JP2015092957A - パンツ型着用物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】視認性及び破断性に優れた破断誘導部を有し、着用状態から容易に破断開放し得るパンツ型着用物品を提供すること。
【解決手段】外装体3における着用者の胴回りに配される部分に、ウエスト開口部WHからレッグ開口部LHに亘って破断誘導切込み部4が設けられており、破断誘導切込み部4は、外装体3を厚み方向に貫通する複数の孔5が縦方向Xに1つの列をなすように配されて形成されている。複数の孔5は、それぞれ、平面視において鋭角5αを2個以上有する形状をなし、且つ縦方向に隣接する任意の2個の孔5,5が、一方の鋭角5αと他方の鋭角5αとが近接するように配されることによって、破断誘導切込み部4に鋭角どうしの近接部分50が複数形成されており、その複数の鋭角近接部分50を結ぶ仮想線Lxが縦方向Xに延びている。
【選択図】図4

Description

本発明は、パンツ型使い捨ておむつ等のパンツ型着用物品に関する。
パンツ型使い捨ておむつとしては、従来、腹側部から股下部を介して背側部に延びる縦方向とこれに直交する横方向とを有し、吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配されて該吸収性本体を固定している外装体とを備え、且つ前身頃における外装体の左右両側縁と後身頃における外装体の左右両側縁とが接合されて一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているものが汎用されている。このようなパンツ型使い捨ておむつは、サイドシール部を破りこの部分を切り離して脱がせられるようになっている。このようにすることで、例えば乳幼児や老人等の要介護者が排便をしたときに、その汚物を腿から足先に引きずって付着させるようなことなく、おむつを破断開放し、そのまま立位や仰向けに寝た状態で股間から引き離し脱がすことができる。
特許文献1には、サイドシール部の引き裂き性を高めたパンツ型使い捨ておむつとして、外装体におけるサイドシール部に挟持接合された部分の近傍に破断誘導切込構造を設けたものが開示されている。この破断誘導切込構造は、外装体のウエスト開口部側端部(上端部)に形成された上端部切込みと、ミシン目状(略矩形形状)の中央部切込みが非切込み部を介してレッグ開口部側端部(下端部)に向けて間欠的に連設された部分と、該レッグ開口部側端部に形成された下端部切込みとを有しており、1つの直線状の基線上にある複数の切込み及び非切込み部から構成されている。
また特許文献2には、切断線に沿って容易に切断することができるパンツ型使い捨ておむつとして、腹側部、股下部及び背側部のうちの少なくとも1つにおける外装体に、複数の弱化線部が略平行に形成されてなる切断線部を形成したものが開示されている。特許文献2には、この弱化線部の形成方法として、外装体における該弱化線部の形成予定部位を線状に加熱する方法(例えばヒートシール)、該形成予定部位を断続的に切断してミシン目状に加工する方法、該形成予定部位を線状に超音波加工する方法(例えば超音波シール)が記載されている。
特開2010−136787号公報 特開2006−141854号公報
特許文献1及び2に記載の如き、破断誘導部がミシン目状に加工されたパンツ型使い捨ておむつは、そのミシン目が細かく小さいため、破断誘導部を見つけ難く、また該破断誘導部での破断性にも改善の余地があった。
従って本発明の課題は、視認性及び破断性に優れた破断誘導部を有し、着用状態から容易に破断開放し得るパンツ型着用物品を提供することにある。
本発明は、着用者の腹側に配される腹側部及び背側に配される背側部とそれらの間に位置する股下部とを有すると共に、該腹側部から該股下部を介して該背側部に延びる縦方向とこれに直交する横方向とを有し、且つ吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配されて該吸収性本体を固定している外装体とを備え、該外装体における前記腹側部を構成する腹側外装体及び前記背側部を構成する背側外装体それぞれの縦方向に沿う両側縁部どうしが接合されて、一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型着用物品であって、前記外装体における着用者の胴回りに配される部分に、前記ウエスト開口部から前記レッグ開口部に亘って破断誘導切込み部が設けられており、該破断誘導切込み部は、該外装体を厚み方向に貫通する複数の孔が縦方向に1つの列をなすように配されて形成されており、複数の前記孔は、それぞれ、平面視において鋭角を2個以上有する形状をなし、且つ縦方向に隣接する任意の2個の前記孔が、一方の鋭角と他方の鋭角とが近接するように配されることによって、前記破断誘導切込み部に鋭角どうしの近接部分が複数形成されており、その複数の鋭角どうしの近接部分を結ぶ仮想線が縦方向に延びているパンツ型着用物品を提供するものである。
本発明によれば、視認性及び破断性に優れた破断誘導部を有し、着用状態から容易に破断開放し得るパンツ型着用物品が提供される。
