JP2013130640A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】形成部に向けて記録材を良好に給紙することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】制御部は、例えば、記録材Pが検出部34に到達し、検出部34から出力される出力値が遷移するタイミングに基づいて、レーザー光の出射を開始させつつ、感光体ドラム13の回転を開始させる。より具体的には、制御部は、感光体ドラム13が、外周面13aに沿った露光位置PEおよび転写位置PTの間の距離L1だけ回転するために要する時間T1と、記録材Pが、搬送路Raに沿った検出位置PSおよび転写位置PTの間の距離L2だけ搬送されるために要する時間T2と、が同等となるように、感光体ドラム13および給紙ローラー32を回転させる。これにより、給紙ローラー32および転写ローラー18の間に搬送タイミングを調整するためのローラーが配置されていない場合であっても、転写されるトナー像を記録材P上に正確に位置決めすることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、記録材の給紙手法の改良に関する。
従来、給紙部および形成部(転写部)の間に配置されているローラーの外周の回転速度と、感光体ドラムの外周の回転速度と、が同等となるように設定された画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1)。
また、レジストローラーの回転速度を調整することによって、用紙の速度を調整し、その結果、感光ドラムの露光開始位置に用紙の転写開始位置を一致させることができる画像形成装置も、従来知られている(例えば、特許文献2)。
特開平09−311606号公報 特開2005−352448号公報
ここで、給紙部および形成部(転写部)の間の距離を縮めるための手法の1つとして、例えば、給紙部および形成部(転写部)の間から、レジストローラーを省略する手法が考えられる。
しかし、レジストローラーが省略されると、給紙部の給紙ローラーは、形成部側に記録材を給紙する機能だけでなく、転写位置に記録材を供給するタイミングを調整する機能をも実現することも、求められる。その結果、感光体ドラムの外周面に形成されているトナー像と、給紙される記録材と、の位置決めが精度が低下するという問題が生ずる。
そこで、本発明では、形成部に向けて記録材を良好に給紙することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、複数の記録材を載置する載置部と、感光体ドラムおよび転写ローラーを有しており、前記複数の記録材のそれぞれに前記感光体ドラムの外周面に形成されたトナー像を転写する形成部と、駆動源からの駆動力に従って回転することにより、前記載置部に載置された前記複数の記録材のうちの最上層の注目記録材を、前記感光体ドラムおよび前記転写ローラーに挟まれた転写位置まで給紙する給紙ローラーと、回転させられる前記感光体ドラムの露光位置に向けてレーザー光を出射することにより、前記感光体ドラムの前記外周面に静電潜像を形成する露光部と、前記給紙ローラーおよび前記転写ローラーの間に設けられており、搬送路に沿って搬送される前記注目記録材が検出位置に到達したか否かを検出する検出部と、前記記録材が前記検出部に到達し、前記検出部から出力される出力値が遷移するタイミングに基づいて、前記レーザー光の出射を開始させつつ、前記感光体ドラムの回転を開始させる制御部とを備え、前記制御部は、前記感光体ドラムが、前記感光体ドラムの前記外周面に沿った露光位置および前記転写位置の間の第1距離だけ回転するために要する第1時間と、前記記録材が、前記搬送路に沿った前記検出位置および前記転写位置の間の第2距離だけ搬送されるために要する第2時間と、が同等となるように、前記感光体ドラムおよび前記給紙ローラーを回転させることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記給紙ローラーと対向して設けられており、前記複数の記録材から前記注目記録材を1枚ずつ分離する分離部と、前記駆動源からの前記駆動力が付与されることによって、前記注目記録材を前記形成部側に給紙する給紙位置と、前記給紙ローラーから離隔する退避位置と、の間で揺動する押上板とをさらに備え、前記給紙ローラーによって、前記注目記録材が単位送り量だけ給紙される場合には、前記分離部は、前記給紙ローラー側に移動し、前記注目記録材の給紙が開始される前の時点、および前記注目記録材を前記単位送り量だけ給紙することが完了した後の時点には、前記分離部は、前記給紙ローラーから離隔するとともに、前記給紙ローラーによる前記単位送り量は、前記搬送路に沿った前記転写位置および前記給紙位置の間の第3距離よりも大きいことを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