JP2015111840A - 分数分周方式位相同期ループのための動的基準周波数 - Google Patents

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Abstract

【課題】ローカル発振器信号を受信機のミキサに供給する位相同期ループ(PLL)において、送信チャネル情報に基づいて供給される比較基準クロック信号の周波数を変化させる方法を提供する。【解決手段】送信チャネルが帯域内において変化するのに従い、かつ、送信漏れの周波数が変化するのに従い、回路がPLLによって生成された基準スパーが周波数の点でシフトされて、送信機漏れと不所望な形で混合しないように比較基準クロック信号212の周波数を変化させる。また、PLLは整数分周方式PLL又は分数分周方式PLLとして動作可能である。総受信電力が低い状況において、PLLは整数分周方式PLLとして動作して分数分周スパーに対する受信機の影響され易さを低減する。比較基準クロック信号周波数を決定するために妨害信号検出情報を用いてもよい。【選択図】図7

Description

関連出願の相互参照
本出願は、35U.S.C.§119に基づく仮特許出願シリアル番号61/032,944(出願日:2008年2月29日)の利益を主張するものであり、該仮出願は、引用されることによってここに組み入れられている。
開示される実施形態は、受信機のローカル発振器内における位相同期ループ(PLL)に関するものである。
携帯電話のダイレクトコンバージョン受信機は、典型的に、ローカル発振器(LO)信号を所望の高周波信号と混合してその所望の高周波信号をより低いベースバンド周波数にダウンコンバート(downconvert)されるようにするミキサを採用する。LO信号はローカル発振器回路が生成する。ローカル発振器回路は、典型的に、水晶発振器回路および位相同期ループ(PLL)回路を採用することを伴う。水晶発振器回路は、安定しかつ固定された基準クロック信号(XO)を出力する。PLLは、信号XOを受け、ミキサに供給されるローカル発振器信号LOを出力する。PLLはLO信号の周波数を変化させ、受信機が対象の所望高周波信号をダウンコンバートするために同調されるようにする。受信機は、LO信号の周波数を変化させることによって同調される。
歴史的に、ローカル発振器回路において用いられている2つのタイプのPLLがある。これらPLLのうちの1つは、ここでは“整数分周方式PLL”(integer-N PLL)と呼ばれる。これらPLLのうちの他方の1つは、ここでは“分数分周方式PLL”(fractional-N PLL)と呼ばれる。図1(先行技術)は、整数分周方式PLL1の簡略図である。水晶発振器2は、非常に安定した水晶発振器出力信号XOを生成する。水晶発振器は、位相同期ループの一部とみなされる場合とみなされない場合がある。XO信号は、ここでは“比較基準クロック信号”4と呼ばれる固定された周波数の非常に安定した基準信号を生成するために分割器3によって周波数分割される。分割器2が分割に用いる除数は、例えば、受信機が受信するときの帯域に依存して異なる値を有し得る。VCO5によって出力される高周波VCO出力信号LOは低く周波数分割された帰還信号7を生成するためにループ分割器6によって低く周波数分割される。この帰還信号7は、位相検出器8によって非常に安定した比較基準信号4と比較される。位相検出器8によって出力された誤差信号は、チャージポンプ9およびループフィルタ10内を通る。ループフィルタ10は、電流または電圧ステアリング信号(steering signal)11をVCO5に供給し、帰還信号7が比較基準クロック信号4に関して位相ロックされるようにする。LO信号の周波数は、ループ分割器6がLO信号を周波数分割するために用いる整数の除数を変更することによって、帰還信号7を生成するために変化されることができる。こうした整数分周方式PLLによって生成されたローカル発振器信号LOは、概して、相対的に大きい量の位相雑音を呈する。PLLが動作するに従い、信号LOの周波数が変化して、ループフィルタ10の帯域幅によって決まる周波数帯域内に制御される。
携帯電話は、単なる音声通信以外の目的のために用いられるようになってきているため、携帯電話は、より高いデータレートで受信できるようにすべきである。データレートを高くするためには、LOの位相雑音を低減させなければならないことは概して真実である。従って、図1の伝統的な整数分周方式PLLよりも少ない位相雑音を呈するPLLを携帯電話受信機のローカル発振器回路内において用いることが望まれる。
図2(先行技術)は、携帯電話の受信機のローカル発振器において今日採用される第2のタイプのPPLの図である。この第2のタイプのPLLは、ここでは“分数分周方式”位相同期ループ(PLL)と呼ばれる。分数分周方式PLL12は、ループ分割器14が分割するために用いる除数を変更する変調器13を含む。この除数は、帰還信号15の周波数の平均周波数および位相が徐々に比較基準クロック信号16の周波数および位相とマッチするように変更される。分数分周方式PLLでは、比較基準クロック信号16の周波数をより高くすることが可能であり、従って、水晶発振器17によって出力されたXO信号の周波数を分割して低くする分割器は存在しない。より高い比較基準クロック信号周波数を用いることができるため、ループフィルタは、より高いループ帯域幅を有することができる。ループ帯域幅を大きくすることは、典型的に位相雑音を抑制する。従って、分数分周方式PLLトポロジーは、整数分周方式PLLトポロジーを用いて生成されることになるローカル発振器信号と比較してより少ない位相雑音を有するローカル発振器信号を生成するために用いることができる。
残念なことに、幾つかの受信機の用途では、分数分周方式PLLの使用が整数分周方式PLLの使用と比較して欠点を有する。PLLが動作するのに従い、VCOに供給されたステアリング信号が比較基準クロック信号の周波数の関数として変化する。ステアリング信号のこの変化の結果、LO信号の周波数が変化する。これらの変化は、それ自体が、周波数領域においてLO信号の中心周波数の周囲のハーモニック(harmonic)周波数成分として現れる。これらハーモニック周波数成分は、“スパー(spurs)”と呼ばれる。
図3(先行技術)は、図1の整数分周方式PLLの動作特性を示す図である。ローカル発振器信号(LO)は、周波数領域における単一の理想的なスパイク(spike)として現れず、むしろスカート(skirt)を有する状態が描かれている。このスカートの幅は、LO信号自体とともに存在する位相雑音を表す。所望高周波信号は受信機のアンテナで受信されて、受信機のミキサに進む。ミキサに供給されたローカル発振器信号LOは、所望受信(RX)信号がベースバンド信号に周波数ダウンコンバートされるような周波数を有する。参照数字20乃至23は、図1の整数分周方式PLLにおけるVCO5のステアリング(steering)に起因して生成されるスパーの一部を識別するものである。スパー間における周波数分離はFC1、図1のPLL内の比較基準クロック信号の周波数、であることに注目すること。整数分周方式PLL内における比較基準クロック信号の相対的に低い周波数に起因して、スパーは相対的に接近していて相対的に急速に大きさが低下するため、実効的には周波数チャネル24にはスパーは存在しない。ここで検討される携帯電話において、携帯電話の送信機が送信中であることと同時に携帯電話の受信機が受信中であることができる。従って、送信周波数チャネル24は、周波数の点で所望RX信号の周波数から分離される。図3の図内の二重のS形の記号25は、周波数の大きな途切れを示す。従って、送信チャネルの周波数は、周波数領域において受信チャネルからかなりの量だけ分離される。図3の図からわかるように、整数分周方式PLLは、不所望な量の位相雑音を生成する。
図4(先行技術)は、図2の分数分周方式PLL12の動作特性を示す図である。分数分周方式PLLのより大きいループ帯域幅に起因して、図4のローカル発振器信号LOのスカートの幅は、図3のローカル発振器信号LOのスカートの幅よりも小さい。分数分周方式PLLは、より少ない位相雑音を呈する。しかしながら、ハーモニックスパー成分26乃至28は、周波数領域において、図2の分数分周方式PLL12内の比較基準クロック信号16の周波数F2Cだけ互いに分離される。図4の図における周波数分離FC2は、図3の図における周波数分離FC1よりも大きい。ハーモニックスパー成分間におけるより大きい周波数分離FC2に起因して、図4のスパーは、周波数の関数として図3のスパーほど急速には小さくならない。従って、こうしたスパー28は、送信機漏れ24と相互に混合することが可能な大きさおよび周波数である場合がある。こうした相互混合は、ミキサに、送信機漏れをベースバンドにダウンコンバートさせ、それによってダウンコンバートされた送信機漏れ信号が受信中のダウンコンバートされた所望RX信号を曖昧(obscure)にする場合がある。これは望ましくないことである。分数分周方式PLLの使用は、改善された位相雑音を提供したが、残念なことに、受信機が相互混合問題の影響を受けやすかった。
