JP2015095442A - スイッチ診断装置、スイッチ回路及びスイッチ診断方法 - Google Patents

スイッチ診断装置、スイッチ回路及びスイッチ診断方法 Download PDF

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一憲 山口
Kazunori Yamaguchi
一憲 山口
克馬 塚本
Katsuma Tsukamoto
克馬 塚本
佑典 矢野
Yusuke Yano
佑典 矢野
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Abstract

【課題】電源及び負荷の間を接続するスイッチのオン/オフに応じて負荷側の電圧が変動し難い場合であっても、電源及び負荷の間を接続した状態でスイッチの故障診断を行うことが可能なスイッチ診断装置、該スイッチ診断装置に用いられるスイッチ回路、及びスイッチ診断方法を提供する。【解決手段】第1スイッチ10の負荷5側に該負荷5側から第1スイッチ10に流れる電流を阻止する第1整流素子D1を直列に接続し、これらの直列回路に対して第2スイッチ20を並列的に接続し、更に第1スイッチ10及び第1整流素子D1の接続点と接地電位との間に第1抵抗器が接続されている。先に第2スイッチ20をオンにし、次に第1スイッチ10をオフ及びオンにし、オフ及びオンにした夫々の場合についてバッテリ3側からの電流によって第1抵抗器R1に生じた電圧を検出し、検出した電圧に基づいて第1スイッチ10がオフ及びオンに変化したか否かを判定する。【選択図】図1

Description

本発明は、電源と負荷とを接続するスイッチの故障を診断するスイッチ診断装置、該スイッチ診断装置に用いられるスイッチ回路、及びスイッチ診断方法に関する。
従来、バッテリの+側及び−側の夫々と負荷とを接続する+側リレー及び−側リレーの溶着又は固着を検出する装置が知られている(特許文献1参照)。この装置では、+側リレー、−側リレー、及び+側リレーに並列接続されたプリチャージリレーのオン/オフの状態に応じて検出される負荷側の電圧に基づいて、各リレーの溶着又は固着が検出されるため、負荷側への電力の供給が一時的に中断されることが避けられない。
これに対し、特許文献2に記載されたスイッチ故障検出回路では、抵抗器及びスイッチの直列回路が2つ並列に接続されており、故障診断時に各スイッチを順次オフすることによって、電流ループを遮断することなくスイッチのオン固着故障を検出するようになっている。
特開2005−116485号公報 特開2007−285969号公報
しかしながら、特許文献2に記載された技術によって、例えば定格電圧が等しい2つのバッテリの間に抵抗器及びスイッチの直列回路が2つ並列に接続されている場合、2つのスイッチのオン/オフ状態をどのように組み合わせてもスイッチの両側の電圧に有意な差が生じないときがあるため、各スイッチの故障を確実に検出することができないという問題があった。また、特許文献2に記載されたスイッチ故障検出回路では、2つのスイッチの夫々と直列に抵抗器が接続されているため、各スイッチに大電流を流すことができないという問題もあった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、電源及び負荷の間を接続するスイッチのオン/オフに応じて負荷側の電圧が変動し難い場合であっても、電源及び負荷の間を接続した状態でスイッチの故障診断を行うことが可能なスイッチ診断装置、該スイッチ診断装置に用いられるスイッチ回路、及びスイッチ診断方法を提供することにある。
本発明に係るスイッチ診断装置は、電源と負荷とを接続するスイッチを備え、該スイッチの故障を診断するスイッチ診断装置において、前記スイッチと並列的に接続された第2のスイッチと、前記スイッチ及び第2のスイッチの前記負荷側の接続点と前記スイッチとの間に介装されており、前記負荷側の接続点から前記スイッチに流れる電流を阻止する整流素子と、前記スイッチ及び整流素子の接続点と所定電位との間に接続された抵抗器と、前記第2のスイッチをオンさせる手段と、該手段がオンさせた場合、前記スイッチをオフ/オンさせる手段と、該手段によって前記スイッチをオフ/オンさせたときに、前記電源からの電流によって前記抵抗器に生じた電圧を検出する手段と、該手段が検出した電圧に基づいて前記スイッチがオフ/オンしたか否かを判定する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るスイッチ診断装置は、前記スイッチ及び第2のスイッチの前記負荷側の接続点と前記第2のスイッチとの間に介装されており、前記負荷側の接続点から前記第2のスイッチに流れる電流を阻止する第2の整流素子と、前記第2のスイッチ及び第2の整流素子の接続点と第2の電位との間に接続された第2の抵抗器と、前記スイッチをオンさせる手段と、該手段がオンさせた場合、前記第2のスイッチをオン/オフさせる手段と、該手段によって前記第2のスイッチをオン/オフさせたときに、前記電源からの電流によって前記第2の抵抗器に生じた電圧を検出する手段と、該手段が検出した電圧に基づいて前記第2のスイッチがオン/オフしたか否かを判定する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るスイッチ診断装置は、前記第2のスイッチは、リレー接点を含むことを特徴とする。
本発明に係るスイッチ診断装置は、前記第2のスイッチは、常閉接点、前記負荷側に接続された常開接点及び前記電源側に接続された共通接点を有する1回路2接点(単極双投)のリレー接点を含み、前記常閉接点と第2の電位との間に接続された第2の抵抗器と、前記スイッチをオンさせる手段と、該手段がオンさせた場合、前記第2のスイッチをオン/オフさせる手段と、該手段によって前記スイッチをオン/オフさせたときに、前記電源からの電流によって前記第2の抵抗器に生じた電圧を検出する手段と、該手段が検出した電圧に基づいて前記第2のスイッチがオン/オフしたか否かを判定する手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るスイッチ診断装置は、前記スイッチは、前記電源側(又は負荷側)にドレインが接続されたNチャネル型(又はPチャネル型)のMOSFETを含むことを特徴とする。
