JP2015104021A - 撮像素子、撮像装置及び携帯電話機 - Google Patents

撮像素子、撮像装置及び携帯電話機 Download PDF

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Abstract

【課題】 隣接する垂直出力線により読み出される画素信号をAD変換する際に、参照信号の歪みの影響を受けにくくすること。【解決手段】 画素部と、複数の出力線と、複数の出力線に読み出された信号レベルを、出力線ごとにアナログ・デジタル変換する列AD回路とを有する。列AD回路は、信号レベルが予め決められた範囲において変化する、互いに異なる第1/第2のアナログ信号を生成して出力する第1/第2の信号発生器と、複数の出力線に接続され、出力線の信号レベルと第1/第2のアナログ信号の信号レベルとを比較し、2つの信号レベルが一致したタイミングで、一致したことを示す信号を出力する複数の第1/第2の比較器と、第1/第2の比較器にそれぞれ接続され、一致したことを示す信号に応じて、カウントを停止する複数のカウンタとを有し、複数の第1の比較器同士が隣接しないように配置されるとともに、複数の第2の比較器同士が隣接しないように配置されている。【選択図】 図4

Description

本発明は、撮像素子、撮像装置及び携帯電話機に関し、特にAD変換が搭載されている撮像素子及び該撮像素子を用いた撮像装置及び携帯電話機に関する。
従来、イメージセンサの画素読み出し回路について、画素列毎にアナログ・デジタル変換器(以下、「列AD変換器」と呼ぶ。)を持つイメージセンサが提案されている。列AD変換器の仕組みは、まず画素信号のレベルとランプ状に増加する参照信号のレベルを比較器で比較する。そして、参照信号の出力開始から比較器の出力が反転するまでの時間をカウントし、それを信号出力のデジタル値として出力することでAD変換を行う。
比較器は列数分あり、複数の画素回路が配置される画素領域の一辺、または対向する二辺に沿って並べられる。複数の比較器に対して参照電圧を与えるための参照信号線は、複数の比較器と接続されるように、画素領域の一辺に沿って配線され、各比較器の一方の入力端子に接続する。
イメージセンサは高画質化のため、画素密度を高める傾向にあり、比較器同士の間隔が狭くなってきており、そのために一つの比較器の出力と、隣接する列の画素信号や参照信号との間でカップリングが生じる可能性がある。カップリングが生じると、画素信号や参照信号の電圧レベルが変動してしまうことがある。特に参照信号の電圧レベルが変動すると、その列の比較器の出力が反転するタイミングが、電圧レベルの変動が無い本来のタイミングからずれてしまい、受光量に応じたデジタル出力が得られなくなってしまうことがある。参照信号の電圧レベルの変動が無い場合に、複数の比較器の出力が同時に反転する現象は、たとえば均一な明るさの被写体を撮像し、複数の光電変換素子から複数の比較器へ入力される複数の画素信号(列信号配線)の電圧レベルが揃っている場合に生じやすい。特許文献1では参照信号の電圧レベルが変動する課題に対して、隣接する列毎に参照信号と画素信号を入力する比較器の入力端子を入れ替えている。このようにすると、比較器の反転レベルが隣接する列毎に逆になるため、参照信号の電圧レベル変動の大きさと位相が逆になり、影響が少なくなる。
特許第4640507号明細書
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術では、隣接列で参照信号の電圧レベルが変動を打ち消しあうことを期待しているが、画素信号レベルが若干異なる場合などはその影響が限定されてしまう。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、隣接する列出力線により読み出される画素信号をAD変換する際に、参照信号の歪みの影響を受けにくくすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像素子は、光電変換して得られた画素信号を出力する複数の画素が2次元に配置された画素部と、前記画素信号を前記画素部から読み出すための複数の出力線と、前記複数の出力線に読み出された信号レベルを、出力線ごとにアナログ・デジタル変換するアナログ・デジタル変換手段とを有し、前記アナログ・デジタル変換手段は、信号レベルが予め決められた範囲において変化する第1のアナログ信号を生成して出力する第1の信号発生手段と、信号レベルが前記予め決められた範囲において変化し、前記第1のアナログ信号と異なる第2のアナログ信号を生成して出力する第2の信号発生手段と、前記複数の出力線の一部にそれぞれ接続され、前記出力線の信号レベルと前記第1のアナログ信号の信号レベルとを比較し、該2つの信号レベルが一致したタイミングで、一致したことを示す信号を出力する複数の第1の比較手段と、前記複数の出力線の他の一部にそれぞれ接続され、前記出力線の信号レベルと前記第2のアナログ信号の信号レベルとを比較し、該2つの信号レベルが一致したタイミングで、一致したことを示す信号を出力する複数の第2の比較手段と、前記第1の比較手段及び第2の比較手段にそれぞれ接続され、前記第1の比較手段または第2の比較手段からの前記一致したことを示す信号に応じて、カウントを停止する複数のカウント手段とを有し、前記複数の第1の比較手段の各々が隣接しないように配置されているとともに、前記複数の第2の比較手段の各々が隣接しないように配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、隣接する列出力線により読み出される画素信号をAD変換する際に、参照信号の歪みの影響を受けにくくすることができる。
本発明の第1の実施形態における撮像装置の概略構成を示すブロック図。 第1の実施形態における撮像素子の構成を示すブロック図。 画素の等価回路図。 第1の実施形態における列AD回路の動作を示すタイミングチャート。 第2の実施形態における列AD回路の動作を示すタイミングチャート。 第3の実施形態における列AD回路の動作を示すタイミングチャート。 第4の実施形態における列AD回路の動作を示すタイミングチャート。 第5の実施形態における撮像素子の構成を示すブロック図。 第5の実施形態における列AD回路の動作を示すタイミングチャート。 第6の実施形態における積層型の撮像素子の概略図。 第6の実施形態における撮像素子の構成を示すブロック図。 第7の実施形態における携帯電話機の概略構成を示すブロック図。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態における撮像装置の構成を示すブロック図である。撮像装置は主に、画像処理装置100、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200、レンズユニット300を含む。
