JP2015114634A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートの搬送に起因する画像形成の開始タイミングのばらつきの抑制が期待できる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】MFP100は,搬送ベルト7とシートとに跨るようにマークを形成し,レジストセンサ63にてシートの先端が検出されてからベルトセンサ65にて形成されたマーク画像の後端が検出されるまでの時間であるマーク時間Tmを計測する。そして,計測されたマーク時間Tmに基づいて,レジストセンサ63にてシートの先端が検出されてから画像形成を開始するまでの時間を取得する。さらに,画像形成時には,取得した時間に基づいて画像形成する。
【選択図】図4

Description

本発明は,画像形成装置に関する。さらに詳細には,画像形成の開始タイミングの制御に関するものである。
従来から,シート上に画像を形成する画像形成装置であって,シート搬送路上の画像形成位置よりも上流側に,シートの有無を検出するセンサを配置し,シート先端の検出タイミングに基づいて画像形成の開始タイミングを制御する技術が知られている。
例えば,特許文献1には,給紙ローラと転写ローラとの間に,シートの有無を検出する検出部を備えた画像形成装置であって,シートの先端を検出すると,感光体ドラムおよび転写ローラが回転し始めるとともに,感光体ドラムの外周面に向けてレーザ光が照射されることが開示されている。
特開2013−130640号公報
しかしながら,前記した従来の技術には,次のような問題があった。すなわち,シートの搬送状況によって,画像形成の開始タイミングがばらついてしまう。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,シートの搬送に起因する画像形成の開始タイミングのばらつきの抑制が期待できる画像形成装置を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた画像形成装置は,シート上に画像を形成する画像形成部と,前記画像形成部よりもシート搬送路上の上流側の位置にあるシート検出部と,前記シートを搬送する搬送部と,前記搬送部に形成された画像を検出する画像検出部と,記憶部と,制御部とを備え,前記制御部は,前記搬送部と前記搬送部によって搬送されるシートとに跨るようにマーク画像を形成するマーク形成処理と,前記シート検出部がシートの先端の通過を検出してから,前記マーク画像のうち前記搬送部に形成された部分の画像の後端が前記画像検出部の検出結果に基づいて検出されるまでの時間であるマーク搬送時間を計測するマーク計測処理と,前記マーク搬送時間に基づき,前記シート検出部がシートの先端の通過を検出してから前記画像形成部が画像形成を開始するまでの時間を取得する開始取得処理と,前記開始取得処理にて取得した時間に基づき,前記画像形成部に画像形成させる画像形成処理とを実行することを特徴としている。
本明細書に開示される画像形成装置は,搬送部とシートとに跨るようにマーク画像を形成し,シート検出部によるシート先端の検出からマーク画像の後端の検出までの時間を計測する。跨るように形成されたマーク画像の後端の位置は,画像形成部に対向していた時には,シートの先端があった位置に相当する。つまり,画像形成装置は,マーク計測処理によって,シートの先端がシート検出部の位置から画像検出部の位置まで移動する時間を計測する。なお,画像形成部は,電子写真方式であっても,インクジェット方式であってもよい。そして,画像形成を開始するとは,電子写真方式であれば露光開始,インクジェット方式であればインクの吐出開始が該当する。また,第1調整時間は,例えば,マーク搬送時間をパラメータとして計算によって求めてもよいし,あらかじめ記憶部に記憶されているマーク搬送時間と第1調整時間とを関連付けたマトリクスから読み出してもよい。
すなわち,本明細書に開示される画像形成装置によれば,シートを搬送して計測した搬送時間に基づいて開始取得処理にて取得した時間に基づいて,画像形成を開始する。そのため,例えば,機体ごとの製造ばらつきや,シートの搬送ごとの搬送ばらつきを反映して調整した画像形成の開始タイミングで画像形成を開始できる。従って,シートの搬送に起因する画像形成の開始タイミングのばらつきの抑制が期待できる。
また,前記制御部は,前記マーク搬送時間の基準となる基準搬送時間を取得する基準取得処理と,前記シート検出部がシートの先端の通過を検出してから前記画像形成部が画像形成を開始するまでの時間を調整するための第1調整時間を,前記マーク搬送時間と,前記基準取得処置にて取得した基準搬送時間との差から取得する第1取得処理と,前記第1取得処理にて取得した第1調整時間を,前記記憶部に記憶させる第1記憶処理とを実行するとよい。基準計測時間との差を第1調整時間とすることで,マトリクス等によってマーク搬送時間から大まかな第1調整時間を取得するよりも,より正確な第1調整時間を取得できる。その第1調整時間を読み出して利用することで,シートの搬送にばらつきが生じたとしても,そのばらつきを反映して調整したタイミングで画像形成を開始できる。
また,前記制御部は,規定位置をシートが通過してから前記シート検出部がシートの通過を検出するまでの時間である計測時間を計測するシート計測処理と,前記計測時間に基づき,前記シート検出部がシートの先端の通過を検出してから前記画像形成部が画像形成を開始するまでの時間を調整する第2調整時間を,前記マーク計測処理にて計測した前記マーク搬送時間に基づき取得される基準計測時間と前記計測時間との差から取得する第2取得処理と,前記第2取得処理にて取得した第2調整時間を,前記記憶部に記憶させる第2記憶処理とを実行するとよい。規定位置から実際に検出部がシートの先端の通過を検出するまでの時間を計測し,その計測時間に基づいて第2調整時間を求めることで,搬送ごとにシートの検出タイミングにばらつきが生じたとしても,そのばらつきを反映して調整したタイミングで画像形成を開始できる。規定位置としては,例えば,シート検出センサ,レジストレーションローラ対,給紙ローラが該当する。なお,シートの検出タイミングのばらつき要因としては,例えば,搬送空間内のシートの位置の違い,シートのこしの強さの違いがある。
また,前記規定位置は,前記シート検出部よりもシート搬送路上の上流側の位置でのシートの有無を検出するセンサの設けられている位置であり,前記規定位置に設けられているセンサは,前記シート検出部と比較して,シートの搬送方向に対して直交方向からシートの有無を検出するとよい。シートの搬送方向に対して直交方向に近いほど搬送状況に起因する検出タイミングのばらつきは小さい。つまり,直交方向から検出することにより,規定位置の精度が高いものとなるので好ましい。なお,センサとしては,例えば,光センサや超音波センサが該当する。
