接着剤注入工程を示す図である。
図6は、接着剤注入工程の後に分割積層鉄心2の形状を矯正する調整工程を示す図である。
鉄心片2a、2bを電磁鋼板から打ち抜いた後、両端に鉄心片2aを、中間層に所定の枚数の鉄心片2bを積層し、積層の両端から積層方向に加圧することによりカシメ部6を強固に嵌合させて隣接する鉄心片2a、2b同士を積層方向に連結する(積層工程)。次に、インシュレータ5を分割積層鉄心2に装着した後、図5(b)の矢印Iに示す方向に、分割積層バックヨーク部22を積層の両端部側から挟み込むように加圧することで、分割積層ティース部21の特に先端側で積層間に隙間Sを発生させる(加圧工程)。
分割積層ティース部21の先端を上向きにして固定し、溝Mに沿って接着剤7をディスペンサ8により流し入れることにより(接着剤注入工程)、各隙間Sから接着剤7が積層間に染み込む。接着剤7が硬化する前に矢印I方向の加圧を止め、積層間の隙間Sを無くした状態に戻す(脱圧工程)。
さらに、接着剤7が硬化する前に、例えば図6の矢印IIに示す方向から矯正治具9により分割積層鉄心2を矯正した状態に加圧し(分割積層鉄心2の外周側と内周側を押圧することとなる)、そのまま接着剤7を硬化させることで、精度の良い分割積層鉄心2を形成しても良い(調整工程)。
ここで、接着剤7は、例えばワニスなどを用いて加熱硬化させても良い。溝Mにワニスを滴下し、ワニスを溜めた状態で、加熱することで、ワニスの粘度を下げ、分割積層鉄心内に浸透させる。また、この断面V字形状の溝Mの幅、深さは、接着に必要なワニスの滴下量に合わせて調整して構成する。また、UVを照射させて硬化させるタイプの接着剤を用いても良い。
そして、接着剤7が完全に硬化したら分割積層鉄心2にインシュレータ5装着し(絶縁工程)、コイル3を巻回する(コイル巻回工程)。インシュレータ5を用いずに、分割積層鉄心2に絶縁塗装を施しても良い。所定の個数のコイル3を巻回した分割積層鉄心2を円環状に組み立てて固定子100を得る。
本発明の実施の形態1に係る積層鉄心、固定子、積層鉄心の製造方法、固定子の製造方法によれば、分割積層鉄心2の積層間の隙間Sに分割積層ティース部21の先端に設けた溝Mから接着剤7を注入・硬化させることで、摘下した接着剤7が、溢れることなく一旦、溝Mに溜まり、分割積層ティース部の内周側外部にはみ出さない。これにより、はみ出した接着剤7を清掃する必要がない。また、接着剤7の浸透を待たずに所定の量の接着剤7を滴下できるので、作業性が向上する。また、滴下必要量に合わせて溝Mの横幅、深さを決定することで、接着剤7の滴下量の管理がし易く、積層鉄心の生産性を向上できる。
図7、図8は、溝の他の例を示す図である。
図4では両端が閉じている溝Mを設けた例を説明したが、浸透性の高い接着剤7を用いれば、図7(a)のよう両端が解放されている溝M2であっても良い。また、図7(b)に示すように中間層の一部の積層にも鉄心片2aを用いて、分割された溝M3を設けても良い。また、溝は軸方向の断面形状がV字形状のものに限られる訳ではなく、図8に示すように、皿状の溝M4であっても良い。
図9は、分割積層鉄心のコイルの巻回による巻き締まりを説明する図である。
例えば、図9に示すように接着剤7をもし注入しなかった場合、コイル3を巻回したとき、分割積層鉄心の積層間の隙間Sがコイル3を巻回する時の張力により狭まる、いわゆる巻き締まりが発生する。
この時、図に示すようにコイル3を巻回した分割積層ティース部21a側の隙間Sが積層方向に狭くなり、分割積層鉄心の精度が著しく悪化する。分割積層鉄心の精度が悪化すると、回転電機の固定子を製造する際に、フレームの挿入作業性が悪化する。また、焼き嵌めする場合は、高い温度までフレームを温めて、フレームを大きくした状態でないとフレームに磁極ティースを挿入できなくなり、フレームを温める時間とエネルギーが余分に必要になる。一方、本実施の形態の構成では、分割積層鉄心の剛性が増し、接着剤7が積層間の隙間Sを埋めるので巻き締まりが発生しない。これにより、分割積層鉄心の精度が向上し、固定子100の組立作業性が良くなり、固定子100の生産性が向上する。
