JP2015098067A - はつり装置 - Google Patents

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昌利 宇野
Masatoshi Uno
昌利 宇野
加瀬 俊久
Toshihisa Kase
俊久 加瀬
日出夫 森
Hideo Mori
日出夫 森
西村 晋一
Shinichi Nishimura
晋一 西村
池田 俊明
Toshiaki Ikeda
俊明 池田
健治 藤江
Kenji Fujie
健治 藤江
学 山形
Manabu Yamagata
学 山形
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KURITA SAKUGANKI KK
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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KURITA SAKUGANKI KK
Shimizu Construction Co Ltd
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Abstract

【課題】はつり深さが均一となりやすく、高いはつり精度を確保することが可能なはつり装置1を提供する。
【解決手段】本発明に係るはつり装置1は、複数のビット22を先端に有するチッピングマシン20と、前記チッピングマシン20を、前記複数のビット22の突出方向に移動させるエアシリンダー25と、前記エアシリンダー25と、前記チッピングマシン20とが、取り付けられる基台10と、前記基台10から延在する2つの板状部材の間で回転するギア部材35と、前記ギア部材35と噛合するラック部材55とが装着されるレール部材50と、からなることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トンネルなどのコンクリートのチッピングを行うはつり装置に関する。
トンネルのコンクリートをはつるために、多数のビットを有するはつり装置を用いて作業を行うことが行われている。
このようなはつり装置の一例として、例えば、特許文献1(実開平3−47783号公報)には、ほぼ柱状をなす、さく岩機本体の上端部にハンドルが該本体の半径方向外方に突出したさく岩機において、前記半径方向外方へ伸びるように、前記本体の中間部に一端部が着脱自在に締結固定される固定アームと、該固定アームの先端に上端が枢着した揺動リンクと、前記固定アームの中間部に上端が枢着すると共に下端が前記リンクの下端に枢着され、伸長方向に付勢された伸縮自在なシリンダと、によりリンク機構を形成し、該リンク機構の下端に一対の車輪をその下面がさく岩機のチゼルの先端にほぼ一致するように設けたさく岩機が開示されている。
実開平3−47783号公報
しかし、従来のさく岩機を用いた作業では、作業員やオペレーターの感覚でチッピングをしていたため、はつり深さが一定の深さにならず、はつり精度を確保することができない、という問題があった。
この発明は、上記課題を解決するものであって、請求項1に係る発明は、複数のビットを先端に有するチッピングマシンと、前記チッピングマシンを、前記複数のビットの突出方向に移動させるシリンダーと、前記シリンダーと、前記チッピングマシンとが、取り付けられる基台と、前記基台から延在する2つの板状部材の間で回転するギア部材と、前記ギアと噛合するラック部材とが装着されるレール部材と、からなることを特徴とするはつり装置である。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載のはつり装置において、前記2つの板状部材のそれぞれには、2つの従動ローラーが設けられ、前記2つの従動ローラーの間にレール部材が挟持されることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載のはつり装置において、前記シリンダーがエアシリンダーであることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のはつり装置において、前記ギアがモーターにより回転されることを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、請求項4に記載のはつり装置において、前記モーターがエアモーターであることを特徴とする。
本発明に係るはつり装置は、はつる断面形状に適合したレール部材に沿って、チッピングマシンが移動する構成であるので、はつり深さが均一となりやすく、高いはつり精度と
設計断面への合致度の高いはつり面を確保することが可能となる。
本発明の実施形態に係るはつり装置1を分解して示す図である。 基台10に搭載されたチッピングマシン20がレール部材50に取り付けられている様子を示す図である。 図2のX−X’断面を示す図であり、本発明の実施形態に係るはつり装置1におけるギア部材35とラック部材55の噛合状態を説明する図である。 本発明の実施形態に係るはつり装置1の概要を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の実施形態に係るはつり装置1を分解して示す図であり、図1(A)はレール部材50を示しており、図1(B)は基台10に搭載されたチッピングマシン20を示している。基台10に搭載されたチッピングマシン20は、実際には、図2に示されるようにレール部材50に取り付けられることで、レール部材50に沿って移動することができるようになっている。また、図3は図2のX−X’断面を示す図であり、本発明の実施形態に係るはつり装置1におけるギア部材35とラック部材55の噛合状態を説明する図である。また、本発明の実施形態に係るはつり装置1の概要を示す図である。