受信機(例えば、携帯電話の全二重トランシーバの受信機)のローカル発振器は、安定した基準信号のソース(例えば水晶発振器)、プログラマブル比較基準クロック信号生成器(PCRCSG)、および位相同期ループ(PLL)を含む。PLLは、分数分周モードにおいておよび整数分周モードにおいて動作するように構成可能である。PCRCSGは、PLLに供給された比較基準クロック信号の周波数を変化させるために制御可能である。
一態様において、比較基準クロック信号の周波数は、(PLLによって生成された)基準スパーと既知の妨害信号(例えば、送信漏れ(transmit leakage))との不所望な相互混合が最小化されるように動的に変化される。送信チャネルが帯域内において変化するのに従い、および送信漏れの周波数が変化するのに従い、回路が分数分周方式PLLによって生成された基準スパーが送信機漏れと不所望な形で相互に混合しない周波数になるように比較基準クロック信号の周波数を送信チャネル周波数の関数として変化させる。
第2の態様において、PLLは、総受信電力が低い状況において整数分周モードで動作される。この低い総受信電力状況において、受信機の信号対雑音比は、PLLによって生成された位相雑音以外の雑音が圧倒的である。従って、構成可能なPLLを低位相雑音モード(分数分周モード)で用いることは、雑音を低減させず、必要でない。しかしながら、構成可能なPLLを整数分周モードで動作させることによって、本来であればPLLによって生成されることになる基準スパーが生成されず、それにより、基準スパーに起因する相互混合問題に対する受信機の、影響され易さを低減させる。
第3の態様では、妨害信号検出情報が基準クロック信号周波数を決定するために用いられる。例えば、妨害信号が受信機内の妨害信号検出回路によって検出された場合、この検出に応答して、比較基準クロック信号の周波数が変化される。比較基準クロック信号の周波数を変化させることによって、潜在的な問題(例えば、未知のまたは予測不能なメカニズムに起因する問題)を回避することができる。幾つかの実施形態では、所定の動作状況における受信機の動作が複数の異なるPLL構成を用いて評価される。これら評価は、将来の受信機の動作状況においてPLLをどのように構成するかを決定するために用いられる。
上記したことは発明の概要であって、必要上、単純化、一般化および詳細の省略を含む。従って、この発明の概要は、例示することのみを目的とし、いずれにしても限定することを意図しないことを当業者は理解するであろう。ここに説明されるデバイスおよび/またはプロセスのその他の態様、発明的特徴、および利点は、請求項のみによって定義され、ここに述べた限定されない詳細な説明において明らかであろう。
(先行技術)1タイプの典型的な整数分周方式位相同期ループ(PLL)の簡略図である。 (先行技術)1タイプの分数分周方式PLLの簡略図である。 (先行技術)図1の整数分周方式PLLの動作特性を示す図である。 図2の分数分周方式PLLの動作特性を示す図である。 3つの態様に従う1特定タイプのモバイル通信デバイス100の簡略化された高位ブロック図である。 図5のRFトランシーバ集積回路102のさらに詳細なブロック図である。 図6のRFトランシーバ集積回路102のローカル発振器113のブロック図である。 PLL制御ルックアップ関数を示すテーブルである。第1の態様において、図7のPLLの比較基準クロック信号214の周波数は少なくとも部分的に送信チャネル情報に基づいて決定される。第2の態様において、PLLは、総受信電力が所定のスレショルド値よりも低い場合に整数分周モードにおいて動作される。第3の態様において、PLL構成は少なくとも部分的に妨害信号検出情報に基づいて決定される。 ローカル発振器の分数分周方式PLLによって生成される基準スパーが送信機漏れと相互に混合し、それによって送信機漏れをベースバンドにダウンコンバートしかつ受信中のダウンコンバートされた所望信号を曖昧にする潜在的問題を示した図である。 比較基準クロック信号周波数が19.2MHzである場合に、選択された送信チャネルの周波数と同じ周波数において基準スパーがどのように存在することになるかを示した図である。 比較基準クロック信号周波数が16.8MHzである場合に、図10の基準スパーが今度は選択された送信チャネルの周波数とは異なる周波数においてどのように現れ、それによって相互混合問題を回避することを示した図である。 受信機の動作が低い総受信電力において位相雑音の低減による影響をより高い総受信電力におけるよりもどのように受けにくいかを示した図である。 低い総受信電力において、図7の構成可能なPLL202が整数分周モードにおいて動作される第2の態様を示した図である。 第1の態様による方法の簡略化されたフローチャートである。 第2の態様による方法の簡略化されたフローチャートである。 第3の態様による方法の簡略化されたフローチャートである。 ブログラマブル比較基準クロック信号生成器の1つの特定の例のブロック図である。
図5は、一態様による1つの特別なタイプのモバイル通信デバイス100の非常に簡略化された高位ブロック図である。この特定の例において、モバイル通信デバイス100は携帯電話である。モバイル通信デバイス100は、(示されていない幾つかのその他の部品の中で)アンテナ101、並びに2つの集積回路102および103を含む。集積回路102は、RFトランシーバ集積回路である。RFトランシーバ集積回路102は、送信機および受信機を含むため“トランシーバ”と呼ばれる。しかしながら、受信機および送信機の態様は集積回路102に加えて集積回路103においても配置されるため、用語“トランシーバ”はモバイル通信デバイス100の全体的な回路に対しても適用される。RFトランシーバ集積回路102は、主に、アナログ回路を含むアナログ集積回路である。他方、集積回路103は、主としてデジタル回路を含むデジタル集積回路である。集積回路103は“デジタルベースバンド集積回路”または“ベースバンドプロセッサ集積回路”と呼ばれる。
図6は、RFトランシーバ集積回路102のさらに詳細なブロック図である。携帯電話100が受信中であるときには、高周波数のRF信号104がアンテナ101において受信される。信号104からの情報はデュプレクサ105、マッチングネットワーク106、および受信チェーン107を通る。信号は低雑音増幅器(LNA)108によって増幅され、ミキサ109によって周波数においてダウンコンバートされる。その結果得られたダウンコンバートされた信号は、ベースバンドフィルタ110によってフィルタリングされ、デジタルベースバンド集積回路103に渡される。デジタルベースバンド集積回路103内のアナログ・デジタル変換器(ADC)111は信号をデジタル形式に変換し、その結果得られたデジタル情報はデジタルベースバンド集積回路103内の復調器ハードウェア経路112によって処理される。
受信チェーン107は、ローカル発振器113によって供給されたローカル発振器信号LOの周波数を制御することによって同調される。ローカル発振器113は、デジタルベースバンド集積回路103内のプロセッサ114およびプロセッサ可読媒体116に格納されたプロセッサ実行可能命令115によって制御される。この場合におけるプロセッサ可読媒体116は半導線メモリである。プロセッサ114は、ローカルバス117を経由してメモリ116にアクセスすることができる。RFトランシーバ集積回路102のローカル発振器113を制御するため、プロセッサ114は、シリアルバスインタフェース118内に適切な値を書き込む。これら値は、シリアルSSBIバス119を経由してRFトランシーバ集積回路102のシリアルバスインタフェース回路120に到着し、導線(conductor)121上に現れる。通信されたこれら値を変更することにより、プロセッサ114は、ローカル発振器LO周波数を変化させることができ、それにより受信チェーン107を同調させることができる。