置において、前記駆動源からの前記駆動力に従って回転することにより、前記押上板を揺動させる揺動部、をさらに備え、前記押上板は、前記揺動部が1回転する間に、前記退避位置から前記給紙位置に移動させられることによって、押し上げられた前記注目記録材を前記給紙ローラーに接触させるとともに、前記給紙位置から前記退避位置に移動させられることによって、前記複数の記録材のうち、前記注目記録材以外のものを前記給紙ローラーから離隔させることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項3に記載の画像形成装置において、前記駆動力が付与されることによって前記揺動部が1回転する間に、前記給紙ローラーは、前記注目記録材を前記単位送り量だけ給紙させることを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記感光体ドラムに対して前記転写ローラーを接近または離隔させる進退部、をさらに備え、前記制御部は、前記注目記録材の先端が前記転写位置に到達した後に、前記進退部により前記転写ローラーを前記感光体ドラムに接近させ、前記注目記録材を前記感光体ドラムおよび前記転写ローラーの間に挟ませることを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の画像形成装置において、前記感光体ドラムの前記外周面に沿った前記トナー像の欠損距離は、前記感光体ドラムの前記外周面に沿った前記注目記録材のニップ範囲の長さより大きいことを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項1から請求項6のいずれかに記載の画像形成装置において、前記給紙ローラーは、前記駆動源から付与される前記駆動力を受ける回転軸に対して隙間ばめされていることを特徴とする。
請求項1から請求項7に記載の発明によれば、感光体ドラムの外周面に沿って露光位置から転写位置までの第1距離だけ移動するために要する第1時間と、搬送路に沿って検出部の検出位置から転写位置までの第2距離だけ移動するために要する第2時間と、が同等となるように、感光体ドラムおよび給紙ローラーの回転速度が設定できる。
これにより、給紙ローラーおよび転写ローラーの間に搬送タイミングを調整するためのローラー(例えば、レジストローラー)が配置されていない場合であっても、転写されるトナー像を注目記録材上に正確に位置決めすることができる。すなわち、注目記録材に対してトナー像を正確に位置決めするために、例えば、レジストローラーのような部品をさらに設ける必要とされない。そのため、給紙ローラーおよび転写ローラーの間の距離を小さくすることができ、装置の小型化を図ることができる。
また、給紙ローラーおよび転写ローラーの回転速度を調整することによって、第1距離に比較して第2距離をさらに小さく設定することができ、搬送路の長さをさらに小さくすることができる。そのため、装置の小型化をさらに図ることができる。
特に、請求項2に記載の発明によれば、注目記録材は、給紙ローラーによる単位送り量の給紙動作によって、給紙位置から第3距離だけ隔てた転写位置まで給紙される。
また、分離部は、
給紙ローラーによって注目記録材が単位送り量だけ給紙される場合には、給紙ローラー側に移動し、
注目記録材の給紙が開始される前の時点、および注目記録材を単位送り量だけ給紙することが完了した後の時点には、給紙ローラーから離隔する。
これにより、注目記録材が転写位置まで到達した後の時点において、感光体ドラムおよび転写ローラーは、給紙ローラーおよび分離部の間に挟まれることにより生ずる摩擦抵抗を受けることなく、注目記録材を搬送することができる。そのため、感光体ドラムおよび転写ローラーのみによっても、良好に記録材を搬送することができる。
特に、請求項3に記載の発明において、押上板は、揺動部が1回転する間に、注目記録材を給紙ローラーに接触させ、注目記録材を形成部側に給紙する。続いて、押上板は、複数の記録材のうち、給紙された注目記録材以外のものを給紙ローラーから離隔させる。このように、揺動部の1回の回転動作によって、注目記録材は、形成部側に容易に給紙できる。
特に、請求項4に記載の発明によれば、同一の駆動源から付与される同一の駆動力によって、給紙ローラーによる単位送り量の給紙と、揺動部による押上板の揺動と、が同時に実行される。すなわち、単一の駆動源によって、給紙ローラーの給紙動作と、押上板の揺動動作と、を実現できる。そのため、給紙動作および揺動動作のために必要となる部品点数を減少させることができ、装置全体の製造コストを低減させることができる。
特に、請求項5に記載の発明によれば、注目記録材の先端が転写位置に到達した後、注目記録材を感光体ドラムおよび転写ローラーの間に挟むことができる。そのため、感光体ドラムおよび転写ローラーの間のニップ範囲を増大させることなく、感光体ドラムの外周の回転速度と、注目記録材の搬送速度と、の差に起因した画像乱れを抑制できる。
