JP2011035689A - 固体撮像装置、固体撮像装置のアナログ−デジタル変換方法および電子機器 - Google Patents

固体撮像装置、固体撮像装置のアナログ−デジタル変換方法および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】カラムAD変換を行う際に、撮像画像の縦横のバランスを維持しつつフレームレートの向上を図る。
【解決手段】カラムAD変換方式を採るCMOSイメージセンサ10Aにおいて、水平間引き読出しモードでは、信号の読出しを行うRG画素列V0に属する垂直信号線18と、信号の読出しを行わないRG画素列V2に属する垂直信号線18とをスイッチ321によって短絡する。これにより、RG画素列V0の画素20から読み出された信号はRG画素列V0の比較器141とRG画素列V2の比較器141とに比較対象入力として与えられる。そして、RG画素列V0の比較器141には参照信号1を、RG画素列V2の比較器141には参照信号2をそれぞれ比較基準入力として与え、これら2つの比較器141,141において比較動作を並行して行うことでAD変換時間の短縮を図る。
【選択図】図5

Description

本発明は、固体撮像装置、固体撮像装置のアナログ−デジタル変換方法および電子機器に関し、特に、CMOS(MOSを含む)イメージセンサに代表されるX−Yアドレス型の固体撮像装置、アナログ−デジタル変換方法および電子機器に関する。
デジタルスチルカメラなど光を電気信号に変換して画像信号を出力する撮像装置は、その画像取込部(光電変換部)として固体撮像装置を用いている。この固体撮像装置の分野では、近年、画素数の増加や高フレームレート化に伴い、高速読出しを実現する技術や低消費電力化を図る技術が必須の技術になっている。
固体撮像装置の一種として、CMOS集積回路と同様のプロセスで製造できる特徴を活かしたCMOS(MOSを含む)型イメージセンサ(以下、「CMOSイメージセンサ」と記述する)がある。CMOSイメージセンサは、画素ごとに電荷を電気信号に変換し、画素から読み出す電気信号を画素列ごとに並列に処理する構成を採っている。この画素列ごとの並列処理により、画素信号の読出し速度を向上させることができる。
従来、行列状に配列された複数の画素から信号を画素列ごとに並列に読み出すCMOSイメージセンサとして、画素列ごとに画素信号をアナログ−デジタル変換(以下、「AD変換」と記述する)するカラムAD変換方式のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
カラムAD変換方式のCMOSイメージセンサは、行列状に2次元配置された画素の垂直方向に信号読出し線(以下、「垂直信号線」と記述する)を共有し、その画素列ごとにAD変換回路および読出し回路を設けた構成を採っている。そして、AD変換回路および読出し回路を同時に駆動することで、画素列の総数に値する同時信号処理を行っている。
AD変換回路は、次の一連の回路動作によってAD変換を行う。すなわち、先ず、垂直信号線を通して画素から読み出されるアナログ画素信号を、ある傾きを持った線形に変化するスロープ波形の参照信号と画素列ごとに比較器で比較すると同時に、カウンタのカウント動作を開始する。このとき、カウンタは一定周期のクロックに同期してカウント動作を行う。
その後、AD変換回路は、アナログ画素信号と参照信号とが交差し、比較器の出力の反転タイミングでカウンタのカウント動作を停止する。そして、カウンタの最終的なカウント値が、アナログ画素信号の大きさに応じたデジタル信号となる。このようにカラムAD変換方式は、1行分の画素信号を一度にAD変換するために高速撮像を特徴とした読出し方式である。
特開2005−278135号公報
近年、高速撮像の要求はますます高まってきている。カラムAD変換方式のCMOSイメージセンサでは、垂直読出し本数(行数/ライン数)を削減することでフレームレートの向上を図り、高速撮像を実現している。ここで、垂直読出し本数を削減する方法としては、例えば、一定の行周期で画素行を読み飛ばす垂直間引き読出しや、垂直方向の特定の領域の画素の信号を読み出す垂直切出しなどの飛び越し走査という方法がある。しかし、フレームレートの向上を図るべく垂直読出し本数を削減すると、縦(垂直)方向の画角が縮小し、撮像画像が横長になるという問題が発生する。
そこで、本発明は、撮像画像の縦横のバランスを維持しつつフレームレートの向上を図ることが可能な固体撮像装置、アナログ−デジタル変換方法および当該固体撮像装置を有する電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、
光電変換素子を含む画素が行列状に配置され、画素列ごとに垂直信号線が配線された画素アレイ部と、
前記画素アレイ部の画素列ごとに設けられ、前記垂直信号線を通して前記画素から供給されるアナログ信号を比較対象入力とする比較器および当該比較器の比較開始から比較完了までの時間を計測するカウンタを有するアナログ−デジタル変換回路と、
傾斜状波形の複数の参照信号を生成する参照信号生成部と
を備える固体撮像装置において、
前記画素アレイ部の特定の画素列群の画素から前記垂直信号線に信号を読み出す間引き読出しモードのときに、当該特定の画素列群の1つの画素列に属する前記垂直信号線と、前記特定の画素列群以外の画素列群に属し、画素から信号が読み出されない前記垂直信号線とを短絡するとともに、
前記1つの画素列に属する前記比較器と前記特定の画素列群以外の画素列群に属する前記比較器とに対して前記複数の参照信号をそれぞれ比較基準入力として与える。
画素アレイ部の特定の画素列群の画素から垂直信号線に信号を読み出す間引き読出しモード、即ち水平間引き読出しモードでは、特定の画素列群以外の画素列群の画素からは垂直信号線に対して信号の読み出しが行われない。したがって、この水平間引き読出しモードを有し、水平間引き読出しによって水平方向の画素情報を削減することで、フレームレートの向上を図ることができる。特に、周知の垂直間引き読出しや垂直切出しなどと水平間引き読出しを組み合わせ、その間引き率を適宜設定することで、撮像画像の縦横のバランスを維持できる。