図1は、本発明のパンツ型着用物品の一実施形態であるパンツ型使い捨ておむつを模式的に示す斜視図である。 図2は、図1に示すおむつの展開且つ伸長状態における肌対向面側(内面側)を模式的に示す展開平面図である。 図3は、図1に示すおむつを、一部(破断誘導切込み部)を省略して模式的に示す分解斜視図である。 図4は、図1に示すおむつにおける破断誘導切込み部の一部を示す図であり、該おむつの縦方向端部(ウエスト端部)における外装体の非肌対向面側(外面側)を模式的に示す拡大平面図である 図5は、本発明に係る破断誘導切込み部を形成する孔の他の実施形態を示す平面図である。 図6(a)〜図6(c)は、それぞれ、本発明に係る破断誘導切込み部の他の実施形態を模式的に示す平面図である。 図7は、本発明に係る破断誘導切込み部の更に他の実施形態を模式的に示す平面図である。 図8(a)及び図8(b)は、それぞれ、本発明に係る破断誘導切込み部の更に他の実施形態を模式的に示す平面図である。 図9は、本発明のパンツ型着用物品の他の実施形態の図2相当図である。 図10は、本発明のパンツ型着用物品の更に他の実施形態の図2相当図である。 図11は、本発明のパンツ型着用物品の更に他の実施形態の図2相当図である。 図12(a)は、本発明のパンツ型着用物品の更に他の実施形態の要部(破断誘導切込み部)を模式的に示す平面図、図12(b)は、図12(a)に示す破断誘導切込み部にて外装体を破断した様子を示す模式的な平面図である。 図13(a)は、本発明のパンツ型着用物品の更に他の実施形態の要部(破断誘導切込み部)を模式的に示す平面図、図13(b)は、図13(a)に示す破断誘導切込み部にて外装体を破断した様子を示す模式的な平面図である。 図14(a)は、本発明のパンツ型着用物品の更に他の実施形態の要部(破断誘導切込み部)を模式的に示す平面図、図14(b)は、図14(a)に示す破断誘導切込み部にて外装体を破断した様子を示す模式的な平面図である。 図15(a)は、本発明のパンツ型着用物品の更に他の実施形態の要部(破断誘導切込み部)を模式的に示す平面図、図15(b)は、図15(a)に示す破断誘導切込み部にて外装体を破断した様子を示す模式的な平面図である。 図16(a)は、本発明のパンツ型着用物品の更に他の実施形態の要部(破断誘導切込み部)を模式的に示す平面図、図16(b)は、図16(a)に示す破断誘導切込み部にて外装体を破断した様子を示す模式的な平面図である。
以下本発明のパンツ型着用物品を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。本実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1は、図1〜図3に示すように、吸収性本体2と、該吸収性本体2の非肌対向面側に配されて該吸収性本体2を固定している外装体3とを備えている。図2は、おむつ1の展開且つ伸長状態を示す展開平面図であるところ、この「展開且つ伸長状態」とは、おむつ1をサイドシール部Sで切り離して展開状態とし、その展開状態のおむつ1を各部の弾性部材を伸長させて設計寸法(弾性部材の影響を一切排除した状態で平面状に広げたときの寸法と同じ)となるまで拡げた状態をいう。本明細書において、肌対向面は、おむつ1及びその構成部材(例えば吸収性本体2)における、着用状態において着用者の肌側に向けられる面(相対的に着用者の肌に近い側)であり、非肌対向面は、おむつ1及びその構成部材における、着用状態において着用者の肌側とは反対側に向けられる面(相対的に着用者の肌から遠い側)である。
おむつ1は、着用状態において着用者の腹側に配される腹側部A、背側に配される背側部C、及びそれらの間に位置して着用者股間部に配される股下部Bを有していると共に、縦方向Xとこれに直交する横方向Yとを有している。おむつ1の縦方向Xは、腹側部Aと背側部Cとの間を股下部Bを介して延びる方向である。股下部Bは、外装体3が配されていない領域である。
吸収性本体2は、図2及び図3に示すように、おむつ1の縦方向Xと同方向に長い矩形形状を有している。吸収性本体2は、その長手方向を、展開且つ伸長状態におけるおむつ1の縦方向Xに一致させて、外装体3の中央部に接着剤により接合されている。吸収性本体2は、肌対向面を形成する液透過性の表面シート21、非肌対向面を形成する液不透過性若しくは液難透過性又は撥水性の裏面シート22、及び両シート21,22間に介在配置された液保持性の吸収体23を有し、これら各部材が接着剤等の公知の接合手段により一体化されてなる。表面シート21、裏面シート22及び吸収体23としては、それぞれ、この種の吸収性物品に従来用いられている各種のものを特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート21としては各種の不織布や開孔フィルム等を用いることができ、裏面シート22としては樹脂フィルムや、樹脂フィルムと不織布等とのラミネート等を用いることができる。吸収体23としては、パルプ繊維等の繊維材料の集合体又は吸水性ポリマーの粒子を含んで構成される吸収性コアを有するものを用いることができ、該吸収性コアは、液透過性のコアラップシートで被覆されていても良い。
吸収性本体2の肌対向面における縦方向Xに沿う左右両側には、液抵抗性又は撥水性で且つ通気性のシート材から構成された側方カフス24,24が設けられている。各側方カフス24の自由端部の近傍には糸状の側方カフス弾性部材25が1本以上伸長状態で配されている。各側方カフス24は、伸長状態で配された側方カフス弾性部材25がおむつ1の着用状態において収縮することによって起立し、液の側方への流出を阻止する。
外装体3は、シート材35,36と、該シート材35,36に固定された複数本の外装体形成用弾性部材33とを含んで構成されている。本実施形態における外装体3は、図1〜図3に示すように、着用時に着用者の腹側に配される(外装体3における腹側部Aを構成する)腹側外装体31と背側に配される(外装体3における背側部Cを構成する)背側外装体32とに分割されている。即ち、本実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1は、着用者の腹側に配される腹側外装体31と、着用者の背側に配される背側外装体32と、両外装体31,32に架け渡して固定された縦長の吸収性本体2とを備え、両外装体31,32それぞれの縦方向に沿う両側縁部3s,3sどうしが接合されて一対のサイドシール部S,S、ウエスト開口部WH及び一対のレッグ開口部LH,LHが形成されている。サイドシール部Sでは、腹側外装体31と背側外装体32とが、接着剤、ヒートシール、高周波シール、超音波シール等の公知の接合手段によって接合されている。
