JP6986399B2 - 基板処理装置、基板処理方法および記憶媒体 - Google Patents

基板処理装置、基板処理方法および記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP6986399B2
JP6986399B2 JP2017177082A JP2017177082A JP6986399B2 JP 6986399 B2 JP6986399 B2 JP 6986399B2 JP 2017177082 A JP2017177082 A JP 2017177082A JP 2017177082 A JP2017177082 A JP 2017177082A JP 6986399 B2 JP6986399 B2 JP 6986399B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
profile
section
nozzle
wafer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017177082A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019054104A (ja
Inventor
博史 竹口
啓之 鈴木
一樹 小佐井
貴士 藪田
敦 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2017177082A priority Critical patent/JP6986399B2/ja
Publication of JP2019054104A publication Critical patent/JP2019054104A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6986399B2 publication Critical patent/JP6986399B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Weting (AREA)
  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Description

本開示は、基板処理装置、基板処理方法および記憶媒体に関する。
特許文献1には、基板保持部と、基板保持部を回転させるための回転機構と、基板保持部に保持された基板の表面に処理液を供給する主ノズルと、主ノズルを往復運動させるノズル移動機構と、基板の表面の周縁側に処理液を吐出する副ノズルと、を備える液処理装置が開示されている。
特開2015−103656号公報
本開示は、基板の面内における液処理の均一性向上に有効な基板処理装置および基板処理方法を提供することを目的とする。
本開示の一側面に係る基板処理装置は、基板を保持して回転させる回転保持部と、基板の表面に処理液を吐出するノズルを含む処理液供給部と、基板の回転中心に交差する方向に沿ってノズルを移動させるノズル駆動部と、基板の回転中心からの距離に応じて変化する第一速度プロファイルに従って、基板の回転中心側から基板の外周側に処理液の到達位置を移動させることと、第一速度プロファイルとは異なる第二速度プロファイルに従って基板の外周側から基板の回転中心側に処理液の到達位置を移動させることと、を繰り返し実行するようにノズル駆動部を制御する制御装置と、を備える。
本開示によれば、基板の面内における液処理の均一性向上に有効な基板処理装置および基板処理方法を提供することができる。
基板処理システムの概略構成を示す図である。 基板処理装置の概略構成を示す模式図である。 図2中の処理ユニットの平面図である。 回転駆動部の拡大図である。 制御装置の機能上の構成を示すブロック図である。 第一速度プロファイルおよび第二速度プロファイルの設定例を示すグラフである。 基板処理手順を示すフローチャートである。 エッチング処理手順を示すフローチャートである。 リンス処理手順を示すフローチャートである。 乾燥処理手順を示すフローチャートである。
以下、実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。説明において、同一要素または同一機能を有する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る基板処理システムの概略構成を示す図である。以下では、位置関係を明確にするために、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする。図1に示すように、基板処理システム1は、搬入出ステーション2と、処理ステーション3とを備える。搬入出ステーション2と処理ステーション3とは隣接して設けられる。
搬入出ステーション2は、キャリア載置部11と、搬送部12とを備える。キャリア載置部11には、複数枚の基板、本実施形態では半導体ウェハ(以下ウェハW)を水平状態で収容する複数のキャリアCが載置される。
搬送部12は、キャリア載置部11に隣接して設けられ、内部に基板搬送装置13と、受渡部14とを備える。基板搬送装置13は、ウェハWを保持するウェハ保持機構を備える。また、基板搬送装置13は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、ウェハ保持機構を用いてキャリアCと受渡部14との間でウェハWの搬送を行う。
処理ステーション3は、搬送部12に隣接して設けられる。処理ステーション3は、搬送部15と、複数の処理ユニット16とを備える。複数の処理ユニット16は、搬送部15の両側に並べて設けられる。