また、特定の画素列群の1つの画素列に属する比較器と当該特定の画素列群以外の画素列群に属する比較器とに対して複数の参照信号をそれぞれ比較基準入力として与え、これら比較器で比較動作について並列処理することによってAD変換時間を短縮できるため、フレームレートをさらに向上できる。特に、比較動作について並列処理では、信号の読出しが行われない画素列に属する比較器を用いることになり、比較器としては1つの画素列につき1個で済むために、回路規模および回路面積が大きくなることもない。
本発明によれば、水平間引き読出しモードを有し、水平間引き読出しと周知の垂直間引き読出しや垂直切出しなどとを組み合わせることで、撮像画像の縦横のバランスを維持しつつフレームレートの向上を図ることができる。
本発明が適用されるCMOSイメージセンサのシステム構成の概略を示すシステム構成図である。 単位画素の回路構成の一例を示す回路図である。 本発明の一実施形態に係るCMOSイメージセンサのシステム構成の概略を示すシステム構成図である。 全画素読出しモードの場合のAD変換動作の説明に供するタイミング波形図である。 水平間引き読出しモードの場合のスイッチ部の各スイッチの接続関係を示す図である。 実施例1に係るAD変換動作の説明に供するタイミング波形図である。 実施例2に係るAD変換動作の説明に供するタイミング波形図である。 参考例に係るCMOSイメージセンサのシステム構成の概略を示すシステム構成図である。 本発明に係る電子機器の一つである撮像装置の構成の一例を示すブロック図である。
以下、発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と記述する)について図面を用いて詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。

1.本発明が適用される固体撮像装置(CMOSイメージセンサの例)
1−1.システム構成
1−2.単位画素の回路構成
2.実施形態
2−1.システム構成
2−2.全画素読出しモード
2−3.水平間引き読出しモード
2−3−1.実施例1
2−3−2.実施例2
2−4.実施形態の作用効果
3.参考例(画素列ごとに2つの比較器を有するAD変換回路の例)
4.変形例
5.電子機器(撮像装置の例)
<1.本発明が適用される固体撮像装置>
[1−1.システム構成]
図1は、本発明が適用される固体撮像装置、例えばX−Yアドレス型の固体撮像装置の一種であるCMOSイメージセンサのシステム構成の概略を示すシステム構成図である。ここで、CMOSイメージセンサとは、CMOSプロセスを応用して、または部分的に使用して作成されたイメージセンサである。
本適用例に係るCMOSイメージセンサ10は、半導体基板(以下、「チップ」と記述する場合もある)11上に形成された画素アレイ部12と、当該画素アレイ部12と同じチップ11上に集積された周辺回路部とを有する構成となっている。本例では、周辺回路部として、例えば、行走査部13、カラム処理部14、列走査部15およびシステム制御部16が設けられている。
画素アレイ部12には、入射光量に応じた電荷量の光電荷を発生して内部に蓄積する光電変換素子を有する単位画素(以下、単に「画素」と記述する場合もある)が行列状に2次元配置されている。単位画素の具体的な構成例については後述する。
画素アレイ部12にはさらに、行列状の画素配列に対して画素行ごとに画素駆動線17が水平方向/行方向(画素行の画素の配列方向)に沿って配線され、画素列ごとに垂直信号線18が垂直方向/列方向(画素列の画素の配列方向)に沿って配線されている。画素駆動線17は、画素から信号を読み出すための駆動を行う駆動信号を伝送する。図1では、画素駆動線17について1本の配線として図示しているが、1本に限られるものではない。画素駆動線17の一端は、行走査部13の各行に対応した出力端に接続されている。
行走査部13は、シフトレジスタやアドレスデコーダ等によって構成され、画素アレイ部12の各画素を、全画素同時あるいは行単位等で駆動する画素駆動部である。この行走査部13はその具体的な構成については図示を省略するが、一般的に、読出し走査系と掃出し走査系の2つの走査系を有する構成となっている。
読出し走査系は、単位画素から信号を読み出すために、画素アレイ部12の単位画素を行単位で順に選択走査する。単位画素から読み出される信号はアナログ信号である。掃出し走査系は、読出し走査系によって読出し走査が行われる読出し行に対して、その読出し走査よりもシャッタスピードの時間分だけ先行して掃出し走査を行う。
この掃出し走査系による掃出し走査により、読出し行の単位画素の光電変換素子から不要な電荷が掃き出されることで、当該光電変換素子がリセットされる。そして、この掃出し走査系による不要電荷の掃き出し(リセット)により、いわゆる電子シャッタ動作が行われる。ここで、電子シャッタ動作とは、光電変換素子の光電荷を捨てて、新たに露光を開始する(光電荷の蓄積を開始する)動作のことを言う。
読出し走査系による読出し動作によって読み出される信号は、その直前の読出し動作または電子シャッタ動作以降に入射した光量に対応するものである。そして、直前の読出し動作による読出しタイミングまたは電子シャッタ動作による掃出しタイミングから、今回の読出し動作による読出しタイミングまでの期間が、単位画素における光電荷の蓄積期間(露光期間)となる。
行走査部13によって選択走査された画素行の各単位画素から出力される信号は、垂直信号線18の各々を通してカラム処理部14に供給される。カラム処理部14は、画素アレイ部12の画素列ごとに、行走査部13による選択行の各画素から垂直信号線18を通して出力される信号に対して所定の信号処理を行うとともに、信号処理後の画素信号を一時的に保持する。
具体的には、カラム処理部14は、単位画素の信号を受けて当該信号に対して、例えばCDS(Correlated Double Sampling;相関二重サンプリング)によるノイズ除去や、信号増幅や、AD(アナログ−デジタル)変換等の信号処理を行う。