本発明に係るスイッチ診断装置は、前記整流素子は、前記負荷側の接続点にドレイン(又はソース)が接続されたNチャネル型(又はPチャネル型)の第2のMOSFETのボディダイオードであり、前記スイッチをオフ/オンさせる場合、前記第2のMOSFETをオフさせる手段を備えることを特徴とする。
本発明に係るスイッチ回路は、並列的に接続された第1及び第2スイッチを備えるスイッチ回路において、前記第1及び第2スイッチの一の接続点と前記第1及び第2スイッチとの間に夫々介装されており、前記一の接続点から前記第1及び第2スイッチの夫々に流れる電流を阻止する第1及び第2整流素子と、前記第1スイッチ及び第1整流素子の接続点に一端が接続された第1抵抗器と、前記第2スイッチ及び第2整流素子の接続点に一端が接続された第2抵抗器とを備えることを特徴とする。
本発明に係るスイッチ診断方法は、電源と負荷とを接続するスイッチの故障を診断する方法において、前記スイッチと並列的に接続された第2のスイッチと、前記スイッチ及び第2のスイッチの前記負荷側の接続点と前記スイッチとの間に介装されており、前記負荷側の接続点から前記スイッチに流れる電流を阻止する整流素子と、前記スイッチ及び整流素子の接続点と所定電位との間に接続された抵抗器とを用意し、前記第2のスイッチをオンさせ、前記スイッチをオフ/オンさせ、オン/オフさせたときに、前記電源からの電流によって前記抵抗器に生じた電圧を検出し、検出した電圧に基づいて前記スイッチがオフ/オンしたか否かを判定することを特徴とする。
本発明にあっては、電源及び負荷を接続するスイッチの負荷側に、該負荷側からスイッチに流れる電流を阻止する整流素子を直列に接続し、これらの直列回路に対して第2のスイッチを並列的に接続し、更に一端が所定電位に接続された抵抗器の他端を、スイッチ及び整流素子の接続点に接続してある。この接続状態にて、先に第2のスイッチをオンにし、次に電源及び負荷を接続していたスイッチをオフ及びオンにし、オフ及びオンにした夫々の場合について、電源側からの電流によって抵抗器に生じた電圧を検出し、検出した電圧に基づいてスイッチがオフ及びオンに変化したか否かを判定する。
これにより、電源及び負荷の間の接続が第2のスイッチによって確保され、且つ負荷側の電圧の高低に影響されることがない状態で、スイッチをオフ/オンにしたときに抵抗器に生じた電圧の変化に基づいて、スイッチが実際にオフ/オンしたか否かが判定される。
本発明にあっては、第2のスイッチの負荷側に、該負荷側から第2のスイッチに流れる電流を阻止する第2の整流素子を直列に接続し、更に一端が第2の電位に接続された第2の抵抗器の他端を、第2のスイッチ及び第2の整流素子の接続点に接続してある。この接続状態にて、スイッチをオンにし、次に第2のスイッチをオン及びオフにし、オン及びオフにした夫々の場合について、電源側からの電流によって第2の抵抗器に生じた電圧を検出し、検出した電圧に基づいて第2のスイッチがオン及びオフに変化したか否かを判定する。
これにより、電源及び負荷の間の接続がスイッチによって確保され、且つ負荷側の電圧の高低に影響されることがない状態で、第2のスイッチをオン/オフにしたときに第2の抵抗器に生じた電圧の変化に基づいて、第2のスイッチが実際にオン/オフしたか否かが判定される。
本発明にあっては、第2のスイッチにリレー接点が含まれており、電源側から負荷側に流れる電流が小さい状態でスイッチ及び/又は第2のスイッチの故障を診断することとした場合は、第2のスイッチに所謂マイクロリレー等の小型リレーのリレー接点が適用される。
本発明にあっては、第2のスイッチが1回路2接点(単極双投)のリレー接点を含み、該リレー接点の共通接点が電源側に、常開(NO)接点が負荷側に、常閉(NC)接点が第2の抵抗器を介して第2の電位に夫々接続されている。この接続状態にて、スイッチをオンにし、次に第2のスイッチをオン及びオフにし、オン及びオフにした夫々の場合について、電源側からの電流によって第2の抵抗器に生じた電圧を検出し、検出した電圧に基づいて第2のスイッチがオン及びオフに変化したか否かを判定する。
これにより、電源及び負荷の間の接続がスイッチによって確保され、且つ負荷側の電圧の高低に影響されることがない状態で、第2のスイッチをオン/オフにしたときに第2の抵抗器に生じた電圧の変化に基づいて第2のスイッチが実際にオン/オフしたか否かが判定される。
本発明にあっては、電源側にドレインが接続されたNチャネル型のMOSFET、又は負荷側にドレインが接続されたPチャネル型のMOSFETが含まれている。
これにより、スイッチの信頼性が高く、且つ動作音が実質的に皆無となる。また、上記の如く含まれているMOSFETのボディダイオードと整流素子とが直列的に逆方向に接続されているため、ボディダイオードを通じてスイッチに電流が流れることが防止される。
本発明にあっては、スイッチ及び第2のスイッチの負荷側の接続点にドレインが接続されたNチャネル型の第2のMOSFET、又は前記負荷側の接続点にソースが接続されたPチャネル型の第2のMOSFETについて、ボディダイオードが第1整流素子D1と等価になるように接続されている。そして、スイッチをオフ/オンにする場合、第2のMOSFETをオフさせるようにする。
これにより、スイッチの故障診断が行われる場合は、第2のMOSFETがオフしてボディダイオードが第1整流素子D1の機能を果たし、スイッチの故障診断が行われない場合は、第2のMOSFETがオンして双方向に電流を導通させる。
本発明にあっては、第1及び第2スイッチが並列的に接続され、これらの一の接続点と第1及び第2スイッチ夫々との間に、一の接続点からの電流を阻止する第1及び第2整流素子が介装されており、更に、第1スイッチ及び第1整流素子の接続点と、第2スイッチ及び第2整流素子の接続点との夫々に対して、第1及び第2抵抗器夫々の一端が接続されている。
これにより、第1及び第2スイッチの一の接続点に負荷を、他の接続点に電源を接続し、第1及び第2抵抗器夫々の他端を所定電位及び第2の電位に接続することとした場合は、第2スイッチ(又は第1スイッチ)をオンにして第1スイッチ(又は第2スイッチ)をオン/オフさせたときに第1抵抗器(又は第2抵抗器)の電圧を検出することにより、検出結果に基づいて、第1スイッチ(又は第2スイッチ)が実際にオン/オフしたか否かが判定される。
本発明によれば、電源及び負荷の間の接続が別途確保され、且つ負荷側の電圧の高低に影響されることがない状態で、抵抗器に生じた電圧の変化に基づいてスイッチが実際にオフ/オンしたか否かが判定される。
