JP2015101361A - プラスチックボトル - Google Patents

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Abstract

【課題】薄肉化したプラスチックボトルであっても、ボトル肩部を破損させることなく陥没・復元させるとともに、トップロードに対して有効に対応することできるプラスチックボトルを提供すること。
【解決手段】肩部3は、口部2と同軸上に、上側から順番に、それぞれ環状である第1周リブ311第2周リブ312第3周リブ313、を有し、且つ、プラスチックボトル1にトップロードFが作用したときに第1周リブ311、第2周リブ312及び第3周リブ313を起点として変形して下方に陥没する陥没状態に移行するとともに、当該トップロードFが解放された後も当該陥没状態を維持可能に構成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、プラスチックボトルに関する。
飲料用のボトルとしてプラスチックボトル(以下、単に「ボトル」ともいう)が広く用いられており、その軽量化が求められている。ボトルを軽量化する方法としては、その肉厚を薄くすることが一般的であるが、薄肉化は同時にボトルの強度の低下を招く。このため、ボトルの設計時には、軽量化と強度維持という、相反する要素のバランスを取ることが求められる。
特に、飲料などの内容物を充填されるボトルには、大きなトップロード(縦圧縮荷重)に耐え得るものであることが要求される。つまり、ボトルの運搬・保管の際、内容物が充填された状態で数本〜数十本単位で段ボール箱に収納されたり、シュリンクパックや結束バンド等で一纏めにされたりしてパレット上に積み上げられるため、下段の各ボトルは大きなトップロードに耐え得るものでなければならない。
このため、ボトル形状の工夫により、軽量化と強度維持の両立を図ろうとする取り組みが行われている。具体的には、ボトル胴部に環状の凹リブを形成することでその強度を向上させ、トップロードが作用した場合にも、通常時の形状を維持させようとする検討などが進められている(特許文献1参照)。
特開2011−116427号公報
近時の省資源に対する意識の高まりなどを受け、プラスチックボトルには更なる薄肉化が要求されている。このため、従来のようにボトル形状の工夫によって強度を向上させ、通常時のボトル形状を維持しながらトップロードに抗する方法では、更なる薄肉化の要求に対応することが困難になってきている。
そこで、本願発明者は、従来とは全く異なるアプローチにより上記課題の解決を試みた。つまり、通常時のボトル形状を維持するのではなく、内容物が充填された状態のボトルを予め縦方向に所定量潰しておくことで、トップロードに抗しようと考えた。
詳細には、まず、例えば段ボール箱への収納に先駆けて、ボトルに比較的小さなトップロードを作用させ、ボトル肩部をボトル胴部内に陥没するように変形させる。そして、その陥没状態のまま、ボトルを段ボール箱に収納して運搬・保管しようとするものである。このように段ボール箱に収納されたボトルは、運搬先の小売店等で段ボール箱から取り出された後、それまで陥没していたボトル肩部をボトル胴部内から引き出すことで、通常のボトル形状に復元させることができる。すなわち、運搬・保管時は予めボトルを変形(陥没)させておくことで、段ボール箱を積み上げた際のトップロードに耐え得るものにするとともに、運搬後は通常のボトル形状に復元させることで、従来通り店頭に置き、飲用に供することが可能となるものである。
しかしながら、本願発明者はここで新たな課題を見出した。すなわち、段ボール箱への収納に先駆けてボトルにトップロードを作用させた際、ボトル肩部において局所的に大きな陥没が発生し、ボトル肩部全体で一様な陥没とならないという現象が観られた。これにより、ボトル肩部の上方のボトル口部が傾斜し、段ボール箱を積み上げた際のトップロードに耐え得なくなったり、ボトル肩部の一部に応力が集中して破損に至ったりするなど、その商品価値を大きく損ねてしまうという課題があった。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、その目的は、薄肉化したプラスチックボトルであっても、ボトル肩部を破損させることなく陥没・復元させるとともに、トップロードに対して有効に対応することできるプラスチックボトルを提供することである。