CDSによるノイズ除去処理は、単位画素(実際には、後述するフローティングディフュージョン部)をリセットしたときに読み出されるリセットレベルと、光電変換素子で光電変換した信号電荷に応じて読み出される信号レベルとの差分をとることによって行われる。このノイズ除去処理により、リセットノイズや増幅トランジスタの閾値ばらつき等の画素固有の固定パターンノイズが除去される。なお、ここで例示した信号処理は一例に過ぎず、信号処理としてはこれらに限られるものではない。
列走査部15は、シフトレジスタやアドレスデコーダ等によって構成され、カラム処理部14の画素列に対応する単位回路を順番に選択する。この列走査部15による選択走査により、カラム処理部14で信号処理された画素信号が順番に水平バス19に出力され、当該水平バス19を通してチップ11の外部へ伝送される。
システム制御部16は、チップ11の外部から与えられるクロックや、動作モードを指令するデータなどを受け取り、また、本CMOSイメージセンサ10の内部情報などのデータを出力する。システム制御部16はさらに、各種のタイミング信号を生成するタイミングジェネレータを有し、当該タイミングジェネレータで生成された各種のタイミング信号を基に行走査部13、カラム処理部14および列走査部15などの周辺回路部の駆動制御を行う。
[1−2.単位画素の回路構成]
図2は、単位画素20の回路構成の一例を示す回路図である。図2に示すように、本回路例に係る単位画素20は、光電変換部である例えばフォトダイオード21に加えて、例えば転送トランジスタ22、リセットトランジスタ23、増幅トランジスタ24および選択トランジスタ25の4つのトランジスタを有する構成となっている。
ここでは、4つのトランジスタ22〜25として、例えばNチャネルのMOSトランジスタを用いている。ただし、ここで例示した転送トランジスタ22、リセットトランジスタ23、増幅トランジスタ24および選択トランジスタ25の導電型の組み合わせは一例に過ぎず、これらの組み合わせに限られるものではない。
この単位画素20に対して、画素駆動線17として、例えば、転送線171、リセット線172および選択線173の3本の駆動配線が同一画素行の各画素について共通に設けられている。これら転送線171、リセット線172および選択線173は、各一端が行走査部13の各画素行に対応した出力端に画素行単位で接続されており、画素20を駆動する駆動信号である転送パルスφTRF、リセットパルスφRSTおよび選択パルスφSELを伝送する。
フォトダイオード21は、アノード電極が負側電源(例えば、グランド)に接続されており、受光した光をその光量に応じた電荷量の光電荷(ここでは、光電子)に光電変換してその光電荷を蓄積する。フォトダイオード21のカソード電極は、転送トランジスタ22を介して増幅トランジスタ24のゲート電極と電気的に接続されている。増幅トランジスタ24のゲート電極と電気的に繋がったノード26をFD(フローティングディフュージョン)部と呼ぶ。
転送トランジスタ22は、フォトダイオード21のカソード電極とFD部26との間に接続されている。転送トランジスタ22のゲート電極には、高レベル(例えば、Vddレベル)がアクティブ(以下、「Highアクティブ」と記述する)の転送パルスφTRFが転送線171を介して与えられる。これにより、転送トランジスタ22はオン状態となり、フォトダイオード21で光電変換された光電荷をFD部26に転送する。
リセットトランジスタ23は、ドレイン電極が画素電源Vddに、ソース電極がFD部26にそれぞれ接続されている。リセットトランジスタ23のゲート電極には、HighアクティブのリセットパルスφRSTがリセット線172を介して与えられる。これにより、リセットトランジスタ23はオン状態となり、FD部26の電荷を画素電源Vddに捨てることによって当該FD部26をリセットする。
増幅トランジスタ24は、ゲート電極がFD部26に、ドレイン電極が画素電源Vddにそれぞれ接続されている。そして、増幅トランジスタ24は、リセットトランジスタ23によってリセットした後のFD部26の電位をリセット信号(リセットレベル)として出力する。増幅トランジスタ24はさらに、転送トランジスタ22によって信号電荷を転送した後のFD部26の電位を光蓄積信号(信号レベル)として出力する。
選択トランジスタ25は、例えば、ドレイン電極が増幅トランジスタ24のソース電極に、ソース電極が垂直信号線18にそれぞれ接続されている。選択トランジスタ25のゲート電極には、Highアクティブの選択パルスφSELが選択線173を介して与えられる。これにより、選択トランジスタ25はオン状態となり、単位画素20を選択状態として増幅トランジスタ24から出力される信号を垂直信号線18に中継する。
なお、選択トランジスタ25については、画素電源Vddと増幅トランジスタ24のドレインとの間に接続した回路構成を採ることも可能である。
また、単位画素20としては、上記構成の4つのトランジスタからなる画素構成のものに限られるものではない。例えば、増幅トランジスタ24と選択トランジスタ25とを兼用した3つのトランジスタからなる画素構成のものなどであっても良く、その画素回路の構成は問わない。
<2.実施形態>
[2−1.システム構成]
図3は、本発明の一実施形態に係る固体撮像装置、例えばX−Yアドレス型の固体撮像装置の一種であるCMOSイメージセンサのシステム構成の概略を示すシステム構成図である。図3において、図1と同等部分(対応する部分)には同一符号を付して示し、その詳細な説明については重複するので省略する。
図3に示すように、本実施形態に係るCMOSイメージセンサ10Aは、画素アレイ部12、行走査部13、カラム処理部14、列走査部15およびシステム制御部16に加えて、参照信号生成部31およびスイッチ部32を備えている。そして、画素アレイ部12の各画素20には例えばRGBベイヤ配列のカラーフィルタが設けられている。ここで、RGBベイヤ配列は、緑色(G;Green)を市松状に配置し、残りの部分に赤色(R;Red)、青色(B;Blue)を市松状に配列したカラーコーディングである。