また,前記規定位置は,シートを前記画像形成部の画像形成位置に搬送するレジストレーションローラ対の設けられている位置であり,前記制御部は,前記シート計測処理では,前記レジストレーションローラ対の回転を開始したタイミングを,前記規定位置をシートの先端が通過したタイミングとするとよい。レジストレーションローラ対から搬送されるシートは,搬送時のシートの斜行を修整された状態である。規定位置をレジストレーションローラ対の位置とすれば,シート検出部でのシートの検出タイミングにシートの斜行に起因するばらつきが生じ難く,より正確な調整時間を取得できる。
また,シートを前記画像形成部の画像形成位置まで搬送する複数の搬送路を備え,前記制御部は,前記第2取得処理では,搬送路ごとに前記第2調整時間を取得するとよい。搬送路ごとに,シート検出部によるシートの検出タイミングのばらつきには差がある。そのため,第2調整時間は,搬送路ごとに取得する方が好ましい。なお,搬送路としては,標準のトレイから搬送する搬送路の他,例えば,増設トレイからの搬送路,手差しトレイからの搬送路,反転搬送路が該当する。
また,前記制御部は,前記第2取得処理では,シートの種類ごとに前記第2調整時間を取得するとよい。シートの種類ごとに,シート検出部によるシートの検出タイミングのばらつきには差がある。そのため,第2調整時間は,シートの種類ごとに取得する方が好ましい。シートの種類としては,例えば,普通紙,厚紙,はがき,薄紙が該当する。
本発明によれば,シートの搬送に起因する画像形成の開始タイミングのばらつきを抑制する画像形成装置が実現される。
実施の形態にかかるMFPの概略構成を示す断面図である。 レジストセンサを示す説明図である。 MFPの電気的構成を示すブロック図である。 マーク計測試験における各タイミングの関係を示す説明図である。 マークを示す説明図である。 マーク時間とセンサ時間との関係を示すグラフである。 第2調整時間の表の例を示す説明図である。 調整時間取得処理の手順を示すフローチャートである。 形成計測処理の手順を示すフローチャートである。 印刷処理の手順を示すフローチャートである。
以下,本発明にかかる画像形成装置を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,画像形成機能を備えた複合機(MFP:Multi Function Peripheral)に本発明を適用したものである。
本形態のMFP100は,図1に示すように,シートに画像を印刷する画像形成部10と,原稿の画像を読み取る原稿読取部20と,動作状況の表示やユーザによる入力操作の受付を行う操作パネル40とを備えている。
画像形成部10は,電子写真方式によりシートにトナー像を形成するプロセス部5と,プロセス部5に対向する位置でシートを搬送する搬送ベルト7と,シート上の未定着のトナー像をシートに定着させる定着部8とを有している。プロセス部5は,イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の色ごとにそれぞれ,感光体51と,帯電部52と,露光部53と,現像部54と,転写部55とを有している。プロセス部5は,画像形成部の一例である。また,搬送ベルト7は,搬送部の一例である。
MFP100は,搬送ベルト7へシートを搬送する搬送路11と,印刷用のシートを収納する給紙トレイ12と,印刷済みのシートを載置する排紙トレイ13と,両面印刷用の反転搬送路15と,手差しトレイ17とを有している。印刷用のシートは,例えば,給紙トレイ12または手差しトレイ17から搬送路11へ搬入され,搬送ベルト7と定着部8とを経由して,排紙トレイ13に排出される。両面印刷の場合には,第一面に印刷されたシートは,反転搬送路15を経て表裏を反転した状態で再び搬送路11へ搬送され,第二面に印刷される。
さらに,MFP100は,シート搬送方向についてプロセス部5より上流側に,上流側から順に,給紙ローラ61と,レジストレーションローラ対62と,レジストセンサ63とを有している。給紙ローラ61は,給紙トレイ12に収容されているシートを搬送路11へ給紙する。レジストレーションローラ対62は,給紙されたシートの斜行を修整してプロセス部5へ向けて搬送する。レジストセンサ63は,レジストレーションローラ対62とプロセス部5との間の位置で,シートの有無を検出する。レジストセンサ63については後述する。レジストセンサ63は,シート検出部の一例である。
レジストレーションローラ対62は,搬送路11の搬送方向に直交して互いに平行に配置され,互いに圧接されている2つのローラを有している。つまり,レジストレーションローラ対62の圧接方向は,シートの搬送方向に直交している。また,レジストレーションローラ対62は,駆動と停止とが切り替え可能に制御され,停止されている状態ではシートが2つのローラに挟まれた状態となるニップ位置に進入させない。そして,停止しているレジストレーションローラ対62にシートが突き当てられることにより,シートの面内での斜行が修整される。レジストレーションローラ対62のニップ位置は,規定位置の一例である。
なお,図1に示すように,手差しトレイ17から給紙されたシートの経路も,レジストレーションローラ対62より上流側で搬送路11に合流する。また,両面印刷の第二面への印刷時のシートの経路は,反転搬送路15を経てレジストレーションローラ対62より上流側で搬送路11に合流する。つまり,印刷されるシートはすべて,プロセス部5に至る以前に,レジストレーションローラ対62とレジストセンサ63との位置を通過する。レジストレーションローラ対62の位置へ至る複数のシートの経路は,それぞれ,搬送路の一例である。例えば,給紙トレイ12からの経路と,手差しトレイ17からの経路と,反転搬送路15からの経路とは,いずれも搬送路の一例である。
さらに,MFP100は,搬送ベルト7上のトナーの有無を検出するための,ベルトセンサ65を有している。搬送ベルト7は,複数のベルトローラによって回転移動される無端ベルトである。シートは,搬送ベルト7がプロセス部5と対向している箇所で,搬送ベルト7によって搬送される。一方,ベルトセンサ65は,プロセス部5に対向しない箇所で,搬送ベルト7に対向する位置に設けられている。つまり,ベルトセンサ65の対向する箇所は,シートが通過しない箇所である。ベルトセンサ65は,例えば,光学的にトナーを検出する光学センサである。ベルトセンサ65は,画像検出部の一例である。
原稿読取部20は,光学的に画像を読み取るためのイメージセンサを有し,原稿の各位置における光の反射に基づいて画像データを取得する。原稿読取部20の読取方式は,CCD方式であってもよいし,CIS方式であってもよい。また,原稿読取部20は,カラー読み取りが可能であってもよいし,モノクロ読み取りのみでもよい。また,操作パネル40は,例えば,液晶ディスプレイおよびスタートキー,ストップキー,テンキー等から構成されるボタン群を備え,ユーザによる指示入力を受け付ける。