また、積層鉄心の剛性が増すことで回転電機の振動や騒音を抑制できる。また、鉄心片2a、2bのバックヨーク部2ay、2byにカシメ部6を設け、ティース部2at、2btにカシメ部を設けないことで、バックヨーク部2ay、2byを積層方向に挟み込むように加圧することで、分割積層ティース部21の特に先端側で積層間に隙間Sを発生させた状態で接着剤7を十分に注入できる。これにより、さらに分割積層鉄心の剛性が向上し、積層鉄心の精度の向上と振動騒音の抑制が可能となる。
また、例えば、ワニスなど温度上昇により粘土が低下し浸透する接着剤7を使用する場合、温度をあまり上げなくても隙間Sの隅々まで簡単に接着剤7を注入できるので接着作業性が向上し製品の生産性が向上する。
また、接着剤7を注入した後、分割積層鉄心2の形状を矯正して接着剤7を硬化させることができるため、金型パンチの磨耗によるカシメ部6の精度悪化や鉄心片の板厚のばらつきなどにより分割積層鉄心2の積層間に傾斜、ズレが生じても、接着剤7の注入後の矯正により分割積層鉄心の精度を改善でき、組立作業性がよくなり、固定子100の生産性が向上する。
更に、分割積層ティース部21に磁路を妨げるカシメ部6が存在せず、磁気抵抗を低減でき、鉄損の低減による回転電機の効率向上が図られる。また、分割積層ティース部21の磁気飽和を抑制できるので回転電機のトルク増加等、回転電機の特性を向上することができる。
なお、カシメ部6の形状や個数はこれに限ったものではない。図10は、本発明の実施の形態1による別のカシメ部6a、6bを有する分割積層鉄心の平面図である。例えば、図に示すように分割積層バックヨーク部22にカシメ部6a、6bを2箇所設けても良い。また、カシメ部6は設けなくても良い。
図11(a)は、カシメ部の代わりに、分割積層バックヨーク部22の外周面に積層間を固定する溶接部24を設けた分割積層鉄心2の平面図である。
図11(b)は、図11(a)のZ−Z線における断面図である。上述の例ではカシメ部6により分割積層バックヨーク部22の積層間を連結していたが、図11に示すように溶接部24により積層間を連結しても良い。なお、固定子の構造においても、分割積層ティース部21の数や形状は、本実施の形態で説明したものに限るものではない。
実施の形態2.
以下、本発明の実施の形態2に係る積層鉄心、固定子、積層鉄心の製造方法、固定子の製造方法を図を用いて実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図12は、分割積層鉄心202の斜視図である。
図13は、分割積層鉄心202を構成する鉄心片202bの平面図である。鉄心片202bは実施の形態1における鉄心片2bに相当する。
図14は、鉄心片202bが環状に組み合わされた状態(積層鉄心の1つの積層)を示す図である。
本実施の形態では、接着剤溜まりM5(実施の形態の溝Mに相当)の構成が実施の形態1と異なる。図14に示すように、ティース部202btの先端の円弧状部分の曲率半径R2が、積層鉄心の内周が形成する円の半径R1より小さくなるように構成することで、分割積層鉄心202の内周側先端部に積層方向に垂直な断面が円弧状の接着剤溜まりM5を設けることができ、実施の形態1と同様の効果が得られる。また、実施の形態1と同様に積層の両端の鉄心片202aには、切り欠きを設けない構成とすることで、接着剤7を溜める窪みができ、接着剤7が分割積層鉄心202の内周側、外周側及び積層方向にはみ出したり、こぼれたりすることを抑制でき、更なる作業性の向上が可能となる。
実施の形態3.