本実施形態に係るCMOSイメージセンサ10Aは、画素アレイ部12の画素列ごとにアナログ画素信号をデジタル信号にAD変換するカラムAD変換方式を採っている。すなわち、カラム処理部14は、少なくとも比較器141およびカウンタ142を有する回路構成のAD変換回路140を単位回路とし、当該AD変換回路140が画素アレイ部12の画素列に対して1対1の対応関係をもって配置されている。AD変換回路140は、カウンタ142の後段に当該カウンタ142のカウント値を保持するメモリを持つ構成を採る場合も可能である。
参照信号生成部31は、例えばDA(デジタル−アナログ)変換回路などによって構成され、ある傾きを持った線形に変化する傾斜状波形(RAMP波形)の参照信号、即ち電圧の変化を時間の変化に変換するための参照信号を複数生成する。本例の場合、参照信号生成部31は、例えば参照信号1生成回路311および参照信号2生成回路312の2つの生成回路によって構成され、2つの異なる参照信号1,2を生成する。2つの異なる参照信号1,2の詳細については後述する。
スイッチ部32には、2系統のスイッチ321,322が設けられている。スイッチ321は、2つの異なる参照信号1,2に対応して同色の画素20の画素列に属する2本の垂直信号線18,18間に接続され、当該2本の垂直信号線18,18を適宜短絡する。本実施形態に係るCMOSイメージセンサ10Aの場合、画素アレイ部12にはRの画素とG(Gb)の画素とが列方向で交互に並ぶRG画素列V0,V2,…,Vn−1と、G(Gr)の画素とBの画素とが列方向で交互に並ぶGB画素列V1,V3,…,Vnとが交互に配列されている。
このRG画素列およびGB画素列の配列に対して、RG画素列V0,V2,…,Vn−1に属する隣り合う2本の垂直信号線18,18を単位として、当該2本の垂直信号線18,18間にスイッチ321が接続される。同様に、GB画素列V1,V3,…,Vnに属する隣り合う2本の垂直信号線18,18を単位として、当該2本の垂直信号線18,18間にスイッチ321が接続される。
スイッチ322は、画素アレイ部12の画素列ごとに設けられており、参照信号生成部31で生成される2つの参照信号1,2を2入力とし、いずれか一方の参照信号を選択して比較器141の一方の入力端子(例えば、非反転入力端子)に比較基準入力として供給する。スイッチ部32のスイッチ311,312の切替え制御は、システム制御部16による制御の下に実行される。
AD変換回路140において、比較器141は、スイッチ322を通して択一的に比較基準入力として与えられる参照信号1または参照信号2を一方の入力(例えば、非反転入力)とし、垂直信号線18を通して比較対象入力として与えられるアナログ画素信号を他方の入力(例えば、反転入力)とする。そして、比較器141は、比較対象入力であるアナログ画素信号を比較基準入力である参照信号1または参照信号2と画素列ごとに比較する。この比較開始と同時に、カウンタ142がカウント動作を開始する。カウンタ142は、例えばアップ(U)/ダウン(D)カウンタからなり、一定周期のクロックに同期してカウント動作を行う。
比較器141は、アナログ画素信号と参照信号1または参照信号2とが交差すると(等しくなると)、その出力の極性が反転する。カウンタ142は、比較器141の出力の極性反転のタイミングでカウント動作を停止する。すなわち、カウンタ142は、比較器141の比較開始から比較完了までの時間を計測する。そして、カウンタ142の最終的なカウント値が、アナログ画素信号の大きさを時間情報で表わすデジタルデータ(画素データ)となる。このデジタルデータは、列走査部15による列走査により、当該列走査に同期して順にオンする水平走査スイッチ(図示せず)を通して水平バス19に順次読み出される。
以上説明した本実施形態に係るCMOSイメージセンサ10Aは、次の3点について特徴としている。第1は、同色の画素20の画素列に属する2本の垂直信号線18,18を短絡するスイッチ321を有する点である。第2は、比較器141の参照信号として複数の異なる参照信号、例えば2つの異なる参照信号1,2を用いる点である。第3は、2つの異なる参照信号1,2のいずれかを選択して比較器141に与えるスイッチ322を有する点である。
スイッチ321は、画素アレイ部12の各画素20の全てから信号を読み出す全画素読出しモードではオフ(開)状態にある。一方、あらかじめ定められた画素列の画素からのみ信号の読出しを行い、残りの画素列の画素からは信号の読出しを行わない水平間引き処理を行う水平間引き読出しモードでは、システム制御部16による制御の下に、スイッチ321はオン(閉)状態となる。
[2−2.全画素読出しモード]
全画素読出しモードでは、スイッチ321がオフ状態にあるとともに、全画素列に属するスイッチ322が参照信号1を選択する状態にある。全画素読出しモードでAD変換に用いられる参照信号1は、図4のタイミング波形図に示すように、最大値から最小値に向けて一定の角度をもって下降する傾斜状波形の信号である。最大値と最小値の幅が参照信号1のダイナミックレンジであり、このダイナミックレンジは画素信号の最小値(黒レベル)と最大値(白レベル/飽和レベル)に対応して決められる。
ここで、全画素読出しモードの場合のAD変換動作について図4のタイミング波形図を用いて説明する。
ある選択行において、単位画素20からの垂直信号線18への1回目の読出し動作が安定した後、参照信号1生成回路311からスイッチ322を介して参照信号1が比較器141に与えられる。すると、比較器141において、垂直信号線18を通して与えられる信号と参照信号1との比較動作が開始される。この比較動作の開始と同時にカウンタ142が例えばダウンカウントを開始する。
