JP2015108655A - 画像形成装置 - Google Patents

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瑞来 田中
雄基 志賀
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雄基 志賀
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公浩 田中
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Toshikane Nishii
敏兼 西井
陽光 尾花
Yoko Obana
陽光 尾花
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Abstract

【課題】中間転写部材の幅サイズの増大を抑制しつつ、中間転写部材の速度変動を検知可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】調整用画像Iaを、中間転写部材16上の記録媒体接触領域G1,G2の間に形成する。そして、中間転写部材16上の画像検知手段50による検知位置Sから二次転写部N2までの中間転写部材16の移動方向の距離Lsを、中間転写部材16上の記録媒体接触領域G1,G2間の間隔ΔLよりも短くした。
【選択図】図7

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等の画像形成装置に関する。
画像形成装置として、中間転写ベルト等の無端状の中間転写部材を介して、感光体上の画像を用紙に転写する間接転写方式の画像形成装置が知られている。斯かる方式の画像形成装置においては、中間転写部材上の画像を用紙に転写する二次転写部から、用紙の後端が抜け出る際、中間転写部材に突発的な負荷がかかり、中間転写部材の移動速度が変動することがある。そして、この速度変動が原因で、感光体上の画像を中間転写部材上に転写する一次転写部においていわゆるショックジターと称される画像転写不良が発生することがある。
ところで、上記のような中間転写部材の速度変動を検知する方法として、例えば、特許文献1には、中間転写ベルト上に複数のパターン像をベルト移動方向に渡って並ぶように形成し、各パターン像の通過タイミングを検知することで、中間転写ベルトの移動速度を算出する方法が提案されている。また、特許文献1に記載の方法では、パターン像が用紙に転写されないようにするため、パターン像を中間転写ベルト上の用紙接触領域よりも幅方向外側に転写するようにしている。
しかしながら、パターン像を中間転写ベルト上の用紙接触領域よりも幅方向外側に転写するように構成すると、パターン像を転写するスペース分、中間転写ベルトの幅サイズを大きくする必要がある。その結果、画像形成装置が大型化するといった問題があった。
そこで、本発明は、斯かる事情に鑑み、中間転写部材の幅サイズの増大を抑制しつつ、中間転写部材の速度変動を検知可能な画像形成装置を提供しようとするものである。
上記課題を解決するため、本発明は、表面に画像を担持する像担持体と、前記像担持体に画像を形成する画像形成手段と、無端状に移動可能で、前記像担持体と対向する一次転写部にて前記像担持体上の画像が転写される中間転写部材と、前記中間転写部材に当接する二次転写部にて前記中間転写部材上の画像を記録媒体に転写する二次転写部材と、前記中間転写部材の移動方向における前記一次転写部から前記二次転写部までの間で、前記中間転写部材上の調整用画像を検知可能な画像検知手段と、前記画像検知手段の検知情報に基づいて前記中間転写部材の速度を演算可能な演算手段と、複数の記録媒体を間隔をあけて前記二次転写部へ連続して搬送可能な搬送手段とを備える画像形成装置において、前記調整用画像を、前記中間転写部材上の記録媒体接触領域間に形成し、前記中間転写部材上の前記画像検知手段による検知位置から前記二次転写部までの前記中間転写部材の移動方向の距離を、前記中間転写部材上の前記記録媒体接触領域間の間隔よりも短くしたことを特徴とする。
本発明によれば、調整用画像を、中間転写部材上の記録媒体接触領域間に形成することで、調整用画像を中間転写部材上の記録媒体接触領域よりも外側に転写しなくてもよくなる。これにより、中間転写部材の幅サイズが増大するのを防止でき、装置の大型化を回避することが可能となる。
また、本発明では、画像検知手段による検知位置から二次転写部までの中間転写部材の移動方向の距離を、中間転写部材上の記録媒体接触領域間の間隔よりも短くしている。このように構成することで、記録媒体の後端が二次転写部を通過する前後のタイミングで、画像検知手段によって中間転写部材上の調整用画像を検知することができる。これにより、記録媒体の後端が二次転写部を通過する前後での中間転写部材の速度変動を算出することが可能となる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置としてのレーザプリンタの斜視図である。 前記レーザプリンタの概略断面図である。 用紙の後端が二次転写部を通過する際に生じる中間転写ベルトの速度変動を説明するための図である。 前記中間転写ベルトの速度変動を示すグラフである。 中間転写ベルトの移動速度を検知するための構成を示す図である。 中間転写ベルト上に転写されるパターン像を示す図である。 画像検知手段の配置を示す図である。 転写動作を示す図である。 本実施形態おける印刷動作のフローチャートである。 本発明の他の実施形態を示すブロック図である。 本発明のさらに別の実施形態を示すブロック図である。 比較例を示す図である。
以下、添付の図面に基づき、本発明の実施形態について説明する。なお、各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
