JP2020055564A - プラスチックボトル - Google Patents
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Abstract
Description
この構成によって、外部からの衝撃に対し、荷重を効果的に分散することができ、肩部20から胴部30に切り替わる稜線50付近における強度が向上し、肩潰れが防止される。
このとき、圧力吸収パネル35は、凸状パネル33の表面33a、凸状パネル33の側面33b、凹状パネル34の底面34a、凹状パネル34の側面34bとの凹凸面が伸ばされることによって容易に内方に向けて変形する。圧力吸収パネル35は、プラスチックボトル1内が減圧された際に、プラスチックボトル1の内方に凹むことによって、プラスチックボトル1全体の変形を防止する役割を果たす。すなわち、プラスチックボトル1に水頭圧がかかっても、圧力吸収パネル35の凹凸面にける剛性が高まり、圧力分散することで、胴膨れを防止することができる。
[実施例1]
図1に示される本実施形態に係るプラスチックボトル1が用いられた。すなわち、プラスチックボトル1は、口部10と、肩部20と、胴部30と、底部40と、を有し、肩部20、及び胴部30は、複数の壁部51と、壁部51同士をつなぐコーナー部52とからなり、肩部20から胴部30に切り替わる周方向に延びる稜線50に沿って、壁部51、及びコーナー部52を横切る環状の第1周溝53を有し、壁部51は、肩壁部21と、胴壁部31とからなり、コーナー部52は、肩コーナー部22と、胴コーナー部32とからなり、肩部20は、稜線50より上方に、肩壁部21、及び肩コーナー部22を横切る環状の第2周溝23を1本有するなどといった特徴を有している。
プラスチックボトル1は、ポリエチレンテレフタレート製であり、重量が30gで、容量が720mlであった。プラスチックボトル1は、プリフォームをブロー成形することによって作製された。
図13に、実施例2を示す。このプラスチックボトル100は、稜線150より上方に第2周溝123が2本形成されている。この第2周溝の本数以外は、実施例1と同じ構成である。
図14〜図16に示される、口部210と、肩部220と、胴部230と、底部240とを備えた構成であって、720ml用のプラスチックボトル200が従来形状のプラスチックボトルの比較例1として供試された。
このような構成のプラスチックボトル200は、30gのプリフォームがブロー成形されることで作製された。なお、ブロー成形時に賦形不良が発生することはなかった。
図17〜図19に示される、口部310と、肩部320と、胴部330と、底部340とを備えた構成であって、720ml用のプラスチックボトル300が従来形状のプラスチックボトルの比較例2として供試された。
肩部320の肩壁部321は、水平方向、及び鉛直方向等に分割されたパネルによって形成され、肩部320の肩コーナー部322は、水平方向に分割されたパネルによって形成されている以外、ほぼ比較例1のプラスチックボトルと同じ構成である。
このような構成のプラスチックボトル300は、30gのプリフォームがブロー成形されることで作製された。なお、ブロー成形時に賦形不良が発生することはなかった。
(落下試験)
実施例1、2、並びに比較例1、2のプラスチックボトルにヘッドスペースが20mlになるように緑茶が充填され、口部がキャップによって密封された。この内容物が充填されたプラスチックボトルが、縦3本、横5本に配列されて段ボール400に箱詰めされた。図20に示すように、このプラスチックボトルが詰められた段ボール400を、ボトル軸が水平となるように横持ちした状態で、60cmの高さから手を放して集合落下させ、各プラスチックボトルにつき肩潰れの有無を目視で観察した(落下方向は、図20の矢印参照)。
表1には、落下位置の高さ、1回の落下試験に使用されたボトル数(1箱15本)、1回の落下試験によって肩潰れが発生したボトル数、及び肩潰れの評価(〇:肩潰れなし、×:肩潰れ発生)が示されている。
