JP2015122442A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】センス電流におけるサージの発生を抑制しつつ、本来の電流検知機能を確保した半導体装置を提供する。
【解決手段】表面p層、n層、p型チャネル拡散層115、インベース拡散層(p型エミッタ層)116、層間絶縁膜(絶縁膜層)、エミッタ電極125、127が順序積層されるとともに、エミッタ電極125、127とインベース拡散層116との間を貫通するコンタクトホール130が複数設けられる。半導体装置の機能領域が、電力の通電に用いられるメイン領域10Mと、半導体装置に流入する電流量を検出するセンス領域10Sとに区分けされる。p型チャネル拡散層115およびインベース拡散層116は、エミッタ電極125、127のうちメイン領域側のエミッタ電極125とコンタクトホール130を介して接続されてホール取り込み領域Pを形成し、センス領域10Sに供給されたホール電流をメイン領域10Mに取り込む。
【選択図】図6

Description

本発明は、電圧・電流センス機能を備えた半導体装置に関する。
過電流防止等の見地から、電流検知機能を備えた半導体装置が提案されている。このような装置の中でも、過電流検出精度等の観点から、単一の半導体基板上に主機能を実現する領域(メイン領域)と、当該メイン領域に流れる電流を検知する領域(センス領域)の二つの領域を形成した装置が、主たる開発の対象となっている。
上記の様な半導体装置として、例えば特許文献1は、電流センス素子を備えた半導体装置の二つのエミッタ、第1エミッタと第2エミッタの間に、ダイオードとセンス抵抗が接続された回路の構成を開示している。第1エミッタは一般的な電流供給の役割を果たすのに対し、第2エミッタは半導体装置に流れる電流を検知する。
また、特許文献2は、プレーナ型半導体における定常損失、ターンオフ時間およびターンオフ損失低減のため、開口部の下でベース層と接続する表面半導体層の厚さを所定の厚さに設定し、オン電圧を低くする技術を開示している。
特開2003−229572号公報 特開2010−62262号公報
しかしながら、このような半導体装置のゲートを制御する場合、特に電流のオン−オフ制御時に、メイン領域に流入する電流の挙動とセンス領域に流入する電流の挙動が異なる場合がある。具体的には過渡的、突発的な異常高電流(サージ電流)がセンス領域に流れることにより、異常高電圧(サージ電圧)が検出されてしまうこととなる。この場合、メイン電流値を精度よく検出することが困難となる。
上記の様な問題を解決するため、センス領域の電位を検出する抵抗と、半導体装置を駆動するドライバとの間にいわゆるRCフィルタを設け、サージ電圧やサージ電流の発生を抑制する技術が提案されている。しかしながら、RCフィルタにより、本来検出すべき過電流や短絡の検出に遅延が生じ、半導体措置を保護する制御が困難になる可能性があった。このような可能性を考慮する場合、半導体装置の出力を下げるため、ある程度の損失を犠牲にせざるをえないという事情がある。
本発明は、サージ電流のような過渡的な異常の発生を抑制しつつ、本来の電流検知機能を確保した半導体装置を提供する。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、機能領域が、電力の通電に用いられるメイン領域と、流入する電流量を検出するセンス領域とに区分けされた半導体装置であって、前記センス領域と前記メイン領域との隣接部分において、前記センス領域に供給されたホール電流の少なくとも一部を前記メイン領域に取り込むホール取り込み領域が形成される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成において、前記センス領域および前記メイン領域を跨ぐように設けられた導通層をさらに備え、当該導通層は前記センス領域側のエミッタ電極と電気的に接続されず、前記メイン領域側のエミッタ電極と電気的に接続される。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の構成において、前記導通層が、p型チャネル拡散層および当該p型チャネル拡散層に積層されたインベース拡散層を含み、前記インベース拡散層が、前記メイン領域において形成されたコンタクトホールを介して前記メイン領域側のエミッタ電極と電気的に接続される。