腹側外装体31及び背側外装体32は、それぞれ、その非肌対向面(おむつ1の外面)を形成する外層シート材35と、該外層シート材35の内面側に配された内層シート材36と、両シート材35,36間に接着剤(図示せず)により固定された複数本の糸状又は帯状の弾性部材33とを含んで構成されており、図2に示す如きおむつ1の展開状態において、横方向Yに長い矩形形状をなしている。両シート材35,36間は、所定部位において接着剤(図示せず)によって接合されている。腹側外装体31及び背側外装体32においては、それぞれ図2に示すように、複数本の弾性部材33は、横方向Yに沿って略直線状に配され、横方向Yに伸長した状態で、縦方向Xに所定間隔を置いて配されている。外装体3を構成するシート材35,36としては、各種製法による不織布が好ましく用いられる。
外層シート材35は、図3に示すように、その横方向Yの長さは内層シート材36のそれと同じであるが、縦方向Xの長さは内層シート材36のそれよりも長く、そのため、外層シート材35は、両シート材35,36をそれらの縦方向Xの内方端35b,36bが一致するように積層させた場合に、内層シート材36の縦方向Xの外方端36aから本体長手方向Xの外方へ延出する、延出部35Eを有している。腹側外装体31及び背側外装体32の外層シート材35の延出部35Eは、それぞれ図2に示すように、内層シート材36側に折り返されており、その折り返しによって相対向したシート35(35E),36間に、吸収性本体2の縦方向Xの端部2aが配されている。相対向するシート35(35E),36間は、所定の部位において接着剤(図示せず)によって接合されている。
腹側部A(腹側外装体31)及び背側部C(背側外装体32)それぞれにおけるウエスト部Dには、外層シート材35と内層シート材36との間に弾性部材33が伸長状態で固定されていることによって、ウエストギャザーが形成されている。腹側部Aのウエスト部Dの弾性部材33及び背側部Cのウエスト部Dの弾性部材33は、図3に示すように、腹側部A又は背側部Cの横方向Yの全長に亘って連続的に延びており、その全体に亘って本来有する伸縮性を発現可能になされている。ウエスト部Dは、着用者の腰回りに位置する部位であり、通常、おむつ1の縦方向両端部1a,1a(ウエスト端部)それぞれから該おむつ1の縦方向Xの全長の1〜15%の長さまでの領域である。
また、腹側部A(腹側外装体31)及び背側部C(背側外装体32)それぞれにおける胴回り部Eには、外層シート材35と内層シート材36との間に弾性部材33が伸長状態で固定されていることによって、胴回りギャザーが形成されている。腹側部Aの胴回り部Eは、図2に示すようにおむつ1を、その各部の弾性部材を伸長させて平面状に拡げた展開状態とし、腹側部Aを上側、背側部Cを下側と考えた場合に、ウエスト部Dよりも下方に位置し且つ股下部Bよりも上方に位置する領域である。背側部Cの胴回り部Eは、おむつ1を図2に示すものとは上下逆にした場合に、腹側部Aにおける胴回り部Eと略同位置にある領域である。
本実施形態においては、腹側部A(腹側外装体31)の胴回り部Eの弾性部材33は、図3に示すように、吸収性本体2(吸収性コア5)と重なる部分に、該弾性部材33の伸縮性の発現が抑制された非伸縮部34を有しており、それによって部分的に伸縮性の発現が抑えられている。腹側部Aの胴回り部Eの弾性部材33においては、非伸縮部34は伸縮しないが、非伸縮部34以外の他の部分(吸収性本体2の横方向Yの外方に位置する部分)は伸縮する。従って、腹側部Aの胴回り部Eにおいては、吸収性本体2の配置領域を除く、縦方向Xに沿う左右両側部に、一対の胴回りギャザーが形成されている。このように、弾性部材33が吸収性本体2と重なる部分に非伸縮部34を有していることにより、吸収性本体2に縦皺を生じさせることなく吸収性本体2の縦方向Xの端部を着用者の身体に沿わせることが可能となり、それによって、漏れが効果的に防止されると共に、吸収性本体2に生じた皺の頂部が肌に当たることに起因する跡付き等の不都合が効果的に防止される。非伸縮部34の形成方法としては、この種の使い捨ておむつにおいて通常用いられている方法を特に制限無く用いることができ、例えば、弾性部材33を細かく分断して伸縮しないようにする方法、あるいは接着剤等を用いた接合によって弾性部材33が伸縮しないようにする方法等が挙げられる。
一方、背側部C(背側外装体32)の胴回り部Eの弾性部材33は、図3に示すように、腹側部A及び背側部Cのウエスト部Dの弾性部材33と同様に、背側部Cの本体幅方向Yの全長に亘って連続的に延びており、その全体に亘って本来有する伸縮性を発現可能になされている。
本実施形態のおむつ1の主たる特徴の1つとして、図1及び図2に示すように、外装体3における着用者の胴回りに配される部分E及びウエスト部Dに、ウエスト開口部WHからレッグ開口部LHに亘って破断誘導切込み部4が設けられている点が挙げられる。破断誘導切込み部4は、外装体3(外層シート材35、内層シート材36)を厚み方向に貫通する複数(3個以上)の孔5が縦方向Xに1つの列をなすように配されて形成されている。おむつ1においては、破断誘導切込み部4は、腹側外装体31及び背側外装体32それぞれにおける吸収性本体2の横方向Yの両外方、即ち、吸収性本体2とサイドシール部Sとの間に設けられており、全部で4つ設けられている。本実施形態においてはこのように、破断誘導切込み部は、腹側部A及び背側部Cの両方に全部で4つ設けられているが、破断誘導切込み部の配置及び数は特に制限されず、例えば、破断誘導切込み部は腹側部Aのみに設けられていてもよく、背側部Cのみに設けられていてもよい。おむつ1は、通常のおむつと同様に、サイドシール部Sにて外装体3を破断可能であり、着用状態においてサイドシール部Sを破りこの部分を切り離すことで脱がせられるようになっているが、サイドシール部Sとは別に、破断誘導切込み部4を有していることで、おむつ1の破りやすさが向上し、着用状態のおむつ1を着用者から脱がす作業が一層容易に行えるようになる。