画像処理装置100において、ミラー130が光軸上にあるときに、ミラー130及び131を介して、レンズした入射光を結像して、光学ファインダ104からユーザが撮影する静止画の構図を確認することが可能である。撮像素子1400は、後述する列AD回路やタイミング制御ブロックを含み、ミラー130が光軸から退避しているときに、レンズユニット300を介して入射した光学像を光電変換して電気信号に変換する。シャッター12は、撮像素子1400への露光量を制御する。システム制御回路50(以下、「CPU」と呼ぶ。)は、画像処理を含む画像処理装置100全体を制御する。
モニタ120は、液晶ディスプレイ(LCD)などにより構成され、ライブビュー画像の表示や、撮影した静止画像を表示することが可能である。シャッタースイッチ61は、静止画の撮影を指示するためのもので、2段階の構成を有し、1段目まで浅く押すことを半押しと呼び、2段目まで深く押すことを全押しと呼ぶ。半押しでは自動焦点調節や、撮影前の状態における自動露出機構によるシャッター速度と絞り数値の設定を含む自動露出制御が行われる。全押しによりシャッター12が動作し、撮影動作が実施される。動画記録スタート・ストップスイッチ62は、動画の撮影を指示するためのもので、記録開始が指示されると、連続して動画記録動作を行う。
電源スイッチ66は、画像処理装置100の電源オン、電源オフの切り替えを行う。また、画像処理装置100に接続されたレンズユニット300、外部ストロボ、記録媒体200等の各種付属装置の電源オン、電源オフの設定も合わせて切り替え設定可能である。
揮発性メモリ(RAM)70は、撮像素子1400から出力される画像データや、画像処理部72で画像処理された画像データを一時的に記録する。またCPU50のワークメモリとしての機能も持つ。不揮発性メモリ(ROM)71は、CPU50が動作を行う際のプログラムを格納している。画像処理部72は、静止画の補正・圧縮等の処理を行う。
電源制御部80は、電池検出回路、DC?DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等から構成されている。さらに電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、その検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC?DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部に供給する。電源制御部80は、コネクタ82及び84を介して電源部86と接続される。電源部86は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池86は、Li電池などの二次電池、ACアダプタ等から成る。
インターフェース90は、コネクタ92を介して電気的に接続される記録媒体200との通信を行う。記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、画像処理装置100とのコネクタ206を有している。
また、インターフェース120は、コネクタ122を介して電気的に接続されるレンズユニット300と電気信号で通信する。レンズマウント106は、レンズユニット300をメカ的に接続する。
また、レンズユニット300は、撮影レンズ310、絞り312、レンズマウント316、レンズ制御部320、コネクタ322を備えている。レンズマウント316は、レンズユニット300を画像処理装置のレンズマウント106にメカ的に接続する。コネクタ322は、画像処理装置100側のコネクタ122を介して画像処理装置100と電気的に接続する。レンズ制御部320は、コネクタ322、122を介して、画像処理装置100からの信号を受け取り、受け取った信号により撮像レンズ310の光軸上での位置を変更し、焦点調節を行う。同じようにレンズ制御部320は、画像処理装置100からの信号を受け取り、絞り312の開口を制御する。
次に、本第1の実施形態における撮像素子1400の構成について説明する。図2は、撮像素子1400の構成を示すブロック図である。撮像素子1400は、主に、画素部210、列AD部220、タイミング制御部230、垂直走査回路240、水平走査回路250、信号処理部260から構成されている。
図3は、画素部210の1画素211の等価回路図を示す。フォトダイオード304にて発生及び蓄積された電荷を、転送信号φTXを制御して転送スイッチ305を作動させてフローティングデフュージョン部(FD)307に転送する。行選択信号φSELにより行選択スイッチ309がオンされると、ソースフォロアアンプ308はFD307に蓄積された電荷に基づく電圧信号を増幅して、画素信号として出力する。出力された画素信号は行選択スイッチ309を介して垂直出力線(列出力線)212に現れる。
フォトダイオード304及びFD307の不要電荷をリセットする場合は、リセット信号φRESによりリセットスイッチ306を制御するとともに、転送信号φTXにより転送スイッチ305を制御してリセットを実行する。転送信号φTX、リセット信号φRES、行選択信号φSELは、CPU50がタイミング制御部230を介して垂直走査回路240を制御することにより出力され、各行に配された信号線を介して、各行の画素211に供給される。
画素部210には、上記構成を有する複数の画素211が2次元状に配置されている。列アナログ・デジタル変換(AD)回路700は、画素部210の各列の垂直出力線212の一端に配置されている。本第1の実施形態における列AD回路700は、比較器708,709、カウンタ710,711、参照信号発生器701,702から構成されている。比較器708,709は、参照信号発生器701,702にそれぞれ接続されていると共に、各列に比較器708,709のいずれかが交互に配置されている。
参照信号発生器701(第1の信号発生手段)により生成され、出力されるランプ状のアナログ信号である参照信号(ランプ信号)は、参照信号線704を伝わって比較器708(第1の比較手段)の一方の入力端子に入力される。比較器708の他方の入力端子は、垂直出力線706(複数の出力線の一部)が接続される。比較器708の出力はカウンタ710に入力される。