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の構成において、p型コレクタ層、n型ベース層、前記p型チャネル拡散層、前記インベース拡散層、絶縁膜層、前記センス領域側および前記メイン領域側のエミッタ電極が順序積層される。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の構成において、前記p型コレクタ層と前記n型ベース層との間にn型のフィールドストップ層が積層される。
上記目的を達成するために、請求項6に記載の発明は、機能領域が、電力の通電に用いられるメイン領域と、流入する電流量を検出するセンス領域とに区分けされた半導体装置であって、前記センス領域と前記メイン領域との隣接部分において、前記センス領域に供給された電子の少なくとも一部を前記メイン領域に取り込む電子取り込み領域が形成される。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の構成において、前記センス領域および前記メイン領域を跨ぐように設けられた導通層をさらに備え、当該導通層は前記センス領域側のエミッタ電極と電気的に接続されず、前記メイン領域側のエミッタ電極と電気的に接続される。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の構成において、前記導通層が、n型チャネル拡散層および当該n型チャネル拡散層に積層されたインベース拡散層を含み、前記インベース拡散層が、前記メイン領域において形成されたコンタクトホールを介して前記メイン領域側のエミッタ電極と電気的に接続される。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の構成において、n型コレクタ層、p型ベース層、前記n型チャネル拡散層、前記インベース拡散層、絶縁膜層、前記センス領域側および前記メイン領域側のエミッタ電極が順序積層される。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の構成において、前記n型コレクタ層と前記p型ベース層との間にp型のフィールドストップ層が積層される。
請求項1から6に記載の半導体装置によれば、センス領域側に流入するホールまたは電子をメイン領域側に逃すため、ターンオフ時において過剰に発生するセンス領域側のホールまたは電子がメイン領域に吸収され、(センス電流・電圧の)サージ発生が抑制される。これにより、応答遅れなく過電流検知の精度が向上し、半導体装置の適切な保護制御が可能となる。
本発明の一実施形態の半導体装置の図。 ターンオフ時における半導体装置の各部分の電流または電圧の値を検出した結果を示すチャート。 RCフィルタにより生ずる問題を示すチャート。 ターンオフ時におけるセンス電流とホール電流の変化に関するシミュレーションのチャート。 実施形態の半導体装置の構造を示す図であり、(a)は半導体装置の平面図であり、(b)は(a)におけるV−V線に沿った断面図。 実施形態の半導体装置において、基板の裏面から供給されたホール(ホール電流)が流れる経路を示す模式図 他の実施形態の半導体装置の構造を示す図であり、(a)は半導体装置の平面図であり、(b)は(a)におけるV−V線に沿った断面図。 さらに他の実施形態の半導体装置の構造を示す図であり、(a)は半導体装置の平面図であり、(b)は(a)におけるV−V線に沿った断面図。 ターンオフ時における実施形態の半導体装置および比較例の半導体装置のセンス電流の値を検出した結果を示すチャート。
以下、本発明に係る半導体装置の好適な実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の半導体装置の等価回路図を示す。本実施形態の半導体装置10は、別途設けられた駆動回路12から供給される駆動電流によって駆動されるトランジスタ16と、メイン領域10Mのセル群(複数のセル)と、センス領域10Sのセル群(複数のセル)とを含む。本実施形態においては、トランジスタ16と、メイン領域10Mのセル群と、センス領域10Sのセル群とは、一般的な製造工程により半導体基板上に形成されているがその具体的な構成、配置場所、製法などは特に限定されない。
