JP6531897B2 - 車両用内装部材組立体 - Google Patents

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Description

本発明は、車両室内に配置される内装本体部材と、該内装本体部材に対向して配置される装飾部材とを備え、該装飾部材を内装本体部材に取り付けた車両用内装部材組立体に関する。
自動車等の車両の室内には、複数の部材を組み立てることにより構成された内装部材組立体、例えば、インストルメントパネル組立体、センターコンソール組立体、ドアトリム組立体、リヤサイドトリム組立体、ラッゲージトリム組立体等が設置されている。一般的に、内装部材組立体は、その主な構成要素として構成される内装本体部材と、該内装本体部材に対向して配置される装飾部材とを含んでおり、かかる装飾部材が内装本体部材に取り付けられるようになっている。
かかる内装部材組立体においては、車両の側突、前突、後突等によって車両に荷重が加えられた場合であっても、装飾部材が内装本体部材から脱落することを防止することが要求される。そこで、多くの内装部材組立体においては、装飾部材に係止爪及び挿入突起を設け、内装本体部材に、係止爪及び挿入突起にそれぞれ対応して係止片及び挿入穴を設けて、装飾部材の係止爪を内装本体部材の係止片に噛み合わせると共に装飾部材の挿入突起を内装本体部材の挿入穴に挿入した状態で、装飾部材を内装本体部材に取り付けている。
さらに具体的には、内装部材組立体の一例として、内装本体部材であるインストルメントパネルに装飾部材(加飾パネル)を取り付ける構造において、装飾部材の挿入突起(舌状突起部)を舌形状に形成することが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。また、内装部材組立体の別の一例として、内装本体部材であるインストルメントパネルに装飾部材(フィニッシャ部品)を取り付ける構造において、装飾部材の挿入突起(脱落防止用長尺突起部)をフック形状に形成することが提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2008−44577号公報 特開2008−254479号公報
しかしながら、内装部材組立体の一例では、舌形状の挿入突起が略板形状に薄く形成されるに過ぎないので、挿入突起の強度が十分でない。そのため、依然として、係止爪及び挿入突起の変形によって装飾部材が内装本体部材から脱落するおそれがある。また、内装部材組立体の別の一例では、フック形状の挿入突起は挿入穴に挿入し難く、その結果、装飾部材が内装本体部材に取り付け難くなっている。これらのことは問題である。
本発明は、上述の実情を鑑みて成されたものであり、本発明の目的は、装飾部材を内装本体部材に取り付ける取付作業性の低下を防止可能とし、かつ装飾部材が内装本体部材から脱落することを防止可能とする車両用内装部材組立体を提供することにある。
課題を解決するために、本発明の一態様に係る車両用内装部材組立体は、車両室内に配置される内装本体部材と、該内装本体部材に対向して配置される装飾部材とを備え、前記内装本体部材及び前記装飾部材の一方に係止要素が形成され、前記内装本体部材及び前記装飾部材の他方に、前記係止要素に対応する被係止要素が形成され、前記係止要素及び前記被係止要素を互いに噛み合わせながら、前記装飾部材を前記内装本体部材に取り付けている車両用内装部材組立体であって、前記装飾部材に、前記内装本体部材及び前記装飾部材の対向方向に沿うと共に前記内装本体部材に向かって突出するように角柱形状に形成された挿入突起が設けられ、前記内装本体部材に、前記挿入突起に対応する挿入穴が設けられ、前記内装本体部材及び前記装飾部材の取付状態で、前記挿入突起が前記挿入穴に挿入されるように構成されており、前記挿入突起がその基端からその先端に向かって先細るように形成され、前記取付状態で、前記挿入突起が前記挿入穴の周縁部の少なくとも一部に当接するように構成されている。そのため、角柱形状の挿入突起がスムーズに挿入穴に挿入できるので、装飾部材を内装本体部材に取り付ける取付作業性の低下を防止できる。また、係止要素及び被係止要素の少なくとも一方は噛み合わせのために弾性変形可能にする必要があるが、挿入突起が角柱形状に形成されることによって高い剛性を有している。そのため、内装部材組立体に、内装本体部材及び装飾部材の対向方向に直交する方向の荷重が加えられた場合であっても、高剛性の挿入突起によって装飾部材の変形を抑えることができて、ひいては、弾性変形可能な状態の係止要素及び被係止要素の噛み合わせが装飾部材の変形に伴って解除されることを防止できる。よって、装飾部材が内装本体部材から脱落することを防止できる。また、挿入突起を先細るように形成することによって挿入穴に挿入し易くすることができる。また、高剛性の挿入突起と挿入穴の周縁部の少なくとも一部とを当接させることによって、内装本体部材と装飾部材との間のガタツキを防止可能としながら、上述の荷重が加えられた場合であっても装飾部材が内装本体部材から外れるように変形することを防止できる。