携帯電話が送信中である場合、送信されるべき情報は、デジタルベースバンド集積回路103内の変調器ハードウェア経路122を通り、デジタル・アナログ変換器(DAC)123によってアナログ形式に変換される。その結果得られたアナログ信号は、RFトランシーバ集積回路102の“送信チェーン”130に供給される。ベースバンドフィルタ124は、デジタルからアナログへの変換プロセスによって導入された雑音をフィルタリングして除去する。次に、ミキサブロック125は、信号を高周波信号にアップコンバート(up-convert)する。ドライバ増幅器126および外部電力増幅器127は、アンテナ101を駆動するために高周波信号を増幅し、高周波数のRF信号128がアンテナ101から送信されるようにする。プロセッサ114は、ローカル発振器131を次に制御する導線129上の値を設定することによって送信チェーン130を同調させる。
図7は、図6のRFトランシーバ集積回路102の受信部のローカル発振器113のさらに詳細なブロック図である。ローカル発振器113は、安定した基準クロック信号XOのソース200、プログラマブル比較基準クロック信号生成器(PCRCSG)201、および位相同期ループ(PLL)回路202を含む。ソース200は、RFトランシーバ集積回路103上に部分的に配置された水晶発振器であることができる。ソース200は、基準クロック信号XOが受信される他のソースであってもよい。他の例において、ソース200は、基準クロック信号XOが受信されるときに通る単数の導線または複数の導線である。
位相同期ループ回路202は、分数分周モードにおける分数分周位相同期ループとして、または整数分周モードにおける整数分周位相同期ループとして動作可能である位相同期ループ回路である。位相同期ループ回路202は、位相検出器203、チャージポンプ204、ループフィルタ205、電圧制御発振器(VOC)206、ループ分割器207、およびデルタ−シグマ変調器制御回路208を含む。ループ分割器207は、VOC206の出力からローカル発振器出力信号LOを受けて、LO信号を除数によって周波数分割する。除数は、導線209における多ビットデジタル値によって決定される。その結果得られた周波数分割された帰還信号214は、単数の導線または複数の導線210を介して位相検出器203の第2の入力部211に供給される。PCRCSG201から出力された比較基準クロック信号212は、位相検出器203の第1の入力部213に供給される。PLL202がロック状態にあるとき、VCO206は、帰還信号214の周波数および位相が比較基準クロック信号212の周波数および位相にマッチするようにステアリング信号218によって制御される。
PLL202が分数分周モードで動作中である場合、デルタ−シグマ変調器回路208は、ループ分割器207が分割するために用いる除数が徐々に変更され、平均除数が分数値になるように導線209における多ビットデジタル値を変化させる。当該技術において知られる任意の適切なシグマ−デルタ変調器回路または方式が採用可能である。分数値は、導線215を介して受け取った多ビット周波数制御語(multi-bit frequency control word)によって設定される。導線215は図5および6の導線121の一部である。プロセッサ114は、上述のように導線121上の値を設定することによってこの周波数制御語を設定可能である。
しかしながら、PLL202が整数分周モードで動作中である場合、デルタ−シグマ変調器回路208はデルタ−シグマ変調方式において導線209における値を変化させず、むしろ導線209上の値が固定の整数値になる。一例において、固定の整数値は、導線215上における周波数制御語の値である。PLL202は、分数分周位相同期ループとしてではなく整数分周位相同期ループとして動作する。PLL202が分数分周位相同期ループとして動作するか、または整数分周位相同期ループとして動作するかは、導線216におけるデジタルFRAC/INT(分数/整数)信号の値によって決定される。
PCRCSG201は、基準クロック信号XOと同じ周波数であるかまたは関連する周波数である比較基準クロック信号212を供給するために制御可能である。この例において、PCRCSG201は、周波数19.2MHzの基準クロック信号XOを受け取り、19.2MHz、16.8MHz、および21.6MHzのうちの1つになるように選択可能である周波数の比較基準クロック信号212を出力する。選択された特定の周波数は、導線217上で受け取った多ビットデジタル値PLL_CONTROL[0:2]によって決定される。最上位ビットPLL_CONTROL[3]は、導線216を介してデルタ−シグマ変調器回路208に供給されるFRAC/INT値である。
図8は、値PLL_CONTROL[0:2]が一実施形態においてどのようにして決定されるかを示すテーブルである。PLL_CONTROL[0:2]値は、ルックアップ関数の出力値である。この場合におけるルックアップ関数の入力値は、総受信電力情報、搬送波信号対雑音比(C/N)が所定のスレショルド値よりも小さいかどうかに関する情報、妨害信号が検出されたかどうかに関する情報、および送信チャネル情報を含む。ルックアップ関数の出力、PLL_CONTROL[0:2]出力値は、PLL202が分数分周方式PLLとして動作するか、または整数分周方式PLLとして動作するかを決定し、さらに、比較基準クロック信号212の周波数も決定する。
図9は、分数分周方式位相同期ループ、例えば図2の分数分周方式PLL、を含むローカル発振器に付随する潜在的な相互混合問題を示す図である。PLLのデルタ−シグマル変調器がループ分割器に供給された除数値を変更するときに、電圧制御発振器(VCO)に供給されたステアリング信号が変化する。その結果、VCOによって出力された場合におけるLO信号の位相が変化する。こうしたLO位相の変化は、比較基準クロック信号周波数において生じ、ここにおいて"スパー"または"基準スパー"と呼ばれるLO信号の不所望なハーモニック周波数成分として周波数領域内において現れる。これら基準スパーは、LO信号の所望主周波数成分に追加される形で生成される。1つのこうした基準スパーは、図9において参照数字300によって表される。
LO信号は、図9において参照数字301によって表されている。図におけるLO信号301のスカートは、位相雑音を表す。図9のブロック302は、受信チェーンのミキサによってベースバンドにダウンコンバートされる着信した広帯域高周波数の"所望信号"を表す。LO信号301の所望成分の周波数は、ミキサが所望信号302をゼロヘルツにおいてベースバンドにダウンコンバートするように設定される。その結果のダウンコンバートされた所望信号は図9の下側部分においてブロック303によって示される。
分数分周方式PLLの動作に起因する"基準スパー"300が他の妨害信号305に関して適切な周波数関係を有する場合、受信機のミキサも基準スパー300および妨害信号305を相互に混合し、このため妨害信号がゼロヘルツにおいて周波数領域においてダウンコンバートされて所望信号303のダウンコンバートされた信号に含まれ、それによって信号303のダウンコンバートされた信号を曖昧にする。図9の下側部分におけるブロック304は、妨害信号305のダウンコンバートされた妨害信号を示す。ダウンコンバートされた妨害信号304は望ましくなく、所望信号のダウンコンバートされた信号303を曖昧にする。
動作において、モバイル通信デバイス100(図5)の送信機は、モバイル通信デバイス100の受信機が受信中であるのと同時に送信中であることができる。モバイル通信デバイス100のトランシーバは、全二重トランシーバである。送信機によってアンテナ101上に出力中の強力な送信に起因しておよびモバイル通信デバイス100内において送信機回路が受信機回路に非常に接近していることに起因して、送信機信号は、"漏れて"受信機内に戻ることがある。図9の上側部分におけるブロック305は、こうした送信機漏れを表す。送信機によって用いられる送信チャネルが1つの送信チャネルから帯域内の他の送信チャネルに変更されるのに応じて、送信機漏れの周波数も変化する。送信機漏れと基準スパー300との間における周波数関係が正確であるときには、送信機漏れは、図9に示されるように相互混合によってダウンコンバートされる。これは望ましくない。
図10および11は、図5乃至7のシステムがこの基準スパーの相互混合問題をどのようにして回避するかを示すチャートである。図10には、5つのスパー400乃至404が示される。これら基準スパーの一部は、上述のようにVCO206に供給されたステアリング信号を変化させることによって生成でき、これらスパーのうちのその他は、その他の複雑なメカニズムによって生成できる。
図10の凡例が示すように、例示されるスパーは、比較基準クロック信号周波数が19.2MHzである場合に図7のPLL内に存在することになる。チャートの下方には、水平方向に延びる4つの送信チャネルが示される。これら4つの送信チャネルは、1719MHz、1728MHz、1742MHz、および1748MHzの中心周波数を有する。送信機が1つの周波数帯域において送信中であるとき、送信機は、これら送信チャネルのうちの選択された1つにおいて送信させられる。周波数帯域内において用いられる送信チャネルは、採用された既知のプロトコルに従って徐々に変化させられる。