また、参照信号発生器702(第2の信号発生手段)により生成され、出力されるアナログ信号であるランプ信号は、参照信号線705を伝わって比較器709(第2の比較手段)の一方の入力端子に入力される。比較器709の他方の入力端子は、垂直出力線707(複数の出力線の他の一部)が接続される。比較器709の出力はカウンタ711に入力される。
タイミング制御部230は、カウンタ710,711、参照信号発生器701,702、水平走査回路250に接続されている。カウンタ710,711には、それぞれ異なるクロック信号線712,713が繋がる。カウンタ710,711は、水平走査回路250に接続されている。さらに、カウンタ710,711の出力は、信号処理部260に接続されている。
図4は、第1の実施形態における列AD回路700の動作を表すタイミングチャートである。ここではCDS(correlated double sampling)する例を示している。
まず、画素211からリセットレベルの信号が垂直出力線706,707に読み出されている。タイミングT100において、CPU50がタイミング制御部230を制御することで参照信号発生器701は参照信号のレベルを、予め決められた信号レベルの範囲においてランプ状に増加させるランプ信号の出力を開始する。参照信号発生器701がランプ信号を出力する間、CPU50はタイミング制御部230を制御して所定周期のクロック信号をカウンタ710に出力し、カウンタ710はクロック信号をカウントしていく。ここで所定周期とは、ランプ信号の出力期間とデジタル出力のビット精度により決められる周期である。例えば、ランプ信号の出力期間が256usであり、8ビット精度の出力値を出したい場合は、256カウント必要なため、クロックの周期は1usになる。
タイミングT101において垂直出力線706のリセットレベルと参照信号レベルが一致するため、比較器708の出力がHIGHからLOWになる。比較器708の出力はカウンタ710のイネーブルとして働くため、LOWになった時点でカウンタ710は停止した状態になる。
一方、オフセット時間Tosの経過後、タイミングT102において、CPU50はタイミング制御部230を制御して参照信号発生器702にランプ信号の出力を開始させる。参照信号発生器702がランプ信号を出力する間、CPU50はタイミング制御部230を制御して所定周期のクロック信号をカウンタ711に出力し、カウンタ711はクロック信号をカウントしていく。タイミングT103において、垂直出力線707のリセットレベルと参照信号レベルが一致するため、比較器709の出力がHIGHからLOWになる。これをもとにカウンタ711は停止する。
タイミングT104において、参照信号線704が飽和レベルになり、ランプ信号の出力が終了するので、CPU50はタイミング制御部230を制御して参照信号レベルを初期値に設定し、比較器708の出力もHIGHに戻す。同時にカウンタ710へのクロック信号出力を止める。同様に、タイミングT105において、参照信号線705が飽和レベルになり、ランプ信号の出力が終了するので、CPU50はタイミング制御部230を制御して参照信号レベルを初期値に設定し、比較器709の出力もHIGHに戻す。同時にカウンタ711へのクロック信号出力を止める。
タイミングT106において、CPU50はタイミング制御部230を制御してリセットレベルのカウンタ値をカウンタ710,711内のリセット値用メモリに記憶し、カウンタはリセットする。その後、垂直出力線706,707それぞれに信号レベルが読み出される。
タイミングT107において、垂直出力線706に読み出された信号レベルをAD変換するため、CPU50はタイミング制御部230を制御して参照信号発生器701にランプ信号の出力を開始させる。参照信号発生器701がランプ信号を出力する間、CPU50はタイミング制御部230を制御して所定周期のクロック信号をカウンタ710に出力する。
一方、タイミングT107からオフセット時間Tos経過後、タイミングT108において、垂直出力線707に読み出された信号レベルをAD変換するため、CPU50はタイミング制御部230を制御して参照信号発生器702にランプ信号の出力を開始させる。参照信号発生器702がランプ信号を出力する間、CPU50はタイミング制御部230を制御して所定周期のクロック信号をカウンタ711に出力する。
タイミングT109において、垂直出力線706の信号レベルと参照信号レベルが一致するため、比較器708の出力がHIGHからLOWになる。それをもとにカウンタ710は停止する。同様に、タイミングT110において、垂直出力線707の信号レベルと参照信号レベルが一致するため、比較器709の出力がHIGHからLOWになる。それをもとにカウンタ711は停止する。
タイミングT111において、参照信号線704が飽和レベルになり、ランプ信号の出力が終了するので、CPU50はタイミング制御部230を制御して参照信号レベルをリセットし、比較器708の出力もHIGHに戻す。同時にカウンタ710へのクロック信号出力を止める。更に、タイミングT112において、参照信号線705が飽和レベルになり、ランプ信号の出力が終了するので、CPU50はタイミング制御部230を制御して参照信号レベルをリセットし、比較器709の出力もHIGHに戻す。同時にカウンタ711へのクロック信号出力を止める。
タイミングT113において、CPU50はタイミング制御部230を制御して信号レベルのカウンタ値とリセット値用メモリの値の差分をとる。CPU50はタイミング制御部230を制御して水平走査回路250を駆動し、差分値を列毎に信号処理部260に送る。信号処理部260は入力されたデータに信号処理を行い、CPU50に出力する。
上記の通り第1の実施形態によれば、参照信号のランプ信号の出力開始タイミングを隣接する比較器の間でずらす。これにより、参照信号線705のレベルは、比較器708が反転する影響でT102、T109で歪みが発生しているが、オフセット時間Tosがある分、比較器709の反転タイミングが歪みの発生しているタイミングから外れるために影響が軽減する。同様に、参照信号線704のレベルは、比較器709が反転する影響でT103、T110で歪みが発生しているが、オフセット時間Tosがある分、比較器708の反転タイミングが歪みの発生しているタイミングから外れるために影響が軽減する。これにより、垂直出力線706,707のリセットレベル、信号レベルのそれぞれのレベルが近い場合であっても、精度の高いデジタル値が出力可能になる。