従って、電源及び負荷の間を接続するスイッチのオン/オフに応じて負荷側の電圧が変動し難い場合であっても、電源及び負荷の間を接続した状態でスイッチの故障診断を行うことが可能となる。
本発明の実施の形態1に係るスイッチ診断装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るスイッチ診断装置で第1スイッチの故障を診断するCPUの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係るスイッチ診断装置で第2スイッチの故障を診断するCPUの処理手順を示すフローチャートである。 AからEは、本発明の実施の形態1の変形例1に係る第1スイッチの構成を示す回路図である。 本発明の実施の形態2に係るスイッチ診断装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係るスイッチ診断装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係るスイッチ診断装置で第1スイッチの故障を診断するCPUの処理手順を示すフローチャートである。 AからEは、本発明の実施の形態3の変形例2に係る第1スイッチ及び第2のFETの構成を示す回路図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るスイッチ診断装置の構成例を示すブロック図である。図中1は車両に搭載されたスイッチ診断装置であり、スイッチ診断装置1は、エンジンに連動して発電するオルタネータ2及び該オルタネータ2が発電した電力によって充電されるバッテリ(メインバッテリ:電源に相当)3と、車載の負荷5及び該負荷5に供給する電力を蓄電するバッテリ4(サブバッテリ)との間に介装されている。負荷5側には、バッテリ4が接続されていなくてもよい。
スイッチ診断装置1は、少なくともバッテリ3及び負荷5を接続するNチャネル型のMOSFET(以下、単にFETという)11,12からなる第1スイッチ(スイッチに相当)10と、FET11,12を駆動する駆動回路19と、第1スイッチ10と並列的に接続されたリレー接点を有するマイクロリレーからなる第2スイッチ(第2のスイッチに相当)20と、該第2スイッチ20を駆動する駆動回路29と、これらのスイッチのオン/オフを制御する制御部30とを備える。
第1スイッチ10は、1つのパッケージに封入された半導体スイッチであり、第2スイッチ20のようなリレー接点を有するリレーであってもよいし、FET以外のスイッチング素子であってもよい。また、第2スイッチ20は、第1スイッチ10と同程度の電流容量のリレー接点を有するリレーであってもよいし、第1スイッチ10と同様の半導体スイッチであってもよい。
第1スイッチ10の負荷5側には、該負荷5側から第1スイッチ10に流れる電流を阻止するダイオードからなる第1整流素子(整流素子に相当)D1が直列に接続されている。第1スイッチ10及び第1整流素子D1の接続点には、一端が接地電位(所定電位に相当)に接続された第1抵抗器(抵抗器に相当)R1の他端が接続されている。
第2スイッチ20の負荷5側には、負荷5側から第2スイッチ20に流れる電流を阻止するダイオードからなる第2整流素子(第2の整流素子に相当)D2が直列に接続されている。第2スイッチ20及び第2整流素子D2の接続点には、一端が接地電位(第2の電位に相当)に接続された第2抵抗器(第2の抵抗器に相当)R2の他端が接続されている。なお、第1整流素子D1及び第2整流素子D2のカソード同士の接続点Pが、並列的に接続された第1スイッチ10及び第2スイッチ20の負荷5側の接続点、又は一の接続点に相当する。
第1スイッチ10は、バッテリ3側にドレインが向けられたFET11と負荷5側(即ち接続点P側:以下同様)にドレインが向けられたFET12とを、ソース同士を対向させて直列に接続してなる。FET11,12のゲートは、互いに接続されており、駆動回路19に接続されている。FET11,12の夫々は、カソードがドレインに接続されたボディダイオード13,14を有する。なお、スイッチ診断装置1のうち、駆動回路19,29及び制御部30を除いた部分がスイッチ回路に相当する。
駆動回路19は、制御部30に接続されており、制御部30からの制御によって、FET11,12のゲートに駆動電圧を与える。第1スイッチ10をオンさせる場合、FET11,12のゲートには、FET11,12のソースの電圧より高い電圧が与えられる。一方、第1スイッチ10をオフさせる場合、FET11,12のゲートには、FET11,12のソースの電圧より高くない電圧が与えられる。
駆動回路29は、第2スイッチ20の図示しない駆動コイル及び制御部30に接続されており、制御部30からの制御によって第1スイッチ10をオンさせる場合、上記駆動コイルに駆動電流を与える。
制御部30は、CPU31を有するマイクロコンピュータからなる。CPU31は、プログラム等の情報を記憶するROM32、一時的に発生した情報を記憶するRAM33、駆動回路19,29とインタフェースするためのI/Oポート34、及びアナログの電圧をデジタルの電圧値に変換するA/D変換器35と互いにバス接続されている。A/D変換器35には、第1抵抗器R1及び第2抵抗器R2夫々の他端の電圧が与えられる。
上述の構成において、エンジンが回転してオルタネータ2が発電している間、基本的には制御部30が第1スイッチ10をオンさせ続ける。これにより、バッテリ4は、オルタネータ2及び/又はバッテリ3からの電力によって、バッテリ3の電圧と同程度の電圧になるまで充電される。このような構成により、第2スイッチ20をオフにした状態で、更に第1スイッチ10をオフにした場合、負荷5側の電圧は殆ど変動しない。仮に負荷5側にバッテリ4が接続されていない場合であっても、通常は負荷5に容量成分が含まれているため、第1スイッチ10をオフにした直後は、負荷5側の電圧が変動し難い。
さて、第1スイッチ10の故障診断は、第1スイッチ10がオンしている間に適時行われる。本実施の形態1では、図示しない電流検出手段によって第1スイッチ10を流れる電流を検出し、検出した電流が第2スイッチ20のリレー接点の電流容量より少ないときに第1スイッチ10及び/又は第2スイッチ20の故障診断を行う。第2スイッチ20のリレー接点の電流容量が、第1スイッチ10の電流容量と同程度の場合は、例えば定周期で第1スイッチ10及び/又は第2スイッチ20の故障診断を行うようにすればよい。
