JP2015103656A - 液処理装置、液処理方法及び記憶媒体 - Google Patents

液処理装置、液処理方法及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】回転している基板にノズルから処理液を供給して液処理を行うときに、基板の中央側と周縁側との間の温度差を抑え、基板の面内で均一性の高い処理を行うこと図ること。【解決手段】基板Wを基板保持部30に保持させて回転させ、ノズル移動機構により主ノズル部30aの主ノズル411Aを、エッチング液が基板Wの中心を通る第1位置とこの第1位置よりも基板Wの周縁側の第2位置との間で移動させながらエッチング液を吐出する。そして第1位置よりも基板の周縁側の第3位置に設定された副ノズル40bの副ノズル411Bから、主ノズル411Aよりも多い吐出流量で基板Wにエッチング液を吐出する。【選択図】図3

Description

本発明は、基板保持部に保持された基板を回転させながらノズルから処理液を供給して基板に対して液処理を行う技術に関する。
半導体基板に対する液処理として、エッチング液を供給してエッチングする処理、洗浄液を供給して洗浄する処理、メッキ液や絶縁膜の前駆体を含む液を供給して塗布膜を形成する処理などが知られている。このような液処理を行う手法の一つとして、基板保持部に基板を保持して回転させ、ノズルから基板の中心部に処理液を供給し、基板の遠心力により処理液を基板の表面全体に広げる手法が知られている。
そして液処理の種別によっては、基板の表面の温度分布により処理結果が左右され、例えばエッチング処理の場合には、基板の表面のエッチング速度が温度分布により面内で不均一になり、デバイスの歩留まりの低下の一因になる懸念がある。このため、ノズルから基板に処理液を供給するにあたって、基板の面内の温度分布の均一性を高める技術が望まれている。
特許文献1には、回転している基板にメッキ液を供給する手法において、第1ノズルと第1ノズルよりも基板の中心部に近い位置を通る第2ノズルとを用い、第1のノズルから吐出されるメッキ液の温度が第2のノズルから吐出されるメッキ液の温度よりも高く設定されている手法が記載されている。しかしこの手法では、基板の面内温度分布についてかなり高い均一性が要求される場合には十分な手法とは言い難い。
特開2013−10994号公報(段落0010、0112及び図17)
本発明はこのような事情の下になされたものであり、その目的は、回転している基板にノズルから処理液を供給して液処理を行うときに、基板の中央側と周縁側との間の温度差を抑え、基板の面内で均一性の高い処理を行うことができる技術を提供することにある。
本発明の液処理装置は、基板を水平に保持するための基板保持部と、
この基板保持部を鉛直軸周りに回転させるための回転機構と、
前記基板保持部に保持された基板の表面に処理液を供給するための主ノズルと、
前記主ノズルを、吐出した処理液が基板の中心を通る第1位置とこの第1位置よりも基板の周縁側の第2位置との間で往復移動させると共に基板の上方と待機位置との間で移動させるためのノズル移動機構と、
前記第1位置よりも基板の周縁側の第3位置に処理液を吐出する副ノズルと、を備え、
前記副ノズルの処理液の吐出流量は、主ノズルの処理液の吐出流量よりも多く設定されていることを特徴とする。
前記液処理装置は、下記の構成を備えていてもよい。
(a)前記第3位置は、基板の中心から見て、前記主ノズルにおける基板上の処理液の吐出位置から回転方向に180度よりも大きく、270度以下の開き角度だけ離れた位置に設定されていること。
(b)前記第3位置の基板の中心からの距離は、前記第2位置の基板の中心からの距離と同一であること。
(c)前記基板の中心部から周縁部に至るまでの基板の温度の最大値と最小値との差が1.5℃以内であること。また、前記基板の中心部から周縁部に至るまでの基板の温度の最大値をMax、最小値をMinとすると、
[(Max−Min)/{(Max+Min)/2}]×100≦5.0%であること。
(d)前記第2位置は、基板の周縁から45mm中心側に寄った位置よりも中心側に位置していること。
本発明によれば、基板の中央側と周縁側との間の温度差が抑えられ、基板の面内で均一性の高い処理を行うことができる。
本発明の実施の形態に係る処理ユニットを備えた基板処理システムの概要を示す平面図である。 前記処理ユニットの概要を示す縦断側面図である。 保持部に保持されたウエハの近傍領域の拡大図である。 前記処理ユニットの平面図である。 エッチング液の吐出位置の違いによるウエハの面内温度分布の変化を示す説明図である。 主ノズル及び副ノズルから吐出される処理液の流れを示す説明図である。 主ノズルの移動範囲と副ノズルの配置位置との関係を示す平面図である。 主ノズルの移動経路の変形例と副ノズルの配置位置との関係を示す平面図である。 エッチング液の吐出方法とウエハの温度分布との関係を示す説明図である。 主ノズルの移動範囲とウエハの温度分布との関係を示す説明図である。
図1は、本実施形態に係る基板処理システムの概略構成を示す図である。以下では、位置関係を明確にするために、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする。
図1に示すように、基板処理システム1は、搬入出ステーション2と、処理ステーション3とを備える。搬入出ステーション2と処理ステーション3とは隣接して設けられる。
