JP7300361B2 - 電源制御装置および検出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電源制御装置および検出方法に関する。
従来、自動運転車両の自動運転を制御する制御装置において、耐故障性の観点から2重系に制御装置を設ける技術が有る。この種の技術では、一方のマイコンが故障した場合に、他方のマイコンで自動運転の制御を継続して行う(例えば、特許文献1参照)。
特開2016-76049号公報
この種の技術では、自動運転の安全性の向上が課題となる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、自動運転の安全性を向上させることができる電源制御装置および検出方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態に係る電源制御装置は、2つのリレー制御部と、検出部とを備える。前記2つのリレー制御部は、車両の自動運転に関する負荷および当該負荷へ電力を供給する電池を結ぶ電路に設けられたリレーの開閉状態を自動運転時に同一の制御信号でそれぞれ制御する。前記検出部は、前記車両が前記自動運転への遷移前に、前記2つのリレー制御部のうち、少なくとも一方の前記リレー制御部と前記リレーとを繋ぐ信号配線の断線を検出する断線検出処理を実施して、前記信号配線の断線を検出した場合に、前記自動運転への遷移を禁止するまた、前記リレーは、前記2つのリレー制御部から出力される前記制御信号のうち、少なくとも一方の制御信号がオンである場合に、オンになるリレーであって、前記断線検出処理は、一方の前記リレー制御部で前記リレーをオフへ制御しつつ、他方の前記リレー制御部で前記リレーをオンへと制御した状態における前記リレーの開閉状態がオフであれば前記他方の前記リレー制御部と前記リレーとを繋ぐ信号配線の断線として検出する。
本発明によれば、自動運転の安全性を向上させることができる。
図1Aは、電源制御装置の概要を示す図(その1)である。 図1Bは、電源制御装置の概要を示す図(その2)である。 図1Cは、電源制御装置の概要を示す図(その3)である。 図1Dは、電源制御装置の概要を示す図(その4)である。 図2は、電源制御装置のブロック図である。 図3は、制御モードの具体例を示す図である。 図4は、電源制御装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。 図5は、変形例に係るリレー構成を示す図である。
以下、添付図面を参照して、実施形態に係る電源制御装置および検出方法について説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
まず、図1A~図1Dを用いて、実施形態に係る電源制御装置および検出方法の概要について説明する。図1A~図1Dは、電源制御装置の概要を示す図である。なお、図1A~図1Dには、車両の自動運転システムにおける電源回路を示す。
図1Aに示すように、自動運転システムにおける電源回路は、PbB10と、負荷11と、2つのリレーR1、R2を有するリレー部Rとを備える。
PbB10は、鉛バッテリであり、負荷11の主な電源となる。PbB10は、2つのリレーR1、R2を介して、負荷11へ電力を供給する。
負荷11は、車両に設けられた電子機器である。例えば、負荷11は、車両における電装品や、電装品を制御する制御装置、走行に関する制御装置、自動運転を制御する制御装置等といった電力を消費する機器全般である。また、負荷11には、手動運転時にのみ動作する負荷や、自動運転時にのみ動作する負荷、手動運転および自動運転のいずれでも動作する負荷が含まれる。
リレー部Rは、2つのリレーR1,R2を有する。2つのリレーR1,R2は、例えば、MOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)等の半導体スイッチで構成される。具体的には、2つのリレーR1,R2は、それぞれスイッチ部と寄生ダイオードとを有し、スイッチ部と寄生ダイオードとが並列接続される。
また、2つのリレーR1,R2は、主電池であるPbB10から負荷11までの電路において、寄生ダイオードの向きを互いに逆にして直列接続される。具体的には、リレーR1は、1次側のリレーであり、一端がPbB10に接続され、他端がリレーR2の一端に接続される。また、リレーR2は、2次側のリレーであり、他端が負荷11に接続される。
また、リレーR1の寄生ダイオードは、カソードがPbB10に接続され、アノードがリレーR2に接続される。また、リレーR2の寄生ダイオードは、アノードがリレーR1に接続され、カソードが負荷11に接続される。つまり、2つのリレーR1,R2それぞれの寄生ダイオードは、互いのアノードが内側を向き、カソードが外側を向くように配置される。
電源制御装置1は、2つのリレーR1、R2のオン/オフを制御する制御装置である。図2に示すように、電源制御装置1は、メインマイコン21と、サブマイコン22とを備える。