以下、本発明の実施の形態3に係る積層鉄心、固定子、積層鉄心の製造方法、固定子の製造方法を図を用いて実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図15(a)は、本実施の形態に係る分割積層鉄心302の平面図である。
図15(b)は、接着剤7を注入中の分割積層鉄心302のZ3−Z3線における断面図である。
図16は、穴a3に滴下した接着剤7が、積層間の隙間Sに浸透する状態を示す模式図である。
図15(a)、(b)に示すように、分割積層鉄心302の最下層以外を構成する鉄心片302cのティース部302ctの中央付近には接着剤7注入用の穴a3を設けている。また、積層の最下層の鉄心片302dだけは、注入した接着剤7が漏れないように、穴a3は設けていない。接着剤7の注入は、図15(b)に示すように分割積層鉄心302の積層方向が鉛直方向と一致するように立てた状態で、穴a3にめがけて接着剤7を垂らし、穴a3を設けていない鉄心片302dで接着剤7を堰き止め、積層間の隙間Sに接着剤7を浸透させる。
本発明の実施の形態3に係る積層鉄心、固定子、積層鉄心の製造方法、固定子の製造方法によれば、分割積層ティース部321の中心付近から分割積層鉄心全体に接着剤7を浸透させることができ、分割積層鉄心302の剛性を向上できる。また、接着剤7を穴a3に滴下するだけで接着剤7を浸透積層間の隙間Sに注入でき、分割積層鉄心302の製造時の作業性を向上できる。
なお、穴a3は接着剤7を滴下できれば、どれだけ小さくても良く、穴a3を小さく構成することで、磁路が妨げられることがなく、分割積層鉄心302の磁気特性を向上できる。また、穴の数も1つに限ったものではなく、分割積層ティース部321の長手方向に2つ以上並べて設け、ディスペンサ8の滴下ノズルを穴の数に合わせて増やしても良い。一度に複数の穴に接着剤7を滴下でき、分割積層鉄心302の生産性が更に向上する。
また、上述のように最下層の鉄心片302dには穴a3は設けなかったが、全ての積層に穴a3を有する鉄心片302cを用い、最下層の鉄心片の穴a3を治具などで塞いで接着剤7を滴下しても良く、このように構成すれば、分割積層鉄心302の全ての積層に同じ鉄心片302cを利用でき、分割積層鉄心302の生産性を向上できる。
実施の形態4.
以下、本発明の実施の形態4に係る積層鉄心、固定子、積層鉄心の製造方法、固定子の製造方法を図を用いて実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図17は、本発明の実施の形態4に係る積層鉄心420にコイル3を巻回した固定子400の平面図である。
図18は、図17の分割積層鉄心402に、積層間を固着する接着剤を滴下する接着剤注入工程を示す図である。
実施の形態1では、ばらばらの分割積層鉄心2を組み合わせて積層鉄心20を構成する例を説明したが、本実施の形態では、複数の分割積層鉄心402が回転連結部25により回転可能に連結されている。
本実施の形態で用いる分割積層鉄心402も実施の形態1の分割積層鉄心2と同様に、分割積層バックヨーク部422の積層間はカシメ部6で連結され、分割積層ティース部421の積層間の隙間に接着剤7を注入、硬化させることで、実施の形態1と同様の効果が得られる。
本発明の実施の形態4に係る積層鉄心、固定子、積層鉄心の製造方法、固定子の製造方法によれば、各分割積層鉄心402を連結し、一体として取り扱うことができ、搬送、組立などの作業性を向上し、組立工程を自動化し易く、積層鉄心420の生産性を向上できる。また、回転連結部25により全ての分割積層鉄心402を回転可能に連結しているため、分割積層ティース部421の間を広げてコイル3を巻回することにより、高密度に生産性よくコイル3を巻回できる。
また、分割積層ティース部421の積層間は接着剤7により固定され剛性が高いため、実施の形態1と同様にコイル3の巻回の際に積層鉄心420の精度が悪化することを防止でき、容易に生産性よく固定子400を組み立てることができる。
なお、図18では複数のディスペンサ8を用いて一度に接着剤7を滴下しているが、1つのディスペンサ8を用いて順に分割積層ティース部421に接着剤7を滴下しても良い。
ここで、接着剤7が回転連結部25に流れ込んで硬化すると、後の組立工程で積層鉄心420をうまく組み立てられない。これを防止するために、カシメ部6を回転連結部25の近くに1箇所ずつ、計2箇所に設けている。このように構成することで、積層間の隙間を分割積層ティース部421側から流れてきた接着剤7がカシメ部6で堰き止められ、回転連結部25に接着剤7が進入することを抑制することができる。
尚、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
100,400 固定子、2,202,302,402 分割積層鉄心、
21,21a,321,421 分割積層ティース部、
22,422 分割積層バックヨーク部、24 溶接部、25 回転連結部、