特に、請求項6に記載の発明によれば、感光体ドラムの外周面に沿ったトナー像の欠損距離は、感光体ドラムの外周面に沿った注目記録材のニップ距離より大きくなるように設定されている。これにより、注目記録材の先端がニップ範囲に到達したとき、注目記録材の先端は、感光体ドラムの外周面に形成されたトナー像と衝突しない。そのため、ニップ範囲における画像乱れを抑制できる。
特に、請求項7に記載の発明によれば、給紙ローラーは回転軸に対して隙間ばめされており、回転軸の回転は、給紙ローラーに対して遅れて伝達される。また同様に、給紙ローラーにより給紙される注目記録材の搬送速度が増加し、給紙ローラーの回転速度が増加する場合、この給紙ローラーの回転速度の増加は、回転軸に遅れて反映される。
これにより、給紙ローラーよりも回転速度の速い感光体ドラムおよび転写ローラーの間に注目記録材が挟まれることによって、注目記録材の搬送速度は増加しても、給紙ローラーの回転軸に対しては、この増加は遅れて伝達される。そのため、感光体ドラムの外周の回転速度と、注目記録材の搬送速度と、の差に起因した画像乱れを抑制できる。
本発明の第1および第2の実施の形態における画像形成装置の構成の一例を示す正面図である。 第1の実施の形態における感光体ドラムおよび転写ローラーと、給紙ローラーとの位置関係を説明するための正面図である。 第1および第2の実施の形態における給紙部の構成の一例を示す側面斜視図である。 第1および第2の実施の形態における揺動部付近の構成の一例を示す背面図である。 第1および第2の実施の形態における分離部および押上板の動作を説明するための正面図である。 第1および第2の実施の形態における分離部および押上板の動作を説明するための正面図である。 第1および第2の実施の形態の給紙部における動力伝達系のスケルトン図である。 第1および第2の実施の形態の給紙時における給紙部の動作を説明するための正面斜視図である。 第1および第2の実施の形態の給紙時における給紙部の動作を説明するための正面斜視図である。 第1および第2の実施の形態の給紙時における給紙部の動作を説明するための正面斜視図である。 第1の実施の形態における給紙タイミングおよび露光タイミングを説明するためのタイミングチャートである。 回転軸に対する給紙ローラーの遅れ量を説明するための側面斜視図である。 第2の実施の形態における感光体ドラムおよび転写ローラーと、給紙ローラーとの配置関係を説明するための正面図である。 本発明の実施の形態における感光体ドラムおよび転写ローラーと、給紙ローラーとの配置関係の他の例を説明するための正面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<1.第1の実施の形態>
<1.1.画像形成装置の構成>
図1は、本発明の第1の実施の形態における画像形成装置1の構成の一例を示す正面図である。ここで、画像形成装置1は、電子写真方式によりトナー像を記録材Pに印刷する。図1に示すように、画像形成装置1は、主として、形成部10と、定着部20と、給紙部30と、排紙部50と、制御部90と、を有している。なお、図1および以降の各図には、必要に応じて適宜、Z軸方向を鉛直方向とし、XY平面を水平面とするXYZ直交座標系が、付されている。
形成部10は、記録材Pにトナー像を転写する。図1に示すように、主として、感光体ドラム13と、現像部16と、転写ローラー18と、露光部19と、を有している。
感光体ドラム13は、円筒形状または円柱形状を有しており、転写ローラー18と対向して配置されている。感光体ドラム13の外周面13aには、光導電膜が設けられている。したがって、露光部19から感光体ドラム13の外周面13aに光が照射され、この照射部分の電荷が除去されることによって、感光体ドラム13の外周面13aには静電潜像が形成される。
現像部16は、静電潜像が形成された感光体ドラム13に現像剤(トナーを含む)を供給することによって、感光体ドラム13の外周面13aに静電潜像に基づいたトナー像を形成する。図1に示すように、現像部16は、現像ローラー17を有している。
なお、現像部16から感光体ドラム13に供給される現像剤としては、キャリアを用いない1成分系の現像剤であっても良いし、トナーおよびキャリアからなる2成分系の現像剤であっても良い。
転写ローラー18は、感光体ドラム13と同様に、円筒形状または円柱形状を有している。転写ローラー18の外周面には、感光体ドラム13の外周面13aと逆極性の電荷が、付与されている。これにより、感光体ドラム13および転写ローラー18が回転しつつ、感光体ドラム13および転写ローラー18の間に記録材Pが挟み込まれると、記録材Pには、感光体ドラム13の外周面13aに形成されたトナー像が転写される。
露光部19は、回転させられる感光体ドラム13の露光位置PE(図2参照)に向けてレーザー光19aを出射することにより、感光体ドラム13の外周面13aに静電潜像を形成する。