なお、第1の実施形態では、隣接する2つの比較器に対して2つの異なる参照信号が供給されるものとして説明している。しかしながら、本発明はこれに限るものではなく、隣接する3つの比較器に対して異なる参照信号を3つ、隣接する4つの比較器に対して異なる参照信号を4つというように増やしてもかまわない。
また、図2に示す例では、2次元状に配列された画素211に対し、列毎に垂直出力線が配線されているが、本発明はこれに限るものではない。画素211から画素信号を画素部210の外部に出力するように配線されているのであれば、どのような単位で画素211が垂直出力線に接続されていても構わない。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、撮像装置及び撮像素子1400の構成は、上述した第1の実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。第2の実施形態では、隣接する比較器に入力する参照信号出力を、異なる開始レベルにする例について説明する。
図5は、図2に示す構成を有する撮像素子において、第2の実施形態の列AD回路の動作を表すタイミングチャートである。まず画素211からリセットレベルの信号が垂直出力線706,707に読み出されている。タイミングT800において、CPU50がタイミング制御部230を制御することで、参照信号発生器701は初期レベルAL820からランプ信号の出力を開始し、参照信号発生器702はランプ信号開始レベルAL821からランプ信号の出力を開始する。参照信号発生器701,702がランプ信号を出力する間、CPU50はタイミング制御部230を制御して所定周期のクロック信号をカウンタ710,711それぞれに出力する。カウンタ710,711はそれぞれの参照信号レベルに合わせた出力からカウントを開始する。即ち、カウンタ710はAL820に対応したDL830から、カウンタ711はAL821に対応したレベルDL831からカウントを開始する。その後、各カウンタ710、711はクロック信号をカウントしていく。
タイミングT801において、垂直出力線706のリセットレベルと参照信号レベルが一致するため、比較器708の出力がHIGHからLOWになる。これをもとにカウンタ710は停止する。
タイミングT802において、参照信号線705が飽和レベルAL822まで到達し、次にAL821以下のレベルを出力するため、CPU50はタイミング制御部230を制御してAL820に設定する。カウンタ711の出力もAL820に対応したDL830にする。
タイミングT803において、垂直出力線707のリセットレベルと参照信号レベルが一致するため、比較器709の出力がHIGHからLOWになる。これをもとにカウンタ711は停止する。
タイミングT804で参照信号レベルを予め決められた範囲において変更し終えたため、CPU50はタイミング制御部230を制御してカウンタ710,711へのクロック信号出力を止める。また、参照信号線704,705をリセットし、比較器708,709のレベルもHIGHに戻す。
タイミングT805において、CPU50はタイミング制御部230を制御してリセットレベルのカウンタ値をカウンタ710,711内のリセット値用メモリに記憶し、カウンタはDL830にリセットする。その後、垂直出力線706,707それぞれに信号レベルが読み出される。
タイミングT806において、垂直出力線706,707に読み出された信号レベルをAD変換するため、CPU50はタイミング制御部230を制御して参照信号発生器701に初期レベルAL820からランプ信号の出力を開始させる。また、参照信号発生器702にはランプ信号開始レベルAL821からランプ信号の出力を開始させる。参照信号発生器701,702がランプ信号を出力する間、CPU50はタイミング制御部230を制御して所定周期のクロック信号をカウンタ710,711にそれぞれに出力する。カウンタ710,711はそれぞれの参照信号レベルに合わせた出力からカウントを開始する。即ち、カウンタ710はAL820に対応したDL830から、カウンタ711はAL821に対応したレベルDL831からカウントを開始する。その後、各カウンタはクロック信号をカウントしていく。
タイミングT807において、垂直出力線707の信号レベルと参照信号レベルが一致するため、比較器709の出力がHIGHからLOWになる。これをもとにカウンタ711は停止する。
タイミングT808において、参照信号線705が飽和レベルAL822まで到達し、次にAL821以下のレベルを出力するため、CPU50はタイミング制御部230を制御してAL820に再設定する。カウンタ711の出力もAL820に対応したDL830にする。
タイミングT809において、垂直出力線706の信号レベルと参照信号レベルが一致するため、比較器708の出力がHIGHからLOWになる。それをもとにカウンタ710は停止する。
タイミングT810で参照信号レベルを予め決められた範囲において変更し終えたため、CPU50はタイミング制御部230を制御してカウンタ711へのクロック信号出力を止める。また参照信号線704,705をリセットし、比較器708,709のレベルもHIGHに戻す。
タイミングT811において、CPU50はタイミング制御部230を制御して信号レベルのカウンタ値とリセット値用メモリの値の差分をとる。CPU50はタイミング制御部230を制御して水平走査回路250を駆動し、差分値を列毎に信号処理部260に送る。信号処理部260は入力されたデータに信号処理を行い、CPU50に出力する。
上記の通り第2の実施形態によれば、隣接する比較器間で参照信号の開始レベルを異なるレベルにしている。これにより、参照信号線705のレベルは、比較器708が反転する影響でT801、T809で歪みが発生しているが、参照信号レベルにオフセットAL821がある分、比較器709の反転タイミングが歪みの発生しているタイミングから外れる。そのため影響が軽減する。同様に、参照信号線704のレベルは、比較器709が反転する影響でT803、T807で歪みが発生しているが、参照信号レベルにオフセットAL821がある分、比較器708の反転タイミングが歪みの発生しているタイミングから外れる。そのため影響が軽減する。これにより、垂直出力線706,707のリセットレベル、信号レベルのそれぞれのレベルが近い場合であっても、精度の高いデジタル値が出力可能になる。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、撮像装置及び撮像素子1400の構成は、上述した第1の実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。第3の実施形態では、隣接する比較器に入力する参照信号出力を、異なる傾きにする例について説明する。
