JP2015096032A - 冷凍餃子及び冷凍餃子の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】フライパン等の調理器具で調理する際に、油、水を要すことなく蒸し焼きができ、餃子本来のコシがありもっちりした良好な食感と奇麗な焼き面を実現する冷凍餃子及びその製造方法を提供する。【解決手段】少なくとも小麦粉、食塩、水及び水溶性セルロース誘導体であるヒドロキシプロピレンメチルセルロース及び/又はメチルセルロースを含んでなる餃子皮を用い、餃子の焼き面となる部分に、熱変性乳清たん白質又はメチルセルロースが含まれる溶液を付着させて冷凍された冷凍餃子及びその製造方法である。【選択図】図1

Description

本発明は、フライパン等の調理器具で調理する際に、油及び/又は水を付加することなく蒸し焼きができ、餃子本来のコシがあり、もっちりした良好な食感を有する冷凍餃子、及びその製造方法に関するものである。
近年、生活スタイルの多様化に伴い、調理加工食品においては調理が簡単にできることから、家庭用、業務用と幅広く消費者の購入意欲が高まっている。更に調理簡便性に加え調理の失敗がなく美味しく喫食できることが望まれようになってきている。
冷凍餃子は、一般的に野菜類、肉類、調味料等を混ぜた具材を、円形の餃子用の皮に包み蒸す等の加熱をした後、凍結処理をすることにより製造される。冷凍餃子の一般的な調理は、フライパンに油を引き、水を加えて蒸し焼きにして、焼き餃子にして喫食される。調理の目安としてフライパンに引く油の量、加える水の量がパッケージに記載されているが、特に一般家庭においては、その量にバラツキが生じ、見栄えのする焼き面が得られない、フライパンから上手くはがれないといった失敗があり、上手に調理するには、かなりの経験が必要となる。
このような背景から、餃子の焼き面部分に、水、油、乳化剤、でん粉、タンパク質からなる乳化バッターと水又は調味液を二層構造として接触させることで、油および水を加えることなく、見栄えよく良好な食感が得られる餃子の製造方法が提案されている。(特許文献4)
しかしながら、この方法によると、餃子本来のコシともっちりしたボディー感に乏しく、乳化バッター等を接触させた餃子焼き面部分は、軟弱な物性になることからフライパンからはがす際に皮が破れてしまう場合がある。また、製造後冷凍保管された餃子の皮は昇華現象等による水分移行により、皮全体のボディーはふやけたような軟弱な食感になってしまう。さらに、従来の方法は餃子の焼き面に特化したものであって、焼き面以外の皮の食感等に関しては殆ど考慮されていなかった。
特開2003−204号公報 特開2004−344011号公報 特開2005−137296号公報 特開2006−296428号公報 特開2009−165388号公報 特開2010−239884号公報
解決しようとする課題は、フライパン調理する際に油および水を加えることなく蒸し焼きを可能にし、且つ餃子本来の焼き面の見栄えと本来のコシのある食感を有し冷凍保管においても、水分移行等の問題を解決し、品位を保持することが可能な冷凍餃子、及びその製造方法を実現せんとするものである。
本発明に於いては上記課題を解決するために、焼き面はパリッとしていて焼き色は均一なキツネ色を有し、焼き面以外はもっちりした焼き餃子が、調理の熟練を要さなくても失敗なく作れるように、鋭意検討した結果、餃子皮にヒドロキシプロピレンメチルセルロース及び/又はメチルセルロースを配合し、餃子の焼き面となる部分に熱変性乳清たん白質又はメチルセルロースを配合した混合液を付着させることで、課題を解決し、焼き面は見栄えとパリッとした食感が、焼き面以外はもっちりした焼き餃子が失敗なく調理できることを見出し、本発明を完成するに到った。
