JPH09111729A - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JPH09111729A
JPH09111729A JP7294844A JP29484495A JPH09111729A JP H09111729 A JPH09111729 A JP H09111729A JP 7294844 A JP7294844 A JP 7294844A JP 29484495 A JP29484495 A JP 29484495A JP H09111729 A JPH09111729 A JP H09111729A
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正 石村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高所に位置する洗浄対象や、面積が非常に大
きな洗浄対象の洗浄作業を洗浄液噴射によって行うため
の洗浄装置を提供する。 【解決手段】 洗浄対象60の位置及び形状に対応して
洗浄液噴射ノズルランス8の位置及び角度を変更せしめ
るノズル変位変向装置6と、このノズル変位変向装置6
及び前記洗浄液噴射ノズルランス8を前記洗浄対象60
に沿って移動せしめる走行装置2とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばトンネルの
内壁面等のように、曲面や傾斜面があり、また、高所に
位置するとともに面積が非常に大きな洗浄対象を自走し
ながら洗浄するのに用いて特に好適な洗浄装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば鉄道トンネルの内壁面の洗浄は、
従来、トンネル内壁面の定期的な亀裂検査の機会を利用
して、作業者が手持ち式の洗浄ガンやデッキブラシ等を
用いて、局所的に行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、人手による作
業は能率が悪いほか、汚水が飛び散って作業者が汚れる
という問題があった。
【0004】また、特にトンネルの天井部等の高所の洗
浄作業は、重労働であるだけでなく危険でもある。
【0005】そこで、本発明が解決しようとする第一の
課題は、高所に位置する洗浄対象や、面積が非常に大き
な洗浄対象の洗浄作業を洗浄液噴射によって行うための
洗浄装置を提供することである。
【0006】第二の課題は、洗浄対象の位置や形状に対
応して洗浄液噴射ノズルランスに最適な洗浄姿勢を付与
し得る洗浄装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る洗浄装置は、洗浄対象の位置及び形状
に対応して洗浄液噴射ノズルランスの位置及び角度を変
更せしめるノズル変位変向装置を備えてなるものであ
る。さらに、このノズル変位変向装置及び前記洗浄液噴
射ノズルランスを前記洗浄対象に沿って移動せしめる走
行装置を備えてなるものとすれば好適である。
【0008】前記ノズル変位変向装置は、例えば、前記
洗浄液噴射ノズルランスを上下方向に変位せしめるノズ
ル上下変位装置と、このノズル上下変位装置上で前記洗
浄液噴射ノズルランスの傾斜角度を前後方向に変更せし
めるノズル前後傾角変更装置と、該ノズル前後傾角変更
装置上で前記洗浄液噴射ノズルランスの傾斜角度を左右
方向に変更せしめるノズル左右傾角変更装置と、を備え
てなるものとする。
【0009】前記ノズル上下変位装置は、例えば、平行
リンク機構と、該平行リンク機構を作動せしめる上下変
位駆動用アクチュエータとを備えてなるものとする。
【0010】前記ノズル前後傾角変更装置は、例えば、
前記ノズル上下変位装置上に前後傾動自在に設けられた
前後傾動ベース部材と、前記ノズル上下変位装置上に設