搬送部15は、内部に基板搬送装置17を備える。基板搬送装置17は、ウェハWを保持するウェハ保持機構を備える。また、基板搬送装置17は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、ウェハ保持機構を用いて受渡部14と処理ユニット16との間でウェハWの搬送を行う。
処理ユニット16は、基板搬送装置17によって搬送されるウェハWに対して所定の基板処理を行う。
また、基板処理システム1は、制御装置4を備える。制御装置4は、たとえばコンピュータであり、制御部18と記憶部19とを備える。記憶部19には、基板処理システム1において実行される各種の処理を制御するプログラムが格納される。制御部18は、記憶部19に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって基板処理システム1の動作を制御する。
なお、かかるプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から制御装置4の記憶部19にインストールされたものであってもよい。コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体としては、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
上記のように構成された基板処理システム1では、まず、搬入出ステーション2の基板搬送装置13が、キャリア載置部11に載置されたキャリアCからウェハWを取り出し、取り出したウェハWを受渡部14に載置する。受渡部14に載置されたウェハWは、処理ステーション3の基板搬送装置17によって受渡部14から取り出されて、処理ユニット16へ搬入される。
処理ユニット16へ搬入されたウェハWは、処理ユニット16によって処理された後、基板搬送装置17によって処理ユニット16から搬出されて、受渡部14に載置される。そして、受渡部14に載置された処理済のウェハWは、基板搬送装置13によってキャリア載置部11のキャリアCへ戻される。
〔基板処理装置〕
続いて、基板処理システム1が含む基板処理装置10の構成を例示する。基板処理装置10は、表面にメタル膜等の被膜が形成されたウェハWを処理対象とし、液処理によって被膜の膜厚調整および異物の除去を行う。図2に示すように、基板処理装置10は、処理ユニット16と、これを制御する制御装置4とを備える。処理ユニット16は、回転保持部20と、処理液供給部30,60と、ノズル駆動部40,70と、カップ80と、チャンバー90とを備える。
回転保持部20は、ウェハWを保持して回転させる。たとえば回転保持部20は、保持部21と、回転駆動部22とを有する。保持部21は、被膜を上にして水平に配置されたウェハWを支持し、当該ウェハWをたとえば真空吸着などにより保持する。回転駆動部22は、たとえば電動モータなどを動力源としたアクチュエータであり、鉛直な軸線Ax1まわりに保持部21およびウェハWを回転させる。以下、保持部21に保持されたウェハWの上面を「表面」という。
処理液供給部30は、ウェハWの表面にエッチング用の処理液を供給する。エッチング用の処理液の具体例としては、有機系のエッチング液などが挙げられる。処理液供給部30は、ノズル31と、液供給源32とを有する。ノズル31は、ウェハWの表面にエッチング用の処理液(以下、「エッチング液」という。)を吐出する。液供給源32は、ノズル31にエッチング液を供給する。たとえば液供給源32は、エッチング液を収容したタンク(不図示)と、当該タンクからノズル31にエッチング液を圧送するポンプ(不図示)とを含む。
ノズル駆動部40は、ウェハWの回転中心(軸線Ax1)に交差(たとえば直交)する方向に沿ってノズル31を移動させる。図2および図3に例示するように、ノズル駆動部40は、アーム41と、回転駆動部42とを有する。アーム41は、保持部21に保持されたウェハWよりも上方において、ウェハWの周囲から水平方向に延び、その先端部にノズル31を保持する。回転駆動部42は、アーム41の基端部を保持し、当該基端部を通る鉛直な軸線Ax2まわりにアーム41を揺動させる。回転駆動部42がアーム41を揺動させることにより、水平な円弧状の軌道T1に沿ってノズル31が移動する(図3参照)。回転駆動部42の位置およびアーム41の長さは、軌道T1が軸線Ax1と交差してウェハW上を横切るように設定されている。なお、交差は、所謂立体交差のように、互いにねじれの関係にあることを含む。
処理液供給部60は、ウェハWの表面にリンス用の処理液を供給する。リンス用の処理液の具体例としては、DIW(DeIonized Water)などが挙げられる。処理液供給部60は、ノズル61と、液供給源62とを有する。ノズル61は、ウェハWの表面にリンス用の処理液(以下、「リンス液」という。)を吐出する。液供給源62は、ノズル61にリンス液を供給する。たとえば液供給源62は、リンス液を収容したタンク(不図示)と、当該タンクからノズル61にリンス液を圧送するポンプ(不図示)とを含む。
ノズル駆動部70は、ウェハWの回転中心(軸線Ax1)に交差(たとえば直交)する方向に沿ってノズル31を移動させる。ノズル駆動部70は、アーム71と、回転駆動部72とを有する。アーム71は、保持部21に保持されたウェハWよりも上方において、ウェハWの周囲から水平方向に延び、その先端部にノズル61を保持する。回転駆動部72は、アーム71の基端部を保持し、当該基端部を通る鉛直な軸線Ax3まわりにアーム71を揺動させる。回転駆動部72がアーム71を揺動させることにより、水平な円弧状の軌道T2に沿ってノズル61が移動する。回転駆動部72の位置およびアーム71の長さは、軌道T2が軸線Ax1と交差してウェハW上を横切るように設定されている。また、回転駆動部72は、軸線Ax1を基準にして回転駆動部42と点対称となる位置に配置されている。