上記目的を達成するべく、本発明のプラスチックボトルは、内容物の注ぎ口となるボトル口部と、ボトル胴部と、前記ボトル口部と前記ボトル胴部とをつなぐように下方にかけて拡大するボトル肩部と、有するプラスチックボトルであって、前記ボトル肩部は、前記ボトル口部と同軸上に、上側から順番に、それぞれ環状である第1周リブ、第2周リブ及び第3周リブを有し、且つ、当該プラスチックボトルにトップロードが作用したときに前記第1周リブ、前記第2周リブ及び前記第3周リブを起点として変形して下方に陥没する陥没状態に移行するとともに、当該トップロードが解放された後も当該陥没状態を維持可能に構成されているものである。
本発明によれば、例えば段ボール箱への収納に先駆けてプラスチックボトルにトップロードを作用させることで、ボトル肩部に圧縮荷重を作用させ、第1周リブ、第2周リブ及び第3周リブを起点としてボトル肩部を変形させ、陥没状態へと移行させることができる。この場合、第1周リブ、第2周リブ及び第3周リブは、いずれもボトル口部と同軸の環状であるため、ボトル肩部はボトル口部を中心として一様に陥没するように変形する。よって、ボトル口部を傾斜させることなく圧縮荷重によりボトル肩部に座屈を生じさせて陥没状態へ移行させることができるとともに、その移行の際にボトル肩部に発生する応力は、第1周リブ、第2周リブ及び第3周リブにわたって分散されるため、局所的な応力集中とそれによる破損を抑制することが可能となる。
また、陥没状態に移行したプラスチックボトルでは、さらにトップロードを作用させると、ボトル胴部内に陥没したボトル肩部には一転して引張荷重が作用する。このため、例えば段ボール箱を積み上げた際の大きなトップロードに対しても、安定した形状で耐えることが可能となる。
本発明の好ましい一態様によれば、前記第1周リブ、前記第2周リブ及び前記第3周リブの少なくとも1つが、直線状の稜線が複数連なることで環状を呈しているとよい。
この構成によれば、例えば段ボール箱への収納に先駆けてトップロードを作用させた際のボトル肩部を、直線状の稜線に沿って折り返すように変形させることができる。よって、稜線を曲線状とした場合に比べて、ボトル口部の傾斜をより確実に防止して、例えば段ボール箱を積み上げた際のトップロードに耐え得る陥没状態へと移行させることができる。
好ましくは、前記ボトル肩部は、前記第1周リブと前記第2周リブとの間に、前記ボトル口部側から前記ボトル胴部側に向けて放射状に延びる第1径リブを有し、前記第2周リブと前記第3周リブとの間に、前記ボトル口部側から前記ボトル胴部側に向けて放射状に延びる第2径リブを有しているとよい。
この構成によれば、ボトル肩部を第1径リブ及び第2径リブに沿って折り返すように変形させ、ボトル口部の傾斜をより確実に防止してプラスチックボトルを陥没状態へと移行させることができる。
好ましくは、前記第1径リブ及び前記第2径リブは、上面視で、前記ボトル口部を中心として周方向にずらして配置されているとよい。
この構成によれば、プラスチックボトルを陥没状態へと移行させる際に、第1径リブ及び第2径リブにおいて発生する応力の伝達を抑制し、応力集中及びボトル肩部における破損をより確実に抑制することが可能となる。
好ましくは、前記ボトル胴部は、前記ボトル肩部の前記陥没状態への移行に伴って膨出するように変形する加圧吸収面を有しているとよい。
この構成によれば、プラスチックボトルを陥没状態へと移行させる際の変形時に、プラスチックボトルの内部の圧力上昇を、加圧吸収面の膨出によって吸収することができる。したがって、例えば段ボール箱への収納に先駆けてトップロードを作用させた際、内部圧力の上昇により生じる反力(プラスチックボトルの内部からボトル口部に作用する力)を軽減することが可能となり、ボトル肩部を安定的に陥没させてボトル口部の傾斜を防止し、段ボール箱を積み上げた際のトップロードに耐え得る陥没状態へと移行させることができる。