けられて前記前後傾動ベース部材を傾動せしめる前後傾
角変更駆動用アクチュエータとを備えてなるものとす
る。
【0011】前記ノズル左右傾角変更装置は、例えば、
前記ノズル前後傾角変更装置上に左右傾動自在に設けら
れた左右傾動ベース部材と、前記ノズル前後傾角変更装
置上に設けられて前記左右傾動ベース部材を傾動せしめ
る第一の左右傾角変更駆動用アクチュエータとを備えて
なるものとする。
【0012】前記洗浄液噴射ノズルランスを前記左右傾
動ベース部材上に左右傾動自在に設けるとともに、この
左右傾動ベース部材を基準として前記洗浄液噴射ノズル
ランスを左右に傾動せしめる第二の左右傾角変更駆動用
アクチュエータを前記左右傾動ベース部材上に設けてな
るものとすれば好適である。
【0013】前記前後傾動ベース部材は、該前後傾動ベ
ース部材上で前記洗浄液噴射ノズルランスの位置を左右
に少なくともほぼ180度回動せしめる回動部材を有
し、この回動部材上に前記左右傾動ベース部材と前記第
一の左右傾角変更駆動用アクチュエータとが設けられて
なるものとすれば、走行方向が前進、後進いずれの場合
にても対応でき、一層好適である。
【0014】さらに、洗浄液噴射ノズルを、洗浄対象の
表面の少なくとも一部の形状に対応する位置関係となる
ように前記洗浄液噴射ノズルランス上に複数並べて設け
たものとすれば、尚一層好適である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
一実施形態を説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施形態に係る洗浄装
置の全体構成を示す斜視図である。
【0017】図示した洗浄装置は、主としてトンネルの
内壁面の洗浄に適するように形成したものであり、洗浄
装置本体1と走行装置2とを備えている。
【0018】この走行装置2は、前記洗浄装置本体1を
洗浄作業現場まで搬送したり、洗浄作業に当って、洗浄
対象のトンネル内壁面に沿って前記洗浄装置本体1を移
動させたりする作用をする。ここでは、それ自体は周知
の構成の軌条と道路面の両方を走行できる軌陸両用車両
を前記走行装置2として用いることにより、道路トンネ
ルのみならず鉄道トンネルの洗浄にも適するように配慮
しているほか、洗浄液を大量に保有できるように、同様
構成の二台の軌陸両用車両2a,2bを、洗浄液ホー
ス,電気ケーブル等を含む連結部材100を介して前後
に連結して用いている。
【0019】一方、前記洗浄装置本体1は、洗浄液を蓄
えるタンク3a,3bと、このタンク3a,3b内の洗
浄液を拡散して噴射せしめる多数の噴射ノズル4と、こ
の噴射ノズル4へ前記タンク3a,3b内の洗浄液を圧
送する高圧ポンプユニット5a,5bと、洗浄対象の位
置及び形状に対応して前記噴射ノズル4を取り付けたノ
ズルランス8の位置及び角度を変更せしめるノズル変位
変向装置6と、このノズル変位変向装置6及び前記高圧
ポンプユニット5a,5bを操作する制御装置7とを備
えている。
【0020】前記タンク3a,3bは、前側軌陸両用車
両2aの荷台に搭載されたメインタンク3aと、後側軌
陸両用車両2bの荷台に搭載されて前記メインタンク3
aより容積の大きいサブタンク3bとからなり、これに
対応して、前記高圧ポンプユニット5a,5bは、前記
前側軌陸両用車両2aの荷台に搭載されたメイン高圧ポ
ンプユニット5aと、前記後側軌陸両用車両2bの荷台
に搭載されたサブ高圧ポンプユニット5bとからなる。
【0021】このように、容積の大きいサブタンク3b
を前記メインタンク3aを搭載したものとは別の走行装
置2bに設けることにより、洗浄装置全体として洗浄液
を大量に保有することができるので、長時間に渡って継
続的に洗浄作業を行うことができる。よって、洗浄作業
効率がよい。
【0022】前記前側軌陸両用車両2aの荷台上には、