カップ80は、保持部21に保持されたウェハWを収容し、ウェハWから飛散した処理液を捕集する。カップ80は上方に開口しており、底部に排気口81および排液口82を有する。排気口81は、カップ80内の気体をカップ80外に送出する。排液口82は、捕集された処理液をカップ80外に送出する。
チャンバー90は、カップ80の上において、処理液供給部30,60およびノズル駆動部40,70の少なくとも一部を収容する。たとえばチャンバー90は、ベース91と、カバー92と、搬入・搬出口93と、排気口94,95とを有する。ベース91は、カップ80の上部を包囲するように設けられ、ノズル駆動部40の回転駆動部42およびノズル駆動部70の回転駆動部72を支持する。カバー92は、ベース91の上の空間を上方および側方から覆う。搬入・搬出口93は、カバー92の側部の一方側に形成されており、ウェハWの受入および送出に用いられる。排気口94,95は、ベース91に形成されており、チャンバー90内の気体をチャンバー90外に送出する。たとえば排気口94,95は、チャンバー90外の排気ダクト96に接続されている。排気ダクト96内は、チャンバー90内よりも低圧にされている。このため、チャンバー90内の気体は排気口94,95を経て排気ダクト96内に送出される。排気口94は回転駆動部42とカバー92の側部との間に形成されており、排気口95は回転駆動部72とカバー92の側部との間に形成されている。排気口94,95のそれぞれは、カバー92の側部に沿った細長の溝状に形成されている。
ここで、上記回転駆動部42,72の構造を詳細に例示する。回転駆動部42,72の構造は同じなので、代表して回転駆動部42の構造を例示する。図4に示すように、回転駆動部42は、動力源43と、回転ヘッド45と、ラビリンスシール部46と、導風カバー47とを有する。
動力源43は、カップ80の周囲においてチャンバー90の下に設けられている。動力源43は、軸線Ax2に沿って鉛直上方に突出した出力軸44を含む。動力源43はたとえば電動モータであり、軸線Ax2まわりに出力軸44を回転させる。出力軸44の先端部は、ベース91を貫通してチャンバー90内に位置している。
回転ヘッド45は、アーム41の基端部を保持し、出力軸44の先端部に固定されている。これにより、動力源43の動力をアーム41に伝え、アーム41を軸線Ax2まわりに揺動させることが可能となっている。ベース91に対する出力軸44の可動性を確保するために、ベース91と出力軸44との間には隙間が生じる。当該隙間を経ることで、チャンバー90内からチャンバー90外への気体の流出(以下、単に「気体の流出」という。)と、チャンバー90外からチャンバー90内への気体の流入(以下、単に「気体の流入」という。)とが生じ得る。
ラビリンスシール部46は、ベース91と出力軸44との隙間を経た気体の流出・流入を抑制する。ラビリンスシール部46は、第一壁部51と、第二壁部52と、第三壁部53とを含む。第一壁部51は、出力軸44を囲むようにベース91から上方に突出した筒状部である。第二壁部52および第三壁部53は、出力軸44を囲むように回転ヘッド45から下方に突出した筒状部である。第二壁部52は、出力軸44と第一壁部51との間に位置し、第三壁部53は、第一壁部51の外に位置している。ラビリンスシール部46が設けられることにより、気体の流出・流入には、第一壁部51と第二壁部52との間の経路と、第一壁部51と第三壁部53との間の経路を経ることが必要となる。すなわち、ラビリンスシール部46が設けられることによって、気体の流出・流入経路が長くなる。これにより、気体の流出・流入が抑制される。以下、ラビリンスシール部46により形成される上記経路を「出入経路R1」という。
導風カバー47は、チャンバー90内から排気口94側に流れる気体の少なくとも一部が、出入経路R1の内側開口(たとえば第三壁部53の下端部において第三壁部53と第二壁部52との間に形成される開口)を経るように、回転駆動部42の周囲に気体の流路を構成する。たとえば導風カバー47は、周壁部54と、膨出部55とを含む。周壁部54は、軸線Ax2を囲んで第三壁部53の外周面との間に中空部をなす。周壁部54の上端部は、出入経路R1の内側開口よりも上にて上方に開放されている。膨出部55は、周壁部54の下部から排気口94側に膨出しており、排気口94の上にかかっている。これにより、導風カバー47内が排気口94に連通している。
この構成によれば、チャンバー90内の気体の少なくとも一部は周壁部54の上端部から導風カバー47内に進入し、出入経路R1の内側開口を経て周壁部54の下方に向かい、膨出部55を経て排気口94から送出される。このため、チャンバー90内外の圧力差に起因してチャンバー90外からチャンバー90内に気体が進入した場合であっても、当該気体を効率よく排気口94に導くことができる。したがって、当該気体のチャンバー90内への拡散を抑制し、チャンバー90内の清浄性を向上させることができる。
なお、以上に例示したノズル駆動部40,70の構成はあくまで一例である。たとえばノズル駆動部40,70は、ノズル31,61をリニア型のアクチュエータによって直線状に移動させるように構成されていてもよい。
制御装置4は、ウェハWの回転中心(軸線Ax1)からの距離に応じて変化する第一速度プロファイルに従って、軸線Ax1側からウェハWの外周側にエッチング液の到達位置を移動させることと、第一速度プロファイルとは異なる第二速度プロファイルに従ってウェハWの外周側から軸線Ax1側にエッチング液の到達位置を移動させることと、を繰り返し実行するように回転駆動部42を制御する。図5に例示するように、制御装置4は、機能上の構成(以下、「機能モジュール」という。)として、エッチング制御部110と、リンス制御部120と、乾燥制御部130と、レシピ記憶部140とを有する。これらの機能モジュールは、制御装置4の制御部18および記憶部19の協働により構成される。
