JPH0216204A - 超高圧水による洞道コンクリート表面はつり装置 - Google Patents

超高圧水による洞道コンクリート表面はつり装置

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JPH0216204A
JPH0216204A JP16602488A JP16602488A JPH0216204A JP H0216204 A JPH0216204 A JP H0216204A JP 16602488 A JP16602488 A JP 16602488A JP 16602488 A JP16602488 A JP 16602488A JP H0216204 A JPH0216204 A JP H0216204A
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Tomoki Kobayashi
小林 知幾
Mitsuo Okano
岡野 光雄
Shoji Fushimi
伏見 捷二
Yusuke Matsushita
祐輔 松下
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TOUDEN SEKKEI KK
Kandenko Co Ltd
Kumagai Gumi Co Ltd
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
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TOUDEN SEKKEI KK
Tokyo Electric Power Co Inc
Kandenko Co Ltd
Kumagai Gumi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、塩害等により劣化した洞道のコンクリート
表面を超高圧水の噴射によりはつり取る超高圧水による
洞道コンクリート表面はつり装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、劣化したコンクリートの表面部をはつる手段とし
ては、(1)圧縮空気を動力源とする衝撃式はつり工具
によりはつる手段、(2)鋼球または鋳鉄球等の硬質金
属球を圧縮空気の噴射力またはモータにより回転される
羽根車によりコンクリートの表面に衝突させて、コンク
リートの表面部をはつる手段等が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、前記(1)のはつり手段の場合は、圧縮空気
により作動する衝撃式はつり工具におけるビットの打撃
力によりコンクリートをはつるので、圧縮空気による衝
撃力をコントロールして予定のはつり部分のみをはつる
ことは困難であり、予定のはつり部分以外の部分もはつ
られることが多く、しかも、はつる必要のない部分のコ
ンクリートにクラックが発生することがある。またビッ
トがコンクリートに埋設されている鉄筋を打撃した場合
は、鉄筋が損傷を受けたり曲がったりして、鉄筋を再利
用できないことがあり、かつはつり屑の上からビットで
コンクリートを打撃すると、はつり能力が低下するので
、はつり屑を除去しながらはつり作業を行なわねばなら
ず、そのためはつり作業が煩雑である。さらに劣化した
コンクリート部分に埋設されている鉄筋は錆びているが
、前記衝撃式はつり工具では鉄筋の鯖落としができない
ので、はつり終了後に鉄筋の錆落としを行なうという二
次工程が必要になり、施工が煩雑になる。さらにまた、
洞道コンクリートの表面側の劣化部分をはつる場合、そ
の劣化部分がケーブルあるいはケーブル収容ダクト等の
裏側にあるときは、そのケーブルあるいはケーブル収容
ダクト等が都度になって、はつり作業が困難である。
前記(2)のはつり手段の場合は、装置を小型化すると
、はつり能力が著しく低下し、かつ衝突させた硬質金属
球を回収する必要があるので、設備が大型化し、そのた