メインマイコン21は、主として、リレー部Rのオン/オフを制御するマイコンであり、第1駆動信号によってリレー部Rのオン/オフを制御する。サブマイコン22は、自動運転時にメインマイコン21がリレー部Rを正常に制御できない場合に、メインマイコン21に代わってリレー部Rのオン/オフを制御するマイコンであり、第2駆動信号によってリレー部Rのオン/オフを制御する。なお、リレーR1、リレーR2は、第1駆動信号または第2駆動信号のいずれかがオンである場合、導通状態となるリレーである。なお、メインマイコン21およびサブマイコン22は、それぞれリレー制御部の一例に対応する。
ここで、実施形態に係る電源制御装置1は、図1Bに示すように、自動運転時においては、メインマイコン21およびサブマイコン22から同一の駆動信号(第1駆動信号=第2駆動信号)をリレー部Rへ送信する。すなわち、第1駆動信号において、リレーR1をオン、リレーR2をオフにした場合、第2駆動信号においても、リレーR1をオン、リレーR2をオフとする。
これにより、仮に、メインマイコン21からの第1駆動信号がリレー部Rへ伝達されなかった場合においても、サブマイコン22からの第2駆動信号によってリレー部Rを適切に制御することが可能である。
ここで、サブマイコン22によるリレー部Rの制御は、フェールセーフ措置を行うための制御である。具体的には、自動運転時において、メインマイコン21が機能しない状態で、サブマイコン22が機能しなくなると、自動運転自体が機能せずに、危険な状態となる。このため、かかる場合、車両のドライバへ手動運転への切替えや、安全な場所(例えば、路側帯など)への退避を行う。
一方で、仮に、自動運転時において、サブマイコン22が機能しない場合には、上記のフェールセーフ措置を取ることができず、車両の乗員が危険な状態にさらされることになる。
そこで、実施形態に係る検出方法では、自動運転への遷移前にサブマイコン22とリレー部Rとを結ぶ信号配線の断線を検出することとした。具体的には、図1Cに示すように、例えば、リレーR1、R2を共にオンにした後に、メインマイコン21の第1駆動信号をオフにした状態で、サブマイコン22の第2駆動信号をオンにする。
このとき、サブマイコン22からの第2駆動信号が適切に機能していれば、リレーR1、R2は共にオンになる。したがって、実施形態に係る検出方法では、このときのリレーR1、R2間の中間電位が「High」である場合に、第2駆動信号が適切に機能する正常状態として判定する。
一方、第2駆動信号が適切に機能しない場合には、リレーR1、R2には、オンを指示する第2駆動信号が伝達されず、オフを指示する第1駆動信号のみが伝達されることになる。したがって、図1Dに示すように、リレーR1、R2は共にオフになる。このため、実施形態に係る検出方法では、中間電位が「Low」となった場合に、第2駆動信号の信号配線の断線を検出する。
そして、実施形態に係る検出方法では、例えば、断線を検出した場合、自動運転への遷移を禁止する。言い換えれば、メインマイコン21およびサブマイコン22の双方が正常に機能する場合に限って自動運転への遷移を許可する。
したがって、実施形態に係る電源制御装置1によれば、自動運転の安全性を向上させることができる。
次に、図2を用いて、実施形態に係る電源制御装置1の構成例について説明する。図2は、実施形態に係る電源制御装置1のブロック図である。なお、図2には、上記のリレーR1、R2に加え、自動運転制御装置100、電圧センサ200を併せて示す。
自動運転制御装置100は、自動運転の全体制御を行う制御装置である。例えば、自動運転制御装置100は、例えば、ドライバによる手動運転から自動運転への切替え要求を受け付けると、電源制御装置1に対して、自動運転への遷移要求を出力する。これにより、電源制御装置1では、上記の断線の検出処理が開始される。
その後、自動運転制御装置100は、電源制御装置1によって自動運転の遷移が許可された場合に、自動運転を開始することになる。
電圧センサ200は、図1A等に示したリレーR1、R2間の中間電圧を検出するセンサである。電圧センサ200によって検出されたセンサ値は、電源制御装置1に出力される。
図2に示すように、電源制御装置1は、メインマイコン21と、サブマイコン22とを備える。メインマイコン21およびサブマイコン22は、例えば、記憶部を備えたコントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、記憶部に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、メインマイコン21およびサブマイコン22は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現することができる。
また、図2に示すように、メインマイコン21と、リレーR1およびリレーR2と、それぞれ信号配線L11、L12を介して接続され、サブマイコン22と、リレーR1およびリレーR2と、それぞれ信号配線L21、L22を介して接続される。
図2に示すように、メインマイコン21は、指示部21aと、検出部21bとを備え、サブマイコン22は、指示部22aを備える。なお、図2に破線で示すように、サブマイコン22側に検出部22bの機能を持たせることにしてもよい。
指示部21aは、リレーR1、R2を駆動させる第1駆動信号を生成するとともに、生成した第1駆動信号を信号配線L11、L12を介してリレーR1、R2へ出力する。また、検出部21bは、サブマイコン22と、リレーR1、R2とを結ぶ信号配線L21、L22の断線を検出する。