この1回目の読出し動作では、単位画素20のリセットレベル(いわゆる、P相のレベル)の読出しが行われる。このリセットレベルには、単位画素20ごとにばらつく固定パターンノイズがオフセットとして含まれている。そして、1回目の比較動作において、垂直信号線18を通して与えられるリセットレベルと参照信号1とが等しくなった(交差した)ときに比較器141の出力の極性が反転する。この比較器141の反転出力を受けて、カウンタ142がダウンカウントを停止する。このときのカウンタ142のカウント値は、リセットレベルの大きさを表わす値となる。
2回目の読出し動作では、リセットレベルに加えて単位画素20ごとの入射光量に応じた信号レベル(いわゆる、D相のレベル)の読出しが、1回目の読出しと同様の動作によって行われる。すなわち、ある選択行において、単位画素20から垂直信号線18への2回目の読出し動作が安定した後、参照信号1生成回路311からスイッチ322を介して参照信号1が比較器141に与えられる。すると、比較器141において、垂直信号線18を通して与えられる信号レベルと参照信号1との比較動作が開始される。
2回目の比較動作の開始と同時に、カウンタ142で2回目のカウント動作が開始される。この2回目のカウント動作では、カウンタ142は、1回目のカウント値、即ちリセットレベルの大きさを表わすカウント値からアップカウントを行う。そして、2回目の比較動作において、垂直信号線18を通して与えられる信号レベルと参照信号1とが等しくなったときに、比較器141の出力の極性が反転する。この比較器141の反転出力を受けて、カウンタ142がアップカウントを停止する。このときのカウンタ142のカウント値は、リセットレベルの大きさを表わす値となる。
上述した2回の読出し動作、比較動作およびカウント動作により、ノイズレベルが除去された純粋な信号レベルがデジタル値に変換(AD変換)される。具体的には、カウンタ142において、1回目のカウント動作ではノイズレベルについてダウンカウントが行われ、2回目のカウント動作ではダウンカウントの最終カウント値から信号レベルについてアップカウントが行われる。
すなわち、カウンタ142によるダウン/アップカウントにより、(ノイズレベルを含む信号レベル)−(ノイズレベル)の演算動作が行われるために、ノイズレベルが除去された純粋な信号レベルについてAD変換が行われる。そして、以上説明した一連の動作が順次画素行ごとに繰り返されることによって画素アレイ部12の各画素20の全てから信号の読出しが行われ、その結果、高解像度の2次元画像が生成される。
[2−3.水平間引き読出しモード]
次に、あらかじめ定められた画素列の画素からのみ信号の読出しを行う水平間引き読出しモードの場合のAD変換動作について説明する。本実施形態に係るCMOSイメージセンサ10Aにおける水平間引き読出しモードでは、水平4画素につき2画素を間引き、2画素の信号を読み出す例となる。これにより、水平方向の画素の情報量は1/2になる。
本実施形態に係るCMOSイメージセンサ10Aにおいて、水平4画素のうち2画素の信号のみを読み出すには、図5に示す斜線枠で囲んだ2つの画素列の画素については、図2の選択トランジスタ25をオフ状態にして垂直信号線18から電気的に切り離す。ここでは、例えば4つの画素列V0〜V3のうち、画素列V2,V3の各画素の選択トランジスタ25をオフ状態にして垂直信号線18から電気的に切り離す。そして、残りの2つの画素列V0,V1の各画素については選択トランジスタ25をオン状態にして垂直信号線18に対して電気的に接続する。
ここで、図1に示すCMOSイメージセンサ10について説明したように、行走査部13による走査は、図2に示す選択線173を通して行単位で実行される。すなわち、選択トランジスタ25のオフ/オフ制御は、画素行ごとに1本の選択線173を通して行われる。これに対して、本実施形態に係るCMOSイメージセンサ10Aの場合は、同じ画素行でも選択トランジスタ25がオフ状態となる画素と選択トランジスタ25がオン状態となる画素とを存在させる必要がある。これを実現するためには、選択線173は画素行ごとに2系統設けられることになる。
4つの画素列を単位として、2つの画素列の各画素を垂直信号線18から電気的に切り離した状態において、スイッチ部32のスイッチ321については全てオン状態にする。例えば4つの画素列V0〜V3の単位においては、スイッチ321がオン状態になることで、同色の画素列、本例ではRG画素列V0,V2に属する垂直信号線18,18がスイッチ321によって短絡された状態となる。
水平間引き読出しモードでは、比較器141に与える参照信号として、参照信号1に加えて参照信号2を用いることになる。画素列V0,V1に対応するスイッチ322は、参照信号1生成回路311で生成される参照信号1を選択して比較器141に供給する。また、垂直信号線18から画素が電気的に切り離された画素列V2,V3に対応するスイッチ322は、参照信号2生成回路312で生成される参照信号2を選択して比較器141に供給する。
参照信号1は、基本的に、全画素読出しモードで用いる参照信号1と同じである。ただし、ダイナミックレンジ(最大値と最小値の幅)は1/2である。参照信号2は参照信号1とは異なる参照信号である。この参照信号2の波形の違いによってAD変換動作が異なってくる。以下に、参照信号2の波形の違いによる2つの実施例に係るAD変換動作について説明する。
水平間引き読出しモードでも、全画素読出しモードの場合と同様に、先ずノイズレベル(P相のレベル)を読み出してAD変換を行い、次いで信号レベル(D相のレベル)を読み出してAD変換を行いつつノイズ除去を行う動作が行われる。ただし、以下に説明する水平間引き読出しモードでは、信号レベル(D相のレベル)を読み出してAD変換を行う場合の動作を中心に説明するものとする。
(2−3−1.実施例1)
実施例1に係るAD変換動作について、図6のタイミング波形図を用いて説明する。図6に示すように、本実施例1で用いる参照信号1は、全画素読出しモードで用いる参照信号1と同じ傾きを持つ傾斜状波形の信号であるが、当該参照信号1のダイナミックレンジは全画素読出しモードで用いる参照信号1のダイナミックレンジの1/2である。これにより、本実施例1で用いる参照信号1は、画素信号の最大振幅の1/2以下のレベルについてのAD変換を担うことになる。