第1スイッチ10の故障を診断する場合、制御部30は、先ず第2スイッチ20をオンに制御し、第1スイッチ10による接続とは別に第2スイッチ20によって、オルタネータ2及びバッテリ3とバッテリ4及び負荷5との接続を確保する。次いで、制御部30は、第1スイッチ10をオフ/オンに順次制御し、オフ及びオンにした夫々の場合について、オルタネータ2及びバッテリ3からの電流によって第1抵抗器R1に生じた電圧をA/D変換器35によって検出し、検出した電圧に基づいて第1スイッチ10がオフ及びオンに変化したか否かを判定する。
具体的には、制御部30は、第1スイッチ10をオフに制御したときに検出した第1抵抗器R1の電圧が、所定の第1電圧(例えば0.1V)より低いか否かによって、第1スイッチ10が実際にオフしたか否かを判定する。この場合、負荷5側からの電流が第1整流素子D1によって阻止されているため、バッテリ4からの電流、又は負荷5に含まれる容量成分からの電流によって第1抵抗器R1に電圧が生じることはない。
制御部30は、また、第1スイッチ10をオンに制御したときに検出した第1抵抗器R1の電圧が、所定の第2電圧(例えばバッテリ3の電圧より1V程度低い電圧:11Vのような固定的な電圧であってもよい)より高いか否かによって、第1スイッチ10が実際にオンしたか否かを判定する。第2スイッチ20の故障診断についても同様に行われる。
以下では、上述した制御部30の動作を、それを示すフローチャートを用いて説明する。以下に示す処理は、ROM32に予め格納されている制御プログラムに従って、制御部30のCPU31により実行される。
図2は、本発明の実施の形態1に係るスイッチ診断装置1で第1スイッチ10の故障を診断するCPU31の処理手順を示すフローチャートであり、図3は、本発明の実施の形態1に係るスイッチ診断装置1で第2スイッチ20の故障を診断するCPU31の処理手順を示すフローチャートである。
上述したように、図示しない電流検出手段によって検出した第1スイッチ10を流れる電流が、第2スイッチ20のリレー接点の電流容量より小さいときに、図2及び図3の何れかの処理が適時起動され、一方の処理が終了した後に他方の処理が起動される。例えば図2の処理だけが起動されるようにしてもよい。
図2及び図3の処理の夫々で用いられる「第1スイッチのオフ故障、第1スイッチのオン故障」及び「第2スイッチのオン故障、第2スイッチのオフ故障」は、CPU31のによる初期化処理でヌル(空)に初期化されたRAM33の所定領域に記憶される。
図2の処理が起動された場合、CPU31は、I/Oポート34及び駆動回路29によって第2スイッチ20をオンにする(S11)。これにより、オルタネータ2及びバッテリ3と、バッテリ4及び負荷5との間の接続が、第2スイッチ20及び第2整流素子D2によって確保される。その後、CPU31は、I/Oポート34及び駆動回路19によって第1スイッチ10をオフにする(S13)。この場合、第2スイッチ20のオン遅延を考慮して、CPU31が第1スイッチ10をオフにする制御を所定時間だけ遅らせてもよい。
次いで、CPU31は、A/D変換器35によって第1抵抗器R1の電圧を検出し(S14)、検出電圧が第1電圧(例えば0.1V)より低いか否かを判定する(S15)。検出電圧が第1電圧より低い場合(S15:YES)、CPU31は、後述するステップS17に処理を移す。検出電圧が第1電圧より低くない場合(S15:NO)、CPU31は、「第1スイッチのオフ故障」をRAM33に記憶する(S16)。
その後、CPU31は、第1スイッチ10をオンに戻した(S17)後、再び第1抵抗器R1の電圧を検出し(S18)、検出電圧が第2電圧(例えば11V)より高いか否かを判定する(S19)。検出電圧が第2電圧より高い場合(S19:YES)、CPU31は、後述するステップS22に処理を移す。検出電圧が第2電圧より高くない場合(S19:NO)、CPU31は、「第1スイッチのオン故障」をRAM33に記憶し(S20)、第2スイッチ20をオフに戻して(S22)図2の処理を終了する。
図3に移って、図3の処理が起動された場合、CPU31は、I/Oポート34及び駆動回路19によって第1スイッチ10を確実にオンにする(S31)。これにより、オルタネータ2及びバッテリ3と、バッテリ4及び負荷5との間の接続が、第1スイッチ10及び第1整流素子D1によって確保される。その後、CPU31は、I/Oポート34及び駆動回路29によって第2スイッチ20をオンにする(S33)。この後、次のステップに移るまでの間、第2スイッチ20のオン遅延を考慮して、CPU31が所定時間だけ待機するようにしてもよい。
次いで、CPU31は、A/D変換器35によって第2抵抗器R2の電圧を検出し(S34)、検出電圧が第2電圧(例えば11V)より高いか否かを判定する(S35)。検出電圧が第2電圧より高い場合(S35:YES)、CPU31は、後述するステップS37に処理を移す。検出電圧が第2電圧より高くない場合(S35:NO)、CPU31は、「第2スイッチのオン故障」をRAM33に記憶する(S36)。
その後、CPU31は、第2スイッチ20をオフに戻した(S37)後、再び第2抵抗器R2の電圧を検出し(S38)、検出電圧が第1電圧(例えば0.1V)より低いか否かを判定する(S39)。検出電圧が第1電圧より低い場合(S39:YES)、CPU31は、第1スイッチ10をオンにした状態で図3の処理を終了する。検出電圧が第1電圧より低くない場合(S39:NO)、CPU31は、「第2スイッチのオフ故障」をRAM33に記憶し(S40)、第1スイッチ10をオンにした状態で図3の処理を終了する。
図2及び/又は図3の処理を終えた場合、RAM33の所定領域に記憶された内容が、第1スイッチ10及び/又は第2スイッチ20の故障診断の結果を示す。例えば、所定領域の記憶内容がヌルの場合、第1スイッチ10及び/又は第2スイッチ20にオン故障及びオフ故障がないことが示される。また、所定領域の記憶内容がヌルではない場合、記憶されている内容から、第1スイッチ10及び/又は第2スイッチ20のオン故障及びオフ故障が把握される。
以上のように本実施の形態1によれば、少なくともバッテリ3及び負荷5を接続する第1スイッチ10の負荷5側に、該負荷5側から第1スイッチ10に流れる電流を阻止する第1整流素子D1を直列に接続し、これらの直列回路に対して第2スイッチ20を並列的に接続し、更に一端が接地電位に接続された第1抵抗器R1の他端を、第1スイッチ10及び第1整流素子D1の接続点に接続してある。この接続状態にて、先に第2スイッチ20をオンにし、次に少なくともバッテリ3及び負荷5を接続していた第1スイッチ10をオフ及びオンにし、オフ及びオンにした夫々の場合について、バッテリ3側からの電流によって第1抵抗器R1に生じた電圧を検出し、検出した電圧に基づいて第1スイッチ10がオフ及びオンに変化したか否かを判定する。
