JP2015090052A - マンホールおよびマンホールの吊り下げ方法 - Google Patents

マンホールおよびマンホールの吊り下げ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ブロックを狭い立坑内に吊り下げを簡単に行うことが出来、次作業としての上下ブロックの連結を容易に行うことが出来て作業時間を短縮させ、連結金具を小型化する。
【解決手段】連結金具は、下側金具、上側金具およびこれらの金具に装着され、これらの金具を接離自在に連結させる連結部材からから構成され、下側金具が下側ブロックに固定され、上側金具が上側ブロックに固定され、連結部材によって上側金具および下側金具を連結させて組立マンホールを形成するものであって、上側ブロックと下側ブロックとの連結なされていない時に、連結部材を、下側ブロックに装着し、マンホール用吊り装置に掛止し、下側金具を介して下側ブロックを吊り下げる時の下側ブロックの保持部材として機能させる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、マンホールおよびマンホールを構成するマンホール下側ブロックの吊り下げ方法に関する。
都市化の影響からマンホール施工現場が狭くなる傾向にある。これに伴って、組立マンホールが狭隘な立坑に施工されることが増えて来ている。
組立マンホールの継手には、主に1)接着タイプ、2)プレートをブロックに緊結する緊結タイプ、3)ボルトによるボルト止めタイプがあるが、この内、マンホール外面での作業を伴うプレート緊結タイプのものにあっては、狭隘な立坑でのプレート設置の困難さからマンホールの内側に取り付けることが考えられるが、この方式によると製造時に断面へのプレート埋め込みを行わなければなれず、工数が増え、コストアップ、製品種類を増加させなければならないという問題が生じる。
特許文献1には、この問題を解決すべく、取付けのための挿入部を設けた受部材と差込部を設けた差込板からなる連結金具を設けることが提案されている。
特許文献2には、作業員の手が届く高さの位置にアンカーを取り付けたことによるマンホールの吊り下げ装置、方法が記載されている。
特許第4674724号特許公報 特開2012−82645号公報
特許文献1に提案される構造のものによれば確かに組立マンホールの狭隘な立坑での作業に当たって立坑外面での作業を行うことを要しないようになるのでプレート緊結タイプの継手として採用することが可能となり、工数の増加、コストアップ、製品種類の増加を抑えることが出来る。しかしながら、上述したように、受部材の挿入部に差込部を差し込む構造であるために差し込み材料をその弾性値を越えて差し込み変形させることになって、挿入された差込部を元に戻すことは容易ではなく、操作性、作業性に問題が生ずる恐れがある。また、この特許文献に記載された連結金具による上下ブロックの組積みが立坑内で、連結が1人の作業者によってなし得ることが記載されている。
特許文献2に記載された装置によれば、アンカーがマンホールに取り付けられる構成であって、マンホールを吊り上げ、吊り下げることを記載していても、組立マンホールの継手としての連結金具が用いられていない。
従来の吊り具は、アイボルト等をブロック側面に締め込んで装着する形態であったためにブロックを立坑内の配置固定、連結する時に吊り具を取り外すこと困難であるばかりでなく多大な作業時間を要し、吊り具を取り外した後の次作業としての連結金具を取り付ける作業が必要とされ、これにも多大な作業時間を要していた。引用文献1,2にはこれらの問題に対処することが記載されていない。
本発明は、かかる点に鑑み吊り具によるブロック吊りのためにアイボルト等をブロック側面に締め込んでの装着作業を必要とせず、ブロックを狭い立坑内に吊り下げを簡単に行うことが出来、次作業としての上下ブロックの連結を容易に行うことが出来て作業時間を短縮させ、連結金具を小型化することを目的とする。
本発明のマンホールは、ブロックを組積みして形成され、組積みされたブロックが連結金具で連結されるマンホールにおいて、
連結金具は、下側金具、上側金具およびこれらの金具に装着され、これらの金具を接離自在に連結させる連結部材からから構成され、下側金具が下側ブロックに固定され、上側金具が上側ブロックに固定され、連結部材によって上側金具および下側金具を連結させて組立マンホールを形成するものであって、
