JP2015132274A - クリップおよびピラーガーニッシュ取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】大きなガタ防止弾性片撓み代を確保してもクリップ取付座の必要平面を広くする必要がないクリップとそれを用いたピラーガーニッシュ取付構造の提供。【解決手段】クリップ10は座部20とガタ防止弾性片50を有する。弾性片50は、座部20のクリップ中心軸線10aから離れた座部部位20aにクリップ軸方向に対応する弾性片部位50aから、座部20から離れる方向にクリップ中心軸線10a側に向かって座部20に対して斜めに延びる傾斜部54を有する。傾斜部54が、クリップ中心軸線10a側に向かって座部20に対して斜めに延びるので、ボデー90のクリップ取付座の必要平面は傾斜部54を含む面と平行方向に座部20から離れるにしたがって狭くなる。したがって、弾性片50のクリップ軸方向撓み代を大きくしても、クリップ取付座の必要平面を広くする必要はない。【選択図】 図1

Description

本発明は、クリップおよびそれを用いたピラーガーニッシュ取付構造(「取付構造」は「取付装置」と云ってもよい)に関する。
特許文献1は、クリップおよびそれを用いたピラーガーニッシュ取付構造を開示している。クリップは、カーテンエアバッグ(以下、CSAともいう。CSAはCurtain Shield Airbag の略である)が収納されたピラーガーニッシュをピラーに取り付けると共に、CSA展開時にピラーガーニッシュの飛散を防止する機能を持つ。
従来クリップは、座部と、座部の一面に直交する軸部および軸部の座部から離れた部位から座部側に向かって延びる係止爪と、クリップ中央から外周に向かって放射状に、かつ、座部に対して斜めに延びるガタ防止弾性片(単に、弾性片とも云う)と、を有する。軸部がボデー係止孔に挿入されてクリップがボデーに取り付けられた時、ボデーのボデー係止孔周縁部は係止爪と弾性片との間に挟まれ、弾性片の弾性撓みによりクリップとボデー間のガタが吸収され、クリップのボデーに対するガタ付きが防止される。
特開2013−113419号公報
しかし、従来クリップには、つぎの課題がある。
弾性片がクリップ中央から外周に向かって放射状にかつ斜めに延びるため、クリップ挿入方向に大きな弾性片撓み代を確保しようとすれば弾性片の外形が大きくなり、ボデーのクリップ取付座の必要平面が広くなり、大きなクリップ取付スペースが必要となる。
逆に、クリップ取付座の必要平面、スペースを抑えると、クリップ挿入方向の弾性片撓み代を大きくできなくなる。その結果、弾性片がボデーに接触した後すぐに弾性片反力が急激に増大してクリップがボデーに正規嵌合しているか否かがわかりにくくなり、クリップの未嵌合(一対の係止爪の両方が嵌合していない状態)、半嵌合(一対の係止爪の片方が嵌合していない状態)が生じても見付けにくくなる。また、ボデーパネルの板厚変化を弾性片の変形で吸収するのが難しくなる。
本発明の目的は、クリップ挿入方向に大きな弾性片撓み代を確保するのに、ボデーのクリップ取付座の必要平面を広くする必要がないクリップ、およびそれを用いたピラーガーニッシュ取付構造を提供することにある。
上記目的を達成する本発明のクリップおよびピラーガーニッシュ取付構造は、つぎの態様をとることができる。なお、括弧付きの符号は図面に現れる部材番号に対応する。
本発明の第1の態様では、クリップ(10)は、座部(20)と弾性片(50)を有する。
弾性片(50)は、座部(20)のクリップ中心軸線(10a)から離れた座部部位(20a)にクリップ軸方向に対応する弾性片部位(50a)からクリップ中心軸線(10a)側に向かって座部(20)に対して斜めに延びる傾斜部(54)を有する。
本発明の第2の態様では、上記第1の態様において、クリップ(10)はクリップ中心軸線(10a)から離れる方向に延びる係止解除レバー(40)を有する。
弾性片(50)は係止解除レバー(40)が延びる方向と直交する方向に2分割されており、2分割された弾性片(50)の間の空間に係止解除レバー(40)が延びている。
本発明の第3の態様では、上記第1の態様または第2の態様において、弾性片(50)の傾斜部(54)と座部(20)の少なくとも一方には、傾斜部(54)と座部(20)の他方に近づく方向に延びる延設部(56)または突起部(60)が形成されている。
本発明の第4の態様では、上記第1の態様−第3の態様の何れか1つの態様において、クリップ(10)がピラーガーニッシュ(80)をピラー(90)に取り付けるテザークリップ(10)である。弾性片(50)の傾斜部(54)を含む面は、ピラーガーニッシュ(80)の長手方向に延びている。
本発明の第5の態様では、ピラーガーニッシュ取付構造(1)が、上記第4の態様のクリップ(10)を用いてピラー(90)に取り付けられるピラーガーニッシュ(80)を備えている。
第1の態様に係るクリップでは、弾性片の傾斜部が、座部のクリップ中心軸線から離れた座部部位にクリップ軸方向に対応する弾性片部位からクリップ中心軸線側に向かって座部に対して斜めに延びる。そのため、傾斜部の内側端よりクリップ中心軸線側の面積である、クリップ取付座の必要平面が、傾斜部を含む面と平行方向に狭くなり、クリップ取付スペースを小さくすることができる。その結果、クリップ挿入方向に従来クリップより大きな弾性片撓み代を確保しても、ボデーのクリップ取付座の必要平面を広くする必要がない。