本発明の一態様に係る車両用内装部材組立体によれば、前記内装本体部材が、前記車両室内の車両前後方向の前方領域にて車両幅方向に沿って配置されるインストルメントパネル本体となっており、前記インストルメントパネル本体における車両幅方向の両端領域の少なくとも一方に、空調機の吹き出し機構が設置され、前記吹き出し機構の車両前後方向の後方部分にルーバーが設けられ、前記装飾部材に、前記ルーバーに対応して開口が形成され、前記挿入突起が、前記開口に対して前記インストルメントパネル本体の車両幅方向中央側に位置する前記開口の周縁領域中央側部分に設けられている。そのため、特に車両の側突時に、車両幅方向外方から車両幅方向中央に向かう方向の荷重がインストルメントパネル組立体に加えられ、その結果、空調機の吹き出し機構が、車両幅方向外方から車両幅方向中央に向かって倒れ込もうとしても、吹き出し機構を挿入突起により受けて、吹き出し機構の倒れ込みを防止することができる。従って、装飾部材が重量物である吹き出し機構の倒れ込みに伴って内装本体部材から脱落することを防止できる。また、開口の周縁領域の剛性は低くなる傾向にあるが、かかる開口の周縁領域を高剛性の挿入突起によって補強することができる。よって、上述の荷重が加えられた場合であっても装飾部材の変形を抑えることができて、装飾部材が内装本体部材から外れるように変形することを防止できる。
本発明の別の一態様に係る車両用内装部材組立体は、車両室内に配置される内装本体部材と、該内装本体部材に対向して配置される装飾部材とを備え、前記内装本体部材及び前記装飾部材の一方に係止要素が形成され、前記内装本体部材及び前記装飾部材の他方に、前記係止要素に対応する被係止要素が形成され、前記係止要素及び前記被係止要素を互いに噛み合わせながら、前記装飾部材を前記内装本体部材に取り付けている車両用内装部材組立体であって、前記装飾部材に、前記内装本体部材及び前記装飾部材の対向方向に沿うと共に前記内装本体部材に向かって突出するように角柱形状に形成された挿入突起が設けられ、前記内装本体部材に、前記挿入突起に対応する挿入穴が設けられ、前記内装本体部材及び前記装飾部材の取付状態で、前記挿入突起が前記挿入穴に挿入されるように構成されており、前記内装本体部材が、前記車両室内の車両前後方向の前方領域にて車両幅方向に沿って配置されるインストルメントパネル本体となっており、前記インストルメントパネル本体における車両幅方向の両端領域の少なくとも一方に、空調機の吹き出し機構が設置され、前記吹き出し機構の車両前後方向の後方部分にルーバーが設けられ、前記装飾部材に、前記ルーバーに対応して開口が形成され、前記挿入突起が、前記開口に対して車両幅方向中央側に位置する前記開口の周縁領域中央側部分に設けられている。そのため、角柱形状の挿入突起がスムーズに挿入穴に挿入できるので、装飾部材を内装本体部材に取り付ける取付作業性の低下を防止できる。また、係止要素及び被係止要素の少なくとも一方は噛み合わせのために弾性変形可能にする必要があるが、挿入突起が角柱形状に形成されることによって高い剛性を有している。そのため、内装部材組立体に、内装本体部材及び装飾部材の対向方向に直交する方向の荷重が加えられた場合であっても、高剛性の挿入突起によって装飾部材の変形を抑えることができて、ひいては、弾性変形可能な状態の係止要素及び被係止要素の噛み合わせが装飾部材の変形に伴って解除されることを防止できる。よって、装飾部材が内装本体部材から脱落することを防止できる。また、特に車両の側突時に、車両幅方向外方から車両幅方向中央に向かう方向の荷重がインストルメントパネル組立体に加えられ、その結果、空調機の吹き出し機構が、車両幅方向外方から車両幅方向中央に向かって倒れ込もうとしても、吹き出し機構を挿入突起により受けて、吹き出し機構の倒れ込みを防止することができる。従って、装飾部材が重量物である吹き出し機構の倒れ込みに伴って内装本体部材から脱落することを防止できる。また、開口の周縁領域の剛性は低くなる傾向にあるが、かかる開口の周縁領域を高剛性の挿入突起によって補強することができる。よって、上述の荷重が加えられた場合であっても装飾部材の変形を抑えることができて、装飾部材が内装本体部材から外れるように変形することを防止できる。