上側ブロックと下側ブロックとの連結なされていない時に、連結部材が下側金具に装着され、マンホール用吊り装置に掛止され、下側金具を介して下側ブロックを下げる時の下側ブロックの保持部材として機能すること
を特徴としている。
本発明のマンホールは、また、下側金具は、連結片が第一プレートからブロックの半径方向に起立した一対形状からなり、空間部が一対の連結片の間に形成されて、該空間部内を第二プレートが移動可能とされ、
開口部が一対の連結片のそれぞれに、上方および半径方向に向けて傾斜して形成されたハート状形状をなして形成され、該ハート状形状が、移動部を形成する一方のハート片、連結部材固定部を形成する他方のハート片および移動部および連結部材固定部を連設する基部とから形成され、
下側ブロックの保持部材としての機能を持つ連結部材がハート形状の開口部に装着され、移動部および連結部材固定部を移動させられること
を特徴としている。
本発明のマンホールは、また、吊り下げられた上側ブロックの下方への移動に伴って第二プレートが空間部内を下方に移動されると、引っ掛け片が連結部材に当接して該連結部材を、移動部を移動させて引っ掛け片先端以上退避させ、反転させ、自重で逆方向に移動させて引っ掛け片に載置させ、
連結部材が移動部を移動された時に下側金具と上側金具の連結がなされ、連結部材固定部への移動がなされた時に連結状態から連結固定状態とされた組み立てマンホールが形成され、
上側ブロックと下側ブロックとの連結がなされていない時に、連結部材がハート状形状の開口部に装着され、マンホール用吊り装置に掛止され、下側金具を介して下側ブロックが吊り下げられる時の下側ブロックの保持部材としての機能を持つこと
を特徴としている。
本発明のマンホールの吊り下げ方法は、ブロックを組積みして形成され、組積みされたブロックが連結金具で連結されるマンホールの吊り下げ方法において、
連結金具は、下側金具、上側金具およびこれらの金具に装着され、これらの金具を接離自在に連結させる連結部材からから構成され、下側金具が下側ブロックに固定され、上側金具が上側ブロックに固定され、連結部材によって上側金具および下側金具を連結させて組立マンホールを形成するものであって、
上側ブロックと下側ブロックとの連結なされていない時に、連結部材を、下側ブロックに装着し、マンホール用吊り装置に掛止し、下側金具を介して下側ブロックを吊り下げる時の下側ブロックの保持部材として機能させること
を特徴としている。
本発明のマンホールの吊り下げ方法は、また、連結部材をマンホール用吊り装置に掛止することで、ハート形状の開口部を形成する連結部材固定部に固定すること
を特徴とするマンホールの吊り下げ方法。
本発明のマンホールの吊り下げ方法は、また、上側ブロックと下側ブロックとの連結がなされていない時に、下側金具は、下側ブロックに固定されたままの状態にあることを特徴としている。
本発明は、上側ブロックと下側ブロックとの連結なされていない時に、連結部材を、下側金具に装着し、マンホール用吊り装置に掛止し、下側金具を介して下側ブロックを下げる時の下側ブロックの保持部材として機能させることが出来る。
このように連結部材を連結用保持用として一体兼用して用いることで、連結金具を小型し、狭い立坑の中で下側ブロックを吊り下げ、固定し、上側ブロック2を、連結機能によって人出を要することなく連結することが出来、これらに要する作業時間を短縮することが出来る。
本発明の実施例であるマンホールの概略図。 本発明の実施例の形態を示す図。 本発明の実施例に使用される連結金具の一部製品の形態を示す斜視図。 本発明の実施例に使用される連結金具の一部製品の形態を示す斜視図。 本発明の実施例に使用される連結金具の一部製品の形態を示す斜視図。 本発明の実施例の操作工程を示す図。 本発明の実施例の操作工程を示す図。 本発明の実施例の操作工程を示す図。 連結部材に装着する連結部材補強部材の形態を示す外形図。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施例であるマンホールの概略を示す図である。
図1において、本発明の実施例であるマンホール100は、いくつかのブロック、本例では上側ブロック1,2および下側ブロック3からなり、上側ブロック1と上側部ブロック2、上側ブロック2と下側ブロック3とが組積みされ、図6に示されるように互いに噛み合い可能に構成される。本例では、上側ブロックの中で、上側ブロック2を選択して、下側ブロック3との組み合わせについて説明するが、他のブロック間の連結にも採用可能である。通常上側ブロック1は、斜壁ブロックとして、上側ブロック1,2は直壁ブロックとして構成される。下側ブロック3には、底版ブロック4が接続される。