一方、本実施例1で用いる参照信号2は、全画素読出しモードで用いる参照信号1のダイナミックレンジの1/2のオフセットを、本実施例1で用いる参照信号1から引いた信号、即ち当該参照信号1と同じ傾きの信号である。これにより、本実施例1で用いる参照信号2は、画素信号の最大振幅の1/2以上のレベルについてのAD変換を担うことになる。
図5において、例えばRG画素列V0に着目すると、水平間引き読出しモード時には、RG画素列V0の画素の信号は、RG画素列V0の比較器141に入力されるとともに、スイッチ321を介してRG画素列V2の比較器141に入力される。このとき、RG画素列V0のスイッチ322は参照信号1を選択してRG画素列V0の比較器141に供給し、RG画素列V2のスイッチ322は参照信号2を選択してRG画素列V2の比較器141に供給する。
これにより、RG画素列V0の比較器141はRG画素列V0の画素の信号と参照信号1との比較を開始し、これに応答して、RG画素列V0のカウンタ142がカウント動作を開始する。ここで、RG画素列V0の画素の信号レベルが参照信号1のダイナミックレンジ内のときは、画素の信号レベルと参照信号1とが等しくなったときにRG画素列V0のカウンタ142はカウント動作を停止する。そして、このときのカウンタ142のカウント値がRG画素列V0の画素の信号のデジタル値となる。RG画素列V0の画素の信号レベルが参照信号1のダイナミックレンジ外のときは、RG画素列V0のカウンタ142は最大カウント値までカウント動作を行う。
一方、RG画素列V2の比較器141はRG画素列V0の画素の信号と参照信号2との比較を開始し、これに応答して、RG画素列V2のカウンタ142がカウント動作を開始する。そして、画素の信号レベルと参照信号2とが等しくなったときにRG画素列V2の比較器141の出力の極性が反転し、これを受けてRG画素列V2のカウンタ142はカウント動作を停止する。
そして、このときのRG画素列V2のカウンタ142のカウント値を、RG画素列V0のカウンタ142の最大カウント値に単純に加算した値がRG画素列V0の画素の信号のデジタル値となる。このカウント値を加算する演算は、例えば外部の信号処理回路(例えば、DSP回路)で行われることになる。
(2−3−2.実施例2)
実施例2に係るAD変換動作について、図7のタイミング波形図を用いて説明する。図7に示すように、本実施例2で用いる参照信号1は、実施例1の場合同様に、全画素読出しモードで用いる参照信号1と同じ傾きを持つ傾斜状波形の信号であり、そのダイナミックレンジは全画素読出しモードで用いる参照信号1のダイナミックレンジの1/2となっている。これにより、本実施例2で用いる参照信号1は、画素信号の最大振幅の1/2以下のレベルについてのAD変換を担うことになる。
一方、本実施例2で用いる参照信号2は、実施例1で用いる参照信号2とは傾きが正反対の信号である。すなわち、参照信号2は、全画素読出しモードで用いる参照信号1のダイナミックレンジの1/2のオフセットを、本実施例2で用いる参照信号1から引いた信号でかつ当該参照信号1とは傾きが正反対の信号である。これにより、本実施例2で用いる参照信号2は、画素信号の最大振幅の1/2以上のレベルについてのAD変換を担うことになる。
水平間引き読出しモードでのAD変換動作は、基本的に、実施例1の場合と同様にして行われる。ただし、RG画素列V2のカウンタ142の最大カウント値をCNTmaxとし、実際のカウント値をCNT0とするときに、(CNTmax−CNT0)が実施例1の場合のRG画素列V2のカウンタ142のカウント値に相当する。これは、参照信号2が実施例1で用いる参照信号2と傾きが正反対であるためである。したがって、外部の信号処理回路での演算処理では、(CNTmax−CNT0)なる演算を行い、その演算結果とRG画素列V0のカウンタ142の最大カウント値とを加算する処理を行うことになる。
または、カウンタ142はアップ/ダウンカウンタであることから、RG画素列V2のカウンタ142に最大カウント値をセットし、この最大カウント値からダウンカウントを行うようにしても良い。この場合のRG画素列V2のカウンタ142の最終カウント値が(CNTmax−CNT0)となる。したがって、外部の信号処理回路での演算処理では実施例1の場合と同様に、RG画素列V0のカウンタ142の最大カウント値に対してRG画素列V2のカウンタ142の最終カウント値を単純に加算する処理を行えば良いことになる。
[2−4.実施形態の作用効果]
本実施形態に係るCMOSイメージセンサ10によれば、水平間引き読出しモードを有し、水平間引き読出しによって水平方向の画素情報を削減(本例では、1/2)することで、フレームレートの向上を図ることができる。特に、周知の垂直間引き読出しや垂直切出しなどと水平間引き読出しを組み合わせ、その間引き率を適宜設定することで、撮像画像の縦横のバランスを維持できる。
また、2つの参照信号1,2を用いて2つの比較器141,141で比較動作について並設処理することによってAD変換時間を短縮できる。特に、参照信号1として全画素読出しモードで用いる参照信号1のダイナミックレンジの1/2の信号を用い、ダイナミックレンジの不足分を参照信号2で補うことで、AD変換時間、特に信号レベルについてAD変換を行うD相期間を短縮できる。すなわち、参照信号1のダイナミックレンジを全画素読出しモードの場合の1/2とすることで、全画素読出しモードでのD相期間をTとしたとき(図4参照)、水平間引き読出しモードではD相期間をT/2に削減できる。これにより、水平間引き読出しモードでのフレームレートをさらに向上できる。
<3.参考例>
ところで、フレームレートの向上を図る手法として、1本の垂直信号線18に対して2つの比較器を接続するとともに、これら比較器に対して2種類の参照信号1,2をそれぞれ入力し、2つの比較器で並列処理を行うことによりAD変換時間を短縮する手法も考えられる。この手法を採るCMOSイメージセンサ10Bを参考例として以下に説明する。