搬入出ステーション2は、キャリア載置部11と、搬送部12とを備える。キャリア載置部11には、複数枚の基板、本実施形態では半導体ウエハ(以下ウエハW)を水平状態で収容する複数のキャリアCが載置される。
搬送部12は、キャリア載置部11に隣接して設けられ、内部に基板搬送装置13と、受渡部14とを備える。基板搬送装置13は、ウエハWを保持するウエハ保持機構を備える。また、基板搬送装置13は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、ウエハ保持機構を用いてキャリアCと受渡部14との間でウエハWの搬送を行う。
処理ステーション3は、搬送部12に隣接して設けられる。処理ステーション3は、搬送部15と、複数の処理ユニット16とを備える。複数の処理ユニット16は、搬送部15の両側に並べて設けられる。
搬送部15は、内部に基板搬送装置17を備える。基板搬送装置17は、ウエハWを保持するウエハ保持機構を備える。また、基板搬送装置17は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、ウエハ保持機構を用いて受渡部14と処理ユニット16との間でウエハWの搬送を行う。
処理ユニット16は、基板搬送装置17によって搬送されるウエハWに対して所定の基板処理を行う。
また、基板処理システム1は、制御装置4を備える。制御装置4は、たとえばコンピュータであり、制御部18と記憶部19とを備える。記憶部19には、基板処理システム1において実行される各種の処理を制御するプログラムが格納される。制御部18は、記憶部19に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって基板処理システム1の動作を制御する。
なお、かかるプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から制御装置4の記憶部19にインストールされたものであってもよい。コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体としては、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
上記のように構成された基板処理システム1では、まず、搬入出ステーション2の基板搬送装置13が、キャリア載置部11に載置されたキャリアCからウエハWを取り出し、取り出したウエハWを受渡部14に載置する。受渡部14に載置されたウエハWは、処理ステーション3の基板搬送装置17によって受渡部14から取り出されて、処理ユニット16へ搬入される。
処理ユニット16へ搬入されたウエハWは、処理ユニット16によって処理された後、基板搬送装置17によって処理ユニット16から搬出されて、受渡部14に載置される。そして、受渡部14に載置された処理済のウエハWは、基板搬送装置13によってキャリア載置部11のキャリアCへ戻される。
図2に示すように、処理ユニット16は、チャンバ20と、基板保持機構30と、処理流体供給部40と、回収カップ50とを備える。
チャンバ20は、基板保持機構30と処理流体供給部40と回収カップ50とを収容する。チャンバ20の天井部には、FFU(Fan Filter Unit)21が設けられる。FFU21は、チャンバ20内にダウンフローを形成する。
基板保持機構30は、保持部31と、支柱部32と、駆動部33とを備える。保持部31は、ウエハWを水平に保持する。支柱部32は、鉛直方向に延在する部材であり、基端部が駆動部33によって回転可能に支持され、先端部において保持部31を水平に支持する。駆動部33は、支柱部32を鉛直軸まわりに回転させる。かかる基板保持機構30は、駆動部33を用いて支柱部32を回転させることによって支柱部32に支持された保持部31を回転させ、これにより、保持部31に保持されたウエハWを回転させる。
処理流体供給部40は、ウエハWに対して処理流体を供給する。処理流体供給部40は、処理流体供給源70に接続される。
回収カップ50は、保持部31を取り囲むように配置され、保持部31の回転によってウエハWから飛散する処理液を捕集する。回収カップ50の底部には、排液口51が形成されており、回収カップ50によって捕集された処理液は、かかる排液口51から処理ユニット16の外部へ排出される。また、回収カップ50の底部には、FFU21から供給される気体を処理ユニット16の外部へ排出する排気口52が形成される。
以上に概略構成を説明した処理ユニット16は、本実施の形態の液処理装置に相当する。当該処理ユニット16は、ウエハWの表面に処理液を供給したとき、ウエハW面内の温度の最大値と最小値との差ΔTを1.5℃以内の例えば1℃以内に抑えるため、2種類のノズル部40a、40b(図2に示した処理流体供給部40に相当する)を用いて液処理を行う構成となっている。
以下、図3〜図7を参照しながら、前記処理ユニット16を、例えば半導体装置の配線工程にてウエハW表面に形成されたメタル膜に有機系のエッチング液を供給して不要なメタルの剥離及び異物の除去を行うエッチングユニットとして構成した場合を例に挙げて説明する。