前記メインタンク3a及び前記メイン高圧ポンプユニッ
ト5aのほかに、前記噴射ノズルランス8及び前記ノズ
ル変位変向装置6が搭載されている。一方、前記後側軌
陸両用車両2bの荷台上には、前記サブタンク3b及び
前記サブ高圧ポンプユニット5bのほかに、前記制御装
置7が搭載されている。
【0023】前記噴射ノズル4は、洗浄効率及び均等洗
浄効果の向上を目的として、洗浄対象の表面の少なくと
も一部の形状に対応する位置関係となるように、前記ノ
ズルランス8上に複数並べて設けられている。例えば、
図示例では、洗浄対象がトンネルの内壁面であることか
ら、前記噴射ノズル4は、前記トンネルの湾曲した天井
部の一部の形状に対応した形に成形された長尺の前記ノ
ズルランス8に沿って、均等な間隔で配列されている。
【0024】前記洗浄装置本体1は、前記高圧ポンプユ
ニット3a,3bの作動によって前記噴射ノズル4から
洗浄液を高圧で噴射させ、前記走行装置2でトンネル内
を往復走行しながら、洗浄液の噴射圧によって被洗浄面
を洗浄する。その際、前記ノズル変位変向装置6は、洗
浄対象の位置及び形状に応じて前記ノズルランス8の位
置及び角度を変更せしめる作用をする。
【0025】例えば、前記ノズル変位変向装置6は、既
洗浄面から未洗浄面へと前記ノズルランス8の位置を移
動させる際に作動する。また、前記ノズル変位変向装置
6は、被洗浄面と前記噴射ノズル4との間の距離を最適
な大きさに保持せしめるとともに、被洗浄面に対する前
記噴射ノズル4の角度を最適な大きさに保持せしめるた
めに作動する。これにより、被洗浄面に対する所定の洗
浄液衝突圧と所定の洗浄液拡散面積とが常に保証され、
洗浄作業結果の均一化が実現する。
【0026】前記ノズル変位変向装置6は、図2に示す
ように、前記ノズルランス8を上下方向に変位せしめる
ノズル上下変位装置9と、このノズル上下変位装置9上
で前記ノズルランス8の傾斜角度を前後方向に変更せし
めるノズル前後傾角変更装置10と、このノズル前後傾
角変更装置10上で前記ノズルランス8の傾斜角度を左
右方向に変更せしめるノズル左右傾角変更装置11と、
を備えている。
【0027】以下、前記ノズル変位変向装置6を構成す
る前記各装置9,10,11について、順次説明する。
【0028】前記ノズル上下変位装置9は、平行リンク
機構12と、この平行リンク機構12を作動せしめる上
下変位駆動用アクチュエータ13とを備えている。ここ
では、このアクチュエータ13として、電動式直線動ア
クチュエータを用いている。
【0029】前記平行リンク機構12は、互いに同一構
成の左側平行リンク機構12aと右側平行リンク機構1
2bとを左右に連結して形成されている。前記左右の各
平行リンク機構12a,12bは、上下方向に延びる比
較的短い前側固定リンク56及び後側上下動リンク14
と、前後方向に延びる比較的長い上側揺動リンク15及
び下側揺動リンク16とを備えている。前記左右の後側
上下動リンク14は、その下部同士を下部連結棒17で
互いに連結されて一体化されている。
【0030】前記前側軌陸両用車両2aの荷台上には、
図1に示すように、前記ノズル変位変向装置6を支持す
る基礎フレーム18が固定されている。この基礎フレー
ム18は、前記前側軌陸両用車両2aの前後方向に延び
る左枠部18aと右枠部18bとを備えており、前記前
側固定リンク56は、図2に示すように、その上下方向
のほぼ中央部において、前記左枠部18a及び前記右枠
部18bの内側面にそれぞれ強固に固着されている。
【0031】前記左右の上側揺動リンク15は、それら
の前後方向の中央部よりやや前側寄りの位置で、左右方
向に延びる連結棒19によって、互いに連結されてい
る。この連結棒19の左右方向中央部には、第一のブラ
ケット20を介して、前記上下変位駆動用アクチュエー
タ13の往復動ロッド13aの先端部が第一の水平枢止