本発明の一態様又は別の一態様に係る車両用内装部材組立体によれば、前記挿入突起に、前記対向方向に直交する方向を向いて開口する凹部が設けられている。そのため、樹脂材料等を用いた射出成形によって装飾部材を作製する場合であっても、凹部によって挿入突起を容易に成形可能としながら、挿入突起の太さを十分に確保することによって挿入突起の剛性を高く維持することができる。また、凹部の底側に位置する挿入突起の底壁が十分な面積を有するので、凹部の底から開口に向かう方向の荷重が内装部材組立体に加えられた場合に、かかる荷重を挿入突起の底壁によって確実に受けると共に分散させることができる。よって、上述の荷重が加えられた場合であっても装飾部材の変形を抑えることができて、係止要素及び被係止要素の噛み合わせが解除されることを防止できる。
本発明の一態様又は別の一態様に係る車両用内装部材組立体によれば、前記内装本体部材に2つの前記被係止要素が形成され、前記装飾部材に2つの前記係止要素が形成され、前記挿入突起が前記2つの係止要素間に配置されている。そのため、高剛性の挿入突起によって、2つの係止要素を設けた装飾部材の挿入突起周辺領域の剛性を高くすることができる。よって、上述の荷重が加えられた場合であっても2つの係止要素の変形を抑えることができて、係止要素及び被係止要素の噛み合わせが解除されることを防止できる。
本発明の一態様又は別の一態様に係る車両用内装部材組立体によれば、前記挿入突起から前記2つの係止要素のうち少なくとも1つに向かって延びるリブが設けられ、該リブが前記装飾部材から前記内装本体部材に向かって突出するように形成されている。そのため、このようなリブによって挿入突起の剛性をさらに高めることができるので、上述の荷重が加えられた場合であっても装飾部材が内装本体部材から外れるように変形することを防止できる。
本発明の一態様又は別の一態様に係る車両用内装部材組立体によれば、装飾部材を内装本体部材に取り付ける取付作業性の低下を防止でき、かつ装飾部材が内装本体部材から脱落することを防止できる。
本発明の実施形態に係るインストルメントパネル組立体を概略的に示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るインストルメントパネル組立体を組み立てた状態で図1のA−A線に沿って切断して示す断面図である。 本発明の実施形態に係るインストルメントパネル組立体おいて、互いに組み立てられた状態のインストルメントパネル本体部材及び装飾部材を車両前方側から見て概略的に示す斜視図である。 図1のB部拡大図である。 本発明の実施形態に係るインストルメントパネル組立体の装飾部材を車両前方側から見て概略的に示す斜視図である。
本発明の実施形態に係る車両用内装部材組立体について以下に説明する。本実施形態では、一例として、車両用内装部材組立体が、車両室内の車両前後方向の前方領域に配置されるインストルメントパネル組立体であるものとして説明する。
図1に示すように、インストルメントパネル組立体1は、その主な構成要素として構成されると共に車両室内に配置される内装本体部材であるインストルメントパネル本体2を有している。図1では、インストルメントパネル本体2の車両幅方向の半分が示されるに過ぎないが、インストルメントパネル本体2は、車両室内の前方領域に位置し、かつ車両室内の車両幅方向の略全体に渡って延びている。
図1にさらに示すように、インストルメントパネル組立体1は、内装本体部材に対向して配置される装飾部材であるガーニッシュ3を有している。具体的には、ガーニッシュ3は、インストルメントパネル本体2の車両幅方向の一方端領域2a、特に、該一方端領域2aの車両前後方向の後方部分2bに対向して配置されている。しかしながら、本発明はこれに限定されず、2つのガーニッシュ3が、それぞれインストルメントパネル本体2の車両幅方向の両端領域、特に、該両端領域の後方部分に対向して配置されてもよい。詳細は後述するが、このようなガーニッシュ3がインストルメントパネル本体2に取り付けられるようになっている。
図1及び図2に示すように、インストルメントパネル本体2の一方端領域2aには、空調機の吹き出し機構4が設置されている。かかる吹き出し機構4は、その主な構成要素として構成されると共にインストルメントパネル本体2の一方端領域2aの内部に配置される機構本体4aを有している。また、吹き出し機構4は、機構本体4aの車両前後方向の後方部分に取り付けられるルーバー4bを有し、ルーバー4bは、吹き出し機構4の車両前後方向の後方部分に位置している。このようなルーバー4bの外周縁は略四角形状に形成されている。しかしながら、本発明はこれに限定されず、2つの吹き出し機構4が、それぞれインストルメントパネル本体2の両端領域に設置されてもよく、ルーバー4bの外周縁が、略円形状、略半円形状、略四半円形状、略楕円形状、略半楕円形状、略四半楕円形状、略扇形状、略四角形状以外の略多角形状等に形成されていてもよい。