なお、以下の説明で「画像形成装置」とは、紙、OHPシート、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス等の媒体に現像剤を付着させて画像形成を行う装置を意味する。また「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与することをも意味する。また、「シート状体」とは紙(用紙)に限らず、OHPシート、布帛なども含み、現像剤を付着させることができる媒体の意味であり、被記録媒体、記録媒体、記録紙、記録用紙などと称されるものも含む。以下の実施形態ではシート状体を「用紙」として説明し、また各構成部品の説明にある寸法、材質、形状、その相対配置などは例示であって、特に特定的な記載がない限りこの発明の範囲をそれらに限定する趣旨ではない。
図1、図2は、複数の感光体が並行に配設されたタンデム型のカラーレーザープリンタ(以下、単に「プリンタ」という)の一例を示し、図1はプリンタの外観斜視図、図2はプリンタの概略断面図である。このプリンタの下部に複数枚の用紙を積層状態で収納する給紙トレイ30が配置されている。給紙トレイ30の上部に内部点検用の転写カバー8が配設され、また装置の上部に排紙トレイ45が配設されている。転写カバー8は下部の回転軸12を中心として外側に開放可能とされている。
プリンタの内部には、図2に示すように、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色の画像を形成するための画像形成部(作像装置)として、4つのプロセスユニット1C、1M、1Y、1Kが配設されている。4つのプロセスユニット1(C、M、Y、K)は、トナーの色が異なる点以外はいずれもほぼ同じ構成である。以下の説明では、便宜上、構成部材を示す番号の後ろに作像する画像のトナー色に対応させてC(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)を添え字として付すことにする。特に一般的説明では、これらの添え字を適宜省略する。
各プロセスユニット1(C、M、Y、K)は、それぞれ、表面に画像を担持する像担持体としてのドラム状の感光体2C、2M、2Y、2Kを備え、4個の感光体2(C、M、Y、K)は、画像形成部内の図中左右方向に等間隔で離間させて並列に配設されている。各感光体2(C、M、Y、K)はプリンタの動作時に、不図示の駆動源から駆動が伝達されることにより、時計方向に回転する。
各感光体2(C、M、Y、K)の周囲には、感光体2(C、M、Y、K)に画像を形成する画像形成手段として、感光体2(C、M、Y、K)の表面を帯電させる帯電手段としての帯電ローラ4(C、M、Y、K)と、感光体2(C、M、Y、K)の表面に現像剤であるトナーを供給してトナー画像(可視画像)を形成する現像手段としての現像ローラ5(C、M、Y、K)など、電子写真方式の作像に必要な部材、装置が配備されている。感光体2(C、M、Y、K)の上方には色毎の画像データ対応のレーザ光Lを、各帯電ローラ4(C、M、Y、K)で一様に帯電済みの各感光体2(C、M、Y、K)の表面に走査し、静電潜像を形成するための潜像形成手段としての露光機7が設けられている。各帯電ローラ4と各感光体2との間には、この露光機7により照射するレーザ光Lが感光体2に向けて入り込むように、細長いスペースが感光体2の回転軸の方向に確保されている。
図1に示す露光機7は、レーザ光源、ポリゴンミラー等を用いたレーザスキャン方式の露光装置で、不図示の4個の半導体レーザから、形成すべき画像データに応じて変調したレーザ光Lを発する。露光機7は金属あるいは樹脂製の筐体により、光学部品、制御用部品を収納し、上面の出射口には、透光性の防塵部材を備えている。図2の露光機7は1個の筐体で構成されているが、複数の露光装置を各作像部に個別に設けることもできる。また、レーザ光を採用する露光装置のほかに、公知のLEDアレイと結像手段とを組合せた露光装置も採用できる。
シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色トナーは、各色を扱う現像装置で消費されると、不図示のトナー検知手段により検知される。そして、プリンタ内に備える各色のトナーを収納している現像剤収容部としての4つのトナーボトル6(C、M、Y、K)から、不図示のトナー補給手段により、各現像装置に供給される。
現像ローラ5(C、M、Y、K)は、ステンレスやアルミニウム製の円筒を有し、回転可能に、かつ、感光体2(C、M、Y、K)との距離が正規に確保されるように、現像ローラ5のフレームに支持され、内部には所定の磁力線が構成されるようにマグネットが備えてある。レーザ光Lにより各感光体2K、2Y、2M、2Cの表面に形成された色毎の静電潜像は、所定の色のトナーを扱う現像装置により現像され、顕像となる。
感光体2(C、M、Y、K)の下部には転写装置15が配設されている。この転写装置15は、中間転写部材としての無端状の中間転写ベルト16を有し、中間転写ベルト16の一端が従動ローラ17に巻き掛けられ、他端は駆動ローラ18に巻き掛けられている。そして不図示の駆動源によって駆動される駆動ローラ18が回転することによって中間転写ベルト16が矢印方向に走行し、現像ローラ5との対向部を通過したあとの各感光体2の表面が、中間転写ベルト16の上面に接触するようになっている。中間転写ベルト16の内周部には各感光体2に対向させて一次転写部材としての4つの一次転写ローラ19(Y、C、M、K)が設けられている。各一次転写ローラ19(Y、C、M、K)が中間転写ベルト16に対向する一次転写部では、バイアスを印加することで感光体2(C、M、Y、K)が担持するトナー画像が中間転写ベルト16に静電的に転写される。