チッピングマシン20は、先端に複数のビット22を有しており、不図示のコンプレッサーから圧縮空気の供給を受け、複数のビット22がAA’方向に振動するエアハンマーを有しており、トンネルT内のコンクリートなどを打突することで、チッピングを行うものである。なお、エアハンマーに代えて油圧式のハンマーを用いることもできる。
チッピングマシン20は、AA’方向に移動可能に基台10は取り付けられている。チッピングマシン20のAA’方向に移動のための駆動力は、エアシリンダー25によって供される。エアシリンダー25によってチッピングマシン20が、AA’方向に移動可能とされているために、はつり深さを自在に調整することができる。なお、エアシリンダー25に代えて、油圧式のシリンダーや電気式のシリンダーを用いることもできるが、ビット22を駆動する駆動源が圧縮空気であることから、これと共通の駆動源を用い得るエアシリンダー25が最も好ましい。
基台10には、基台10から延在する2つの第1板状部材31、第2板状部材32が設けられており、これら第1板状部材31、第2板状部材32の間には、軸gを中心として回転するギア部材35が設けられている。第2板状部材32には、エアモーター45が設けられており、このエアモーター45からの回転駆動力によりギア部材35が回転する。なお、エアモーター45に代えて、電気式のモーターを用いることもできるが、ビット22を駆動する駆動源が圧縮空気であることから、これと共通の駆動源を用い得るエアモーター45が最も好ましい。
第1板状部材31には、軸aを中心として回転する第1従動ローラー41、及び、軸bを中心として回転する第2従動ローラー42が設けられている。また、第2板状部材32には、軸cを中心として回転する第3従動ローラー43、及び、軸dを中心として回転する第4従動ローラー44が設けられている。
一方、レール部材50には、第1平板部51と第2平板部52と、これら2つの平板部を連結する連結部53を有しており、レール部材50は断面H字型の形状をなしている。このレール部材50には、長手方向に沿ってラック部材55が取り付けられている。
基台10に搭載されたチッピングマシン20が、レール部材50に取り付けられると、第1平板部51の一端部が、第1従動ローラー41及び第2従動ローラー42の間に挟み込まれる状態となり、また、第1平板部51の他端部が、第3従動ローラー43及び第4従動ローラー44の間に挟み込まれる状態となる。また、基台10側のギア部材35は、レール部材50のラック部材55と噛み合いの状態とされる。
レール部材50の長手方向の形状は任意とすることができるが、例えば、トンネルTの内周面をはつるために、図4に示すように、アーチ型とすることができる。レール部材50は、台車60に取り付けられており、台車60には2対の車輪65(図4には1対のみ図示)が設けられており、台車60はレール70上を走行することができるようになっている。
以上のように構成されるはつり装置1によるはつり作業の工程の一例を説明する。アーチ型のレール部材50のP端側において、エアシリンダー25によってチッピングマシン20の位置決めを行う。次に、チッピングマシン20のビット22を振動させつつ、エアモーター45を一定に回転させる。これにより、P端側からQ端側にチッピングマシン20を、レール部材50に沿って移動させることができ、トンネルTの内周面を一定にはつることが可能となる。トンネルTの内周面の長手方向の所定幅のはつりが完了すると、次に、台車60をトンネル長手方向に移動し、同様の作業を繰り返す。
以上のように、本発明に係るはつり装置1は、はつる断面に適合したレール部材50に沿って、チッピングマシン20が移動する構成であるので、はつり深さが均一となりやすく、高いはつり精度と設計断面への合致度の高いはつり面を確保することが可能となる。
また、本発明に係るはつり装置1は、レール部材50の長手方向の形状は任意とすることができ、様々な現場に対応することが可能であり、汎用性が高い、というメリットも有する。また、本発明に係るはつり装置1は、水中施工などにも利用することができるので、ダムリニューアル工事などにも好適に用いることができる。
1・・・はつり装置
10・・・基台
20・・・チッピングマシン
22・・・ビット
25・・・エアシリンダー
31・・・第1板状部材
32・・・第2板状部材
35・・・ギア部材
41・・・第1従動ローラー
42・・・第2従動ローラー
43・・・第3従動ローラー
44・・・第4従動ローラー
45・・・エアモーター
50・・・レール部材
51・・・第1平板部
52・・・第2平板部
53・・・連結部
55・・・ラック部材
60・・・台車
62・・・車軸
65・・・車輪
70・・・レール

Claims (5)

  1. 複数のビットを先端に有するチッピングマシンと、
    前記チッピングマシンを、前記複数のビットの突出方向に移動させるシリンダーと、
    前記シリンダーと、前記チッピングマシンとが、取り付けられる基台と、
    前記基台から延在する2つの板状部材の間で回転するギア部材と、
    前記ギアと噛合するラック部材とが装着されるレール部材と、からなることを特徴とするはつり装置。
  2. 前記2つの板状部材のそれぞれには、2つの従動ローラーが設けられ、前記2つの従動ローラーの間にレール部材が挟持されることを特徴とする請求項1に記載のはつり装置。
  3. 前記シリンダーがエアシリンダーであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のはつり装置。
  4. 前記ギアがモーターにより回転されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のはつり装置。
  5. 前記モーターがエアモーターであることを特徴とする請求項4に記載のはつり装置。
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