定着部20は、記録材P上に転写されたトナー像を定着させる。図1に示すように、定着部20は、記録材Pの搬送方向(矢印AR1方向が対応:以下、単に、「搬送方向」とも称する)において、転写ローラー18よりも下流側に配置されている。
給紙部30は、記録材Pを形成部10に供給する供給部として用いられる。なお、給紙部30の詳細な構成については、後述する。
排紙部50は、搬送方向における定着部20の下流側に設けられており、トナー像が定着された記録材Pを装置外に排紙する。図1に示すように、排紙部50は、主として、排紙ローラー51と、排紙トレイ52と、を有している。
制御部90は、図1に示すように、形成部10および定着部20の下方に設けられている。制御部90は、画像形成装置1の各要素の動作制御、およびデータ演算を実現する。例えば、制御部90は、外部端末(図示省略)等からの画像信号を受け、これをデジタル化した画像データに変換し、形成部10および給紙部30等の動作を制御することによって、記録材Pへの印刷処理を実行させる。
<1.2.給紙部の構成>
図2は、感光体ドラム13および転写ローラー18と、給紙ローラー32との位置関係を説明するための正面図である。図3は、給紙部30の構成の一例を示す側面斜視図である。図4は、揺動部40付近の構成の一例を示す背面図である。図5および図6は、分離部33および押上板36の動作を説明するための正面図である。図7は、給紙部30における動力伝達系のスケルトン図である。図3および図7に示すように、給紙部30は、主として、給紙ローラー32と、分離部33と、検出部34と、載置部35と、押上板36と、揺動部40と、を有している。
給紙ローラー32は、モーター47(図7参照)からの駆動力に従って回転することにより、載置部35に載置された複数の記録材Pを、感光体ドラム13および転写ローラー18に挟まれた転写位置PT(図2参照)まで給紙する。
検出部34は、図1に示すように、給紙ローラー32および転写ローラー18の間に設けられている。検出部34は、搬送路Raに沿って搬送される記録材Pの先端が検出位置PS(図2参照)に到達したか否かを、検出する。
そして、制御部90は、検出部34の検出結果に基づいて、感光体ドラム13および転写ローラー18の回転動作および露光部19から出射されるレーザー光19aのタイミングを制御する。
例えば、制御部90は、記録材Pが検出部34に到達し、検出部34から出力される出力値が「Low」から「High」に遷移するタイミングに基づいて、レーザー光19aの出射を開始させつつ、感光体ドラム13の回転を開始させる。
分離部33は、給紙ローラー32と対向して設けられており、給紙ローラー32により給紙される複数の記録材Pを1枚ずつ分離する。アーム33aおよび付勢部材33bは、分離部33および押上板36の揺動動作を連動させる。
具体的には、押上板36が給紙位置PFの場合、アーム33aの一端と押上板36の下部とは離隔し、分離部33は、付勢部材33bに付勢されることによって、給紙ローラー32に接近する。
一方、押上板36が退避位置PLの場合、アーム33aの一体と押上板36の下部とは接触し、分離部33は下方に移動させられる。これにより、分離部33は給紙ローラー32から離隔する。
載置部35は、図1に示すように、複数の記録材Pを載置する。押上板36は、モーター47からの駆動力が付与されることによって、記録材Pを形成部10側に給紙する給紙位置PF(図5参照)と、給紙ローラー32から離隔する退避位置PL(図6参照)と、の間で揺動する。
揺動部40は、モーター47からの駆動力に従って回転することにより、押上板36を上下に揺動させる。図3および図4に示すように、揺動部40は、主として、1回転クラッチ41と、複数のカム42(42a、42b)と、係止部45と、ソレノイド46と、を有している。
1回転クラッチ41は、1回転毎に駆動力の伝達および遮断を切り換える機械要素である。図3に示すように、負荷側ギア41aおよび連続回転ギア41bを有している。例えば、図4に示すように、負荷側ギア41aの外周には、歯を有しない欠損部41cが、形成されている。
係止部45は、負荷側ギア41aの回転運動、およびソレノイド46の進退運動に従い、回動軸45aを中心に揺動する。具体的には、係止部45の一端は、負荷側ギア41aの中心付近に形成された原節部41dに沿って移動する。また、係止部45の他端は、ソレノイド46のプランジャー46aと接触するとともに、付勢部材46bにより付勢される。
したがって、原節部41dが係止部45と係合することによって、1回転クラッチ41は、モーター47からの駆動力が遮断され、カム42の回転を停止させる。また、駆動力の遮断後、ソレノイド46のプランジャー46aが後退することによって、原節部41dおよび係止部45の係合が解除され、モーター47からの駆動力が回転軸40aに伝達される。
