JP7047421B2 - 搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
上述のフィードバック制御に使用する光学センサは、その特性上、中間転写ベルトの指標との間隔を所定の範囲内に設ける必要がある。このため、両者間の距離が異なった場合や中間転写ベルトの走行中に両者間の距離が安定しない場合には、フィードバック制御が不可能となったり正常な制御ができないまま動作したりし、中間転写ベルトの速度が変動して色ずれが発生する場合がある。
そこで、光学センサと中間転写ベルトとの距離を安定化させるため、光学センサを保持するセンサ保持部材をコイルスプリングによって付勢させる技術が開示されている(例えば「特許文献1」参照)。
本発明は、簡単な構成でコストアップすることなくベルトの走行安定性を図ることが可能な搬送装置及び画像形成装置の提供を目的とする。
前記中間転写ベルトを支持する複数のローラのうち、ひとつが駆動ローラであり、
前記複数のローラのすべてに空間部及び外輪部を設けており、
前記複数のローラのすべてをそれぞれの回転中心軸方向で複数に分割しており、
ローラの回転中心軸方向に見て、前記検知手段は前記駆動ローラの回転中心軸方向で複数に分割した部分の空間部に配置されており、前記空間部に配置された前記検知手段は、複数の光学センサであり、
前記指標と前記光学センサとは前記回転中心軸を基準として相対的に位置決めされていることを特徴とする。
従来の画像形成装置の要部構成を示す図5において、符号50は転写装置を、符号51はイエロ画像形成用の像担持体である感光体ドラムを、符号52はマゼンタ画像形成用の感光体ドラムを、符号53はシアン画像形成用の感光体ドラムを、符号54はブラック画像形成用の感光体ドラムを、符号55は定着装置を、符号56はレジストローラ対をそれぞれ示している。
中間転写ベルト57は、図示しない転写装置側板にそれぞれ回転自在に支持された各ローラ63,64,65,66及び各一次転写ローラ58,59,60,61に所定の張力を保った状態で掛け渡されており、駆動ローラであるローラ66に接続された図示しない駆動手段によってローラ66が図5において時計回り方向に回転駆動されることにより、図5に矢印Aで示す方向に走行駆動される。また、ローラ65は中間転写ベルト57を介して二次転写ローラ62と対向配置されており、二次転写対向ローラとして機能する。
二次転写ローラ62のシート搬送方向上流側に配設されたレジストローラ対56は、図示しない給紙装置から給送される被記録媒体としてのシートSをそのニップ部において一次停留させた後、所定のタイミングで二次転写ローラ62とローラ65とのニップ部である二次転写ニップ部に向けて給送する。
ブラック画像形成用の感光体ドラム54の近傍に光学センサ67を配設するのは、黒色画像が他の色の画像よりも形成頻度が高く、黒色画像位置が他色画像形成位置の基準であるためである。
中間転写ベルト57が一定の速度で走行した場合、指標69の有無を検知する時間間隔も一定となるが、中間転写ベルト57の走行速度が変動すると指標69を検知する時間間隔も変動する。このため、検知した時間間隔のデータを基に図示しない制御手段によって逆位相の速度となる制御信号を発生させ、ローラ66を回転駆動する図示しない駆動手段の回転速度を制御することにより、中間転写ベルト57の走行速度を制御している。
この構成より、各一次転写ローラ58,59,60の移動量に応じてモータ76を回転駆動し、アーム71を揺動させて光学センサ67と中間転写ベルト57の内周面との距離を一定に保つことが可能となる。
また、中間転写ベルト57の走行位置が画像形成モードに応じて変化することから、これに合わせて光学センサ67の位置を移動させるためにカム75の回転角度を所定量変化させることになるが、カム75の部品精度やアーム71との当接位置の誤差によりアーム71の回転角度が変化するため、これ等の部品における組立位置精度の確保が必要となり、コストアップしてしまう。
図1において、符号1は像担持体である感光体ドラムを示している。黒色画像用の感光体ドラム1の左方には、複数の図示しない他色用の感光体ドラムが、図5に示した従来の構成と同様に配設されている。感光体ドラム1の下方には一次転写ローラ2が配設されており、感光体ドラム1と一次転写ローラ2との間には無端状のベルトである中間転写ベルト3が配設されている。
以下に、光学センサ6の取付構造について説明する。
支軸5cの一方の端部は、転写装置4のフレームを構成する不動部材である保持フレーム9に固定された軸受10によって回転自在に支持されており、支軸5の他方の端部も図示しない不動部材に支持された図示しない軸受に回転自在に支持されている。支軸5cには図示しない駆動手段からの回転駆動力が伝達され、これにより駆動ローラ5が回転駆動される。
中間転写ベルト3が一定の速度で走行した場合には各指標8の有無を検知する周期も一定となるが、中間転写ベルト3の走行速度が変化すると各指標8を検知する周期も変動する。このため、検知した周期のデータを基に、図示しない制御手段によって逆位相の速度となる制御信号を発生させ、この制御信号に基づいて図示しない駆動手段の動作を制御することにより、中間転写ベルト3の走行速度を制御している。