これにより、バッテリ3及び負荷5の間の接続が第2スイッチ20によって確保され、且つ負荷5側の電圧の高低に影響されることがない状態で、第1スイッチ10をオフ/オンにしたときに第1抵抗器R1に生じた電圧の変化に基づいて、第1スイッチ10が実際にオフ/オンしたか否かが判定される。
従って、バッテリ3及び負荷5の間を接続する第1スイッチ10のオン/オフに応じて負荷5側の電圧が変動し難い場合であっても、バッテリ3及び負荷5の間を接続した状態で第1スイッチ10の故障診断を行うことが可能となる。
また、本実施の形態1によれば、第2スイッチ20の負荷5側に、該負荷5側から第2スイッチ20に流れる電流を阻止する第2整流素子D2を直列に接続し、更に一端が接地電位に接続された第2抵抗器R2の他端を、第2スイッチ20及び第2整流素子D2の接続点に接続してある。この接続状態にて、第1スイッチ10をオンにし、次に第2スイッチ20をオン及びオフにし、オン及びオフにした夫々の場合について、バッテリ3側からの電流によって第2抵抗器R2に生じた電圧を検出し、検出した電圧に基づいて第2スイッチ20がオン及びオフに変化したか否かを判定する。
従って、バッテリ3及び負荷5の間の接続が第1スイッチ10によって確保され、且つ負荷5側の電圧の高低に影響されることがない状態で、第2抵抗器R2に生じた電圧の変化に基づいて第2スイッチ20が実際にオン/オフしたか否かを判定することが可能となる。
更に、本実施の形態1によれば、第2スイッチ20にリレー接点が含まれており、バッテリ3側から負荷5側に流れる電流が小さい状態で第1スイッチ10及び/又は第2スイッチ20の故障を診断することとした場合は、第2スイッチ20に所謂マイクロリレー等の小型リレーのリレー接点を適用することが可能となる。
(変形例1)
実施の形態1が、第1スイッチ10にソース同士を接続したNチャネル型のFET11,12を用いる形態であるのに対し、実施の形態1の変形例1は、第1スイッチ10を構成するFETの組合せを変更した形態である。
図4のAからEは、本発明の実施の形態1の変形例1に係る第1スイッチ10の構成を示す回路図である。
図4Aでは、第1スイッチ10は、負荷5側(即ち接続点P側:以下同様)にソースが向けられたFET11とバッテリ3側にソースが向けられたFET12とを、ドレイン同士を対向させて直列に接続してなる。FET11,12夫々のゲートは、駆動回路19に接続されている。
このように、FET11,12をバッテリ3側と負荷5側とで入れ替えた場合であっても、第1スイッチ10としての機能に変わりはない。
図4Bでは、図1又は図4BにおけるFET12が配線に置き換えられている。FET11のゲートは、駆動回路19に接続されている。
そもそも、図1又は図4BでFET11,12を直列に接続してあるのは、第1スイッチ10をバッテリ3側から負荷5側に流れる電流と、負荷5側からバッテリ3側に流れる電流とを、FET11又は12夫々に含まれるボディダイオード13又は14の影響を受けることなく遮断するためである。しかしながら、第1スイッチ10には第1整流素子D1が直列に接続されているため、FET12によらずとも、FET11のボディダイオード13を介して負荷5側からバッテリ3側に電流が流れることがない。
図4Cでは、第1スイッチ10は、バッテリ3側にソースが向けられたPチャネル型のFET15と負荷5側にソースが向けられたPチャネル型のFET16とを、ドレイン同士を対向させて直列に接続してなる。FET15,16のゲートは、互いに接続されており、駆動回路19に接続されている。FET15,16の夫々は、カソードがソースに接続されたボディダイオード17,18を有する。駆動回路19が第1スイッチ10をオンさせる場合、FET15,16のゲートには、略0Vの電圧が与えられる。この場合、FET16のソースにはボディダイオード18を介してバッテリ3側から電圧が印加される。一方、第1スイッチ10をオフさせる場合、FET15,16のゲートには、バッテリ3の電圧と同程度の電圧が与えられる。
このように、Pチャネル型のFET15,16を用いた場合であっても、第1スイッチ10としての機能に変わりはない。
図4Dでは、第1スイッチ10は、負荷5側にドレインが向けられたFET15とバッテリ3側にドレインが向けられたFET16とを、ソース同士を対向させて直列に接続してなる。FET15,16は、ゲート同士が接続されており、ゲートが駆動回路19に接続されている。駆動回路19が第1スイッチ10をオンさせる場合、FET15,16のゲートには、FET15,16のソースの電圧より低い電圧が与えられる。一方、第1スイッチ10をオフさせる場合、FET15,16のゲートには、FET15,16のソースの電圧より低くない電圧が与えられる。
このように、FET15,16をバッテリ3側と負荷5側とで入れ替えた場合であっても、第1スイッチ10としての機能に変わりはない。
図4Eでは、図4C又は図4DにおけるFET16が配線に置き換えられている。FET15のゲートは、駆動回路19に接続されている。
図4Bにおける場合と同様に、FET16によらずとも、FET15のボディダイオード17を介して負荷5側からバッテリ3側に電流が流れることがない。
以上のように実施の形態1及びその変形例1によれば、バッテリ3側にドレインが接続されたNチャネル型のFET11、又は負荷5側にドレインが接続されたPチャネル型のFET15が含まれている。
従って、第1スイッチ10の信頼性を高め、且つ動作音を実質的に皆無とすることが可能となる。また、FET11のボディダイオード13と第1整流素子D1と、又はFET15のボディダイオード17と第1整流素子D1とが直列的に逆方向に接続されているため、ボディダイオード13又は17を通じて第1スイッチ10に電流が流れるのを防止することが可能となる。
(実施の形態2)
実施の形態1が、第2スイッチ20に1回路1接点(単極単投)のリレー接点を有するマイクロリレーを用いる形態であるのに対し、実施の形態2は、第2スイッチ20に1回路2接点(単極双投)のリレー接点を有するリレーを用いる形態である。
