JP2019062622A - 制御装置および故障判定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の停車時以外にリレーの故障を判定すること。【解決手段】実施形態に係る制御装置は、取得部と、判定部とを備える。取得部は、電流経路に並列接続された通電および遮断をそれぞれ切り替える複数のリレーの電圧をリレー毎に取得する。判定部は、取得部によって取得された電圧に基づいてリレー毎の故障を判定する。また、判定部は、非判定対象とするリレーが通電可能な状態で判定対象とするリレーの通電および遮断を切り替える。【選択図】図1

Description

本発明は、制御装置および故障判定方法に関する。
従来、電気自動車等の車両においてモータと蓄電池の電流経路に並列接続された複数のリレーを制御し、蓄電池の充放電を制御する制御装置がある。かかる制御装置では、リレーの電圧に基づいて当該リレーの故障を判定する(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−220446号公報
しかしながら、従来技術では、全てのリレーを同時に開閉させるため、車両の停車時にリレーの故障の判定を行う必要があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、車両の停車時以外にリレーの故障を判定することができる制御装置および故障判定方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために本発明は、制御装置において取得部と、判定部とを備える。前記取得部は、電流経路に並列接続された通電および遮断をそれぞれ切り替える複数のリレーの電圧を前記リレー毎に取得する。前記判定部は、前記取得部によって取得された前記電圧に基づいて前記リレー毎の故障を判定する。また、前記判定部は、非判定対象とするリレーが通電可能な状態で判定対象とするリレーの通電および遮断を切り替える。
本発明によれば、車両の停車時以外にリレーの故障を判定することができる。
図1は、故障判定方法の概要を示す図である。 図2は、リレーの具体例を示す図である。 図3は、電源システムの具体例を示す図である。 図4は、制御装置のブロック図である。 図5は、電圧センサの設置例の具体例を示す図である。 図6は、判定条件情報の具体例を示す図である。 図7は、給電制御情報の具体例を示す図である。 図8は、電流閾値の具体例を示す図である。 図9は、制御装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、実施形態に係る制御装置および故障判定方法を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
まず、図1を用いて実施形態に係る故障判定方法の概要について説明する。図1は、故障判定方法の概要を示す図である。なお、かかる故障判定方法は、図1に示す制御装置1によって実行される。
以下では、制御装置1が、車両に搭載されたモータ機能付発電機M1と、蓄電池Bとの電流経路Lに設けられるリレーRL1〜RLnの故障を判定する場合について説明する。なお、以下では、リレーRL1〜RLnを単にリレーRLとも記載する。
モータ機能付発電機M1は、例えば、車両を加速させる場合に、エンジンの動作をアシストするモータとして機能し、車両が定速走行中または回生制動中の場合に、エンジンの回転エネルギーを電力に変換して発電する発電機として機能する。
モータ機能付発電機M1によって発電された電力は、電流経路Lを介して蓄電池Bに蓄電される。また、蓄電池Bに蓄電された電力は、車両の走行状態に応じて電流経路Lを介してモータ機能付発電機M1へ供給される。
電流経路Lは、通電および遮断をそれぞれ切り替える複数のリレーRL1〜nを有する。リレーRL1〜nには、第1スイッチング素子Q1および第2スイッチング素子Q2がそれぞれ直列接続される。
制御装置1は、第1スイッチング素子Q1および第2スイッチング素子Q2の開閉状態開をリレーRL1〜n毎に制御することで、各リレーRL1〜nの通電および遮断を切り替える。
具体的には、第1スイッチング素子Q1および第2スイッチング素子Q2を共にオンにすると、リレーRLが通電可能となり、第1スイッチング素子Q1および第2スイッチング素子Q2を共にオフにすると、リレーRLの通電が遮断される。つまり、各リレーRL1〜nは、電流経路Lの通電および遮断を切り替えるスイッチSWとして機能する。なお、リレーRLの構成の詳細については、図2を用いて後述する。