軸21によって回動可能に連結されている。前記上下変
位駆動用アクチュエータ13のシリンダ部13bの基部
側は、第二の水平枢止軸22によって、前記基礎フレー
ム18の左右連結棒18cに回動自在に連結されてい
る。
【0032】そして、前記上下変位駆動用アクチュエー
タ13が作動することにより、前記前側固定リンク56
を固定して、前記上側揺動リンク15及び前記下側揺動
リンク16が互いに平行状態を保ちながら起立したり倒
伏したりする。その結果、前記後側上下動リンク14が
上下に変位し、前記噴射ノズル4が上下移動幅H(図6
参照)に相当する高さだけ、上下に変位せしめられる。
【0033】前記後側上下動リンク14上には、前記ノ
ズル前後傾角変更装置10が設けられている。
【0034】このノズル前後傾角変更装置10は、前記
後側上下動リンク14上に前後傾動自在に取り付けられ
た前後傾動ベース部材23と、この前後傾動ベース部材
23を前記後側リンク14上で前後に傾動せしめる前後
傾角変更駆動用アクチュエータ24と、を備えている。
ここでは、このアクチュエータ24として、電動式直線
動アクチュエータを用いている。
【0035】前記前後傾動ベース部材23として、図示
例では、鉄パイプを下向きコ字状に成形したものを主体
として用いている。前記前後傾動ベース部材23は、そ
の左右両下端部23aを、前記後側上下動リンク14の
上端部に対して、互いに一直線上に位置する左右一対の
前後傾動枢止軸25によって、前後へ回動自在に連結さ
れている。図示例では、前記前後傾動枢止軸25は、前
記上側揺動リンク15と前記後側上下動リンク14との
間の枢止軸を兼ねている。
【0036】前記前後傾動ベース部材23は、図3及び
図4に示すように、その水平部23bの左右方向中央部
に、第二のブラケット26を固着して有している。この
第二のブラケット26には、前記前後傾角変更駆動用ア
クチュエータ24の往復動ロッド24aの先端部が、第
三の水平枢止軸27によって回動可能に連結されてい
る。前記前後傾角変更駆動用アクチュエータ24のシリ
ンダ部24bの基部側は、図2に示すように、前記後側
上下動リンク14の下部連結棒17に設けられた前方突
出板状部28に対して、第四の水平枢止軸29によって
回動自在に連結されている。
【0037】そして、前記前後傾角変更駆動用アクチュ
エータ24が作動することにより、前記前後傾動枢止軸
25を中心として前記前後傾動ベース部材23が前後に
傾動し、その結果、前記ノズルランス8が、例えば図6
に符号Aで示した角度間を前後に傾動する。
【0038】なお、前記ノズル前後傾角変更装置10
は、前記ノズルランス8を前後に傾動せしめるように作
用するほか、洗浄装置の移動時や倉庫等への格納時に、
後述する左右傾動ベース部材30をほぼ水平状態まで前
方へ倒して、洗浄装置をコンパクト化する作用も奏す
る。
【0039】図4に示すように、前記第二のブラケット
26の上部には平面部26aが形成されており、この平
面部26a上には、回動部材として、半円状の回動板3
1が載置されている。この回動板31は、前記第二のブ
ラケット26に対して、取付手段としてのボルト32及
びナット33によって締着されている。前記ボルト32
及びナット33の締め付け具合は、前記ボルト32を中
心として前記回動板31を手動で強制的に回動させよう
としたときに、前記第二のブラケット26の平面部26
aと前記回転板31の裏面とが擦れあって、前記回動板
31が回動可能な程度とする。
【0040】なお、適宜の駆動装置を設けることによ
り、前記回動板31を自動的に左右へ回動自在とせしめ
るように構成できることは言うまでもない。
【0041】前記回動板31には、前記ボルト32の挿
通孔34を中心として対称な位置に、固定用孔35が設
けられている。この固定用孔35には固定用ピン36が
挿通され、この固定用ピン36は、前記前後傾動ベース