第2の態様に係るクリップによれば、2分割された弾性片の間の空間に係止解除レバーが延びているので、クリップを取り外す時に、弾性片が係止解除レバーの操作の邪魔にならない。これによって、サービス時におけるクリップ取り外し作業性が向上する。
第1、第2の態様において、クリップ挿入方向に従来クリップより大きな弾性片撓み代を確保すると、弾性片反力対弾性片変形量特性(図7)に、クリップ挿入量に対する弾性片反力の変化が小さい領域(以下、フラット化領域ともいう)Fを比較的広い弾性片変形量範囲にわたって形成できる。また、その領域Fにクリップのボデーへの正規嵌合位置(一対の係止爪がボデー係止周縁部に係止する位置)Rを設定できる。その結果、従来クリップのような急激な弾性片反力の増大による未嵌合、反嵌合は防止しやすくなる。フラット化領域の途中でクリップの押し込みが止まった場合に生じる未嵌合、反嵌合に対しては、つぎの第3の態様により対策できる。
第3の態様に係るクリップでは、弾性片の傾斜部と座部の少なくとも一方に傾斜部と座部の他方に近づく方向に延びる延設部または突起部が形成されている。そのため、弾性片反力対弾性片変形量特性のフラット化領域に、局部的に、クリップのボデー係止孔への挿入時に一方に形成した延設部または突起部が、他方または他方に形成した延設部または突起部に当たった時に現れる山M(挿入荷重が意図的に高くなる部分、図7に図示)を形成できる。
この山は、以下のように、クリップのボデーとの未嵌合や半嵌合の抑制に利用できる。クリップの押し込み力または押し込み量が不十分な場合は、山領域でクリップの挿入が止まるかもしれない。その場合はクリップを用いて取り付けられる部品(たとえば、ピラーガーニッシュ)がそのまわりの部品から浮き上がっているので、外観から目視で、クリップが未嵌合や半嵌合であることがわかり、さらに押し込めばよい。
クリップの押し込み力が十分な場合は、クリップの挿入力が山を乗り越える時の勢いで、正規嵌合位置まで一気にクリップを押し込むことができる。また、山を乗り越える時にクリック感(節度感)があるので、クリック感を感じてさらに押し込むことにより、正規嵌合位置の手前でクリップの挿入を止めることを抑制できる。
第4の態様に係るクリップによれば、弾性片の傾斜部を含む面がピラーガーニッシュの長手方向に延びているので、クリップ取付座の必要平面は、ピラーガーニッシュの長手方向のみにおいて縮小される。クリップ取付座の必要平面の縮小に伴ってピラーガーニッシュはクリップまわりにピラーガーニッシュ長手方向にガタつこうとするが、通常、ピラーガーニッシュはピラーガーニッシュ長手方向に沿ってボデーと当たりガタ付きが抑制されるので、ピラーガーニッシュの長手方向のガタつきは問題にならない。ピラーガーニッシュの幅方向には、分割された2つの弾性片の外形寸法は縮小されない。したがって、ピラーガーニッシュの幅方向におけるピラーガーニッシュのガタつき抑制は、従来クリップと同程度に維持される。
第5の態様に係るピラーガーニッシュ取付構造によれば、第4の態様のクリップが用いられているので、第4の態様のクリップと同じか、あるいは類似の効果が得られる。
本発明の第1実施例に係るクリップの正面図である。 図1のクリップの側面図である。 図1のクリップの平面図であり、図8のクリップの平面図として準用される。 図1のクリップの斜視図である。 本発明のクリップを用いたピラーガーニッシュ取付構造の断面図である。 図5のピラーガーニッシュ取付構造の、6−6線拡大断面図である。 本発明のクリップの弾性片反力対弾性片変形量(撓み量)図である。 本発明の第2実施例に係るクリップの正面図である。 図8のクリップの側面図である。 図8のクリップの斜視図である。 本発明の第3実施例に係るクリップの正面図である。 図11のクリップの底面図である。
本発明のクリップ10、およびクリップ10がテザークリップである場合にそのテザークリップを用いてピラーガーニッシュをボデーに取り付けたピラーガーニッシュ取付構造1を、図1−図12を参照して説明する。ピラーガーニッシュ取付構造1の主要部はクリップ10であるため、クリップ10とピラーガーニッシュ取付構造1とは主要部が同じである。図1−図4および図7−図12はクリップ10に係わり、図5および図6はピラーガーニッシュ取付構造1に係わる。
図1−図4は本発明の第1実施例に係わり、図8−図10は本発明の第2実施例に係わり、図11および図12は本発明の第3実施例に係わる。図5−図7は本発明の全実施例に適用、または準用される。
本発明の全実施例にわたって共通する構成部分には、本発明の全実施例にわたって同じ符号を付してある。
〔第1実施例〕
まず、図1−図7を参照して、本発明の第1実施例に係るクリップ10およびピラーガーニッシュ取付構造1の構成を、作用と共に説明する。図示例は、クリップ10がピラーガーニッシュをボデーに固定するテザークリップ(クリップと同じであるからクリップと同じ符号を付す)10からなる場合を示しているが、クリップ10はテザークリップ10以外のクリップであってもよく、たとえば、CSAをボデーに固定する通常の固定クリップであってもよい。
クリップ10は可撓性を有する樹脂材からなる。樹脂材は、たとえばポリヘキサメチレンアジポアミドである。ただし、可撓性を有し必要な強度をもつ樹脂材であれば、それ以外の樹脂材であってもよい。