エッチング制御部110は、ウェハWの表面にエッチング液を供給するエッチング処理を行うように処理ユニット16を制御する。エッチング制御部110は、より細分化された機能モジュールとして、回転制御部111と、処理液供給制御部112と、ノズル移動制御部113とを含む。
回転制御部111は、エッチング処理用の回転速度にて、ウェハWを回転させるように回転保持部20を制御する。処理液供給制御部112は、ノズル31からエッチング液を吐出する状態と、ノズル31からエッチング液を吐出しない状態とを切り替えるように処理液供給部30を制御する。
ノズル移動制御部113は、上記第一速度プロファイルに従って軸線Ax1近傍の第一位置からウェハWの外周近傍の第二位置に処理液の到達位置を移動させることと、上記第二速度プロファイルに従って第二位置から第一位置に処理液の到達位置を移動させることと、を繰り返し実行するようにノズル駆動部40を制御する。
第一位置は、軸線Ax1からの距離がウェハWの半径の1/2未満の位置である。第一位置は、軸線Ax1からの距離がウェハWの半径の1/4未満の位置であってもよく、軸線Ax1上の位置であってもよい。第二位置は、軸線Ax1からの距離がウェハWの半径の1/2を超える位置である。第二位置は、軸線Ax1からの距離がウェハWの半径の3/4を超える位置であってもよく、ウェハWの外周上の位置であってもよく、ウェハWの外周よりも外側の位置であってもよい。
第一速度プロファイルおよび第二速度プロファイルは、軸線Ax1側の第一区間においては、第一速度プロファイルおよび第二速度プロファイルのいずれか一方が第一固定値となって他方が変動し、第一区間よりウェハWの外周側の第二区間においては、第一速度プロファイルおよび第二速度プロファイルのいずれか一方が第二固定値となって他方が変動するように設定されていてもよい。
一例として、第一速度プロファイルおよび第二速度プロファイルは、その一方が第一区間において第一固定値となり、他方が第二区間において第二固定値となるように設定されていてもよい。たとえば、第一速度プロファイルおよび第二速度プロファイルは、第二速度プロファイルが第一区間において第一固定値となり、第一速度プロファイルが第二区間において第二固定値となるように設定されていてもよい。第一速度プロファイルおよび第二速度プロファイルは、第一速度プロファイルが第一区間において第一固定値となり、第二速度プロファイルが第二区間において第二固定値となるように設定されていてもよい。なお、第一速度プロファイルおよび第二速度プロファイルは、その一方が第一区間および第二区間の両方において変動し、他方が第一区間において第一固定値となって第二区間において第二固定値となるように設定されていてもよい。第一固定値は第二固定値よりも大きくてもよく、第二固定値と等しくてもよいし、第二固定値よりも小さくてもよい。
図6は、第一速度プロファイル(点線)および第二速度プロファイル(実線)の設定例を示すグラフである。当該グラフの横軸は、軸線Ax1からの距離を示し、縦軸は速度を示している。図6においては、軸線Ax1からウェハWの外周までの全域が、六つの単位区間U1,U2,U3,U4,U5,U6に等分されている。第一速度プロファイルPF1および第二速度プロファイルPF2のそれぞれは、単位区間U1,U2,U3,U4,U5,U6ごとに予め設定された目標速度を含んでいる。
第一速度プロファイルPF1および第二速度プロファイルPF2において、第一区間SC1の長さと第二区間SC2の長さは等しくなっている。具体的には、単位区間U1,U2,U3,U4,U5,U6のうち、軸線Ax1側の三つの単位区間U1,U2,U3が第一区間SC1とされ、ウェハWの外周側の三つの単位区間U4,U5,U6が第二区間SC2とされている。第一速度プロファイルPF1は、第一区間SC1において変動し、第二区間SC2において第二固定値V2となる。第二速度プロファイルPF2は、第一区間SC1において第一固定値V1となり、第二区間SC2において変動する。第一固定値V1は第二固定値V2よりも大きい。
なお、第一区間SC1は第二区間SC2よりも長くてもよい。たとえば、図6の例において、四つの単位区間U1,U2,U3,U4が第一区間SC1とされ、二つの単位区間U5,U6が第二区間SC2とされていてもよい。また、第一区間SC1は第二区間SC2よりも短くてもよい。たとえば、図6の例において、二つの単位区間U1,U2が第一区間SC1とされ、二つの単位区間U3,U4,U5,U6が第二区間SC2とされていてもよい。
図5に戻り、タイミング調節部114は、ウェハWの回転動作と、エッチング液の到達位置の往復動作との位相をずらすようにノズル駆動部40を制御する。たとえば、タイミング調節部114は、エッチング位置の往復回数が所定のインターバル回数に到達する度に、次の往復の開始前に予め設定されたインターバル時間の経過を待機するようにノズル駆動部40を制御する。
リンス制御部120は、ウェハWの表面にリンス液を供給するリンス処理を行うように処理ユニット16を制御する。リンス制御部120は、より細分化された機能モジュールとして、回転制御部121と、処理液供給制御部122と、ノズル移動制御部123とを含む。
回転制御部121は、リンス処理用の回転速度にて、ウェハWを回転させるように回転保持部20を制御する。処理液供給制御部122は、ノズル61からリンス液を吐出する状態と、ノズル61からリンス液を吐出しない状態とを切り替えるように処理液供給部60を制御する。