第1実施形態に係るプラスチックボトルの斜視図である。 図1のプラスチックボトルの正面図である。 図1のプラスチックボトルの上面図である。 図4(a)は図1のプラスチックボトルの肩部まわりの拡大図であり、図4(b)は図4(a)のX−X線で切断した半端面図である。 図5(a)は図1のプラスチックボトルの変形前の状態について上面側及び正面側のそれぞれから見た拡大斜視図であり、図5(b)は図1のプラスチックボトルが変形中の状態について上面側及び正面側のそれぞれから見た拡大斜視図であり、図5(c)は図1のプラスチックボトルの変形後の状態について上面側及び正面側のそれぞれから見た拡大斜視図である。 図6(a)は図1のプラスチックボトルの変形初期の状態の拡大斜視図であり、図6(b)は図1のプラスチックボトルの変形がさらに進んだ状態の拡大斜視図であり、図6(c)は図1のプラスチックボトルの変形後の状態の拡大斜視図である。 第2実施形態に係るプラスチックボトルの肩部まわりの拡大斜視図である。 図7のプラスチックボトルの上面図である。 図9(a)は図7のプラスチックボトルの肩部まわりの拡大図であり、図9(b)は図9(a)のY−Y線で切断した半端面図である。 第3実施形態に係るプラスチックボトルの肩部まわりの拡大斜視図である。 図10のプラスチックボトルの上面図である。 図12(a)は図10のプラスチックボトルの肩部まわりの拡大図であり、図12(b)は図12(a)のZ−Z線で切断した半端面図である。 図13(a)は第4実施形態に係るプラスチックボトルの斜視図であり、図13(b)は図13(a)のプラスチックボトルの肩部まわりの拡大斜視図である。 図14(a)は第5実施形態に係るプラスチックボトルの斜視図であり、図14(b)は図14(a)のプラスチックボトルの肩部まわりの拡大斜視図である。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態に係るプラスチックボトルを説明する。
以下の説明では、ボトルの口部が存在する方を上側とし、ボトルの底部が存在する方を下側とする。横断面形状とは、ボトルの中心軸に直交する平面における断面形状を意味する。
(第1実施形態)
図1〜4に示すように、プラスチックボトル1(以下、「ボトル1」という。)は、上側から順に、口部2、肩部3、胴部4及び底部5を有する。これらの部分(2、3、4及び5)は、一体に形成され、内部に飲料を貯留するための有底筒状のボトル壁を構成する。飲料としては、水、緑茶、ウーロン茶、ブレンド茶、スポーツドリンク又は果汁等の非炭酸飲料を貯留するのに適している。また、ボトル1は、容量が1リットルを超えるような大型サイズのボトルに適したものであり、ここでは例として2リットル用としているが、本発明はこれに限定されるものではなく、1リットル未満のボトルに適用することもできる。
ボトル1は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどの熱可塑性樹脂を主材料として、二軸延伸ブロー成形等の延伸成形法により成形される。
ボトル1の製造工程の一例を説明する。先ず、金型内に熱可塑性樹脂を射出し、プリフォームを射出成形する。プリフォームは、口部2と同形状の口部と、その下側に連なる有底の筒状部と、で構成される。射出成形後は、プリフォームをブロー成形機にセットして、プリフォームの筒状部を加熱する。そして、延伸ロッドによって筒状部を縦方向に延伸させると共に、圧縮空気を吹き込んで筒状部を横方向に延伸させる。延伸させた筒状部の部位を金型の内面に押し付け、その後固化させる。これにより、肩部3、胴部4及び底部5が成形され、ボトル1の一連の成形が完了する。