図10の例において、基準スパー401は、選択された送信チャネル405と周波数が偶然重なり合っていることに注目すること。送信チャネル405は、この例において送信機が用いていることになる送信チャネルである。この状況は、図9に関連して上述されるように、送信機漏れおよび基準スパー401の相互混合問題を発生させることがある。
図11は、比較基準クロック信号の周波数が19.2MHzではなく16.8MHzである代替状況を示す。比較基準クロック信号の周波数が異なることに起因して、スパー401乃至404は、図10のスパー401乃至404の位置と比較して周波数がシフトダウン(shift down)されることに注目すること。図11において、基準スパー401は、図10における場合のようには、選択された送信チャネル405と周波数において重ならない。従って、図10の潜在的な基準スパーの相互混合問題は回避される。
第1の態様において、図10の問題等の基準スパーの相互混合問題は、選択された送信チャネルおよび所定の比較基準クロック信号周波数が与えられている場合にスパーの位置および強度を調査することによって回避される。スパー解析は、選択可能な比較基準クロック信号周波数(例えば、19.2MHz、16.8MHz、または21.6MHz)のうちの各々の1つに関して行われる。各々の可能な選択された送信チャネル式に関して、結果的に不所望な信号がベースバンドにダウンコンバートされることになるような既知の妨害信号およびその他の有害なメカニズムとの相互混合が結果的に最小になるような比較基準クロック信号の周波数が決定される。図5乃至7のモバイル通信デバイス100が動作することに応じてかつ送信チャネルが変更されることに応じて、比較基準クロック信号212の周波数は不所望な相互混合(例えば送信漏れとの相互混合)が最小化されるように送信チャネルの関数として動的に変化される。
図8に示されるPLL制御ルックアップ関数は、比較基準クロック信号周波数を決定する。PLL制御ルックアップ関数の使用は、図5に示されるようにメモリ116に格納された図8のテーブル132の使用を伴う。送信チャネルの割り当ては、標準的なハンドシェーキングの一部として基地局からモバイル通信デバイス100に通信されるため、選択された送信チャネル(例えば、1719MHz、1728MHz、1742MHz、および1748MHz)はプロセッサ114にとって既知である。プロセッサ114は、選択された送信チャネル情報を用いて、図8のルックアップテーブルを参照し、PLL_CONTROL[0:2]出力値が何であるべきかを送信チャネル情報から決定する。このテーブルの第5の値の行において示されるように、送信チャネル中心周波数が1728MHzであり(および、総受信電力が所定のスレショルド値−90dBmよりも大きい)場合、PLL_CONTROL[0:2]値は[101]である。値[101]は、分数分周モードにおいて図7のPLL202を設定し、比較基準クロック信号を19.2MHzではなく16.8MHzにおいて出力することをPCRCSG201に行わせる。図8の“C/Nはスレショルド値よりも小さいか”列および“RX周波数において妨害信号が検出されたか”列における“X”のエントリは、“ドントケア”(don't cares)を表す。従って、1728MHzの選択された送信チャネルにおける動作に関しては、図10のより望ましくない状況とは対照的に、図11のより望ましい状況が作り出される。
図12は、総受信電力の関数としての確率密度関数(PDF)分布曲線を示す。総受信電力がより高いほど、モバイル通信デバイス100の受信機は基準スパーの影響を受けにくくなるが、インバンド位相雑音の影響はより受けやすい。より低い電力において、受信機は、基準スパーの影響をより受けやすいが、インバンド位相雑音の影響をより受けにくい。
図13は、第2の態様を示す。低受信電力において、受信機の信号対雑音比は熱雑音によって制限されるため、受信機において分数分周方式PLLが低位相雑音を生成する望ましい品質は典型的には必要ないことが認識される。低受信電力において、熱雑音は、PLLによって生成される位相雑音よりも大きい。他方、より高い受信電力では、典型的に、高いデータレートをサポートするために分数分周方式PLLの低いインバンド位相雑音特性が必要である。従って、図3乃至5のPLL202は、分数分周モードおよび整数分周モードのうちの選択可能な1つにおいて動作可能な構成可能なPLLであるように製造される。所定のスレショルド値136よりも低い総受信電力レベル(例えば−90dBm未満)では、受信機の動作が分数分周方式PLLによって生成された基準スパーからの妨害を受けやすく、かつ受信機の信号対雑音比は熱雑音によって制限されるため、PLL202は整数分周モードにおいて構成される。しかしながら、スレショルド値136よりも上のより高い総受信電力(例えば−90dBm超)において、PLL202は分数分周方式PLLが整数分周方式PLLよりも少ない位相雑音を生成することを利用するために分数分周方式PLLとして構成される。PLL202の構成を分数分周モードと整数分周モードとの間で切り替えることは、PLLによって出力されたLO周波数を不所望な形で乱すことがある。受信機PLLの動作を非常に短すぎる時間において乱すことは、問題を生じさせることがある。例えば、受信機を含む携帯電話による呼は、LO周波数が適切に安定してしない場合にドロップ(drop)することがある。一態様において、PLL202のモードを変更することは、急速すぎるモードの変更による好ましくない結果を防止する形で制限される。この例において、プロセッサ114は、所定の最大レート(例えば、多くても5秒の期間ごとに1回)よりも高いレートで分数分周モードと整数分周モードとの間の切り替えをしないようにPLL構成の変更レートを制限するためにタイマ(示されていない)を使用する。
図8は、総受信電力がPLL制御ルックアップ関数への入力値としてどのように用いられるかも示す。図8のテーブルの上の値の行によって示されるように、総受信電力が−90dBmよりも小さい場合、図7のPLL202は、整数分周方式PLLとして構成される。“送信チャネル中心周波数”入力値、“RX周波数において妨害信号は検出されたか”入力値、および“C/Nはスレショルド値よりも小さいか”入力値は、“ドントケア”である。しかしながら、ルックアップ関数に対する総受信電力入力値が−90dBmよりも高い総受信電力を示す場合、図7のPLL202は、分数分周方式PLLとして構成される。デジタルベースバンド集積回路103内の受信チャネル経路内の自動利得訂正(AGC)ブロック133は、総受信電力を測定し、測定された総受信電力を示す多ビットデジタル値を提供する。プロセッサ114は、AGC133からローカルバス117を経由してこの多ビットデジタル値電力を読み取り、総受信電力値をPLL制御ルックアップ関数への入力値として用いる。
図8は、第3の態様も示す。RFトランシーバ集積回路102は、妨害信号検出器回路134を含む、1つの特定の例において、妨害信号検出器回路134が妨害信号を検出した場合、妨害信号検出器回路134は、導線135、シリアルバスインタフェース120、シリアルバス119、シリアルバスインタフェース118、およびローカルバス117を介してプロセッサ114に割り込み信号を送信する。割り込み信号は、例えば、割り込みコントローラ(示されていない)によって受信することができ、割り込みコントローラ(示されていない)は、プロセッサ114に割り込み信号を供給する。プロセッサ144は、割り込み信号を受信した時点で割り込みサービスルーチンを実行する。割り込みサービスルーチンは、妨害信号検出器回路134内のレジスタ内の多ビットデジタル値を読み取ることをプロセッサ114に行わせる。多ビットデジタル値は、検出された妨害信号の周波数および検出された妨害信号の強度の表示を示す。