カム42(42a、42b)は、回転軸40a、40bに伝達された回転運動を、押上板36の揺動運動に変換する。図3に示すように、カム42a、42bの外周には、それぞれドッキングギア43a、43bが形成されている。
突起部44(44a、44b)は、対応するカム42(42a、42b)の主面に、形成されている。各突起部44(44a、44b)は、対応する追従部37(37a、37b)の外周に沿って移動可能とされている。
したがって、モーター47からの駆動力によりカム42(42a、42b)が回転させられると、押上板36は、付勢部材36bにより上方向に付勢されつつ、揺動軸36aを中心に揺動する。
ここで、給紙部30における動力伝達系について説明する。駆動ギア47aは、モーター47の軸心に取り付けられている。図7に示すように、駆動ギア47aは、1回転クラッチ41の負荷側ギア41aおよび連続回転ギア41bのそれぞれと、噛み合わされている。
また、図7に示すよう、1回転クラッチ41の負荷側ギア41aおよび連続回転ギア41bと、カム42aのドッキングギア43aと、は、同一の回転軸40aに取り付けられている。また、ドッキングギア38a、38bは、それぞれ給紙ローラー32の回転軸32aの一端および他端に取り付けられている。さらに、カム42bのドッキングギア43bは、回転軸40bに取り付けられている。そして、ドッキングギア38aはドッキングギア43aと、ドッキングギア38bはドッキングギア43bと、それぞれ噛み合わされている。
したがって、モーター47からの駆動力が負荷側ギア41aおよび連続回転ギア41bに伝達され、回転軸40aが回転させられることによって、カム42aが回転させられる。また、ドッキングギア43aからドッキングギア38aに駆動力が伝達され、回転軸32aが回転させられることによって、ドッキングギア38bからドッキングギア43bに駆動力が伝達され、回転軸40bが回転させられることによって、カム42bが回転させられる。
すなわち、モーター47からの駆動力は、揺動部40および回転軸32aに取り付けられたドッキングギア38aを介して、給紙ローラー32に伝達される。そのため、揺動部40(より具体的には、カム42(42a、42b))の回転と給紙ローラー32の回転とを容易に同期させることができる。
ここで、本実施の形態において、モーター47からの駆動力が付与され、揺動部40のカム42(42a、42b)が1回転する間、給紙ローラー32は、載置部35に載置された複数の記録材Pのうち、最上層の記録材(以下、単に、「注目記録材」とも呼ぶ)を単位送り量だけ給紙される。これにより、同一のモーター47から付与される同一の駆動力によって、給紙ローラー32による単位送り量の給紙と、揺動部40による押上板36の揺動と、が同時に実行される。すなわち、単一のモーター47によって、給紙ローラー32の給紙動作と、押上板36の揺動動作と、を実現できる。
また、本実施の形態において、この単位送り量は、感光体ドラム13および転写ローラー18の転写位置PTと、給紙位置PFと、の間の搬送路Raに沿った距離L3(図2および図5参照)よりも大きくなるように、設定されている。
このように、本実施の形態では、給紙ローラー32および揺動部40のそれぞれに対応して複数のモーターを用意する必要がなく、かつ、記録材Pを搬送するために別途搬送ローラーを設ける必要がない。そのため、給紙動作および揺動動作のために必要となる部品点数を減少させることができ、装置全体の製造コストを低減させることができる。
<1.3.給紙時における給紙部の動作>
図8から図10のそれぞれは、給紙時における給紙部30の動作を説明するための正面斜視図である。ここでは、図8から図10を参照しつつ、記録材Pの給紙動作について説明する。
なお、記録材Pの給紙が開始される前の時点において(図8参)、係止部45の一端は、原節部41dと係合しており(図4参照)、押上板36は、退避位置PL(図6参照)で停止している。また、分離部33は、給紙ローラー32から離隔している。
まず、ソレノイド46のプランジャー46aが後退すると、負荷側ギア41aの原節部41dと係止部45との係合が解除され、モーター47からの駆動力が回転軸40aに伝達される。
これにより、カム42(42a、42b)が回転させられ、突起部44(44a、44b)が対応する追従部37(37a、37b)から離隔する。そして、付勢部材36bにより押上板36が上方向に付勢され、押上板36が上方向に揺動させられる。また、押上板36が上方向に揺動させられると、付勢部材33bによって、分離部33が上方向に揺動する。
そのため、注目記録材が、給紙ローラー32と接触するとともに、分離部33は、給紙ローラー32に接近し、給紙ローラー32および分離部33は、複数の記録材Pを1枚ずつ給紙できる(図9参照)。
続いて、カム42(42a、42b)がさらに回転させられると、突起部44(44a、44b)が対応する追従部37(37a、37b)と再接触する(図10参照)。これにより、押上板36が下方向に揺動させられるとともに、分離部33が下方向に揺動させられる。