さらに、インストルメントパネル組立体1には、空調機の吹き出し機構4以外の周辺機構の一例として、メーターMが設置されている。かかるメーターMは、インストルメントパネル本体2の車両幅方向の一方端領域2aに対して車両幅方向中央側に隣接するように配置され、かつガーニッシュ3と車両幅方向に隣接するように配置されている。
次に、インストルメントパネル本体2及びガーニッシュ3の詳細について説明する。図1〜図4に示すように、インストルメントパネル本体2には、吹き出し機構4の機構本体4aに対応して、インストルメントパネル本体2及びガーニッシュ3の対向方向(以下、「組立対向方向」という)に貫通するように開口2cが形成されている。また、図1〜図3及び図5に示すように、ガーニッシュ3には、ルーバー4bに対応して、組立対向方向に貫通するように開口3aが形成されている。ガーニッシュ3の開口3aの周縁形状はルーバー4bの外周縁形状に対応している。インストルメントパネル本体2の開口2cの周縁は、ガーニッシュ3の開口3aの周囲に位置している。
図3及び図5に示すように、ガーニッシュ3は、該ガーニッシュ3をインストルメントパネル本体2に固定するために用いられる係止要素である中央上側係止爪5a及び中央下側係止爪5bを有している。これらの係止爪5a,5bは、インストルメントパネル本体2に向かって突出するように形成され、かつガーニッシュ3の開口3aに対して車両幅方向中央側に位置する開口3aの周縁領域中央側部分3bに配置されている。かかる中央上側係止爪5aは中央下側係止爪5bに対して車両上方に位置している。
また、中央上側係止爪5aの先端領域には、車両上方に突出する突起部5a1が形成され、中央下側係止爪5bの先端領域には、車両下方に突出する突起部5b1が形成されている。しかしながら、本発明はこれに限定されず、中央上側係止爪5aの突起部5a1が車両上方以外の方向、例えば、車両下方、車両幅方向中央、及び車両幅方向外方のいずれかに突出するように形成されてもよく、また、中央下側係止爪5bの突起部5b1が車両下方以外の方向、例えば、車両上方、車両幅方向中央、及び車両幅方向外方のいずれかに突出するように形成されてもよい。このような係止爪5a,5bは、突起部5a1,5b1の突出方向及びその反対方向に弾性変形可能に構成されている。
これに対して、図4に示すように、インストルメントパネル本体2は、係止要素に噛み合わせ可能な被係止要素である中央上側係止片6a及び中央下側係止片6bを有し、中央上側係止片6a及び中央下側係止片6bは、それぞれ中央上側係止爪5a及び中央下側係止爪5bに対応して配置されている。
中央上側係止片6aは、インストルメントパネル本体2の開口2cにおける車両上下方向の上縁部の一部として形成されている。また、インストルメントパネル本体2の開口2cに対して車両幅方向中央側に位置する開口2cの周縁領域中央側部分2dにて組立対向方向に貫通する貫通孔が形成されており、貫通孔は中央下側係止爪5aを挿入可能に構成されている。中央下側係止片6bは、かかる貫通孔の周縁部の一部として形成されている。しかしながら、本発明はこれに限定されず、中央上側係止片6a及び中央下側係止片6bの少なくとも1つが突起形状、爪形状等に形成されてもよい。
さらに、図2、図3、及び図5に示すように、ガーニッシュ3は、組立対向方向に沿うと共にインストルメントパネル本体2に向かって突出する挿入突起7を有している。挿入突起7は略角柱形状に形成されており、挿入突起7は略四角柱形状、特に、略正四角柱形状に形成されると好ましく、挿入突起7の組立対向方向の高さは、中央上側係止爪5a及び中央下側係止爪5bの組立対向方向の高さよりも高くなっていると好ましい。挿入突起7はまた、ガーニッシュ3の開口3aに対して車両幅方向中央側に位置する開口3aの周縁領域中央側部分3bに設けられ、かつ中央上側係止爪5a及び中央下側係止爪5b間に位置している。特に、車両上下方向の位置関係について、挿入突起7は、ガーニッシュ3における開口3aの車両上下方向の中央に対応して配置されていると好ましい。
挿入突起7はまた、その基端からその先端に向かって先細るように形成されている。特に、挿入突起7の車両上下方向の上壁7aが、挿入突起7の基端からその先端に向かうに従って車両上方から車両下方に傾斜していると好ましく、かつ挿入突起7の車両上下方向の下壁7bが、挿入突起7の基端から挿入突起7の先端に向かうに従って車両下方から車両上方に傾斜していると好ましい。図2では、凹部8の底側に位置する挿入突起7の底壁7c(すなわち、挿入突起7の車両幅方向の外方壁)は、組立体対向方向に沿って延びているが、本発明はこれに限定されず、底壁7cが、挿入突起7の基端から挿入突起7の先端に向かうに従って車両幅方向外方から車両幅方向中央に向かって傾斜していてもよい。