続いて,MFP100のレジストセンサ63について説明する。レジストセンサ63は,レジストレーションローラ対62から搬送開始されたシートの先端の通過を検出する。本形態のMFP100では,レジストセンサ63によるシートの検出タイミングには,レジストレーションローラ対62へ至るまでのシートの搬送路,搬送するシートの種類,搬送時のシートの状態等による誤差が含まれる。例えば,両面印刷における第二面への印刷時では,シートにカールが発生している場合がある。そのようになっていると,レジストセンサ63によるシートの検出タイミングには,誤差が含まれる。
また,レジストセンサ63として,図2に示すようなシートの押圧によりシートの通過を検出するセンサを利用した場合には,その検出タイミングには,さらに特有の誤差が含まれる。図2に示したレジストセンサ63は,回転可能な検出片631と,紙面に垂直な方向に配置された発光素子と受光素子とによる光路632とを有する。このレジストセンサ63は,検出片631がシートの押圧により回転され,光路632が遮られることにより,シートを検出する。
このレジストセンサ63では,図2に示すように,検出信号のオンとオフとが変化する位置での検出片631は,シートの搬送方向Pと非直交の角度θをなしている。そのため,例えば,図2中に二点鎖線で示すシートS1のように,基準のシートSの位置とは異なる位置を通過したシートについては,レジストセンサ63は,基準のシートSの場合とは異なるタイミングでシートの先端を検出する可能性がある。このような通過位置の違いは,例えば,レジストレーションローラ対62へ至るまでのシートの搬送路の違いやシートの種類に起因して発生する。
また,コシの弱いシートの場合には,検出片631を充分回転させるまでにシート自体がたわむ可能性がある。たわんだシートは,レジストセンサ63にて検出された後,たわみが回復して進行する場合が多い。つまり,レジストセンサ63によるシートの検出タイミングには,シートの搬送路の違いやシートの種類の違いに起因する誤差が含まれている可能性がある。
一方,レジストレーションローラ対62は,シートの搬送方向Pと直交した位置関係に配置される。そのため,レジストレーションローラ対62からシートが搬送され始めるタイミングは,レジストセンサ63の検出タイミングのようにシートの搬送路やシートの種類による影響を受ける可能性は低い。つまり,どのようなシートでも,ニップに突き当てられたシートは,レジストレーションローラ対62の駆動開始からほぼ同じタイミングで搬送開始される。
また,ベルトセンサ65は,搬送ベルト7に対して固定された位置から搬送ベルト7上のトナーを検出する。また,ベルトセンサ65の検出位置へはシートは搬送されない。つまり,ベルトセンサ65の検出タイミングは,レジストセンサ63のようにシートの搬送路やシートの種類による影響を受ける可能性は低く,レジストセンサ63に比較して検出誤差は小さい。
続いて,MFP100の電気的構成について説明する。MFP100は,図3に示すように,CPU31と,ROM32と,RAM33と,NVRAM(不揮発性RAM)34と,ASIC35とを含むコントローラ30を備えている。また,MFP100は,画像形成部10と,原稿読取部20と,ネットワークインターフェース37と,USBインターフェース38と,操作パネル40と,電磁クラッチ67と,レジストセンサ63と,ベルトセンサ65とを備え,これらがコントローラ30に電気的に接続されている。
ROM32には,MFP100を制御するための各種制御プログラムや各種設定,初期値等が記憶されている。RAM33は,各種制御プログラムが読み出される作業領域として,あるいは,データを一時的に記憶する記憶領域として利用される。CPU31は,ROM32から読み出した制御プログラムに従って,その処理結果をRAM33またはNVRAM34に記憶させながら,MFP100の各構成要素を制御する。
ネットワークインターフェース37は,LANケーブル等を介してネットワークと通信を行うためのハードウェアである。USBインターフェース38は,USBケーブル等を介して接続された装置と通信を行うためのハードウェアである。
CPU31は,制御部の一例である。なお,コントローラ30が制御部であってもよいし,ASIC35が制御部であってもよい。なお,図3中のコントローラ30は,CPU31等,MFP100の制御に利用されるハードウェアを纏めた総称であって,実際にMFP100に存在する単一のハードウェアを表すとは限らない。また,NVRAM34は,記憶部の一例である。
電磁クラッチ67は,レジストレーションローラ対62を駆動する駆動モータから,レジストレーションローラ対62の回転軸への駆動力を,伝達または遮断する。つまり,MFP100は,電磁クラッチ67の駆動信号をオフからオンに変更して,電磁クラッチ67を連結させることにより,レジストレーションローラ対62の回転を開始させることができる。
続いて,MFP100における画像形成動作について説明する。画像形成時には,プロセス部5では,電子写真方式によって感光体51の表面上にトナー像が形成される。つまり,感光体51は,帯電部52によって帯電され,露光部53によって露光される。これにより,感光体51上に印刷データに基づいた静電潜像が形成される。次に,その静電潜像に現像部54によってトナーが供給され,感光体51上にトナー像が形成される。
一方,印刷用のシートは,給紙トレイ12等から搬送路11へ搬送され,レジストレーションローラ対62にて斜行が修整された後,搬送ベルト7に向かって搬送される。その途上で,レジストセンサ63にてシートの先端が検出される。レジストセンサ63にてシートの先端が検出された後,シートは,搬送ベルト7によってプロセス部5に対向する位置に搬送される。感光体51に形成されたトナー像は,転写部55によって,シートに転写される。その後,トナー像が載ったシートは,搬送ベルト7から離れて定着部8に至り,定着部8によってトナー像がシートに定着される。
MFP100は,上述したように,シートとトナー像とをともに移動させつつ,転写位置にて位置合わせするために,レジストセンサ63によるシート先端の検出タイミングに基づいて,画像形成を開始するタイミングを制御する。例えば,シートの先端部分に適切な幅の余白を設け,シート上の適切な位置に画像を形成するように,シートの搬送位置に合わせて画像形成を開始する。そのために,例えば,レジストセンサ63にてシートの先端の通過が検出されてから,露光部53による露光を開始するまでの待機時間の基準の値が,機種ごとに設定されている。
しかしながら,レジストセンサ63によるシートの検出タイミングには,各種の誤差が含まれる。そこで,MFP100は,機種ごとに決められた基準の待機時間と,各種の誤差を補正するための調整時間とを,NVRAM34に記憶している。そして,画像形成時には,NVRAM34から基準の待機時間と調整時間とを読み出し,基準の待機時間を調整時間にて補正した時間に基づいて,画像形成を開始するタイミングを決定する。