上側ブロック1と上側ブロック2との間、上側ブロック2と下側ブロック3との間には連結金具10が取り付けられる。下側ブロック3と底版ブロック4との間にも連結金具10が設けられてもよい。上側ブロック、下側ブロックは、組積みされる時の2つのブロック対応状態で使用される。
このように構成されたマンホール100は、立坑6内に配置される。この立坑6が狭隘なものとなって来ている。
本実施例で、図1において、上下方向をマンホール100の長手方向、横方向を半径方向と呼ぶ。
図2は、マンホール100、および連結金具10を用いた、マンホール100の上下ブロックの連結方法を示す。下側金具11および上側金具12が上下方向、すなわちマンホールの長手方向に配置され、それぞれ下側ブロック3、上側ブロック2に固定され、上側ブロック2の移動操作によって組積みされる。図2の構成を説明する前に、図2に使用される連結金具10について説明する。
図3から図5は、連結金具10の構成要素である部品を示す。図2(a)は、連結金具10の正面を示し、図2(b)は、連結金具10の側面を示す。
本実施例のマンホールの吊り下げ装置60は、上側ブロック12と下側ブロック11を連結する連結金具10を用いて下側ブロック11の吊り下げを行う。まず、連結金具10について説明する。
これらの図において、連結金具10は、上側金具12、下側金具11および連結部材13を有して構成される。理解し易くするために、下側金具11から説明する。
下側金具11は、図3に示すように細長く延在する長方形の板状のプレート15、プレート15から起立する一対の連結片16から構成される。この例の場合、一対の連結片16は、プレート15から直立している。逆に倒立していると表現してもよい。プレート15および一対の連結片16は、一枚のプレート材を加工することで形成される。
連結持片16を、一枚のプレートを曲げ加工で形成した時には、連結片16は、板状を呈するが、他部材を接着して、一体形態のものとしてもよい。一対の連結片16は、プレート15の一部から、起立、直立し、プレート15の先端部に、切り欠け部17が形成される。
一対の連結片16の間には空間部24が形成され、この空間部24が、ここに配置される連結部材13の移動空間とされる。一対の連結片16には、その中央部おいてハート状の開口部18が形成されている。ハート状の開口部18は、ハート形状基部の基孔部19、この基孔部9から水平方向でわずかに下方を向いて形成された傾斜した、一方のハート片の移動孔部20、および基孔部19から鉛直方向に対してわずかに傾斜した、他方のハート片の連結部材固定孔部21から形成される。このハート状の開口部18は、板打抜きで形成される。連結部材13に円形に形成された材料が使用されるので、移動孔部17の端部および連結部材固定孔部21の端部は円形形状とされる。また、基孔部19も円形とされ、総合的に孔形状が集合したハート形状をなす。このように、開口部18がハート状形状をなし、該ハート状形状が、移動孔部20によって移動部を形成する一方のハート片、連結部材固定孔部21によって連結部材固定部を形成する他方のハート片、移動部および連結部材固定部を連設する、基孔部19から形成される基部とから形成される。このような形状を持つハート形状とすることで、連結部材13は、移動時に移動孔部から離間せず、また連結固定時に連結保持部材孔部から離間することを防止して、連結および連結固定を確実に行うことが出来る。
切り欠け部17は、断面で、開口部18全体、特に連結部材13の位置をカバーして、上下方向に切り掛けられる。
連結部材固定孔部21は、移動孔部20に対して直角で上方向に形成される。
第一プレートであるプレート15と一対の連結片16とは一枚のプレート材からなり、一対の保持片16がプレート15から直角曲げ加工されて形成される。直角でなくてもよいが、配置上、直角にするのがよい。後述する第ニプレートであるプレート31は、プレート15に沿って空間部24内を上下方向に移動することが出来る。
プレート15の下方端部にボルト挿入孔が形成してある。このボルト挿入孔にボルト23を貫通させ、下側ブロック11の設けたボルト穴22に挿入することで下側金具11は下側ブロック3に固定され、取付けられる。