図6は、図2に示す構成を有する撮像素子において、第3の実施形態の列AD回路の動作を表すタイミングチャートである。まず画素211からリセットレベルの信号が垂直出力線706,707に読み出されている。タイミングT900において、CPU50がタイミング制御部230を制御することで、参照信号発生器701,702はともに同じ初期レベルからランプ信号の出力を開始する。本第3の実施形態では、参照信号発生器702から出力されるランプ信号の変化率を参照信号発生器701のランプ出力の変化率より高くしている。参照信号発生器701がランプ信号を出力する間、CPU50はタイミング制御部230を制御して所定周期のクロック信号をカウンタ710に出力する。参照信号発生器702がランプ信号を出力する間、CPU50はタイミング制御部230を制御して、カウンタ710に出すクロックよりも早い周期のクロック信号をカウンタ711に出力する。例えばランプ信号の変化率が2倍の場合は、周波数2倍のクロック信号を出力する。カウンタ710,711は各クロック信号をカウントしていく。
タイミングT901において垂直出力線707のリセットレベルと参照信号レベルが一致するため、比較器709の出力がHIGHからLOWになる。これをもとにカウンタ711は停止する。また、タイミングT902において垂直出力線706のリセットレベルと参照信号レベルが一致するため、比較器708の出力がHIGHからLOWになる。これをもとにカウンタ710は停止する。
タイミングT903で参照信号発生器702は参照信号レベルを予め決められた範囲において変更し終えたため、CPU50はタイミング制御部230を制御してカウンタ711へのクロック信号出力を止める。また、参照信号線705をリセットし、比較器709のレベルもHIGHに戻す。また、タイミングT904で参照信号発生器701は参照信号レベルを予め決められた範囲において変更し終えたため、CPU50はタイミング制御部230を制御してカウンタ710へのクロック信号出力を止める。また、参照信号線704をリセットし、比較器708のレベルもHIGHに戻す。
タイミングT905において、CPU50はタイミング制御部230を制御してリセットレベルのカウンタ値をカウンタ710,711内のリセット値用メモリに記憶し、カウンタをリセットする。その後、垂直出力線706,707それぞれに信号レベルが読み出される。
次に、タイミングT906において、垂直出力線706,707に読み出された信号レベルをAD変換するため、CPU50はタイミング制御部230を制御してリセットレベルを読み出すときと同じように参照信号発生器701,702を駆動する。また、クロック信号、カウンタ710,711もリセットレベルを読み出すときと同じように駆動する。
タイミングT907において、垂直出力線707の信号レベルと参照信号レベルが一致するため、比較器709の出力がHIGHからLOWになる。これをもとにカウンタ711は停止する。
タイミングT908で参照信号発生器702は参照信号レベルを予め決められた範囲において変更し終えたため、CPU50はタイミング制御部230を制御してカウンタ711へのクロック信号出力を止める。また参照信号線705をリセットし、比較器709のレベルもHIGHに戻す。
タイミングT909において、垂直出力線706の信号レベルと参照信号レベルが一致するため、比較器708の出力がHIGHからLOWになる。これをもとにカウンタ710は停止する。
タイミングT910で参照信号発生器701は参照信号レベルを予め決められた範囲において変更し終えたため、CPU50はタイミング制御部230を制御してカウンタ710へのクロック信号出力を止める。また参照信号線704をリセットし、比較器708のレベルもHIGHに戻す。
タイミングT911において、CPU50はタイミング制御部230を制御して信号レベルのカウンタ値とリセット値用メモリの値の差分をとる。CPU50はタイミング制御部230を制御して水平走査回路250を駆動し、差分値を列毎に信号処理部260に送る。信号処理部260は入力されたデータに信号処理を行い、CPU50に出力する。
なお、本第3の実施形態と上述した第1の実施形態とを組み合わせてもよい。例えばリセットレベルのように小さいレベルで反転が予想される場合は、参照信号発生器702の開始を、参照信号発生器701のランプ信号の出力が終わるタイミングと合わせて終わるように遅らせる。このように制御することで、リセットレベル検出時の比較器の歪みをより確実に回避することができる。
上記の通り第3の実施形態によれば、隣接する比較器間で参照信号の変化率を異ならせている。これにより、参照信号線705のレベルは、比較器708が反転する影響でT902で歪みが発生しているが、比較器709の反転タイミングがずれるため影響が軽減する。同様に、参照信号線704のレベルは、比較器709が反転する影響でT901、T907で歪みが発生しているが、比較器708の反転タイミングがずれるため影響が軽減する。本第3の実施形態では、同じ信号レベルでも比較器708と比較器709の反転タイミングは大きくなればなるほど異なる。特に信号レベルにおいては比較器708の反転時であるT909には、すでに参照信号発生器702はランプ信号の出力を終えているため影響が軽減する。これにより、垂直出力線706,707のリセットレベル、信号レベルのそれぞれのレベルが近い場合であっても、精度の高いデジタル値が出力可能になる。
<第4の実施形態>
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。なお、撮像装置及び撮像素子1400の構成は、上述した第1の実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。第4の実施形態では、隣接する比較器に入力する参照信号出力を、一方は増加、他方は減少する出力にした例について説明する。