駆動回路12にはトランジスタ16に駆動電流を供給する駆動端子12aと、後述するセンス電圧(電位)を検出する電位検出端子12bが設けられている。
本実施形態の半導体装置10には、ゲート抵抗Rgと、センス抵抗Rsと、フィルタ抵抗R1およびコンデンサC1を含むRCフィルタ18とが付加されている。本実施形態では、上述した半導体基板上に、各々個別部品からなるゲート抵抗Rg、センス抵抗Rs、フィルタ抵抗R1、コンデンサC1が搭載されている。ただし、上述した各部品の具体的態様や配置場所は特に限定はされない。
本実施形態では、トランジスタ16は、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor;絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)によって構成されている。IGBTは、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor;金属酸化物半導体電界効果トランジスタ)をゲート電極に組み込んだバイポーラトランジスタである。トランジスタ16の詳細な構成などは特に限定されない。
駆動回路12の駆動端子12aが、ゲート電圧Vgを調整するゲート抵抗Rgを介して、トランジスタ16のゲート端子Gに接続されている。トランジスタ16のコレクタ端子Cは、メインの電力を供給する電源に接続されている。トランジスタ16のエミッタ端子Eは、メイン領域10M内のセルに接続されるメイン側エミッタ端子E1とセンス領域10S内のセルに接続されるセンス側エミッタ端子E2とを含んでいる。
センス側エミッタ端子E2は、センス抵抗RsとRCフィルタ18に接続されている。後述するように、センス抵抗Rsは、センス領域10S内のセルに印加されるセンス電圧を測定する抵抗である。RCフィルタ18は、フィルタ抵抗R1およびコンデンサC1を含み、サージ電圧やサージ電流の発生を抑制するものである。本実施形態では、RCフィルタ18は、入力信号に直列したフィルタ抵抗R1と出力信号(出力電流)に並列したコンデンサC1から、いわゆる1次のローパスフィルタの形式で構成されている。しかしながら、RCフィルタ18の形式は特に限定されるわけではなく、また、コイルやオペアンプを用いた他の形式のフィルタを利用することもできる。
上述したように本実施形態においては、トランジスタ16のエミッタ端子Eは、メイン領域10M内のセルに接続されるメイン側エミッタ端子E1とセンス領域10S内のセルに接続されるセンス側エミッタ端子E2とを含んでおり、少なくとも二つのエミッタ端子を含むと解釈できる。すなわち、半導体装置10は、トランジスタ16におけるコレクタ−エミッタ電流について、主機能に用いられるメイン電流Icをメイン側エミッタ端子E1から取り出すのみならず、当該メイン電流の数千〜数万分の一(大きさは限定されない)に相当するセンス電流Isを取り出す。そして、センス電流Isが流れるセンス抵抗Rsにて発生する電圧をセンス電圧として、駆動回路12の電位検出端子12bが検出し駆動回路12がモニタする。このモニタリングにより、センス電流Isの挙動が把握可能である。
すなわち、トランジスタ16の設計スペックからメイン電流Icとセンス電流Isの大きさの比は予め把握されているため、メイン電流Icの挙動が把握可能であり、過電流や短絡等の異常事態の発生を把握して、駆動回路12にフィードバックすることが可能である。異常事態の発生を把握した駆動回路12は、過電流の遮断等の処置を行い、トランジスタ16を保護することができる。
ところが、半導体装置10による電源の切断、すなわちメイン電流のターンオフ(ゲートオフ)時において問題が発生することがある。図2のチャートは、ターンオフ時における半導体装置10の各部分の電流または電圧の値を示す。電流導通時には、トランジスタ16のゲート端子Gに所定の電圧Vg(例えば15V)が印加されている。駆動回路12からの制御信号によりゲート端子Gの電圧Vgをゼロにすることで、トランジスタ16はオフ状態(高抵抗状態)になり、メイン電流Icはゼロになるとともに、コレクタ−エミッタ間電圧Vceは増大する。