図5は、本発明の実施の形態2に係るスイッチ診断装置1の構成例を示すブロック図である。スイッチ診断装置1は、少なくともバッテリ3及び負荷5を接続するFET11,12からなる第1スイッチ10と、FET11,12を駆動する駆動回路19と、第1スイッチ10と並列的に接続されたリレー接点を有するリレーからなる第2スイッチ(第2のスイッチに相当)20と、該第2スイッチ20を駆動する駆動回路29と、これらのスイッチのオン/オフを制御する制御部30とを備える。
第2スイッチ20は、共通接点がバッテリ3側に接続され、常開(NO)接点が負荷5側に接続され、常閉(NC)接点が第2抵抗器(第2の抵抗器に相当)R2を介して接地電位(第2の電位に相当)に接続されている。なお、第1整流素子D1のカソードと第2スイッチ20の常開接点との接続点Pが、第1スイッチ10及び第2スイッチ20の負荷5側の接続点Pに相当する。
このように、第2スイッチ20に1回路2接点のリレー接点を有するリレーを用いることにより、実施の形態1の場合と比較して第2整流素子D2が不要となる。
その他、実施の形態1に対応する箇所には同様の符号を付して、その説明を省略する。また、実施の形態2に係るスイッチ診断装置1で、第1スイッチ10の故障を診断するCPU31の処理手順を示すフローチャートは、実施の形態1の場合と同様であるため、これらの図面の記載及びその説明を省略する。
以上のように本実施の形態2によれば、第2スイッチ20が1回路2接点(単極双投)のリレー接点を含み、該リレー接点の共通接点がバッテリ3側に、常開(NO)接点が負荷5側に、常閉(NC)接点が第2抵抗器R2を介して接地電位に夫々接続されている。この接続状態にて、第1スイッチ10をオンにし、次に第2スイッチ20をオン及びオフにし、オン及びオフにした夫々の場合についてバッテリ3側からの電流によって第2抵抗器R2に生じた電圧を検出し、検出した電圧に基づいて第2スイッチ20がオン及びオフに変化したか否かを判定する。
従って、バッテリ3及び負荷5の間の接続が第1スイッチ10によって確保され、且つ負荷5側の電圧の高低に影響されることがない状態で、第2抵抗器R2に生じた電圧の変化に基づいて第2スイッチ20が実際にオン/オフしたか否かを判定することが可能となる。
(実施の形態3)
実施の形態1が、第1スイッチ10にNチャネル型のFET11,12を用い、第1整流素子D1として単体のダイオードを用いる形態であるのに対し、実施の形態3は、第1スイッチ10にPチャネル型のFETを用い、それとは別に新たに適用したPチャネル型の第2のFETのボディダイオードを第1整流素子D1として用いる形態である。
図6は、本発明の実施の形態3に係るスイッチ診断装置1の構成例を示すブロック図である。スイッチ診断装置1は、少なくともバッテリ3及び負荷5を接続するPチャネル型のFET15,16からなる第1スイッチ10と、FET15,16を駆動する駆動回路19と、第1スイッチ10と並列的に接続されたリレー接点を有するリレーからなる第2スイッチ20と、該第2スイッチ20を駆動する駆動回路29と、これらのスイッチのオン/オフを制御する制御部30とを備える。
第1スイッチ10の負荷5側には、該負荷5側から第1スイッチ10に流れる電流を阻止するためのPチャネル型の第2のFET(第2のMOSFETに相当)41が、ドレインを第1スイッチ10側に向けて直列に接続されている。第1スイッチ10及び第2のFET41の接続点には、一端が接地電位に接続された第1抵抗器R1の他端が接続されている。第2のFET41は、カソードがソースに接続されたボディダイオード43を有する。第2のFET41のゲートは、駆動回路49に接続されている。
第1スイッチ10は、バッテリ3側にソースが向けられたPチャネル型のFET15と負荷5側にソースが向けられたPチャネル型のFET16とを、ドレイン同士を対向させて直列に接続してなる。FET15,16のゲートは、互いに接続されており、駆動回路19に接続されている。FET15,16の夫々は、カソードがソースに接続されたボディダイオード17,18を有する。なお、スイッチ診断装置1のうち、駆動回路19,29,49及び制御部30を除いた部分がスイッチ回路に相当する。
駆動回路19は、制御部30に接続されており、制御部30からの制御によって、FET15,16のゲートに駆動電圧を与える。第1スイッチ10をオンさせる場合、FET15,16のゲートには、略0Vの電圧が与えられる。一方、第1スイッチ10をオフさせる場合、FET15,16のゲートには、バッテリ3の電圧と同程度の電圧が与えられる。
駆動回路49は、制御部30に接続されており、制御部30からの制御によって、第2のFET41のゲートに駆動電圧を与える。第2のFET41をオンさせる場合、第2のFET41のゲートには、略0Vの電圧が与えられる。本実施の形態3では、第2のFET41をオンにする場合は、駆動回路19が第1スイッチ10のFET15,16をオンにするため、第2のFET41のソースにはボディダイオード43を介してバッテリ3側から電圧が印加される。これにより、第2のFET41のゲートにはソースに対して負の駆動電圧が印加されることとなる。一方、第2のFET41をオフさせる場合、第2のFET41のゲートには、バッテリ3の電圧と同程度の電圧が与えられる。
その他、実施の形態1に対応する箇所には同様の符号を付して、その説明を省略する。
図6に示す構成において、オルタネータ2及びバッテリ3とバッテリ4及び負荷5とを接続する場合、第1スイッチ10及び第2のFET41が共にオンとなるように制御される。これにより、オルタネータ2及びバッテリ3とバッテリ4及び負荷5との間では、電流が双方向に導通する。
本実施の形態3では、第1スイッチ10の故障を診断する場合、制御部30は、先ず第2スイッチ20をオンに制御し、第1スイッチ10による接続とは別に第2スイッチ20によって、オルタネータ2及びバッテリ3とバッテリ4及び負荷5との接続を確保する。次いで、制御部30は、第2のFET41をオフに制御した後に第1スイッチ10をオフ/オンに順次制御し、オフ及びオンにした夫々の場合について、オルタネータ2及びバッテリ3からの電流によって第1抵抗器R1に生じた電圧をA/D変換器35によって検出し、検出した電圧に基づいて第1スイッチ10がオフ及びオンに変化したか否かを判定する。
