JP2020063065A - プラスチックボトル - Google Patents
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Abstract
Description
前記底部は底面側に、
外周縁及び内周縁を有する接地部を有し、
前記接地部は平坦面であり、
前記胴部の下端近傍に、前記外周縁に接するように、リブが1つ以上設けられていることを特徴とする。
前記長壁部に、少なくとも1つ、又は複数前記リブが形成されていることを特徴とする。
前記底部は底面側に、
外周縁及び内周縁を有する接地部を有し、
前記接地部は平坦面であり、
前記胴部の下端近傍に、前記外周縁に接するように、リブが1つ以上設けられていることを特徴とする
ので、軽量化した容器において、搬送装置間の継ぎ目をプラスチックボトルが移動する際のわずかな段差によって発生するボトルの傾きで発生した荷重による変形が抑制され、転倒が防止される。また、このような特徴を有することで、接地部にはリブが設けられていない構成であることにより製造ラインでのプラスチックボトルにシュリンクラベルを圧着する装置でシュリンクラベルを圧着する際に、接地面がへこんでしまい、ペットボトルから空気が抜ける結果、シュリンクラベルの圧着が困難となってしまうことを防止しつつ、有効に転倒を防止することができることとなる。
前記長壁部に、少なくとも1つ、又は複数前記リブが形成されていることを特徴とするので、上面視で円形状のいわゆる丸ボトルだけでなく、矩形状等のいわゆる角ボトルにおいて、転倒角がより小さく転倒しやすい、長壁部側へ衝撃が加わることにより、転倒しそうになる場合でも、前記リブを設けることで転倒角を大きく確保することができる結果、転倒を防止する効果を得ることができる。
従って、縦リブ53は、下方へ向かって緩やかに拡径する下肩壁部21Bに形成されており、さらに上下方向に突出しているので、斜めに形成され、さらに、略折れ曲がって形成されている。この縦リブ53の形状により、強度が増し、座屈変形を防止することが可能になる。
このとき、圧力吸収パネル35は、凸状パネル33の表面33a、凸状パネル33の側面33b、凹状パネル34の底面34a、凹状パネル34の側面34bと、凹状リブ36との凹凸面が伸ばされることによって容易に内方に向けて変形する。圧力吸収パネル35は、プラスチックボトル1内が減圧された際に、プラスチックボトル1の内方に凹むことによって、プラスチックボトル1全体の変形を防止する役割を果たす。すなわち、プラスチックボトル1に水頭圧がかかっても、圧力吸収パネル35の凹凸面にける剛性が高まり、圧力分散することで、胴膨れを防止することができる。
まずリブ44について述べる。図11は壁部のうち、長壁部46を正面としたプラスチックボトル1の拡大図である。図3、4に示されるようにプラスチックボトル1は長辺81を有する長壁部46と、短辺82を有する短壁部48からなる角ボトルとなっており、長壁部46と短壁部48が交互に2つずつ形成されている。そして図4に示される長壁部46と図3の外周縁60との接続部分の面にはリブ44が2つ設けられている。これにより荷重によるプラスチックボトル1の下端の変形を防止し、プラスチックボトル1の転倒防止の効果を得ることができる。このリブ44は1つ又は複数形成されていれば効果を発揮するもので、2つに限定されるものではない。この接続部分の面にリブ44が一つ又は複数個設けられることは、短壁部48についても同様であり、さらに長壁部、短壁部を有しない、例えば上面視で正方形等であるプラスチックボトルにおいても、壁部がある限り、同様である。
接地部41は必ずしも連続した環状である必要はないが、内リブ45とリブ44の間に隙間なく挟まれるように形成されていることが好適である。このように形成されていれば、接地部41からみて斜め方向に延びる、内リブ45及びリブ44が形成されていることにより、鉛直方向の荷重に対する剛性を高めることとなり、転倒防止を一層図ることができる。
最良の形態としては、図14に示されるように底部中心部70の中心点71から放射状に延びた直線H上に、リブ44及び内リブ45が接地部41を挟んで接するように設けられていることが最も好ましい。これによる剛性が転倒方向に対しより有効に機能することができ、転倒防止の効果を奏する。
リブ44は、コーナー部52の下端に形成されていてもよい。薄肉に形成されたコーナー部52である場合には、コーナー部の下端が荷重の重みでつぶれてしまい、これによりプラスチックボトルが転倒する危険性もないとは言えず、この部分にリブ44を設けても転倒防止を図ることができる。
図1に示される本実施形態に係るプラスチックボトル1が用いられた。すなわち、プラスチックボトル1は、壁部側面のうち胴部の長壁部と接する曲面にリブ(リブ44)が2つ設けられている、内リブ(内リブ45)が設けられている、接地部41は平坦である等、本発明の特徴を有している。材質はポリエチレンテレフタレートが用いられ、プリフォームをブロー成形することにより作製された。このプラスチックボトルの容量は720mlであり、その重量は30gである。