また、各リレーRLは、一度に通電可能な電流容量(以下、許容電流とも記載する)が決まっている。このため、電流経路Lに複数のリレーRLが並列接続される。これにより、上記の許容電流を増やすことで、電流経路Lに大電流を流すことが可能となる。
ここで、従来技術では、全てのリレーを同時に切り替える制御を行っていた。このため、従来技術では、車両の走行に支障をきたさないように車両の停車時にリレーの故障の判定を行う必要があった。
そこで、実施形態に係る故障判定方法では、車両の停車時以外、すなわち、車両の走行時においてもリレーの故障の判定を行うことを可能とした。つまり、実施形態に係る故障判定方法では、各リレーRLを個別に切り替え可能とすることで、故障の非判定対象とするリレーRLについて車両の走行に応じた通常の制御を行う。
具体的には、実施形態に係る故障判定方法では、故障の判定対象とするリレーRLの通電および遮断を切り替えて通電時および遮断時におけるかかるリレーRLの電圧をそれぞれ取得する。図1に示す例では、非判定対象であるリレーRL2〜RLnを通電状態にした状態で、判定対象であるリレーRL1の通電および遮断を切り替える。
これにより、リレーRL1を遮断したとしても、電流経路Lに流れる電流は、リレーRL2〜RLnを介して通電することが可能となる。つまり、実施形態に係る故障判定方法では、電流経路Lの通電を確保しつつ、リレーRL1の故障の判定を行うことが可能となる。
また、故障判定方法では、故障の判定対象とするリレーRLの通電時の電圧が「0」である場合にはリレーRLがオフであることを示すため、リレーのオープン故障として判定し、遮断時の電圧が「0」以外である場合には、リレーRLがオンであることを示すため、リレーRLのショート故障として判定する。
このように、実施形態に係る故障判定方法では、各リレーRLを個別に切り替えることで、故障の判定対象とするリレーRL(図1ではRL1)以外のリレーRL(図1ではRLb〜RLn)に対して通常の制御を行うことが可能となる。
したがって、実施形態に係る故障判定方法では、車両の停車時以外であっても、リレーRLの故障を判定することが可能となる。
次に、図2を用いてリレーRLの具体例について説明する。図2は、リレーRLの具体例を示す図である。図2に示すように、例えば、各リレーRLは、直列接続された第1スイッチング素子Q1および第2スイッチング素子Q2を備える。
第1スイッチング素子Q1および第2スイッチング素子Q2は、例えば、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である。また、第1スイッチング素子Q1および第2スイッチング素子Q2のそれぞれのソース・ドレイン間には、互いに順方向が逆向きの寄生ダイオードD1、D2が接続される。
第1スイッチング素子Q1および第2スイッチング素子Q2の双方にゲート電圧を印加すると、リレーRLはオンとなり、モータ機能付発電機M1および蓄電池B間で高電位側から低低電位側へ電流が流れる。また、第1スイッチング素子Q1および第2スイッチング素子Q2へゲート電圧を印加しない場合、リレーRLはオフとなり、モータ機能付発電機M1および蓄電池B間の電流経路Lの通電が遮断されることとなる。
なお、第1スイッチング素子Q1および第2スイッチング素子Q2は、MOSFETに限られず、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などの他の電荷効果トランジスタであってもよい。
次に、図3を用いて電流経路Lの具体例について説明する。図3は、電源システム100の構成例を示す図である。図3に示すように、電源システム100は、モータ機能付発電機M1、スタータM2、補機M3、第1蓄電池B1および第2蓄電池B2を備える。
第1蓄電池B1は、第2蓄電池B2よりも瞬間的な大電流放電に対する耐性が高く、第2蓄電池B2よりも充放電効率が低い蓄電池であり、例えば、鉛バッテリである。
第2蓄電池B2は、第1蓄電池B1よりも瞬間的な大電流放電に対する耐性が低く、第1蓄電池B1よりも充放電効率が高い蓄電池であり、例えば、リチウムイオンバッテリやキャパシタ等である。なお、第1蓄電池B1および第2蓄電池B2が上述した蓄電池Bにそれぞれ対応する。
スタータM2は、停止中のエンジンを回転させて始動させる始動装置である。本実施例では、図4にて後述するイグニッションスイッチオン後のエンジンの初回始動のときにスタータM2が使用される。補機M3は、定常的に、または比較的長時間継続して電力を消費する車載器であり、例えば、車両に設けられるカーナビゲーション装置、テレビ装置、ラジオ装置、オーディオ装置、および空調装置等である。