具体的には、制御部30は、第1スイッチ10をオフに制御したときに検出した第1抵抗器R1の電圧が、所定の第1電圧(例えば0.1V)より低いか否かによって、第1スイッチ10が実際にオフしたか否かを判定する。この場合、第2のFET41がオフしており、且つ負荷5側からの電流がボディダイオード43によって阻止されているため、バッテリ4からの電流、又は負荷5に含まれる容量成分からの電流によって第1抵抗器R1に電圧が生じることはない。
制御部30は、また、第1スイッチ10をオンに制御したときに検出した第1抵抗器R1の電圧が、所定の第2電圧(例えばバッテリ3の電圧より1V程度低い電圧:11Vのような固定的な電圧であってもよい)より高いか否かによって、第1スイッチ10が実際にオンしたか否かを判定する。この場合も、第2のFET41がオフしており、且つ負荷5側からの電流がボディダイオード43によって阻止されているため、バッテリ4からの電流、又は負荷5に含まれる容量成分からの電流によって第1抵抗器R1に電圧が生じることはない。
以下では、上述した制御部30の動作を、それを示すフローチャートを用いて説明する。
図7は、本発明の実施の形態3に係るスイッチ診断装置1で第1スイッチ10の故障を診断するCPU31の処理手順を示すフローチャートである。図7の処理は、例えば図示しない電流検出手段によって検出した第1スイッチ10を流れる電流が、第2スイッチ20のリレー接点の電流容量より小さいときに適時起動される。
図7に示すステップS51からS62までの処理は、ステップS52及びS61を除いて、実施の形態1における図2に示すステップS11からS22までの処理と同一内容であるため、以下では、ステップS52及びS61とその前後の処理とを中心に説明する。
図7の処理が起動された場合、CPU31は、I/Oポート34及び駆動回路29によって第2スイッチ20をオンにし(S51)、更にI/Oポート34及び駆動回路49によって第2のFET41をオフにする(S52)。これにより、オルタネータ2及びバッテリ3と、バッテリ4及び負荷5との間の接続が、第2スイッチ20及び第2整流素子D2によって確保されると共に、ボディダイオード43を有する第2のFET41が、実施の形態1における第1整流素子D1と等価になる。
その後、CPU31は、ステップS53からS60までの処理を実行することにより、実施の形態1の場合と同様にして第1スイッチ10の故障診断を行う。ステップS59及びS60の処理を終えた場合、CPU31は、第2のFET41をオンに戻した(S61)後、第2スイッチ20をオフに戻して(S62)図7の処理を終了する。
以上のように本実施の形態3によれば、バッテリ3及び負荷5の間の接続が第2スイッチ20によって確保され、且つ第2のFET41のボディダイオード43によって負荷5側の電圧の高低に影響されることがない状態で、第1スイッチ10をオフ/オンにしたときに第1抵抗器R1に生じた電圧の変化に基づいて、第1スイッチ10が実際にオフ/オンしたか否かが判定される。
従って、バッテリ3及び負荷5の間を接続する第1スイッチ10のオン/オフに応じて負荷5側の電圧が変動し難い場合であっても、バッテリ3及び負荷5の間を接続した状態で第1スイッチ10の故障診断を行うことが可能となる。また、第1スイッチ10及び第2スイッチ20の故障診断を行わない場合に、オルタネータ2及びバッテリ3とバッテリ4及び負荷5との間で、電流を双方向に導通させることが可能となる。
(変形例2)
実施の形態3が、第1スイッチ10にドレイン同士を接続したPチャネル型のFET15,16を用い、第1整流素子D1として第2のFET41のボディダイオード43を用いる形態であるのに対し、実施の形態3の変形例2は、第1スイッチ10を構成するFETと第2のFETとの組合せを変更した形態である。
図8のAからEは、本発明の実施の形態3の変形例2に係る第1スイッチ10及び第2のFETの構成を示す回路図である。但し、図8のAからDまでにおける第2のFETは、実施の形態3の図6における第2のFET41と同じ構成である。
図8Aでは、第1スイッチ10は、負荷5側(即ち接続点P側:以下同様)にドレインが向けられたFET15とバッテリ3側にドレインが向けられたFET16とを、ソース同士を対向させて直列に接続してなる。FET15,16は、ゲート同士が接続されており、ゲートが駆動回路19に接続されている。
このように、FET15,16をバッテリ3側と負荷5側とで入れ替えた場合であっても、第1スイッチ10としての機能に変わりはない。
図8Bでは、図6又は図8AにおけるFET16が配線に置き換えられている。FET15のゲートは、駆動回路19に接続されている。
この場合、第1スイッチ10には第2のFET41のボディダイオード43が直列に接続されているため、FET16によらずとも、FET15のボディダイオード17を介して負荷5側からバッテリ3側に電流が流れることがない。
図8Cでは、第1スイッチ10は、バッテリ3側にドレインが向けられたNチャネル型のFET11と負荷5側にドレインが向けられたNチャネル型のFET12とを、ソース同士を対向させて直列に接続してなる。FET11,12は、ゲート同士が接続されており、ゲートが駆動回路19に接続されている。FET11,12の夫々は、カソードがドレインに接続されたボディダイオード13,14を有する。
このように、Nチャネル型のFET11,12を用いた場合であっても、第1スイッチ10としての機能に変わりはない。図示は省略するが、FET11,12をバッテリ3側と負荷5側とで入れ替えた場合であっても同様である。
図8Dでは、図8CにおけるFET12が配線に置き換えられている。FET11のゲートは、駆動回路19に接続されている。
図8Bにおける場合と同様に、FET12によらずとも、FET11のボディダイオード13を介して負荷5側からバッテリ3側に電流が流れることがない。
図8Eでは、図8Dにおける第2のFET41が、Nチャネル型の第2のFET42に置き換えられている。第2のFET42は、ドレインとボディダイオード44のカソードとを負荷5側に向けて接続されている。第2のFET42のゲートは、駆動回路49に接続されている。第2のFET42をオンさせる場合、第2のFET42のゲートには、ソースの電圧より高い電圧が与えられる。ここでの第1スイッチ10は、図8のAからCに示される何れの第1スイッチ10に置き換えてもよい。
図6及び図8のAからEに示す構成のうち、図8B及び図8Eでは、第1スイッチ10を構成するFETと第2のFETとが同じチャネル構造であるため、1つのパッケージに封入された半導体スイッチとすることが可能である。