図8は、参考例に係るCMOSイメージセンサ10Bのシステム構成の概略を示すシステム構成図である。図8において、図3と同等部分(対応する部分)には同一符号を付して示し、その詳細な説明については重複するので省略する。
図8に示すように、本参考例に係るCMOSイメージセンサ10Bにおいて、AD変換回路140は、1つの画素列につき2つの比較器141−1,141−2を有する。この2つの比較器141−1,141−2は、垂直信号線18を通して単位画素20から供給されるアナログ画素信号を反転(−)入力とする。比較器141−1は、参照信号1生成回路311で生成される参照信号1を非反転(+)入力する。比較器141−2は、参照信号2生成回路312で生成される参照信号2を非反転(+)入力する。
2つの比較器141−1,141−2の比較結果はカウンタ142に与えられる。カウンタ142は、2つの比較器141−1,141−2の比較時間をカウントし、比較器141−1,141−2のいずれか一方の出力の極性が先に反転すると、これを受けてカウント動作を停止する。
上記構成のCMOSイメージセンサ10Bにおいて、2つの比較器141−1,141−2で並列処理を行うことによってAD変換時間を短縮し、フレームレートの向上を図ることができる。ただし、1つの画素列につき少なくとも2つの比較器141−1,141−2が必要となるために回路規模および回路面積が増大する。
これに対して、先述した実施形態に係るCMOSイメージセンサ10Aによれば、1つの画素列につき1つの比較器141でAD変換時間を短縮し、フレームレートの向上を図ることができる。したがって、1つの画素列につき少なくとも2つの比較器141−1,141−2を用いる場合に比べて回路規模および回路面積を縮小できる。
<4.変形例>
上記実施形態では、AD変換回路140において、カウンタ142としてアップ/ダウンカウンタを用い、当該カウンタ142のアップカウント/ダウンカウントの制御によってノイズ除去を行うとしたが、これに限られるものではない。すなわち、カウンタ142として一方向のカウンタを用い、ノイズレベルについてのカウント値と信号レベルについてのカウント値とを外部の信号処理回路(例えば、DSP回路)で演算することによってノイズ除去を行うようにすることも可能である。
また、上記実施形態では、比較器で用いる参照信号として、2つの異なる参照信号1,2を用いるとしたが、これは一例に過ぎず、3以上の異なる参照信号を用いることも可能である。例えば、3つの異なる参照信号1,2,3を用いる場合には、参照信号1のダイナミックレンジを全画素読出しモードで用いる参照信号1のダイナミックレンジの1/3に設定する。
そして、参照信号1から当該ダイナミックレンジの1/3のオフセットを引いた参照信号2と、さらに1/3のオフセットを引いた参照信号3とすれば良い。このとき、3つの異なる参照信号1,2,3に対応して、3つの画素列に属する比較器141を用いて並行して比較動作を行うことになる。
また、上記実施形態では、可視光の光量に応じた信号電荷を物理量として検知する単位画素が行列状に2次元配列されてなるCMOSイメージセンサに適用した場合を例に挙げて説明したが、これに限られるものではない。すなわち、本発明は、カラムAD変換方式を採る固体撮像装置全般に対して適用可能である。
また、本発明は、可視光の入射光量の分布を検知して画像として撮像する固体撮像装置への適用に限らず、赤外線やX線、あるいは粒子等の入射量の分布を画像として撮像する固体撮像装置に適用可能である。さらに、広義の意味として、圧力や静電容量など、他の物理量の分布を検知して画像として撮像する指紋検出センサ等の物理量分布検知装置を固体撮像装置とする場合もある。
なお、固体撮像装置はワンチップとして形成された形態であってもよいし、撮像部と、信号処理部または光学系とがまとめてパッケージングされた撮像機能を有するモジュール状の形態であってもよい。
<5.電子機器>
本発明に係る固体撮像装置は、画像取込部(光電変換部)に固体撮像装置を用いる電子機器全般に搭載して用いることができる。電子機器としては、デジタルスチルカメラやビデオカメラ等の撮像装置(カメラシステム)や、携帯電話機などの撮像機能を有する携帯端末装置や、画像読取部に固体撮像装置を用いる複写機などが挙げられる。なお、電子機器に搭載されるカメラモジュールを撮像装置とする場合もある。
(撮像装置)
図9は、本発明に係る電子機器の一つである例えば撮像装置の構成の一例を示すブロック図である。図9に示すように、本発明に係る撮像装置100は、レンズ群101等を含む光学系、撮像素子102、カメラ信号処理部であるDSP回路103、フレームメモリ104、表示装置105、記録装置106、操作系107および電源系108等を有している。そして、DSP回路103、フレームメモリ104、表示装置105、記録装置106、操作系107および電源系108がバスライン109を介して相互に接続された構成となっている。
レンズ群101は、被写体からの入射光(像光)を取り込んで撮像素子102の撮像面上に結像する。撮像素子102は、レンズ群101によって撮像面上に結像された入射光の光量を画素単位で電気信号に変換して画素信号として出力する。この撮像素子102として、先述した実施形態に係るCMOSイメージセンサ等の固体撮像装置を用いることができる。DSP回路103は、周知のカメラ信号処理を行うとともに、先述したAD変換の際にカウンタ142のカウント値の演算処理を行う。
表示装置105は、液晶表示装置や有機EL(electro luminescence)表示装置等のパネル型表示装置からなり、撮像素子102で撮像された動画または静止画を表示する。記録装置106は、撮像素子102で撮像された動画または静止画を、ビデオテープやDVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体に記録する。