第3の態様において、この妨害信号検出情報は、PLL制御ルックアップ関数への入力値として用いられる。妨害信号が割り当てられた受信チャネル周波数の適切な近くにおいて検出された場合で、検出された妨害信号が適切な信号強度を有すると決定された場合、プロセッサ114は“RX周波数において妨害信号が検出されたか”の値が“はい”であると決定し、その他の場合、プロセッサ114は、“RX周波数において妨害信号が検出されたか”の値が“いいえ”であると決定する。図8は、ある状況下において、比較基準クロック周波数が“RX周波数において妨害信号が検出されたか”の入力値および“C/Nはスレショルド値よりも小さいか”の入力値によってどのように決定されるかを示す。図8の第2の値の行において示されるように、妨害信号が検出されず、かつ、割り当てられた送信チャネルが1719MHzである場、比較基準クロック信号は19.2MHzの周波数を有する。しかしながら、(“RX周波数において妨害信号が検出されたか”の入力値が“はい”であることによって示されるように)妨害信号が検出され、かつ、割り当てられた送信チャネルが同じ1719MHzである場合、比較基準クロック信号は、“C/Nはスレショルド値よりも小さいか”の入力値に依存する周波数を有する。妨害信号を発生させるメカニズムは知ることができず、かつ、妨害信号の結果も完全には予想できない。従って、この例において、搬送波信号の信号対雑音比(C/N)が所定のスレショルド値よりも小さくない場合、受信機の動作は比較基準クロック信号の周波数を標準である19.2MHzから変化させるのが正当化されるほど損なわれていないと決定される。図6のテーブル内の第3の値の行において、“比較基準クロック周波数”の値は19.2MHzであることに注目すること。しかしながら、搬送波信号の信号対雑音比(C/N)が所定のスレショルド値よりも小さい場合、19.2MHz以外の比較基準クロック信号周波数を用いることが正当化される状況であると決定される。図6の第4の値の行において、“比較基準クロック信号周波数”の値は16.8MHzであることに注目すること。一例において、受信機が、比較基準クロック信号周波数が16.8MHzである時間の間動作した後に、プロセッサ114は、妨害信号検出器134を再度読み取り、最初に検出された妨害信号が大きさの点で縮小されているかどうかを決定する。プロセッサ114は、搬送波信号対雑音比(C/N)の大きさも決定する。16.8MHzの比較基準クロック信号周波数を使用した結果、19.2MHzの比較基準クロック信号周波数を前回使用したよりも良い受信機の動作が得られた場合、1719MHz送信チャネルが用いられる将来において、16.8MHzの比較基準クロック信号周波数が用いられる。他方、16.8MHzの比較基準クロック信号周波数を使用した結果、より良い受信機の動作が得られなかった場合、1719MHz送信チャネルが用いられる将来において、19.2MHzの比較基準クロック信号周波数が用いられる。従って、受信機の動作は、同じ送信チャネル割り当て条件下にある2つ以上の異なる比較基準クロック信号周波数を用いて評価される。その結果得られた受信機の動作の評価が比較され、将来におけるある状況においてはいずれの比較基準クロック信号周波数を用いるかを決定するために用いられる。
図14は、第1の態様による方法500の簡略化されたフローチャートである。ステップ501において、PLLに供給される比較基準クロック信号の周波数が、少なくとも部分的に送信チャネル情報に基づいて決定される。PLLは、ローカル発振器信号を受信機のミキサに供給する。この方法の一例において、送信チャネル情報は、基地局から図5のモバイル通信デバイス100において受信されたチャネル割り当て(チャネル割り当て情報)である。送信チャネル割り当て情報は、受信機チャネルを識別せずに送信チャネルを識別することができる。代替として、送信チャネル割り当ては、送信チャネルおよび受信チャネルの両方を識別することができる。比較基準クロック信号は、図7の比較基準クロック信号212である。ステップ501の決定は、(図8のテーブルによって表される)PLL制御値ルックアップ関数を参照すること、およびPLL制御値を選択することを含む。
図15は、第2の態様による方法600の簡略化されたフローチャートである。ステップ601において、PLLの動作モードは少なくとも部分的に受信電力情報に基づいて分数分周モードから整数分周モードに変更される。PLLは、ローカル発振器信号を受信機のミキサに供給する。この方法の一例では、受信電力情報が図5のデジタルベースバンド集積回路103のAGCブロック133から受け取られる。受信電力情報は総受信電力値であってよい。
図16は、第3の態様による方法700の簡略化されたフローチャートである。ステップ701において、妨害信号が検出される。ステップ702において、PLLに供給された比較基準クロック信号の周波数は、少なくとも部分的にステップ701において妨害信号を検出することに基づいて決定される。PLLは、ローカル発振器信号を受信機のミキサに供給する。この方法の一例では、妨害信号が図5および6の妨害信号検出器回路134によって検出される。ステップ701の決定は、図8のテーブルによって表されるPLL制御値ルックアップ関数を参照すること、およびPLL制御値を選択することを含む。
図17は、プログラマブル比較基準クロック信号生成器(PCRCSG)800の一例の回路図である。図7のローカル発振器の一実施形態において、図17のPCRCSG800は、図7のPCRCSGのさらに詳細な図である。PCRCSG800は、プログラマブル分割器803、遅延同期ループ(DLL)801、並びにプログラマブルエッジ結合および分割網(edge combining and dividing network)802を含む。プログラマブル分割器803は、着信したクロック信号XOを受け取り、信号XOIをノード812上に出力する。信号XOIは、着信信号XOのバッファリングされた信号であるか、または2で周波数分割されて低くされたXO信号である。プログラマブル分割器803が2で周波数分割するか、または周波数分割をしないかは、制御ライン217A上のデジタル制御値によって決定される。
DLL801は、この特定の例において、14のプログラマブル遅延素子804乃至808(これら14の素子のうちの4つのみが示される)、位相−周波数検出器、チャージポンプ部(PFD/CP)809、および平滑化キャパシタ810を含む。各々のプログラマブル遅延素子は、そのプログラマブル遅延素子を通る信号経路においてプログラマブルな偶数のCMOSインバータを提供する。偶数は、例えば、2、4、または6であることができ、制御ライン217A上のデジタル制御値によって決定される。DLL801は、プログラマブル遅延素子804乃至808を通じての全体的な連続(series)伝播遅延がノード812における着信信号XOIの1つの期間であるようにロックされるような形で動作する。各々のプログラマブル遅延素子内において、これらインバータのうちの1つ以上は、通常のCMOSインバータのPチャネルトランジスタおよびNチャネルトランジスタに加えて、Pチャネルヘッドスイッチを含む。ヘッドスイッチは、CMOSインバータのPチャネルトランジスタのソース内への電源電圧電流経路内に配置される。導線811は、プログラマブル遅延素子804乃至808を通じての遅延を制御するためにPチャネルヘッドスイッチのゲート上にVTUNE電圧を供給する。プログラマブル遅延素子804乃至808を通じての遅延は同一であるため、ノード812における着信信号XOIの立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジは、遅延素子804によってXOIの期間の1/14、1/12、または1/8だけ遅延され(信号D1)、遅延素子804および805によってXOIの期間の2/14、2/12、または2/8だけ遅延され(信号D2)、遅延素子804、805、および806によってXOIの期間の3/14、3/12、または3/8だけ遅延され(信号D3)、以下同様である。ブロック802が3による周波数逓倍(frequency multiplying)である場合、PFD/CP809に戻る信号XOIの信号経路内には12のプログラマブル遅延素子が存在し、ブロック802が4による周波数逓倍である場合、PFD/CP809に戻る信号XOIの信号経路内には8つのプログラマブル遅延素子が存在し、ブロック802が7による周波数逓倍である場合、PFD/CP809に戻る信号XOIの信号経路内には14のプログラマブル遅延素子が存在する。
プログラマブルエッジ結合および分割網802は、比較出力基準クロック信号212が選択可能な周波数を持つように、信号XOIおよび遅延信号D1乃至D14を組み合わせるある量の組み合わせ論理を含む。出力基準クロック信号212の周波数は、次の周波数、すなわち、1)着信したXOI信号の周波数、2)XOI信号の周波数の3倍の周波数、3)XOI信号の周波数の4倍の周波数、または4)XOI信号の周波数の7倍の周波数のうちの1つに等しい。信号XOIおよびD1乃至D14から信号212を生成するための3つの組み合わせ論理式が図17に示される。プログラマブルエッジ結合および分割網802は、網802の構成に依存して組み合わせ論理の出力を周波数分割することができる1/2分周回路および1/4分周回路も含む。