このような挿入突起7の基端における横断面の一辺の長さは、中央上側係止爪5a及び中央下側係止爪5bにおける突起部5a1,5b1の突出方向の厚みよりも大きくなっているとよい。特に、挿入突起7の全体における横断面の一辺の長さが、中央上側係止爪5a及び中央下側係止爪5bにおける突起部5a1,5b1の突出方向の厚みよりも大きくなっていると好ましい。
図5に示すように、このような挿入突起7には、組立対向方向に直交する方向を向いて開口する凹部8が形成されている。かかる凹部8は、車両幅方向外方から車両幅方向中央に向かって開口していると好ましい。図5では、挿入突起7に、組立対向方向に並んだ2つの凹部8が形成されており、2つの凹部8間には仕切壁が形成されることとなる。しかしながら、本発明はこれに限定されず、挿入突起7には、1つ又は3つ以上の凹部が形成されてもよい。
図5に示すように、ガーニッシュ3は、挿入突起7から中央上側係止爪5a及び中央下側係止爪5bのそれぞれに向かって延びるリブ9を有している。しかしながら、本発明は、これに限定されず、ガーニッシュ3は、挿入突起7から中央上側係止爪5a及び中央下側係止爪5bの一方のみに向かって延びるリブを有していてもよい。このようなリブ9は、ガーニッシュ3からインストルメントパネル本体2に向かって突出するように形成されている。リブ9はまた、車両上下方向に沿って配置されると好ましい。
これに対して、図2〜図4に示すように、インストルメントパネル本体2には、挿入突起7に対応する挿入穴10が形成されている。かかる挿入穴10は貫通孔及び止まり穴のいずれであってもよい。挿入穴10の周縁部は、ガーニッシュ3をインストルメントパネル2に取り付けた取付状態にて、挿入突起7の少なくとも一部に当接するように形成されており、特に、挿入突起7と車両幅方向に当接するように形成されると好ましい。
ここで、インストルメントパネル本体2及びガーニッシュ3のさらに好ましい構成について説明する。図3及び図5に示すように、ガーニッシュ3は、該ガーニッシュ3をインストルメントパネル本体2に固定するために用いられるさらなる係止要素である外方上側係止爪11a、外方下側係止爪11b、及び外方中央係止爪11cを有している。これらの係止爪11a,11b,11cは、インストルメントパネル本体2に向かって突出するように形成され、かつガーニッシュ3の開口3aに対して車両幅方向外方側に位置する開口3aの周縁領域外方側部分3cに設けられている。
このような外方上側係止爪11aは外方下側係止爪11bに対して車両上方に配置され、外方中央係止爪11cは外方上側係止爪11a及び外方下側係止爪11b間に配置されている。特に、車両上下方向の位置関係について、外方上側係止爪11aは中央上側係止爪5aと車両上下方向に対応して配置されると好ましく、外方下側係止爪11bは中央下側係止爪5bと車両上下方向に対応して配置されると好ましく、外方中央係止爪11cは挿入突起7と車両上下方向に対応して配置されると好ましい。このような係止爪11a,11b,11cの組立対向方向の高さは、挿入突起7の組立対向方向の高さよりも低くなっていると好ましい。
外方上側係止爪11aの先端領域には、車両上方に突出する突起部11a1が形成され、外方下側係止爪11bの先端領域には、車両下方に突出する突起部11b1が形成され、外方中央係止爪11cの先端領域には、車両幅方向外方に突出する突起部11c1が形成されている。しかしながら、本発明はこれに限定されず、外方上側係止爪11aの突起部11a1が車両上方以外の方向、例えば、車両下方、車両幅方向中央、及び車両幅方向外方のいずれかに突出するように形成されてもよく、外方下側係止爪11bの突起部11b1が車両下方以外の方向、例えば、車両上方、車両幅方向中央、及び車両幅方向外方のいずれかに突出するように形成されてもよく、さらに、外方中央係止爪11cの突起部11c1が車両幅方向外方以外の方向、例えば、車両上方、車両下方、及び車両幅方向中央のいずれかに突出するように形成されていてもよい。このような係止爪11a,11b,11cは、突起部11a1,11b1,11c1の突出方向及びその反対方向に弾性変形可能に構成されている。
これに対して、図4に示すように、インストルメントパネル本体2は、さらなる係止要素に噛み合わせ可能なさらなる被係止要素である外方上側係止片12a、外方下側係止片12b、及び外方中央係止片12cを有し、外方上側係止片12a、外方下側係止片12b、及び外方中央係止片12cは、それぞれ外方上側係止爪11a、外方下側係止爪11b、及び外方中央係止爪11cに対応して配置されている。