そして、注目記録材を単位送り量だけ給紙することが完了した後の時点において分離部33は、給紙ローラー32から離隔するとともに、給紙ローラー32の回転および押上板36の揺動が停止する。これにより、感光体ドラム13および転写ローラー18は、給紙ローラー32および分離部33の間の摩擦抵抗を受けることなく、記録材Pを搬送することができる。
ここで、本実施の形態において、転写ローラー18は、ウレタン等の柔らかい材質により形成されおり、感光体ドラム13および転写ローラー18の間のニップ力は、給紙ローラー32および分離部33の間のニップ力より小さい。また、給紙ローラー32による単位送り量の給紙動作が終了し、給紙ローラー32の回転が停止した状態において、分離部33は、上述の給紙ローラー32から離隔している。
これにより、感光体ドラム13および転写ローラー18は、給紙ローラー32および分離部33の間に挟まれることにより生ずる摩擦抵抗を受けることなく、注目記録材を搬送できる。そのため、ニップ力の弱い感光体ドラム13および転写ローラー18によっても、注目記録材を良好に搬送することができる。
このように、揺動部40のカム42(42a、42b)が1回転する間に、押上板36は、退避位置PL(図6参照)から給紙位置PF(図5参照)に移動させられる。これにより、押し上げられた注目記録材は、給紙ローラー32に接触させられ、形成部10側に給紙される。
また、揺動部40のカム42(42a、42b)が1回転する間に、押上板36は、給紙位置PFから退避位置PLに移動させられる。これにより、載置部35に載置された複数の記録材Pのうち、注目記録材以外のものは、給紙ローラー32から離隔する。
このように、揺動部40の1回の回転動作によって、注目記録材を形成部10側に容易に給紙することができる。
<1.4.給紙および露光タイミング>
図11は、給紙タイミングおよび露光タイミングを説明するためのタイミングチャートである。図12は、回転軸32aに対する給紙ローラー32の遅れ量DLを説明するための側面斜視図である。
ここでは、図2、図11、および図12を参照しつつ、給紙装置30から給紙される記録材Pの給紙タイミングと、レーザー光19aにより感光体ドラム13が露光される露光タイミングと、関係を説明する。
まず、時刻t1において、モーター47からの駆動力が付与されると、給紙ローラー32が回転し始めるとともに、押上板36が給紙位置PFに移動させられる。これにより、注目記録材は、給紙ローラー32と接触し、搬送路Ra内に給紙される。
次に、時刻t2において、注目記録材の先端が検出位置PSに到達し、検出部34から出力される出力値が、例えば、「Low」から「High」に遷移すると、感光体ドラム13および転写ローラー18が回転し始めるとともに、露光部19から感光体ドラム13の外周面13aに向けて、レーザー光19aが照射される。
ここで、図11に示すように、制御部90は、
(1)感光体ドラム13が、外周面13aに沿った露光位置PEおよび転写位置PTの間の距離L1(m)(第1距離)だけ回転するために要する時間T1(s)(第1時間)と、
(2)記録材Pが、搬送路Raに沿った検出位置PSおよび転写位置PTの間の距離L2(m)(第2距離)だけ搬送されるために要する時間T2(s)(第2時間)と、が同等となるように、感光体ドラム13、転写ローラー18、および給紙ローラー32を回転させる。
すなわち、感光体ドラム13の外周の回転速度をV1(m/s)、給紙ローラー32の外周の回転速度をV2(m/s)とした場合、距離L1、L2、および回転速度V1、V2の関係は、式(1)のように表すことができる。
V1 = V2 × ( L1 / L2 ) ・・・ (1)
式(1)を満たすように距離L1、L2、および回転速度V1、V2を設定することによって、転写位置PTにおける外トナー像の位置と、記録材Pの位置と、を正確に位置決めすることができる。
また、式(1)から分かるように、(L1/L2)の値が大きい程、搬送路Raの長さをさらに小さくすることができる。そのため、画像形成装置1をさらに小型化することができる。
さらに、本実施の形態において、給紙ローラー32は、モーター47から付与される駆動力を受ける回転軸32aに対して隙間ばめされている。すなわち、給紙ローラー32の内径は、回転軸32aの外径より大きい。
これにより、回転軸32aの回転は、給紙ローラー32に対して遅れて(遅れ量DLだけ遅れて)伝達される。また同様に、給紙ローラー32により給紙される注目記録材の搬送速度が増加し、給紙ローラーの回転速度が増加する場合、この給紙ローラー32の回転速度の増加は、回転軸32aに遅れて反映される。
例えば、注目記録材が転写位置PTに到達し、給紙ローラー32よりも回転速度の速い感光体ドラム13および転写ローラー18の間に注目記録材が挟まれると、注目記録材の搬送速度は増加する。一方、搬送速度の増加は、回転軸40aに遅れて伝達される。