一構成において、PCRCSG800は着信信号XOの周波数の1/4の周波数を有する信号212を出力する。これを行うために、プログラマブル分割器803はXOを2で周波数分割し、プログラマブルエッジ結合および分割網802はXOIを2によって周波数分割する。
他の構成において、PCRCSG800は着信信号XOの周波数の1/2の周波数を有する信号212を出力する。これを行うために、プログラマブル分割器803はXOを2で周波数分割し、プログラマブルエッジ結合および分割網802は変化されない形で信号XOIを出力する。
他の構成において、PCRCSG800は着信信号XOの周波数の周波数を有する信号212を出力する。これを行うために、プログラマブル分割器803は周波数分割をせず、プログラマブルエッジ結合および分割網802は変化されない形で信号XOIを出力する。
他の構成において、PCRCSG800は着信信号XOの周波数の1.5倍に等しい周波数を有する信号212を出力する。これを行うために、プログラマブル分割器803は周波数分割をせず、プログラマブルエッジ結合および分割網802の組み合わせエッジ結合論理はXOIの周波数の3倍の周波数を有する信号を生成し、プログラマブルエッジ結合および分割網802内の1/2分周回路がこの信号を2で周波数分割して信号212を生成する。
他の構成において、PCRCSG800は着信信号XOの周波数の1.75倍に等しい周波数を有する信号212を出力する。これを行うために、プログラマブル分割器803は2で周波数分割し、プログラマブルエッジ結合および分割網802の組み合わせエッジ結合論理はXOIの周波数の7倍の周波数を有する信号を生成し、プログラマブルエッジ結合および分割網802内の1/2分周回路が組み合わせ論理の出力を2で分割して信号212を生成する。
他の構成において、PCRCSG800は着信信号XOの周波数の3.0倍に等しい周波数を有する信号212を出力する。これを行うために、プログラマブル分割器803は周波数分割をせず、プログラマブルエッジ結合および分割網802の組み合わせエッジ結合論理はXOIの周波数の3倍の周波数を有する信号を生成し、この信号を信号212として出力する。
他の構成において、PCRCSG800は、着信信号XOの周波数の3.5倍に等しい周波数を有する信号212を出力する。これを行うために、プログラマブル分割器803は2で周波数分割し、プログラマブルエッジ結合および分割網802の組み合わせエッジ結合論理はXOIの周波数の7倍の周波数を有する信号を生成し、それによって信号212を生成する。
他の構成において、PCRCSG800は、着信信号XOの周波数の4.0倍に等しい周波数を有する信号212を出力する。これを行うために、プログラマブル分割器803は周波数分割をせず、プログラマブルエッジ結合および分割網802の組み合わせエッジ結合論理はXOIの周波数の4倍の周波数を有する信号を生成し、この結果得られた信号が信号212として出力される。
PCRCSG800の構成は、導線217における多ビットデジタル制御値PLL_CONTROLによって決定される。各構成における各遅延素子を通る信号経路内のインバータ数(2、4または6)は、特定の動作状態に関するDLL801の同調範囲が最適化されるようにPLL制御ルックアップテーブルまたは関数によって決定される。
ここに説明される技法は、様々な手段によって実装することができる。例えば、これら技法は、ハードウェア内、ファームウェア内、ソフトウェア内、またはその組み合わせ内に実装することができる。ハードウェア内に実装する場合、(例えばモバイル通信デバイス内の)エンティティにおいてこれら技法を実行するために用いられる処理ユニットは、ここに説明される機能を果たすように設計された1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、その他の電子ユニット、コンピュータ、またはその組み合わせ内に実装することができる。ファームウェアおよび/またはソフトウェア内に実装する場合、これら技法は、ここにおいて説明される機能を果たすコード(例えば、プログラム、ルーチン、手順、モジュール、関数、命令、等)とともに実装することができる。概して、ここに説明される技法を実装する際には、ファームウェアおよび/またはソフトウェアコードを有形に具現化したいずれかのコンピュータ/プロセッサ可読媒体を用いることができる。例えば、ファームウェアおよび/またはソフトウェアコードは、メモリ(例えば図5のメモリ116)に格納し、プロセッサ(例えば図5のプロセッサ114)によって実行することができる。メモリは、プロセッサ内に実装することができまたはプロセッサの外部に実装することができる。ファームウェアおよび/またはソフトウェアコードは、コンピュータ/プロセッサ可読媒体、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、非揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(PROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、FLASHメモリ、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスク(CD)、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、磁気または光学データ記憶装置、等に格納することもできる。このコードは、1つ以上のコンピュータおよび/またはプロセッサによって実行可能であり、かつここで説明される機能の、ある態様をコンピュータ/プロセッサに実行させることができる。
上記においてある特定の実施形態は指導することを目的として説明されるが、この特許明細書の教示は一般的適用性を有しており、上述される特定の実施形態に限定されない。従って、以下において示される請求項の適用範囲から逸脱することなしに説明される特定の実施形態の様々な特徴の様々な変更、好適化、および組み合わせを実践することが可能である。
上記においてある特定の実施形態は指導することを目的として説明されるが、この特許明細書の教示は一般的適用性を有しており、上述される特定の実施形態に限定されない。従って、以下において示される請求項の適用範囲から逸脱することなしに説明される特定の実施形態の様々な特徴の様々な変更、好適化、および組み合わせを実践することが可能である。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] 少なくとも部分的に送信チャネル情報に基づいて位相同期ループ(PLL)に供給された比較基準クロック信号の周波数を変化させることであって、前記PLLはローカル発振器信号を受信機のミキサに供給することを備える方法。
[C2] 前記受信機は携帯電話のトランシーバの一部であり、前記トランシーバは送信機を含み、前記送信チャネル情報は前記送信機が送信するための送信チャネルを決定するC1に記載の方法。
[C3] 前記送信チャネル情報はチャネル割り当て情報であり、前記チャネル割り当て情報は送信チャネルを識別するものであるC1に記載の方法。
[C4] 前記送信チャネル情報はチャネル割り当て情報であり、前記チャネル割り当て情報は送信チャネルおよび受信チャネルを識別するものであるC1に記載の方法。
[C5] 前記送信チャネル情報は送信帯域の複数の送信チャネルのうちの1つを識別するものであるC1に記載の方法。
[C6] 前記比較基準クロック信号の前記周波数を前記変化させることは、少なくとも部分的に前記受信機によって受信中の受信電力の量を示す情報に基づくC1に記載の方法。
[C7] 前記比較基準クロック信号の前記周波数を前記変化させることは、少なくとも部分的に妨害信号検出情報に基づき、前記妨害信号検出情報は前記受信機によって妨害信号を受信中であるかどうかを示すC1に記載の方法。
[C8] 前記送信チャネル情報はルックアップ関数への入力として用いられ、前記ルックアップ関数は前記比較基準クロック信号の前記周波数を前記変化させる際に用いられる情報を出力するC1に記載の方法。
[C9] 前記送信チャネル情報はルックアップ関数への入力として用いられ、前記ルックアップ関数はPLL制御情報を出力するC1に記載の方法。
[C10] 前記変化させることは、(a)第1の集積回路の一部であるプロセッサが前記送信チャネル情報をルックアップ関数への入力として用いることと、(b)前記プロセッサが前記ルックアップ関数からの出力としての制御情報を入手することと、(C)前記制御情報は第1の集積回路から前記前記PLLを含む第2の集積回路に通信され、前記制御情報が前記PLLに供給されて、前記PLLが前記比較基準クロック信号の前記周波数を変化させる結果になるようにすることと、を含むC1に記載の方法。