口部2は、図4に示すように、上端が開口しており、飲料の注ぎ口として機能する。口部2の開口は、キャップ21の着脱により開閉される。肩部3は、横断面が下方にかけて徐々に拡大してなる。すなわち、肩部3は、ボトル1において最小径の口部2を、ボトル1において最大幅を構成する胴部4の上端につなぐように下方にかけて拡大する。また、肩部3と胴部4の上端とをむすぶ綾線は、周方向に山部12と谷部14とを交互に繰り返して延びる略正弦波状の曲線となっている。具体的には、胴部4の正方形の横断面形状に対応して、山部12の頂部が正方形の一辺の真ん中に位置すると共に、谷部14の頂部が正方形の角に位置している。
胴部4は、正方形の横断面形状を基調とする角筒状の部分である。詳細には、図3に示すように、胴部4の正方形の横断面形状は、正方形の4つの角部31が円弧からなり、隣り合う角部31,31の間に直線部33を有する。また、図1及び図2に示すように、胴部4は、その上下方向の途中にくびれ部40及び指挿入用の窪み部80を有している。図2に示すように、胴部4を上下方向に3つのエリアで区分けすると、胴部4は、くびれ部40と、くびれ部40の上側にある上側胴部42と、くびれ部40の下側にある下側胴部44と、からなる。上側胴部42及び下側胴部44は、上下方向において一定の正方形の横断面形状からなる部分である。上側胴部42及び下側胴部44には、それぞれ、周方向に延びる複数の連続溝50及び複数の断続溝52が上下方向に交互に形成されている。また、図4に示すように、上側胴部42の上部側面には、ボトル1の内部に向けて凹設された加圧吸収面16がそれぞれ形成されている。口部2、胴部4及び底部5の形状は特に限定されるものではなく、適宜設計することができる。
肩部3は、口部2を中心として環状に配置された複数の第1ブロック331と、その複数の第1ブロック331の外周で環状に配置された複数の第2ブロック332を有している。第1ブロック331及び第2ブロック332は、ボトル1の内方から外方に向けてプリフォームを突出形成させたものであり、上面視で略四角形を呈している。このように第1ブロック331及び第2ブロック332が環状に配置されることにより、口部2と第1ブロック331との間には、口部2の周囲を囲う環状溝である第1周リブ311が形成され、また、第1ブロック331と第2ブロック332との間には、第1周リブ311を囲う環状溝である第2周リブ312が形成される。さらに、第2ブロック332の外周側には、第2周リブ312の外周を囲う環状溝である第3周リブ313が形成される。なお、第1周リブ311、第2周リブ312及び第3周リブ313は、それぞれ、略円錐台形状を呈する肩部3に形成された段部又は屈曲部と見ることもできる。
第1ブロック331は、その端部331a〜331cが略直線状に形成されている。また、第2ブロック332も、その端部332a〜332c略直線状に形成されている。このため、第1ブロック331及び第2ブロック332の端部に形成される第1周リブ311、第2周リブ312、第3周リブ313は、それぞれ上面視で口部2を中心とする円に接する直線状の稜線を有する溝が複数連なることで環状を呈するものとなる。
また、複数の第1ブロック331は所定間隔を空けて環状に配置されるため、隣り合う第1ブロック331、331の端部331b、331bの間には、第1径リブ321が形成される。同様に、隣り合う第2ブロック332、332の端部332b、332bの間には、第2径リブ322が形成される。第1径リブ321及び第2径リブ322は、いずれも口部2側から胴部4側に向けて放射状に延びる溝となる。また、図3に示すように、第1径リブ321及び第2径リブ322は、上面視で口部2を中心として周方向に角度θだけずらして配置されている。
以上説明した本実施形態のボトル1の変形(陥没)について説明する。
図5に表すように、口部2に取り付けられたキャップ21の上面に対し、矢印Fで示す向き(鉛直方向下向き)にトップロード(縦圧縮荷重)を作用させると、その力は口部2を介して肩部3へと伝達される。上述したように、肩部3には、口部2と同軸上に第1周リブ311、第2周リブ312及び第3周リブ313が形成されていることから、ボトル1の断面形状が変化しているこれらの部位において応力集中が発生する。
