JP7422638B2 - 二重容器 - Google Patents
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Description
この種の二重容器として、例えば下記特許文献1に示されるような、肩部が、複数の面部が角部を介して周方向に連ねられてなる構成が知られている。
この二重容器によれば、肩部が、ボトル軸に直交する横断面視で角形状を呈するので、前記横断面視で円形状を呈する場合と比べて、内容器の肩部を、径方向の内側に向けて反転させる必要が無い分、容易に減容変形させることができる。
第1縦溝が、径方向の外側から見てボトル軸方向に延びていることから、内容物の減少に伴い、外気導入孔からの外気を、外容器の角部と内容器の角部との間におけるボトル軸方向の全長にわたって行き渡らせやすくなり、内容器を容易に減容変形させることできる。
第1縦溝が、内容器が減容変形しやすい面部ではなく、内容器が減容変形しにくい角部に形成されているので、肩部に第1縦溝を形成したことで、内容器の肩部が減容変形しにくくなるのを抑制することができる。
第2縦溝の下端部の深さが、第2縦溝の上端部の深さより浅くなっているので、面部に第2縦溝を形成したことで、内容器の面部の剛性が高くなるのを抑制することが可能になり、内容物の減少に伴い、内容器の面部を確実に減容変形させることできる。
第2縦溝の下端部の幅が、第2縦溝の上端部の幅より狭くなっているので、面部に第2縦溝を形成したことで、内容器の面部の剛性が高くなるのを抑制することが可能になり、内容物の減少に伴い、内容器の面部を確実に減容変形させることできる。
肩部の面部が、前記横断面視で径方向の外側に向けて突の曲線状を呈するので、前記横断面視で直線状を呈する場合と比べて、肩部の面部の下端部と胴部の上端部との間に生ずる、ボトル軸方向を向く段部の径方向の大きさを小さく抑えることが可能になり、内容物の減少に伴い、この段部において、例えば、内容器が外容器から剥離しにくくなったり、外容器がいびつに変形したりするのを抑制することができる。
本実施形態に係る二重容器1は、図1に示されるように、収容される内容物の減少に伴い減容変形する内容器12、および内容器12が内装された外容器11を備えている。外容器11の内面に、内容器12の外面が離間可能に設けられている。図示の例では、内容器12は、可撓性に富み、外容器11の内面に剥離可能に積層されている。
なお、外容器11の内面と内容器12の外面との間に隙間が設けられてもよい。
以下、この共通軸をボトル軸Oといい、ボトル軸Oに沿う二重容器1の口部13側を上側、二重容器1の底部14側を下側という。ボトル軸O方向から見て、ボトル軸Oに交差する方向を径方向といい、ボトル軸O回りに周回する方向を周方向という。
以下の説明において、特に断りのない限り、内容器12および外容器11の双方が同様の形態となっているものとする。
二重容器1の口部13は、肩部15の上端部から上方に向けて延びる円筒状に形成されている。
内容器12の口部の上端部に、径方向の外側に向けて突出し、周方向の全長にわたって連続して延びるフランジ部が形成されている。フランジ部は、外容器11の口部の上端開口縁に載置されている。
なお、キャップは、外容器11の口部にアンダーカット嵌合されてもよい。
なお、外気導入孔17の形成位置は、外容器11の口部に限定されるものではなく、例えば、外容器11のうち、口部以外の胴部、肩部、若しくは底部であってもよく、また、外容器11の口部の上端開口縁と、内容器12の口部の前記フランジ部の下面と、の間等であってもよい。
凹曲面部16bのボトル軸O方向の大きさは、凸曲面部16cのボトル軸O方向の大きさより大きくなっている。なお、凹曲面部16bのボトル軸O方向の大きさを、凸曲面部16cのボトル軸O方向の大きさ以下としてもよい。
縦補強溝28は、くびれ部21のうち最も径方向の内側に位置する最深部21bより下方に位置している。縦補強溝28の下端部は、くびれ部21の下端部21aに位置している。図示の例では、縦補強溝28は、くびれ部21の下端縁に達している。縦補強溝28の内面は、ボトル軸Oに直交する横断面視で凹曲線状を呈する。縦補強溝28におけるボトル軸O方向の両端部の深さは、ボトル軸O方向の外側に向かうに従い浅くなっている。縦補強溝28は、凸曲面部16cに周方向に間隔をあけて複数形成されている。
第1区画溝23および第2区画溝24はそれぞれ、同等の間隔をあけて複数ずつ設けられている。それぞれの間隔は、第1区画溝23および第2区画溝24の各溝幅より広くなっている。互いに隣り合う第1区画溝23同士の間隔、並びに、互いに隣り合う第2区画溝24同士の間隔はそれぞれ、全長にわたって互いに同等となっている。