上側金具12は、長方形板状のプレート31からなり、プレート31は、先端部が直角以上に折り曲げられる。この折り曲げ部が水平面に対して上方に向けて傾斜した傾斜面を備えた引っ掛け片(引っ掛け部と表現してもよい)34となる。引っ掛け片34は、連結部材13を引っ掛けて載置保持する機能を備える。引っ掛けと称するのは、直角以上に曲げられて引っ掛け形状をなしているからで、連結部材13に側方から当接して作用し、別体の連結部材13を引っ掛け載置することが出来ることによる。静止状態を観察すれば別体の連結部材の載置部とも称することが出来る。上側金具12は、このようにプレート31とこれから折り曲がる引っ掛け片34とで形成し、形状を簡単なものとすることができるが、他部材を使用して溶接し、一体形態なものとしてもよい。引っ掛け片34は、下面に傾斜された傾斜面を有する。引っ掛け片34を直角以上に曲げることで簡単に傾斜面を形成することが出来るが、曲げ加工を用いることなく、傾斜状のものを一体化することでもこの傾斜面を形成することが出来る。傾斜板状でなくても、断続連続状態で傾斜するような形態であってもよい。ここでプレートとは、プレート面体があるということであり、このプレート面体に一体化する板材を付着させたような場合もプレートの概念に含まれる。プレート31の上端部にはボルト挿入孔が形成してあり、ボルト37を、このボルト挿入孔を貫通させ、上側ブロック12に設けたボルト穴35に挿入することで上金具12を上側ブロック2に固定して取り付けることが出来る。
プレート31は、その幅はプレート15よりもわずかに狭く、プレート31はプレート15上を移動可能になる。すなわち上側金具12は、一対の連結片16の間に形成された空間部24内を長手方向に移動させることが出来る。プレート15、プレート31は、緊結プレート称されることがある。連結片は、後述するように保持片としても機能する。
図5は、連結部材13の形状を示す。連結部材13は、断面円形状の中央部41と端部42とからなり、下側金具11および上側金具12から独立体となっていて動き得るという特徴がある。独立体になっているとは、これらの金具とは別体構成であり、切り離されているということであり、取り外し可能である。端部42は、中央部41よりもわずかに大きな外形形状を備え、連結部材13が開口部18に挿入されたときに開口部18から外れない大きさとなっている。端部の一方は取り外し可能である。連結部材13は、典型的にはボルトナット構成で構成される。ボルトが中央部41を形成し、ボルト頭およびナットが端部42となり、ナットを容易に取り外しすることが出来る。このように、ナットは、取り外し可能であるので、連結部材13は、開口部18から取り外し自在とされる。
連結金具10は、上述したように下側ブロックに固定して取り付けられる第一プレートと、ブロックの長手方向に延在し、第一プレートからブロックの半径方向に立つ一対の保持片と、を有し、一対の連結片の間に空間部が形成され、連結片に、上方および半径方向に向けて傾斜する開口部が形成され、開口部が連結部材固定部を備え、開口部内を移動可能な連結部材が挿入されて構成された下側金具、および上側ブロックに、固定して取り付けられる第二プレートと、前記空間部内を移動可能で、ブロックの半径方向であって水平面に対して上方に向けて傾斜した傾斜面を備えた、第二プレートに一体の引っ掛け片と、を有した上側金具、およびこれらの金具から別体構成とされて開口部に装着され、移動孔部を移動し、連結部材固定孔部に固定される連結部材から構成される。
図2に戻って説明する。図2は、連結金具10によって上側ブロック2と下側ブロック3とが連結されるに至る状態を示す。図2(a)は、正面を示し、図6(b)は、側面を示している。
図2に示すように連結金具10の上側金具12、下側金具11は、プレート材を介してそれぞれが隣接する上側ブロック2と下側ブロック3に固定され、組積み前、離間して設置される。組積みには、鉛直方向に精確に位置されるように設置される。この配置で、ハート型の開口部18は水平方向に対して若干上向いた配置になる。これによって引っ掛け片34は、上側ブロック2に対して傾斜した配置となる。
下側ブロック3は立坑6内の所定位置に搬送される。上側ブロック2は、通常用いられるようにクレーン等によって吊り下げられ、上側金具15が下側金具の鉛直上方に位置するように位置決めされる。
上側ブロック2と下側ブロック3とが組積みされ、互いに噛み合いされる状態前の連結金具10による上側ブロック2と下側ブロック3との連結状態を形成する。