操作系107は、ユーザによる操作の下に、本撮像装置が持つ様々な機能について操作指令を発する。電源系108は、DSP回路103、フレームメモリ104、表示装置105、記録装置106および操作系107の動作電源となる各種の電源を、これら供給対象に対して適宜供給する。
このような撮像装置100は、ビデオカメラやデジタルスチルカメラ、さらには携帯電話機等のモバイル機器向けのカメラモジュールに適用される。この撮像装置100において、撮像素子102として先述した実施形態に係るCMOSイメージセンサを用いることで、当該CMOSイメージセンサは水平間引き読出しによってフレームレートを向上できる。その結果、高速撮像を実現できるとともに、垂直間引き読出しや垂直切出し等との併用によって撮像画像の縦横のバランスを維持できる。
10,10A,10B…CMOSイメージセンサ、11…半導体基板(チップ)、12…画素アレイ部、13…行走査部、14…カラム処理部、15…列走査部、16…システム制御部、17…画素駆動線、18…垂直信号線、20…単位画素、21…フォトダイオード、22…転送トランジスタ、23…リセットトランジスタ、24…増幅トランジスタ、25…選択トランジスタ、26…FD(フローティングディフュージョン)部、31…参照信号生成部、32…スイッチ部、140…AD変換回路、141,141−1,141−2…比較器、142…アップ/ダウンカウンタ

Claims (8)

  1. 光電変換素子を含む画素が行列状に配置され、画素列ごとに垂直信号線が配線された画素アレイ部と、
    前記画素アレイ部の画素列ごとに設けられ、前記垂直信号線を通して前記画素から供給されるアナログ信号を比較対象入力とする比較器および当該比較器の比較開始から比較完了までの時間を計測するカウンタを有するアナログ−デジタル変換回路と、
    傾斜状波形の複数の参照信号を生成する参照信号生成部と、
    前記画素アレイ部の特定の画素列群の画素から前記垂直信号線に信号を読み出す間引き読出しモードのときに、当該特定の画素列群の1つの画素列に属する前記垂直信号線と、前記特定の画素列群以外の画素列群に属し、画素から信号が読み出されない前記垂直信号線とを短絡する第1のスイッチと、
    前記間引き読出しモードのときに、前記1つの画素列に属する前記比較器と前記特定の画素列群以外の画素列群に属する前記比較器とに対して前記複数の参照信号をそれぞれ比較基準入力として与える第2のスイッチと
    を備える固体撮像装置。
  2. 前記特定の画素列群以外の画素列群の画素は、前記間引き読出しモードのときに前記垂直信号線から電気的に切り離される
    請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記画素アレイ部の全画素から信号を読み出す全画素読み出しモードのときは、前記第1のスイッチはオフ状態となり、前記第2のスイッチは前記複数の参照信号のうちの1つの参照信号を前記画素アレイ部の全画素列に属する前記比較器に対して比較基準入力として与える
    請求項1記載の固体撮像装置。
  4. 前記複数の参照信号が2つの参照信号であるとき、前記間引き読出しモードのときに用いる前記2つの参照信号の一方の参照信号のダイナミックレンジは、前記全画素読み出しモードのときに用いる前記1つの参照信号のダイナミックレンジの1/2である
    請求項3記載の固体撮像装置。
  5. 前記2つの参照信号の他方の参照信号は、前記一方の参照信号から前記1つの参照信号のダイナミックレンジの1/2のオフセットを引いた信号である
    請求項4記載の固体撮像装置。
  6. 前記2つの参照信号の他方の参照信号は、前記一方の参照信号から前記1つの参照信号のダイナミックレンジの1/2のオフセットを引いた信号でかつ前記一方の参照信号とは傾きが正反対の信号である
    請求項4記載の固体撮像装置。
  7. 光電変換素子を含む画素が行列状に配置され、画素列ごとに垂直信号線が配線された画素アレイ部と、
    前記画素アレイ部の画素列ごとに設けられ、前記垂直信号線を通して前記画素から供給されるアナログ信号を比較対象入力とする比較器および当該比較器の比較開始から比較完了までの時間を計測するカウンタを有するアナログ−デジタル変換回路と、
    傾斜状波形の複数の参照信号を生成する参照信号生成部と
    を備える固体撮像装置のアナログ−デジタル変換に当たって、
    前記画素アレイ部の特定の画素列群の画素から前記垂直信号線に信号を読み出す間引き読出しモードのときに、当該特定の画素列群の1つの画素列に属する前記垂直信号線と、前記特定の画素列群以外の画素列群に属し、画素から信号が読み出されない前記垂直信号線とを短絡するとともに、
    前記1つの画素列に属する前記比較器と前記特定の画素列群以外の画素列群に属する前記比較器とに対して前記複数の参照信号をそれぞれ比較基準入力として与える
    固体撮像装置のアナログ−デジタル変換方法。
  8. 光電変換素子を含む画素が行列状に配置され、画素列ごとに垂直信号線が配線された画素アレイ部と、
    前記画素アレイ部の画素列ごとに設けられ、前記垂直信号線を通して前記画素から供給されるアナログ信号を比較対象入力とする比較器および当該比較器の比較開始から比較完了までの時間を計測するカウンタを有するアナログ−デジタル変換回路と、
    前記画素アレイ部の特定の画素列群の画素から前記垂直信号線に信号を読み出す間引き読出しモードのときに、当該特定の画素列群の1つの画素列に属する前記垂直信号線と、前記特定の画素列群以外の画素列群に属し、画素から信号が読み出されない前記垂直信号線とを短絡する第1のスイッチと、
    傾斜状波形の複数の参照信号を生成する参照信号生成部と、
    前記間引き読出しモードのときに、前記1つの画素列に属する前記比較器と前記特定の画素列群以外の画素列群に属する前記比較器とに対して前記複数の参照信号をそれぞれ比較基準入力として与える第2のスイッチと
    を備える固体撮像装置を有する電子機器。
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