図4に示すように、破断誘導切込み部4(図4中点線で囲んだ部分)を形成する複数の孔5は、それぞれ、平面視において鋭角(角度が90°未満の角)5αを2個以上有する形状をなし、且つ縦方向Xに隣接する任意の2個の孔5,5が、一方の鋭角5αと他方の鋭角5αとが近接するように配されることによって、破断誘導切込み部4に鋭角近接部分50が複数形成されており、その複数の鋭角近接部分50を結ぶ仮想線Lxが縦方向Xに延びる直線(非曲線)である。本実施形態においてはこのように、仮想線Lxは一直線状に延びているが、縦方向Xに延びていれば一直線状に延びている必要はなく、例えば千鳥状に配列されて縦方向Xに延びていてもよい。仮想線Lxは、破断誘導切込み部4にて外装体3を破断する際の破断線となり得る。おむつ1(外装体3)を破断誘導切込み部4にて破る際には、おむつ1の縦方向端部1a(ウエスト端部)における、仮想線Lxを中心としてその横方向Yの両側に位置する部分(図4中符号G1,G2で示す部分)を手指で摘んで横方向Yに引っ張れば良く、斯かる操作によって、破断誘導切込み部4を形成する複数の孔5は、縦方向端部1aに近い側から順次、仮想線Lxを境界として左右に分裂するように裂け、結果として、おむつ1(外装体3)を仮想線Lxに沿って容易に破くことができる。
本実施形態においては、孔5は、平面視で方向性のある形状、具体的には菱形形状をなし、鋭角5αを2個有している。平面視菱形状の複数の孔5は、それぞれ、2個の鋭角5α,5αを結ぶ対角線(長軸)を縦方向Xに一致させて、ウエスト開口部WHからレッグ開口部LHとの間の全長に亘って直線状に配されており、該対角線は、鋭角どうしの近接部分50を結ぶ仮想線Lxと一致している。鋭角近接部分50において、一方の鋭角5αと他方の鋭角5αとは相対向している。ここで、「一方の鋭角と他方の鋭角とが相対向している」とは、互いに近接する2個の鋭角それぞれの2等分線(図4では仮想線Lxと一致)が同一直線上にあることを意味する。
互いに近接する一方の孔5の鋭角5αと他方の孔5の鋭角5αとの離間距離T(図4参照)は、破断誘導切込み部4の使用時(おむつ破断時)にはそこで容易におむつ1を破断することができ、且つ不使用時(おむつ着用時)における破断誘導切込み部4での意図しない破断を防止する観点から、好ましくは1mm以上、更に好ましくは2mm以上、そして、好ましくは6mm以下、更に好ましくは4mm以下、より具体的には、好ましくは1mm以上6mm以下、更に好ましくは2mm以上4mm以下である。ここで「近接する」とは、一方の孔5の鋭角5αと他方の孔5の鋭角5αとの離間距離Tが、6mm以下であることをいう。
破断誘導切込み部4の採用は、おむつ1(外装体3)破断性の向上に加えて、破断可能部分の視認性の向上の点でも有利である。即ち、破断誘導切込み部4を形成する孔5は、通常のミシン目状の破断誘導部を形成する孔(平面視において矩形形状、正方形形状、円形状等)とは異なる平面視形状(鋭角を2個以上有する形状)を有し、視認性に優れていておむつ1を外部から見たときに目立つため、必要時にこれをすぐに見つけることができ、着用状態のおむつ1を着用者から脱がす作業が容易になる。
破断誘導切込み部4による前述した作用効果をより確実に奏させるようにする観点から、孔5の寸法は次のように設定することが好ましい。
孔5の縦方向長さ(長軸の長さ)L1は、好ましくは2mm以上、更に好ましくは5mm以上、そして、好ましくは11mm以下、更に好ましくは7mm以下、より具体的には、好ましくは2mm以上11mm以下、更に好ましくは5mm以上7mm以下である。
孔5の横方向長さ(短軸の長さ)L2は、好ましくは1mm以上、更に好ましくは2mm以上、そして、好ましくは11mm以下、更に好ましくは7mm以下、より具体的には、好ましくは1mm以上11mm以下、更に好ましくは2mm以上7mm以下である。
孔5の鋭角5αは、好ましくは1°以上、より好ましくは5°以上、更に好ましくは10°以上、そして、好ましくは89°以下、より好ましくは60°以下、更に好ましくは40°以下、より具体的には、好ましくは1°以上89°以下、更に好ましくは10°以上40°以下である。
以下、本発明の他の実施形態について図5〜図16を参照して説明する。後述する他の実施形態については、前記実施形態と異なる構成部分を主として説明し、同様の構成部分は同一の符号を付して説明を省略する。特に説明しない構成部分は、前記実施形態の説明が適宜適用される。
本発明に係る破断誘導切込み部を形成する孔は、前記実施形態における平面視菱形形状の孔5の如き、平面視において輪郭線が直線のみを含むものに制限されず、図5に示すように、輪郭線が曲線を含むものであっても良い。図5に示す孔5’は、その四辺全てが内側に膨出した曲線である点以外は、平面視菱形形状の孔5と同じであり、平面視で方向性のある形状である略菱形形状をなしている。このような、輪郭線が曲線を含む孔の前記鋭角の測定は、当該鋭角の頂点と、該頂点をなす2本の輪郭線上それぞれにおける該鋭角から1mm離間した位置の2点とをそれぞれ結ぶ2本の直線どうしがなす角を測定すればよい。
図6(a)〜図6(c)に示す破断誘導切込み部4Aにおいては、孔5Aは平面視において、星形多角形の一種である六角星(六芒星、星型六角形)形状をなし、平面視で方向性のない形状をなしている。図6(a)及び図6(b)に示す形態においては、外装体3を構成する弾性部材33は、孔5A及び鋭角5αどうしの近接部分50(互いに近接する鋭角α,αの間)を横方向Yに横断していない。外装体3を破断誘導切込み部4Aで破断する際に、弾性部材33が図6(c)に示すように、孔5A又は鋭角近接部分50を横方向Yに横断していると、破断性が低下するおそれがある。そこで、外装体3は、図6(a)及び図6(b)に示すように、孔5A及び鋭角近接部分50を横断する弾性部材を含まないことが好ましい。図6(a)に示す形態における弾性部材33は、孔5Aの縁に達しているのに対し、図6(b)に示す形態における弾性部材33は、孔5Aの縁に達しておらず、該弾性部材33の長さ方向の端部は孔5Aから横方向Yに所定距離離間した位置にある。