検出部21bは、指示部21aに対してリレーR1、R2を共にオンにさせた後に、指示部21aに対してリレーR1、R2をオフ、サブマイコン22の指示部22aに対してリレーR1、R2をオンにさせる。
そして、検出部21bは、かかる状態における電圧センサ200から入力される中間電位に基づいて、信号配線L21、L22の断線を検出する。図1Dに示したように、検出部21bは、中間電位が「Low」であった場合に、信号配線L21、L22の断線を検出する。
そして、検出部21bは、断線を検出すると、自動運転制御装置100に対して、自動運転への遷移を禁止し、断線が検出されなかった場合、自動運転への遷移を許可する。また、検出部21bは、断線を検出した場合、画像や音声を用いて、断線をドライバへ通知する。例えば、通知内容の一例として、自動運転へ遷移できないことを通知したり、ドライバへディーラへの連絡を促したりすることが挙げられる。
サブマイコン22の指示部22aは、自動運転時に指示部21aの第1駆動信号と同じ第2駆動信号を生成し、信号配線L21、L22を介してリレーR1、R2へ出力する。なお、サブマイコン22は、自動運転時以外においては、その他のアプリケーションを実行する。
ここで、図3を用いて、電源制御装置1の制御モードについて説明する。図3は、制御モードの具体例を示す図である。図3に示すように、制御モードは、手動運転モードst1、異常検出モードst2、自動運転モードst3およびフェールセーフモードst4の計4つのモードを有する。
手動運転モードst1は、車両が手動運転を行う制御モードであり、この場合、メインマイコン21のみでリレー部Rを制御し、サブマイコン22は、その他のアプリケーションを実行する。
異常検出モードst2は、信号配線L21、L22の断線を検出する制御モードであり、手動運転モードst1から自動運転モードst3への遷移に先立って実行される。すなわち、自動運転モードst3の直前に異常検出モードst2に移行する。これにより、自動運転モードst3へ遷移する直前の状態において、断線を検出することが可能となる。
自動運転モードst3は、車両が自動運転を行う制御モードであり、自動運転モードst3においては、メインマイコン21およびサブマイコン22がそれぞれ同一内容の第1駆動信号および第2駆動信号を出力する制御モードである。
また、自動運転モードst3において、第1駆動信号又は第2駆動信号のいずれかが正常に機能しなくなった場合、フェールセーフモードst4に移行する。フェールセーフモードst4は、ドライバが安全を確保するための制御モードであり、車両のドライバへ自動運転を継続することができないことを報知するとともに、手動運転への切替えを促したり、安全な場所(例えば、路側帯など)への退避を行ったりするモードである。
電源制御装置1は、これら制御モードを自動運転制御装置100からの指示または内部の判断によって遷移する。
次に、図4を用いて、実施形態に係る電源制御装置1が実行する処理手順について説明する。図4は、電源制御装置1が実行する処理手順を示すフローチャートである。なお、以下に示す処理手順は、自動運転制御装置100から自動運転への切替えを要求する自動運転要求の取得毎に、電源制御装置1によって実行される。
図4に示すように、まず、電源制御装置1は、自動運転要求を取得すると(ステップS101)、リレー部Rを自動運転構成に変更する(ステップS102)。ここでの自動運転構成とは、例えば、リレーR1、R2をそれぞれオンにする構成を指す。
続いて、電源制御装置1は、リレー部Rを故障検知構成に変更し(ステップS103)、中間電位がHighか否かを判定する(ステップS104)。ここでの故障検知構成は、第1駆動信号をオフにし、第2駆動信号をオンにする構成を指す。
電源制御装置1は、ステップS104の判定処理において、中間電位がLowであった場合(ステップS104,No)、自動運転への遷移を禁止する(ステップS105)。すなわち、第2駆動信号が正常にリレー部Rに伝達されていない場合、信号配線L21、L22の断線を検出し、自動運転への遷移を禁止することになる。
その後、電源制御装置1は、ドライバに対して断線を通知するとともに(ステップS106)、リレー部Rを手動運転構成へ変更して(ステップS107)、処理を終了する。なお、ここでの手動運転構成とは、メインマイコン21によってリレー部Rを制御し、サブマイコン22が他のアプリケーションに回帰することを示す。
また、電源制御装置1は、ステップS104の判定処理において、中間電位がHighである場合(ステップS104,Yes)、すなわち、断線していない場合、リレー部Rを自動運転構成に変更し(ステップS108)、自動運転を開始して(ステップS109)、処理を終了する。
上述したように、実施形態に係る電源制御装置1は、メインマイコン21およびサブマイコン22(2つのリレー制御部の一例)と、検出部21bとを備える。2つのリレー制御部は、車両の自動運転に関する負荷11および当該負荷11へ電力を供給するPbB10(電池の一例)を結ぶ電路に設けられたリレーの開閉状態をそれぞれ制御する。
検出部21bは、車両が自動運転への遷移前に、2つのリレー制御部のうち、少なくとも一方のリレー制御部とリレーとを繋ぐ信号配線の断線を検出する。したがって、実施形態に係る電源制御装置1によれば、自動運転の安全性を向上させる。