め洞道等の小内径(内径約2m程度)のトンネルにおけ
るコンクリート表面のはつりには通用できない。また金
属球を鉄筋に衝突させただけでは、鉄筋の錆びを充分に
落とすことができないので、はつり作業後に、鉄筋錆落
とし装置を使用して鉄筋の錆びを落とすという煩雑な作
業を必要とする。
この発明は、小内径で内部にケーブルやケーブル収容ダ
クト等を配置してt)る洞道コンクリートの表面部にお
ける任意位置の劣化部を、超高圧水の噴射により容易に
はつることができ、かつはつり用超高圧水を利用して、
はつり部に露出した鉄筋の錆びを容易にかつ完全に落と
すことができる超高圧水による洞道コンクリート表面は
つり装置を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、この発明の超高圧水による
洞道コンクリート表面はつり装置においては、洞道内を
走行する自走式台車1に、その自走式台車1に固定され
たガイドレール2によりガイドされて前後移動用駆動装
置3により洞道長手方向に移動される前後移動支持台4
が設けられ、その前後移動支持台4に、水平旋回用駆動
装置5により水平旋回される水平旋回支持台6が取付け
られ、その水平旋回支持台6に固定されたガイド支柱7
に、昇降用駆動装置8により昇降移動される昇降支持部
材9が昇降自在に嵌設され、垂直旋回用駆動装置10に
より回動される旋回用横軸11は前記昇降支持部材9に
より支承され、その旋回用横軸11に固定された垂直旋
回支持部材12に、アーム移動用駆動装置13により旋
回用横軸11に直交する方向に移動されるアーム移動用
支持部材14が移動自在に取付けられ、前記旋回用横軸
11に直交するように配置されてアーム回動用駆動装置
15により回動される主アーム16の凸端部は、前記ア
ーム移動用支持部材14により回動自在に支承され、前
記主アーム16の先端部に先端アーム17がほぼ直角に
屈折連設されて屈折アーム1日が構成され、ノズル回転
用駆動装置19により回転されるノズル回動軸20は、
前記主アーム16に平行に延長するように配置されて前
記先端アーム17の先端部により支承され、ノズル回動
軸20における洞道表面側の端部に固定されたノズルホ
ルダ21に、洞道コンクリートの表面に向か・って超高
圧水を噴射する複数の水噴射ノズル22が、ノズル回動
軸直径方向に間隔をおいて取付けられている。
〔作 用〕
自走式台車lを停止させた状態で、前後移動用駆動装置
3を運転すると、前後移動支持台4およびこれにより支
持されている各部分が、ガイドレール2によりガイドさ
れて前後方向すなわち洞道長手方向に移動され、水平旋
回用駆動装置5を運転すると、水平旋回支持台6および
これにより支持されている各部分が、前記水平旋回支持
台6を通る垂直線を中心として水平旋回され、昇降用駆
動装置8を運転すると、昇降支持部材9がガイド支柱7
によりガイドされて昇降移動され、垂直旋回用駆動装置
10を運転すると、垂直旋回支持部材12およびこれに
より支持されている各部分が、水平な旋回用横軸11の
中心線を中心として垂直旋回され、アーム移動用駆動装
置13を動作させるとアーム移動用支持部材14および
これにより支持されている部分が旋回用横軸11の延長
方向に直角な方向に移動され、アーム回動用駆動装置1
5を運転すると、屈折アーム18が主アーム16の中心
線を中心として回動され、ノズル回転用駆動装置19を
運転すると、複数の水噴射ノズル22を保持しているノ
ズルホルダ21が回転される。
〔実施例〕
次にこの発明を図示の例によって詳細に説明する。
図面はこの発明の一実施例に係る超高圧水による洞道コ
ンクリート表面はつり装置を示すものであって、上向き
開口溝形断面の後部車体23と上向き開口溝形断面の中
間車体24と箱形の前部車体25とが直列に接合される
と共にボルト26により着脱自在に連結されて、前後方
向すなわち洞道長手方向に延長する車体27が構成され
、前記前部車体25に左右方向に延長する駆動車軸2日