図3は、図2に示した処理ユニット16の保持部31に保持されたウエハWの近傍領域を拡大して模式的に示した図である。この図に示すように処理ユニット16には、ウエハWの全面にエッチング液を供給する主ノズル部40aと、主ノズル部40aから供給されたエッチング液によってウエハWの面内に形成される温度分布を調整するための副ノズル部40bと、を備えている。
主ノズル部40aは、共通のノズルヘッド41Aに、ウエハWに対してエッチング液を供給するエッチングノズル411Aと、DIW(DeIonized Water)などのリンス液を供給するリンスノズル412Aとを設けた構造となっている。図3、図6に示すようにこれらのノズル411A、412Aは、下方側へ向けて各処理液(エッチング液、リンス液)を直線状に吐出する(副ノズル部40bにおいても同じ)。
図4に示すように、主ノズル部40aのノズルヘッド41Aは、保持部31に保持されたウエハWに沿って伸びるノズルアーム42Aの先端部に設けられ、ウエハWの上面(被処理面)の上方側に配置される。このノズルアーム42Aの基端部は、ガイドレール44上を走行自在なスライダー43によって支持され、スライダー43をガイドレール44上で移動させることにより、当該ウエハWの中央側から周縁側にかけての領域にて、ウエハWの半径方向に沿って、主ノズル部40aを横方向に自由に移動させることができる。また、主ノズル部40aは、ウエハWの上方から側方へと退避した待機位置にも移動することができる。ガイドレール44やスライダー43、ノズルアーム42Aやノズルヘッド41Aは、主ノズル部40aに設けられたエッチングノズル411Aのノズル移動機構に相当する。なお、後述の図8のように、スライダー43を曲線状に動かすためにガイドレール44を縦方向に可動できるように構成してもよい。
一方、副ノズル部40bについても、共通のノズルヘッド41Bに、ウエハWに対してエッチング液を供給するエッチングノズル411Bと、リンス液を供給するリンスノズル412Bとを設けた構造となっている点は、主ノズル部40aと同様である。
副ノズル部40bのノズルヘッド41Bは、保持部31に保持されたウエハWに沿って伸びるノズルアーム42Bの先端部に設けられ、当該ウエハWの上方側に配置される。図4に示すように、ノズルアーム42Bの基端部は駆動部46にて回転自在な回転軸45にて支持され、ウエハWの周縁側の予め設定された処理位置(図4中、実線で示してある)と、ウエハWの上方から側方へと退避した待機位置(同図中、破線で示してある)との間を移動することができる。駆動部46やノズルアーム42B、ノズルヘッド41Bは、副ノズル部40bに設けられたエッチングノズル411Bの、主ノズル部40a側とは別個のノズル移動機構に相当する。
主ノズル部40a及び副ノズル部40bのエッチングノズル411A,Bは、ノズルヘッド41A,Bやノズルアーム42A,Bを介してエッチング液供給源701(図2の処理液流体供給源70に相当する)に接続されている。エッチング液供給源701には、エッチング液を貯留する貯留部(不図示)及び貯留部内のエッチング液の温度調整を行うヒーターなどの温度調整部(不図示)が設けられ、温度が20〜70℃の範囲の例えば50℃に調整されたエッチング液を各エッチングノズル411A,Bへ供給することができる。エッチング液供給源701の出口部には、各エッチングノズル411A,Bへ送液されるエッチング液の流量調整を行う流量調整部71a、71bが設けられている。
また、主ノズル部40a及び副ノズル部40bのリンスノズル412についてもリンス液を貯留する貯留部(不図示)などを備えたリンス液供給源702(図2の処理液流体供給源70に相当する)に接続されている。リンス液供給源702からは各流量調整部71c、71dにて流量調整されたリンス液を供給することができる。
これらエッチング液やリンス液の流量調整、エッチング液の温度調整や主ノズル部40a、副ノズル部40bの移動動作の制御は、既述の制御装置4によって制御される。
以上に説明した構成を備える主ノズル部40a及び副ノズル部40bは、ウエハWに対して互いに異なる位置にてエッチングノズル411A,Bからのエッチング液の吐出を行うことにより、エッチング処理時のウエハWの面内温度分布を均一に調整することができる。以下、図5を参照しながら、ウエハWの面内温度分布を均一にするため、各エッチングノズル411A,Bからのエッチング液の吐出位置を設定する手法について説明する。
また説明の便宜上、以下の説明では、主ノズル部40a、副ノズル部40bの各エッチングノズル411A,Bからのエッチング液の吐出を「主ノズル部40a、副ノズル部40bからのエッチング液の吐出」ともいう。
図5は、エッチング液の吐出位置を変化させたときのウエハWの面内温度分布の変化の様子を模式的に示している。図5の横軸は、中心(C)から周縁(E)までのウエハW表面の半径方向の位置を示し、縦軸は各位置におけるウエハWの温度を示している。
図5において、(1)の番号を付した曲線(細い実線で示してある)は、1つのエッチングノズル411Aから、前記中心Cを含むウエハWの中央領域に、予め決められた温度(例えば図4のエッチング液供給源701の例においては50℃)に調整されたエッチング液を吐出した場合のウエハWの面内温度分を示している。
(1)の面内温度分布に示すように、エッチング液をウエハWの中央領域のみに吐出した場合には、回転するウエハWの表面を広がるに連れてエッチング液の温度が低下するため、ウエハWの温度は、中央側から周縁側へ向けて次第に低くなる。この温度変化が大きいと、エッチング処理の結果が面内で不均一になってしまう。