すなわち本発明は、少なくとも小麦粉、水、食塩及び水溶性セルロース誘導体であるヒドロキシプロピレンメチルセルロース及び/又はメチルセルロースを含んでなる餃子皮を用いたことを特徴とする冷凍餃子である。
また本発明は、該水溶性セルロース誘導体であるヒドロキシプロピレンメチルセルロース及び/又はメチルセルロースを、小麦粉に対して0.3重量%〜1.0重量%の比率で含んでなる餃子皮を用いたことを特徴とする。
また本発明は、該水溶性セルロース誘導体であるヒドロキシプロピレンメチルセルロース及び/又はメチルセルロースは、メトキシ基を25.0%〜33.0%含むメチルセルロース又はメトキシ基を19.0%〜30.0%及びヒドロキシプロポキシ基を4.0%〜12.0%含むヒドロキシプロピレンメチルセルロースである餃子皮を用いたことを特徴とする。
また本発明は、該水溶性セルロース誘導体であるであるヒドロキシプロピレンメチルセルロース及び/又はメチルセルロースは、粘度範囲280〜560mm/sのメチルセルロース又は粘度範囲40〜5600mm/sのヒドロキシプロピレンメチルセルロースを用いることを特徴とする。
また本発明は、餃子の焼き面となる部分に、食用油、小麦粉及び水を主成分とする容液に、常温〜55℃の温度域で凝固するゲル化物質或いは水溶性セルロース誘導体であるメチルセルロースを添加した混合液を付着させることを特徴とする。ここで、常温とは日本工業規格に規定される通り5℃〜35℃の範囲の温度をいう。
また本発明は、該混合液は、該熱変性乳清たん白質又はメチルセルロースが0.5重量%〜1.3重量%含まれる混合液を付着させることを特徴とする。
また本発明は、該熱変性乳清たん白質又はメチルセルロースが含まれる混合液を、餃子1個の重量に対して20重量%〜30重量%付着させることを特徴とする。
さらに本発明は、少なくとも小麦粉、水、食塩及び水溶性セルロース誘導体であるヒドロキシプロピレンメチルセルロース及び/又はメチルセルロースを含んでなる生地を用いて餃子皮を製造する工程と、具材を混合する工程と、該具材を該餃子皮に包み成形する工程と、該餃子を餃子の焼き面がトレーの底面となるようにトレーに配置する工程と、少なくとも食用油、小麦粉及び水を主成分とする容液にゲル化物質を添加した混合液をトレーの底面に充填する工程と、該トレーの餃子を蒸気で加熱する工程と、該トレーの餃子をさらに冷却後に凍結する工程と、を経て製造することを特徴とする、冷凍餃子の製造方法である。
また本発明は、該水溶性セルロース誘導体であるヒドロキシプロピレンメチルセルロース及び/又はメチルセルロースを、小麦粉に対して0.3重量%〜1.0重量%の比率で含んでなる餃子皮を用いたことを特徴とする冷凍餃子の製造方法である。
また本発明は、該水溶性セルロース誘導体であるヒドロキシプロピレンメチルセルロース及び/又はメチルセルロースは、メトキシ基を25.0%〜33.0%含むメチルセルロース又はメトキシ基を19.0%〜30.0%及びヒドロキシプロポキシ基を4.0%〜12.0%含むヒドロキシプロピレンメチルセルロースである餃子皮を用いたことを特徴とする、冷凍餃子の製造方法である。
また本発明は、該水溶性セルロース誘導体であるであるヒドロキシプロピレンメチルセルロース及び/又はメチルセルロースは、粘度範囲280〜560mm/sのメチルセルロース又は粘度範囲40〜5600mm/sのヒドロキシプロピレンメチルセルロースを用いることを特徴とする、冷凍餃子の製造方法である。