このとき、本来ならセンス領域10S側も同様な振る舞いを示し、センス電圧Vs、センス電流Isがゼロになるはずである。しかしながら、図2の点線部で示すように、センス電流Isは、突発的な異常高電流(サージ電流)を示すことが多く、これはメイン電流Icの挙動とは異なっており、センス領域10Sの電圧や電流が、メイン領域10Mの電圧や電流の挙動を正確に反映していないこととなり、半導体装置10の制御動作の正確性が低下する恐れがある。
サージ電流の問題の解決としては、次の(1)および(2)の様な対策が考えられ、この対策に基づき図1に示すように、センス抵抗RsとRCフィルタ18が半導体装置10に設けられている。
(1)センス抵抗Rsと駆動回路12と間に、RCフィルタ(フィルタ回路)18を介在させることで、サージ電圧・電流を抑制する。
(2)センス抵抗Rsを変更して検出能力を緩和する。
上記の対策の場合、例えばフィルタ回路の設置前では、サージ電圧・電流の発生により、実際のメイン電流の約1.5倍の電流が流れていると駆動回路12が誤認してしまう場合でも、フィルタ回路を設置することにより、実際のメイン電流の約1.3倍の電流の認識まで誤差を抑え込めることがわかっている。
しかしながら、上記(1)および(2)の対策も以下の様な問題を抱えている。
(1)について、サージを抑制する目的でRCフィルタ18の時定数τ(=R1*C1)を大きくすると、センス電流の応答に遅延が生ずることとなり、出力電流の変化が、実際の電流変化から遅延することになる。このことはRCフィルタ18により、本来検出すべき過電流や短絡の検出に遅延が生じることを意味し、トランジスタ16を保護する制御が困難になることを意味する。
すなわち、RCフィルタ18のようなフィルタ回路の設置により、本来検出すべき過電流や短絡といった異常の検出に遅延が生じるおそれがある。これを防ぐ方法として、(2)におけるセンス抵抗Rsの調整が考えられる。
図3はこのような状況を説明するためのチャートである。ここでは、トランジスタ16によるスイッチング機能を働かせず、常にゲート電圧Vgを印加し、トランジスタ16をオンの状態に維持して、トランジスタ16の破壊に至るまでメイン電流Icを増大させている。
センス抵抗Rsを変化させると、遮断を行う一定の検出電圧に際しての電流の値も変化することとなり、このことはゲート遮断時間(検出時間)も変化することを意味する。図3に示すように、センス抵抗Rsの値を変化させることで、ゲート遮断時間が異なることになる。図に示した具体例では、Rs=3.6ΩとRs=2.7Ωとの間で、約100nsのゲート遮断時間の遅延が生じており、その遅延の間にメイン電流は約100A増大することとなる。
したがって、センス抵抗Rsを小さくするほど、検出電圧に至るまでの電流が大きくなり、ゲート遮断時間が増大する。すなわち、センス抵抗Rsを小さくすることにより、遮断までの遅延が生じ、破壊に至るリスクが増大する。一方、センス抵抗Rsを大きくすると、センス電流が全体して小さくなるものの、(センス電流)×(センス抵抗)からセンス電圧Vsは増加することとなり、メイン電流Icが過大に検出され、余計な遮断動作が頻発するリスクが高まる。
そこで発明者は、このようなサージ事象が発生する主たる原因について、別途鋭意検討した結果、センス側エミッタ端子E2への過剰な電荷(ホールまたは電子)の供給が一つの原因になっていることに想到した。
図4は、ターンオフ前後におけるセンス電流Isの変化と、電荷としてのホールの流れにより生ずるホール電流Ihの変化に関するシミュレーションのチャートである。ターンオフ前においては、所定値のセンス電流Isと、所定値のホール電流Ihが供給されている。ターンオフ時において、コレクタ−エミッタ間電圧Vceが増大し始めるとともに、ホール電流Ihも一旦減少した後増大し始める。ここで、ホール電流Ihもサージ発生により増大しており、センス電流Isと一致することが示され、ターンオフ後のセンス電流Isはホール電流Ihと一致することが発見された。すなわち、本図からターンオフ時におけるセンス電流Isの増加(サージ電流の増加)の主たる原因は、ホール電流Ihの増加であることが理解される。このことから、増加するホール電流Ihに対して何らかの対策を施すことにより、センス電流Isのサージ(サージ電流)を低減することができると考えられる。