かかる外方上側係止片12aは、インストルメントパネル本体2の開口2cにおける上縁部の一部として形成され、外方下側係止片12bは、インストルメントパネル本体2の開口2cにおける下縁部の一部として形成され、外方中央係止片12cは、インストルメントパネル本体2の開口2cにおける車幅方向の外方縁部の一部として形成されている。しかしながら、本発明はこれに限定されず、外方上側係止片12a、外方下側係止片12b、及び外方中央係止片12cの少なくとも1つが突起形状、爪形状等に形成されてもよい。
ここで、図1〜図5を参照して、ガーニッシュ3をインストルメントパネル本体2に取り付ける方法について説明する。インストルメントパネル本体2及びガーニッシュ3を互いに対向するように配置する。その後、ガーニッシュ3をインストルメントパネル本体2に向けて移動させる。
このようなガーニッシュ3の移動時に、ガーニッシュ3の挿入突起7をインストルメントパネル本体2の挿入穴10に挿入するように移動させる。また、ガーニッシュ3の中央上側係止爪5a、中央下側係止爪5b、外方上側係止爪11a、外方下側係止爪11b、及び外方中央係止爪11cを、それぞれインストルメントパネル本体2の中央上側係止片6a、中央下側係止片6b、外方上側係止片12a、外方下側係止片12b、及び外方中央係止片12cに噛み合わせるように移動させる。この噛み合わせの途中過程においては、係止爪5a,5b,11a,11b,11cの突起部5a1,5b1,11a1,11b1,11c1が、それぞれ、その突出方向にて係止片6a,6b,12a,12b,12cに当接しながら、これらの係止爪5a,5b,11a,11b,11cが、突起部5a1,5b1,11a1,11b1,11c1の突出方向とは反対方向に撓むように弾性変形する。
ガーニッシュ3の移動完了後、ガーニッシュ3をインストルメントパネル本体2に取り付けた取付状態では、挿入突起7が、挿入穴10の周縁部に車両幅方向にて当接するように挿入穴10に挿入される。さらに、係止爪5a,5b,11a,11b,11cが、それらの突起部5a1,5b1,11a1,11b1,11c1をそれぞれ係止片6a,6b,12a,12b,12cに組立対向方向に当接させるように、係止片6a,6b,12a,12b,12cに噛み合わされる。
ガーニッシュ3がインストルメントパネル本体2から脱落することを防止する作用の一例として、車両が側突された場合の作用について説明する。車両が側突された際、インストルメントパネル組立体1に車両幅方向外方から車両幅方向中央に向かう荷重(図2にて矢印Xにより示す)が加えられる。かかる荷重によって、ガーニッシュ3が車両幅方向中央に向かって移動しようする。さらには、外方中央係止爪11cが車両幅方向中央に向かって撓み、その結果、外方中央係止爪11c及び外方中央係止片12cの噛み合わせが解除された場合には、ガーニッシュ3における開口3aの周縁領域外方側部分3cが車両後方に移動するように、ガーニッシュ3が矢印Yにより示した軌跡に沿って回転しようとする。これに対して、略四角柱形状の挿入突起7が高い剛性を有し、かつインストルメントパネル本体2の挿入穴10の周縁部と車両幅方向に当接しているので、ガーニッシュ3の車両幅方向中央に向かう移動が挿入突起7によって抑えられ、ひいては、上述のガーニッシュ3の回転もまた抑えられる。そのため、ガーニッシュ3がインストルメントパネル本体2から脱落することが防止されることとなる。
以上、本実施形態に係るインストルメントパネル組立体1によれば以下の効果が得られる。本実施形態に係るインストルメントパネル組立体1によれば、ガーニッシュ3の略四角柱形状の挿入突起7がスムーズにインストルメントパネル本体2の挿入穴10に挿入できるので、ガーニッシュ3をインストルメントパネル本体2に取り付ける取付作業性の低下を防止できる。また、ガーニッシュ3の中央上側係止爪5a及び中央下側係止爪5bは、それぞれ中央上側係止片6a及び中央下側係止片6bとの噛み合わせのために弾性変形可能に形成されているが、挿入突起7が略四角柱形状に形成されることによって高い剛性を有している。そのため、インストルメントパネル組立体1に、組立対向方向に直交する方向の荷重、特に、車両幅方向外方から車両幅方向中央に向かう荷重(矢印Xにより示す)が加えられた場合であっても、高剛性の挿入突起7によってガーニッシュ3の変形を抑えることができて、ひいては、弾性変形可能な状態の中央上側係止爪5a及び中央上側係止片6aの噛み合わせ、並びに弾性変形可能な状態の中央下側係止爪5b及び中央下側係止片6bの噛み合わせがガーニッシュ3の変形に伴って解除されることを防止できる。よって、ガーニッシュ3がインストルメントパネル本体2から脱落することを防止できる。