また、本実施例では、アイドリングストップ時からエンジンを再始動する場合、モータ機能付発電機M1によってエンジンが再始動される。すなわち、エンジンの初回始動時には、スタータM2によってエンジンが始動し、再始動時には、モータ機能付発電機M1によってエンジンが始動する。
また、モータ機能付発電機M1と、第1蓄電池B1との間の電流経路L1には、第1スイッチSW1が設けられ、モータ機能付発電機M1と、第2蓄電池B2の電流経路L2には、第2スイッチSW2が設けられる。
第1スイッチSW1および第2スイッチSW2は、上記のSWに対応する(図1および図2参照)。つまり、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2は、それぞれ複数のリレーRLで構成される。
また、第1スイッチSW1および第1蓄電池B1間には、電流経路L1に流れる電流値を検出する電流センサ52aが設けれ、第2スイッチSW2および第2蓄電池B2間には、電流経路L2に流れる電流値を検出する電流センサ52bが設けられる。
次に、図4を用いて制御装置1の構成について説明する。図4は、制御装置1のブロック図である。制御装置1は、電圧センサ51a〜51c、電流センサ52a,52b,スタータスイッチ53、イグニッションスイッチ(以下、「IG54」と記載する)、ブレーキセンサ55、速度センサ56、およびアクセルセンサ57と接続される。
電圧センサ51aは、各リレーRLに設けられた第1スイッチング素子Q1および第2スイッチング素子Q2間の中間電圧を検出し、検出結果を制御装置1へ出力するセンサである。
また、電圧センサ51bおよび電圧センサ51cは、第1スイッチング素子Q1およびモータ機能付発電機M1の端子間電圧、第2スイッチング素子Q2および蓄電池Mの端子間電圧をそれぞれ検出し、検出結果を制御装置1へ出力するセンサである。なお、電圧センサ51a〜51cの設置例については図5を用いて後述する。
電流センサ52a,52bは、上述したように電流経路L1および電流経路L2に流れる電流値をそれぞれ検出し、検出結果を制御装置1へ出力するセンサである。
スタータスイッチ53は、電源システム100が搭載される車両のエンジンの始動と停止とを手動で切り替えるスイッチである。スタータスイッチ53は、エンジンが始動状態であるか否かを示す情報を制御装置1へ出力する。IG54は制御装置1を含む車両の制御系に第1蓄電池B1から電力を供給する電源スイッチである。
ブレーキセンサ55は、車両を減速および停止させる制動装置の作動状態を検知し、検知結果を制御装置1へ出力するセンサである。速度センサ56は、車両の走行速度を検知し、検知結果を制御装置1へ出力するセンサである。アクセルセンサ57は、車両のアクセルペダルの操作状態を検知し、検知結果を制御装置1へ出力するセンサである。
制御装置1は、制御部2と、記憶部3とを備える。制御部2は、取得部21と、判定部22とを備える。制御部2は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Desk Drive)、入出力ポートなどを有するコンピュータや各種回路を含む。
コンピュータのCPUは、たとえば、ROMに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、制御部2の取得部21および判定部22として機能する。
また、制御部2の取得部21および判定部22の少なくとも一つまたは全てをASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成することもできる。
また、記憶部3は、例えば、ROMおよびHDDに対応する。ROMおよびHDDは、判定条件情報31および給電制御情報32を記憶することができる。なお、制御部2は、有線や無線のネットワークで接続された他のコンピュータや可搬型記録媒体を介して各種情報を取得することとしてもよい。
制御部2の取得部21は、電圧センサ51a〜51cから電圧値をそれぞれ取得し、電流センサ52a,52bから電流値をそれぞれ取得する。取得部21によって取得された電圧および電流に関する情報は、判定部22へ出力される。
判定部22は、取得部21によって取得された電圧に基づいてリレーRL毎に故障を判定する。具体的には、判定部22は、非判定対象とするリレーRLを通電可能な状態で、判定対象とするリレーの通電および遮断を切り替えることで、当該判定対象とするリレーRLの故障を判定する。
ここで、図5および図6を用いて判定部22の判定処理の具体例について説明する。図5は、電圧センサ51の設置例の具体例を示す図である。図6は、判定条件情報31の具体例を示す図である。
図5に示すように、電圧センサ51aは、第1スイッチング素子Q1および第2スイッチング素子Q2間に接続される。つまり、電圧センサ51は、第1スイッチング素子Q1および第2スイッチング素子Q2間の中間電圧Voを検出するセンサである。