が軸受を介して回転自在に架設され、その駆動車軸28
の両端部に駆動車輪29が固定され、かつ減速機突き電
動機からなる走行用駆動装置30は前記前部車体25の
上部に固定され、その走行用駆動装置30の出力軸に固
定された駆動傘歯車31は、前記前部車体25内におい
て駆動車軸2Bに固定された従動傘歯車32に噛み合わ
されている。
前記後部車体23の後部にキャス°り33のフレーム3
4が支軸35により回動自在に取付けられ、キャスタ3
3の左右両側において後部車体23の下部にブラケット
36が固定され、各ブラケット36にキャスタ方向調整
用ボルト37が螺合され、そのボルト37の先端部に回
動自在に取付けられた係合金具38は、キャスタ33の
支軸35よりも後方の下部において、キャスタ33のフ
レーム34の側面に係合され、前記ブラケット36とこ
れに螺合されたキャスタ方向調整用ボルト37とにより
キャスタ方向調整装置39が構成されている。
前記後部車体23の前部の左右両側と前記中間車体24
の前部および後部の左右両側とに、’/f4m内におい
て後部車体23および中間車体24を連結するとき、そ
の後部車体23および中間車体24を同一水平レベルに
保持するための支持車輪40が取付けられ、かつ後部車
体23の前部の左右両側および中間車体24の後部の左
右両側のうちの一方に、位置合わせ用ピン41に連設さ
れた螺杆42が挿通されてナツト43により固定され、
さらに前記後部車体23の前部および中間車体24の後
部のうちの他方に設けられた透孔に位置合わせ用ピン受
金具44が嵌合されて溶接により固定され、前記車体2
7と、前部車体25に取付けられて走行用駆動装置30
により駆動される駆動車輪29と、後部車体23に取付
けられたキャスタ33およびキャスタ方向調整装置39
とにより自走式台車lが構成され、洞道内で自走式台車
lの走行方向を調整する場合は、キャスタ方向調整装置
i!39によりキャスタ33の車輪45の向きを調整す
る。
前記車体27における後部車体23および中間車体24
の左右両側の上部に、前後方向に平行に延長するガイド
レール2が固定され、かつ前記後部車体2゛3および中
間車体24における一方の側板の内面にガイドレール2
と平行に延長するラック46が固定され、箱形の前後移
動支持台4の左右両側に固定された下向き開口溝形の前
後移動用ガイド部材47は前記ガイドレール2に嵌合さ
れ、前記前後移動支持台4の前部に固定された駆動装置
ケーシング48内に電動機49および減速機50が固定
され、電動Ia49の回転軸に固定された駆動歯車51
と減速機50の入力軸に固定された従動歯車52とは中
間歯車53に噛み合わされ、減速a50の出力軸に固定
されたピニオン54は前記ランク46に噛み合わされ、
前記電動機49とこれにより減速機50を介して回転さ
れるビニオン54とによって前後移動用駆動装置3が構
成されている。
前記前後移動支持台4に前進停止用リミットスイッチL
SIおよび後退停止用リミットスイッチLS2が取付け
られ、前記車体27の前部にリミットスイッチ操作用前
部ストライカ55が固定され、かつ前記車体27の後部
にリミットスイッチ操作用後部ストライカ56が固定さ
れ、電動IIa49を正回転運転すると前後移動支持台
4が前進移動され、前部ストライカ55により前進停止
用リミットスイッチLSIが操作されると、その前進停
止用リミットスイッチLSIの信号により電動機49の
運転が停止され、また電動機49を逆回転運転すると前
後移動支持台4が後退移動され、後部ストライカ56に
より後退停止用リミットスイッチLS2が操作されると
、その後退停止用リミットスイッチLS2の信号により
電動a49の運転が停止される。
前記前後移動支持台4の上部に、水平旋回用筒体57が
軸受58を介して回動自在にかつ上下移動しないように
嵌設され、かつ水平旋回用筒体57の上部に水平旋回支
持台6がR置されてボルト59により固定され、前記水
平旋回用筒体57の下部に従動傘歯車60がボルトによ