部材23の水平部23bの上面に設けた受け孔37に嵌
入して、前記回動板31を前記前後傾動ベース部材23
に対して回動不能に固定する。その結果、移送時や保管
時等の不測の事故を防止できる。
【0042】次に、前記ノズル左右傾角変更装置11に
ついて説明する。
【0043】このノズル左右傾角変更装置11は、前記
ノズル前後傾角変更装置10上に左右傾動自在に設けら
れた前記左右傾動ベース部材30と、前記ノズル前後傾
角変更装置10上に設けられて前記左右傾動ベース部材
30を傾動せしめる第一の左右傾角変更駆動用アクチュ
エータ38とを備えている。ここでは、このアクチュエ
ータ38として、電動式直線動アクチュエータを用いて
いる。
【0044】前記左右傾動ベース部材30は竿状の部材
である。その長さは、前記ノズル上下変位装置9による
前記ノズルランス8の上下移動可能距離Hと洗浄対象の
高さとを考慮して適宜に決定せしめれば良いが、伸縮自
在としても良い。
【0045】前記左右傾動ベース部材30の下端部は、
図3に示すように、前記前後傾動ベース部材23を構成
する前記回動板31に対して、前後方向に延びる第一の
左右傾動枢止軸39によって取り付けられている。図3
において、40は、前記左右傾動ベース部材30と前記
回動板31との間に介在する支持部材である。この支持
部材40は、前記回動板31の上面に固着手段としての
ボルト41で固着されている。前記支持部材40は、上
方へ突出して前後方向に並んだ一対の左右傾動ベース部
材支持ブラケット42を備えており、このブラケット4
2が、前記第一の左右傾動枢止軸39を支えている。
【0046】前記のような構成の結果、前記左右傾動ベ
ース部材30は、前記第一の左右傾動枢止軸39を中心
として、左右に傾動可能である。
【0047】前記回動板31上には、前記第一の左右傾
角変更駆動用アクチュエータ38のシリンダ部38bの
基部側が、前記第一の左右傾動枢止軸39と平行な枢止
軸43によって枢着されている。一方、前記第一の左右
傾角変更駆動用アクチュエータ38の往復動ロッド38
aの先端部は、図2に示すように、前記左右傾動ベース
部材30に設けられた第三のブラケット44に対して、
前記第一の左右傾動枢止軸39と平行な枢止軸45によ
って枢着されている。
【0048】そして、前記第一の左右傾角変更駆動用ア
クチュエータ38が作動することにより、前記第一の左
右傾動枢止軸39を中心として、前記前後傾動ベース部
材23を構成する前記回動板31上で、例えば図7に符
号Bで示した角度間を、前記左右傾動ベース部材30が
左右に傾動する。その結果、前記ノズルランス8が左右
に傾動する。
【0049】図2に示す如く、前記左右傾動ベース部材
30の先端部には、前記第一の左右傾動枢止軸39と平
行な位置関係にある第二の左右傾動枢止軸46を介し
て、前記ノズルランス8の一端8aが連結されている。
このノズルランス8は、前記第二の左右傾動枢止軸46
を中心として、前記左右傾動ベース部材30上で上下に
揺動可能である。前記左右傾動ベース部材30に対する
前記ノズルランス8の角度の調整を行うことにより、前
記噴射ノズル4の左右方向への傾斜角度を調整すること
ができる。
【0050】前記ノズルランス8と前記左右傾動ベース
部材30との間の角度の調整は、第二の左右傾角変更駆
動用アクチュエータ47によって行われる。ここでは、
このアクチュエータ47として、電動式直線動アクチュ
エータを用いている。
【0051】この第二の左右傾角変更駆動用アクチュエ
ータ47は、前記ノズルランス8と前記左右傾動ベース
部材30との間に直接的に架設する(すなわち、例え
ば、そのシリンダ部47b側を前記左右傾動ベース部材
30に連結するとともに、その往復動ロッド47a側を
前記ノズルランス8に連結する)こともできる。しか
し、そのように構成したときは、前記ノズルランス8の