図1−図4に示すように、クリップ10はクリップ軸方向に延びるクリップ中心軸線10aを有する。クリップ10は、クリップ中心軸線10aと直交する座部20と、1つ以上のガタ防止弾性片(以下、単に「弾性片」とも云う)50を有する。弾性片50は、クリップ10をボデー90に取り付けた時にクリップ10とボデー90との間のガタを、弾性片50の弾性変形を伴って吸収し、クリップ10のボデー90に対するガタ付きを抑制する。弾性片50は、図示例のようにクリップ10と一体に形成されていてもよいし、クリップ10と別体のセパレータに形成されていてもよい。
クリップ10は、さらに、座部20と直交する方向に座部20から離れる方向に延びる軸部(脚部またはボデー取付部と云ってもよい)22と、クリップ軸方向に座部20から離れた位置にある軸部22との結合部32から座部20側に延びて自由端で終わる係止爪30と、を有していてもよい。軸部22と、係止爪30と、弾性片50は、クリップ軸方向に、座部20に対し同じ側にある。
軸部22の中心軸線はクリップ10の中心軸線10aと一致する。軸部22は、中空である。クリップ中心軸線10aと直交する方向における軸部22の断面の外形は、ほぼ長方形、またはほぼ円形である。ほぼ長方形には、正方形や長方形の角を丸めた形状を含む。図示例は軸部22の断面の外形がほぼ長方形の場合を示す。
クリップ中心軸線10aを挟んで互いに対向する軸部22の部位に一対の開口部が設けられている。各係止爪30は各開口部に設けられる。一対の係止爪30は、クリップ軸方向と直交する方向に、互いに対向しており、クリップ中心軸線10aを中心にして互いに対称である。
各係止爪30は、軸部22との結合部32を除いて軸部22および座部20からスリット26により切り離されている。すなわち、軸部22との結合部32を除いて、軸部22および座部20と、係止爪30との間には、逆U字状のスリット26が存在する。スリット26の座部20から遠い側の端部の軸方向位置と結合部32の軸方向位置とは一致するかあるいはほぼ一致する。クリップ10が可撓性を有する樹脂材からなるため、係止爪30は、クリップ中心軸線10aに接近、離反する方向に、すなわち、結合部32まわりに倒れ、起立する方向に、弾性変形可能である。
各係止爪30は、突出部34と係止解除レバー40を有している。突出部34と係止解除レバー40とは、クリップ軸方向に、互いに離れている。係止爪30の自由状態、すなわち、係止爪30に荷重がかかっていない状態において、突出部34は、軸部22の外面よりも、クリップ中心軸線10aから離れる方向に突出する。すなわち、係止爪30のうち軸部22の外面よりもクリップ中心軸線10aから離れる方向に突出した部分が突出部34である。突出部34は、クリップ軸方向における突出部34の少なくとも一部に、結合部32から係止爪30の座部20側先端部に向かって、クリップ中心軸線10aから離れる方向に傾斜した摺動面36を有する。摺動面36は、クリップ10をボデー係止孔(クリップ取付孔とも云う)92に挿入する時に、ボデー係止孔92内面に摺動する摺動面となる。摺動面36の傾斜の起点は、結合部32にあってもよいし、結合部32からクリップ軸方向に離れた位置にあってもよい。
係止爪30は、クリップ10をボデー90(たとえば、ピラーのインナーパネル)のボデー係止孔92に挿入する時に摺動面36がボデー係止孔92の内面で押されてクリップ中心軸線11aに近づく方向に倒れ変形する。また、係止爪30は、ボデー係止孔92を通り過ぎた時に元の位置(自由状態の位置)に弾性復帰する。元の位置に弾性復帰した後は、係止爪30の突出部34の座部対向面であるボデー係止面38がボデー90のボデー係止孔92周縁部とクリップ軸方向に係合し、クリップ10がボデー係止孔92から抜けないか、あるいは抜けにくくなる。
係止解除レバー40は、各係止爪30に設けられる。係止解除レバー40は、クリップ軸方向に座部20に近い側の係止爪先端部に設けられ、クリップ中心軸線10aに対してほぼ直角の方向にクリップ中心軸線10aから離れる方向に延びる。係止解除レバー40の先端は、突出部34の外側端よりもクリップ中心軸線10aから離れた位置にある。また、係止解除レバー40の先端は、同じ方向における座部20の外側端よりもクリップ中心軸線10aから離れた位置にある。
サービス時においてクリップ10をボデー係止孔92から外す時には、一対の突出部34の外側面間距離がボデー係止孔92の内面距離と同一かそれ以下となるまで、一対の係止爪30の係止解除レバー40を互いに近づく方向に押し、ついでクリップ10をクリップ軸方向に引張り、軸部22をボデー係止孔92から引き抜く。
弾性片50は、座部20のクリップ中心軸線10aから離れた座部部位20aにクリップ軸方向に対応する弾性片部位50aから、クリップ中心軸線10a側に向かって、かつ、座部20から離れる方向に、座部20に対して斜めに延びる傾斜部54を有する。
上記において、座部20のクリップ中心軸線10aから離れた座部部位20aにクリップ軸方向に対応する弾性片部位50aは、クリップ10自体の部位であってもよいし、クリップ10とは別体のセパレータの部位であってもよい。また、弾性片50が座部20と一体に形成されている場合、弾性片部位50aはクリップ軸方向に座部部位20aと一致した弾性片部位であってもよいし、あるいは、クリップ軸方向に座部部位20aから後述する軸方向部52の長さだけ離れた弾性片部位であってもよい。