また本発明は、餃子の焼き面となる部分に、食用油、小麦粉及び水を主成分とする容液に、常温〜55℃の温度域で凝固するゲル化物質或いは水溶性セルロース誘導体であるメチルセルロースを添加した混合液を付着させることを特徴とする、冷凍餃子の製造方法である。
また本発明は、該混合液は、該熱変性乳清たん白質又はメチルセルロースが0.5重量%〜1.3重量%含まれる混合液を付着させることを特徴とする、冷凍餃子の製造方法である。
また本発明は、また本発明は、該混合液は、該熱変性乳清たん白質又はメチルセルロースが0.5重量%〜1.3重量%含まれる混合液を付着させることを特徴とする冷凍餃子の製造方法である。なお、餃子1個の重量は15〜20gが望ましい。
本発明の冷凍餃子及びその製造方法は、調理する際に油および水を加えることなく、焼き面は見栄えとパリッとした食感を持ち且つ焼き面以外はもっちりした焼き餃子が失敗なく調理できる冷凍餃子が実現され、以て生活の向上及び産業の発展に資するものである。
図1は、本発明に係る冷凍餃子の製造プロセスを示すフローチャートである。 図2は、焼いた餃子の合わせ部と溶液付着部を示す図面代用写真である。 図3は、焼いた餃子の焼き面を示す図面代用写真である。 図4は、冷凍保存後の餃子の合わせ部と溶液付着部を示す図面代用写真である。 図5は、対照品を焼き上げた餃子の状態を示す図面代用写真である。 図6は、本発明に係る餃子を焼き上げた餃子の状態を示す図面代用写真である。
本発明に係る冷凍餃子は、少なくとも小麦粉、食塩、水及び水溶性セルロース誘導体であるヒドロキシプロピレンメチルセルロース及び/又はメチルセルロースを含んでなる餃子皮を用い、また該餃子の焼き面となる部分に、食用油、小麦粉及び水を主成分とする混合液に常温〜55℃の温度域で凝固するゲル化物質を添加した混合液を付着させることを特徴とする冷凍餃子であり、またその製造方法である。かかる方法を用いることにより、調理する際に油および水を加えることなく、焼き面は見栄えとパリッとした食感を持ち且つ焼き面以外はもっちりした焼き餃子が失敗なく調理できる冷凍餃子を実現した。
以下、本発明に係る冷凍餃子の製造プロセスを、図1に示すフローチャートを用いて説明する。本発明に係る冷凍餃子の製造プロセスは、餃子皮の調製、具材の調製、該皮及び具材を用いての餃子成形、トレーへの配置、混合液の充填、蒸気加熱、予冷、急速凍結、を経て為される。
餃子皮の調製は、横2軸型ミキサーにて、少なくとも小麦粉、食塩、食用油及び水を含む原料を投入し約15分間攪拌し皮の生地を作成した。次に多段式ローラーで厚み約3〜4mmの麺帯に仕上げた。ここで、本発明に於ける餃子皮は少なくとも小麦粉、水、食塩、食用油及び水溶性セルロース誘導体であるヒドロキシプロピレンメチルセルロース及び/又はメチルセルロースを含んでなる。具材の配合は、特に限定されるものではなく、通常の豚肉、豚脂、鶏肉、キャベツ、玉ねぎ、にら、にんにく、しょうが等の他調味香辛料を用いることができる。これらを横2軸型ミキサーで混合したものを具材として用いた。
上記の皮及び具材を用いての餃子成形は、自動餃子成型機にて、直径約8.7cmに抜きとった本発明に係る餃子皮に、具材約12gを包んで、約17gの餃子を得た。その後、成形した餃子のトレーへの配置を行う。トレーの底面は平坦が望ましく、餃子の焼き面が、トレーの底面となるように12個を配置した。
混合液の充填は、少なくとも水、食用油、小麦粉及び熱変性乳清たん白質又はメチルセルロースを含む材料を、縦型ミキサーで約30秒攪拌して得られた混合液を餃子1個に対して約3〜10gをトレーの底面にくるように充填された。本発明に係る混合液は、餃子の焼き面となる部分に、常温〜55℃の温度域で凝固するゲル化物質が約0.5重量%〜1.3重量%含まれる混合液を用いた。