本実施形態に係るインストルメントパネル組立体1によれば、樹脂材料等を用いた射出成形によってガーニッシュ3を作製する場合であっても、凹部8によって挿入突起7を容易に成形可能としながら、挿入突起7の太さを十分に確保することによって挿入突起7の剛性を高く維持することができる。また、凹部8の底側に位置する挿入突起7の底壁7cが十分な面積を有するので、凹部8の底から開口に向かう方向の荷重、すなわち、車両幅方向外方から車両幅方向中央に向かう荷重がインストルメントパネル組立体1に加えられた場合に、かかる荷重を挿入突起7の底壁7cによって確実に受けると共に分散させることができる。よって、上述の荷重が加えられた場合であってもガーニッシュ3の変形を抑えることができて、中央上側係止爪5a及び中央上側係止片6aの噛み合わせ、並びに中央下側係止爪5b及び中央下側係止片6bの噛み合わせが解除されることを防止できる。
本実施形態に係るインストルメントパネル組立体1によれば、高剛性の挿入突起7を中央上側係止爪5a及び中央下側係止爪5b間に配置しているので、中央上側係止爪5a及び中央下側係止爪5bを設けたガーニッシュ3における挿入突起7の周辺領域の剛性を高くすることができる。よって、上述の荷重が加えられた場合であっても中央上側係止爪5a及び中央下側係止爪5bの変形を抑えることができて、中央上側係止爪5a及び中央上側係止片6aの噛み合わせ、並びに中央下側係止爪5b及び中央下側係止片6bの噛み合わせが解除されることを防止できる。
本実施形態に係るインストルメントパネル組立体1によれば、ガーニッシュ3のリブ9によって挿入突起7の剛性をさらに高めることができるので、上述の荷重が加えられた場合であってもガーニッシュ3がインストルメントパネル本体2から外れるように変形することを防止できる。
本実施形態に係るインストルメントパネル組立体1によれば、挿入突起7を先細るように形成しているので、挿入突起7を挿入穴10に挿入し易くすることができる。また、高剛性の挿入突起7と挿入穴10の周縁部との当接によって、インストルメントパネル本体2とガーニッシュ3との間のガタツキを防止可能としながら、上述の荷重が加えられた場合であってもガーニッシュ3がインストルメントパネル本体2から外れるように変形することを防止できる。
本実施形態に係るインストルメントパネル組立体1によれば、特に車両の側突時に、車両幅方向外方から車両幅方向中央に向かう方向の荷重がインストルメントパネル組立体1に加えられ、その結果、空調機の吹き出し機構4が、車両幅方向外方から車両幅方向中央に向かって倒れ込もうとしても、吹き出し機構4を挿入突起7により受けて、吹き出し機構4の倒れ込みを防止することができる。従って、ガーニッシュ3が重量物である吹き出し機構4の倒れ込みに伴ってインストルメントパネル本体2から脱落することを防止できる。また、ガーニッシュ3における開口3aの周縁領域の剛性は低くなる傾向にあるが、このような開口3aの周縁領域を高剛性の挿入突起7によって補強することができる。よって、上述の荷重が加えられた場合であってもガーニッシュ3の変形を抑えることができて、ガーニッシュ3がインストルメントパネル本体2から外れるように変形することを防止できる。
ここまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。本発明は、その技術的思想に基づいて変形かつ変更可能である。
例えば、本発明の第1変形例として、ガーニッシュをインストルメントパネル本体の車両幅方向の中央領域と対向するように配置し、空調機の吹き出し機構をインストルメントパネル本体の中央領域に設置してもよい。特に、吹き出し機構がインストルメントパネルの中央領域の車両幅方向外方寄りに位置するとよく、この場合、インストルメントパネルの中央領域に車両幅方向に間隔を空けて2つの吹き出し機構が設置されてもよい。
本発明の第2変形例として、車両用内装部材組立体をセンターコンソール組立体とし、内装本体部材をセンターコンソール本体とし、装飾部材であるガーニッシュをセンターコンソール本体の車両前後方向の後方領域に対向して配置し、空調機の吹き出し機構をセンターコンソール本体の後方領域に設置するとよい。特に、吹き出し機構がセンターコンソール本体の後方領域の車両幅方向外方寄りに位置するとよく、この場合、センターコンソール本体の後方領域に車両幅方向に間隔を空けて2つの吹き出し機構が設置されてもよい。
本発明の第3変形例として、上述の係止要素及びさらなる被係止要素の少なくとも1つが内装本体部材に設けられ、これに対応する被係止要素及びさらなる被係止要素の少なくとも1つが装飾部材に設けられてもよい。