このように、回転軸32aに対して給紙ローラー32が隙間ばめされることによって、回転軸40aに急激に負荷が掛かることを未然に防止できる。そのため、感光体ドラム13の外周の回転速度と、注目記録材の搬送速度と、の差に起因した画像乱れが発生することを抑制できる。
<1.5.本実施の形態における画像形成装置の利点>
以上のように、本実施の形態の画像形成装置1において、感光体ドラム13の外周面13aに沿って露光位置PEから転写位置PTまでの距離L1だけ移動するのに要する時間T1と、搬送路Raに沿って検出部34の検出位置PSから転写位置PTまでの距離L2だけ移動するのに要する時間T2と、が同等となるように、感光体ドラム13および転写ローラー18の回転速度と、給紙ローラー32の回転速度と、が設定できる。
これにより、給紙ローラー32および転写ローラー18の間に搬送タイミングを調整するためのローラー(例えば、レジストローラー)が配置されていない場合であっても、転写されるトナー像を注目記録材上に正確に位置決めすることができる。すなわち、注目記録材に対してトナー像を正確に位置決めするために、例えば、レジストローラーのような部品をさらに設けることが、必要とされない。そのため、給紙ローラー32および転写ローラー18の間の距離L3を小さくすることができ、画像形成装置1の小型化を図ることができる。
また、給紙ローラー32および転写ローラー18の回転速度を調整することによって、距離L1に比較して距離L2をさらに小さく設定することができ、搬送路Raの長さをさらに小さくすることができる。そのため、画像形成装置1の小型化をさらに図ることができる。
<2.第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第1および第2の実施の形態の画像形成装置1、100は、対応する形成部10、110の構成が異なる点を除いては、同様な構成を有する。そこで、以下では、この相違点を中心に説明する。
なお、画像形成装置1、100で同様な構成要素には、同一符号が付されており、この同一符号が付された構成要素は、第1の実施の形態で説明済みである。そのため、本実施の形態では説明を省略する。
図13は、本実施の形態における感光体ドラム13および転写ローラー118と、給紙ローラー32との配置関係を説明するための正面図である。転写ローラー118は、転写ローラー18と同様な構成を有しており、転写ローラー118の外周面には、感光体ドラム13の外周面13aと逆極性の電荷が付与されている。
進退部125は、感光体ドラム13に対して転写ローラー118を接近または離隔させる。例えば、転写位置PTに記録材Pが到達する前の時点において、進退部125は、転写ローラー118を感光体ドラム13から離隔させる。一方、転写位置PTに記録材Pが到達すると、進退部125は、転写ローラー118を感光体ドラム13と接触させる。
これにより、制御部90は、注目記録材の先端が転写位置PTに到達した後の時点において、転写ローラー118を、感光体ドラム13に接近させ、注目記録材を感光体ドラム13および転写ローラー18の間に挟ませることができる。すなわち、記録材Pの先端が、感光体ドラム13および転写ローラー転写ローラー118の外周面と衝突することを未然に防止できる。
そのため、感光体ドラム13および転写ローラー118の間のニップ範囲を増大させることなく、感光体ドラム13の外周の回転速度と、注目記録材の搬送速度と、の差に起因した画像乱れを抑制できる。
<3.変形例>
第1の実施の形態において、記録材Pは、転写位置PTに供給されるものとして説明したが、感光体ドラム13および転写ローラー18に記録材Pを供給する手法は、これに限定されるものでない。
図14は、本発明の実施の形態における感光体ドラム13および転写ローラー18と、給紙ローラー32との配置関係の他の例を説明するための正面図である。図14に示すように、記録材Pは、衝突位置PCおよび転写位置PTにより規定されるニップ範囲(長さLN)に供給される。
この場合、感光体ドラム13の外周面13aに沿ったトナー像の欠損距離LLは、感光体ドラム13の外周面13aに沿った注目記録材のニップ範囲の長さLNより大きくなるように設定されても良い。これにより、注目記録材の先端がニップ範囲に到達したとしても、注目記録材の先端は、感光体ドラム13の外周面13aに形成されたトナー像と衝突しない。そのため、ニップ範囲における画像乱れを抑制できる。
1、100 画像形成装置
10、110 形成部
13 感光体ドラム
13a 外周面
18、118 転写ローラー
19 露光部
19a レーザー光
20 定着部
30 給紙部
32 給紙ローラー
32a 回転軸32a
33 分離部
34 検出部
35 載置部
36 押上板
40 揺動部
40a、40b 回転軸
47 モーター
50 排紙部
90 制御部
125 進退部125 名詞
DL 遅れ量