ノズル移動制御部123は、リンス液の吐出用の位置(たとえば軸線Ax1上の位置)にノズル61を配置するようにノズル駆動部70を制御する。ノズル移動制御部123は、ノズル移動制御部113によるノズル駆動部40の制御と同様に、上記第一速度プロファイルに従って第一位置から第二位置にリンス液の到達位置を移動させることと、上記第二速度プロファイルに従って第二位置から第一位置にリンス液の到達位置を移動させることと、を繰り返し実行するようにノズル駆動部70を制御してもよい。
タイミング調節部124は、タイミング調節部114と同様に、ウェハWの回転動作と、リンス液の到達位置の往復動作との位相をずらすようにノズル駆動部70を制御する。
乾燥制御部130は、リンス処理後のウェハWの乾燥処理を行うように処理ユニット16を制御する。乾燥制御部130は、より細分化された機能モジュールとして、回転制御部131を含む。回転制御部131は、乾燥処理用の回転速度にて、ウェハWを回転させるように回転保持部20を制御する。
レシピ記憶部140は、上記エッチング処理、リンス処理および乾燥処理の条件を定めるように予め設定されたパラメータを記憶する。当該パラメータは、各処理用のウェハWの回転速度、ノズル移動制御部113,123の処理における第一速度プロファイル、第二速度プロファイルおよび繰り返し回数、タイミング調節部114,124の処理における上記インターバル回数および待機時間、回転制御部131の処理におけるウェハWの回転の継続時間等を含む。
〔基板処理方法〕
続いて、基板処理方法の一例として、基板処理装置10が実行する基板処理手順を説明する。この基板処理手順は、ウェハWを保持して回転させることと、ウェハWの表面に処理液(エッチング液またはリンス液)を吐出することと、第一速度プロファイルに従って、第一位置から第二位置に処理液の到達位置を移動させることと、第二速度プロファイルに従って第二位置から第一位置に処理液の到達位置を移動させることとを繰り返し実行することと、を含む。
たとえば図7に示すように、制御装置4は、ステップS01,S02,S03を順に実行する。ステップS01では、エッチング制御部110が、上記エッチング処理を行うように処理ユニット16を制御する。ステップS02では、リンス制御部120が、上記リンス処理を行うように処理ユニット16を制御する。ステップS03では、乾燥制御部130が、上記乾燥処理を行うように処理ユニット16を制御する。以下、ステップS01のエッチング処理手順、ステップS02のリンス処理手順、およびステップS03の乾燥処理手順の具体的内容を例示する。
(エッチング処理手順)
図8に示すように、エッチング制御部110は、まずステップS11,S12,S13を順に実行する。ステップS11では、回転制御部111が、レシピ記憶部140に記憶されたエッチング処理用の回転速度にてウェハWの回転を開始するように回転保持部20を制御する。ステップS12では、ノズル移動制御部113が、ノズル31を第一位置の上に配置するようにノズル駆動部40を制御する。ステップS13では、処理液供給制御部112が、ノズル31からのエッチング液の吐出を開始するように処理液供給部30を制御する。
次に、エッチング制御部110はステップS14,S15,S16を順に実行する。ステップS14では、ノズル31からウェハWへのエッチング液の到達位置を、レシピ記憶部140に記憶された第一速度プロファイルにて第一位置から第二位置に移動させることを開始するように、ノズル移動制御部113がノズル駆動部40を制御する。ステップS15では、エッチング液の到達位置が第二位置に到達(ノズル31が第二位置の上に到達)するのをノズル移動制御部113が待機する。ステップS16では、ノズル移動制御部113が、ノズル31の移動を停止させるようにノズル駆動部40を制御する。
次に、エッチング制御部110はステップS17,S18,S19を順に実行する。ステップS17では、ノズル31からウェハWへのエッチング液の到達位置を、レシピ記憶部140に記憶された第二速度プロファイルにて第二位置から第一位置に移動させることを開始するように、ノズル移動制御部113がノズル駆動部40を制御する。ステップS18では、エッチング液の到達位置が第一位置に到達(ノズル31が第一位置の上に到達)するのをノズル移動制御部113が待機する。ステップS19では、ノズル移動制御部113が、ノズル31の移動を停止させるようにノズル駆動部40を制御する。
次に、エッチング制御部110はステップS20を実行する。ステップS20では、第一位置および第二位置の間におけるエッチング液の到達位置の往復回数が、レシピ記憶部140に記憶された全繰り返し回数に到達したか否かをノズル移動制御部113が確認する。
ステップS20において、全繰り返し回数は完了していないと判断した場合、エッチング制御部110はステップS21を実行する。ステップS21では、第一位置および第二位置の間におけるエッチング液の到達位置の往復回数が、レシピ記憶部140に記憶されたインターバル回数に到達したか否かをタイミング調節部114が確認する。
ステップS21において、上記往復回数がインターバル回数に到達したと判定した場合には、エッチング制御部110は、ステップS22を実行する。ステップS22では、レシピ記憶部140に記憶されたインターバル時間の経過を待機するようにタイミング調節部114がノズル駆動部40を制御する。その後、エッチング制御部110は処理をステップS14に戻す。ステップS21において、上記往復回数がインターバル回数に到達していないと判定した場合、エッチング制御部110はステップS22を実行することなく処理をステップS14に戻す。以後、上記往復回数が全繰り返し回数に到達するまでは、インターバル回数に到達する度にインターバル時間を挟みしながら、第一位置および第二位置の間における上記到達位置の往復が繰り返される。