[C11] 前記比較基準クロック信号は、送信機が送信帯域の第1の送信チャネルにおいて送信中のときには第1の時間量の間第1の周波数を有し、前記比較基準クロック信号は、前記送信機が前記送信帯域の第2の送信チャネルにおいて送信中のときには第2の時間量の間第2の周波数を有するC1に記載の方法。
[C12] 前記PLLは、分数分周モードおよび整数分周モードのうちの選択可能な1つにおいて動作可能なPLLであるC1に記載の方法。
[C13] 前記送信チャネル情報は、ルックアップ関数への入力として用いられ、前記ルックアップ関数は、PLL制御情報を出力し、前記PLL制御情報は、前記PLLが分数分周モードまたは整数分周モードのいずれにおいて動作するかを決定するC1に記載の方法。
[C14] 固定された信号周波数の基準クロック信号を水晶発振器から受信することと、前記基準クロック信号を用いて前記比較基準クロック信号を生成すること、とをさらに備えるC1に記載の方法。
[C15] 少なくとも部分的に受信電力情報に基づいて位相同期ループ(PLL)の動作モードを分数分周モードから整数分周モードに変更することを備え、前記PLLは、ローカル発振器信号を受信機のミキサに供給し、前記受信電力情報は前記受信機によって受信中の受信電力の量を示す方法。
[C16] (a)受信機において受信中の妨害信号を検出することと、
(b)(a)において前記妨害信号を前記検出することに少なくとも部分的に基づいて、位相同期ループ(PLL)に供給された比較基準クロック信号の周波数を変化させることであって、前記PLLは、ローカル発振器信号を前記受信機のミキサに供給すること、とを備える方法。
[C17] ローカル発振器信号を受信機のミキサに供給する位相同期ループ(PLL)と、
比較基準クロック信号を前記PLLに供給するプログラマブル比較基準クロック信号生成器(PCRCSG)であって、前記比較基準クロック信号は、周波数を有するプログラマブル比較基準クロック信号生成器(PCRCSG)と、
送信チャネル情報を入力として使用しかつそれからPLL制御情報を出力として生成し、前記PLL制御情報は前記比較基準クロック信号の前記周波数が少なくとも部分的に前記送信チャネル情報に基づいて変化されるように前記PCRCSGに供給されるルックアップ関数回路とを備える回路。
[C18] 送信機をさらに備え、前記送信チャネル情報は前記送信機が送信するための送信チャネルを決定するC17に記載の回路。
[C19] 前記送信チャネル情報はチャネル割り当て情報であり、前記チャネル割り当て情報は送信チャネルを識別するものであるC17に記載の回路。
[C20] 前記送信チャネル情報はチャネル割り当て情報であり、前記チャネル割り当て情報は送信チャネルおよび受信チャネルを識別するものであるC17に記載の回路。
[C21] 前記送信チャネル情報は送信帯域の複数の送信チャネルのうちの1つを識別するものであるC17に記載の回路。
[C22] 前記ルックアップ関数回路は、プロセッサ、およびプロセッサ可読媒体に格納された一組のプロセッサ実行可能命令を含むC17に記載の回路。
[C23] 送信チャネル情報を入力として使用しかつそれから位相同期ループ制御情報を出力として生成するルックアップ関数回路を備え、前記位相同期ループ制御情報は受信機のローカル発振器の位相同期ループ(PLL)に供給された比較基準クロック信号の周波数を制御するための情報である回路。
[C24] 前記回路は第1の集積回路の一部であり、前記ローカル発振器の前記PLLは第2の集積回路の一部であり、前記第1の回路は前記位相同期ループ制御情報を前記第2の集積回路に供給するC23に記載の回路。
[C25] 送信チャネル情報をルックアップ動作への入力として用いることによって前記ルックアップ動作を行い、位相同期ループ制御情報が前記ルックアップ動作から出力されるようにすることをコンピュータに行わせるためのコードを備え、前記位相同期ループ制御情報は受信機のローカル発振器の位相同期ループ(PLL)に供給された比較基準クロック信号の周波数を制御するため情報である、コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
[C26] 前記コンピュータによって読み取り可能な媒体は、
前記位相同期ループ制御情報を前記受信機の前記ローカル発振器の前記PLLに供給することをコンピュータに行わせるためのコードをさらに備えるC25に記載のコンピュータプログラム製品。
[C27] コードを実行することは、送信機が帯域の第1の送信チャネルにおいて送信中であるときに前記比較基準クロック信号の前記周波数が第1の量の時間中に第1の周波数を有し、前記送信機が前記帯域の第2の送信チャネルにおいて送信中であるときに前記比較基準クロック信号の前記周波数が第2の量の時間中に第2の周波数を有する結果になるC25に記載のコンピュータプログラム製品。
[C28] 比較基準クロック信号を受信する位相同期ループ(PLL)であって、前記PLLは受信機のローカル発振器の一部である位相同期ループ(PLL)と、
少なくとも部分的に送信チャネル情報に基づいて前記比較基準クロック信号の周波数を変化させ、前記比較基準クロック信号が前記PLLに供給されるようにする手段、とを備える装置。
[C29] 前記受信機はトランシーバの一部であり、前記トランシーバは送信機を含み、前記手段は、前記送信機が帯域の第1の送信チャネルにおいて送信中であるときに前記比較基準クロック信号の前記周波数が第1の量の時間中に第1の周波数を有することになり、前記送信機が前記帯域の第2の送信チャネルにおいて送信中であるときに前記比較基準クロック信号の前記周波数が第2の量の時間中に第2の周波数を有することになるように前記比較基準クロック信号の前記周波数を変化させるC28に記載の装置。
[C30] 前記手段は、前記送信チャネル情報をルックアップ動作への入力として用いることによって前記ルックアップ動作を行い、位相同期ループ制御情報が前記ルックアップ動作から出力されるようにするための手段でもあり、前記位相同期ループ制御情報は前記比較基準クロック信号の前記周波数を制御するための情報であるC29に記載の装置。
[C31] 前記手段は、プロセッサ、シリアルバス、およびプログラマブル比較基準クロック信号生成器を含むC30に記載の装置。
[C32] 前記PLLは、分数分周モードおよび整数分周モードのうちの選択可能な1つにおいて動作可能であるC28に記載の装置。
[C33] (a)バスを通じてトランシーバの第1の集積回路から前記トランシーバの第2の集積回路に情報を通信し、前記トランシーバの送信機が単一の送信帯域内において動作中のときに比較基準クロック信号の周波数が第1の周波数から第2の周波数に変化するようにすることを備え、前記比較基準クロック信号は前記トランシーバの受信機のローカル発振器の位相同期ループ(PLL)に供給され、前記PLLは前記第2の集積回路の一部である方法。
[C34] 前記比較基準クロック信号の前記周波数を前記変化させることは、少なくとも部分的に前記送信帯域内での送信チャネル割り当ての変化に応答して生じるC33に記載の方法。
[C35] (b)前記第2の集積回路における妨害信号を検出することと、前記バスを通じて前記第2の集積回路から前記第1の集積回路に前記検出の表示を通信すること、とをさらに備え、(a)の前記通信することは、少なくとも部分的に(b)における前記妨害信号の前記検出に応答して生じるC33に記載の方法。

Claims (35)

  1. 少なくとも部分的に送信チャネル情報に基づいて位相同期ループ(PLL)に供給された比較基準クロック信号の周波数を変化させることであって、前記PLLはローカル発振器信号を受信機のミキサに供給することを備える方法。
  2. 前記受信機は携帯電話のトランシーバの一部であり、前記トランシーバは送信機を含み、前記送信チャネル情報は前記送信機が送信するための送信チャネルを決定する請求項1に記載の方法。
  3. 前記送信チャネル情報はチャネル割り当て情報であり、前記チャネル割り当て情報は送信チャネルを識別するものである請求項1に記載の方法。
  4. 前記送信チャネル情報はチャネル割り当て情報であり、前記チャネル割り当て情報は送信チャネルおよび受信チャネルを識別するものである請求項1に記載の方法。
  5. 前記送信チャネル情報は送信帯域の複数の送信チャネルのうちの1つを識別するものである請求項1に記載の方法。
  6. 前記比較基準クロック信号の前記周波数を前記変化させることは、少なくとも部分的に前記受信機によって受信中の受信電力の量を示す情報に基づく請求項1に記載の方法。