中間転写ベルト16の右端部付近の外周部には、ベルトクリーニング装置21が設けられている。このベルトクリーニング装置21は中間転写ベルト16の表面に残留する不要なトナーや、紙粉などの異物を拭い去るためのものである。
中間転写ベルト16としては、例えば、基体の厚さが50〜600[μm]の樹脂フィルム或いはゴムを基体とするベルトを使用することができる。当該ベルトは、各感光体2が担持するトナー像を、各一次転写ローラ19にバイアスを印加することにより、ベルト表面に転写できるような抵抗値を有する。一次転写ローラ19は、例えば芯金たる金属ローラの表面に導電性ゴム材料を被覆したもので、芯金部に不図示の電源からバイアスが印加される。前記導電性ゴム材料は例えばウレタンゴムにカーボンが分散されたもので、体積抵抗105[Ωcm]程度に抵抗が調整されている。なお、一次転写ローラとしては、ゴム層を有さない金属ローラも採用可能である。
中間転写ベルト16の外周で、中間転写ベルト16を挟んで駆動ローラ18と対向する位置に、二次転写部材としての二次転写ローラ20が設けてある。二次転写ローラ20は、例えば芯金たる金属ローラの表面に導電性ゴムを被覆したもので、芯金部に電源からバイアスが印加される。前記導電性ゴムにはカーボンが分散されており、体積抵抗は107[Ωcm]程度に抵抗が調整されている。
二次転写ローラ20は駆動ローラ18と対向する位置で中間転写ベルト16に当接し、二次転写部としての二次転写ニップを形成している。二次転写ニップでは、中間転写ベルト16と二次転写ローラ20の間に記録媒体である用紙Pを通過させながら、バイアスを印加することで中間転写ベルト16が担持するトナー画像が用紙Pに静電的に転写される。
中間転写ベルト16とその下方の給紙トレイ30との間には、廃トナーを収容する粉体収容器10が配設されている。この粉体収容器10に、中間転写ベルト16に残った余分なトナーをプレードで掻き取って収納するようにしている。
この実施形態のプリンタでは、給紙トレイ30と二次転写ローラ20の間の上下方向の間隔を、その間にガイド55、56やタイミングローラ対32を配設する関係で、ある程度大きく設定する必要がある。このため、中間転写ベルト16と給紙トレイ30との間にデッドスペースが出来るが、このデッドスペースに粉体収容器10を設置することで当該スペースを有効利用し、プリンタ全体の小型化を図っている。
給紙トレイ30の内部には、複数枚の用紙Pを積層状態で載せるための底板46が配設されている。この底板46は図2の左端が支軸によって回動自在に支持され、右端が上下方向に揺動可能とされている。そして、底板46は図示しないバネの力で常時上方に付勢されている。給紙トレイ30の前側上部に、搬送手段としての給紙ローラ47が配設されている。この給紙ローラ47は底板46上に載置された用紙Pの束の最上部に当接し、この最上部の用紙Pを前側の搬送路31に向けて繰り出すことができるようになっている。給紙ローラ47は用紙Pを前側に搬送する機能があればよく、必ずしもローラの形態である必要はない。給紙ローラ47に代えて、例えば2つのローラ間に掛け渡した無端状の回転ベルトを使用してもよい。
搬送路31の末端付近には、用紙を一旦停止させるタイミングローラ対32が配設されている。このタイミングローラ対32は、中間転写ベルト16の直近上流側に位置し、中間転写ベルト16上のトナー像と、用紙先端位置とを精度良く合わせるために、用紙を一旦停止させて当該用紙Pを一時的に弛ませる。そして中間転写ベルト16上に形成されたトナー像が、二次転写ニップで用紙Pに転写される直前に、一旦停止させていた用紙Pを所定のタイミングで二次転写ニップに送り出す。
図1、図2のようにフルフロントオペレーションタイプのプリンタでは、中間転写ベルト16の手前側に両面ユニット9を配置する場合が多い。このため、二次転写ローラ20やタイミングローラ対32の手前側にはスペース的な余裕が少ない。そこで二次転写ローラ20やタイミングローラ対32のニップを斜め方向に配置して省スペース化を図っている。特に二次転写ローラ20の圧縮バネ25は大型であるため、斜め方向に配置することで両面ユニット9のデッドスペースを有効利用し、プリンタの前後方向の省スペース化を図ることができる。
図2のタイミングローラ対32は中間転写ベルト16の駆動ローラ18よりも装置奥側に配設されている。このためタイミングローラ対32のカバー側ローラは転写カバー8に対して図2の位置のままでは転写カバー8を開く際にその回転軌跡A2が駆動ローラ18と干渉する。すなわち、転写カバー8の回転軸12を中心とする半径R2の回転軌跡A2が駆動ローラ18と干渉する。この干渉を回避するため、当該カバー側ローラは転写カバー8を開く途中で図示しない退避機構によって回転軌跡A2の半径方向内方に揺動するように構成されている。
二次転写ローラ20と駆動ローラ18のニップ部の上方には、転写後搬送路33が配設されている。その転写後搬送路33の末端付近に、定着手段としての定着装置34が設けてある。定着装置34は、図示しないハロゲンランプ等の発熱源を内包する定着ローラ34aと、この定着ローラ34aに対して所定の圧力で当接しながら回転する加圧ローラ34bを備えている。なお、定着装置としては無端状の回転ベルトを採用したものやIH加熱方式など他の構成も可能である。
定着装置34の上方に定着後搬送路35が配設されており、この定着後搬送路35の末端側で排紙路36と反転搬送路41に分岐している。定着後搬送路35の側方に、揺動軸42aを中心に揺動駆動する切替部材42が配設されている。排紙路36の末端には排出装置としての排紙ローラ対37が配設されている。