この応力集中により、第1周リブ311と第2周リブ312との間に形成された複数の第1ブロック331と、第2周リブ312と第3周リブ313との間に形成された複数の第2ブロック332には、圧縮荷重が作用する。この圧縮荷重により、第1ブロック331及び第2ブロック332には撓みが生じ、形状は不安定なものとなる。この結果、まず第1ブロック331に座屈が生じると、図5(b)に示すように、第1周リブ311及び第2周リブ312を起点として変形し、複数の第1ブロック331が第2周リブ312に沿って下方に折り返し、下方に陥没する。下方に折り返した隣り合う第1ブロック331、331は、それらの間に形成された第1径リブ321を起点として、互いに近接するように口部2側にも折り返される。
肩部3がボトル内方に陥没することにより、ボトル1内部の圧力が上昇する。この圧力上昇により、加圧吸収面16が外方に膨出する。これにより、ボトル1の内部圧力の上昇が吸収される。
図5(b)に示すように変形させた後も、継続してトップロードを作用させると、下方に折り返した複数の第1ブロック331には、第1周リブ311と第2周リブ312との間で引張荷重が作用する。一方、複数の第2ブロック332には、第2周リブ312と第3周リブ313との間で引き続き圧縮荷重が作用する。この圧縮荷重により、第2ブロック332に撓みが生じて座屈に至ると、図5(c)に示すように、第2周リブ312及び第3周リブ313を起点として変形し、複数の第2ブロック332が第3周リブ313に沿って下方に折り返し、下方に陥没する。下方に折り返した隣り合う第2ブロック332、332は、それらの間に形成された第2径リブ322を起点として、互いに近接するように口部2側にも折り返される。
図5(c)に示す陥没状態となったボトル1は、作用させていたトップロードを解放した後も、その陥没状態が維持される。このような陥没状態となったボトル1では、さらにトップロードが作用した場合、複数の第1ブロック331及び第2ブロック332のいずれにも引張荷重が発生することから、座屈が生じることなく安定的にトップロードに抗することができる。
このボトル1では、例えば段ボール箱への収納に先駆けて、ボトル1にトップロードを作用させることで、図5(a)に示す通常状態から図5(c)に示す陥没状態に移行させ、この陥没状態のまま段ボール箱に収納して運搬・保管する。これにより、パレット上に段ボールが積み上げられた場合であっても、下段の段ボール箱内のボトル1は、引張荷重に対する反力と、陥没に伴い上昇する内部圧力に基づく反力によって大きなトップロードに耐えることができる。
第1周リブ311、第2周リブ312及び第3周リブ313は、いずれも口部2と同軸の環状溝であるため、陥没状態への移行の際、肩部3は口部2を中心として一様に陥没するよう変形する。すなわち、口部2を傾斜させることなく陥没状態へと移行させ、段ボール箱を積み上げた際のトップロードに耐え得る状態にすることが可能となる。
また、運搬先の小売店や消費者において、それまで陥没していた肩部3を胴部4内から引き出すことで、通常のボトル形状に復元させることができる。すなわち、運搬・保管時は予めボトルを変形(陥没)させておくことで、段ボール箱を積み上げた際のトップロードに耐え得るものにするとともに、運搬後は通常のボトル形状に復元させることで、従来通り店頭に置き、飲用に供することが可能となるものである。
また、第1周リブ311、第2周リブ312及び第3周リブ313は、それぞれ上面視で口部2を中心とする円に接する直線状の稜線を有する溝が複数連なることで環状を呈している。このため、段ボール箱への収納に先駆けてトップロードを作用させた際の肩部3を、溝の直線状の稜線に沿って折り返すように変形させることできる。よって、環状溝の稜線を曲線状にした場合に比べて、口部2の傾斜をより確実に防止して、段ボール箱を積み上げた際のトップロードに耐え得る陥没状態へと移行させることができる。