その後、約95〜99℃の蒸気温度で、餃子の中心温度が約75℃以上になるまで加熱される。さらに、蒸気加熱後約60℃以下まで冷却した後に、約−18℃以下まで冷却凍結して、本発明に係る冷凍餃子が得られる。なお、かかる製造工程はあくまでも一例であって、各材料の重量、比率、或いは使用する機器等はこれらに限定されるものでないことは言うまでもない。
本発明に係る方法を用いることにより、麺の軟化防止、水分移行防止、蒸気の分散性向上及び離型性向上が実現され、調理する際に油および水を加えることなく、焼き面は見栄えとパリッとした食感を持ち且つ焼き面以外はもっちりした焼き餃子が失敗なく調理できる冷凍餃子が得られた。
ここで、本発明に係る餃子皮及び混合液の効果を確認するため、対照区を含めて餃子皮及び混合液の条件をマトリクスとして、調理後の餃子を官能的に評価する実験を行った。
本実施例に於いては、皮配合と混合液配合への添加物質が皮、焼面、容液付着部の食感および焼面の見栄えに及ぼす影響評価を行った。対照区1に対して、メチルセルロース(以下、明細書及び図中ではMCと表記)、ヒドロキシプロピレンメチルセルロース(以下、明細書及び図中ではHPMCと表記)、アルギン酸Na、難消化性デキストリンの各物質を添加した試験区2〜5の餃子皮と、対照区1に対してMC,HPMC、熱変性乳清たん白質、アルギン酸Na、卵白、粉末状大豆たん白質の各物質を添加した試験区2〜7の付着混合液を、皮と混合液の前記条件をマトリクスとしてそれぞれ図1に示したように冷凍餃子を作成し効果の評価をした。
評価は、焼き上げた餃子について5名のパネラーにより官能検査を行った。なお、パネラーには実施条件は伝えずに評価を行っている。評価は以下の(1)〜(4)の4つの観点で、5段階評価にて採点した。なお、5が最高評価、1が最低評価であり、総合的に点数が高い方が好評価であるといえる。
(1)皮の食感:コシ、もっちり感を有するか。
(2)焼面の見栄え:焼きムラがなく、均一な狐色を有するか。
(3)焼面の食感:パリッと感を有するか。
(4)溶液付着部食感:ふやけ感がなく、もっちり感を有するか。
実験は、餃子皮の調製を5条件、混合液を7条件にて実施した。夫々の条件を表1及び表2に示す。
表1は前記の皮の配合を示している。皮配合には、MC、HPMC、アルギン酸Na及び難消化性デキストリンを添加し、対照区と比較した。ここで、使用した食用油は株式会社ジャパンオイルミルズ製の商品名Jサラダ油銀マークを、MC及びHPMCは信越化学工業株式会社製の商品名メトローズを、アルギン酸Naはキッコーマンバイオケミファ株式会社製の商品名ダックアルギンを、難消化性デキストリンは松谷化学工業株式会社製の商品名ファイバーソル2Hを用いたが、夫々の材料はこれらに限定されるものではない。
表2は前記の付着溶液(混合液)の配合を示している。混合液の配合には、MC、HPMC、熱変性乳清たんぱく質、アルギン酸Na、卵白及び粉末状大豆たんぱく質を添加し、対照区と比較した。ここで、使用した食用油は株式会社ジャパンオイルミルズ製の商品名Jサラダ油銀マークを、MC及びHPMCは信越化学工業株式会社製の商品名メトローズを、熱変性乳清たんぱく質は第一化成株式会社製の商品名ジェネシスを、アルギン酸Naはキッコーマンバイオケミファ株式会社製の商品名ダックアルギンを用いたが、夫々の材料はこれらに限定されるものではない。
前記の餃子皮及び混合液をそれぞれ調製し、これらを用いて夫々冷凍餃子を前記のプロセスでもって製造した。これらの冷凍餃子を全て同じ条件でフライパンに置いてフタをして中火にて7分間焼いた後官能検査を行った。官能検査の観点は前記の通りである。