そこで発明者は、半導体装置の構成、特にホール電流Ihをセンス領域からメイン領域に取り込む構成を工夫することにより、センス側エミッタ端子E2への過剰な電荷の供給を防止する技術的な思想に想到した。
たとえば、PNP型のIGBTからなるトランジスタの場合、その動作原理上、半導体基板の一面(例えば下面)から他面(上面)の方向へ電荷としてのホールが流れる。ターンオフ時においてセンス電流Isが示す突発的な異常高電流(サージ電流)の発生時には、ホールも過剰に発生していることが図4の結果から理解される。この過剰発生したホールのセンス側エミッタ端子E2への直接供給を防止すれば、サージ電流も防止できるため、発明者は次に説明するような半導体装置の構成を考案した。
図5は、本実施形態の半導体装置10の構造を示す図であり、(a)は半導体装置10の平面図であり、(b)は(a)におけるV−V線に沿った断面図である。上述した通り、半導体装置10は、その機能領域的な観点から、電力の通電に用いられるメイン領域10Mと、流入する電流量を検出するセンス領域10Sとに区分けされる。
半導体装置10の裏面(下面)にはp型コレクタ層としての表面p層111が設けられ、表面p層111の上にn型ベース層としてのn層113が耐電圧保持のために設けられている。n層113の表面には、メイン領域10Mの外周を取り囲むように部分的にガードリング拡散層114が形成され、電界集中を緩和し、リーク電流を低減させている。また、ガードリング拡散層114は、表面p層111から供給されたホール(ホール電流)を取り込む役割を果たす。
また、ガードリング拡散層114と同様にホール(ホール電流)を取り込むp型チャネル拡散層115が、n層113およびガードリング拡散層114上に形成されている。また、p型エミッタ層としてのインベース拡散層116が、p型チャネル拡散層115上に部分的に形成されており、ガードリング拡散層114、p型チャネル拡散層115と同様にホール(ホール電流)を取り込む。尚、複数のトレンチTが、p型チャネル拡散層115、インベース拡散層116を水平方向に分断するように形成されている。また、n型エミッタ層としてのソース拡散層117が、センス領域10S内において、チャネル拡散層115上であって、インベース拡散層116に隣接する様に形成されている。上述した各部分の半導体の導電型は以下のようになっている。
・表面p層111:p型半導体
・n層113:n型半導体
・ガードリング拡散層114:p型半導体
・p型チャネル拡散層115:p型半導体
・インベース拡散層116:p型半導体
・ソース拡散層117:n型半導体
ゲート電極として機能するゲート酸化膜123が、ガードリング拡散層114、チャネル拡散層115の上に形成されている。さらに絶縁膜層としての層間絶縁膜121が、チャネル拡散層115、ゲート酸化膜123上に形成されている。半導体装置10の表面(上面;表面p層111が設けられた面と反対側の面)には、メイン領域側のエミッタ電極(メイン側エミッタ端子E1に対応)125、センス領域側のエミッタ電極(センス側エミッタ端子E2に対応)127が設けられている。
そして、異なる層間の電気的接続(導通)を確保するコンタクトホール130が、複数個所に設けられている。コンタクトホール130には金属等の導電体が充填され、エミッタ電極125、127とインベース拡散層116との間を貫通し、両者の電気的接続を確保している。尚、図5(a)の平面図においては、トレンチT、コンタクトホール130以外の部分の図示は省略されている。
本実施形態では、センス領域10Sの外周部分とメイン領域10Mの外周部分とが互いに隣接する隣接領域において、p型チャネル拡散層115、インベース拡散層116の各々が分断されている。そして分断されたことにより形成されるp型チャネル拡散層115a、インベース拡散層116aが、センス領域10Sの外周部分とメイン領域10Mの外周部分とを跨ぐように形成されている。尚、この分断はトレンチTを形成することにより達成されるが、分断方法は特に限定はされない。そして、複数のコンタクトホール130のうち、センス領域10Sに最も隣接した位置において、メイン領域10M内に形成された最隣接コンタクトホール130aが、メイン領域側のエミッタ電極125とインベース拡散層116aとの間を貫通し、両者の電気的接続を確保している。