さらに、ボトル1の内部圧力の上昇が加圧吸収面16の膨出によって吸収されることで、段ボール箱への収納に先駆けてトップロードを作用させた際、内部圧力の上昇により生じる反力を軽減することが可能となる。このため、肩部3を安定的に陥没させて口部2の傾斜を防止し、段ボール箱を積み上げた際のトップロードに耐え得る陥没状態へと移行させることができる。
続いて、図6を参照して、ボトル1にトップロードを作用させた場合の変形(陥没)と応力に関する数値解析の結果について説明する。ここでは、汎用プログラムによってボトル1の数値解析モデルを作成し、有限要素法を用いた構造解析を行うことで、ボトル1に生じる変形と応力を評価した。ボトル1の数値解析モデルの肉厚は、実際の射出成形により製造されるプラスチックボトルと同様に、微小ながらも部位によるばらつきが再現されている。ボトル1を机上に置いた状態でトップロードを作用させ、肩部3を陥没させる状況を想定し、ボトル1の数値解析モデルには、底部を拘束するとともに、キャップ21に鉛直方向下向きの荷重を作用させるように境界条件を設定した。
ボトル1の数値解析モデルでは、トップロードが作用しても、図6(a)から図6(c)に示すように、口部2がほとんど傾斜することなく肩部3が陥没していく様子がわかる。これは、ボトル1の肩部3が、溝の稜線に沿って折り返すように変形するとともに、第1径リブ321及び第2径リブ322が周方向にオフセット配置されていることで、第1径リブ321及び第2径リブ322に沿う応力伝達及び応力集中が生じなかったことが原因と考えられる。これにより、ボトル1モデルの肩部3は、局所的な変形が抑制され、対称性を維持したまま一様に陥没している。
(第2実施形態)
次に、図7〜図9を参照して、第2実施形態に係るプラスチックボトル1A(以下、「ボトル1A」という。)について説明する。ボトル1Aは、肩部周辺の形状がボトル1と異なっており、同一の構成については適宜同一の符合を付して、説明を省略する。
ボトル1Aの肩部3Aには、上面視で、口部2の周囲を囲う環状溝である第1周リブ311Aと、第1周リブ311Aを囲う環状溝である第2周リブ312Aが形成される。さらに、第2周リブ312の外周を囲う環状溝である第3周リブ313が形成される。すなわち、肩部3Aは、口部2と同軸上に、第1周リブ311A、第2周リブ312A及び第3周リブ313を有する。なお、第1周リブ311A、第2周リブ312A及び第3周リブ313Aは、それぞれ、略円錐台形状を呈する肩部3に形成された段部又は屈曲部と見ることもできる。
ボトル1Aの肩部3Aには、上述したボトル1のように、口部2の周囲に第1ブロック331及び第2ブロック332といった突出物は形成されていない。このため、第1周リブ311A、第2周リブ312A及び第3周リブ313Aは、直線状の稜線を有しておらず、図7に示すように上面視で口部2を中心とする円環状に形成されている。
以上のように構成されたボトル1Aは、トップロードが作用することにより、まず第1周リブ311A、第2周リブ312A及び第3周リブ313Aに沿って応力集中が生じる。そして、肩部3Aのうち、第1周リブ311Aと第2周リブ312Aとの間の部分、及び、第2周リブ312Aと第3周リブ313Aとの間の部分には圧縮荷重が作用し、局所的な座屈が生じる。これにより、ボトル1Aを、第3周リブ313Aより上部がボトル内方に陥没する陥没状態に移行することができる。
(第3実施形態)
次に、図10〜図12を参照して、第3実施形態に係るプラスチックボトル1B(以下、「ボトル1B」という。)について説明する。ボトル1Bは、肩部周辺の形状がボトル1と異なっており、同一の構成については適宜同一の符合を付して、説明を省略する。
ボトル1Bの肩部3Bは、ボトル1同様に、口部2を中心として環状に配置された複数の第1ブロック331Bと、その複数の第1ブロック331Bの外周で環状に配置された複数の第2ブロック332Bを有している。第1ブロック331Bは、略直線状に形成された端部331Ba〜331Bcを有している。また、第2ブロック332Bは、略直線状に形成された端部332Ba〜332Bcを有している。このため、第1周リブ311B、第2周リブ312B及び第3周リブ313Bは、それぞれ上面視で口部2を中心とする円に接する直線状の稜線を有する溝が複数連なることで環状を呈している。