図13に示される本実施形態に係るプラスチックボトル1が用いられた。すなわち、実施例1の構成から、内リブ(内リブ45)を除いた、側面部の本発明に係るリブ(リブ44)のみを備えた構成である。その他の重量、材質、容量等の条件は実施例1と同様であった。
図12に示される、口部310と、肩部320と、胴部330と、底部340とを備えた、本発明のリブ及び内リブを備えない構成であって、720mlの容量、重量は30gのポリエチレンテレフタレート製プラスチックボトルが比較例1として供試された。
ここで、図12のうちXはプラスチックボトル300の正面図、Yはプラスチックボトル300の平面図、Zはプラスチックボトル300の底面図である。図12(Z)に示される通り、比較例1は底面にリブ44及び内リブ45を備えていない構成である。
(転倒角度試験)
実施例1、2及び比較例1のプラスチックボトルにヘッドスペースが20mlになるように緑茶が充填され口部がキャップによって密封された。この内容物が充填されたプラスチックボトルの正立した状態からの転倒角が測定された。具体的には、実施例1、2及び比較例1の各プラスチックボトルを正立させた後、接地させたまま口部を押すことで各プラスチックボトルを任意の角度傾け、その結果各プラスチックボトルが転倒するかしないかで判定された。
そして、上述された実施例から以下の点が導き出された。表1の総合評価に示すように、実施例1は、転倒に対し優れた耐性を有していた。実施例2についても、比較例1に比して十分な転倒耐性を有することとなっていた。比較例1は、実施例に比べより少ない角度でより転倒しやすいといえた。
10 口部
20 肩部
21 肩壁部
21A 上肩壁部
21B 下肩壁部
22 肩コーナー部
22A 上肩コーナー部
22B 下肩コーナー部
30 胴部
31 胴壁部
31A 上胴壁部
31B 下胴壁部
31a 胴壁部の最外方面
32 胴コーナー部
32A 上胴コーナー部
32B 下胴コーナー部
33 凸状パネル
33a 凸状パネルの表面
33b 凸状パネルの側面
34 凹状パネル
34a 凹状パネルの底面
34b 凹状パネルの側面
35 圧力吸収パネル
36 凹状リブ
36a リブ底面
36b リブ側面
38 周溝
40 底部
41 接地部
43 内側部
44 リブ
45 内リブ
51 壁部
52 コーナー部
53 縦リブ
60 外周縁
70 底面中心部
71 中心点
81 長辺
82 短辺
H1 プラスチックボトルの全高
H2 底部の接地面から周溝までの高さ
d1 凸状パネルの深さ
d2 凹状パネルの深さ
d3 凹状リブの深さ
t 凸状パネルの表面における肉厚
w1 凹状リブの幅
w2 凸状パネルの表面の幅
θ1 凸状パネルの側面における傾斜角度
θ2 凹状パネルの側面における傾斜角度
θ3、θ4 リブ側面の傾斜角度
c1 胴コーナー部の両端部における周溝の幅
c2 胴コーナー部の中央における周溝の幅
Claims (8)
- 口部と、肩部と、胴部と、底部とを有し、
前記底部は底面側に、
外周縁及び内周縁を有する接地部を有し、
前記接地部は平坦面であり、
前記胴部の下端近傍に、前記外周縁に接するように、リブが1つ以上設けられていることを特徴とするプラスチックボトル。 - 前記底部は底面中心部を有し、前記底面中心部の中心点を中心として放射状に内リブが1つ以上形成されていることを特徴とする、請求項1に記載のプラスチックボトル。
- 前記リブは、前記底面中心部の前記中心点から外方に向けて放射状に形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のプラスチックボトル。
- 前記肩部及び前記胴部は、複数の壁部と、前記壁部同士をつなぐコーナー部とからなり、前記壁部は長辺を有する長壁部と、短辺を有する短壁部を有し、
前記長壁部に、少なくとも1つ、又は複数前記リブが形成されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のプラスチックボトル。 - 前記コーナー部は、前記コーナー部の下端の水平方向の中央に、前記リブを有することを特徴とする、
請求項4に記載のプラスチックボトル。 - 一対の各前記リブと各内リブは、それぞれ同一直線上に沿って形成され、前記リブと前記内リブはそれぞれ同数形成されていることを特徴とする、請求項2または3に記載のプラスチックボトル。
- 前記リブは、等間隔に8個〜28個形成されることを特徴とする、
請求項1〜6のいずれか1項に記載のプラスチックボトル。 - 前記リブは、前記中心点から外方に向けた放射状の直線の方向に縦長に形成され、前記リブの深さは、1mm以上4mm以下であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のプラスチックボトル。
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- 2018-10-16 JP JP2018195455A patent/JP7173435B2/ja active Active
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