表1の評価結果から明らかなように、実施例1、2のプラスチックボトルは、比較例1、2のプラスチックボトルに比べて、落下時の衝撃力による肩潰れ防止に優れていることが確認された。
10 口部
20 肩部
21 肩壁部
22 肩コーナー部
23(23a,23b,23c) 第2周溝(上側周面,溝底面,下側周面)
30 胴部
31 胴壁部
31a 胴壁部の最外方面
31A 上胴壁部
31B 下胴壁部
32 胴コーナー部
32A 上胴コーナー部
32B 下胴コーナー部
33 凸状パネル
33a 凸状パネルの表面
33b 凸状パネルの側面
34 凹状パネル
34a 凹状パネルの底面
34b 凹状パネルの側面
35 圧力吸収パネル
38 補強溝
40 底部
50 稜線
51 壁部
52 コーナー部
53(53a,53b,53c) 第1周溝(上側周面,溝底面,下側周面)
60 凹部
61 肩壁部の凹部の逆三角錐の頂点
62 肩コーナー部の凹部の逆四角錐の頂点
b1 第1周溝の最大深さ
b2 第1周溝の最小深さ
b3 第2周溝の最大深さ
b4 第2周溝の最小深さ
i 第1周溝と最下の第2周溝の上下方向の間隔
H1 プラスチックボトルの全高
H2 底部の接地面から補強溝までの高さ
d1 凸状パネルの深さ
d2 凹状パネルの深さ
θ1 凸状パネルの側面における傾斜角度
θ2 凹状パネルの側面における傾斜角度
c1 胴コーナー部の両端部における補強溝の幅
c2 胴コーナー部の中央における補強溝の幅
Claims (11)
- 口部と、
肩部と、
胴部と、
底部と、
を有し、
前記肩部、及び前記胴部は、複数の壁部と、該壁部同士をつなぐコーナー部とからなり、
前記肩部から前記胴部に切り替わる周方向に延びる稜線に沿って、前記壁部、及び前記コーナー部を横切る環状の第1周溝を有し、
前記壁部は、肩壁部と、胴壁部とからなり、
前記コーナー部は、肩コーナー部と、胴コーナー部とからなり、
前記肩部は、前記稜線より上方に、前記肩壁部、及び前記肩コーナー部を横切る環状の第2周溝を少なくとも1本有することを特徴とする、
プラスチックボトル。 - 前記第1周溝と最下の前記第2周溝の上下方向の間隔は、7mm以上15mm以下であることを特徴とする、
請求項1に記載のプラスチックボトル。 - 前記第1周溝の深さは、前記壁部での深さより前記コーナー部での深さが大であることを特徴とする、
請求項1または2に記載のプラスチックボトル。 - 前記第1周溝の最大深さb1に対する、前記第1周溝の最小深さb2の比b2/b1は、0.25以上0.95以下であることを特徴とする、
請求項3に記載のプラスチックボトル。 - 前記第1周溝の最大深さb1は、1.5mm以上6.5mm以下であることを特徴とする、
請求項4に記載のプラスチックボトル。 - 前記第2周溝の深さは、前記壁部での深さより前記コーナー部での深さが大であることを特徴とする、
請求項1乃至5のいずれか1項に記載のプラスチックボトル。 - 前記第2周溝の最大深さb3に対する、前記第2周溝の最小深さb4の比b4/b3は、0.25以上0.95以下であることを特徴とする、
請求項6に記載のプラスチックボトル。 - 前記第2周溝の最大深さb3は、1.5mm以上6.5mm以下であることを特徴とする、
請求項7に記載のプラスチックボトル。 - 前記肩壁部、及び前記肩コーナー部は、最上の前記第2周溝の上部から前記口部に連接する範囲に、底面が3以上の多角形である略逆多角錐形状の凹部を有することを特徴とする、
請求項1乃至8のいずれか1項に記載のプラスチックボトル。 - 前記肩壁部の前記凹部の逆多角錐の頂点は、前記肩壁部の水平方向の略中心を結ぶ線の鉛直下方に位置し、
前記肩コーナー部の前記凹部の逆多角錐の頂点は、前記肩コーナー部の水平方向の略中心を結ぶ線の鉛直下方に位置することを特徴とする、
請求項9に記載のプラスチックボトル。 - 前記肩壁部の前記凹部は、逆三角錐形状であり、
前記肩コーナー部の前記凹部は、逆四角錐形状であることを特徴とする、
請求項9乃至10のいずれか1項に記載のプラスチックボトル。
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