また、電圧センサ51bは、第1スイッチング素子Q1の上流側(モータ機能付発電機M1側)の電圧Vaを検出するセンサであり、電圧センサ52cは、第2スイッチング素子Q2の下流側(蓄電池B側)の電圧Vbを検出するセンサである。
なお、ここでは、説明を簡単にするため、電圧センサ51a〜51cが1つのリレーRLについて電圧を検出する場合について示しているが、電圧センサ51a〜51cは、全てのリレーRLについてそれぞれの電圧を個別に検出することができる。
ここで、図6に示すように、第1スイッチング素子Q1および第2スイッチング素子Q2が共にオフである場合、電圧センサ51が検出する中間電圧Voは、「0」となるはずである。
このため、判定部22は、第1スイッチング素子Q1および第2スイッチング素子Q2を共にオフにした状態で、電圧センサ51が検出する中間電圧Voが「0」でなかった場合に、第1スイッチング素子Q1または第2スイッチング素子Q2のうち少なくとも一方の故障として判定する。
具体的には、判定部22は、中間電圧Vo=Vaである場合、第1スイッチング素子Q1のショート故障として判定する。また、判定部22は、中間電圧Vo=Vbである場合、第2スイッチング素子Q2のシュート故障として判定する。
なお、判定部22は、中間電圧Vo=(Va+Vb)/2である場合には、第1スイッチング素子Q1および第2スイッチング素子Q2の双方をショート故障と判定する。このように、判定部22は、第1スイッチング素子Q1および第2スイッチング素子Q2をオフにすることで、ショート故障を判定することができる。
また、判定部22は、第1スイッチング素子Q1および第2スイッチング素子Q2が共にオンである場合の中間電圧Voに基づいて第1スイッチング素子Q1および第2スイッチング素子Q2のオープン故障を判定する。
具体的には、判定部22は、中間電圧Vo=Vaである場合、第2スイッチング素子Q2のオープン故障として判定し、中間電圧Vo=Vbである場合、第1スイッチング素子Q1のオープン故障として判定する。
また、判定部22は、この場合の中間電圧Vo=0である場合、第1スイッチング素子Q1および第2スイッチング素子Q2の双方がオープン故障であると判定する。
このように、制御装置1では、電圧センサ51で中間電圧Voを検出するため、第1スイッチング素子Q1および第2スイッチング素子Q2についてショートおよびオープンの故障をそれぞれ判定することが可能となる。言い換えれば、第1スイッチング素子Q1および第2スイッチング素子Q2の故障の詳細まで判定することが可能となる。
図4の説明に戻り、判定部22について説明を続ける。判定部22は、記憶部3に記憶された給電制御情報32に基づいて電源システム100の給電を制御する。
具体的には、まず、判定部22は、スタータスイッチ53、IG54、ブレーキセンサ55、速度センサ56およびアクセルセンサ57から入力される情報(以下、まとめて走行情報と記載する)に基づいて車両の走行状態を判定する。
そして、判定部22は、走行状態および給電制御情報32に基づいて第1スイッチSW1および第2スイッチSW2を制御することで、電源システム100の給電を制御する。
ここで、図7を用いて給電制御情報32の具体例について説明する。図7は、給電制御情報32の具体例を示す図である。図7に示すように、給電制御情報32は、車両の走行状態に応じた、エンジン、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2のそれぞれの状態が規定された情報である。
例えば、走行状態は、初回始動、定常走行、減速回生、モータアシスト、アイドリングストップ(以下、「IS」と記載する)および再始動がある。初回始動は、車両が駐車されてから、最初に車両のエンジンが始動される状態である。
判定部22は、IG54がオンになりスタータスイッチ53によってエンジンが始動された場合に、初回始動であると判定する。この場合、判定部22は、第1スイッチSW1をオフ(遮断)にし、第2スイッチSW2をオフにする。
これにより、第2蓄電池B2ではなく第1蓄電池B1からスタータM2および補機M3へ電力が流れ、エンジンを起動させるとともに、補機M3を作動させる。
また、定常走行は、車両がモータ機能付発電機M1のモータ機能のアシストを受けずに、定速走行している状態である。判定部22は、アクセルが一定の踏込量で踏み込まれた状態を維持し、かつ車両が一定の速度で走行している場合に、定常走行であると判定する。