り固定され、さらに前記前後移動支持台4に減速機付き
電動機からなる水平旋回用駆動装置5が固定され、その
水平旋回用駆動装置5の出力軸に固定された駆動傘歯車
61が前記従動傘歯車60に噛み合わされている。
前記前後移動支持台4の上部に右旋回停止用リミットス
イッチLS3が取付けられ、前記駆動装置ケーシング4
8の上部に左旋回停止用リミットスイッチLS4が取付
けられ、かつ前記水平旋回支持台6に各リミットスイッ
チLS3.LS4を操作する旋回ストライカ62が固定
され、水平旋回用駆動装置5を正回転運転すると水平旋
回支持台6が右旋回され、旋回ストライカ62により右
旋回停止用リミットスイッチLS3が操作されると、そ
の右旋回リミットスイッチ■、S3の信号により水平旋
回用駆動装置5の運転が停止され、また水平旋回用駆動
装置5を逆回転運転すると水平旋回支持台6が左旋回さ
れ、旋回ストライカ62により左旋回停止用リミットス
イッチLS4が操作されると、その左旋回停止用リミッ
トスイッチLS4の信号により水平旋回用駆動装置5の
運転が停止される。
左右方向に間隔をおいて配置された2本のガイド支柱7
の下端部が水平旋回支持台6に固定され、各ガイド支柱
7の上端部にわたって支持部材63が架設固定され、か
つ各ガイド支柱7の間に配置された昇降用螺杆64は水
平旋回支持台6および支持部材63により軸受を介して
回動自在に支承され、減速機付き電動機からなる昇降用
駆動装置8は前記支持部材63に固定され、さらに前記
昇降用駆動装置W8の出力軸に固定された駆動歯車65
は前記昇降用螺杆64の上端部に固定された従動歯車6
6に噛み合わされ、また昇降支持部材9が各ガイド支柱
7に摺動自在に嵌合されると共に、昇降支持部材9に固
定された雌ねじ部67が前記昇降用螺杆64に螺合され
ている。
垂直な支持部材6日の上下両端部は水平旋回支持台6お
よび支持部材63に固定され、かつ前記支持部材68の
上側に上昇停止用リミットスイッチLS5が固定される
と共に、支持部材68の下側に下降停止用リミットスイ
ッチLS6が固定され、さらに前記昇降支持部材9には
各リミットスイッチLS5.LS6を操作する昇降スト
ライカ69が固定され、前記昇降用駆動装置8を正回転
運転して昇降用螺杆64を正回転させる、昇降支持部材
9が上昇移動され、昇降ストライカ69により上昇停止
用リミットスイッチLS5が操作されると、その上昇停
止用リミットスイッチLS5の信号により昇降用駆動装
置8の運転が停止される。また昇降用駆動装置8を逆回
転運転して昇降用螺杆64を逆回転させると、昇降支持
部材9が下降移動され、昇降ストライカ69により下降
停止用リミットスイッチLS6が操作されると、その下
降停止用リミットスイッチLS6の信号により昇降用駆
動装置8の運転が停止される。
箱形の支持フレーム70は前記昇降支持部材9に対しボ
ルト71により着脱自在に固定され、減速機付き電動機
からなる垂直旋回用駆動装置10は支持フレーム70に
固定され、かつ前後方向に延長する旋回用横軸11は前
記支持フレーム70により軸受を介して回動自在に支承
され、ウオーム72および従動歯車73を固定した中間
軸74は支持フレーム70により軸受を介して回転自在
に支承され、さらに前記垂直旋回用駆動装置10の出力
軸に固定された駆動歯車75は前記従動歯車73に噛み
合わされ、前記支持フレーム・70により軸受を介して
支承されている伝動軸76に、前記ウオーム72に噛み
合うウオーム歯車77が固定され、前記伝動軸76と旋
回用横軸11とは伝動機tI7Bが介在され、また前記
旋回用横軸11の端部に固定された支持金具79に垂直
旋回支持部材I2がボルト80により着脱自在に固定さ
れている。
前記垂直旋回用駆動装置10を正回転運転すると、垂直
旋回支持部材12が旋回用横軸11を中心として一方向
に垂直旋回され、前記垂直旋回用駆動装置10を逆回転
運転すると、垂直旋回支持部材12が旋回用横軸11を
中心として他方向に垂直旋回され、また昇降支持部材9