ステップS20において、全繰り返し回数が完了したと判断した場合、エッチング制御部110はステップS23,S24を順に実行する。ステップS23では、処理液供給制御部112が、ノズル31からのエッチング液の吐出を停止するように処理液供給部30を制御する。ステップS24では、ノズル移動制御部113が、ノズル31をウェハWの上から退避させるようにノズル駆動部40を制御する。以上でエッチング処理手順が完了する。なお、ステップS11〜S24においては、上記到達位置の往復を第一位置から開始する例を示したが、上記到達位置の往復を第二位置から開始してもよい。
(リンス処理手順)
図9に示すように、リンス制御部120は、まずステップS31,S32,S33を順に実行する。ステップS31では、回転制御部121が、ウェハWの回転速度をレシピ記憶部140に記憶されたリンス処理用の回転速度に変更するように回転保持部20を制御する。ステップS32では、ノズル移動制御部123が、ノズル61を軸線Ax1(ウェハWの中心)の上に配置するようにノズル駆動部70を制御する。ステップS33では、処理液供給制御部122が、ノズル61からのリンス液の吐出を開始するように処理液供給部60を制御する。
次に、リンス制御部120はステップS34,S35,S36を順に実行する。ステップS34では、処理液供給制御部122が、レシピ記憶部140に記憶されたリンス時間の経過を待機する。ステップS35では、処理液供給制御部122が、ノズル61からのリンス液の吐出を停止するように処理液供給部60を制御する。ステップS36では、ノズル移動制御部123が、ノズル61をウェハWの上から退避させるようにノズル駆動部70を制御する。以上でリンス処理手順が完了する。
(乾燥処理手順)
図10に示すように、乾燥制御部130は、ステップS51,S52,S53を順に実行する。ステップS51では、回転制御部131が、ウェハWの回転速度をレシピ記憶部140に記憶された乾燥処理用の回転速度に変更するように回転保持部20を制御する。ステップS52では、回転制御部131が、レシピ記憶部140に記憶された乾燥時間の経過を待機する。ステップS53では、回転制御部131が、ウェハWの回転を停止させるように回転保持部20を制御する。以上で乾燥処理手順が完了する。
〔本実施形態の効果〕
以上に説明したように、基板処理装置10は、ウェハWを保持して回転させる回転保持部20と、ウェハWの表面に処理液を吐出するノズル31を含む処理液供給部30と、ウェハWの回転中心に交差する方向に沿ってノズル31を移動させるノズル駆動部40と、ウェハWの回転中心からの距離に応じて変化する第一速度プロファイルに従って、ウェハWの回転中心側からウェハWの外周側に処理液の到達位置を移動させることと、第一速度プロファイルとは異なる第二速度プロファイルに従ってウェハWの外周側からウェハWの回転中心側に処理液の到達位置を移動させることと、を繰り返し実行するようにノズル駆動部40を制御する制御装置4と、を備える。
基板処理装置10によれば、ウェハWの回転中心からの距離に応じて変化する速度プロファイルに従って、ウェハWの回転中心側と、ウェハWの外周側との間で処理液の到達位置を往復させることにより、液処理の均一性を向上させることができる。具体的には、液処理の進行を抑えたい箇所においては処理液の到達位置の移動速度を高くし、液処理の進行を促したい箇所においては処理液の到達位置の移動速度を低くするように速度プロファイルを設定することで、液処理の均一性を向上させることができる。
しかしながら、速度プロファイルの調節により液処理の進行の程度を調節する手法においては、液処理の進行を部位ごとでピンポイントに調節するのが難しい場合があることを発明者等は見出した。たとえば、ある部位における液処理の進行を調節するために、処理液の到達位置の移動速度を調節した場合、その影響が他の部位にも及んでしまう場合がある。これを解決するためには、速度をより細やかに変更するように速度プロファイルを設定することが考えられるが、速度プロファイルが複雑化すると、実際の移動速度が速度プロファイルに追従し切れずに、期待どおりの効果が得られない場合もある。これに対し、往路と復路とで互いに異なる速度プロファイルを用いる構成によれば、往路および復路のそれぞれにおいては速度プロファイルの変動を抑制しつつ、往路および復路の速度プロファイルの重ね合わせによって、速度をより細やかに変更するのと同様の状態を得ることができる。これにより、ウェハWの部位ごとの細やかな調節が可能となる。したがって、基板処理装置10は、ウェハWの面内における液処理の均一性向上に有効である。
第一速度プロファイルおよび第二速度プロファイルは、ウェハWの回転中心側の第一区間においては、第一速度プロファイルおよび第二速度プロファイルのいずれか一方が第一固定値となって他方が変動し、第一区間よりウェハWの外周側の第二区間においては、第一速度プロファイルおよび第二速度プロファイルのいずれか一方が第二固定値となって他方が変動するように設定されていてもよい。この場合、第一区間および第二区間のいずれにおいても、第一速度プロファイルおよび第二速度プロファイルのいずれか一方の調整を行えばよいので、液処理の均一性を向上させるための速度プロファイルの調整が容易である。
第一速度プロファイルおよび第二速度プロファイルは、第一速度プロファイルおよび第二速度プロファイルのいずれか一方が第一区間において第一固定値となって他方が第二区間において第二固定値となるように設定されていてもよい。この場合、第一区間においては往路および復路のいずれか一方の加減速の頻度が低くなり、第二区間においては他方の加減速の頻度が低くなる。これにより、往路および復路のそれぞれにおける加減速の頻度が低減されるので、速度プロファイルに対する処理液の到達位置の移動速度の追従性が高くなる。したがって、上記応答遅れに起因する液処理の均一性低下を更に抑制することができる。