傾斜部54を含む面と平行方向には、図1に示すように、弾性片50はクリップ中心軸線10aの両側に設けられる。また、傾斜部54を含む面と直交方向には、図2に示すように、弾性片50はクリップ中心軸線10aの両側に設けられる。したがって、図4に示すように、弾性片50は合計4つ設けられている。
傾斜部54を含む面と平行方向には、図1に示すように、傾斜部54がクリップ中心軸線10a側に向かってかつ座部20から離れる方向に斜めに延びるので、クリップ中心軸線10aの両側にある弾性片50の傾斜部54の間隔は、座部20から離れるに従って狭くなる。一対の弾性片50における座部20から遠い側の傾斜部54の先端50bでの間隔をL1とする。一対の傾斜部54を含む面内における、座部20の外形寸法をL0(図示しない)とすると、間隔L1はL0以下である。座部から離れるに従ってクリップ中心軸線から遠くなるように傾斜する傾斜部を有していた従来クリップでは、一対の傾斜部の先端部間隔寸法(本発明品のL1に対応する寸法)は、座部の外形寸法L0より大である。また、間隔L1は、ボデー90の長方形状のクリップ取付座の必要面積の一辺に対応する。したがって、ボデー90のクリップ取付座の必要面積は、座部から離れるに従ってクリップ中心軸線から遠くなるように傾斜する傾斜部を有していた従来クリップの、クリップ取付座の必要面積に比べて、小さくなる。
傾斜部54がクリップ中心軸線10a側に向かって斜めに延びるので、弾性片50の長さのクリップ軸方向成分を従来クリップより長くしクリップ挿入方向に大きな弾性片撓み代を確保しても、クリップ取付座の必要平面は従来クリップに比べて広くならない。そして、弾性片撓み代を従来クリップより大きくすることにより、図7の弾性片反力対弾性片変形量特性において、広い弾性片変形領域にわたって、クリップ挿入量に対する弾性片反力の変化が小さい領域(フラット化領域)Fを設定できる。また、弾性片撓み代を従来クリップより大きくしたことにより、本発明の弾性片50の方が従来クリップの弾性片より先にボデー50に当接する。このフラット化領域Fに、クリップ10のボデー90への正規嵌合位置Rを設定する。これにより、正規嵌合位置Rより手前で、長いストロークにわたって低反力にてクリップ10を押し込むことができる。これによって、クリップ10のボデー係止孔92への挿入性が向上する。従来クリップでは、弾性片が外側に傾斜していたため、弾性片を長くするとクリップ取付座の必要平面が広くなり、クリップ取付座の必要平面を広くすることなく弾性片撓み代を大きくすることはできない。
傾斜部54がクリップ中心軸線10a側に向かって斜めに延び、間隔L1が縮小されたことにより、傾斜部54を含む面と平行方向には、クリップ10のボデー90に対するガタ付き抑制作用は従来クリップに比べて低下する。しかし、被取付物(たとえば、ピラーガーニッシュ)80の長手方向には、被取付物80がクリップ10部位とは異なる部位で、他の部材、たとえばボデー90に当たってガタ付きが防止されるので、被取付物80の長手方向のガタ付きは問題にならない。被取付物80が問題となるのは、通常、被取付物80の幅方向、すなわち、本発明のクリップ10で云えば傾斜部54を含む面と直交方向である。
傾斜部54を含む面と直交方向には、図2に示すように、傾斜部54は座部20に対して直交する。傾斜部54を含む面と直交方向には、クリップ中心軸線10aの両側にある一対の傾斜部54の間隔は、一定である。傾斜部54を含む面と直交方向における一対の傾斜部54の外面間間隔をL2とすると、L2はL1よりも大きく設定され、従来クリップにおける一対の傾斜部の外面間間隔と同じか、またはほぼ同じに設定される。この結果、傾斜部54を含む面と直交方向には、クリップ10による被取付物80のボデー90に対するガタ付き抑制作用は、従来クリップと同程度に維持される。
傾斜部54を含む面と平行方向には、図1に示すように、弾性片50は、クリップ中心軸線10aを中心にして互いに対称に設けられる。クリップ中心軸線10aの各側に設けられた弾性片50は、図2に示すように、傾斜部54を含む面と直交方向に2分割されている。2分割された弾性片50の間には空間が設けられ、そこに係止解除レバー40が配置されている。係止解除レバー40は傾斜部54を含む面と平行方向に延びる。
傾斜部54を含む面と直交方向において2分割された弾性片50の間には空間が設けられているので、2つの弾性片50の外面間間隔L2が従来クリップと同じである場合に、各弾性片50の幅は、分割されない従来クリップの弾性片の幅よりも狭くなる。その結果、弾性片50の曲げ剛性が従来クリップに比べて小さくなり、弾性片50がクリップ軸方向に弾性変形する時の反力が小さくなる。したがって、図7に示すように、4つの弾性片50の合成反力対変位量(撓み量)特性は、クリップ10のボデー90に対する正規嵌合位置およびそれより手前で、広い変位領域Fにわたって、容易にフラットになる。従来クリップにおける反力対変位量特性は、図7で二点鎖線で示すように、急勾配で立ち上がる。
弾性片50は、傾斜部54の座部側端部から座部20側に向かってクリップ軸方向に延びる軸方向部52を有していてもよい。図示例は、弾性片50が軸方向部52を有する場合を示す。弾性片50が軸方向部52を有する場合、軸方向部52は座部20と傾斜部54との間にわたって延びる。弾性片50が軸方向部52を持たない場合、傾斜部54は座部20に直接接続してもよい。
フラット化領域Fを設けたことにより、従来クリップのような弾性片反力が急激に立ち上がることによるクリップの未嵌合、半嵌合は防止される。しかし、フラット化領域Fを設けたことにより、正規嵌合位置Rの手前でクリップの押し込みが止められてクリップ未嵌合、半嵌合が生じるおそれが出てくる。それを防止するために、つぎの構造をとる。