揺動角度を十分大きく確保するのに限界がある。そこ
で、図示例では、前記第二の左右傾角変更駆動用アクチ
ュエータ47を次のように配設している。
【0052】すなわち、図2に示すように、前記第二の
左右傾角変更駆動用アクチュエータ47のシリンダ部4
7bの基部側は、第四のブラケット48に対して、前記
第二の左右傾動枢止軸46と平行な位置関係にある枢止
軸49で連結されている。前記第四のブラケット48
は、前記左右傾動ベース部材30の上下長さ方向ほぼ中
央部にあって、前記ノズルランス8とは左右逆側に位置
している。
【0053】一方、前記第二の左右傾角変更駆動用アク
チュエータ47の往復動ロッド47aの先端部は、前記
第二の左右傾動枢止軸46と平行な位置関係にある枢止
軸50によって、長尺な操作レバー51の操作端部とな
る一端51aに回動自在に連結されている。この操作レ
バー51は、前記操作端部51a側寄りの部位におい
て、前記第二の左右傾動枢止軸46と平行な位置関係に
ある操作レバー枢止軸52で、第五のブラケット53に
対して枢着されている。この第五のブラケット53は、
前記第四のブラケット48より上方位置で、前記左右傾
動ベース部材30に対して固着されている。前記第五の
ブラケット53は、前記第四のブラケット48と同様に
前記ノズルランス8とは左右逆側に位置しており、且
つ、前記第四のブラケット48より長く横方向へ延び出
している。
【0054】前記操作レバー51の揺動端部である他端
51bには、図2及び図5に示すように、ローラ54が
設けられている。このローラ54の回転軸54aは、前
記第二の左右傾動枢止軸46と平行となっている。前記
ローラ54は、前記ノズルランス8に形成されたローラ
転動溝55に嵌り込んでいる。このローラ転動溝55
は、前記ノズルランス8の長さ方向に沿ってその揺動端
部8b側の前後の面に設けられており、前記ノズルラン
ス8の全長のほぼ半分程度の長さを有している。
【0055】前記のような構成において、前記第二の左
右傾角変更駆動用アクチュエータ47の往復動ロッド4
7aが退縮すると、前記操作レバー枢止軸52を中心と
して、前記操作レバー51の揺動端部51bが上方へ揺
動する。その結果、前記ローラ54が前記ノズルランス
8のローラ転動溝55内を転動しながら、前記ノズルラ
ンス8の揺動端部8b側を上方へ押し上げる。逆に、前
記第二の左右傾角変更駆動用アクチュエータ47の往復
動ロッド47aが延び出ると、前記操作レバー枢止軸5
2を中心として、前記操作レバー51の揺動端部51b
が下方へ揺動する。その結果、前記ノズルランス8の揺
動端部8b側が自重も加わって下方へ揺動する。このよ
うにして、前記ノズルランス8に沿って配設された前記
噴射ノズル4の左右方向への傾斜角度が変更される。図
8において、符号Cは、前記ノズルランス8の最大揺動
角度の一例を示している。
【0056】前記操作レバー51において、前記操作レ
バー枢止軸52から前記操作端部51aまでの長さと、
前記操作レバー枢止軸52から前記揺動端部51bまで
の長さは、後者のほうが長い。このため、前記第二の左
右傾角変更駆動用アクチュエータ47の往復動ロッド4
7aの伸縮ストロークが比較的短くても、前記ノズルラ
ンス8を十分大きく揺動させることができる。よって、
前記第二の左右傾角変更駆動用アクチュエータ47とし
て、小形軽量のものを用いることができる。前記左右傾
動ベース部材30は、前記前後傾動ベース部材23の傾
動動作に伴って前後に傾動せしめられるので、前記第二
の左右傾角変更駆動用アクチュエータ47は、できるだ
け小形軽量であることが望ましい。
【0057】以上述べたように、本実施形態のものによ
れば、前記上下変位駆動用アクチュエータ13,前記前
後傾角変更駆動用アクチュエータ24,前記第一及び第
二の左右傾角変更駆動用アクチュエータ38,47の各