には一方向旋回停止用リミツトスイッチおよび他方向旋
回停止用リミットスイッチ(それぞれ図示を省略した)
が設けられ、かつ前記垂直旋回支持部材12には各リミ
ットスイッチを操作するための旋回ストライカ83が固
定される。
前記旋回用横軸11の延長方向に直角な垂直面上におい
て平行に延長する2本のガイド杆81の一端部はアーム
移動用支持部材14に固定され、各ガイド杆81を摺動
自在に嵌挿したガイド筒82は前記垂直旋回支持部材1
2に固定され、かつその垂直旋回支持部材12と前記ア
ーム移動用支持部材14とは空気圧シリンダからなるア
ーム移動用駆動装置13を介して連結され、そのアーム
移動用駆動装置13によりアーム移動用支持部材14が
旋回用横軸11に直交する方向に移動される。
前記ガイド杆81と同方向に延長する回動軸84は、前
記アーム移動用支持部材14により軸受を介して回動自
在にかつ軸長手方向に移動しないように支承され、前記
旋回用横軸11の延長方向に直交するように配置された
主アーム16の基端側内部に筒体85が嵌合されてボル
トにより固定され、さらにその筒体85は回動軸84に
対しスプライン86により摺動自在にかつ相対的に回動
しないように嵌合され、また主アーム16内の中間部の
ばね受部と回動軸84に固定されたばね受部材との間に
緩衝用ばね87が介在されている。
前記アーム移動用支持部材14に減速機付き電動機から
なるアーム回動用駆動装置15が固定され、そのアーム
回動用駆vJ装置15の出力軸に固定された駆動歯車8
8は前記回動軸84の基端部に固定された従動歯車89
に噛み合わされ、かつ前記主アーム16の先端部に先端
アーム17がほぼ直角に屈折連設されて屈折アーム18
が構成され、前記アーム回動用駆動装置15を正回転運
転すると、屈折アーム18が前記回動軸84を中心とし
て一方向に回動され、また前記アーム回動用駆動装置1
5を逆回転運転すると、屈折アーム18が前記回動軸8
4を中心として他方向に回動される。さらにまた、アー
ム移動用駆動袋π13の動作により、アーム移動用支持
部材14を介して屈折アーム18を洞道コンクリート9
0に向かって前進移動した場合、もし屈折アーム18が
洞道コンクリート90に突き当たったときは、前記緩衝
用ばね87が衝撃を緩衝する。
前記主アーム16の先端内部に、エアーモータからなる
ノズル回転用駆動装置19が固定され、前記先端アーム
17の先端部に固定されたスイベルジヨイント92に、
超高圧水供給用ポンプに接続されている超高圧水供給ホ
ース9!の端部が接続され、かつノズル回動軸20は、
主アーム16に平行に延長するように配置されてスイベ
ルジヨイント92内に回転自在に嵌設され、さらにノズ
ル回動軸20における洞道コンクリート表面側の端部に
固定されたノズルホルダ21に、洞道コンクリート90
の表面に向かって超高圧水を噴射する複数(図示の場合
は3箇)の水噴射ノズル22がノズル回転軸直径方向に
間隔をおいて取付けられている。
前記ノズル回転用駆動装置19の出力軸に固定された駆
動スプロケット93と前記ノズル回動軸20に固定され
た従動スプロケット94とにわたって、伝動用チェーン
95が巻掛けられ、かつそのチェーン95に緊張用スプ
ロケット96が係合され、前記ノズル回転用駆動装置1
9を運転すると、ノズルホルダ21に取付けられた各水
噴射ノズル22が、ノズル回動軸20の中心線を中心と
して回動される。また前記先端アーム17の先端部の洞
道コンクリート表面側に、ノズルホルダ21の近傍にお
いて近接スイッチ97が取付けられ、水噴射ノズル22
が洞道コンクリート90の表面に対し所定の位置まで接
近すると、近接スイッチ97が作動し、その近接スイッ
チ97の信号によりアーム移動用駆動装置13のアーム
前進方向動作が停止される。
前記車体27の前部の左右両側および後部の左右両側に
、ブラケット98がボルトにより着脱自在に固定され、
そのブラケット98に螺合された垂直な突張固定用下部
螺杵99の下端部に下部受座100が回動自在に取付け