前記切替部材42を図2の実線の回動位置とすることで、定着が終了した用紙Pが排紙路36に案内され、排紙ローラ対37の回転によって排紙トレイ45上に排紙・スタックさせる。また、片面への定着を終了した用紙Pの後端が切替部材42を通過した後、当該切替部材42を図示実線位置から反時計方向に回動して排紙ローラ対37を逆回転させると、用紙Pが切替部材42で反転搬送路41に案内される。そして当該用紙Pは反転搬送ローラ対43、44によってタイミングローラ対32に送られる。
続いて、このプリンタの基本動作について説明する。
図1において、図示しないプリンタの制御部からの搬送信号によって給紙トレイ30の給紙ローラ47が回転すると、給紙トレイ30の底板46上に積載された用紙Pの最上部の用紙Pのみがその下側の用紙Pから分離されて搬送路31へ送り出される。用紙Pの先端がタイミングローラ対32のニップ部に到達すると、中間転写ベルト16上に形成されるトナー画像とタイミング(同期)をとり、かつ、用紙Pの先端スキューを補正するため、用紙Pに弛みを形成した状態で待機する。
次に、プリンタの作像動作を1つのプロセスユニット1Kを例に説明する。まず、感光体2Kの表面が帯電ローラ4Kによって均一な高電位に帯電される(マイナス帯電)。この感光体2Kの表面に対して、画像データに基づいて露光機7からレーザ光Lが照射され、当該照射された部分の電位が低下することで感光体2Kの表面に静電潜像が形成される。一方、トナーボトル6Kから未使用のブラックトナーが現像ローラ5Kの外周面に供給される。現像ローラ5Kの外周面に保持されたブラックトナーは、感光体2Kの表面の静電潜像に静電吸着され、当該静電潜像がトナーで現像されて可視像となる。この可視像が、感光体2Kと同期して移動する中間転写ベルト16の表面に対し、プラスに帯電された一次転写ローラ19による転写作用を受けて一次転写される。このような潜像形成、現像、一次転写の各動作は、すべてのプロセスユニット1(C、M、Y、K)で画像データと対応してタイミングをとって順次行われる。
この結果、中間転写ベルト16の表面上に、シアンC、マゼンタM、イエローY、及びブラックKの各色トナー画像が順次重なり合った4色トナー画像が担持され、この4色トナー画像が矢印の方向に表面移動する中間転写ベルト16と共に搬送される。
ドラムクリーニング装置3Kは、中間転写行程を経た後の感光体2K表面に付着している残留トナーを除去する。除去された残留トナーは、図示しない廃トナー搬送手段によって、プロセスユニット1K内にある廃トナー収容部へ送られ回収される。また、図示しない除電装置は、クリーニング後の感光体2Kの残留電荷を除電する。
以上のように各色トナー画像が中間転写ベルト16に転写されると、タイミングローラ対32と給紙ローラ47が駆動を開始し、中間転写ベルト16に転写されたトナー画像とタイミング(同期)をとって用紙Pが二次転写ローラ20へ送られる。二次転写ローラ20はプラスに帯電されており、この二次転写ローラ20の二次転写ニップによって、送られてきた用紙Pに中間転写ベルト16上のトナー画像が転写される。中間転写ベルト16の表面の残留トナーや異物は次の作像・転写工程のためにベルトクリーニング装置21によって除去される。中間転写ベルト16から除去されたトナーや異物は、図示しない廃トナー搬送手段によって、粉体収容器10へと搬送され、粉体収容器10内に回収される。
トナー画像が転写された用紙Pは転写後搬送路33を通って定着装置34へと搬送される。定着装置34に送り込まれた用紙Pは、定着ローラ34aと加圧ローラ34b間に挟まれ、その未定着トナー画像が加熱・加圧されて用紙Pに定着される。トナー画像が定着された用紙Pは、定着装置34から定着後搬送路35へ送り出される。
定着装置34から用紙Pを送り出したタイミングでは、切替部材42は図1の実線で示す位置にあり、定着後搬送路35の末端付近を開放している。用紙Pは定着後搬送路35を通過した後、排紙ローラ対37に挟み込まれ、排紙トレイ45へ画像面が下向き(フェースダウン)で排出される。
次に、プリンタで、用紙Pの両面に画像を形成する両面印刷時の動作について説明する。両面印刷を行う場合は、排紙ローラ対37によって搬送される用紙Pの後端が、定着後搬送路35を通り抜けると、切替部材42が図1の点線の位置に揺動して定着後搬送路35の末端付近が閉鎖される。これとほぼ同時に、排紙ローラ対37が逆回転し、用紙Pが逆送されて反転搬送路41へ進入する。反転搬送路41内を搬送される用紙Pは、反転搬送ローラ対43、44を経てタイミングローラ対32に至り、中間転写ベルト16上に形成された裏面用のトナー画像とタイミングを合わせて送り出される。
用紙Pの裏面に形成すべき画像は、用紙Pが所定のところまで搬送された時に開始される作像工程により順次形成される。この場合の作像工程もまた前述の片面印刷時のフルカラートナー画像形成と同様であり、このフルカラートナー画像を中間転写ベルト16上に担持させる。ただし、用紙Pは搬送路で前後が反転されているため、最初に作像されたときに対し、用紙搬送方向で逆から作像されるよう、露光機7から出射される画像データの作成が制御、実行される。
タイミングローラ対32から送り出された用紙Pは、二次転写ローラ20を通過する際にその裏面に中間転写ベルト16上のトナー画像が転写される。用紙Pの裏面のトナー画像が定着装置34によって定着された後、定着後搬送路35、排紙路36、排紙ローラ対37を順次経由して排紙トレイ45へ排出される。なお、プリントは両面作像の効率を上げるために搬送路31内で数枚の用紙Pを同時に搬送することができる。