このようにウエハWの周縁側の温度が低くなってしまう(1)の面内温度分布を改善するためには、エッチングノズル411AをウエハWの中央よりも周縁方向に移動させ、温度調整されたエッチング液を前記中央領域よりも周縁側の領域に直接供給する手法がある。一方、エッチングノズル411AをウエハWの中央から移動させたままの状態とすると、ウエハWの中央領域にエッチング液が行き渡らず、当該領域のエッチング処理を行うことができない。
そこで、ウエハWの中央領域のエッチング処理を行いつつ、ウエハWの面内温度分布を均一にするため、吐出されたエッチング液がウエハWの中心を通る中央側の位置(以下、「第1位置」という)と、この中央側の位置よりもウエハWの周縁側の位置(以下、「第2位置」という)との間でエッチングノズル411Aを繰り返し往復させながらエッチング液を吐出するとよい。
例えば、ウエハWの中央側の第1位置と、周縁側の第2位置との距離をゼロの状態から次第に大きくし、各条件において面内温度分布を計測したとする。この場合には、第1位置と第2位置との距離が大きくなるに連れて、ウエハWの中央側の温度が低くなる一方、中央側と周縁側の温度差が小さくなって面内温度分布の傾きがなだらかになっていく。
しかしながら、第1位置と第2位置との距離をさらに大きくしても、中央側と周縁側の温度差の縮小幅は徐々に小さくなり、やがて、中央部の温度が低下し過ぎて温度差が大きくなるおそれがある。図5にはこの状態の面内温度分布を(2)の番号を付した曲線(細い破線)で示してある。
図5に示すように、エッチングノズル411Aからのエッチング液の吐出位置を中央側の第1位置と周縁側の第2位置との間で移動させ、これらの位置を適切に設定することにより、中央側のみにエッチング液を供給する場合に比べてウエハWの面内温度分布の均一性を改善することができる。一方で、さらに均一な面内温度分布が要求される場合には、第1位置と第2位置との間でエッチングノズル411Aを往復移動させるだけではなく、他の手法も必要となる。
そこで本実施の形態の処理ユニット16においては、第1位置と第2位置との間を往復移動するエッチングノズル411A(主ノズル)を備えた主ノズル部40aに加え、前記第1位置よりもウエハWの周縁側の予め設定された位置(第3位置)に直接エッチング液を吐出するエッチングノズル411B(副ノズル)を備えた副ノズル部40bを設け、ウエハWの面内温度分布を調整している。
図5に(3)の番号を付した面内温度分布(太い破線で示してある)は、第1位置よりもウエハWの周縁側の所定の位置(第3位置)に、副ノズル部40bのみからエッチング液を吐出した場合の例を示している。ウエハWの周縁側の位置にエッチング液を直接供給すれば、エッチング液がウエハWに到達する位置の温度が最も高くなり、この到達位置よりも中央側及び周縁側の温度が低下する山型の面内温度分布がウエハWの周方向に沿って円環状に広がるように形成される。
そこで、(2)の面内温度分布にて中央側との温度差が大きくなる領域に向けてエッチング液を吐出するように副ノズル部40bを設ければ、(2)、(3)の面内温度分布が合成されて、ウエハWの温度の最大値と最小値との差がより小さく均一化された(4)の番号を付した面内温度分布(太い破線で示してある)を形成することができる。
ここで、副ノズル部40bからエッチング液を吐出する位置は、例えばウエハWの温度の最大値と最小値との差ΔTを、予め設定した目標温度差、例えば1.0℃以内の値とすることができる位置に設定される。
また、ウエハWの温度の面内均一性に着目し、ウエハWの中心部から周縁部に至るまでのウエハWの温度の最大値をMax、最小値をMinとしたとき、温度の面内均一性を表す指標である下記式を満たす位置に設定してもよい。
[(Max−Min)/{(Max+Min)/2}]×100≦2.0%
上述の目標温度差や目標面内均一性を実現可能なエッチング液の吐出位置は、例えば主ノズル部40a及び副ノズル部40bからエッチング液を吐出して実際にウエハWの温度を測定する実験を行い、このとき第1位置から周縁側へ向けて次第に副ノズル40bの吐出位置を移動させることにより、上述の目標値を実現する位置の探索を行ってもよい。また、流体解析ソフトなどを用いたシミュレーションにより、前記目標値を実現可能な副ノズル部40bからのエッチング液の吐出位置を求めてもよい。
また、このようにエッチング液の吐出位置の厳密な探索を行わない場合であっても、ウエハWの中心(C)と周縁(E)との間の中央位置よりも周縁側の領域へ向けてエッチング液を吐出すれば、この領域への吐出を行わない場合に比べて、少なくともウエハW面内の温度の最大値と最小値との差ΔTを低減できる。
ここで図5の(1)、(4)の面内温度分布に係る各処理においては、ウエハWに供給される熱量が揃うように、これらの処理で供給される処理液の温度は一致している。また(1)に係る処理でウエハWの中央領域に向けて吐出されるエッチング液の吐出流量F1と、主ノズル部40a及び副ノズル部40bからのエッチング液の吐出流量の合計値F2と、は互いに一致しているものとする(F1=F2)。従って、(1)に係る処理と同じ吐出流量F1のエッチング液を主ノズル部40aから吐出した場合のウエハWの面内温度分布は、(2)の面内温度分布場合よりも全体的に高温側に移動する。