かかる場合、判定部22は、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2を共にオン(通電)にする。減速回生は、車両が回生制動によって減速している状態である。判定部22は、アクセルが踏まれておらず、車両の走行速度が低下する場合に、減速回生であると判定する。
かかる場合に、判定部22は、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2を共にオンにする。これにより、モータ機能付発電機M1で発電された電力を第1蓄電池B1および第2蓄電池B2へ充電することが可能となる。
なお、かかる場合に、判定部22は、第1蓄電池B1および第2蓄電池B2の残容量(いわゆるSOC;State Of Charge)に基づいて第1スイッチSW1および第2スイッチSW2のうち、一方のスイッチのみをオンにするようにしてもよい。
具体的には、判定部22は、第1蓄電池B1の残容量が多い場合に、第2スイッチSW2のみをオン(第1スイッチSW1はオフ)にして第2蓄電池B2のみを充電し、第2蓄電池B2の残容量が多い場合には、第1スイッチSW1のみをオン(第2スイッチSW2はオフ)にして第1蓄電池B1のみを充電することもできる。
モータアシストは、車両がモータ機能付発電機M1のモータ機能のアシストを受けて走行中である状態である。判定部22は、アクセルの踏込量が増大し、かつ車両の走行速度が上昇する場合に、モータアシストと判定する。この場合、判定部22は、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2を共にオンにする。
ISは、アクセサリへの通電を継続したまま、エンジンを自動的に停止させた状態である。判定部22は、車両が停止し、ブレーキが踏まれた状態が所定時間経過した場合に、ISであると判定する。この場合、判定部22は、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2を共にオンにする。
再始動は、ISからエンジンを再始動させる状態である。判定部22は、ISのときにブレーキの踏み込みが解除される場合、または、ISでアクセルが踏み込まれる場合に、再始動と判定する。
この場合、判定部22は、第1スイッチSW1をオフにし、第2スイッチSW2をオンにする。これにより、第2蓄電池B2からモータ機能付発電機M1へ電力を供給し、モータ機能付発電機M1からエンジンを再始動させる。
このように、判定部22は、車両の走行状態に応じて第1スイッチSW1および第2スイッチSW2を制御することで、電源システム100を制御することができる。
ところで、上述したように、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2は、それぞれ複数のリレーRL(図2参照)で構成される。また、各リレーRLは、それぞれ規定された許容電流を有し、各リレーRLの並列する数を増やすことで許容電流の総和を増やすことが可能である。
つまり、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2を構成するリレーRLの数は、電流経路L1および電流経路L2に流れる電流の最大値に応じて決定することが可能である。
図7に示した給電制御情報32の例では、再始動時に第2スイッチSW2(電流経路L2)に流れる電流が最大となる。より詳細には、電流経路L2には、再始動時において第2蓄電池B2からモータ機能付発電機M1へ流れる電流が最大となる。
なお、電流経路L1に流れる電流の最大値は、再始動時に第2スイッチSW2(電流経路L2)に流れる電流の最大値より小さい。そのため、電流経路L1に流れる電流の最大値は、前述した第1スイッチSW1がONとなる各種走行状態のときに流れる電流の最大値を予め計測あるいは想定することで求められる。
このため、第1スイッチSW1を構成するリレーRLの個数は、電流経路L1に流れる電流の最大値に基づき決定することができ、第2スイッチSW2を構成するリレーRLの個数は再始動時に電流経路L2に流れる電流の最大値に基づき決定することができる。
また、制御装置1では、図6にて既に説明したように、各リレーRLの故障を判定する際に、リレーRLをオフ(遮断)する。このため、制御装置1では、電流経路L1または電流経路L2に流れる実際の電流値が所定の電流閾値Th未満である場合に、リレーRLの故障を判定する。
図8は、電流閾値Thの具体例を示す図である。なお、図8では、1マスが1つのリレーRLが有する許容電流であるものとする。また、図8では、電流経路L1(または電流経路L2)に流れる電流値Aoにハッチングを施している。