ところで、図3(a)に示すように、中間転写ベルト16と二次転写ローラ20との当接により形成される二次転写部(二次転写ニップ)N2から、定着ローラ34aと加圧ローラ34bとの当接により形成される定着部(定着ニップ)N3までの用紙搬送方向の距離Dが、用紙Pの長さEよりも短い場合、用紙Pは二次転写部N2と定着部N3の両方で挟まれながら搬送される。このとき、定着ローラ34aは内部に熱源を有しているため、熱膨張によりローラ径が変動しやすく、定着部N3における用紙Pの搬送速度が安定しない。このため、用紙Pは、二次転写部N2と定着ニップN3との間で、弛んだ状態で搬送される場合もあれば、張架された状態で搬送される場合もある。ただし、常に用紙Pが弛んだ状態となるように搬送速度を設定すると、用紙Pに転写されたトナー像が搬送ガイド等に接触して乱れる虞がある。よって、二次転写部N2と定着部N3との間で用紙Pが張架された状態を許容しなければならない。
しかしながら、用紙Pが張架された状態で搬送される場合に生じる問題として、感光体2と一次転写ローラ19とが対向する一次転写部におけるショックジターが挙げられる。二次転写部N2における中間転写ベルト16の移動速度V1は、定着ローラ34aの回転速度Vfよりも小さい。加えて、定着部N3における用紙搬送力は二次転写部N2における用紙搬送力よりも大幅に大きいため、二次転写部N2にて挟まれている用紙Pは定着部N3へ引っ張り上げられる状態となる。その結果、用紙Pの張力により中間転写ベルト16の移動速度V1は狙いの移動速度Vpよりもおおきくなってしまう。さらに、用紙Pが搬送され、図3(b)に示すように、用紙Pの後端が二次転写部N2を抜けると、用紙Pの張力がなくなり、中間転写ベルト16の移動速度V1は狙いの移動速度Vpに戻ろうとするため、中間転写ベルト16の速度変動が生じる。この速度変動が瞬間的に発生するため、衝撃となって移動速度V1はV2へ一瞬大きく低下する(図4参照)。
また、このとき、一次転写部で感光体2から中間転写ベルト16へトナー像が転写されていると、上記中間転写ベルト16の瞬間的な速度低下によって、一次転写部で転写されるトナー像がベルト移動方向に縮んでしまい、横黒帯状の異常画像が発生する。なお、このような異常画像は、後端が二次転写部N2から抜けた用紙の後に搬送される用紙に対して現れる。なお、中間転写ベルトの突発的な速度変動に起因する異常画像(ショックジター)は、二次転写部と定着部とでの搬送速度の関係だけに限らず、用紙の厚さや剛性などによっても生じる。
本発明では、上記のような異常画像(ショックジター)を防ぐべく、中間転写ベルトの移動速度を検知するようにしている。
具体的に、本実施形態のプリンタは、図5に示すように、調整用画像であるパターン像を検知する画像検知手段50と、画像検知手段50の検知情報に基づいて中間転写ベルト16の速度を演算可能な演算手段51とを備える。画像検知手段50は、中間転写ベルト16の外周面と対向して配置された光学式センサで構成されている。また、演算手段51は、装置全体の制御を行うCPU等の制御手段52の一部を構成するものである。
図6(a)に示すように、パターン像Iaは、一定の幅W[mm]、及び一定の間隔Δx[mm]で連続して感光体上に書き込まれ、現像された後、中間転写ベルト16上に転写される。連続したn個のパターン像Iaを、順番にIa1、Ia2、Ia3・・・Ianとし、上記画像検知手段50が最初のパターン像Ia1を検知してから最後のパターン像Ianを検知するまでの時間をTnとすると、n個のパターン像にて、下記式(1)のように中間転写ベルト16の移動速度Vp[mm/s]は算出される。
Vp=(W+Δx)×(n−1)/Tn・・・式(1)
なお、画像検知手段50は所定の周期で検知するように構成されているため、この検知周期に基づく検知タイミングが、図6(a)に示す最初のパターン像Ia1の前端位置と最後のパターン像Ianの前端位置に一致するとは限らない。ただし、検知周期は、パターン像Iaが検知位置を通過する時間よりは短いタイミングで設定されているので、パターン像Iaの幅W内のいずれかの箇所で検知されるようになっている。従って、画像検知手段50によって検知されるパターン像Iaの検知範囲距離Ln[mm]は、最大で図6(b)に示す範囲となり、最小で図6(c)に示す範囲となる。検知範囲距離Ln[mm]が最大となった場合と最小となった場合の、中間転写ベルト16の移動速度の最大値Vp_max[mm/s]及び最小値Vp_min[mm/s]は、下記式(2)、式(3)のように表される。
Vp_max={(W+Δx)×(n−1)+W}/Tn・・・式(2)
Vp_min={(W+Δx)×(n−1)−W}/Tn・・・式(3)
よって、最大の検出誤差(Vp_max−Vp_min)は、下記式(4)で示されるようになる。
Vp_max−Vp_min=2W/Tn・・・式(4)
ここで、上記最大検出誤差を極力小さくし、中間転写ベルト16の移動速度の検知精度を上げるには、検知時間Tnをより大きくするか、パターン像Iaの幅Wをより小さくする必要がある。しかし、パターン像Iaの幅Wを小さくしすぎると、画像検知手段50の検知周期ts[s]の間にパターン像Iaが検知されずに通過してしまう可能性があるため、連続したパターン像Iaを確実に検知するには、幅Wは少なくとも検知周期tsに相当する距離よりも長く設定しなければならない。そのため、下記式(5)に示す関係を満たす必要がある。なお、式(5)中のVuは、中間転写ベルト16の移動速度の設計上限値である。
W>ts×Vu・・・式(5)
従って、上記式(5)に示す関係を満たす範囲で、パターン像Iaの幅Wをより小さくするか、あるいは、検知時間Tnをより大きくするかによって、最大検出誤差を極力小さくし、中間転写ベルト16の移動速度の検知精度を向上させることが可能である。
また、パターン像Iaは、中間転写ベルト16上に転写されるが、その転写位置を、従来のように中間転写ベルト16上の用紙接触領域よりも幅方向外側に設定すると、中間転写ベルト16の幅サイズが増大し、装置の大型化につながるといった問題がある。