られ、かつ前記下部螺杵99の上端部に螺杵回動用ハン
ドル101が固定され、さらに車体27の前部の中央お
よび後部の中央に、垂直な突張固定用上部螺杵102の
下部がボルトにより着脱自在に固定され、中間に回動用
ハンドル103を固定した上部突張杆104の下部に固
定された雌ねじ部材105は前記上部螺杵102に螺合
されている。
上部受座106に固定された螺杵107は上部突張杆1
04の上端部に螺合され、かつ前記螺杵107に螺合さ
れたロックナツト108は上部突張杆104の上端部に
圧接され、自走式台車lを停止した状態で、下部螺杵9
9を回動して下部受座100を洞道の下盤109に圧接
させると共に、上部突張杆104を回動して上部受座1
06を洞道コンクリート90の頂部に圧接すると、自走
式台車1が洞道内に強固に固定される。
車体27の前部に設けられた上部突張杆104の上部と
前記支持部材63に固定されたカバー110とに、中間
部が上方に突出するように弯曲している半円形の受金具
111が固定され、前記各駆動装置に対する給電ケーブ
ル、信号ケーブルと、前記アーム移動用駆動装置13に
対する給気ホースと、前記水噴射ノズル22に対する超
高圧水供給ホースとからなるケーブル・ホース類112
は、前記受金具111により支持されている。
前述のように構成された洞道コンクリート表面はつり装
置の場合は、水平旋回支持台6を水平旋回および前後方
向に移動させることにより、複数の水噴射ノズル22を
支持している屈折アーム18を、水平旋回および前後方
向移動することができ、かつ昇降支持部材9を昇降させ
ることにより前記屈折アーム18を昇降移動させること
ができると共に、前記垂直旋回支持部材12を垂直旋回
させることにより前記屈折アーム1日を垂直旋回させる
ことができ、さらにアーム移動用支持部材I4を移動さ
せることにより、前記屈折アーム18を旋回用横軸11
の延長方向に直交する方向に移動することができ、しか
もアーム回動用駆動装置15を運転することにより、前
記屈折アーム18を、主アーム16を中心として回動す
ることができる。
したがって、先端アーム17の先端部に設けられている
複数の水噴射ノズル22を、洞道コンクリート90の表
面の任意位置に対向するように配置することができ、特
に洞道内のケーブル113やケーブル収容ダクト114
の裏側にも前記水噴射ノズル22を容易に配置すること
ができる。
前記実施例の場合は、後部車体23.中間車体24.前
部車体25および突張固定装置の部分を分離することが
でき、かつ水平旋回支持台6を筒体57から分離するこ
とができ、さらに支持フレーム70を昇降支持部材9か
ら分離できると共に、垂直旋回支持部材12を旋回用横
軸11から分離できるので、はつり装置を地上の開口部
から洞道内に搬入したり、洞道内から開口部を通って地
上に搬出する場合、はつり装置を分解して容易に搬入お
よび搬出することができる。
この発明を実施する場合、前記アーム移動用駆動装置1
3としては、液圧シリンダに代えて減速機付き電動機か
らなる駆動装置を使用し、その駆動装置により回転され
る送り螺杵をアーム移動用支持部材14に固定された雌
ねじ部材に螺合してもよい。また先端アーム17の先端
部の洞道コンクリート側に、ノズルホルダ21の周囲を
囲むゴム製ミスト飛敗防止カバーを取付けてもよい。
〔発明の効果〕
この発明は前述のように構成されているので、以下に記
載する効果を奏する。
自走式台車1を停止させた状態で、前後移動用駆動装置
3を運転すると、前後移動支持台4およびこれにより支
持されている各部分が、ガイドレール2によりガイドさ
れて前後方向すなわち洞道長手方向に移動され、水平旋
回用駆動装置5を運転すると、水平旋回支持台6および
これにより支持されている各部分が、前記水平旋回支持
台6を通る垂直線を中心として水平旋回され、昇降用駆
動装置8を運転すると、昇降支持部材9がガイド支柱7
によりガイドされて昇降移動され、垂直旋回用駆動装置
10を運転すると、垂直旋回支持部材12およびこれに