次に主ノズル部40aと副ノズル部40bとの間のエッチング液の吐出流量の関係について説明する。例えば、予め決定された吐出位置に副ノズル部40bを配置し、主ノズル部40aからの吐出流量f1と、副ノズル部40bからの吐出流量f2との合計値f1+f2=F2が一定となるようにして、f2=0の状態から次第に主ノズル部40bの吐出流量を増やしていく場合について考える。
副ノズル部40bからエッチング液が吐出されていない場合には、面内温度分布を調整する作用は働かない。次に、副ノズル部40bからの吐出流量を増加させていくと、主ノズル部40aからの吐出流量が減少する作用と相俟って、副ノズル部40bにより面内温度分布を調整する効果が大きくなる。さらに、副ノズル部40bの吐出流量を増やし、当該吐出流量が主ノズル部40aの吐出流量よりも多くなれば(f2>f1)、副ノズル部40bからの処理液が面内温度分布に与える影響が相対的に大きくなり、周縁側のウエハWの温度が大幅に上がる。この結果、図5の(4)に示すように、ウエハWの温度の最大値と最小値との差ΔTがより小さい面内温度分布を実現することができる。従って本実施の形態では、主ノズル部40a、副ノズル部40bからのエッチング液の吐出流量の関係は、副ノズル部40bの吐出流量が主ノズル部40aの吐出流量よりも多く、且つ、既述の目標温度差や目標面内均一性を実現可能な吐出流量が選択される。
以上に説明したように、第1位置と第2位置との間を往復移動する主ノズル部40aと、予め設定された位置に配置(第3位置)される副ノズル部40bとを用いてエッチング液を吐出することにより、面内温度分布をより均一にした状態でエッチング処理を行うことが可能となり、エッチング処理の面内均一性の向上に寄与する。
一方、ウエハWに対して複数のエッチングノズル411A,Bを用いてエッチング液を吐出すると、ウエハWの表面でエッチング液の流れ同士がぶつかり合い、スプラッシュが発生してしまい、飛び散ったミストがウエハWの汚染源となる場合もある。
例えば図6には、主ノズル部40aからウエハWの表面に吐出されたエッチング液の流れを破線の矢印で示し、副ノズル部40bからウエハWの表面に吐出されたエッチング液の流れを実線の矢印で示してある。ウエハWの中央側の第1位置と周縁側の第2位置との間を往復移動する主ノズル部40aにおいて、主ノズル部40aが周縁側に移動したときに供給されるエッチング液の流れは、中央側で供給される場合に比べてエッチング液の厚みが増大する。また、中央側よりも周縁側のほうがエッチング液に加わる遠心力が大きい。したがって、大きい遠心力が加わり、且つ、厚くなったエッチング液の流れが、副ノズル部40bから供給されるエッチング液の流れと合流する位置(図6中にS1、S2の符号を付してある)では、大きなスプラッシュが発生しやすい。
そこで本例の処理ユニット16では、周縁側に移動した主ノズル部40aから供給されるエッチング液の流れに対し、ウエハWの回転方向の下流側のできるだけ遠い位置に副ノズル部40bが配置されるように、ウエハWの周方向に見たこれらのノズル部40a、40bの配置が設定されている。即ち、副ノズル部40bにおけるウエハW上のエッチング液の吐出位置は、ウエハWの中心から見て、主ノズル部40aにおけるウエハW上のエッチング液の吐出位置から回転方向に180度よりも大きく、270度以下の開き角度だけ離れた位置に設定されている。なお、本実施の形態では、副ノズル部40bの位置(第3位置)の基板中心からの距離は、第2の位置の基板中心からの距離と同一である。
図7に副ノズル部40bの吐出位置の設定可能範囲6を示す。往復移動する主ノズル部40aから供給されるエッチング液の流れはより大きなエネルギーを持っている場合があるので、好ましくは前記開き角度は、185度以上、270度以下の範囲とするとよい。前記開き角度が270度よりも大きくなると、副ノズル部40bが外縁側に移動した主ノズル部40aに近くなり、S2の位置のスプラッシュが大きくなるおそれがある。
また、スプラッシュの発生は、往復移動する主ノズル部40aにおける第2位置の設定位置の影響も受ける。即ち、第2位置の設定位置をウエハWの周縁側へ向けて移動させるほど、スプラッシュが大きくなることが実験的に確認されている(後述の(実験2)参照)。一方、第2位置をウエハWの中央側に近づけるほど、(2)の面内温度分布が(1)の面内温度分布に近くなり、(4)の面内温度分布における最高温度−最低温度間の温度差ΔTが大きくなってしまう。
そこで、スプラッシュの発生を抑えるため、既述の目標温度差や目標面内均一性を満足する範囲で主ノズル部40aの第2位置を中央側へ移動させてもよい。後述の実験結果(実験2)に示すように、スプラッシュを低減する観点からは、前記第2位置はウエハWの周縁から45mm中心側に寄った位置よりも中心側に位置させるように設定することが好ましい。なお、副ノズル部40bの位置(第3位置)の基板中心からの距離は、第2の位置と同一距離に限らず、スプラッシュの影響をより減少させるためにより周縁側に位置させる等、適宜調整しても良い。
以上に説明した構成を備えた処理ユニット16の作用について説明する。基板搬送装置17によって各処理ユニット16に搬送されてきたウエハWは、不図示の搬入出口を介してチャンバ20内に搬入される。基板保持機構30(基板保持部)は、不図示の昇降ピンなどを介して、基板搬送装置17のウエハ保持機構から処理対象のウエハWを保持部31の保持面311上に受け渡した後、チャンバ20内から退避する。