図7は、図2に示す構成を有する撮像素子において、第4の実施形態の列AD回路の動作を表すタイミングチャートである。まず画素211からリセットレベルの信号が垂直出力線706,707に読み出されている。タイミングT1000においてCPU50はタイミング制御部230を制御することで、参照信号発生器701は初期レベルからランプ信号の出力を開始する。即ち、参照信号発生器701から出力されるランプ信号は増加させる。参照信号発生器701がランプ信号を出力する間、CPU50はタイミング制御部230を制御して所定周期のクロック信号をカウンタ710に出力し、カウンタ710はこのクロック信号をカウントアップする。一方、参照信号発生器702から出力されるランプ信号は減少させる。参照信号発生器702のランプ信号の出力開始レベルを飽和レベルに設定し、カウンタ出力もそれに応じた出力に設定される。参照信号発生器702がランプ信号を出力する間、CPU50はタイミング制御部230を制御して所定周期のクロック信号をカウンタ711に出力する。カウンタ711はこのクロック信号をカウントダウンする。
タイミングT1001において垂直出力線706のリセットレベルと参照信号レベルが一致するため、比較器708の出力がHIGHからLOWになる。これをもとにカウンタ710は停止する。また、タイミングT1002において垂直出力線707のリセットレベルと参照信号レベルが一致するため、比較器709の出力がHIGHからLOWになる。これをもとにカウンタ711は停止する。
タイミングT1003において、参照信号発生器701,702は参照信号レベルを予め決められた範囲において変更し終えたため、CPU50はタイミング制御部230を制御してカウンタ710,711へのクロック信号出力を止める。また参照信号線705をリセットし、比較器708,709のレベルもHIGHに戻す。
タイミングT1004において、CPU50はタイミング制御部230を制御してリセットレベルのカウンタ値をカウンタ710,711内のリセット値用メモリに記憶し、カウンタをリセットする。その後、垂直出力線706,707それぞれに信号レベルが読みだされる。
次に、タイミングT1005において、垂直出力線706,707に読み出された信号レベルをAD変換するため、CPU50はタイミング制御部230を制御してリセットレベルを読み出すときと同じように参照信号発生器701,702を駆動する。更に、リセットレベルを読み出すときと同じようにクロック信号、カウンタ710,711を駆動する。
タイミングT1006において、垂直出力線707の信号レベルと参照信号レベルが一致するため比較器709の出力がHIGHからLOWになる。これをもとにカウンタ711は停止する。また、タイミングT1007において、垂直出力線706の信号レベルと参照信号レベルが一致するため比較器708の出力がHIGHからLOWになる。これをもとにカウンタ710は停止する。
タイミングT1008において、参照信号発生器701,702は参照信号レベルを予め決められた範囲において変更し終えたため、CPU50はタイミング制御部230を制御してカウンタ710,711へのクロック信号出力を止める。また参照信号線704,705をリセットし、比較器708,709のレベルもHIGHに戻す。
タイミングT1009において、CPU50はタイミング制御部230を制御して信号レベルのカウンタ値と前記リセット値用メモリの値の差分をとる。CPU50はタイミング制御部230を制御して水平走査回路250を駆動し、差分値を列毎に信号処理部260に送る。信号処理部260は入力されたデータに信号処理を行い、CPU50に出力する。
上記の通り第4の実施形態によれば、隣接する比較器間で参照信号の増減を隣接する比較器で互いに逆にしている。参照信号線705のレベルは、比較器708が反転する影響でT1001、T1007で歪みが発生しているが、ランプ信号を減少させていることにより比較器709の反転タイミングが歪みの発生しているタイミングから外れ、影響が軽減する。同様に、参照信号線704のレベルは、比較器709が反転する影響でT1002、T1006で歪みが発生しているが、ランプ信号を減少させていることにより比較器708の反転タイミングが歪みの発生しているタイミングから外れ、影響が軽減する。画素の出力が小さいか、大きい場合には比較器の反転タイミングは異なるため、比較器反転による信号の歪みの影響が軽減することができ、精度の高いデジタル値を出力可能になる。
<第5の実施形態>
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。本第5の実施形態では、第2の実施形態と同じように隣接する比較器に入力する参照信号出力を、異なる開始レベルにする際、タイミング制御部230とカウンタを繋ぐ制御線を一つにして駆動する例を示す。
図8に第5の実施形態における撮像素子1400の回路構成を示す。なお、図2で示した構成と同様の構成には同じ参照番号を付し、説明を省略する。図2に示す回路構成との差は、列AD回路1100のタイミング制御部230とカウンタ710、711に繋がる制御線1101の部分、及び、信号処理部260に構成された演算部1102である。図2ではタイミング制御部230とカウンタ710はクロック信号線712で、タイミング制御部230とカウンタ711はクロック信号線713で接続している。そのためカウンタ710と711にはそれぞれ異なるカウンタ開始レベルやクロック周期(第1の制御信号、第2の制御信号)を設定することができる。一方、図8に示す回路構成では、すべてのカウンタが制御線1101で共通の制御信号により制御されるので、隣接する比較器に入力される参照信号がそれぞれ違っても、同じカウンタ駆動になる。
図9に第5の実施形態における列AD回路1100の駆動タイミングを示す。垂直出力線706,707の信号レベルやランプ信号レベル、入力するクロックは図5に示すタイミングと同じで、比較器708,709の反転タイミングも同じであるものとする。第2の実施形態との差は、カウンタ711のカウント開始レベルが、第2の実施形態ではDL831だが、第5の実施形態ではDL1030で、カウンタ710,711は同じになる。カウンタ710,711への供給するクロックのクロック周期、クロック動作期間も同じになる。そのためカウンタ710,711が制御線1101を一つにしても問題なく動く。ただし、カウンタ711の出力は本来の値と異なるため、演算部1102で演算して、比較器709が反転したときの参照信号のレベルに対応した値に変換してCPUに出力する。
演算部1102の演算は次のとおりである。T800からT802までとT806からT808までの参照信号の出力期間のカウンタ710,711からの出力には、第2の実施形態のカウンタ開始レベルであるDL831のデジタル値を減算する。T802からT804までとT808からT810までの参照信号の出力期間のカウンタ710,711からの出力には、カウンタのMAX値であるDL832からDL831を減算したデジタル値を加算する。