図7に示す破断誘導切込み部4Bにおいては、孔5Bは平面視において、星形多角形の一種である五角星(五芒星、星型五角形)形状をなし、平面視で方向性のある形状をなしている。鋭角近接部分50において、一方の孔5Bの鋭角5αと他方の孔5Bの鋭角5αとは相対向しておらず、両鋭角それぞれの2等分線は同一直線上にはない。破断誘導切込み部4Bにおいては、複数の鋭角近接部分50を結ぶ仮想線は、前記実施形態における仮想線Lx(図4参照)の如き、縦方向Xと平行な直線ではなく、縦方向Xに延びる波線である。
また、破断誘導切込み部4Bにおいて、複数の孔5Bは縦方向Xに千鳥状に配されている。ここで千鳥状とは、複数の孔5Bが縦方向Xに等間隔に配置されてなる列が、縦方向Xと直交する横方向Yに複数列(図7では2列)配置され、且つ横方向Yにおいて、隣り合う2列どうしで互いに孔5Bがずれている配置をいう。更に詳述すれば、複数の孔5Bが縦方向Xに等間隔に配置されてなる複数の列を、それぞれ、横方向Yに投影したときに、特定の列の各孔5Bの投影像の間に、該特定の列と隣り合う別の列の孔5Bの投影像が配置される場合、複数の孔5Bは千鳥状に配置されていると言える。尚、本発明でいう「千鳥状に配置」には、複数の孔が前記の説明通りに完璧に配置されている形態のみならず、製造上不可避的なずれなど、意図しないわずかな配置のずれが生じている形態も含まれる。
図8(a)に示す破断誘導切込み部4Cは、鋭角近接部分50において一方の孔5Bの鋭角5αと他方の孔5Bの鋭角5αとが相対向している点以外は、図7に示す破断誘導切込み部4Bと同じである。また、図8(b)に示す破断誘導切込み部4Dは、これを形成する孔5Cの平面視形状が三日月形状(平面視で方向性のある形状)をなしている点以外は、図8(a)に示す破断誘導切込み部4Cと同じであり、破断誘導切込み部4Dにおいても、鋭角近接部分50において一方の孔5Cの鋭角5αと他方の孔5Cの鋭角5αとが相対向している。
図9に示すおむつ1Aにおいては、外装体3は、吸収性本体2の縦方向両端部2a,2aそれぞれの周縁から延出する延出部37を有し、破断誘導切込み部4Eは、この延出部37における、吸収性本体2の縦方向Xに沿う両側縁の延長線2L,2Lに挟まれた部分38から、両延長線2L,2Lを跨いで一対のレッグ開口部LH,LH(図1参照)に向かうように横方向Yに一対設けられている。延出部37は、外層シート材35の延出部35E及び内層シート材36における該延出部35Eに対応する部分(図9に示す如き平面視において延出部35Eと重なる部分)を含んで構成され、他の図では図示していないが、本明細書に記載の他の実施形態のおむつも有している。斯かる構成のおむつ1Aにおいては、その縦方向端部1a(ウエスト端部)における一対の破断誘導切込み部4E,4Eで挟まれた部分が、おむつ1A(外装体3)を破断する際の摘み部として機能する。即ち、おむつ1Aの着用状態において、腹側部A又は背側部Cの斯かる摘み部を手指で摘んで下方(股下部B側)に引っ張ることにより、腹側部A又は背側部Cの外装体3を一対の破断誘導切込み部4E,4Eにて同時に破断することができる。
図10に示すおむつ1Bにおいては、破断誘導切込み部4Aを形成する孔5Aの列の横方向Yの両外方に、外装体3に接着剤を線状に塗布してなる接着剤塗布部6が、縦方向Xに延びるように設けられている。接着剤塗布部6は、外装体3を構成するシート材35,36間にホットメルト接着剤を塗布することにより設けられており、接着剤塗布部6においては両シート材35,36が接着剤を介して接合している。破断誘導切込み部4Aにおいては、複数の鋭角近接部分50を結ぶ仮想線Lxは縦方向Xに延びる直線であり、これに沿う接着剤塗布部6も、平面視において縦方向Xに延びる直線状をなしている。このように、複数枚のシート材35,36が積層されてなる外装体3において、該外装体3に形成された孔5Aに対してその横方向Yの両隣に位置するシート材35,36どうしが接着剤塗布部6にて互いに接合されていると、破断誘導切込み部4Aにて外装体3を破断する際に、シート材35,36がずれ難く破断しやすいという効果が奏され、また、おむつ1Bの使用中に破断誘導切込み部4Aにて意図せずに破断してしまう不都合を回避することもできる。更に、破断誘導切込み部4Aにて外装体3を破断した後の、その破断部からの弾性部材33の飛び出しを防止することもできる。斯かる効果をより確実に奏させるようにする観点から、線状接着部6の横方向Yの長さ(幅)W1は、好ましくは0.1mm以上、更に好ましくは0.5mm以上、そして、好ましくは10mm以下、更に好ましくは2mm以下、より具体的には、好ましくは0.1mm以上10mm以下、更に好ましくは0.5mm以上2mm以下である。
図11に示すおむつ1Cにおいては、外装体3における破断誘導切込み部4Aを形成する複数の孔5Aそれぞれの周囲に、ホットメルト接着剤等の接着剤が塗布されて接着剤塗布部7が形成されている。接着剤塗布部7は、外装体3を構成するシート材35,36間にホットメルト接着剤を塗布することにより設けられており、接着剤塗布部7においては両シート材35,36が接着剤を介して接合している。このように、孔5Aの周囲を接着剤で固定することにより、該周囲の硬度が接着剤の塗布前に比して向上するため、破断誘導切込み部4Aにて外装体3を破断しやすく、また、おむつ1Cの使用中に破断誘導切込み部4Aにて意図せずに破断してしまう不都合を回避することもできる。斯かる効果をより確実に奏させるようにする観点から、線状接着部7の横方向Yの長さ(幅)W2は、孔5Aの横方向長さL2よりも長く、好ましくは1.2mm以上、更に好ましくは2.2mm以上、そして、好ましくは40mm以下、更に好ましくは20mm以下、より具体的には、好ましくは1.2mm以上40mm以下、更に好ましくは2.2mm以上20mm以下である。