ここで、図2は焼いた餃子の合わせ部と溶液付着部を示す図面代用写真である。図中の1が皮の合わせ部、2が溶液付着部である。また、図3は焼いた餃子の焼き面を示す図面代用写真である。評価に於いてはかかる部位について官能検査を行っている。また、図4は、冷凍後の餃子の合わせ部と溶液付着部を示す図面代用写真である。
表3に結果を示す。餃子皮については、MCおよびHPMCの添加区が皮、焼面、容液付着部のいずれにおいても食感は良好であった。また、焼面の見栄えにおいても同様な結果が得られた。アルギン酸Na、難消化性デキストリン添加区においては、皮のもっちり感が得られず、溶液付着部においても満足いく食感は得られなかった。付着溶液については、MCおよび熱変性乳清たん白質の添加区において、溶液を付着した部分にふやけ感が少なく、いずれの評価項目において高い評価であったが、もっとも有効な手段としては、熱変性乳清たん白質の添加であった。他の添加区においては、溶液付着部にふやけ感あり、満足できる食感は得られなかった。以上のように、皮配合2(MC添加区)もしくは皮配合3(HPMC添加区)と付着溶液配合4(熱変性乳清たん白質添加区)および付着溶液配合2(MC添加区)の組合せが最適であることが判明した。
ここで、付着溶液の効果に関して考察すると、まず熱変性乳清たん白質は塩の存在下では常温域以上の温度範囲でゲル化する特性があることにより、皮に配合されている食塩の影響によって製造工程の蒸気加熱前に特に食塩の溶出する皮の近傍に於いてゲル化しており、加熱の際による水分移行が少なく、ふやけを防止しているものと考えられる。また、冷凍餃子を調理する際にはゲルの形成が崩れ、ゲル中の水分が蒸気となって、焼き蒸しに適した状態となっているものと考えられる。
また、同様にMCの効果については、MCは比較的低温域でゲル形成されるので、製造工程の蒸気加熱の初期の段階でゲル化されており、熱変性乳清たん白質と同様に加熱の際に水分移行が少なく、ふやけを防止しているものと考えられる。また、冷凍餃子を調理する際にはゲルの形成が崩れ、ゲル中の水分が蒸気となって、焼き蒸しに適した状態となっているものと考えられる。
両物質は添加濃度、熱変性乳清たん白質については塩濃度によっても、ゲル強度およびゲル物性は異なったものになることから、得たい品位によって調整することが望ましい。
これらの結果から、本発明に係る方法を用いることにより、調理する際に油および水を加えることなく、焼き面は見栄えとパリッとした食感を持ち且つ焼き面以外はもっちりした焼き餃子が失敗なく調理できる冷凍餃子を実現することが出来ることがわかる。
次に、実施例2として皮配合添加のMCとHPMCの各グレードが皮、焼面、容液付着部の食感および焼面の見栄えに及ぼす影響を評価した。なお、官能評価方法は実施例1と同様である。
本実施例に於いては、MCを3条件とHPMCを3条件のグレードをそれぞれ小麦粉に対して0.5重量%添加し、餃子焼面に付着させる溶液は、実施例2の溶液配合No.4を用いて、図1に示したように冷凍餃子を作成して、各グレードが品位に及ぼす影響を評価した。
表4は本実施例に於ける皮の配合を、表5は本実施例に於ける付着溶液の配合を示している。MCー1、MCー2、、MCー3、HPMCー1、HPMCー2及びHPMC−3の各グレードをそれぞれ小麦粉に対して0.5重量%添加し、餃子焼面に付着させる溶液は、実施例2の溶液配合No.4を用いて、図1に示したように冷凍餃子を作成して、各グレードが品位に及ぼす影響を評価した。各グレードの詳細は表に記載の通りである。