すなわち、メイン領域側のエミッタ電極125とインベース拡散層116a、p型チャネル拡散層115aとが、複数のコンタクトホール130のうち、センス領域10Sに最も隣接した位置において、メイン領域10M内に形成された最隣接コンタクトホール130aを介して接続されている。
図6は、実施形態の半導体装置10において、基板の裏面(表面p層111の配置面)から供給されたホール(ホール電流)が流れる経路を示す模式図である。点線の太矢印で示すように、基板の裏面から電荷としてのホールがメイン領域10Mとセンス領域10Sの双方に供給される。供給されたホールは、半導体基板に複数設けられたコンタクトホール130を介して、メイン領域側のエミッタ電極125およびセンス領域側のエミッタ電極127に供給される。
本実施形態では、p型チャネル拡散層115a、インベース拡散層116aコンタクトホール130aが、センス領域10Sのホールを取り込む様に機能するホール取り込み領域(ホール吸い込み領域)Pを形成する。そのため、センス領域10S側に属するホール取り込み領域Pの部分に供給されたホールは、矢印Xで示すように、センス領域側のエミッタ電極127に供給されず、p型チャネル拡散層115aおよびインベース拡散層116aを介してメイン領域10Mに供給される。このホールは、更に矢印Yで示すように、最隣接コンタクトホール130aを介してメイン領域側のエミッタ電極125に供給される。
すなわち、本実施形態では、基板の裏面から供給されたホールのうち、センス領域10Sに供給される分の少なくとも一部を、p型チャネル拡散層115aおよびインベース拡散層116aと、最隣接コンタクトホール130aとにより、メイン領域10Mに取り込む。ここで、センス領域10Sに供給されるホールのうちメイン領域10Mに取り込まれるホールとは、ホール取り込み領域Pがなければ、センス領域10Sのエミッタ電極127に供給されるホールであって、ホール取り込み領域Pを設けることにより、メイン領域10Mに取り込まれるホールのことである。この結果、センス領域側のエミッタ電極127(センス側エミッタ端子E2)に供給されるホールの量が減少し、ターンオフ時のサージを低減することが可能になる。なお、このようなホールの取り込みがあっても、センス領域による電流量検出には実質的には影響しない。
図7は、他の実施形態の半導体装置10の断面図である。本実施形態の半導体装置10においては、表面p層111とn層113との間にn型半導体からなるフィールドストップ層112が更に積層されている。フィールドストップ層112を用いることにより、半導体装置の厚みの大部分を占めるn層113を薄くしても耐電圧性能を保持することが可能となり、パンチスルーを防止できるので半導体装置10の薄型化を図ることが可能となる。
図8は、さらに他の実施形態の半導体装置10の断面図である。図5〜図7の実施形態は、p型コレクタ層としての表面p層111、n型ベース層としてのn層113、p型エミッタ層としてのインベース拡散層116を含むいわゆるPNP型のトランジスタを使用したものである。一方、図8の実施形態では、半導体装置10の裏面(下面)にはn型コレクタ層としての表面n層151が設けられ、表面n層151の上にp型ベース層としてのp層153が耐電圧保持のために設けられている。p層153の表面には、メイン領域10Mの外周を取り囲むように部分的にガードリング拡散層154が形成され、電界集中を緩和し、リーク電流を低減させている。また、ガードリング拡散層154は、ガードリング拡散層154と同様に、表面n層151から供給された電子を取り込む役割を果たす。
また、ガードリング拡散層154と同様に電子を取り込むn型チャネル拡散層155が、p層153およびガードリング拡散層154上に形成されている。また、n型チャネル拡散層155、ガードリング拡散層154と同様に表面n層151から供給された電子を取り込むn型エミッタ層としてのインベース拡散層156が、n型チャネル拡散層155上に部分的に形成されている。また、p型エミッタ層としてのソース拡散層157が、センス領域10S内において、n型チャネル拡散層155上であって、インベース拡散層156に隣接する様に形成されている。さらに、表面n層151とp層153との間にp型半導体からなるフィールドストップ層152が積層されている。上述した各部分の半導体の導電型は以下のようになっている。