具体的には,レジストセンサ63によるシートの検出タイミングには,例えば,部品の製造ムラや組み付け時の配置ムラ等によって,同一機種の装置であっても,個別の製品ごとに個体差に基づく誤差が生じる。また,前述したように,シートの搬送路やシートの種類等によって,同一の個別の製品であっても,搬送シートに基づく誤差が生じる。そこで,MFP100は,調整時間として,個体差に基づく第1調整時間と,搬送シートに基づく第2調整時間との2種類の値を記憶している。
続いて,本形態のMFP100にて,調整時間を取得する方法について説明する。MFP100は,調整時間の取得のために,図4に模式的に示すように,出荷前に個別にマーク計測試験を実施する。
マーク計測試験では,シートを1枚給紙し,プロセス部5にてシートSの先端と搬送ベルト7とに跨るようにマークMを形成する。つまり,シートの先端に対応する露光開始の時刻より前の時点からマークMの露光を開始する。なお,シートの面内において,シートの搬送方向に直交する方向についてのマークMの位置は,ベルトセンサ65にて検出可能な位置であればよい。また,マークMの搬送方向の長さは,シートと搬送ベルト7とに跨るのに十分な長さであればよい。
さらに,MFP100は,通常の印刷処理と同様に各部を制御する。これにより,シートは,搬送ベルト7から離れて定着部8へ向かう(図1参照)。その後,形成したマークMをベルトセンサ65にて検出する。つまり,ベルトセンサ65は,前述したように跨って形成したマークMのうち,搬送ベルト7上に形成された部分を検出する。
具体的には,図5に示すように,搬送ベルト7に形成した所定の長さWのマークMのうち,搬送ベルト7上に形成された長さW1の部分だけがベルトセンサ65によって検出され,長さW2の部分は,シートとともに定着部8へ進む。従って,ベルトセンサ65によって検出されるマークMの後端の位置は,シートの先端があった位置に相当する。なお,長さW,W1,W2は,シートや搬送ベルト7の搬送方向についての長さである。図5では,シートが載置されていた範囲をドットハッチングで示している。
そこで,マーク計測試験では,MFP100は,タイマを利用して,図4に示すセンサ時間Tsとマーク時間Tmとを取得する。センサ時間Tsは,レジストレーションローラ対62を駆動開始するタイミングKaから,レジストセンサ63によるシート先端の検出タイミングKbまでの時間である。また,マーク時間Tmは,レジストセンサ63によるシート先端の検出タイミングKbから,ベルトセンサ65が搬送ベルト7上のマークの後端を検出する時刻Kcまでの時間である。マーク時間Tmは,マーク搬送時間の一例である。また,センサ時間Tsは,計測時間の一例である。
なお,このマーク計測試験では,ベルトセンサ65にてマークの後端を検出したタイミングが把握できればよい。つまり,ベルトセンサ65は,マークの後端を検出すればよく,マークの長さを計測する必要はない。従って,ベルトセンサ65での検出を開始するタイミングは限定されない。マークMがベルトセンサ65の検出位置に有る期間内に,検出を開始すればよい。
プロセス部5に対向する位置からベルトセンサ65の検出位置までの,搬送ベルト7によるシートの搬送時間は,設計値として予めわかっている。従って,実施したマーク計測試験において,取得したマーク時間Tmに基づいて,レジストセンサ63によるシート先端の検出タイミングKbから,プロセス部5に対向する位置までシートが搬送されるのに実際に要した実待機時間を算出することができる。なお,プロセス部5に対向する位置とは,シートがプロセス部5による画像の転写を受ける転写位置のことである。
MFP100は,自装置にて実施したマーク計測試験にて,マーク時間Tmとセンサ時間Tsとを計測する。そして,得られたマーク時間Tmと,その同じ試験時のセンサ時間Tsとから,第1調整時間と第2調整時間とを取得する。さらに,取得した第1調整時間と第2調整時間とを,NVRAM34に記憶する。
そして,MFP100は,計測したマーク時間Tmに基づいて算出した実待機時間と,予め記憶している基準の待機時間との差を算出し,第1調整時間とする。または,基準の待機時間から基準のマーク時間を算出し,基準のマーク時間とマーク時間Tmとから第1調整時間を取得してもよい。この第1調整時間は,個別の製品としての自装置の誤差に対応する調整時間である。
一方,前述したように,レジストセンサ63によるシートの検出タイミングには,シートの搬送路やシートの種類による誤差が含まれている可能性がある。つまり,マーク計測試験において取得した検出タイミングKbにも,誤差が含まれている可能性がある。一方,レジストレーションローラ対62を駆動開始するタイミングKaと,実際にシートの搬送が開始されるタイミングとの間の誤差は,ごく小さい。そこで,MFP100は,センサ時間Tsを利用して,第2調整時間を取得する。
発明者は,複数台のMFP100にて実験を行うことにより,センサ時間Tsと,マーク時間Tmとの間には,機種ごとに一定の線形関係があることを見いだした。同一機種のMFP100では,センサ時間Tsとマーク時間Tmとの関係は,例えば,図6に示すように,直線Trに集約される。直線Trは,以下の式1にて表される。なお,この式1の中のαとβとは,MFP100の機種ごとに固有の値である。
Ts = Tm × α + β … (式1)
各個別のMFP100では,図6中に例えば円Rで示す機種ごとの基準値に対して,部品の製造ムラや取り付け誤差等によって,直線Trに沿った個別のズレが生じる。これに加え,各測定時には,シートの搬送に起因するレジストセンサ63の検出ばらつきなどによって,直線Trから離間する向きの誤差が加わる。
そこで,MFP100は,自装置にて実施したマーク計測試験にて得られたマーク時間Tmと,その同じ試験時のセンサ時間Tsとから,第2調整時間を取得する。具体的には,取得したマーク時間Tmから前述の式1に基づいて,対応する基準センサ時間Ts0を算出する。そして,計測したセンサ時間Tsと基準センサ時間Ts0との差を,第2調整時間とする。
なお,第2調整時間は,前述したように,シートの搬送路やシートの種類に応じて異なる値となる可能性が高い。そこで,MFP100では,各種の条件ごとに第2調整時間を取得して,例えば,図7に示すように,表341として,NVRAM34に記憶している。各種の条件としては,例えば,シートの種類として,普通紙,薄紙,厚紙の区別がある。また,シートの搬送路として,給紙トレイ12からの給紙か手差しトレイ17からの給紙かの区別,また,両面印刷における第一面と第二面との区別などがある。