保持部31にウエハWが載置されたら、駆動部33(回転機構)により保持部31を回転させると共に、主ノズル部40aを待機位置から第1位置まで進入させ、また副ノズル部40bを待機位置から予め設定された吐出位置まで移動させる。
そしてウエハWの回転速度が所定の設定速度に到達したら、主ノズル部40a、副ノズル部40bからエッチング液の吐出を開始すると共に、主ノズル部40aを往復移動させる。主ノズル部40aの移動速度は、例えば第1位置と第2位置との間を1分間に数回から数十回程度移動できるように設定されている。
この結果、図6に示すように各ノズル部40a、40bから吐出されたエッチング液が回転するウエハWの表面に広がってウエハWのエッチング処理が行われる。このとき、ウエハWの中央側と周縁側を往復移動する主ノズル部40aと、面内温度分布調整用の副ノズル部40bとを用いてエッチング液を供給することにより、図5の(4)に示す均一な面内温度分布を形成しつつエッチング処理が行われる。また、図6、図7に示すように主ノズル部40a、副ノズル部40bの吐出位置間の開き角度を180度よりも大きく、270度以下の範囲とし、主ノズル部40aが往復移動する範囲を規定する第2位置をウエハWの周縁から45mm中心側に寄った位置よりも中心側に設定することにより、スプラッシュの発生を抑え、ウエハWの汚染を抑制できる。
こうして所定時間だけウエハWのエッチング処理を行ったら、主ノズル部40a、副ノズル部40bからのエッチング液の吐出を停止し、各ノズル部40a、40bのリンスノズル412A,Bからリンス液を吐出する。ここで、ホットリンス処理等、リンス液によるリンス洗浄時のウエハWの面内温度分布がエッチング処理の結果に影響を与える場合には、エッチング液の供給時と同様に第1位置と第2位置との間を往復移動する主ノズル部40a及び面内温度分布調整用の副ノズル部40bの双方を用いてリンス液を供給する。このとき、図5を用いて説明した例と同様の検討を行い、主ノズル部40aの第1位置や第2位置、副ノズル部40bの吐出位置をエッチング液の吐出時とは異なる位置に設定しておいてもよい。
また、リンス洗浄時におけるウエハWの面内温度分布がエッチング処理の結果に与える影響が小さい場合には、例えばウエハWの中央部上方側で主ノズル部40aを停止させ、当該主ノズル部40aのみからリンス液供給を行って副ノズル部40bによる面内温度分布の調整は行わないようにしてもよい。
こうしてリンス洗浄を実行し、振り切り乾燥を行ったら、保持部31の回転を止める。そしてチャンバ20内に進入してきたウエハ保持機構に、搬入時とは反対の手順でウエハWを受け渡し、処理ユニット16からウエハWを搬出する。
本実施の形態に係る処理ユニットによれば以下の効果がある。回転している基板に対して、主ノズル部40aのエッチングノズル411A(主ノズル)をエッチング液がウエハWの中心を通る位置とこの位置よりも周縁側の位置との間で移動させながらエッチング液を吐出すると共に、ウエハWの周縁側の温度の低下を抑えるために、副ノズル部40bのエッチングノズル411B(副ノズル)から主ノズル部40a側よりも多い吐出流量でエッチング液を吐出している。このためウエハWの中央側と周縁側との間の温度差が抑えられ、ウエハWの面内で均一性の高い処理を行うことができる。
ここでウエハWの中央側の第1位置と外周側の第2位置との間を往復移動する主ノズル部40aの移動経路は、ウエハWの半径方向に向けて直線状に移動する場合に限定されない。例えば図8に示すように、中央側の第1位置からウエハWの回転方向に飛び出してから、前記第1位置よりも周縁側の第2位置に戻る曲線状の軌道を描くように主ノズル40aを移動させてもよい。この場合には、主ノズル部40aの吐出位置と副ノズル部40bの吐出位置との開き角度は、図8に示すように副ノズル部40bが配置されている位置を通るウエハWと同心の円61上に主ノズル部40aが移動した時点を基準として、前記開き角度が180度よもよりも大きく、270度以下となるようにするとよい。
また、ウエハWの面内温度分布を調整するために設けられる副ノズル411Bの位置(第3位置)は、副ノズル部40bのように固定された位置に限られない。例えばエッチング液の吐出中に、第1位置よりも周縁側の領域にて、中央側から周縁側へ向け、または周縁側から中央側へ向けて副ノズル411Bを移動させたり、これらの領域間を往復移動させたりしてもよい。
この他、副ノズル411Bを配置する位置(第3位置)は、ウエハWの上方側に限られるものではなく、例えば保持部31に保持されたウエハWの側方に副ノズル411Bを配置し、ウエハWが配置されている方向へ向けて斜め下方側に処理液を吐出して、ウエハW上の予め設定された位置に処理液を供給してもよい。
また、本実施の形態の主ノズル411A及び副ノズル411Bを用いてウエハWの面内温度分布を調整することが可能な処理液の種類はエッチング液に限られるものではない。塗布、現像装置にてウエハWに供給されるレジスト液やレジスト液をウエハWの表面に広げるためのシンナー、反射防止膜の原料液や現像後のレジスト膜に供給される現像液であってもよい。またウエハWの洗浄処理を行う洗浄装置にて供給される酸性やアルカリ性の薬液、ウエハWにメタル膜を形成するためのメッキ装置にて供給されるメッキ液など、各種の処理液の供給にも本発明は適用することができる。これらの場合、各種処理液は処理液供給時のウエハWの温度よりも高い温度で供給される場合だけでなく、ウエハWよりも低い温度で供給してもよく、この場合にも副ノズル411Bを設けることによってウエハWの面内温度分布を調整することができる。