また、第1スイッチSW1を構成するリレーRLの許容電流の総和を最大許容電流Amとして示す。ここで、図8に示すように、電流閾値Thは、最大許容電流Amから少なくとも1つのリレーRLの許容電流を減算した値である。
言い換えれば、電流閾値Thは、少なくとも1つのリレーRLを遮断したとしても、残余のリレーRLにそれぞれ流れる電流が許容電流未満となる値である。つまり、判定部22は、故障の判定対象とする少なくとも1つのリレーRLを遮断したとしても、残余のリレーRLに過電流が流れない場合に、リレーRLの故障の判定を行う。
これにより、残余のリレーRLのそれぞれには、故障判定時に許容電流を超えた過電流が流れないので、かかるリレーRLを保護しつつ、故障の判定を行うことが可能となる。
また、判定部22は、電流値Aoに応じて故障の判定対象となるリレーRLの個数を決定する。ここで、かかるリレーRLの個数とは、1度に故障の判定を行うリレーRLの数を示す。図8に示す例では、電流値Aoが3つのリレーRLの許容電流内に収まる場合を示している。
このため、判定部22は、例えば、3つのリレーRL1〜RL3をオンにし、電流値Ao分の通電を確保しつつ、残余のリレーRLについて故障判定を行う。
これにより、リレーRLを確実に保護しつつ、故障の判定対象となるリレーRLについて故障の判定を正常に行うことが可能となる。また、電流値Aoに基づいて判定対象となるリレーRLの個数を決定することで、1度に複数個のリレーRLについて故障の判定を行うことができるため、故障の判定に要する時間を短縮することが可能となる。
次に、図9を用いて実施形態に係る制御装置1が実行する処理手順について説明する。図9は、制御装置1が実行する処理手順を示すフローチャートである。なお、ここでは、制御装置1によるリレーRLの故障判定処理について説明する。
図9に示すように、まず、判定部22は、電流値Aoを取得し(ステップS101)、電流値Aoが電流閾値Th未満か否かを判定する(ステップS102)。判定部22は、電流値Aoが電流閾値以上であった場合(ステップS102,No)、ステップS101の処理を継続して行う。
また、電流値Aoが電流閾値Th未満であった場合(ステップS102,Yes)、判定部22は、電流値Aoに応じて判定対象とするリレーRLの数を決定する(ステップS103)。
続いて、判定部22は、判定対象となるリレーRLの第1スイッチング素子Q1および第2スイッチング素子Q2をオフにし(ステップS104)、中間電圧Vo=0か否かを判定する(ステップS105)。
ここで、中間電圧Vo=0でない場合(ステップS105,No)、リレーRLのショート故障と判定する(ステップS106)。すなわち、判定部22は、中間電圧Vo=Vaであれば、第1スイッチング素子Q1のショート故障であり、中間電圧Vo=Vbであれば、第2スイッチング素子Q2のショート故障として判定する。
また、判定部22は、中間電圧Vo=0である場合(ステップS105,Yes)、ステップS106の処理を省略する。続いて、判定部22は、判定対象となるリレーRLの第1スイッチング素子Q1および第2スイッチング素子Q2をオンにし(ステップS107)、中間電圧Vo=(Va+Vb)/2か否かを判定する(ステップS108)。
ここで、中間電圧Vo=(Va+Vb)/2でなかった場合(ステップS108,No)、リレーRLのオープン故障と判定する(ステップS109)。すなわち、判定部22は、中間電圧Vo=Vaであれば、第2スイッチング素子Q2のオープン故障であり、中間電圧Vo=Vbであれば、第1スイッチング素子Q1のオープン故障として判定する。
また、判定部22は、中間電圧Vo=(Va+Vb)/2である場合は(ステップS108,Yes)、ステップS109の処理を省略する。続いて、判定部22は、全てのリレーRLについて判定済みか否かを判定する(ステップS110)。
ここで、判定部22は、全てのリレーRLについて判定済みである場合(ステップS110,Yes)、処理を終了する。また、判定部22は、全てのリレーRLについて判定済みでない場合(ステップS110,No)、電流値Aoが電流閾値Th未満は継続中か否かを判定する(ステップS111)。
ここで、判定部22は、電流値Aoが電流閾値Th未満は継続中である場合(ステップS111,Yes)、判定対象のリレーを切り替えてステップS104以降の処理を継続して行うこととなる。一方、電流値Aoが電流閾値Th以上である場合(ステップS111,No)、処理を終了する。なお、この場合に、判定部22は、次回の故障判定処理において、今回の故障判定を行っていないリレーRLから優先的に故障の判定を行うようにしてもよい。