より支持されている各部分が、水平な旋回用横軸11の
中心線を中心として垂直旋回され、アーム移動用駆動装
置13を動作させるとアーム移動用支持部材14および
これにより支持されている部分が旋回用横軸11の延長
方向に直角な方向に移動され、アーム回動用駆動装置1
5を運転すると、屈折アーム18が主アーム16の中心
線を中心として回動されるので、複数の水噴射ノズル2
2を保持しているノズルホルダ21を洞道コンクリート
90の表面の任意の位置に対向させて、超高圧水の噴射
により洞道コンクリート90の表面部を容易にはつるこ
とができ、かつ主アーム16の先端部に先端アーム17
がほぼ直角に屈折連設されているので、その先端アーム
17の先端部に設けられた水噴射ノズル22を洞道内の
ケーブル113やケーブル収容ダクト114等の舅側に
入り込ませることができ、そのためケーブル113やケ
ーブル収容ダクト114等の設備を移設することなく、
ケーブルあるいはケーブル収容ダクト等の裏側の洞道コ
ンクリートの表面部をも超高圧水の噴射により容易には
つることができる。
また特にこの発明の場合は、水噴射ノズル22からの超
高圧水の噴射によりコンクリートの表面部をはつるので
、予定のはつり部分以外のコンクリートにクランクを発
生させることなく、予定のはつり部分の劣化したコンク
リートをはつることができ、しかも、はつり用の超高圧
水を利用して、鉄筋を曲げ変形させることなく鉄筋の錆
びを自動的にかつ確実に落とすことができ、さらにノズ
ル回動軸20における洞道コンクリート表面側の端部に
固定されたノズルホルダ21に、’/f4 道コア /
yリートの表面に向かって超高圧水を噴射する複数の水
噴射ノズル22が、ノズル回動軸直径方向に間隔をおい
て取付けられているので、少数の水噴射ノズル22を使
用して、比較的広い巾にわたってコンクリートの表面部
をはつることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の一実施例を示すものであって、第1図
は洞道内に設置された超高圧水による洞道コンクリート
表面はつり装置の側面図、第2図はそり縦断正面図、第
3図は前記はつり装置における自走式台車1前後移動支
持台および水平旋回支持台付近を示す一部縦断背面図、
第4図は前記はつり装置における自走式台車と前後移動
支持台の前後移動用駆動部とを示す縦断正面図、第5図
は自走式台車の走行装置を示す縦断正面図、第6図は自
走式台車におけるキャスタの方向調整装置を示す一部縦
断背面図、第7図は後部車体と中間車体との位置合わせ
接合部を示す縦断側面図、第8図は前後移動支持台に設
けられた水平旋回支持台の水平旋回装置を示す縦断側面
図、第9図は台車固定装置を示す一部切欠縦断側面図、
第10図は前記はつり装置の一部を示す平面図、第11
図はその一部切欠横断平面図、第12図は昇降支持部材
の昇降装置を示す一部縦断背面図、第13図は垂直旋回
支持部材の旋回装置を示す縦断側面図、第14図は第1
3図のA−A線断面図、第15図は屈折アーム回動装置
およびノズル回動装置を示す一部縦断正面図、第16図
はノズル回動装置の左側面図、第17図は先端アームの
先端部に取付けられたスイベルおよびノズルホルダ付近
を示す右側面図、第18図は電気ケーブルおよび給水ホ
ース支持部を示す側面図、第19図はその正面図である
。 図において、1は自走式台車、2はガイドレール、3は
前後移動用駆動装置、4は前後移動支持台、5は水平旋
回用駆動装置、6は水平旋回支持台、7はガイド支柱、
8は昇降用駆動装置、9は昇降支持部材、10は垂直旋
回用駆動装置、11は旋回用横軸、12は垂直旋回支持
部材、13はアーム移動用駆動装置、14はアーム移動
用支持部材、15はアーム回動用駆動装置、16は主ア
ーム、17は先端アーム、1日は屈折アーム、19はノ
ズル回転用駆動装置、20はノズル回動軸、21はノズ
ルホルダ、22は水噴射ノズル、23は後部車体、24