ところで、上述した実施形態では、リレー部Rが2つのリレーR1、R2によって構成される場合について説明したが、リレー部Rは、1つのリレーによって構成することも可能である。図5は、変形例に係るリレー構成を示す図である。
図5に示すように、リレー部Rは、1つのリレーR3によって構成される。この場合、電源制御装置1は、リレーR3と負荷11との間に設けられた電位モニタ12から入力されるセンサ値によって断線を検出することになる。
具体的には、リレーR3をオンにしたのちに、メインマイコン21の第1駆動信号をオン、サブマイコン22の第2駆動信号をオフにした状態では、正常であれば、リレーR3がオンとなり、異常時には、リレーR3がオフになる。
また、例えば、第2駆動信号が不安定な場合、センサ値が変動するなどの不具合が発生する。このため、電源制御装置1は、センサ値が不安定または電位が検出されない場合に、断線を検出し、センサ値がある一定の値を取る場合に、信号配線が正常と判定することができる。
このように、リレー部Rが1つのリレーR3で構成される場合であっても、リレー部Rと負荷11との間の電位を観測することで、信号配線の断線を検出することが可能である。したがって、かかる場合であっても、自動運転の安全性を向上させることができる。
ところで、上述した実施形態では、手動運転モードst1から自動運転モードst3への切り替え前、言い換えれば、自動運転モードst3の直前に異常検出モードst2へ遷移する場合について説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、例えば、車両のイグニッションスイッチがオンとなった場合に、イニシャルチェックとして異常検出モードst2へ移行することにしてもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な様態は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲および、その均等物によって定義される統括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 電源制御装置
11 負荷
21 メインマイコン(リレー制御部の一例)
21a 指示部
21b 検出部
22 サブマイコン(リレー制御部の一例)
22a 指示部
100 自動運転制御装置
L11、L12、L21、L22 信号配線
R1~R3 リレー

Claims (4)

  1. 車両の自動運転に関する負荷および当該負荷へ電力を供給する電池を結ぶ電路に設けられたリレーの開閉状態を自動運転時に同一の制御信号でそれぞれ制御する2つのリレー制御部と
    前記車両が前記自動運転への遷移前に、前記2つのリレー制御部のうち、少なくとも一方の前記リレー制御部と前記リレーとを繋ぐ信号配線の断線を検出する断線検出処理を実施して、前記信号配線の断線を検出した場合に、前記自動運転への遷移を禁止する検出部と
    を備え
    前記リレーは、前記2つのリレー制御部から出力される前記制御信号のうち、少なくとも一方の制御信号がオンである場合に、オンになるリレーであって、
    前記断線検出処理は、
    一方の前記リレー制御部で前記リレーをオフへ制御しつつ、他方の前記リレー制御部で前記リレーをオンへと制御した状態における前記リレーの開閉状態がオフであれば前記他方の前記リレー制御部と前記リレーとを繋ぐ信号配線の断線として検出する
    ことを特徴とする電源制御装置。
  2. 前記検出部は、
    前記自動運転への遷移指示を取得した場合に、前記断線検出処理を開始すること
    を特徴とする請求項1に記載の電源制御装置。
  3. 前記負荷および前記電池を結ぶ前記電路には、
    寄生ダイオードの向きを互いに逆にして直列接続された2つの前記リレーが設けられ
    前記断線検出処理は、
    前記2つのリレーの中間電位が基準値以下である場合に、前記断線として検出すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の電源制御装置。
  4. 車両の自動運転に関する負荷および当該負荷へ電力を供給する電池を結ぶ電路に設けられたリレーの開閉状態を自動運転時に同一の制御信号でそれぞれ制御する2つのリレー制御部を制御する制御工程
    前記車両が前記自動運転への遷移前に、前記2つのリレー制御部のうち、少なくとも一方の前記リレー制御部と前記リレーとを繋ぐ信号配線の断線を検出する断線検出処理を実施して、前記信号配線の断線を検出した場合に、前記自動運転への遷移を禁止する検出工程と
    を含み、
    前記リレーは、前記2つのリレー制御部から出力される前記制御信号のうち、少なくとも一方の制御信号がオンである場合に、オンになるリレーであって、
    前記断線検出処理は、
    一方の前記リレー制御部で前記リレーをオフへ制御しつつ、他方の前記リレー制御部で前記リレーをオンへと制御した状態における前記リレーの開閉状態がオフであれば前記他方の前記リレー制御部と前記リレーとを繋ぐ信号配線の断線として検出する
    ことを特徴とする検出方法。
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