図12に示すおむつ1Dにおいては、外装体3における着用者の胴回りに配される部分E及びウエスト部Dに、横方向Yに並列する一対の破断誘導切込み部4A,4Aに挟まれた切り取り領域8が設けられている。一対の破断誘導切込み部4A,4Aは、それぞれ、図12(a)に示すように、ウエスト開口部WHとレッグ開口部LHとの間の全長に亘って設けられている。斯かる構成のおむつ1Dにおいては、切り取り領域8のウエスト開口部WH側の縦方向端部が、おむつ1A(外装体3)を破断する際の摘み部として機能する。即ち、おむつ1Dの着用状態において、腹側部A又は背側部Cの斯かる摘み部を手指で摘んで下方(股下部B側)に引っ張ることにより、図12(b)に示すように、腹側部A又は背側部Cの外装体3を一対の破断誘導切込み部4A,4Aにて同時に破断し、切り取り領域8を外装体3から切り離すことができる。切り取り領域8の切り離しを容易にする観点から、切り取り領域8の横方向Yの長さ(幅)W3は、好ましくは11mm以上、そして、好ましくは90mm以下、更に好ましくは30mm以下、より具体的には、好ましくは11mm以上90mm以下、更に好ましくは11mm以上30mm以下である。
図13に示すおむつ1Eは、破断誘導切込み部4Aの長さが異なる以外は図12に示すおむつ1Dと同じである。おむつ1Eにおいては、切り取り領域8を挟んで横方向Yの両側に配されている一対の破断誘導切込み部4A,4Aうちの一方(図13(a)において右側の破断誘導切込み部4A)は、ウエスト開口部WHとレッグ開口部LHとの間の全長に亘って設けられているのに対し、他方は、ウエスト開口部WHには達しているものの、レッグ開口部LHには達しておらず、該他方の破断誘導切込み部4Aのレッグ開口部LH側への延長線上は、孔5Aが形成されていない非開孔部80となっている。そのため、おむつ1Eの着用状態において、腹側部A又は背側部Cにおける、切り取り領域8のウエスト開口部WH側の縦方向端部を摘み部として、これを手指で摘んで下方(股下部B側)に引っ張ると、切り取り領域8は、図13(b)に示すように、一方の破断誘導切込み部4Aでは外装体3から完全に切り離されるが、他方の破断誘導切込み部4Aでは外装体3から切り離されずに非開孔部80にてこれと繋がったままとなり、切り取り領域8は外装体3から切り離されない。おむつ1Dのように、切り取り領域8が外装体3から完全に切り離されてしまうと、その切り離された切り取り領域8はゴミとして廃棄されることになるが、おむつ1Eは、このように、切り取り領域8を切り離さずに外装体3を破断することができ、外装体3の破断に伴うゴミを出さないという利点を有する。
図14に示すおむつ1Fにおいては、切り取り領域8にサイドシール部Sが存している点以外は図12に示すおむつ1Dと同じである。斯かる構成により、従来のようなサイドシール部Sでの外装体3の破断に比して一層容易にサイドシール部Sの近傍にて外装体3を破断することが可能となる。
図15に示すおむつ1G及び図16に示すおむつ1Hにおいては、それぞれ、切り取り領域8の縦方向端部又はその近傍に、該領域8を手指で引っ張る際に摘み部として機能する部材が設けられている。おむつ1Gにおいては、図15(a)に示すように、その縦方向端部1a(ウエスト端部)における、切り取り領域8のウエスト開口部WH側の縦方向端部に相当する部分が、周辺部よりも縦方向Xの外方に突出して突出部81を形成しており、この突出部81が、図15(b)に示すように前記摘み部として機能する。突出部81は、このように外装体3(外層シート材35及び/又は内層シート材36)の一部から構成されていなくても良く、外装体3とは別部材から構成されていても良い。また、図示していないが、突出部81は、切り取り領域8のウエスト開口部WH側の縦方向端部又はその近傍が周辺部よりも厚み方向外方(外装体3の非肌対向面側)に突出して形成された、突起であっても良く、あるいは、切り取り領域8のウエスト開口部WH側の縦方向端部又はその近傍の外面(外層シート材35の非肌対向面)に取り付けられた、外装体3とは別部材の突起であっても良い。
図16に示すおむつ1Hにおいては、切り取り領域8のウエスト開口部WH側の縦方向端部の外面(外層シート材35の非肌対向面)に廃棄テープ82が取り付けられており、この廃棄テープ82が前記摘み部として機能する。廃棄テープ82は、従来生理用ナプキン等の吸収性物品の個装体において吸収性物品を包む包装材の封止テープとして使用されているものと同様に構成されており、不使用時には、図16(a)に示すように、廃棄テープ82の長手方向に折り畳まれ、該廃棄テープ82が有する止着剤(感圧式粘着剤等)によってその折り畳まれた状態を維持したまま、おむつ1Hの外装体3に固定されており、使用時には、図16(b)に示すように、該廃棄テープ82の先端部を手指で摘んで引っ張ることで展開状態となり、前記摘み部として機能する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に制限されず、適宜変更可能である。例えば、前記実施形態においては、外装体3が腹側外装体31と背側外装体32とに分割されており、吸収性本体2が両シート部材31,32に架け渡して固定されていたが、本発明のパンツ型着用物品は、斯かる構成に限定されず、例えば、外装体が、腹側部と背側部とで分割されずに、腹側部、股下部及び背側部に亘る砂時計状等の外装体であっても良い。また前記実施形態においては、腹側部A(腹側外装体31)の胴回り部Eの弾性部材33は、吸収性本体2と重なる部分に、該弾性部材33の伸縮性の発現が抑制された非伸縮部34を有していたが、背側部B(背側外装体32)の胴回り部Eの弾性部材33と同様に、非伸縮部34を有さずに、腹側部Aの横方向Yの全長に亘って連続的に延び、その全体に亘って本来有する伸縮性を発現可能になされていても良い。また前記実施形態は、本発明をパンツ型使い捨ておむつに適用した例であるが、本発明はこれ以外の着用物品、例えばショーツ型生理用ナプキン等にも同様に適用できる。前述した一の実施形態のみが有する部分は、すべて適宜相互に利用できる。前述した本発明の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