そして、本実施の形態の処理ユニット(液処理装置)を用いて処理することが可能な基板の種類は、半導体ウエハに限定されるものではない。例えばフラットパネルディスプレイ用のガラス基板の液処理を行う処理ユニットに対しても本発明は適用することができる。
(実験1)
吐出法を変えながら、回転するウエハWの表面に模擬用の処理液であるDIWを供給してウエハWの表面の面内温度分布を計測した。
A.実験条件
(実施例1)直径300mmのウエハWを150rpmの回転速度で回転させ、図3、図4に示す主ノズル部40a、副ノズル部40bから50℃に温度調整された処理液を供給した。処理液の合計の吐出流量はF2=1.5L/分(主ノズル部40aからの吐出流量f1=0.6L/分、副ノズル部40bからの吐出流量f2=0.9L/分)とした。主ノズル部40aの移動範囲はウエハWの中心から30mm外縁側の位置(第1位置)〜120mm外縁側の位置(第2位置)とし、副ノズル部40bの配置位置はウエハWの中心から90mm外縁側の位置とした。第1位置を30mmとしても上記の吐出流量であれば、処理液は基板中心に到達することができる。また、第1位置を0mm(中心位置)とするよりも、中心位置に他の位置と同等の流量の処理液を供給することができるので、面内均一性の観点から好ましい。主ノズル部40aの移動速度は150mm/秒であり、2分間処理液の吐出を行った。なお簡単のため、以下の説明では第1位置、第2位置が「ウエハWの中心からXmm外縁側の位置にあること」を単に「Xmm」と記載する。
(比較例1−1)ウエハWの中央部上方に固定配置したエッチングノズル411Aのみを用いて吐出流量1.5L/分で処理液を吐出した他は、(実施例1)と同様の条件で実験を行った。
(比較例1−2)第1位置と第2位置との間往復移動する主ノズル部40aのみを用いて吐出流量1.5L/分で処理液を吐出した他は、(実施例1)と同様の条件で実験を行った。
B.実験結果
(実施例1、比較例1−1、1−2)の結果を図9に示す。図9の横軸は、ウエハWの中心(C)からの半径方向の位置、縦軸は各測定位置におけるウエハWの温度を示している。(実施例1)の結果を四角のプロットで示し各プロットを太線で結んだ(図5の面内温度分布(4)に相当している)。(比較例1−1)の結果をひし形のプロットで示し各プロットを細線で結んだ(図5の面内温度分布(1)に相当している)。また、(比較例1−2)の結果をバツ印のプロットで示し各プロットを細い破線で結んだ(図5の面内温度分布(2)に相当している)。
(実施例1)の結果によれば、ウエハW面内の温度の最大値(Max=54.5℃)と最小値(Min=53.8℃)との差ΔTが0.7℃であった。また、温度分布の面内均一性は1.3%であった。これに対して中央部のみから処理液を供給した(比較例1−1)では、(実施例1)と比較して中央側の温度が大幅に上昇し、温度差ΔTは2.2℃と最大となり、面内均一性は4.0%となった。一方、往復移動する主ノズル部40aのみで処理液を吐出した(比較例1−1)では、(実施例1)と比較してウエハWの周縁側の温度が低下し、温度差ΔTは1.2℃と増大し、面内均一性も2.2%になった。
これらの実験結果から、往復移動する主ノズル部40aと面内温度分布調整用の副ノズル部40bとを組み合わせて処理液を吐出することで、より均一な面内温度分布を実現できることが分かる。
(実験2)
主ノズル部40aの第2位置を種々変化させて、(実施例1)と同様の実験を行い、スプラッシュの発生状況を調べた。
A.実験条件
(実施例2−1)主ノズル部40aの第2位置を60mmとした他は、(実施例1)と同様の条件で処理液を吐出した。主ノズル部40aに対する副ノズル部40bの開き角度は210度である。このときのウエハWの表面をスピードカメラで撮影し、スプラッシュの発生状況を観察した。
(実施例2−2)主ノズル部40aの第2位置を75mmとした他は、(実施例2−1)と同様の条件でスプラッシュの発生状況を観察した。また、主ノズル部40aの第1位置を15mm、第2位置を75mmとした点以外は(実施例2−1)と同様の条件でウエハWの面内温度分布を測定した。
(実施例2−3)主ノズル部40aの第2位置を90mmとした他は、(実施例2−1)と同様の条件でスプラッシュの発生状況を観察した。また、主ノズル部40aの第1位置を15mm、第2位置を90mmとした点以外は(実施例2−1)と同様の条件でウエハWの面内温度分布を測定した。
(実施例2−4)主ノズル部40aの第2位置を105mmとした他は、(実施例2−1)と同様の条件でスプラッシュの発生状況を観察した。
(実施例2−5)(実施例2−1)と同様の条件でスプラッシュの発生状況を観察した。また、主ノズル部40aの第1位置を15mmとした点以外は(実施例2−1)と同様の条件でウエハWの面内温度分布を測定した。
B.実験結果
(実施例2−1〜2−5)のスプラッシュの発生状況の評価を(表1)に示す。また、(実施例2−2、2−3、2−5)におけるウエハWの面内温度分布を図10に示す。図10の横軸及び縦軸は図9と同様である。(実施例2−2)の結果をひし形のプロット、(実施例2−3)の結果を四角のプロット、(実施例2−5)の結果を三角のプロットで各々示している。