弾性片50の傾斜部54と座部20の少なくとも一方には、傾斜部54と座部20の他方に近づく方向に延びる延設部56または突起部60が形成されている。たとえば、傾斜部54に延設部56が形成され、座部20に突起部60が形成されている。これによって、図7に示すように、弾性片反力対弾性片変形量特性に形成されたフラット化領域Fに、局部的な山(挿入荷重が大となる部分)Mを形成できる。たとえば、山Mは、クリップのボデー係止孔への挿入時に、延設部56が突起部60に当接した時に現れる。当接開始で山Mは立ち上がり、当接部が滑って当接が外れるかまたは延設部56または突起部60が変形した時に山Mは下降する。山Mの位置は当接する2つの面の間隔で適宜に設定でき、山Mの高さは当接する2つの面の外れにくさ、または延設部56または突起部60の変形のし難さにより適宜に設定できる。
この山Mを利用することにより、クリップ10のボデー90との未嵌合や半嵌合を、山が形成されない場合よりも抑制できる。さらに詳細には、クリップ10をボデー90のボデー係止孔92に挿入する際、山Mを越える時に節度感があり、それよりさらにクリップ10を押し込み、弾性片50をさらに撓ませることによりクリップ10をボデー係止孔92に正規嵌合させる。正規嵌合した時には、ボデー係止面38がボデー90のボデー係止孔92周縁部に面接触する。山Mの位置を正規嵌合位置Rの手前に所定距離離して設けておき、この所定距離を、被取付物80のまわりの部材からの浮き上がりが目視にて容易に判別できる量(たとえば、2mm以上)に設定しておくことにより、山Mの位置でクリップの押し込みが止まってクリップ10がボデー90に対して未嵌合あるいは半嵌合されても、それを容易に認知できる。その場合はクリップ10をさらに押し込むことにより、未嵌合あるいは半嵌合を阻止できる。また、山Mを乗り越える時に節度感(クリック感)があるので、クリップ10をボデー係止孔92に押し込んで行く時に節度感を得たところから一気に強く押し込むことにより、山Mまたはフラット化領域Fの途中で止まることなく、クリップ10を正規嵌合位置Rに押し込むことができる。
つぎに、クリップ10がテザークリップ(クリップと同じであるため、テザークリップの符号も10とする)である場合の、上記クリップ10の構成に追加されるテザークリップ11の追加構成と、テザークリップ10を用いたピラーガーニッシュ取付構造1の構成を、作用と共に説明する。なお、ピラーガーニッシュ取付構造1は、テザークリップ10と、ボデーであるピラー(ピラーの符号も90とする)90と、テザークリップ10を用いてピラー90に取り付けられる、被取付物であるピラーガーニッシュ80と、を備える。
ピラーガーニッシュ80は、クリップ10と同等かそれよりは硬質のプラスチックからなる。図5、図6に示すように、ピラーガーニッシュ80は、テザークリップ10によってピラー90のインナーパネルに取り付けられる。ピラーガーニッシュ80の長手方向は、ピラー90の長手方向と同じ方向に向けられる。ピラーガーニッシュ80は底壁82と少なくとも2つの係合壁86を有する。底壁82には長方形のテザー部挿通孔84が設けられる。CSA88は、ピラーガーニッシュ80の背部空間に、折り畳まれた状態で収納される。車両衝突時、CSA88が展開膨張され、ピラーガーニッシュ80を車室側に押して、ピラー90との間に展開用隙間を形成し、その隙間を通って乗員とサイドドアとの間に展開し、乗員頭部を保護する。図6の符号88’は、展開途中のCSAの一部を示し、80’は押されたピラーガーニッシュの一部を示す。
図1−図3、図5および図6に示すように、テザークリップ10は、テザー部70と係合保持部72を有する。テザー部70は、ピラーガーニッシュ80の長手方向に延びることが望ましいが、ピラーガーニッシュ80の長手方向と直交方向に延びてもよい。係合保持部72は座部20の中央部から立ち上がるが、テザー部70は係合保持部72よりも座部20の端部に近い部位から立ち上がる。1つのテザー部70と1つの係合保持部72が設けられる。テザー部70の中心と係合保持部72の中心は、ピラーガーニッシュ80の長手方向に延びる同一面内に設けられることが好ましい。テザー部70と係合保持部72は、互いに離して設けられる。
テザー部70は、軸部22と反対側に座部20から立ち上がる立ち上がり部70aと、座部20から遠い側の先端に設けられたアンカー部70bと、立ち上がり部70aとアンカー部70bとを連結する連結部70cと、を有する。連結部70cの長手方向の少なくとも一部は湾曲していてもよい。連結部70cの湾曲の方向は、ピラーガーニッシュ80の長手方向であることが好ましいが、ピラーガーニッシュ80の長手方向と直交方向であってもよい。テザー部70および連結部70cの湾曲方向をピラーガーニッシュ80の長手方向に向けることにより、連結部70cを長くでき、CSA88展開時におけるピラーガーニッシュ80とピラー90との間の展開用隙間を大きくとることができる。
アンカー部70bは、ピラーガーニッシュ80の底壁82のテザー部挿通孔84に挿通され、かつ、係合壁86間の空間部を挿通して係合壁86間外に延ばされ、90度回転されて、CSA展開時にアンカー部70bが係合壁86の端面に係止するようにされる。テザークリップ10がピラーガーニッシュ80に取り付けられた状態で、テザークリップ10の軸部22がピラー90のボデー係止孔92に押し込まれ、テザークリップ10付きピラーガーニッシュ80がピラー90に取り付けられる。