なお、図8に示す構成を有する撮像素子1400を第1及び第4の実施形態に適用することも可能であり、その場合、演算部1102において、それぞれの参照信号の操作方法に応じて、カウンタ711の値を変換すればよい。
上記の通り第5の実施形態によれば、第1、第2、第4の実施形態と同様の効果に加え、カウンタに繋がる制御線を少なくすることができるため、撮像素子のチップ面積をすることができる。
<第6の実施形態>
次に、本発明の第6の実施形態について説明する。本第6の実施形態では撮像素子1400が積層型である場合における、列AD回路の配置に関する例を示す。
図10に示す様に、本第6の実施形態の撮像素子1400は、イメージセンサ用チップ1300と高速ロジックプロセス用チップ1301がチップレベルで積層されている。図10(a)は斜投影図、図10(b)は各チップの上面図である。イメージセンサ用チップ1300には画素部210を含む領域が含まれ、高速ロジックプロセス用チップ1301には列AD回路や水平走査回路などデジタルデータを含む高速処理が可能な部分が含まれる。
図11に第6の実施形態における撮像素子1400の回路構成を示す。第1?第5の実施形態で説明した回路構成とは、列AD回路の配置が異なる。本第6の実施形態では参照信号発生器701、比較器708、カウンタ710、水平走査回路250と、これらを繋ぐ配線がまとめられて、列ADブロック1302を構成している。また、参照信号発生器702、比較器709、カウンタ711、水平走査回路250と、これを繋ぐ配線がまとめられて、列ADブロック1303を構成している。高速ロジックプロセス用チップ1301の中で各列ADブロック1302、1303が互いに影響しないような配置にすることにより、比較器の反転による参照信号の歪みの影響が少なくなる。
なお、図11に示す例では、列ADブロック1302、1303をどちらとも高速ロジックプロセス用チップ1301に入れている。しかしながらこれに限るものではなく、例えば、イメージセンサ用チップ1300に列ADブロック1302を、高速ロジックプロセス用チップ1301に列ADブロック1303というように分けてもよい。
上記の通り第6の実施形態によれば、積層型の撮像素子において、第1?第5の実施形態のように隣接する比較器に異なる参照信号を入力する列ADの配置を、反転タイミングによる信号歪みの影響が少なくなるように、一定の距離をもって配置する。これにより積層型撮像素子においてより精度の高いデジタル値を出力可能になる。
<第7の実施形態>
図12は、本発明の第7の実施形態として、携帯電話機500の構成を示すブロック図である。第7の実施形態の携帯電話機500は、音声通話機能の他、電子メール機能や、インターネット接続機能、画像の撮影、再生機能等を有する。
図12において、通信部501は、ユーザが契約した通信キャリアに従う通信方式により他の電話機との間で音声データや画像データを通信する。音声処理部502は、音声通話時において、マイクロフォン503からの音声データを発信に適した形式に変換して通信部501に送る。また、音声処理部502は、通信部501から送られた通話相手からの音声データを復号し、スピーカ504に送る。
撮像部505は、被写体の画像を撮影し、画像データを出力する。画像処理部506は、画像の撮影時においては、撮像部505により撮影された画像データを処理し、記録に適した形式に変換して出力する。また、画像処理部506は、記録された画像の再生時には、再生された画像を処理して表示部507に送る。表示部507は、数インチ程度の液晶表示パネルを備え、制御部509からの指示に応じて各種の画面を表示する。不揮発メモリ508は、アドレス帳の情報や、電子メールのデータ、撮像部505により撮影された画像データ等のデータを記憶する。
制御部509はCPUやメモリ等を有し、不図示のメモリに記憶された制御プログラムに従って電話機500の各部を制御する。操作部510は、電源ボタンや番号キー、その他ユーザがデータを入力するための各種の操作キーを備える。カードIF511は、メモリカード512に対して各種のデータを記録再生する。外部IF513は、不揮発メモリ508やメモリカード512に記憶されたデータを外部機器に送信し、また、外部機器から送信されたデータを受信する。外部IF513は、USB等の有線の通信方式や、無線通信など、公知の通信方式により通信を行う。
次に、電話機500における音声通話機能を説明する。通話相手に対して電話をかける場合、ユーザが操作部510の番号キーを操作して通話相手の番号を入力するか、不揮発メモリ508に記憶されたアドレス帳を表示部507に表示し、通話相手を選択し、発信を指示する。発信が指示されると、制御部509は通信部501に対し、通話相手に発信する。通話相手に着信すると、通信部501は音声処理部502に対して相手の音声データを出力すると共に、ユーザの音声データを相手に送信する。
また、電子メールを送信する場合、ユーザは、操作部510を用いて、メール作成を指示する。メール作成が指示されると、制御部509はメール作成用の画面を表示部507に表示する。ユーザは操作部510を用いて送信先アドレスや本文を入力し、送信を指示する。制御部509はメール送信が指示されると、通信部501に対しアドレスの情報とメール本文のデータを送る。通信部501は、メールのデータを通信に適した形式に変換し、送信先に送る。また、通信部501は、電子メールを受信すると、受信したメールのデータを表示に適した形式に変換し、表示部507に表示する。
次に、電話機500における撮影機能について説明する。ユーザが操作部510を操作して撮影モードを設定した後、静止画或いは動画の撮影を指示すると、撮像部505は静止画データ或いは動画データを撮影して画像処理部506に送る。画像処理部506は撮影された静止画データや動画データを処理し、不揮発メモリ508に記憶する。また、画像処理部506は、撮影された静止画データや動画データをカードIF511に送る。カードIF511は静止画や動画データをメモリカード512に記憶する。
また、電話機500は、この様に撮影された静止画や動画データを含むファイルを、電子メールの添付ファイルとして送信することができる。具体的には、電子メールを送信する際に、不揮発メモリ508やメモリカード512に記憶された画像ファイルを選択し、添付ファイルとして送信を指示する。
また、電話機500は、撮影された静止画や動画データを含むファイルを、外部IF513によりPCや他の電話機等の外部機器に送信することもできる。ユーザは、操作部510を操作して、不揮発メモリ508やメモリカード512に記憶された画像ファイルを選択し、送信を指示する。制御部509は、選択された画像ファイルを不揮発メモリ508或いはメモリカード512から読み出し、外部機器に送信するよう、外部IF513を制御する。