第一固定値は第二固定値よりも大きくてもよい。ウェハWの回転中心側においては、ウェハWの外周側に比較して、より高い移動速度が求められる傾向がある。この傾向に対応し、第一固定値を第二固定値よりも大きく設定しておくことにより、往路および復路のそれぞれにおいて移動速度が過大または過小となることを抑制することができる。
第一区間は第二区間よりも長くてもよい。第一区間および第二区間の間においては、ウェハWの回転中心からの距離に応じて第一速度プロファイルおよび第二速度プロファイルの両方を変化させ、液処理の進行度をより柔軟に調節することができる。第一区間が第二区間よりも長い構成によれば、第一区間および第二区間の間がウェハWの外周側に位置するので、ウェハWの外周側における液処理の進行度をより柔軟に調節することができる。
第一区間が第二区間よりも短くてもよい。第一区間が第二区間よりも短い構成によれば、第一区間および第二区間の間がウェハWの回転中心側に位置するので、ウェハWの回転中心側における液処理の進行度をより柔軟に調節することができる。
以上、実施形態について説明したが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。たとえば、処理対象の基板は半導体ウェハに限られず、たとえばガラス基板、マスク基板、FPD(Flat Panel Display)などであってもよい。
4…制御装置、10…基板処理装置、20…回転保持部、30,60…処理液供給部、31,61…ノズル、40,70…ノズル駆動部、Ax1…軸線(回転中心)、PF1…第一速度プロファイル、PF2…第二速度プロファイル、SC1…第一区間、SC2…第二区間、V1…第一固定値、V2…第二固定値、W…ウェハ(基板)。

Claims (10)

  1. 基板を保持して回転させる回転保持部と、
    前記基板の表面に処理液を吐出するノズルを含む処理液供給部と、
    前記基板の回転中心に交差する方向に沿って前記ノズルを移動させるノズル駆動部と、
    前記基板の回転中心からの距離と速さとの関係を表す一プロファイルに従って、前記基板の回転中心側から前記基板の外周側に前記処理液の到達位置を移動させることと、前記基板の回転中心からの距離と速さとの関係が前記第一プロファイルと異なる第二プロファイルに従って前記基板の外周側から前記基板の回転中心側に前記処理液の到達位置を移動させることと、を繰り返し実行するように前記ノズル駆動部を制御する制御装置と、を備える基板処理装置。
  2. 前記第一プロファイルおよび前記第二プロファイルは、前記基板の回転中心側の第一区間においては、前記第一プロファイルおよび前記第二プロファイルのいずれか一方が第一固定値となって他方が変動し、前記第一区間より前記基板の外周側の第二区間においては、前記第一プロファイルおよび前記第二プロファイルのいずれか一方が第二固定値となって他方が変動するように設定されている、請求項1記載の基板処理装置。
  3. 前記第一プロファイルおよび前記第二プロファイルは、前記第一プロファイルおよび前記第二プロファイルのいずれか一方が前記第一区間において前記第一固定値となって他方が前記第二区間において前記第二固定値となるように設定されている、請求項2記載の基板処理装置。
  4. 前記第一プロファイルおよび前記第二プロファイルは、前記第二プロファイルが前記第一区間において前記第一固定値となり、前記第一プロファイルが前記第二区間において前記第二固定値となるように設定されている、請求項3記載の基板処理装置。
  5. 前記第一固定値は前記第二固定値よりも大きい、請求項2〜4のいずれか一項記載の基板処理装置。
  6. 前記第一区間が前記第二区間よりも長い、請求項2〜5のいずれか一項記載の基板処理装置。
  7. 前記第一区間が前記第二区間よりも短い、請求項2〜5のいずれか一項記載の基板処理装置。
  8. 前記制御装置は、前記基板の回転動作と、前記処理液の到達位置の往復動作との位相をずらすように前記ノズル駆動部を制御することを更に実行するように構成されている、請求項1〜7のいずれか一項記載の基板処理装置。
  9. 基板を保持して回転させることと、
    前記基板の表面に処理液を吐出することと、
    前記基板の回転中心からの距離と速さとの関係を表す一プロファイルに従って、前記基板の回転中心側から前記基板の外周側に前記処理液の到達位置を移動させることと、前記基板の回転中心からの距離と速さとの関係が前記第一プロファイルとは異なる第二プロファイルに従って前記基板の外周側から前記基板の回転中心側に前記処理液の到達位置を移動させることとを繰り返し実行することと、を含む基板処理方法。
  10. 請求項9記載の基板処理方法を装置に実行させるためのプログラムを記憶した、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
JP2017177082A 2017-09-14 2017-09-14 基板処理装置、基板処理方法および記憶媒体 Active JP6986399B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017177082A JP6986399B2 (ja) 2017-09-14 2017-09-14 基板処理装置、基板処理方法および記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017177082A JP6986399B2 (ja) 2017-09-14 2017-09-14 基板処理装置、基板処理方法および記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019054104A JP2019054104A (ja) 2019-04-04