また、第1ブロック331B及び第2ブロック332Bが形成されることによって、口部2側から順番に第1周リブ311B、第2周リブ312B及び第3周リブ313Bが形成される点もボトル1と同様である。さらに、隣り合う第1ブロック331B、331Bの端部331Bb、331Bbの間には、第1径リブ321Bが形成され、隣り合う第2ブロック332B、332Bの端部332Bb、332Bbの間には、第2径リブ322Bが形成される点も、ボトル1と同様である。
ボトル1Bは、第1径リブ321B及び第2径リブ322Bの配置の点でボトル1と異なる。すなわち、上述したように、ボトル1の第1径リブ321及び第2径リブ322は、上面視で口部2を中心として周方向に角度θだけずらして配置されるのに対し(図3参照)、ボトル1Bの第1径リブ321B及び第2径リブ322Bは、同一直線上に並ぶように配置されている(図11参照)。
以上のように構成されたボトル1Bも、トップロードが作用することにより、肩部3Bを、溝の直線状の稜線に沿って折り返すように変形させることができる。第1径リブ321B及び第2径リブ322Bが同一直線上に並ぶように配置されているため、陥没状態への移行時にはそれらに沿うようにして応力が伝達される。この場合、肉厚のばらつき等を小さくすることで、応力集中及び局所的な変形を抑制し、対称性を維持したまま一様に陥没させることが可能となる。
(第4実施形態)
次に、図13を参照して、第4実施形態に係るプラスチックボトル1C(以下、「ボトル1C」という。)について説明する。ボトル1Cは、肩部周辺の形状がボトル1と異なっており、同一の構成については適宜同一の符合を付して、説明を省略する。また、図13(b)では、キャップ21周辺の図示を省略している。
ボトル1Cの肩部3Cは、ボトル1同様に、口部2を中心として環状に配置された複数の第1ブロック331Cと、その複数の第1ブロック331Cの外周で環状に配置された複数の第2ブロック332Cを有している。第1ブロック331Cは、略直線状に形成された端部331Ca、331Cb、331Ccを有している。また、第2ブロック332Cは、略直線状に形成された端部332Ca、332Cb、332Ccを有している。このため、第1周リブ311C、第2周リブ312C及び第3周リブ313Cは、それぞれ上面視で口部2を中心とする円に接する直線状の稜線を有する溝が複数連なることで環状を呈している。
また、第1ブロック331C及び第2ブロック332Cが形成されることによって、口部2側から順番に第1周リブ311C、第2周リブ312C及び第3周リブ313Cが形成される点もボトル1と同様である。さらに、隣り合う第1ブロック331C、331Cの端部331Cb、331Cbの間には、第1径リブ321Cが形成され、隣り合う第2ブロック332C、332Cの端部332Cb、332Cbの間には、第2径リブ322Cが形成される点も、ボトル1と同様である。
ボトル1Cは、第2径リブ322Cの配置の点でボトル1と異なる。すなわち、ボトル1においては、配置される第2ブロック332の数は第1ブロック331と同数であるのに対し、ボトル1Cにおいては、配置される第2ブロック332Cの数は第1ブロック331Cの2倍とされている。そのため、ボトル1Cの肩部3Cに配置される第2径リブ322Cの数もボトル1の2倍となる。また、ボトル1Cの第1径リブ321C及び第2径リブ322Cは、同一直線上に並ぶように配置されており、ボトル1Cは、加圧吸収面16Cの内部に、鉛直方向に伸びる複数の柱状のリブ16C1を配している点でもボトル1と異なる。
以上のように構成されたボトル1Cも、トップロードが作用することにより、肩部3Cを、溝の直線状の稜線に沿って折り返すように変形させることができる。第1径リブ321C及び第2径リブ322Cが同一直線上に並ぶように配置されているため、陥没状態への移行時にはそれらに沿うようにして応力が伝達される。この場合、肉厚のばらつき等を小さくすることで、応力集中及び局所的な変形を抑制し、対称性を維持したまま一様に陥没させることが可能となる。