そこで、本発明においては、図7に示すように、中間転写ベルト16上の先行の画像転写領域G1と、その次の後行の画像転写領域G2との間の、領域Uに、パターン像Iaを転写するようにする。これにより、中間転写ベルト16の幅サイズが増大するのを防止でき、装置の大型化を回避することが可能となる。なお、本実施形態では、中間転写ベルト16上の画像転写領域G1,G2は、二次転写部N2にて用紙が中間転写ベルト16上に接触する用紙接触領域(記録媒体接触領域)と一致する。従って、中間転写ベルト16上の画像転写領域G1,G2同士の間隔は、連続搬送される用紙同士の間隔と同じであるので、以下、便宜的に、画像転写領域G1,G2間の領域Uを「紙間」と称する。
上記のように、パターン像Iaを紙間Uに転写するようにしたことで、画像検知手段50がパターン像Iaを検知するのに要する時間Tnは、紙間Uが検知位置Sを通過するのに要する時間よりも短くなければならない。そのため、紙間Uの間隔(記録媒体接触領域間の間隔)をΔLとし、中間転写ベルト16の移動速度の設計下限値をVbとすると、下記式(6)に示す関係を満たす必要がある。
Tn<ΔL/Vb・・・式(6)
なお、上述の演算方法は一例であり、本発明はこれに限定されるものではない。また、パターン像の検知範囲を、パターン像1つ分ずつずらして連続的に検知し、これらの複数の検知情報から中間転写ベルト16の移動速度を算出することで、移動速度をより細かい時間単位で監視することが可能である。
また、本発明では、用紙の後端が二次転写部を通過する前後での中間転写ベルトの速度変動を検知することを目的としているので、画像検知手段50は、用紙の後端が二次転写部を通過する前後でパターン像を検知できなければならない。そこで、本発明では、画像検知手段50を次のような位置に配置している。
図8(a)は、A4サイズの用紙の印刷における転写動作を示す図である。同図において、符号Q1,Q2,Q3は、それぞれ、中間転写ベルト16上に転写されたA4サイズのトナー像であり、これらのトナー像Q1,Q2,Q3相互間が紙間U1,U2である。この場合、用紙Pの後端が二次転写部N2を通過する直前及び直後では、中間転写ベルト16上に2カ所の紙間U1,U2が存在する。従って、画像検知手段50は、2つの紙間U1,U2のいずれかにおいてパターン像Iaを検知できるように配置される必要がある。
一方、図8(b)は、B5サイズの用紙の印刷における転写動作を示す図である。同図において、符号Q11,Q12,Q13,Q14は、それぞれ、中間転写ベルト16上に転写されたB5サイズのトナー像であり、これらのトナー像Q11,Q12,Q13,Q14相互間が紙間U11,U12,U13である。この場合、用紙Pの後端が二次転写部N2を通過する直前及び直後では、中間転写ベルト16上に3カ所の紙間U11,U12,U13が存在する。従って、画像検知手段50は、3つの紙間U11,U12,U13のいずれかにおいてパターン像Iaを検知できるように配置される必要がある。
上記のように、A4サイズの用紙とB5サイズの用紙とでは、中間転写ベルト16上に形成される紙間の個数や配置が異なる。しかしながら、用紙サイズが異なっても、二次転写部N2の直前の紙間U1,U11においては領域が少なくとも一部共通する。従って、この共通する領域に画像検知手段50を配置する必要がある。
また、図12に示す例のように、画像検知手段50は、先行の画像転写領域Gの後端が二次転写部N2に達する直前、すなわち、用紙の後端が二次転写部N2を通過する直前に、紙間Uの領域から外れていてはいけない。
そのため、本発明では、図7に示すように、中間転写ベルト16上の画像検知手段50による検知位置Sから二次転写部N2までの中間転写ベルト16の移動方向の距離Lsを、紙間Uの間隔ΔLよりも短くしている。このような位置に画像検知手段50を配置することで、用紙の後端が二次転写部N2を通過する直前及び直後に、画像検知手段50によって紙間U上のパターン像Iaを検知することが可能となる。なお、本実施形態では、画像検知手段50を中間転写ベルト16の幅方向両端側に1つずつ、合計2つ配置しているが、画像検知手段50の配置数は1つであってもよい。
また、紙間Uの間隔ΔLは、フルカラー印刷かモノクロ印刷かのモード選択や、用紙サイズなどによって変更可能となっていることが多い。従って、画像検知手段50の配置は、変更可能なすべての紙間の間隔に対応できる配置であることが好ましい。なお、少なくとも1種類の紙間の間隔に対応した配置であっても本発明の効果を奏することは可能である。そのため、上記検知位置Sから二次転写部N2までの中間転写ベルト16の移動方向の距離Lsは、変更可能なすべての紙間Uのうち最小の間隔ΔL_minよりも短く設定されるのがよい。
図9は、本実施形態における印刷動作のフローチャートである。
以下、本実施形態における連続印刷動作の1枚目〜3枚目のフローを説明する。
まず、フローS1にてユーザーがパーソナルコンピュータでプリンタドライバを起動し、紙厚・紙サイズを指定し、例えば3枚の印刷指示を実行する。すると、フローS2にて各駆動の回転数や、書込みの倍率といった動作条件を確定し、フローS3で印刷動作が開始される。印刷動作はフローS16の作像動作とフローS17の紙搬送動作に分かれる。フローS16では露光機7によって画像の書込みが行われ、感光体2にトナー像が描かれ、一次転写部材19によって中間転写ベルト16へトナー像が転写される。一方、フローS17の紙搬送動作では、フローS7にて給紙トレイ30内の用紙Pが給紙ローラ47によって給紙される。その後、フローS8にてタイミングローラ対32で用紙Pを待機させ、トナー像とタイミングが合うように、フローS9にて搬送開始される。その後、フローS10にて用紙Pにトナー像が二次転写され、フローS11にて定着処理が行われる。