作動を、前記制御装置7によってそれぞれ個別に制御す
ることにより、前記ノズルランス8の位置及び角度を自
在に変更することができる。
【0058】次に、図6乃至図8を参照して、本実施形
態に係る洗浄装置を用いて、例えば鉄道トンネルの内壁
面を洗浄する方法について説明する。
【0059】図6乃至図8において、60は、洗浄対象
である鉄道トンネルの内壁面、61は軌条である。この
軌条61上には、例えば踏切等から乗り入れた前記軌陸
両用車両2a,2bが位置している。
【0060】トンネルの内部を前記軌陸両用車両2a,
2bによって往復動し、前記ノズル変位変向装置6を適
宜に操作して、前記噴射ノズル4が臨む洗浄対象部位を
既洗浄面から未洗浄面へと片道ごとに移しながら洗浄作
業を行う。
【0061】洗浄効果の点から見て、前記軌陸両用車両
2a,2bの進行方向側へ前記噴射ノズル4をやや傾け
て洗浄作業を行うことが望ましい。例えば、図6におい
て、前記前側軌陸両用車両2aが左方へ前進するときに
は、前記左右傾動ベース部材30が仮想線で示した前傾
状態(図6にD矢印で示した状態)となるように、前記
前後傾動ベース部材23の傾斜角度を設定する。一方、
前記前側軌陸両用車両2aが後進するときには、前記左
右傾動ベース部材30が実線で示した傾斜状態(図6に
E矢印で示した状態)となるように、前記前後傾動ベー
ス部材23の傾斜角度を設定する。
【0062】図7は単線のトンネル、図8は複線のトン
ネルを洗浄する場合の例である。
【0063】図7の例では、例えば、往路で第一洗浄エ
リア71を洗浄し、復路で第二洗浄エリア72を洗浄す
る。その後、前記回動板31を180度回動させ、前記
ノズルランス8の向きを左右反対に変更し、往路で第三
洗浄エリア73を洗浄し、復路で第四洗浄エリア74を
洗浄する。
【0064】また、図8の例では、例えば、往路で第一
洗浄エリア81を洗浄し、前記回動板31を回動させて
前記ランス8の向きを左右反対に変更した後、復路で第
二洗浄エリア82を洗浄し、さらに、往路で第三洗浄エ
リア83を洗浄する。これで、トンネル内壁面の横幅方
向の半分の洗浄作業が終了する。そこで、前記軌陸両用
車両2a,2bを他方の軌条62に移した後、同様にし
て残りの第4洗浄エリア84,第五洗浄エリア85,図
示しない第六洗浄エリアを洗浄する。
【0065】なお、前記ノズルランス8部等に、洗浄対
象との距離や角度等を検出するセンサ類を適宜配設せし
めて、遠隔操作時の自動制御を容易にせしめることもで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る洗浄装置の全体概略
斜視図である。
【図2】図1に示した洗浄装置の要部を示す斜視図であ
る。
【図3】ノズル前後傾角変更装置とノズル左右傾角変更
装置との連結部を示す一部切欠拡大斜視図である。
【図4】図3の一部の分解斜視図である。
【図5】操作ロッドの揺動端部とノズルランスとの連結
部を示す一部切欠拡大斜視図である。
【図6】トンネル内壁面の洗浄作業の様子を示す側面図
である。
【図7】単線トンネルの内壁面の洗浄方法の一例を示す
背面図である。
【図8】複線トンネルの内壁面の洗浄方法の一例を示す
背面図である。
【符号の説明】
2 走行装置 4 洗浄液噴射ノズル 6 ノズル変位変向装置 8 洗浄液噴射ノズルランス 9 ノズル上下変位装置 10 ノズル前後傾角変更装置 11 ノズル左右傾角変更装置 12 平行リンク機構 13 上下変位駆動用アクチュエータ 23 前後傾動ベース部材 24 前後傾角変更駆動用アクチュエータ 30 左右傾動ベース部材 31 回動部材 38 第一の左右傾角変更駆動用アクチュエータ 47 第二の左右傾角変更駆動用アクチュエータ 60 洗浄対象

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄対象(60)の位置及び形状に対応