そして,画像形成時には,MFP100は,NVRAM34から,個別の第1調整時間と,印刷の条件に対応する第2調整時間とを読み出す。そして,レジストセンサ63がシートの先端を検出してから露光を開始するまでの時間を,機種ごとの基準の待機時間に第1調整時間と第2調整時間とを加味した時間に基づいて決定する。
なお,MFP100は,マーク計測試験にて取得されるマーク時間Tmに基づいて,レジストセンサ63によるシート先端の検出タイミングKbから,プロセス部5による画像形成を開始するまでの時間を取得することもできる。MFP100は,前述したように,マーク計測試験にて取得したマーク時間Tmに基づいて,実待機時間を算出している。そこで,算出した実待機時間に基づいて,露光開始から転写開始までの時間と,シートの先端が転写位置まで搬送されてから先端余白の分だけ搬送される時間とを考慮することにより,検出タイミングKbから露光開始までの時間を取得できる。
この場合には,MFP100は,取得した検出タイミングKbから露光開始までの時間と,第2調整時間とをNVRAM34に記憶する。そして,画像形成時には,これらの時間を取得し,これらの時間に基づいて,露光を開始するタイミングを決定する。または,マーク時間Tmを記憶しておき,画像形成時に露光開始のタイミングを算出してもよい。また,第1調整時間は,機体ごとに固有の値であるので,あらかじめ,基準の待機時間を第1調整時間にて補正した時間を取得して記憶しておいてもよい。
続いて,第1調整時間と第2調整時間とを取得するための調整時間取得処理の手順について,図8のフローチャートを参照しつつ説明する。この調整時間取得処理は,例えば,MFP100の管理ユーザによって,MFP100のメンテナンスのための各種モードのうちから,マーク計測試験モードが選択され,実行が指示されたことを契機にCPU31によって実行される。
調整時間取得処理では,先ず,マーク計測試験モードの実行の指示にて設定されている,シートの種類,使用するトレイの設定に基づくシートの搬送経路,両面または片面の選択等の各種の条件を取得する(S101)。また,NVRAM34に記憶されている,機種ごとの基準の待機時間を読み出し,読み出した基準の待機時間に基づいて基準のマーク時間Tm0を取得する(S102)。
基準のマーク時間Tm0は,機種ごとの設計値に基づく基準のマーク時間である。前述したように,プロセス部5に対向する位置からベルトセンサ65の検出位置までの搬送ベルト7の移動時間,および,画像形成の開始から転写までの所要時間は,予めわかっている。従って,基準の待機時間に基づいて,基準のマーク時間Tm0を取得できる。基準のマーク時間Tm0は,基準搬送時間の一例であり,S102の処理は,基準取得処理の一例である。
さらに,指定されたトレイからシートを1枚給紙し,シートの搬送を開始する(S103)。なお,この段階ではレジストレーションローラ対62は停止している。
そして,S103によるシートの搬送開始から,所定時間が経過したか否かを判断する(S104)。レジストレーションローラ対62が停止されているので,トレイから給紙されたシートの先端は,レジストレーションローラ対62に突き当てられた状態で一旦停止することになる。S104の所定時間は,給紙されたシートの先端が少なくともレジストレーションローラ対62に突き当てられた状態となるまでの時間である。
そして,所定時間が経過していない場合は(S104:NO),経過するまで待機する。所定時間が経過したと判断したら(S104:YES),マーク画像を形成して,マーク時間Tmとセンサ時間Tsとを計測する形成計測処理を実行する(S105)。
次に,形成計測処理の手順について,図9のフローチャートを参照して説明する。形成計測処理を開始すると,MFP100は,まず,レジストレーションローラ対62の駆動を開始すると同時に,第1タイマをスタートさせる(S201)。具体的には,電磁クラッチ67をオンして,レジストレーションローラ対62に駆動力を伝達する。これにより,シートの先端は,レジストレーションローラ対62に突き当たった状態となる位置からレジストセンサ63の位置へと搬送される。
なお,第1タイマは,CPU31のシステムクロックを利用したタイマであってもよいし,CPU31とは別個に設けられたタイマであってもよい。そして,レジストセンサ63がシートの先端を検出したか否かを判断する(S202)。検出していないと判断したら(S202:NO),検出するまで搬送を継続する。
そして,レジストセンサ63にてシートの先端が検出されたと判断したら(S202:YES),第1タイマをストップして,センサ時間Tsを取得するとともに,第2タイマをスタートさせる(S203)。S203にて得られるセンサ時間Tsは,シートの先端がレジストレーションローラ対62の駆動を開始してから,レジストセンサ63がシートの通過を検出するまでの時間である。S203にてセンサ時間Tsを取得する処理は,シート計測処理の一例である。
次に,レジストセンサ63にてシートの先端を検出したタイミングに基づいて,マークMのトナー像を形成する(S204)。マークMの形成時には,S102にてNVRAM34から読み出した,機種ごとの基準の待機時間を利用する。なお,マークMは,前述したように,シートの先端と搬送ベルト7とに跨って形成する。S204は,マーク形成処理の一例である。
そして,ベルトセンサ65にてマークMの後端を検出したか否かを判断する(S205)。ベルトセンサ65にてマークMの後端を検出していない場合は(S205:NO),検出するまで搬送を継続する。検出したと判断したら(S205:YES),第2タイマをストップして,マーク時間Tmを取得して(S206),形成計測処理を終了する。S206にてマーク時間Tmを取得する処理は,マーク計測処理の一例である。
図8に戻り,S105の形成計測処理が終了したので,基準センサ時間Ts0を取得する(S108)。基準センサ時間Ts0は,センサ時間Tsの基準となる値であり,本形態では,マーク時間Tmから前述の式1に基づいて算出される。
そして,第1調整時間と第2調整時間とを算出する(S109)。具体的には,S102にて取得した基準マーク時間Tm0とS206にて取得したマーク時間Tmとの差から,第1調整時間を取得する。また,S108にて取得した基準センサ時間Ts0とS203にて取得したセンサ時間Tsとの差から,第2調整時間を取得する。つまり,S109の処理は,第1取得処理と第2取得処理との一例である。
さらに,算出した第1調整時間と第2調整時間とをNVRAM34に記憶する(S110)。このとき,第2調整時間は,S101にて取得したシート種や搬送経路等の条件に基づいて,表341(図7参照)の該当する欄に記憶する。S110の処理は,第1記憶処理と第2記憶処理との一例である。
次に,第二面についてのマーク計測処理を行うか否かを判断する(S112)。つまり,マーク計測試験の実行指示にて両面の計測が指示されていて,第一面の計測が終了した段階であれば,S112にてYESと判断する。また,両面の計測が指示されていない場合や,第二面の計測が終了した場合には,S112にてNOと判断する。