JP6986399B2 true JP6986399B2 (ja) 2021-12-22

Family

ID=66013915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017177082A Active JP6986399B2 (ja) 2017-09-14 2017-09-14 基板処理装置、基板処理方法および記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6986399B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102421919B1 (ko) 2019-12-27 2022-07-18 가부시키가이샤 스크린 홀딩스 기판 처리 장치, 기판 처리 방법, 기판 처리 시스템, 및 학습용 데이터의 생성 방법

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005311012A (ja) * 2004-04-21 2005-11-04 Sony Corp ウェットエッチング装置及び基板のウェットエッチング方法
JP5389473B2 (ja) * 2009-03-03 2014-01-15 株式会社ディスコ スピンナ洗浄装置
JP6404189B2 (ja) * 2015-08-07 2018-10-10 東京エレクトロン株式会社 基板液処理装置、基板液処理方法及び記憶媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019054104A (ja) 2019-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102629289B1 (ko) 기판 액처리 장치, 기판 액처리 방법 및 기억 매체
US11862486B2 (en) Substrate liquid processing apparatus, substrate liquid processing method and recording medium
US11024518B2 (en) Substrate processing apparatus, substrate processing method and recording medium
US9190300B2 (en) Method of cleaning substrate processing apparatus
KR102412247B1 (ko) 기판 액처리 방법, 기판 액처리 장치, 및 기억 매체
US10847387B2 (en) Substrate processing apparatus, substrate processing method and recording medium
JP2009194034A (ja) 洗浄装置及びその方法、塗布、現像装置及びその方法、並びに記憶媒体
US20220059357A1 (en) Substrate processing method and substrate processing apparatus
KR102359530B1 (ko) 기판 처리 방법, 기판 처리 장치, 그리고 용기 세정 방법
JP5440441B2 (ja) 液処理装置
KR20180018340A (ko) 액 처리 장치 및 액 처리 방법
JP5726686B2 (ja) 液処理装置、及び液処理装置の制御方法
JP2008192943A (ja) 基板処理システム
JP6986399B2 (ja) 基板処理装置、基板処理方法および記憶媒体
JP2009238793A (ja) 基板処理方法および基板処理装置
KR101769440B1 (ko) 기판 처리 방법
JP2015115584A (ja) 基板処理方法および基板処理装置
KR20160141248A (ko) 기판 처리 장치 및 방법
JP2006202983A (ja) 基板処理装置および処理室内洗浄方法
JP6395673B2 (ja) 基板処理装置
JP2017118049A (ja) 基板処理装置、基板処理方法及び記憶媒体
KR102010261B1 (ko) 기판 처리 장치 및 방법
TW201606908A (zh) 基板處理方法
JP6125449B2 (ja) 基板液処理装置及び基板液処理方法
WO2022163450A1 (ja) 基板液処理装置及び基板液処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200703

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210511

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210630

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211102

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6986399

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150