<1>
着用者の腹側に配される腹側部及び背側に配される背側部とそれらの間に位置する股下部とを有すると共に、該腹側部から該股下部を介して該背側部に延びる縦方向とこれに直交する横方向とを有し、且つ
吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配されて該吸収性本体を固定している外装体とを備え、該外装体における前記腹側部を構成する腹側外装体及び前記背側部を構成する背側外装体それぞれの縦方向に沿う両側縁部どうしが接合されて、一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型着用物品であって、
前記外装体における着用者の胴回りに配される部分に、前記ウエスト開口部から前記レッグ開口部に亘って破断誘導切込み部が設けられており、該破断誘導切込み部は、該外装体を厚み方向に貫通する複数の孔が縦方向に1つの列をなすように配されて形成されており、
複数の前記孔は、それぞれ、平面視において鋭角を2個以上有する形状をなし、且つ縦方向に隣接する任意の2個の前記孔が、一方の鋭角と他方の鋭角とが近接するように配されることによって、前記破断誘導切込み部に鋭角どうしの近接部分が複数形成されており、その複数の鋭角どうしの近接部分を結ぶ仮想線が縦方向に延びているパンツ型着用物品。
<2>
前記鋭角どうしの近接部分において、一方の鋭角と他方の鋭角とが相対向している前記<1>記載のパンツ型着用物品。
<3>
前記孔の縦方向長さ(長軸の長さ)L1は、好ましくは2mm以上、更に好ましくは5mm以上、そして、好ましくは11mm以下、更に好ましくは7mm以下である前記<1>又は<2>記載のパンツ型着用物品。
<4>
前記孔の横方向長さ(短軸の長さ)L2は、好ましくは1mm以上、更に好ましくは2mm以上、そして、好ましくは11mm以下、更に好ましくは7mm以下である前記<1>〜<3>の何れか一項に記載のパンツ型着用物品。
<5>
前記孔の鋭角は、好ましくは1°以上、より好ましくは5°以上、更に好ましくは10°以上、そして、好ましくは89°以下、より好ましくは60°以下、更に好ましくは40°以下である前記<1>〜<4>の何れか一項に記載のパンツ型着用物品。
<6>
前記複数の孔が、菱形形状をなしている、又は星形多角形の一種である六角星(六芒星、星型六角形)形状をなしている前記<1>〜<5>の何れか一項に記載のパンツ型着用物品。
<7>
前記外装体は、前記孔及び前記鋭角どうしの近接部分を横断する弾性部材を含まない前記<1>〜<6>の何れか一項に記載のパンツ型着用物品。
<8>
前記仮想線は縦方向に一直線状に延びている前記<1>〜<7>の何れか一項に記載のパンツ型着用物品。
<9>
複数の前記孔は縦方向に千鳥状に配されている前記<1>〜<8>の何れか一項に記載のパンツ型着用物品。
<10>
前記腹側外装体は、前記吸収性本体の縦方向端部の周縁から延出する延出部を有し、前記破断誘導切込み部は、該延出部における、該吸収性本体の縦方向に沿う両側縁の延長線に挟まれた部分から、両延長線を跨いで一対の前記レッグ開口部に向かうように横方向に一対設けられている前記<1>〜<9>の何れか一項に記載のパンツ型着用物品。
<11>
前記破断誘導切込み部を形成する前記孔の列の横方向の両外方に、前記外装体に接着剤を線状に塗布してなる接着剤塗布部が、縦方向に延びるように設けられている前記<1>〜<10>の何れか一項に記載のパンツ型着用物品。
<12>
前記線状に塗布してなる接着剤塗布部の横方向の長さ(幅)W1は、好ましくは0.1mm以上、更に好ましくは0.5mm以上、そして、好ましくは10mm以下、更に好ましくは2mm以下である前記<11>記載のパンツ型着用物品。
<13>
前記外装体における複数の前記孔の周囲に接着剤が塗布されている前記<1>〜<10>の何れか一項に記載のパンツ型着用物品。
<14>
前記接着部の塗布部の横方向の長さ(幅)W2は、前記孔の横方向長さL2よりも長く、好ましくは1.2mm以上、更に好ましくは2.2mm以上、そして、好ましくは40mm以下、更に好ましくは20mm以下である前記<13>記載のパンツ型着用物品。
<15>
前記外装体における着用者の胴回りに配される部分に、横方向に並列する一対の前記破断誘導切込み部に挟まれた切り取り領域が設けられており、該切り取り領域の縦方向端部を手指で摘んで引っ張ることにより、該切り取り領域を該外装体から切り離し可能になされている前記<1>〜<14>の何れか一項に記載のパンツ型着用物品。
<16>
前記切り取り領域の横方向の長さ(幅)W3は、好ましくは11mm以上、そして、好ましくは90mm以下、更に好ましくは30mm以下である前記<15>記載のパンツ型着用物品。
<17>
一対の前記破断誘導切込み部のうちの一方は、前記ウエスト開口部と前記レッグ開口部との間の全長に亘って設けられているが、他方は、該ウエスト開口部及び該レッグ開口部の何れか一方に達していない前記<15>又は<16>記載のパンツ型着用物品。
<18>
前記切り取り領域に前記サイドシール部が存している前記<15>〜<17>の何れか一項に記載のパンツ型着用物品。
<19>