そして,第二面の計測が残っていると判断した場合には(S112:YES),マークMを形成したシートSの搬送方向を反転させて反転搬送路15へ搬送し(S113),S101に戻って,裏面についても同様に測定する。そして,取得した第2調整時間を調整時間表341の第二面の欄に記憶する。第二面の計測では,第1調整時間の記憶はしてもよいし,しなくてもよい。第一面と第二面とで差が生じるのは,第2調整時間のみであると推測されるからである。一方,第二面の計測を行わないと判断した場合には(S112:NO),シートを排紙して(S115),調整時間取得処理を終了する。
続いて,NVRAM34に記憶されている第1調整時間と第2調整時間とを用いて,印刷を実行する印刷処理の手順について,図10のフローチャートを参照しつつ説明する。この印刷処理は,調整時間取得処置にて取得した第1調整時間と第2調整時間とがNVRAM34に記憶されているMFP100において実行される。この印刷処理は,例えば,操作パネル40にてMFP100での印刷実行の指示を受け付けたことを契機にCPU31によって実行される。なお,ここでは,1枚の印刷を実行する処理について説明する。複数ページの印刷ジョブでは,同様の処理を繰り返して実行する。
MFP100は,印刷実行の指示を受け付けると,まず,指定されている給紙箇所からシートの搬送を開始する(S301)。また,搬送を開始したシートのシート種や,搬送経路を取得する。
次に,NVRAM34から,基準の待機時間と,第1調整時間と,第2調整時間とを読み出し,第1調整時間と第2調整時間とで補正した補正待機時間を取得する(S302)。このとき,第2調整時間としては,S301にて取得した各種の条件に基づき,調整時間表341から該当する値を読み出す。補正待機時間は,例えば,基準の待機時間に読み出した第1調整時間と第2調整時間とを加味して算出され,今回の印刷に適合する待機時間である。
そして,調整時間取得処理のS104と同様に,シートの搬送開始から,所定時間が経過したか否かを判断する(S304)。所定時間が経過していない場合は(S304:NO),シートがレジストレーションローラ対62に到達していない可能性があるので,到達するまで搬送を継続する。所定時間が経過したと判断したら(S304:YES),レジストレーションローラ対62の駆動を開始する(S305)。
次に,レジストセンサ63によってシートの先端が検出されたか否かを判断する(S307)。検出されていない場合は(S307:NO),検出されるまで待機する。そして,検出されたら(S307:YES),検出された時点から,S302にて取得された補正待機時間が経過したか否かを判断する(S308)。補正待機時間が経過していなければ(S308:NO),さらに待機する。
補正待機時間が経過したら(S308:YES),露光処理を開始する(S309)。S309の後は,画像形成の各種の動作を続けて実行する。これにより,シートの先端から所定の余白を設けて適切な位置に,画像の先頭が配置される。
次に,印刷指示が,両面印刷であるか否かを判断する。つまり,第二面への印刷指示があるか否かを判断する(S311)。第二面への印刷指示がない場合には(S311:NO),シートを排紙して(S313),印刷処理を終了する。
また,実行した印刷が両面印刷の第一面であった場合には,S311にて第二面の印刷があると判断する(S311:YES)。そして,シートを反転搬送路15へ搬送する(S315)。さらに,S302に戻って,第二面についての第2調整時間を読み出す。そして,第一面の場合と同様に,第1調整時間と第2調整時間とを用いて算出した補正待機時間を用いて,第二面への画像形成を実行する。第二面の印刷が終了したら,S311にてNOと判断して排紙し(S313),印刷処理を終了する。
なお,前述したように,第1調整時間に代えて補正済の時間を記憶している場合には,画像形成時に,その時間を読み出して使用する。例えば,レジストセンサ63によるシート先端の検出タイミングKbから,プロセス部5による画像形成を開始するまでの時間を記憶している場合には,図10のS302にて,この時間を読み出して,補正待機時間を取得する。この場合には,S302にて読み出す処理が,マーク時間Tmに基づき,レジストセンサ63によるシート先端の検出タイミングKbから,プロセス部5による画像形成を開始するまでの時間を取得する処理であり,開始処理の一例である。
このように,検出タイミングKbから露光開始までの時間を記憶して利用する場合でも,第2調整時間を用いてさらに調整するとよい。それにより,シートの搬送による画像形成の開始タイミングのばらつきも抑制される。
なお,マーク時間Tmを記憶している場合には,読み出したマーク時間Tmに基づいて,補正待機時間を算出すればよい。この場合には,この算出処理が開始処理の一例である。このようにしても,適切なタイミングでの露光開始が期待できる。
以上,詳細に説明したように,本形態のMFP100は,マーク計測試験モードでの処理として,シートを搬送し,搬送ベルト7とシートとに跨るようにマークMを形成する。さらに,そのマークMのうち搬送ベルト7に載置された部分の後端を,ベルトセンサ65で検出する。これにより,レジストセンサ63にてシートの先端の通過を検知してから,ベルトセンサ65にてマークMの後端を検出するまでの時間であるマーク時間Tmを計測する。計測したマーク時間Tmに基づき,レジストセンサ63にてシートの先端の通過を検知してから画像形成を開始するまでの時間を取得し,この取得した時間に基づき,画像形成を実行する。これにより,MFP100によれば,シートの搬送に起因する画像形成の開始タイミングのばらつきを抑制した印刷が期待できる。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,MFPに限らず,プリンタ,複写機,FAX等,画像形成機能を備えるものであれば適用可能である。また,電子写真方式に限らず,インクジェット方式の画像形成装置にも適用可能である。なお,インクジェット方式の画像形成装置では,画像形成を開始するとは,インクの吐出を開始することである。
また,例えば,第1調整時間と第2調整時間による調整は必須ではない。例えば,マーク計測試験の結果に基づいて,印刷実行時に待機時間を決定してもよい。その場合には,例えば,印刷処理のS302にてマーク時間Tmを読み出して利用してもよい。あるいは,予めマーク時間Tmにて調整した待機時間を記憶していれば,その待機時間に基づいて画像形成を開始してもよい。
また,例えば,第2調整時間による調整は行わなくてもよい。つまり,マーク計測試験モードでは,少なくとも,マーク時間Tmを計測して第1調整時間を取得し,取得した第1調整時間を記憶すればよい。第2調整時間による調整を行わなくても,少なくとも第1調整時間に基づいて待機時間を補正すれば,画像形成を開始するタイミングの精度を向上させることができる。ただし,第2調整時間による調整をも行えば,より高精度な調整が可能となる。