係合保持部72は、軸部22と反対方向に座部20から立ち上がる。係合保持部72は、立ち上がり部72aと膨出部72bを有する。立ち上がり部72aは、底壁82のテザー部挿通孔84周縁部の厚みとほぼ等しい量だけ座部20から立ち上がる。膨出部72bは、立ち上がり部72aの先端からさらに座部20から離れる方向に延びるとともに立ち上がり部72aの立ち上がり方向と直交する方向に膨出する。膨出部72bは立ち上がり方向と直交する方向に弾性をもつように中空形状に形成される。
テザークリップ10をピラーガーニッシュ80に取り付ける時には、係合保持部72を底壁82のテザー部挿通孔84に押し込む。この時、膨出部72bが膨出量が低減する方向に弾性変形してテザー部挿通孔84を通り抜ける。膨出部72bがテザー部挿通孔84を通り抜けると、膨出部72bが元の位置(自由状態の位置)に弾性復帰し、底壁82を膨出部72bと座部20との間に保持する。この状態を維持したまま、テザークリップ10がピラー90に取り付けられる。
CSA展開時、膨張するCSA88によってピラーガーニッシュ80がピラー90から離れる方向に押される。その時、テザー部挿通孔84の周縁部が係合保持部72の膨出部72bを抜き方向に押し、膨出部72bを膨出量が低減する方向に弾性変形させ、膨出部72bを通り抜け、底壁82が係合保持部72の膨出部72bから外れる。その結果、テザー部70のアンカー部70bが係合壁86のピラーガーニッシュ長手方向端面に当接するまで、ピラーガーニッシュ80は移動し、ピラー90との間にCSA88の展開用隙間を作る。CSA88は、ピラー90とピラーガーニッシュ80との間の展開用隙間を通して車室内方向に、乗員とサイドドアとの間に展開し、乗員頭部を拘束、保護する。
CSA展開時、アンカー部70bが係合壁86のピラーガーニッシュ長手方向端面に当接すると、ピラーガーニッシュ80はそれ以上移動できなくなり、ピラーガーニッシュ80の車室方向への飛散が防止される。
以上の構成、作用は、本発明の全実施例に共通に適用できる。
本発明の第1実施例に係るクリップ10は、上記の構成、作用に加えて、さらにつぎの構成、作用を有する。
図1−図4に示すように、弾性片50は軸方向部52と傾斜部54と延設部56を有する。座部20は軸部22側に突出する突起部60を有する。
弾性片50の軸方向部52は、座部20の端部に位置する座部部位20aからクリップ軸方向に延びる。弾性片50の傾斜部54は、軸方向部52の座部20から遠い側の端部に位置する弾性片部位50aから、クリップ軸方向で座部20から離れる方向に、かつ、クリップ中心軸線10aに近づく方向に、座部20に対して斜めに延びる。延設部56は、傾斜部54の座部20から遠い側の端部から、クリップ軸方向かつ座部20に近づく方向に、かつ、クリップ中心軸線10aに近づく方向に、座部20に対して斜めに延びる。弾性片50が一端のみで支持されているため、クリップ10をボデー90に装着する際、弾性片50の傾斜部54の座部20から遠い側の端部50bがボデー90に当接して押された時には、弾性片50は座部20側に従来クリップより低反力で広いストロークにわたって撓む。その結果、弾性片50は図7の弾性片反力対弾性片変位特性において、従来クリップに比べて広い変位領域にわたって低反力のフラット化領域Fを持つ。
傾斜部54を含む平面内において、突起部60はほぼ三角形状を有し、座部20から離れるに従って先細りとなる。クリップ10をボデー90に装着する際、弾性片50の傾斜部54の座部20から遠い側の端部50bがボデー90に当接し押されて弾性片50および延設部56が座部20側に弾性変形する時に、延設部56の座部20側端部56aが当たる位置に、突起部60の先端部60aが設けられる。その結果、図7の弾性片反力対弾性片変位特性において、フラット化領域Fに、延設部56の先端部56aが突起部60の先端部60aに当たった時に現れる山Mが形成される。山Mは、延設部先端56aが突起部60の先端部60aに当たった時に立ち上がり延設部先端56aが突起部60の先端部60aから外れて突起部60の表面を滑った時に下降する。この山Mは、前述のように、クリップ10の未嵌合、半嵌合防止に利用できる。
つぎに、第1実施例のクリップ11とそれを用いたピラーガーニッシュ取付構造1の効果を説明する
まず、弾性片50の傾斜部54が、座部20のクリップ中心軸線10aから離れた座部部位20aにクリップ軸方向に対応する弾性片部位50aからクリップ中心軸線10a側に向かって座部20に対して斜めに延びる。そのため、傾斜部50の内側端かそれより内側の面積(L1×L2)である、クリップ取付座の必要平面が従来クリップに比べて狭くなり、クリップ取付けの必要スペースを小さくすることができる。その結果、弾性片50の長さのクリップ軸方向成分を従来クリップのそれより長くしてクリップ挿入方向に大きな弾性片50撓み代を確保しても、クリップ取付座の必要平面が従来クリップのそれより広くなることはない。従来クリップでは、弾性片が外側に傾斜するので、クリップ挿入方向に大きな弾性片撓み代を確保するために弾性片の長さを長くすれば、クリップ取付座の必要平面が大きくなり、クリップ配置を困難にするという問題が生じたが、本発明ではそのような問題が生じない。