前記切り取り領域の縦方向端部又はその近傍に、該領域を手指で引っ張る際に摘み部として機能する部材が設けられている前記<15>〜<18>の何れか一項に記載のパンツ型着用物品。
<20>
前記切り取り領域の前記ウエスト開口部側の縦方向端部に相当する部分が、周辺部よりも縦方向の外方に突出して突出部を形成しており、該突出部が前記摘み部として機能し、該突出部は、前記外装体(外層シート材及び/又は内層シート材)の一部から構成されている前記<19>記載のパンツ型着用物品。
<21>
前記切り取り領域の前記ウエスト開口部側の縦方向端部に相当する部分が、周辺部よりも縦方向の外方に突出して突出部を形成しており、該突出部が前記摘み部として機能し、該突出部は、前記外装体(外層シート材及び/又は内層シート材)とは別部材から構成されている前記<19>記載のパンツ型着用物品。
<22>
前記切り取り領域の前記ウエスト開口部側の縦方向端部の外面(外層シート材の非肌対向面)に廃棄テープが取り付けられており、該廃棄テープが前記摘み部として機能する前記<19>記載のパンツ型着用物品。
<23>
前記破断誘導切込み部は、前記腹側外装体及び前記背側外装体それぞれにおける前記吸収性本体の横方向の両外方(前記吸収性本体と前記サイドシール部との間)に設けられており、全部で4つ設けられている前記<1>〜<22>の何れか一項に記載のパンツ型着用物品。
<24>
前記孔は、平面視においてその輪郭線が曲線を含み、より具体的には、平面視において四辺を有する形状をなし且つその四辺全てが内側に膨出した曲線である前記<1>〜<23>の何れか一項に記載のパンツ型着用物品。
1,1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G,1H パンツ型使い捨ておむつ(パンツ型着用物品)
2 吸収性本体
21 表面シート
22 裏面シート
23 吸収体
3 外装体
31 腹側外装体
32 背側外装体
33 外包体形成用弾性部材
35 外層シート材
36 内層シート材
4,4A,4B,4C,4D,4D 破断誘導切込み部
5,5’,5A,5B,5C 孔
5α 孔の鋭角
6,7 接着剤塗布部
8 切り取り領域
81 突出部(摘み部)
82 廃棄テープ(摘み部)
A 腹側部
B 股下部
C 背側部
D ウエスト部
E 胴周り部
X 縦方向
Y 横方向

Claims (11)

  1. 着用者の腹側に配される腹側部及び背側に配される背側部とそれらの間に位置する股下部とを有すると共に、該腹側部から該股下部を介して該背側部に延びる縦方向とこれに直交する横方向とを有し、且つ
    吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配されて該吸収性本体を固定している外装体とを備え、該外装体における前記腹側部を構成する腹側外装体及び前記背側部を構成する背側外装体それぞれの縦方向に沿う両側縁部どうしが接合されて、一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型着用物品であって、
    前記外装体における着用者の胴回りに配される部分に、前記ウエスト開口部から前記レッグ開口部に亘って破断誘導切込み部が設けられており、該破断誘導切込み部は、該外装体を厚み方向に貫通する複数の孔が縦方向に1つの列をなすように配されて形成されており、
    複数の前記孔は、それぞれ、平面視において鋭角を2個以上有する形状をなし、且つ縦方向に隣接する任意の2個の前記孔が、一方の鋭角と他方の鋭角とが近接するように配されることによって、前記破断誘導切込み部に鋭角どうしの近接部分が複数形成されており、その複数の鋭角どうしの近接部分を結ぶ仮想線が縦方向に延びているパンツ型着用物品。
  2. 前記鋭角どうしの近接部分において、一方の鋭角と他方の鋭角とが相対向している請求項1記載のパンツ型着用物品。
  3. 前記外装体は、前記孔及び前記鋭角どうしの近接部分を横断する弾性部材を含まない請求項1又は2記載のパンツ型着用物品。
  4. 複数の前記孔は縦方向に千鳥状に配されている請求項1〜3の何れか一項に記載のパンツ型着用物品。
  5. 前記腹側外装体は、前記吸収性本体の縦方向端部の周縁から延出する延出部を有し、前記破断誘導切込み部は、該延出部における、該吸収性本体の縦方向に沿う両側縁の延長線に挟まれた部分から、両延長線を跨いで一対の前記レッグ開口部に向かうように横方向に一対設けられている請求項1〜4の何れか一項に記載のパンツ型着用物品。
  6. 前記破断誘導切込み部を形成する前記孔の列の横方向の両外方に、前記外装体に接着剤を線状に塗布してなる接着剤塗布部が、縦方向に延びるように設けられている請求項1〜5の何れか一項に記載のパンツ型着用物品。
  7. 前記外装体における複数の前記孔の周囲に接着剤が塗布されている請求項1〜5の何れか一項に記載のパンツ型着用物品。
  8. 前記外装体における着用者の胴回りに配される部分に、横方向に並列する一対の前記破断誘導切込み部に挟まれた切り取り領域が設けられており、該切り取り領域の縦方向端部を手指で摘んで引っ張ることにより、該切り取り領域を該外装体から切り離し可能になされている請求項1〜7の何れか一項に記載のパンツ型着用物品。
  9. 一対の前記破断誘導切込み部のうちの一方は、前記ウエスト開口部と前記レッグ開口部との間の全長に亘って設けられているが、他方は、該ウエスト開口部及び該レッグ開口部の何れか一方に達していない請求項8記載のパンツ型着用物品。
  10. 前記切り取り領域に前記サイドシール部が存している請求項8又は9記載のパンツ型着用物品。
  11. 前記切り取り領域の縦方向端部又はその近傍に、該領域を手指で引っ張る際に摘み部として機能する部材が設けられている請求項8〜10の何れか一項に記載のパンツ型着用物品。
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