また,例えば,マーク計測処理にて形成するマークMは,シートの搬送方向にシートの端部と搬送ベルト7とに跨るように形成されればよい。図5では,搬送方向に直交する方向に2つのマークを形成しているが,1つでもよい。ベルトセンサ65にて検出できる位置,および,大きさであればよい。また,シート長が正確にわかっていれば,シートの後端と搬送ベルト7とに跨るように形成してもよい。その場合には,搬送ベルト7に残るマークの先端部をベルトセンサ65にて検出したタイミングに基づいて,マーク時間Tmを取得すればよい。
また,例えば,センサ時間Tsの測定開始タイミングを取得する規定位置として,レジストレーションローラ対62に代えて,搬送方向に直交する方向にシートの有無を検出するセンサを用いることもできる。例えば,搬送方向に直交する方向に検出するセンサであれば,シートの搬送方向に直交する方向の位置ズレによる検出タイミングのズレは小さい。つまり,シートが,搬送路11から多少浮いて搬送されていても,その点に起因するズレは小さいと推測できる。従って,このようなセンサによる検出タイミングを規定位置としても,センサ時間Tsの計測精度は確保される。このようなセンサとしては,例えば,搬送方向に直交する方向に配置された光センサや超音波センサが該当する。
また,例えば,レジストセンサ63に代えて,搬送方向に非直交する方向にシートの有無を検出するセンサを用いてもよい。搬送方向に非直交に検出するセンサであれば,レジストセンサ63の場合と同様にシートの通過経路に応じた検出タイミングのズレが発生する。このようなセンサとしては,例えば,搬送方向に非直交に配置された光センサや超音波センサが該当する。
また,例えば,NVRAM34に記憶する第2調整時間は,基準センサ時間Ts0とセンサ時間Tsとの差に限らず,センサ時間Tsそのものでもよいし,所定の係数等で補正した値でもよい。あるいは,計測したセンサ時間Tsから対照表等を参照して第2調整時間を取得してもよい。画像形成時に,待機時間を適切に補正できればよい。また,基準センサ時間Ts0をマーク時間Tmから式1に基づいて算出するとしたが,これに限らず,予め取得されてNVRAM34に記憶されている値を用いてもよい。また,各調整時間は,複数回計測した平均値であってもよい。
また,例えば,調整時間の条件としては,シート種と搬送路に限らず,搬送速度,温度,湿度等をも区分してもよい。搬送速度としては,例えば,全速と半速の別が挙げられる。また,例えば,給紙トレイ12のみでなく,より多くの給紙トレイを有している装置であれば,調整時間表341も,給紙トレイごとに欄を設け,それぞれの調整時間を記憶することが好ましい。
また,上記の形態では,第1調整時間を搬送ベルト7上のマークMの後端を検出するまでの時間に基づいて取得しているが,第1調整時間の取得方法はこれに限るものではない。例えば,搬送ベルト7上に残ったマークMの搬送方向の長さを測定し,その長さに基づいて第1調整時間を取得することもできる。マークMの搬送方向の長さは,そのマークを形成したときの露光開始からシートの先端が転写位置に到達するまでの時間に対応する。また,シートの先端が,転写位置からベルトセンサ65の検出位置まで移動する時間は予めわかっている。つまり,露光開始のタイミングとマークMの搬送方向の長さに基づいて,マーク時間Tmを取得することもできる。
このようにした場合でも,マークMの長さの測定時にセンサ時間Tsを計測して第2調整時間をも取得し,第1調整時間と第2調整時間とを記憶するとよい。画像形成時に第1調整時間と第2調整時間とを使用して画像形成の開始タイミングを調整すれば,シートの搬送に起因する画像形成の開始タイミングのばらつきの抑制が期待できる。
また,実施の形態に開示されている処理は,単一のCPU,複数のCPU,ASICなどのハードウェア,またはそれらの組み合わせで実行されてもよい。また,実施の形態に開示されている処理は,その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体,または方法等の種々の態様で実現することができる。
また,本明細書には,シート上に画像を形成する画像形成部と,前記画像形成部よりもシート搬送路上の上流側の位置にあるシート検出部と,記憶部と,制御部と,を備え,前記制御部は,前記画像形成部によってシート上に画像を形成させる画像形成処理と,規定位置をシートが通過してから前記シート検出部がシートの通過を検出するまでの時間である計測時間を計測する計測処理と,前記計測時間に基づき,前記シート検出部がシートの先端の通過を検出してから前記画像形成部が画像形成を開始するまでの時間を調整する調整時間を取得する取得処理と,前記取得処理にて取得した調整時間を,前記記憶部に記憶させる記憶処理と,を実行することを特徴とする画像形成装置も記載されている。このようなものであれば,規定位置から実際に検出部がシートの先端の通過を検出するまでの時間を計測し,その計測時間に基づいて画像形成の開始待ち時間の調整値を求めることで,搬送ごとにシートの検出タイミングにばらつきが生じたとしても,そのばらつきを反映したタイミングで画像形成を開始できる。
また,本明細書には,前記制御部は,前記計測時間の基準となる基準計測時間を取得する基準取得処理を実行し,前記調整時間は,前記計測時間と前記基準計測時間との差であることを特徴とする画像形成装置も記載されている。このようにすれば,基準計測時間との差を調整時間とするので,マトリクス等によって大まかな調整時間を取得するよりも,より正確な調整値を取得できる。
また,本明細書には,前記シートを搬送する搬送部と,前記搬送部に形成された画像を検出する画像検出部と,を備え,前記制御部は,前記搬送部と前記搬送部によって搬送されるシートとに跨るようにマーク画像を形成するマーク形成処理と,前記マーク画像のうち,前記搬送部に形成された部分の搬送方向の長さを,前記画像検出部の検出結果に基づいて測定する幅測定処理と,を実行し,前記基準取得処理では,前記幅測定処理にて測定した長さに基づいて,前記基準計測時間を算出することを特徴とする画像形成装置も記載されている。シート上のマーク画像の長さと計測時間とには相関関係があることから,マーク画像の長さに基づいて基準計測時間を求めることで,マーク印字ごとのばらつきを調整した基準計測時間が得られ,その結果としてより正確な調整値を取得できる。