また外輪部5bについても支軸5cの中心から加工可能な範囲で高精度に加工されており、挟持されている中間転写ベルト3に形成されたスケール7及び指標8までの距離が常時高精度に確保されている。
上述の構成より、光学センサ6の発光素子6a及び受光素子6bとスケール7及び指標8との相互間距離が高精度に確保され、かつ中間転写ベルト3の振動や移動等により前述の相互間距離が影響されることなく、安定して光学センサ6により各指標8の検知を行うことができ、中間転写ベルト3の走行制御を安定して行うことができる。
また部品点数が低減されるので、コストダウンを図ることができると共に組立工数も低減することができる。
また、上記実施形態では中間転写ベルト3が走行方向とは異なる方向に移動可能である構成を示したが、中間転写ベルト3が移動可能ではない構成にも本発明は適用可能である。また、中間転写ベルト3が移動可能である構成において、光学センサ6は中間転写ベルト3の移動前後において中間転写ベルト3との相対距離が不変である駆動ローラ5の内部に配設されているので、中間転写ベルト3の移動に拘わらず上述した作用効果を得ることができる。
さらに上述と同様に、中間転写ベルト3を支持する全てのローラをそれぞれの回転中心軸方向で複数に分割し、その分割した部分に検知手段を配設する構成としてもよい。
各作像ユニット15の上方には露光装置25が配設されている。露光装置25は、パーソナルコンピュータ等の外部機器から送られてくる画像情報に基づいて、レーザダイオードから発せられたレーザ光により感光体ドラム1S,1Y,1M,1C,1Kを露光走査する。
帯電後の感光体ドラム1Kの表面には、露光装置25から照射されるレーザ光の光走査によってブラック用の静電潜像が形成される(露光工程)。このブラック用の静電潜像は、ブラックトナーを用いる現像装置22Kによって現像されることによりブラックトナー像となる(現像工程)。形成されたブラックトナー像は搬送され、中間転写ベルト3上に一次転写される(一次転写工程)。
図4において、他の作像ユニット15S,15Y,15M,15Cにおいても作像ユニット15Kと同様である一連の作像プロセスが行われ、各感光体ドラム1S,1Y,1M,1C上にそれぞれスペシャルトナー像、イエロトナー像、マゼンタトナー像、シアントナー像が形成される。
給紙ローラ28は、その回転によって給紙トレイ27に積載されているシートSのうち最上位に位置するシートSを分離ローラ対29に給送する。
分離ローラ対29は、給紙ローラ28によって給送されたシートSを一枚ずつに分離して給紙路26に向けて給送する。給紙部18では、シート搬送方向Xと直交するシート幅方向Yの中央を基準としてシートを給送する中央基準通紙を採用している。
中間転写ベルト3は、そのループ内側に配設された複数のローラである駆動ローラ5、従動ローラ32、二次転写対向ローラ34、各一次転写ローラ2等によって張架されている。中間転写ベルト3は、図示しない駆動手段により図4において時計回り方向に回転駆動される駆動ローラ5によって走行駆動され、各感光体ドラム1に接触しつつ走行移動する。
二次転写ニップ部を通過した二次転写後の中間転写ベルト3上には、シートSに転写されなかった転写残トナーが残留している。この転写残トナーは、中間転写ベルト3の表面に当接しているクリーニングブレードを備えたベルトクリーニング装置35によって中間転写ベルト3の表面から除去され、これにより中間転写ベルト3がクリーニングされる。
2 複数のローラ(一次転写ローラ)
3 ベルト(中間転写ベルト)
4 搬送装置(転写装置)
5 複数のローラ(駆動ローラ)
6 検知手段(光学センサ)
14 画像形成装置(カラープリンタ)
32 複数のローラ(従動ローラ)
34 複数のローラ(二次転写対向ローラ)
Claims (3)
- 内周面に指標を有する走行可能な無端状のベルトと、
前記ベルトを支持する複数のローラと、
前記指標を検知する検知手段とを有し、
前記検知手段による前記指標の検知に基づいて前記ベルトの走行速度を制御する搬送装
置であって、
前記無端状のベルトが中間転写ベルトであり、
前記中間転写ベルトを支持する複数のローラのうち、ひとつが駆動ローラであり、
前記複数のローラのすべてに空間部及び外輪部を設けており、
前記複数のローラのすべてをそれぞれの回転中心軸方向で複数に分割しており、
ローラの回転中心軸方向に見て、前記検知手段は前記駆動ローラの回転中心軸方向で複数に分割した部分の空間部に配置されており、前記空間部に配置された前記検知手段は、複数の光学センサであり、
前記指標と前記光学センサとは前記回転中心軸を基準として相対的に位置決めされている搬送装置。 - 請求項1記載の搬送装置において、
前記ベルトが走行方向とは異なる方向に移動可能であり、前記ベルトの移動前後におい
て内部に前記検知手段が配設された前記ローラと前記ベルトとの相対距離が不変であるこ
とを特徴とする搬送装置。 - 外周面に静電潜像が形成される像担持体を備え、
前記像担持体上に形成された静電潜像を被記録媒体に転写する転写装置として請求項1
ないし2の何れか一つに記載の搬送装置が用いられることを特徴とする画像形成装置。
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