その後、フローS12で二次転写が完了したとき、すなわち用紙Pの後端が二次転写部N2を抜けたとき、中間転写ベルト16に速度変動が生じる。ここで、中間転写ベルト16上のパターン像Iaを検知した像検知手段50の検知情報から、中間転写ベルト16の速度変動量ΔVを算出すると共に、フローS4の画像書き込み開始から前記速度変動が発生したタイミングT1と、画像書き込み開始から前記速度変動が終了したタイミングT2とを検出する。用紙Pは定着後、フローS14にて排紙され、フローS15で1枚目印刷完了となる。
また、フロー13にて検出された、速度変動量ΔVとその開始タイミングT1及び終了タイミングT2は、フローS23にて3枚目の動作条件へフィードバックされる。なお、フローS19の2枚目の動作については、フローS13よりも時系列の順序が早いため、フィードバックが間に合わないので、3枚目以降へのフィードバックとなる。3枚目は、フローS24での印刷開始後、紙搬送動作フローS17は1枚目と同じであるが、作像動作における画像の書込みが1枚目と異なった動作となる。1枚目にて検知したベルトの速度変動ΔVが発生したときの一次転写部におけるトナー画像の縮みを補正するため、3枚目の画像を補正する補正値kは、転写ベルトの狙いの速度をVpとすると下記式(7)のようになる。
k = (Vp+ΔV)/Vp・・・式(7)
そして、3枚目に関して速度変動が対応するタイミングにのみ、すなわち、フローS26にて補正開始時間が到達し、かつ、フローS27にて補正開始時間が完了していない場合に、フローS28にて画像の倍率を上記式(7)を用いて補正する。
補正方法としては、3通り考えられる。第一に、制御手段52によって画像形成手段61(図5参照)の画像形成速度を制御し、感光体2への画像の書込み間隔を変える方法である。露光機7にて画像データに対応してレーザを発光しているが、この発光間隔を補正実行するタイミングのみk倍することにより、指定箇所のみ画像の倍率を変えることが可能である。
また、第二に、制御手段52によって感光体駆動手段62(図5参照)を制御し、感光体2の回転速度(表面移動速度)Voを指定のタイミングでのみk倍する方法である。これにより、感光体2上の画像はk倍に伸びるので同様の効果を得ることが可能である。
第三の方法としては、制御手段52によって中間転写ベルト駆動手段63を制御し、指定のタイミング(二次転写を用紙Pが抜けるタイミング)でのみ中間転写ベルト16の移動速度を変更し、狙いの速度Vpで動くように補正する方法である。また、上記3つの補正方法のうち、2つ以上を組み合わせて補正を行ってもよい。
なお、第一、第二の方法における補正開始のタイミングTは、露光開始から次の露光開始までの時間(副走査方向の画像長さLg+紙間の間隔ΔL)と、露光位置から一次転写部までの距離をLa、露光位置から二次転写部までに存在可能な画像の頁数をt、感光体2の回転速度をVoとすると、下記式(8)で表され、第三の方法の場合は下記式(9)で表される。なお、イエロー、マゼンタ、シアンの各色に関してはt=2、ブラックに関してはt=3となり、Tは各色で異なった値となる場合がある。
T = T1−{La+t(L+ΔL)}/Vo・・・式(8)
T = T1−t(L+ΔL)/Vo・・・式(9)
これにより、画像の補正が実行完了となり、ショックジターを防ぐことができる。なお、用紙が二次転写部N2を通過するごとに(1枚ごとに)このフローを実行可能であるが、中間転写ベルトの速度変動が1枚ごとに変わらないのであれば、連続印刷動作の1枚目と2枚目の紙間に転写されるパターン像の検知のみで速度変動の演算を実施してもよい。この場合、2枚目以降の紙間にパターン像を転写しなくてもよいので、トナーの消費量を抑えることが可能である。
一方、中間転写ベルトの速度変動が1枚ごとに大きくなる、又は小さくなるような場合もある。考えられる理由としては、定着ローラ34aの熱量の増減によりローラ径が変動し、定着部N3における速度が不安定になっている可能性がある。このような場合は1枚ごとに速度を検出して行き、1枚ごとの速度変動、速度変動発生タイミングのずれが一様であると仮定して、倍率やタイミングを調整していくことにより、さらに安定してショックジターを防ぐことが可能となる。また、定着ローラ34aの速度(記録媒体搬送速度)を安定化させるために、定着駆動の回転数へフィードバックをかけてもよい。
また、1枚目の用紙が二次転写部N2を通過した際の速度変動情報をフィードバックして補正する対象は、少なくても2枚目以降の印刷動作からとなる制約がある。そこで、図10に示すように、演算手段51で演算した結果を記録する記録部64を備え、図9のフローS1にて指定された紙厚、紙サイズに対して、フローS13検出された速度変動量ΔVとその開始タイミングT1及び終了タイミングT2を随時記録しておいてもよい。これにより、電源立ち上げ直後の印刷でも、記録部64で記録された過去の印刷情報に基づいて、画像の倍率補正ができるようになるので、実際の使用方法として連続印刷を実施する機会が少ない場合でも、印刷開始1枚目からショックジターを防ぐことが可能となる。
さらに、図11に示すように、トナーボトル6(C,M,Y,K)内のトナー量を検知可能な現像剤量検知手段65を設け、この現像剤量検知手段65の検知情報に基づいて、制御手段52がパターン像の形成を行うか否かの判断を行うようにしてもよい。これにより、トナーボトル6(C,M,Y,K)内のトナー残量が少なくなった場合は、パターン像を形成しないようにすることで、トナーの消費を抑えることができる。また、パターン像の形成を行わない場合であっても、上記のように、記録部64に記録されている過去の情報を用いることで、補正を実行することが可能である。また、現像剤量検知手段65の検知情報に基づいて、制御手段52がパターン像の形成に用いるトナーとしていずれのトナーボトル6(C,M,Y,K)内のトナーを選択するかを判断するようにしてもよい。これにより、一部のトナーボトル内のトナー残量が少なくなった場合は、比較的残量の多いトナーボトル内のトナーを用いてパターン像を形成することが可能である。