・表面n層151:n型半導体
・フィールドストップ層152:p型半導体
・p層153:p型半導体
・ガードリング拡散層154:n型半導体
・n型チャネル拡散層155:n型半導体
・インベース拡散層156:n型半導体
・ソース拡散層157:p型半導体
すなわち本実施形態は、n型コレクタ層としての表面n層151、p型ベース層としてのp層153、n型エミッタ層としてのインベース拡散層156を含むいわゆるNPN型のトランジスタを使用したものである。
上記実施形態における層間絶縁膜121、ゲート酸化膜123、メイン領域側のエミッタ電極125、センス領域側のエミッタ電極127、コンタクトホール130の構成は、図5〜図7のものと同じである。本実施形態では、基板の裏面から供給された電子のうち、センス領域10Sに供給される分の少なくとも一部を、n型チャネル拡散層155aと、インベース拡散層156aと、最隣接コンタクトホール130aとにより、メイン領域10Mに取り込むことにより、サージを低減することが可能になる。ここで、センス領域10Sに供給される電子のうちメイン領域10Mに取り込まれる電子とは、電子取り込み領域Pがなければ、センス領域10Sのエミッタ電極127に供給される電子であって、電子取り込み領域Pを設けることにより、メイン領域10Mに取り込まれる電子のことである。すなわち本実施形態においては、センス領域10Sからメイン領域10M側に電子を取り込む電子取り込み領域(電子吸い込み領域)Pには、n型チャネル拡散層155a、インベース拡散層156a、最隣接コンタクトホール130aが含まれる。
図9は、ターンオフ時における本発明の半導体装置および比較例の半導体装置のセンス電流の値を検出した結果を示すチャートである。比較例の半導体装置では、図1のRCフィルタ18を用いつつ、実施形態のようにセンス領域10S側のインベース拡散層116a(156a)およびp型チャネル拡散層115a(n型チャネル拡散層155a)に対し、最隣接コンタクトホール130aを接続していない。すなわち、比較例の半導体装置ではホール取り込み領域(または電子取り込み領域)が設けられていない。
点線Aは本発明の半導体装置におけるサージ電流(センス電流)のピーク値を示し、点線Bは比較例の半導体装置におけるサージ電流(センス電流)のピーク値を示す。この図から明らかなように、比較例に比べ、本発明ではサージ電流のピーク値が低下している。
尚、ホール取り込み領域(電子取り込み領域)の詳細な構成は上記実施形態のものに限定はされず、ホールまたは電子をセンス領域からメイン領域に取り込む作用をする手段(層、デバイスなど)が設けられれば良い。例えば、インベース拡散層116a、p型チャネル拡散層115a(n型チャネル拡散層155aと、インベース拡散層156a)の代わりに、センス領域10Sおよびメイン領域10Mを跨ぐように所定の導通層を設けることができる。この導通層は、半導体装置10の裏面から供給されるホール(または電子)を取り込むことができる。さらこの導電層は、センス領域側のエミッタ電極127と電気的に接続されず、メイン領域側のエミッタ電極125と電気的に接続される。このような構成によっても、上述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、ホール取り込み領域(電子取り込み領域)は、センス領域とメイン領域の間に形成されるが、その形成部分や面積も特に限定はされない。すなわち、ホール取り込み領域(電子取り込み領域)はセンス領域の外周部分全部に渡って設ける必要はなく、例えば、センス領域の外縁の少なくとも一部およびメイン領域の外縁の少なくとも一部の間に設けることができる。もちろん、半導体装置10におけるホール取り込み領域以外の他の部分の構成も、上述した実施形態には限定されない。