(第5実施形態)
次に、図14を参照して、第5実施形態に係るプラスチックボトル1D(以下、「ボトル1D」という。)について説明する。ボトル1Dは、肩部周辺の形状がボトル1と異なっており、同一の構成については適宜同一の符合を付して、説明を省略する。また、図14(b)では、キャップ21周辺の図示を省略している。
ボトル1Dの肩部3Dは、それぞれ大きさの異なる四角錐の斜面の一部である斜面331D、332Dを積み上げるようにして形成されている。これにより、斜面331D、332Dの周囲には、口部2を囲うようにして、直線状の稜線を有する第1周リブ311D、第2周リブ312D及び第3周リブ313Dが段差状に形成される。第1周リブ311D、第2周リブ312D及び第3周リブ313Dは、いずれも角を丸めた四角形の環状に形成されている。
以上のように構成されたボトル1Dも、トップロードが作用することにより、肩部3Dを段差の直線状の稜線に沿って折り返し、応力集中及び局所的な変形を抑制し、対称性を維持したまま一様に陥没させることが可能となる。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素およびその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。例えば、周リブ(311、312、313)の数を3つ以上にすることもできる。一例を挙げると、ヘッドスペースを比較的大きくできる場合には周リブの数を3つ以上に増やすとよい。また、胴部4の横断面形状を長方形とすることができる。この場合、第1周リブ311、第2周リブ312及び第3周リブ313の少なくとも一つを扁平な環状とすることもできるし、さらには、楕円環状の周リブと真円環状の周リブとの組み合せなど、各種態様の周リブを組み合せることもできる。また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1:ボトル(プラスチックボトル)、 2:口部(ボトル口部)、 3:肩部(ボトル肩部)、 4:胴部(ボトル胴部)、 16:加圧吸収面、 311:第1周リブ、 312:第2周リブ、 313:第3周リブ、 321:第1径リブ、 322:第2径リブ

Claims (5)

  1. 内容物の注ぎ口となるボトル口部と、ボトル胴部と、前記ボトル口部と前記ボトル胴部とをつなぐように下方にかけて拡大するボトル肩部と、有するプラスチックボトルであって、
    前記ボトル肩部は、前記ボトル口部と同軸上に、上側から順番に、それぞれ環状である第1周リブ、第2周リブ及び第3周リブを有し、且つ、当該プラスチックボトルにトップロードが作用したときに前記第1周リブ、前記第2周リブ及び前記第3周リブを起点として変形して下方に陥没する陥没状態に移行するとともに、当該トップロードが解放された後も当該陥没状態を維持可能に構成されている、プラスチックボトル。
  2. 前記第1周リブ、前記第2周リブ及び前記第3周リブの少なくとも1つが、直線状の稜線が複数連なることで環状を呈している、請求項1に記載のプラスチックボトル。
  3. 前記ボトル肩部は、
    前記第1周リブと前記第2周リブとの間に、前記ボトル口部側から前記ボトル胴部側に向けて放射状に延びる第1径リブを有し、
    前記第2周リブと前記第3周リブとの間に、前記ボトル口部側から前記ボトル胴部側に向けて放射状に延びる第2径リブを有している、請求項1又は2に記載のプラスチックボトル。
  4. 前記第1径リブ及び前記第2径リブは、上面視で、前記ボトル口部を中心として周方向にずらして配置されている、請求項3に記載のプラスチックボトル。
  5. 前記ボトル胴部は、前記ボトル肩部の前記陥没状態への移行に伴って膨出するように変形する加圧吸収面を有している、請求項4に記載のプラスチックボトル。
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