(表1)
Figure 2015103656
(表1)に示したスプラッシュの観察結果によれば、主ノズル部40aの第2位置が90mmよりも小さい、即ち、ウエハWの周縁から60mm以上中心側に寄っている(実施例2−1〜2−3)ではスプラッシュは観察されなかった。また、前記第2位置が105mm(ウエハWの周縁から45mm中心側に寄っている)の(実施例2−4)では、少量のスプラッシュが確認された。そして前記第2位置が120mm(ウエハWの周縁から30mm中心側に寄っている)の(実施例2−5)では、比較的大きなスプラッシュが発生した。
一方、図10に示したウエハWの面内温度分布の測定結果によれば、(実施例1)とほぼ同様の条件で実験を行った(実施例2−5)と比較して、第2位置をウエハWの中心側へ向けて移動させた(実施例2−2、2−3)では、ウエハWの中央側の温度がやや上昇した。しかしながら(実施例2−2、2−3、2−5)のいずれにおいても温度差ΔTの値は1℃以内に調整されており、良好な面内温度分布が形成されている。
(表1)及び図10の実験結果によれば、第2位置を120mmよりも内側に移動させてもウエハW面内の最大の温度差ΔTの値を1℃以内に調整することが可能な条件が存在することが分かる。またウエハWの面内温度分布を均一に保ちつつスプラッシュの発生を抑えたい場合には、当該面内温度分布が目標値を満たす範囲内で、例えば主ノズル部40aの第2位置を105mmよりも小さい位置、即ち、ウエハWの周縁から45mm以上中心側に寄っている位置に設定するとよいことが分かる。
W ウエハ
40a 主ノズル部
40b 副ノズル部
41A、41B
ノズルヘッド
411A、411B
エッチングノズル
412A、412B
リンスノズル
42A、42B
ノズルアーム
43 スライダー
44 ガイドレール
45 回転軸
46 駆動部
701 エッチング液供給源
702 リンス液供給源
71a〜71d
流量調整部

Claims (9)

  1. 基板を水平に保持するための基板保持部と、
    この基板保持部を鉛直軸周りに回転させるための回転機構と、
    前記基板保持部に保持された基板の表面に処理液を供給するための主ノズルと、
    前記主ノズルを、吐出した処理液が基板の中心を通る第1位置とこの第1位置よりも基板の周縁側の第2位置との間で往復移動させると共に基板の上方と待機位置との間で移動させるためのノズル移動機構と、
    前記第1位置よりも基板の周縁側の第3位置に処理液を吐出する副ノズルと、を備え、
    前記副ノズルの処理液の吐出流量は、主ノズルの処理液の吐出流量よりも多く設定されていることを特徴とする液処理装置。
  2. 前記第3位置は、基板の中心から見て、前記主ノズルにおける基板上の処理液の吐出位置から回転方向に180度よりも大きく、270度以下の開き角度だけ離れた位置に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の液処理装置。
  3. 前記第3位置の基板の中心からの距離は、前記第2位置の基板の中心からの距離と同一であることを特徴とする請求項1または2に記載の基板処理装置。
  4. 前記基板の中心部から周縁部に至るまでの基板の温度の最大値と最小値との差が1.5℃以内であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の液処理装置。
  5. 前記基板の中心部から周縁部に至るまでの基板の温度の最大値をMax、最小値をMinとすると、
    [(Max−Min)/{(Max+Min)/2}]×100≦5.0%であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の液処理装置。
  6. 前記第2位置は、基板の周縁から45mm中心側に寄った位置よりも中心側に位置していることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の液処理装置。
  7. 基板を基板保持部に水平に保持する工程と、
    この基板保持部を鉛直軸周りに回転させた状態で主ノズルから基板の表面に処理液を吐出しながら、主ノズルを、処理液が基板の中心を通る第1位置とこの第1位置よりも基板の周縁側の第2位置との間で往復移動させる工程と、
    前記主ノズルによる処理液の吐出が行われているときに、副ノズルから前記第1位置よりも基板の周縁側の第3位置に、主ノズルにおける処理液の吐出流量よりも多い吐出流量で処理液を吐出し、前記主ノズルから供給された処理液による基板の面内温度分布を調整する工程と、を含むことを特徴とする液処理方法。
  8. 前記副ノズルにおける基板上の処理液の吐出位置は、基板の中心から見て、前記主ノズルにおける基板上の処理液の吐出位置から回転方向に180度よりも大きく、270度以下の開き角度だけ離れた位置に設定されていることを特徴とする請求項7に記載の液処理方法。
  9. 基板に処理液を供給して液処理を行う液処理装置に用いられるコンピュータプログラムを格納した記憶媒体であって、前記プログラムは請求項7または8に記載された液処理方法を実行するためにステップが組まれていることを特徴とする記憶媒体。
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