表6に結果を示す。MCでは、粘度範囲280〜560mm/sのグレードが良いことがわかった。HPMCではいずれのグレードにおいても良好であったが、特にメトキシ基を19.0%〜24.0%及びヒドロキシプロポキシ基を7.0%〜12.0%含み、また粘度範囲80〜120mm/sのグレード、及び、にメトキシ基を28.0%〜30.0%及びヒドロキシプロポキシ基を4.0%〜12.0%含み、また粘度範囲40〜60mm/sのグレードが最も高い評価を得た。本実施例により、MCの添加では歯切れの良い食感が得られることがわかり、HPMCの添加ではもっちりとした食感が得らることがわかった。これらに関してはいずれも有効であるが、得たい食感によって使い分けするのが望ましく、また、MCとHPMCとの組合せも有効と考えられた。
次に、実施例3として皮配合添加のHPMCの添加量が皮、焼面、容液付着部の食感および焼面の見栄えに及ぼす影響を評価した。
本実施例に於いては、実施例2で評価の高かったメトキシ基28〜30%、ヒドロキシプロポキシ基7〜12%、粘度範囲度範囲40〜60mm/sのHPMC(HPMC−3)を小麦粉に対して0.1重量%〜1.3重量%を添加し、餃子焼面に付着させる溶液としては実施例2の溶液配合No.4を用いて、図1に示したように冷凍餃子を作成して、各添加量が品位に及ぼす影響を評価した。
結果を表7に示す。これより、0.3重量%〜1.0重量%の添加量が最適な添加範囲であることが判明した。
次に、実施例4として、付着溶液配合の熱変性乳清たん白質の添加量が皮、焼面、容液付着部の食感および焼面の見栄えに及ぼす影響を評価した。結果を図6に示す。なお、官能評価方法は実施例1と同様である。
本実施例に於いては、実施例1で餃子焼面に付着させる溶液に添加する物質で評価の高かった熱変性乳清たん白質を、溶液中に0.3重量%〜1.5重量%を添加し、餃子皮配合は、実施例3の0.5重量%添加配合を用いて、図1に示したように冷凍餃子を作成して、各添加量が品位に及ぼす影響を評価した。
結果を表8に示す。これより、0.5重量%〜1.3重量%の添加が最適な添加範囲であることが判明した。
ここで、従来例と本発明に係る冷凍餃子を焼き上げて比較した。図5は、対照品を焼き上げた餃子の状態を示す図面代用写真である。また、図6は、本発明に係る餃子を焼き上げた餃子の状態を示す図面代用写真である。図5に示す対照品においては皮のふやけによる破れが生じており、また焼き面もムラが多く均一でないのに対して、本発明に係る図6では皮のふやけがなくフライパンからはがす際に破けることなく、また焼き面も均一にきつね色に焼き上がっていることがわかる。この比較から、本発明に係る冷凍餃子は焼き面が見栄えとパリッとした食感を持ち且つ焼き面以外はもっちりした焼き餃子が得られていることがわかり、また皮の破れなども生ぜず、焼き上がりの良好な餃子が得られることがわかる。
以上述べて来たように、本発明の冷凍餃子及びその製造方法は、調理する際に油および水を加えることなく、焼き面は見栄えとパリッとした食感を持ち且つ焼き面以外はもっちりした焼き餃子が失敗なく調理できる冷凍餃子が実現され、以て生活の向上及び産業の発展に資するものである。
1 餃子の皮の合わせ部
2 餃子の溶液付着部
3 餃子の焼き面
4 ふやけによる破れ(対照品)

Claims (14)

  1. 少なくとも小麦粉、食塩、水及び水溶性セルロース誘導体であるヒドロキシプロピレンメチルセルロース及び/又はメチルセルロースを含んでなる餃子皮を用いたことを特徴とする、冷凍餃子。
  2. 該水溶性セルロース誘導体であるヒドロキシプロピレンメチルセルロース及び/又はメチルセルロースを、小麦粉に対して0.3重量%〜1.0重量%の比率で含んでなる餃子皮を用いたことを特徴とする、請求項1記載の冷凍餃子。