また,本明細書には,前記シートを搬送する搬送部と,前記搬送部に形成された画像を検出する画像検出部と,を備え,前記制御部は,前記搬送部と前記搬送部によって搬送されるシートとに跨るようにマーク画像を形成するマーク形成処理と,前記シート検出部がシートの先端の通過を検出してから,前記マーク画像のうち前記搬送部に形成された部分の画像の後端が前記画像検出部の検出結果に基づいて検出されるまでの時間であるマーク搬送時間を計測するマーク計測処理と,を実行し,前記基準取得処理では,前記マーク計測処理にて計測したマーク搬送時間に基づいて,前記基準計測時間を算出することを特徴とする画像形成装置も記載されている。マーク搬送時間と計測時間とには相関関係があることから,マーク搬送時間に基づいて基準計測時間を求めることで,マーク印字ごとのばらつきを調整した基準計測時間が得られ,その結果としてより正確な調整値を取得できる。
また,本明細書には,前記規定位置は,前記シート検出部よりもシート搬送路上の上流側の位置でのシートの有無を検出するセンサの設けられている位置であり,前記規定位置に設けられているセンサは,前記シート検出部と比較して,シートの搬送方向に対して直交方向からシートの有無を検出することを特徴とする画像形成装置も記載されている。シートの搬送方向に対して直交方向に近いほど搬送状況に起因する検出タイミングのばらつきは小さい。そのため,少なくとも規定位置は精度が高い方が好ましい。
また,本明細書には,前記規定位置は,シートを前記画像形成部の画像形成位置に搬送するレジストレーションローラ対であり,前記制御部は,前記計測処理では,前記レジストレーションローラ対の回転を開始したタイミングを,前記規定位置をシートの先端が通過したタイミングとすることを特徴とする画像形成装置も記載されている。レジストレーションローラ対から搬送されるシートは,搬送時の傾きを修整された状態であるため,シート検出部でのシートの検出タイミングにシートの傾きに起因するばらつきが生じ難く,より正確な調整値を取得できる。
また,本明細書には,シートを前記画像形成部の画像形成位置まで搬送する複数の搬送路を備え,前記制御部は,前記取得処理では,搬送路ごとに前記調整時間を取得することを特徴とする画像形成装置も記載されている。搬送路ごとにシートの検出タイミングのばらつきには差がある。そのため,調整時間は,搬送路ごとに取得する方が好ましい。
また,本明細書には,前記制御部は,前記取得処理では,シートの種類ごとに前記調整時間を取得することを特徴とする画像形成装置も記載されている。シートの種類ごとにシートの検出タイミングのばらつきには差がある。そのため,調整時間は,シートの種類ごとに取得する方が好ましい。
5 プロセス部
7 搬送ベルト
12 給紙トレイ
17 手差しトレイ
31 CPU
34 NVRAM
62 レジストレーションローラ対
63 レジストセンサ
65 ベルトセンサ

Claims (7)

  1. シート上に画像を形成する画像形成部と,
    前記画像形成部よりもシート搬送路上の上流側の位置にあるシート検出部と,
    前記シートを搬送する搬送部と,
    前記搬送部に形成された画像を検出する画像検出部と,
    記憶部と,
    制御部と,
    を備え,
    前記制御部は,
    前記搬送部と前記搬送部によって搬送されるシートとに跨るようにマーク画像を形成するマーク形成処理と,
    前記シート検出部がシートの先端の通過を検出してから,前記マーク画像のうち前記搬送部に形成された部分の画像の後端が前記画像検出部の検出結果に基づいて検出されるまでの時間であるマーク搬送時間を計測するマーク計測処理と,
    前記マーク搬送時間に基づき,前記シート検出部がシートの先端の通過を検出してから前記画像形成部が画像形成を開始するまでの時間を取得する開始取得処理と,
    前記開始取得処理にて取得した時間に基づき,前記画像形成部に画像形成させる画像形成処理と,
    を実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載する画像形成装置において,
    前記制御部は,
    前記マーク搬送時間の基準となる基準搬送時間を取得する基準取得処理と,
    前記シート検出部がシートの先端の通過を検出してから前記画像形成部が画像形成を開始するまでの時間を調整するための第1調整時間を,前記マーク搬送時間と,前記基準取得処置にて取得した基準搬送時間との差から取得する第1取得処理と,
    前記第1取得処理にて取得した第1調整時間を,前記記憶部に記憶させる第1記憶処理と,
    を実行することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載する画像形成装置において,
    前記制御部は,
    規定位置をシートが通過してから前記シート検出部がシートの通過を検出するまでの時間である計測時間を計測するシート計測処理と,
    前記計測時間に基づき,前記シート検出部がシートの先端の通過を検出してから前記画像形成部が画像形成を開始するまでの時間を調整する第2調整時間を,前記マーク計測処理にて計測した前記マーク搬送時間に基づき取得される基準計測時間と前記計測時間との差から取得する第2取得処理と,
    前記第2取得処理にて取得した第2調整時間を,前記記憶部に記憶させる第2記憶処理と,
    を実行することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載する画像形成装置において,
    前記規定位置は,前記シート検出部よりもシート搬送路上の上流側の位置でのシートの有無を検出するセンサの設けられている位置であり,
    前記規定位置に設けられているセンサは,前記シート検出部と比較して,シートの搬送方向に対して直交方向からシートの有無を検出することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項3に記載する画像形成装置において,
    前記規定位置は,シートを前記画像形成部の画像形成位置に搬送するレジストレーションローラ対の設けられている位置であり,
    前記制御部は,
    前記シート計測処理では,前記レジストレーションローラ対の回転を開始したタイミングを,前記規定位置をシートの先端が通過したタイミングとすることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項3から請求項5のいずれか1つに記載する画像形成装置において,
    シートを前記画像形成部の画像形成位置まで搬送する複数の搬送路を備え,
    前記制御部は,
    前記第2取得処理では,搬送路ごとに前記第2調整時間を取得することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項3から請求項6のいずれか1つに記載する画像形成装置において,
    前記制御部は,
    前記第2取得処理では,シートの種類ごとに前記第2調整時間を取得することを特徴とする画像形成装置。
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