以上のように、実施の形態3及びその変形例2によれば、第1スイッチ10及び第2スイッチ20の負荷5側の接続点Pにドレインが接続されたNチャネル型の第2のFET42、又は負荷5側の接続点Pにソースが接続されたPチャネル型の第2のFET41について、ボディダイオード44又は43が第1整流素子D1と等価になるように接続されている。そして、第1スイッチ10をオフ/オンにする場合、第2のFET42又は41をオフさせるようにする。
従って、第1スイッチ10の故障診断を行う場合は、第2のFET42又は41をオフさせてボディダイオード44又は43の夫々が第1整流素子D1の機能を果たすようにし、第1スイッチ10の故障診断を行わない場合は、第2のFET42又は41をオンさせて双方向に電流を導通させることが可能となる。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。また、各実施の形態で記載されている技術的特徴は、お互いに組み合わせることが可能である。
1 スイッチ診断装置
2 オルタネータ
3、4 バッテリ
5 負荷
10 第1スイッチ
11、12、15、16 FET
13、14、17、18 ボディダイオード
19 駆動回路
20 第2スイッチ
29 駆動回路
D1 第1整流素子
D2 第2整流素子
R1 第1抵抗器
R2 第2抵抗器
30 制御部
31 CPU
32 ROM
41、42 第2のFET
43、44 ボディダイオード
49 駆動回路

Claims (8)

  1. 電源と負荷とを接続するスイッチを備え、該スイッチの故障を診断するスイッチ診断装置において、
    前記スイッチと並列的に接続された第2のスイッチと、
    前記スイッチ及び第2のスイッチの前記負荷側の接続点と前記スイッチとの間に介装されており、前記負荷側の接続点から前記スイッチに流れる電流を阻止する整流素子と、
    前記スイッチ及び整流素子の接続点と所定電位との間に接続された抵抗器と、
    前記第2のスイッチをオンさせる手段と、
    該手段がオンさせた場合、前記スイッチをオフ/オンさせる手段と、
    該手段によって前記スイッチをオフ/オンさせたときに、前記電源からの電流によって前記抵抗器に生じた電圧を検出する手段と、
    該手段が検出した電圧に基づいて前記スイッチがオフ/オンしたか否かを判定する手段と
    を備えることを特徴とするスイッチ診断装置。
  2. 前記スイッチ及び第2のスイッチの前記負荷側の接続点と前記第2のスイッチとの間に介装されており、前記負荷側の接続点から前記第2のスイッチに流れる電流を阻止する第2の整流素子と、
    前記第2のスイッチ及び第2の整流素子の接続点と第2の電位との間に接続された第2の抵抗器と、
    前記スイッチをオンさせる手段と、
    該手段がオンさせた場合、前記第2のスイッチをオン/オフさせる手段と、
    該手段によって前記第2のスイッチをオン/オフさせたときに、前記電源からの電流によって前記第2の抵抗器に生じた電圧を検出する手段と、
    該手段が検出した電圧に基づいて前記第2のスイッチがオン/オフしたか否かを判定する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ診断装置。
  3. 前記第2のスイッチは、リレー接点を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のスイッチ診断装置。
  4. 前記第2のスイッチは、常閉接点、前記負荷側に接続された常開接点及び前記電源側に接続された共通接点を有する1回路2接点(単極双投)のリレー接点を含み、
    前記常閉接点と第2の電位との間に接続された第2の抵抗器と、
    前記スイッチをオンさせる手段と、
    該手段がオンさせた場合、前記第2のスイッチをオン/オフさせる手段と、
    該手段によって前記スイッチをオン/オフさせたときに、前記電源からの電流によって前記第2の抵抗器に生じた電圧を検出する手段と、
    該手段が検出した電圧に基づいて前記第2のスイッチがオン/オフしたか否かを判定する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ診断装置。
  5. 前記スイッチは、前記電源側(又は負荷側)にドレインが接続されたNチャネル型(又はPチャネル型)のMOSFETを含むことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のスイッチ診断装置。
  6. 前記整流素子は、前記負荷側の接続点にドレイン(又はソース)が接続されたNチャネル型(又はPチャネル型)の第2のMOSFETのボディダイオードであり、
    前記スイッチをオフ/オンさせる場合、前記第2のMOSFETをオフさせる手段を備えること
    を特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載のスイッチ診断装置。
  7. 並列的に接続された第1及び第2スイッチを備えるスイッチ回路において、
    前記第1及び第2スイッチの一の接続点と前記第1及び第2スイッチとの間に夫々介装されており、前記一の接続点から前記第1及び第2スイッチの夫々に流れる電流を阻止する第1及び第2整流素子と、
    前記第1スイッチ及び第1整流素子の接続点に一端が接続された第1抵抗器と、
    前記第2スイッチ及び第2整流素子の接続点に一端が接続された第2抵抗器と
    を備えることを特徴とするスイッチ回路。
  8. 電源と負荷とを接続するスイッチの故障を診断する方法において、
    前記スイッチと並列的に接続された第2のスイッチと、
    前記スイッチ及び第2のスイッチの前記負荷側の接続点と前記スイッチとの間に介装されており、前記負荷側の接続点から前記スイッチに流れる電流を阻止する整流素子と、
    前記スイッチ及び整流素子の接続点と所定電位との間に接続された抵抗器とを用意し、
    前記第2のスイッチをオンさせ、
    前記スイッチをオフ/オンさせ、
    オン/オフさせたときに、前記電源からの電流によって前記抵抗器に生じた電圧を検出し、
    検出した電圧に基づいて前記スイッチがオフ/オンしたか否かを判定すること
    を特徴とするスイッチ診断方法。
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