弾性片撓み代を大きくすることにより、図7に示すように、弾性片反力対弾性片変形量特性に、広い変形量領域にわたって低反力のフラット化領域Fを形成でき、そのフラット化領域Fに、クリップ10のボデー90への正規嵌合位置Rを設定できる。それにより、クリップ10をボデー90に挿入した際弾性片50がボデー90に接触後すぐに反力が急激に増加することが抑制される。そのため、弾性片反力が急激に増大して正規嵌合位置近辺まで押し込まれたか否かが分かりにくい従来クリップで生じるおそれがあった、クリップの未嵌合、半嵌合を抑制することができる。また、ボデー90の板厚変化を吸収するのが容易になる。その結果、1種類のクリップ10で異なる車種に対応でき、ボデー板厚が薄い場合でもガタ止めのための弾性片50の必要反力を容易に得ることができる。
また、2分割された弾性片50の間の空間に係止解除レバー40が延びているので、サービス時などにおいてクリップ10を取り外す時に、弾性片50が係止解除レバー40の操作の邪魔にならない。これによって、クリップ取り外し作業性が向上する。また、係止解除レバー40の両側に弾性片50が位置するので、弾性片50が、展開するCSA88が係止解除レバー40に接触して係止解除レバー40を押し係止解除レバー40を誤まって係止解除することを防止する効果も得られる。2分割された弾性片50の間に空間が設けられるので、各弾性片50の幅を狭くすることができる。これによって、弾性片50の剛性を低下することができ、フラット化領域Fの高さを低くできる。
また、傾斜部54を含む面がピラーガーニッシュ80の長手方向に延びているので、ピラー90のクリップ取付座の必要平面は、ピラーガーニッシュ80の長手方向のみにおいて縮小される。クリップ取付座の必要平面の縮小に伴ってピラーガーニッシュ80はクリップ10まわりにピラーガーニッシュ長手方向にガタつこうとする。しかし、ピラーガーニッシュ80はクリップ10からピラーガーニッシュ長手方向に離れた部位においてピラー90に当たっているので、ピラーガーニッシュ80のピラーガーニッシュ長手方向におけるガタつきは問題にならない。ピラーガーニッシュ80の幅方向には、クリップ取付座の必要平面は縮小されず、弾性片の外形寸法L2も縮小されない。したがって、ピラーガーニッシュ80の幅方向におけるピラーガーニッシュ80のガタつき抑制は、従来クリップと同程度に維持される。
また、弾性片50の傾斜部54と座部20の少なくとも一方に、傾斜部54と座部20の他方に近づく方向に延びる延設部56または突起部60が形成されている。たとえば、傾斜部54に延設部56に形成され、座部20に突起部60が形成されている。そのため、弾性片反力対弾性片変形量特性のフラット化領域Fに、山Mを形成できる。この山Mを利用することにより、クリップ10のボデー90との未嵌合や半嵌合を、山Mが形成されない場合よりもさらに抑制できる。
また、ピラーガーニッシュ取付構造1では、上記のクリップ10が用いられているので、上記のクリップ10と同じか、あるいは類似の効果が得られる。
以上の効果は、本発明の全実施例において得られる。
本発明の第1実施例では、上記の効果に加えて、さらにつぎの効果が得られる。
弾性片50が傾斜部54端部で折れ曲がって座部20側に延びる延設部56を有し、延設部56の先端56aが座部20の突起部60の先端60aに対向している。そのため、弾性片反力対弾性片変形量特性のフラット化領域Fに、クリップ10のボデー係止孔92への挿入時に延設部先端56aが座部の突起部先端60aに当接した時に現れる局部的な山Mを形成できる。山Mは、フラット化領域Fでのクリップ10のボデー90への未嵌合や半嵌合の抑制に利用できる。
〔第2実施例〕
図8−図10は、本発明の第2実施例のクリップ10を示す。図3は、本発明の第2実施例のクリップ10にも準用される。第2実施例のクリップ10を用いたピラーガーニッシュ取付構造1とその特性には、図5−図7が準用される。本発明の第1実施例で本発明の全実施例に適用できるとした構成、作用、効果は、本発明の第2実施例に適用、または準用される。
本発明の第2実施例は、本発明の第1実施例で本発明の全実施例に適用できるとした構成、作用、効果に加えて、さらにつぎの構成、作用、効果を有する。
まず、構成、作用については、図8−図10、および図5−図7に示すように、弾性片50は座部20に一体に形成されている。弾性片50は軸方向部52と傾斜部54を有するが、延設部56は有さない。座部20は軸部22側に突出する突起部60を有する。
弾性片50の軸方向部52は、座部20の端部に位置する座部部位20aからクリップ軸方向に延びる。弾性片50の傾斜部54は、軸方向部52の座部20から遠い側の端部に位置する弾性片部位50aから、クリップ軸方向で座部20から離れる方向に、かつ、クリップ中心軸線10aに近づく方向に、座部20に対して斜めに延び、自由端で終わる。弾性片50が一端のみで支持されているため、クリップ10をボデー90に装着する際、弾性片50の傾斜部54の座部20から遠い側の端部50bがボデー90に当接して押された時には、弾性片50は容易に撓む。その結果、弾性片50は図7の弾性片反力対弾性片変位特性において、従来クリップに比べて広い変位領域にわたって、低反力のフラット化領域Fを持つ。