は中間車体、25は前部車体、26はボルト、27は車
体、28は駆動車軸、29は駆動車輪、30は走行用駆
動装置、33はキャスタ、37はキャスタ方向調整用ボ
ルト、39はキャスタ方向調整装置、41は位置合わせ
用ピン、47は前後移動用ガイド部材、55はリミット
スイッチ操作用前部ストライカ、56はリミットスイッ
チ操作用前部ストライカ、57は水平旋回用筒体、60
は従動傘歯車、61は駆動傘歯車、62は旋回ストライ
カ、63は支持部材、64は昇降用螺杵、67は雌ねじ
部材、68は支持部材、69は昇降ストライカ、81は
ガイド杆、82はガイド筒、84は回動軸、85は筒体
、86はスプライン、87は緩衝用ばね、90は洞道コ
ンクリート、91は超高圧水供給ホース、92はスイベ
ルジヨイント、97は近接スイッチ、99は突張固定用
下部螺杵、100は下部受座、101は螺杵回動用ハン
ドル、102は突張固定用上部螺杵、103は回動用ハ
ンドル、104は上部突張杆、105は雌ねじ部材、1
06は上部受座、LSIは前進停止用リミットスイッチ
、LS2は後退停止用リミットスイッチ、LS3は右旋
回停止用リミットスイッチ、LS4は左旋回停止用リミ
ットスイッチ、LS5は上昇停止用リミットスイッチ、
LS6は下降停止用リミットスインチである。 −ぷ 第9図 ローーー 第16図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 洞道内を走行する自走式台車1に、その自走式台車1に
    固定されたガイドレール2によりガイドされて前後移動
    用駆動装置3により洞道長手方向に移動される前後移動
    支持台4が設けられ、その前後移動支持台4に、水平旋
    回用駆動装置5により水平旋回される水平旋回支持台6
    が取付けられ、その水平旋回支持台6に固定されたガイ
    ド支柱7に、昇降用駆動装置8により昇降移動される昇
    降支持部材9が昇降自在に嵌設され、垂直旋回用駆動装
    置10により回動される旋回用横軸11は前記昇降支持
    部材9により支承され、その旋回用横軸11に固定され
    た垂直旋回支持部材12に、アーム移動用駆動装置13
    により旋回用横軸11に直交する方向に移動されるアー
    ム移動用支持部材14が移動自在に取付けられ、前記旋
    回用横軸11に直交するように配置されてアーム回動用
    駆動装置15により回動される主アーム16の基端部は
    、前記アーム移動用支持部材14により回動自在に支承
    され、前記主アーム16の先端部に先端アーム17がほ
    ぼ直角に屈折連設されて屈折アーム18が構成され、ノ
    ズル回転用駆動装置19により回転されるノズル回動軸
    20は、前記主アーム16に平行に延長するように配置
    されて前記先端アーム17の先端部により支承され、ノ
    ズル回動軸20における洞道コンクリート表面側の端部
    に固定されたノズルホルダ21に、洞道コンクリートの
    表面に向かって超高圧水を噴射する複数の水噴射ノズル
    22が、ノズル回動軸直径方向に間隔をおいて取付けら
    れている超高圧水による洞道コンクリート表面はつり装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0552094A (ja) * 1991-08-20 1993-03-02 Nippon Haiuei Service Kk トンネル内壁のはつり方法
JP2015098067A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 清水建設株式会社 はつり装置
JP2018505982A (ja) * 2015-01-18 2018-03-01 ターマン ユルゲンTARMANN Jurgen 路面・舗道用ミリングマシン

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