  3. 該水溶性セルロース誘導体であるヒドロキシプロピレンメチルセルロース及び/又はメチルセルロースは、メトキシ基を25.0%〜33.0%含み且つ粘度範囲280〜560mm/sのメチルセルロースである餃子皮、又は、メトキシ基を19.0%〜30.0%及びヒドロキシプロポキシ基を4.0%〜12.0%含み且つ粘度範囲40〜5600mm/sのヒドロキシプロピレンメチルセルロースである餃子皮を用いたことを特徴とする、請求項1又は2記載の冷凍餃子。
  4. 請求項1〜3記載の餃子の焼き面となる部分に、食用油、小麦粉及び水を主成分とする容液に、常温〜55℃の温度域で凝固するゲル化物質を添加した混合液を付着させることを特徴とする、請求項1〜3記載の冷凍餃子。
  5. 該ゲル化物質が、塩の存在下でゲル化する熱変性乳清たん白質又はメチルセルロースであることを特徴とする、請求項4記載の冷凍餃子。
  6. 該混合液は、該熱変性乳清たん白質又はメチルセルロースが0.5重量%〜1.3重量%含まれる混合液を付着させることを特徴とする、請求項5記載の冷凍餃子。
  7. 該熱変性乳清たん白質又はメチルセルロースが含まれる混合液は、餃子1個の重量に対して20重量%〜30重量%付着させることを特徴とする、請求項5又は6記載の冷凍餃子。
  8. 少なくとも小麦粉、食塩、水及び水溶性セルロース誘導体であるヒドロキシプロピレンメチルセルロース及び/又はメチルセルロースを含んでなる生地を用いて餃子皮を製造する工程と、
    具材を混合する工程と、
    該具材を該餃子皮に包み成形する工程と、
    該餃子を餃子の焼き面がトレーの底面となるようにトレーに配置する工程と、
    少なくとも食用油、小麦粉及び水を主成分とする容液にゲル化物質を添加した混合液をトレーの底面に充填する工程と、
    該トレーの餃子を蒸気で加熱する工程と、
    該トレーの餃子をさらに冷却後に凍結する工程と、
    を経て製造することを特徴とする、冷凍餃子の製造方法。
  9. 該水溶性セルロース誘導体であるヒドロキシプロピレンメチルセルロース及び/又はメチルセルロースを、小麦粉に対して0.3重量%〜1.0重量%の比率で含んでなる餃子皮を用いたことを特徴とする、請求項8記載の冷凍餃子の製造方法。
  10. 該水溶性セルロース誘導体であるヒドロキシプロピレンメチルセルロース及び/又はメチルセルロースは、メトキシ基を25.0%〜33.0%含み且つ粘度範囲280〜560mm/sのメチルセルロースである餃子皮、又は、メトキシ基を19.0%〜30.0%及びヒドロキシプロポキシ基を4.0%〜12.0%含み且つ粘度範囲40〜5600mm/sのヒドロキシプロピレンメチルセルロースである餃子皮を用いたことを特徴とする、請求項8又は9記載の冷凍餃子の製造方法。
  11. 該少なくとも食用油、小麦粉及び水を主成分とする容液にゲル化物質を添加した混合液は、食用油、小麦粉を主成分とする容液に、常温〜55℃の温度域で凝固するゲル化物質を添加した混合液を用いることを特徴とする、請求項8〜10記載の冷凍餃子の製造方法。
  12. 該ゲル化物質が、塩の存在下でゲル化する熱変性乳清たん白質又はメチルセルロースであることを特徴とする、請求項11記載の冷凍餃子の製造方法。
  13. 該溶液は、該熱変性乳清たん白質又はメチルセルロースが0.5重量%〜1.3重量%含まれる混合液を付着させることを特徴とする、請求項12記載の冷凍餃子の製造方法。
  14. 該熱変性乳清たん白質又はメチルセルロースが含まれる混合液は、餃子1個の重量に対して20重量%〜30重量%付着させることを特徴とする、請求項8〜13記載の冷凍餃子の製造方法。
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