2a,2b,202a,202b,302c,302d 鉄心片、
2at,2bt,202bt,302ct ティース部、
2ay,2by バックヨーク部、3 コイル、4 フレーム、5 インシュレータ、
6,6a カシメ部、7 接着剤、8 ディスペンサ、9 矯正治具、
M,M2,M3,M4 溝、S 隙間、20,420 積層鉄心、a3 穴。

Claims (15)

  1. バックヨーク部と前記バックヨーク部から突出するティース部からなり、電磁鋼板から打ち抜いた鉄心片を積層した分割積層鉄心を、複数個、円環状に結合した積層鉄心であって、
    前記ティース部が積層された部分である分割積層ティース部の先端の内周面に、前記積層鉄心の軸方向に延在する溝を有し、
    少なくとも前記分割積層ティース部の各積層間は、接着剤で固着されている積層鉄心。
  2. 前記溝の積層方向の両端部は閉じている請求項1に記載の積層鉄心。
  3. 前記溝は、複数に分割されている請求項1又は請求項2に記載の積層鉄心。
  4. 前記溝は、積層方向に垂直な断面がV字形状である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の積層鉄心。
  5. 前記溝は、積層方向に垂直な断面が皿状である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の積層鉄心。
  6. 前記溝は、積層方向に垂直な断面が円弧形状である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の積層鉄心。
  7. 前記分割積層鉄心の各積層間は、前記バックヨーク部に設けた凹凸部をカシメて結合されている請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の積層鉄心。
  8. 前記分割積層鉄心の各積層間は、前記バックヨーク部の外周面を溶接して結合されている請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の積層鉄心。
  9. 隣接する前記分割積層鉄心同士は、前記バックヨーク部の端部同士を回転可能に接続されている請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の積層鉄心。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の前記分割積層鉄心の前記分割積層ティース部にコイルを巻回した固定子。
  11. バックヨーク部と前記バックヨーク部から突出するティース部からなり、電磁鋼板から打ち抜いた鉄心片を積層した分割積層鉄心を、複数個、円環状に結合した積層鉄心の製造方法であって、
    前記ティース部の先端に切り欠きを設けて前記鉄心片を電磁鋼板から打ち抜く鉄心片打ち抜き工程と、
    前記鉄心片を積層し、分割積層ティース部の内周側の先端に軸方向に延在する溝を有する前記分割積層鉄心を構成する積層工程と、
    前記バックヨーク部が積層された部分である、分割積層バックヨーク部を積層方向の両端部から積層方向に加圧する加圧工程と、
    前記加圧工程を実施しながら、前記ティース部が積層された部分である分割積層ティース部の先端を上向きにして、前記分割積層ティース部の溝に対して、接着剤を滴下する、接着剤注入工程と、
    前記接着剤が硬化する前に前記分割積層バックヨーク部に対する加圧を止める脱圧工程と、
    前記分割積層鉄心を円環状に組み合わせて前記積層鉄心を構成する組み立て工程とを備えた積層鉄心の製造方法。
  12. バックヨーク部と前記バックヨーク部から突出するティース部からなり、電磁鋼板から打ち抜いた鉄心片を積層した分割積層鉄心を、複数個、円環状に結合した積層鉄心の製造方法であって、
    前記ティース部に接着剤注入用の穴を設けて前記鉄心片を電磁鋼板から打ち抜く鉄心片打ち抜き工程と、
    前記鉄心片を積層して前記分割積層鉄心を構成する積層工程と、
    前記鉄心片の積層方向が鉛直方向と一致するように載置して、前記穴から接着剤を滴下する、接着剤注入工程と、
    前記分割積層鉄心を円環状に組み合わせて前記積層鉄心を構成する組み立て工程とを備えた積層鉄心の製造方法。
  13. 前記接着剤注入工程の後、前記分割積層鉄心を、外周側と内周側から押圧して鉄心片の積層状態を整える、調整工程を有する請求項11又は請求項12に記載の積層鉄心の製造方法。
  14. 前記積層工程において、隣接する前記鉄心片のバックヨーク部をカシメて結合する請求項11から請求項13のいずれか1項に記載の積層鉄心の製造方法。
  15. 請求項11から請求項14のいずれか1項に記載の前記分割積層鉄心の分割積層ティース部に、コイルを巻回するコイル巻回工程を備えた固定子の製造方法。
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