本発明によれば、RCフィルタ等のフィルタ回路に依存せず、半導体装置の構成の工夫によりサージを抑制できるため、検知遅れもなくなり確実に半導体装置を保護することが可能となる。また、フィルタを使用する場合であっても、フィルタ定数を下げることができ、部品の点数および実装面積の削減を可能としつつも、過電流、短絡等の異常を検出能力の維持・向上を図ることができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
本発明に係る半導体装置によれば、センス側セルへのサージ電流の様な異常の発生を抑制することができるため、半導体装置への悪影響を抑制でき、種々の分野に適用可能である。
10 半導体装置
12 駆動回路
16 トランジスタ
18 RCフィルタ
111 表面p層(p型コレクタ層)
113 n層(n型ベース層)
114 ガードリング拡散層
115 p型チャネル拡散層
116 インベース拡散層(p型エミッタ層)
117 ソース拡散層(n型エミッタ層)
121 層間絶縁膜(絶縁膜層)
123 ゲート酸化膜
125 メイン領域側のエミッタ電極
127 センス領域側のエミッタ電極
130 コンタクトホール
151 表面n層
153 p層(p型ベース層)
154 ガードリング拡散層
155 n型チャネル拡散層
156 インベース拡散層
157 ソース拡散層(p型エミッタ層)

Claims (10)

  1. 機能領域が、電力の通電に用いられるメイン領域と、流入する電流量を検出するセンス領域とに区分けされた半導体装置であって、
    前記センス領域と前記メイン領域との隣接部分において、前記センス領域に供給されたホール電流の少なくとも一部を前記メイン領域に取り込むホール取り込み領域が形成された半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置であって、
    前記センス領域および前記メイン領域を跨ぐように設けられた導通層をさらに備え、
    当該導通層は前記センス領域側のエミッタ電極と電気的に接続されず、前記メイン領域側のエミッタ電極と電気的に接続される半導体装置。
  3. 請求項2に記載の半導体装置であって、
    前記導通層が、p型チャネル拡散層および当該p型チャネル拡散層に積層されたインベース拡散層を含み、
    前記インベース拡散層が、前記メイン領域において形成されたコンタクトホールを介して前記メイン領域側のエミッタ電極と電気的に接続される半導体装置。
  4. 請求項3に記載の半導体装置であって、
    p型コレクタ層、n型ベース層、前記p型チャネル拡散層、前記インベース拡散層、絶縁膜層、前記センス領域側および前記メイン領域側のエミッタ電極が順序積層される半導体装置。
  5. 請求項4に記載の半導体装置であって、
    前記p型コレクタ層と前記n型ベース層との間にn型のフィールドストップ層が積層された半導体装置。
  6. 機能領域が、電力の通電に用いられるメイン領域と、流入する電流量を検出するセンス領域とに区分けされた半導体装置であって、
    前記センス領域と前記メイン領域との隣接部分において、前記センス領域に供給された電子の少なくとも一部を前記メイン領域に取り込む電子取り込み領域が形成された半導体装置。
  7. 請求項6に記載の半導体装置であって、
    前記センス領域および前記メイン領域を跨ぐように設けられた導通層をさらに備え、
    当該導通層は前記センス領域側のエミッタ電極と電気的に接続されず、前記メイン領域側のエミッタ電極と電気的に接続される半導体装置。
  8. 請求項7に記載の半導体装置であって、
    前記導通層が、n型チャネル拡散層および当該n型チャネル拡散層に積層されたインベース拡散層を含み、
    前記インベース拡散層が、前記メイン領域において形成されたコンタクトホールを介して前記メイン領域側のエミッタ電極と電気的に接続される半導体装置。
  9. 請求項8に記載の半導体装置であって、
    n型コレクタ層、p型ベース層、前記n型チャネル拡散層、前記インベース拡散層、絶縁膜層、前記センス領域側および前記メイン領域側のエミッタ電極が順序積層される半導体装置。
  10. 請求項9に記載の半導体装置であって、
    前記n型コレクタ層と前記p型ベース層との間にp型のフィールドストップ層が積層された半導体装置。
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