1 インストルメントパネル組立体
2 インストルメントパネル本体
2a 一方端領域
3 ガーニッシュ
3a 開口
3b 周縁領域中央側部分
4 空調機の吹き出し機構
4b ルーバー
5a 中央上側係止爪
5b 中央下側係止爪
6a 中央上側係止片
6b 中央下側係止片
7 挿入突起
7c 底壁(外方壁)
8 凹部
9 リブ
10 挿入穴
M メーター
X,Y 矢印

Claims (6)

  1. 車両室内に配置される内装本体部材と、
    該内装本体部材に対向して配置される装飾部材と
    を備え、
    前記内装本体部材及び前記装飾部材の一方に係止要素が形成され、
    前記内装本体部材及び前記装飾部材の他方に、前記係止要素に対応する被係止要素が形成され、
    前記係止要素及び前記被係止要素を互いに噛み合わせながら、前記装飾部材を前記内装本体部材に取り付けている車両用内装部材組立体であって、
    前記装飾部材に、前記内装本体部材及び前記装飾部材の対向方向に沿うと共に前記内装本体部材に向かって突出するように角柱形状に形成された挿入突起が設けられ、
    前記内装本体部材に、前記挿入突起に対応する挿入穴が設けられ、
    前記内装本体部材及び前記装飾部材の取付状態で、前記挿入突起が前記挿入穴に挿入されるように構成されており、
    前記挿入突起がその基端からその先端に向かって先細るように形成され、
    前記取付状態で、前記挿入突起が前記挿入穴の周縁部の少なくとも一部に当接するように構成されている、車両用内装部材組立体。
  2. 前記内装本体部材が、前記車両室内の車両前後方向の前方領域にて車両幅方向に沿って配置されるインストルメントパネル本体となっており、
    前記インストルメントパネル本体における車両幅方向の両端領域の少なくとも一方に、空調機の吹き出し機構が設置され、
    前記吹き出し機構の車両前後方向の後方部分にルーバーが設けられ、
    前記装飾部材に、前記ルーバーに対応して開口が形成され、
    前記挿入突起が、前記開口に対して車両幅方向中央側に位置する前記開口の周縁領域中央側部分に設けられている、請求項1に記載の車両用内装部材組立体。
  3. 車両室内に配置される内装本体部材と、
    該内装本体部材に対向して配置される装飾部材と
    を備え、
    前記内装本体部材及び前記装飾部材の一方に係止要素が形成され、
    前記内装本体部材及び前記装飾部材の他方に、前記係止要素に対応する被係止要素が形成され、
    前記係止要素及び前記被係止要素を互いに噛み合わせながら、前記装飾部材を前記内装本体部材に取り付けている車両用内装部材組立体であって、
    前記装飾部材に、前記内装本体部材及び前記装飾部材の対向方向に沿うと共に前記内装本体部材に向かって突出するように角柱形状に形成された挿入突起が設けられ、
    前記内装本体部材に、前記挿入突起に対応する挿入穴が設けられ、
    前記内装本体部材及び前記装飾部材の取付状態で、前記挿入突起が前記挿入穴に挿入されるように構成されており、
    前記内装本体部材が、前記車両室内の車両前後方向の前方領域にて車両幅方向に沿って配置されるインストルメントパネル本体となっており、
    前記インストルメントパネル本体における車両幅方向の両端領域の少なくとも一方に、空調機の吹き出し機構が設置され、
    前記吹き出し機構の車両前後方向の後方部分にルーバーが設けられ、
    前記装飾部材に、前記ルーバーに対応して開口が形成され、
    前記挿入突起が、前記開口に対して車両幅方向中央側に位置する前記開口の周縁領域中央側部分に設けられている、車両用内装部材組立体。
  4. 前記挿入突起に、前記対向方向に直交する方向を向いて開口する凹部が設けられている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用内装部材組立体。
  5. 前記内装本体部材に2つの前記被係止要素が形成され、
    前記装飾部材に2つの前記係止要素が形成され、
    前記挿入突起が前記2つの係止要素間に配置されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用内装部材組立体。
  6. 前記挿入突起から前記2つの係止要素のうち少なくとも1つに向かって延びるリブが設けられ、
    該リブが前記装飾部材から前記内装本体部材に向かって突出するように形成されている、請求項5に記載の車両用内装部材組立体。
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