P 記録材
PF 給紙位置
PL 退避位置
PT 転写位置
L1 距離(第1距離)
L2 距離(第2距離)

Claims (7)

  1. (a) 複数の記録材を載置する載置部と、
    (b) 感光体ドラムおよび転写ローラーを有しており、前記複数の記録材のそれぞれに前記感光体ドラムの外周面に形成されたトナー像を転写する形成部と、
    (c) 駆動源からの駆動力に従って回転することにより、前記載置部に載置された前記複数の記録材のうちの最上層の注目記録材を、前記感光体ドラムおよび前記転写ローラーに挟まれた転写位置まで給紙する給紙ローラーと、
    (d) 回転させられる前記感光体ドラムの露光位置に向けてレーザー光を出射することにより、前記感光体ドラムの前記外周面に静電潜像を形成する露光部と、
    (e) 前記給紙ローラーおよび前記転写ローラーの間に設けられており、搬送路に沿って搬送される前記注目記録材が検出位置に到達したか否かを検出する検出部と、
    (f) 前記記録材が前記検出部に到達し、前記検出部から出力される出力値が遷移するタイミングに基づいて、前記レーザー光の出射を開始させつつ、前記感光体ドラムの回転を開始させる制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記感光体ドラムが、前記感光体ドラムの前記外周面に沿った露光位置および前記転写位置の間の第1距離だけ回転するために要する第1時間と、
    前記記録材が、前記搬送路に沿った前記検出位置および前記転写位置の間の第2距離だけ搬送されるために要する第2時間と、
    が同等となるように、前記感光体ドラムおよび前記給紙ローラーを回転させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    (g) 前記給紙ローラーと対向して設けられており、前記複数の記録材から前記注目記録材を1枚ずつ分離する分離部と、
    (h) 前記駆動源からの前記駆動力が付与されることによって、
    前記注目記録材を前記形成部側に給紙する給紙位置と、
    前記給紙ローラーから離隔する退避位置と、
    の間で揺動する押上板と、
    をさらに備え、
    前記給紙ローラーによって、前記注目記録材が単位送り量だけ給紙される場合には、前記分離部は、前記給紙ローラー側に移動し、
    前記注目記録材の給紙が開始される前の時点、および前記注目記録材を前記単位送り量だけ給紙することが完了した後の時点には、前記分離部は、前記給紙ローラーから離隔するとともに、
    前記給紙ローラーによる前記単位送り量は、前記搬送路に沿った前記転写位置および前記給紙位置の間の第3距離よりも大きいことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の画像形成装置において、
    (i) 前記駆動源からの前記駆動力に従って回転することにより、前記押上板を揺動させる揺動部、
    をさらに備え、
    前記押上板は、前記揺動部が1回転する間に、
    前記退避位置から前記給紙位置に移動させられることによって、押し上げられた前記注目記録材を前記給紙ローラーに接触させるとともに、
    前記給紙位置から前記退避位置に移動させられることによって、前記複数の記録材のうち、前記注目記録材以外のものを前記給紙ローラーから離隔させることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記駆動力が付与されることによって前記揺動部が1回転する間に、
    前記給紙ローラーは、前記注目記録材を前記単位送り量だけ給紙させることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像形成装置において、
    (j) 前記感光体ドラムに対して前記転写ローラーを接近または離隔させる進退部、
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記注目記録材の先端が前記転写位置に到達した後に、前記進退部により前記転写ローラーを前記感光体ドラムに接近させ、前記注目記録材を前記感光体ドラムおよび前記転写ローラーの間に挟ませることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記感光体ドラムの前記外周面に沿った前記トナー像の欠損距離は、前記感光体ドラムの前記外周面に沿った前記注目記録材のニップ範囲の長さより大きいことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記給紙ローラーは、前記駆動源から付与される前記駆動力を受ける回転軸に対して隙間ばめされていることを特徴とする画像形成装置。
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