Claims (12)

  1. 光電変換して得られた画素信号を出力する複数の画素が2次元に配置された画素部と、
    前記画素信号を前記画素部から読み出すための複数の出力線と、
    前記複数の出力線に読み出された信号レベルを、出力線ごとにアナログ・デジタル変換するアナログ・デジタル変換手段とを有し、
    前記アナログ・デジタル変換手段は、
    信号レベルが予め決められた範囲において変化する第1のアナログ信号を生成して出力する第1の信号発生手段と、
    信号レベルが前記予め決められた範囲において変化し、前記第1のアナログ信号と異なる第2のアナログ信号を生成して出力する第2の信号発生手段と、
    前記複数の出力線の一部にそれぞれ接続され、前記出力線の信号レベルと前記第1のアナログ信号の信号レベルとを比較し、該2つの信号レベルが一致したタイミングで、一致したことを示す信号を出力する複数の第1の比較手段と、
    前記複数の出力線の他の一部にそれぞれ接続され、前記出力線の信号レベルと前記第2のアナログ信号の信号レベルとを比較し、該2つの信号レベルが一致したタイミングで、一致したことを示す信号を出力する複数の第2の比較手段と、
    前記第1の比較手段及び第2の比較手段にそれぞれ接続され、前記第1の比較手段または第2の比較手段からの前記一致したことを示す信号に応じて、カウントを停止する複数のカウント手段とを有し、
    前記複数の第1の比較手段の各々が隣接しないように配置されているとともに、前記複数の第2の比較手段の各々が隣接しないように配置されていることを特徴とする撮像素子。
  2. 前記第1のアナログ信号の出力開始タイミングと、前記第2のアナログ信号の出力開始タイミングとが異なることを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  3. 前記第1のアナログ信号の出力を開始する信号レベルと、前記第2のアナログ信号の出力を開始する信号レベルとが異なることを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  4. 前記第2のアナログ信号の変化率は、前記第1のアナログ信号の変化率よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  5. 前記複数の出力線に前記画素信号が読み出されている際に、前記第2のアナログ信号の変化率を、前記第1のアナログ信号の変化率よりも大きくし、前記複数の出力線に前記画素のリセットレベルが読み出されている際に、前記第2のアナログ信号の変化率と、前記第1のアナログ信号の変化率を同じにすることを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  6. 前記第1のアナログ信号の変化率は信号レベルを増加させる変化率であって、前記第2のアナログ信号の変化率は信号レベルを減少させる変化率であることを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  7. 前記複数のカウント手段のうち、前記第1の比較手段に接続されたカウント手段を前記第1のアナログ信号に応じた第1の制御信号により制御し、前記第2の比較手段に接続されたカウント手段を前記第2のアナログ信号に応じた第2の制御信号により制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像素子。
  8. 前記複数のカウント手段は、各々が比較する前記第1のアナログ信号または前記第2のアナログ信号の出力開始に応じてカウントを開始することを特徴とする請求項7に記載の撮像素子。
  9. 前記複数のカウント手段は、前記第1のアナログ信号に応じた共通の制御信号により制御され、
    前記第2の比較手段に接続された前記カウント手段のカウンタ値を、前記第2のアナログ信号に応じたカウンタ値に補正する補正手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至3、6のいずれか1項に記載の撮像素子。
  10. 複数のチップを積層して構成された撮像素子であって、
    光電変換して得られた画素信号を出力する複数の画素が2次元に配置された画素部と、
    前記画素信号を前記画素部から読み出すための複数の出力線と、
    前記複数の出力線に読み出された信号レベルを、出力線ごとにアナログ・デジタル変換するアナログ・デジタル変換手段とを有し、
    前記アナログ・デジタル変換手段は、
    信号レベルが予め決められた範囲において変化する第1のアナログ信号を生成して出力する第1の信号発生手段と、
    信号レベルが前記予め決められた範囲において変化し、前記第1のアナログ信号と異なる第2のアナログ信号を生成して出力する第2の信号発生手段と、
    前記複数の出力線の一部にそれぞれ接続され、前記出力線の信号レベルと前記第1のアナログ信号の信号レベルとを比較し、該2つの信号レベルが一致したタイミングで、一致したことを示す信号を出力する複数の第1の比較手段と、
    前記複数の出力線の他の一部にそれぞれ接続され、前記出力線の信号レベルと前記第2のアナログ信号の信号レベルとを比較し、該2つの信号レベルが一致したタイミングで、一致したことを示す信号を出力する複数の第2の比較手段と、
    前記第1の比較手段及び第2の比較手段にそれぞれ接続され、前記第1の比較手段または第2の比較手段からの前記一致したことを示す信号に応じて、カウントを停止する複数のカウント手段とを有し、
    前記画素部を第1のチップに構成し、
    前記第1の信号発生手段及び第1の比較手段と、前記第2の信号発生手段及び第2の比較手段の少なくとも一方を第2のチップに構成し、
    前記第1の比較手段と前記第2の比較手段は、一定の距離をもって配置されていることを特徴とする撮像素子。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
  12. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の撮像素子を有することを特徴とする携帯電話機。
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