突起部60は座部20に直交する方向に延びる。クリップ10をボデー90に装着する際、弾性片50がボデー90によって押されて座部20側に弾性変形する時に傾斜部54が当たる位置に突起部60が設けられる。突起部60は、座部20から離れる方向に延びて自由端で終わる。突起部60は一端のみで支持されているため、曲げ剛性が小さく、傾斜部54で押された時に撓む。その結果、図7の弾性片反力対弾性片変位特性において、フラット化領域Fに、弾性片50が変形して突起部60に当たった時に反力が増大し、突起部60の変形に伴って反力が低下する山Mが現れる。突起部60と傾斜部54との間隔、突起部60の形状等を適宜選定することにより、山Mの位置、大きさを、所望の位置、大きさに設定でき、第1実施例の山Mに類似させることもできる。
効果については、山Mの位置、大きさを所望の位置、大きさに設定することにより、山Mを、フラット化領域Fでのクリップ10のボデー係止孔92への未嵌合、半嵌合の防止に利用することができる。
また、第1実施例に比べて弾性片50、突起部60の形状が単純化されているので、クリップ10の製造が容易となり、コストダウンをはかることができる。
〔第3実施例〕
図11および図12は、本発明の第3実施例のクリップ10を示す。第3実施例のクリップ10を用いたピラーガーニッシュ取付構造1とその特性には、図5−図7が準用される。本発明の第1実施例で本発明の全実施例に適用できるとした構成、作用、効果は、本発明の第3実施例に適用、または準用される。
本発明の第3実施例は、本発明の第1実施例で本発明の全実施例に適用できるとした構成、作用、効果に加えて、さらにつぎの構成、作用、効果を有する。
まず、構成、作用については、図11および図12、および図5−図7に示すように、弾性片50は座部20に一体に形成されている。弾性片50は軸方向部52と傾斜部54と延設部56を有する。座部20は軸部22側に突出する突起部を有さない。
弾性片50の軸方向部52は、座部20の端部に位置する座部部位20aからクリップ軸方向に延びる。弾性片50の傾斜部54は、軸方向部52の座部20から遠い側の端部に位置する弾性片部位50aから、クリップ軸方向かつ座部20から離れる方向に、かつ、クリップ中心軸線10aに近づく方向に、座部20に対して斜めに延びる。延設部56は、傾斜部54の座部20から遠い側の端部50bから、クリップ軸方向かつ座部20に近づく方向に、かつ、クリップ中心軸線10aに近づく方向に、座部20に対して斜めに延びる。弾性片50が一端のみで支持されているため、クリップ10をボデー90に装着する際、弾性片50の傾斜部54の座部20から遠い側の端部50bがボデー90によって押された時には、弾性片50は座部20側に低反力で広いストロークにわたって撓む。その結果、弾性片50は図7の弾性片反力対弾性片変位特性において、従来クリップに比べて広い変位領域にわたって低反力のフラット化領域Fを持つ。
座部20には、軸部22側に突出する突起部は設けられない。したがって、弾性片50の延設部56の先端56aは、弾性片50が座部20側に押されて弾性変形した時、直接、座部20に当接し、弾性片50の反力が増大する。弾性片50が座部20側にさらに押されると、延設部56が変形するか、または延設部56の先端56aが座部20に対して滑って弾性片50の反力が低下する。これによって、フラット化領域Fに山Mが現れる。延設部56の先端56aと座部20との間隔、延設部56の厚み、剛性等を適宜選定することにより、山Mの位置、大きさを、所望の位置、大きさに設定でき、第1実施例の山Mに類似させることもできる。
効果については、山Mの位置、大きさを所望の位置、大きさに設定することにより、山Mを、フラット化領域Fでのクリップ10のボデー90への未嵌合、半嵌合の防止に利用することができる。
また、第1実施例に比べて突起部が無い分座部20の形状が単純化されているので、クリップ10の製造が容易となり、コストダウンをはかることができる。
1 ピラーガーニッシュ取付構造
10 クリップ(テザークリップ)
10a クリップ中心軸線
20 座部
20a 座部部位
40 係止解除レバー
50 ガタ防止弾性片(弾性片)
50a ガタ防止弾性片(弾性片)部位
54 傾斜部
56 延設部
60 (座部の)突起部
80 被取付物(ピラーガーニッシュ)
90 ボデー(ピラー)

Claims (5)

  1. 座部とガタ防止弾性片を有するクリップであって、
    ガタ防止弾性片が、座部のクリップ中心軸線から離れた座部部位にクリップ軸方向に対応するガタ防止弾性片部位からクリップ中心軸線側に向かって座部に対して斜めに延びる傾斜部を有する、クリップ。
  2. クリップはクリップ中心軸線から離れる方向に延びる係止解除レバーを有し、
    ガタ防止弾性片は係止解除レバーが延びる方向と直交する方向に2分割されており、2分割されたガタ防止弾性片の間の空間に前記係止解除レバーが延びている、請求項1記載のクリップ。
  3. ガタ防止弾性片の傾斜部と座部の少なくとも一方には、傾斜部と座部の他方に近づく方向に延びる延設部または突起部が形成されている請求項1または請求項2記載のクリップ。
  4. 前記クリップがピラーガーニッシュをピラーに取り付けるテザークリップであり、ガタ防止弾性片の傾斜部を含む面がピラーガーニッシュの長手方向に延びている、請求項1−請求項3の何れか1項に記載のクリップ。
  5. 請求項4記載のクリップを用いて前記ピラーに取り付けられるピラーガーニッシュを備えたピラーガーニッシュ取付構造。
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