また、制御装置1は、上記のショート故障判定(ステップS104〜S106)およびオープン故障判定(ステップS107〜S109)の処理について、逆の順番で行うようにすることにしてもよい。すなわち、制御装置1は、オープン故障判定を行った後に、ショート故障判定を行うようにしてもよい。
上述したように、実施形態に係る制御装置1は、取得部21と、判定部22とを備える。取得部21は、電流経路Lに並列接続された通電および遮断をそれぞれ切り替える複数のリレーRLの電圧をリレーRL毎に取得する。判定部22は、取得部21によって取得された電圧に基づいてリレーRL毎の故障を判定する。また、判定部22は、非判定対象とするリレーRLが通電可能な状態で判定対象とするリレーRLの通電および遮断を切り替える。したがって、実施形態に係る制御装置1によれば、車両の停車時以外にリレーRLの故障を判定することができる。
ところで、上述した実施形態では、第1スイッチング素子Q1および第2スイッチング素子Q2間の中間電圧Voに基づいてリレーRLの故障を判定する場合について説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、第1スイッチング素子Q1および第2スイッチング素子Q2間の電流に基づいて各リレーRLの故障を判定することにしてもよい。かかる場合であっても、車両の停車時以外にリレーRLの故障を判定することが可能である。
また、上述した実施形態では、車両の電源システム100内のリレーRLの故障を判定する場合について説明したが、これに限られない。すなわち、双方向に電流を通電させる電流経路に設けられたリレーRLであれば、本発明を適用することが可能である。また、実施形態に係る制御装置1は、コンバータを含む電源システム100のリレーRLの故障を判定する場合についても適用することが可能である。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な様態は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲および、その均等物によって定義される統括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変化が可能である。
1 制御装置
21 取得部
22 判定部
100 電源システム
M1 モータ機能付発電機
M2 スタータ
M3 補機
B 蓄電池
B1 第1蓄電池
B2 第2蓄電池
L、L1、L2 電流経路
SW1 第1スイッチ
SW2 第2スイッチ
Q1 第1スイッチング素子
Q2 第2スイッチング素子

Claims (5)

  1. 電流経路に並列接続された通電および遮断をそれぞれ切り替える複数のリレーの電圧値を前記リレー毎に取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された前記電圧値に基づいて前記リレー毎に故障を判定する判定部と
    を備え、
    前記判定部は、
    非判定対象とするリレーが通電可能な状態において判定対象とするリレーの通電および遮断を切り替えること
    を特徴とする制御装置。
  2. 前記リレーは、
    第1スイッチング素子と第2スイッチング素子とが直列接続され、
    前記取得部は、
    前記第1スイッチング素子および前記第2スイッチング素子間の中間電圧を取得すること
    を特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記取得部は、
    前記電流経路に流れる電流値を取得し、
    前記判定部は、
    前記取得部によって取得された前記電流値が少なくとも1つの前記リレーを遮断した場合における残りの前記リレーの許容電流の総和である電流閾値未満である場合に、前記故障を判定すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記判定部は、
    前記電流値に基づいて前記判定対象とするリレーの個数を決定すること
    を特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  5. 電流経路に並列接続された通電および遮断をそれぞれ切り替える複数のリレーの電圧を前記リレー毎に取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された前記電圧に基づいて前記リレー毎に故障を判定する判定工程と
    を含み、
    前記判定工程は、
    非判定対象とするリレーが通電可能な状態で判定対象とするリレーの通電および遮断を切り替えること
    を特徴とする故障判定方法。
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