2 感光体(像担持体)
6 トナーボトル(現像剤収容部)
16 中間転写ベルト(中間転写部材)
19 一次転写ローラ(一次転写部材)
20 二次転写ローラ(二次転写部材)
34 定着装置(定着手段)
47 給紙ローラ(搬送手段)
50 画像検知手段
51 演算手段
52 制御手段
61 画像形成手段
62 感光体駆動手段
63 中間転写ベルト駆動手段
64 記録部
65 現像剤量検知手段
G1 画像転写領域(記録媒体接触領域)
G2 画像転写領域(記録媒体接触領域)
Ia パターン像(調整用画像)
Ls 検知位置から二次転写部までの中間転写部材の移動方向の距離
N2 二次転写部
S 検知位置
ΔL 紙間の間隔(記録媒体接触領域間の間隔)
特許5124199号公報

Claims (12)

  1. 表面に画像を担持する像担持体と、
    前記像担持体に画像を形成する画像形成手段と、
    無端状に移動可能で、前記像担持体と対向する一次転写部にて前記像担持体上の画像が転写される中間転写部材と、
    前記中間転写部材に当接する二次転写部にて前記中間転写部材上の画像を記録媒体に転写する二次転写部材と、
    前記中間転写部材の移動方向における前記一次転写部から前記二次転写部までの間で、前記中間転写部材上の調整用画像を検知可能な画像検知手段と、
    前記画像検知手段の検知情報に基づいて前記中間転写部材の速度を演算可能な演算手段と、
    複数の記録媒体を間隔をあけて前記二次転写部へ連続して搬送可能な搬送手段とを備える画像形成装置において、
    前記調整用画像を、前記中間転写部材上の記録媒体接触領域間に形成し、
    前記中間転写部材上の前記画像検知手段による検知位置から前記二次転写部までの前記中間転写部材の移動方向の距離を、前記中間転写部材上の前記記録媒体接触領域間の間隔よりも短くしたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記連続搬送される記録媒体同士の間隔を変更可能な画像形成装置であって、
    前記中間転写部材上の前記画像検知手段による画像検知位置から前記二次転写部までの前記中間転写部材の移動方向の距離を、前記変更可能なすべての記録媒体同士の間隔のうち最小の間隔に対応した前記記録媒体接触領域間の間隔よりも短くした請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記演算手段の演算結果に基づいて前記画像形成手段の画像形成速度を制御可能な制御手段を備える請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記演算手段の演算結果に基づいて前記像担持体の表面移動速度を制御可能な制御手段を備える請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記演算手段の演算結果に基づいて前記中間転写部材の移動速度を制御可能な制御手段を備える請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 連続搬送される1枚目の記録媒体と2枚目の記録媒体との間の間隔に対応する前記記録媒体接触領域間に形成された前記調整用画像を前記画像検知手段によって検知し、その検知情報に基づいて前記演算手段が前記中間転写部材の速度を演算すようにした請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像検知手段の複数の検知情報に基づいて、前記演算手段が前記中間転写部材の速度を演算するようにした請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 画像が転写された記録媒体を搬送しつつ当該記録媒体に画像を定着する定着手段を備える画像形成装置であって、
    前記演算手段の演算結果に基づいて前記定着手段の記録媒体搬送速度を制御可能な制御手段を備える請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記演算手段の演算結果を記録する記録部を備える請求項1から8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 画像形成を行うための現像剤を収容する現像剤収容部と、
    前記現像剤収容部内の現像剤量を検知可能な現像剤量検知手段とを備える画像形成装置であって、
    前記現像剤量検知手段の検知情報に基づいて前記調整用画像の形成を行うか否かの判断を行う制御手段を備える請求項1から9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 画像形成を行うための現像剤を収容する複数の現像剤収容部と、
    前記各現像剤収容部内の現像剤量を検知可能な現像剤量検知手段とを備える画像形成装置であって、
    前記現像剤量検知手段の検知情報に基づいて前記調整用画像の形成に用いる現像剤としていずれの前記現像剤収容部内の現像剤を選択するかを判断する制御手段を備える請求項1から10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 複写機、ファクシミリ、プリンタ、印刷機、及びインクジェット記録装置の2つ以上を組み合わせた複合機として構成した請求項1から11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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