    して洗浄液噴射ノズルランス(8)の位置及び角度を変
    更せしめるノズル変位変向装置(6)を備えてなる洗浄
    装置。
  2. 【請求項2】 洗浄対象(60)の位置及び形状に対応
    して洗浄液噴射ノズルランス(8)の位置及び角度を変
    更せしめるノズル変位変向装置(6)と、該ノズル変位
    変向装置(6)及び前記洗浄液噴射ノズルランス(8)
    を前記洗浄対象(60)に沿って移動せしめる走行装置
    (2)とを備えてなる洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記ノズル変位変向装置(6)が、前記
    洗浄液噴射ノズルランス(8)を上下方向に変位せしめ
    るノズル上下変位装置(9)と、このノズル上下変位装
    置(9)上で前記洗浄液噴射ノズルランス(8)の傾斜
    角度を前後方向に変更せしめるノズル前後傾角変更装置
    (10)と、該ノズル前後傾角変更装置(10)上で前
    記洗浄液噴射ノズルランス(8)の傾斜角度を左右方向
    に変更せしめるノズル左右傾角変更装置(11)と、を
    備えてなる請求項1又は2に記載の洗浄装置。
  4. 【請求項4】 前記ノズル上下変位装置(9)が、平行
    リンク機構(12)と、該平行リンク機構(12)を作
    動せしめる上下変位駆動用アクチュエータ(13)とを
    備えてなる、請求項3に記載の洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記ノズル前後傾角変更装置(10)
    が、前記ノズル上下変位装置(9)上に前後傾動自在に
    設けられた前後傾動ベース部材(23)と、前記ノズル
    上下変位装置(9)上に設けられて前記前後傾動ベース
    部材(23)を傾動せしめる前後傾角変更駆動用アクチ
    ュエータ(24)とを備えてなる、請求項3に記載の洗
    浄装置。
  6. 【請求項6】 前記ノズル左右傾角変更装置(11)
    が、前記ノズル前後傾角変更装置(10)上に左右傾動
    自在に設けられた左右傾動ベース部材(30)と、前記
    ノズル前後傾角変更装置(10)上に設けられて前記左
    右傾動ベース部材(30)を傾動せしめる第一の左右傾
    角変更駆動用アクチュエータ(38)とを備えてなる、
    請求項3に記載の洗浄装置。
  7. 【請求項7】 前記洗浄液噴射ノズルランス(8)を前
    記左右傾動ベース部材(30)上に左右傾動自在に設け
    るとともに、この左右傾動ベース部材(30)を基準と
    して前記洗浄液噴射ノズルランス(8)を左右に傾動せ
    しめる第二の左右傾角変更駆動用アクチュエータ(4
    7)を前記左右傾動ベース部材(30)上に設けてな
    る、請求項6に記載の洗浄装置。
  8. 【請求項8】 前記前後傾動ベース部材(23)が、該
    前後傾動ベース部材(23)上で前記洗浄液噴射ノズル
    ランス(8)の位置を左右に少なくとも180度回動せ
    しめる回動部材(31)を有し、この回動部材(31)
    上に前記左右傾動ベース部材(30)と前記第一の左右
    傾角変更駆動用アクチュエータ(38)とが設けられて
    なる、請求項6又は7に記載の洗浄装置。
  9. 【請求項9】 洗浄液噴射ノズル(4)が、洗浄対象
    (60)の表面の少なくとも一部の形状に対応する位置
    関係となるように前記洗浄液噴射ノズルランス(8)上
    に複数並べて設けられてなる、請求項1乃至8のいずれ
    か一項に記載の洗浄装置。
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