  7. 前記比較基準クロック信号の前記周波数を前記変化させることは、少なくとも部分的に妨害信号検出情報に基づき、前記妨害信号検出情報は前記受信機によって妨害信号を受信中であるかどうかを示す請求項1に記載の方法。
  8. 前記送信チャネル情報はルックアップ関数への入力として用いられ、前記ルックアップ関数は前記比較基準クロック信号の前記周波数を前記変化させる際に用いられる情報を出力する請求項1に記載の方法。
  9. 前記送信チャネル情報はルックアップ関数への入力として用いられ、前記ルックアップ関数はPLL制御情報を出力する請求項1に記載の方法。
  10. 前記変化させることは、(a)第1の集積回路の一部であるプロセッサが前記送信チャネル情報をルックアップ関数への入力として用いることと、(b)前記プロセッサが前記ルックアップ関数からの出力としての制御情報を入手することと、(c)前記制御情報は第1の集積回路から前記前記PLLを含む第2の集積回路に通信され、前記制御情報が前記PLLに供給されて、前記PLLが前記比較基準クロック信号の前記周波数を変化させる結果になるようにすることと、を含む請求項1に記載の方法。
  11. 前記比較基準クロック信号は、送信機が送信帯域の第1の送信チャネルにおいて送信中のときには第1の時間量の間第1の周波数を有し、前記比較基準クロック信号は、前記送信機が前記送信帯域の第2の送信チャネルにおいて送信中のときには第2の時間量の間第2の周波数を有する請求項1に記載の方法。
  12. 前記PLLは、分数分周モードおよび整数分周モードのうちの選択可能な1つにおいて動作可能なPLLである請求項1に記載の方法。
  13. 前記送信チャネル情報は、ルックアップ関数への入力として用いられ、前記ルックアップ関数は、PLL制御情報を出力し、前記PLL制御情報は、前記PLLが分数分周モードまたは整数分周モードのいずれにおいて動作するかを決定する請求項1に記載の方法。
  14. 固定された信号周波数の基準クロック信号を水晶発振器から受信することと、前記基準クロック信号を用いて前記比較基準クロック信号を生成すること、とをさらに備える請求項1に記載の方法。
  15. 少なくとも部分的に受信電力情報に基づいて位相同期ループ(PLL)の動作モードを分数分周モードから整数分周モードに変更することを備え、前記PLLは、ローカル発振器信号を受信機のミキサに供給し、前記受信電力情報は前記受信機によって受信中の受信電力の量を示す方法。
  16. (a)受信機において受信中の妨害信号を検出することと、
    (b)(a)において前記妨害信号を前記検出することに少なくとも部分的に基づいて、位相同期ループ(PLL)に供給された比較基準クロック信号の周波数を変化させることであって、前記PLLは、ローカル発振器信号を前記受信機のミキサに供給すること、とを備える方法。
  17. ローカル発振器信号を受信機のミキサに供給する位相同期ループ(PLL)と、
    比較基準クロック信号を前記PLLに供給するプログラマブル比較基準クロック信号生成器(PCRCSG)であって、前記比較基準クロック信号は、周波数を有するプログラマブル比較基準クロック信号生成器(PCRCSG)と、
    送信チャネル情報を入力として使用しかつそれからPLL制御情報を出力として生成し、前記PLL制御情報は前記比較基準クロック信号の前記周波数が少なくとも部分的に前記送信チャネル情報に基づいて変化されるように前記PCRCSGに供給されるルックアップ関数回路とを備える回路。
  18. 送信機をさらに備え、前記送信チャネル情報は前記送信機が送信するための送信チャネルを決定する請求項17に記載の回路。
  19. 前記送信チャネル情報はチャネル割り当て情報であり、前記チャネル割り当て情報は送信チャネルを識別するものである請求項17に記載の回路。
  20. 前記送信チャネル情報はチャネル割り当て情報であり、前記チャネル割り当て情報は送信チャネルおよび受信チャネルを識別するものである請求項17に記載の回路。
  21. 前記送信チャネル情報は送信帯域の複数の送信チャネルのうちの1つを識別するものである請求項17に記載の回路。
  22. 前記ルックアップ関数回路は、プロセッサ、およびプロセッサ可読媒体に格納された一組のプロセッサ実行可能命令を含む請求項17に記載の回路。
  23. 送信チャネル情報を入力として使用しかつそれから位相同期ループ制御情報を出力として生成するルックアップ関数回路を備え、前記位相同期ループ制御情報は受信機のローカル発振器の位相同期ループ(PLL)に供給された比較基準クロック信号の周波数を制御するための情報である回路。
  24. 前記回路は第1の集積回路の一部であり、前記ローカル発振器の前記PLLは第2の集積回路の一部であり、前記第1の回路は前記位相同期ループ制御情報を前記第2の集積回路に供給する請求項23に記載の回路。
  25. 送信チャネル情報をルックアップ動作への入力として用いることによって前記ルックアップ動作を行い、位相同期ループ制御情報が前記ルックアップ動作から出力されるようにすることをコンピュータに行わせるためのコードを備え、前記位相同期ループ制御情報は受信機のローカル発振器の位相同期ループ(PLL)に供給された比較基準クロック信号の周波数を制御するため情報である、コンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
  26. 前記コンピュータによって読み取り可能な媒体は、
    前記位相同期ループ制御情報を前記受信機の前記ローカル発振器の前記PLLに供給することをコンピュータに行わせるためのコードをさらに備える請求項25に記載のコンピュータプログラム製品。
  27. コードを実行することは、送信機が帯域の第1の送信チャネルにおいて送信中であるときに前記比較基準クロック信号の前記周波数が第1の量の時間中に第1の周波数を有し、前記送信機が前記帯域の第2の送信チャネルにおいて送信中であるときに前記比較基準クロック信号の前記周波数が第2の量の時間中に第2の周波数を有する結果になる請求項25に記載のコンピュータプログラム製品。
  28. 比較基準クロック信号を受信する位相同期ループ(PLL)であって、前記PLLは受信機のローカル発振器の一部である位相同期ループ(PLL)と、
    少なくとも部分的に送信チャネル情報に基づいて前記比較基準クロック信号の周波数を変化させ、前記比較基準クロック信号が前記PLLに供給されるようにする手段、とを備える装置。
  29. 前記受信機はトランシーバの一部であり、前記トランシーバは送信機を含み、前記手段は、前記送信機が帯域の第1の送信チャネルにおいて送信中であるときに前記比較基準クロック信号の前記周波数が第1の量の時間中に第1の周波数を有することになり、前記送信機が前記帯域の第2の送信チャネルにおいて送信中であるときに前記比較基準クロック信号の前記周波数が第2の量の時間中に第2の周波数を有することになるように前記比較基準クロック信号の前記周波数を変化させる請求項28に記載の装置。
  30. 前記手段は、前記送信チャネル情報をルックアップ動作への入力として用いることによって前記ルックアップ動作を行い、位相同期ループ制御情報が前記ルックアップ動作から出力されるようにするための手段でもあり、前記位相同期ループ制御情報は前記比較基準クロック信号の前記周波数を制御するための情報である請求項29に記載の装置。
  31. 前記手段は、プロセッサ、シリアルバス、およびプログラマブル比較基準クロック信号生成器を含む請求項30に記載の装置。
  32. 前記PLLは、分数分周モードおよび整数分周モードのうちの選択可能な1つにおいて動作可能である請求項28に記載の装置。
  33. (a)バスを通じてトランシーバの第1の集積回路から前記トランシーバの第2の集積回路に情報を通信し、前記トランシーバの送信機が単一の送信帯域内において動作中のときに比較基準クロック信号の周波数が第1の周波数から第2の周波数に変化するようにすることを備え、前記比較基準クロック信号は前記トランシーバの受信機のローカル発振器の位相同期ループ(PLL)に供給され、前記PLLは前記第2の集積回路の一部である方法。
  34. 前記比較基準クロック信号の前記周波数を前記変化させることは、少なくとも部分的に前記送信帯域内での送信チャネル割り当ての変化に応答して生じる請求項33に記載の方法。
  35. (b)前記第2の集積回路における妨害信号を検出することと、前記バスを通じて前記第2の集積回路から前記第1の集積回路に前記検出の表示を通信すること、とをさらに備え、(a)の前記通信することは、少なくとも部分的に(b)における前記妨害信号の前記検出に応答して生じる請求項33に記載の方法。
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