各ブロックに形成される組積み構造は従来構造が採用されればよい。この状態では、連結金具10は、当初、上側金具12は、下側金具11に連結されていない状態にある。すなわち上側ブロック2は、吊り下げ装置(図示せず)吊り下げられ、上側ブロック12を上下方向、半径方向に揺動可能な状態にある。
図2(b)において、連結部材13が開口部18の基孔部19に、これを貫通して配設される。連結部材13は、ボルトナット構成のナットを締めることで開口部18から抜け出ることはない。連結部材13は、基孔部19から移動孔部20および連結部材固定孔部21の双方に移動あるいは摺動可能であり、上側金具12および下側金具11の連結に際して、基孔部19および移動孔部20のハート形状機能の一つが利用される。
第二プレートであるプレート31が空間部24内を下方に移動され、引っ掛け片34は、開口部18に挿入される。
上側金具12と下側金具11との連結係合は、上側金具12と下側金具11との当接、連結部材13の退避・反転および自重戻り・載置の第一、第二の2つのステップから構成される。基孔部19および連結部材孔部21からなるハート形状機能のもう一つが利用されて連結固定が第三ステップを経てなされる。このように、連結係合状態では、下側金具11と上側金具12とは接続された状態にあるが、連結部材13は、固定されておりず、移動可能な状態であり、連結固定状態では、この連結状態を経て、連結部材孔部21との間で、挟持固定された状態にある。
上側金具12の上方から下方に向けて位置調整されながら移動され、空間部24内に引っ掛け片34が持ち来たされる。上側ブロック3の下方移動および半径方向への少しの揺動に伴って、引っ掛け片34の傾斜する下面が連結部材13の側面に当接し、大きな圧力を付加する(第一ステップ)。第二プレート31に形成した引っ掛け片34は、水平方向からわずかに上方に傾斜する形態となっているために、当接する引っ掛け片34には、横方向、すなわち右方横に移動させる大きな力(横方向力)が発生し、この力は、連結部材13を、水平方向に対してわずかに傾斜する移動孔部20内を右方向に移動させ、引っかけ片34の先端位置まで移動させる。すなわち、退避させる。引っ掛け片34の傾斜を大きくすると連結部材13の退避操作をより容易にすることができる。
連結部材13を、引っ掛け片の先端まで退避させ、先端を越えた時に、引っ掛け片先端は連結部材13の下側に位置する。この状態になると、連結部材13は自重によって反転移動を開始する。このように、引っ掛け片の先端部は、連結部材13の下側に位置し、連結部材13は、自重によって基孔部19まで戻ることになり、引っ掛け片34に基孔部上に載置される(第ニステップ)。この状態になると、下金具11と上金具12との連結が完了したことになる。この状態では、引っ掛け片34は、上側ブロック2の下方への吊り下げに対応して移動可能である。また、連結部材13を、基孔部19から連結部材固定孔部21に移動させることが可能である。
引っ掛け片34の連結部材13への当接による横方向力発生のために、この例では、上側金具12は、一枚の板材から傾斜面を形成してあるが、引っ掛け部34の下面に丸めを付けたりするなどの加工を施しても横方向の力を発生させることが出来る。また、連結部材13の移動を容易にするために潤滑剤を塗っておくことが出来る。引っ掛け片34が連結部材13を載置したときに、連結部材13を元の位置に戻すのに特別の力を付与するようにすることもできるが、本例の場合に特別の力を付与するような機構を設けることなく自重で元に戻せるので、特別の機構を設けることを要さない。
このように、 第二プレートであるプレート31が空間部24内を下方に移動されると、引っ掛け片34の下面である傾斜面が連結部材に当接して連結部材を、開口部内の移動孔部を移動させて退避させる。退避に引き続いて反転がなされ、これによって図2(b)に示される第ニステップの載置状態が形成される。第二ステップで連結がなされる。
この状態で上側ブロック2を上方に移動して第二プレートが上方に移動すると引っ掛け片34は、連結部材13を移動させ、連結部材固定孔部に固定する(第三ステップ)。これによって、上側金具12と下側金具11との連結固定がなされる。すなわち下側ブロック2の下側ブロック3に対する移動は阻止され、それ以上動くとはない。すなわち下側ブロック3と上側ブロック2との連結固定がなされることになる。