第1区画溝23および第2区画溝24それぞれの、径方向の外側から見たボトル軸Oに対する傾斜角度は、互いに逆向きで、同じ大きさになっている。
複数の角形面部22は、胴部16のくびれ部21のうち、下端部21aを除く全域にわたって、均等に設けられている。複数の角形面部22は、径方向の外側から見て網目形状を呈する。
凹曲面部15aのボトル軸O方向の大きさは、凸曲面部15bのボトル軸O方向の大きさより小さくなっている。なお、凹曲面部15aのボトル軸O方向の大きさを、凸曲面部15bのボトル軸O方向の大きさ以上としてもよい。
肩部15は、図1および図2に示されるように、複数の面部31が角部32を介して周方向に連ねられて構成されている。
なお、角部32は前記横断面視で直線状を呈してもよく、また、角部32は、周方向に幅を有さない稜線状に形成されてもよい。
第2縦溝34の下端部の幅は、第2縦溝34の上端部の幅より狭くなっている。図示の例では、第2縦溝34において、下部の幅が上部の幅より狭く、下部と上部との間の中間部の幅が下方に向かうに従い狭くなっている。第2縦溝34において、上部は肩部15の凹曲面部15aに位置し、中間部および下部は肩部15の凸曲面部15bに位置している。
第1縦溝33が、内容器12が減容変形しやすい面部31ではなく、内容器12が減容変形しにくい角部32に形成されているので、肩部15に第1縦溝33を形成したことで、内容器12の肩部が減容変形しにくくなるのを抑制することができる。
第2縦溝34の下端部の深さが、第2縦溝34の上端部の深さより浅くなっているので、面部31に第2縦溝34を形成したことで、内容器12の面部の剛性が高くなるのを抑制することが可能になり、内容物の減少に伴い、内容器12の面部を確実に減容変形させることできる。
肩部15の面部31が、前記横断面視で径方向の外側に向けて突の曲線状を呈するので、前記横断面視で直線状を呈する場合と比べて、肩部15の面部31の下端部と胴部16の上端部16aとの間に生ずる、ボトル軸O方向を向く段部29の径方向の大きさを小さく抑えることが可能になり、内容物の減少に伴い、この段部29において、例えば、内容器12が外容器11から剥離しにくくなったり、外容器11がいびつに変形したりするのを抑制することができる。
面部31に第2縦溝34を形成しなくてもよい。
胴部16は、くびれ部21を有さず、例えばボトル軸O方向に真直ぐ延びてもよい。
角形面部22は、径方向の外側から見て、3角形状を呈してもよいし、5つ以上の角部を有する角形状を呈してもよい。
区画溝23、24が、ボトル軸O方向に真直ぐ延びる複数の第1区画溝、および周方向に真直ぐ延びる複数の第2区画溝を有し、複数の角形面部22が、径方向の外側から見て格子状等を呈してもよい。
胴部16に、区画溝23、24を形成しなくてもよい。
11 外容器
12 内容器
13 口部
14 底部
15 肩部
16 胴部
17 外気導入孔
31 面部
32 角部
33 第1縦溝
34 第2縦溝
O ボトル軸
Claims (6)
- 収容される内容物の減少に伴い減容変形する内容器、および前記内容器が内装された外容器を備えるとともに、口部、肩部、胴部、および底部が、ボトル軸方向に沿って上方から下方に向けてこの順に配設され、
前記内容物の減少に伴い、前記外容器と前記内容器との間に外気を導入する外気導入孔を備え、
前記肩部は、複数の面部が角部を介して周方向に連ねられて構成され、
前記角部に、径方向の外側から見てボトル軸方向に延びる第1縦溝が形成されている、二重容器。 - 前記面部のうちの少なくとも上端部に、径方向の外側から見てボトル軸方向に延びる第2縦溝が形成されている、請求項1に記載の二重容器。
- 前記第1縦溝および前記第2縦溝はそれぞれ、前記肩部におけるボトル軸方向の全長にわたって形成され、
前記第2縦溝の下端部の深さは、前記第2縦溝の上端部の深さより浅くなっている、請求項2に記載の二重容器。 - 前記第1縦溝および前記第2縦溝はそれぞれ、前記肩部におけるボトル軸方向の全長にわたって形成され、
前記第2縦溝の下端部の幅は、前記第2縦溝の上端部の幅より狭くなっている、請求項2または3に記載の二重容器。 - 前記胴部は、ボトル軸に直交する横断面視で円形状を呈し、
前記外容器の胴部は、弾性変形可能に形成され、
前記面部は、ボトル軸に直交する横断面視で径方向の外側に向けて突の曲線状を呈する、請求項1から4のいずれか1項に記載の二重容器。 - 前記外気導入孔は、前記肩部より上方に設けられている、請求項1から5のいずれか1項に記載の二重容器。
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