連結金具10は、上下ブロックの両側に対称に設けられていて、ほぼ同時に連結されるが、上側金具12と下側金具11との接続を同時に行う必要はない。一方の上側金具12と下側金具11との接続を完了し、この状態で、吊り下げた上側ブロックをわずかに揺動させ、他側の引っ掛け片を連結部材13に係合させることが出来る。この連結は、狭い立坑内において確実に行うことが出来る。
このようにして上側金具を下側金具への双方の連結接続が完了すると、次に示す両ブロックの組積み操作によるレベル2の地震動に耐え得る接合構造にされる。
上側金具12と下側金具11との連結なされると、吊られた上側ブロック2が、吊り下ろされて下側ブロック3に固定された状態とされる。この状態にあっては、上下ブロックの当接面に設けた段差構造を噛み合わせる。この状態では、上側金具12と下側金具11が接続された状態であるので、上側ブロック11と下側ブロック12のそれぞれ設けられた組立用溝の起点50(図6)は一致状態にあって上側ブロック11と下側ブロック12は、噛み合い組積みがなされる。
引っ掛け片34が連結部材13から離間された時の引っ掛け片34の状態と、上側ブロック2と下側ブロック3との間には、独立体である連結部材13が連結固定した時の引っ掛け片34の状態とは、所定の間隙が形成された関係となる。引っ掛け片34と連結部材13が連結された状態と連結固定された状態との関係における位置関係は一定であるので、上述した所定の間隙は、上側ブロックが下側ブロック3に固定された時の状態と、引っ掛け片および連結部材13が連結状態にある場合における関係において所定の間隙と言い直すことが出来る。
図6は、レベル2の地震動に耐えるようにして接合されたマンホール100を示す。図2に示す第三ステップの状態から上側ブロック2が下側ブロック3の上に固定される。
この時、引っ掛け片34と連結部材13との間には所定の間隔が保持される。この間隔は、所定のレベルの地震が発生したときに上下ブロックの接合部が所定距離離反可能な距離であって、それ以上離反することがないように固定状態の引っ掛け片34と連結部材13が連結係合することになる。このように連結部材13は、両ブロックが相対的に移動して、上側ブロック2が下側ブロック3に対して移動した時に開口部19に固定されて、それ以上の移動を阻止するストッパ機能が有り、ブロック接合部の目地の開口量を、流過機能を阻害する土砂の流入がない範囲とすることが出来る。そして、独立体としての連結部材13を用いての所定レベルの地震動に耐え得る連結接合構造が提供される。
図7は、連結状態から連結固定した接合状態を形成することを示す図である。図2に示す第三ステップの状態から、もしくは図6に示される状態から第三ステップを経て上側ブロック2が上方に向けて移動されると、図7に示される状態が形成される。プレート31が上方に移動されると、引っ掛け片34に連結部材13を載置した状態で、連結部材固定孔部21に固定した固定状態を形成することが出来る。すなわち連結固定状態を形成することが出来る。第二プレート31への第一プレート15への固定結合は、引っ掛け片34による連結部材13の載置保持と連結部材13の連結部材固定孔部21との挟持固定係合によってなされる。これによって上側金具12が連結部材13を介して下側金具11を固定されることがなされるので、上側金具12を上方に引っ張り上げること、すなわち上側ブロック2を固定された以上に移動することが阻止される。上側ブロック2と下側ブロック3とが連結金具10によって連結固定された状態が形成される。このように、図7(b)は、上下ブロックが連結固定された状態を示す。
以上のように、本実施例は、次に示す3つのステップからなるマンホールの連結方法が提供されることになる。
下側ブロックに取り付けられる第一プレートと、ブロックの長手方向に延在し、第一プレートからブロックの半径方向に起立する一対の連結片と、を有し、一対の連結片の間に空間部が形成され、連結片に、上方および半径方向に向けて傾斜する開口部が形成され、開口部が連結部材固定孔部である連結部材固定部を備え、一対の開口部内を移動可能な独立構成の連結部材が挿入されて構成された下側金具、および上側のブロックに取り付けられる第二プレートと、前記空間部内を移動可能で、ブロックの半径方向であって水平面に対して上方に向けて傾斜し、第二プレートに一体形状の引っ掛け片と、を有して構成された上側金具から構成された連結金具を用いる。
吊り下げられた上側ブロックの下方への移動に伴って第二プレートが空間部内を下方に移動されると、引っ掛け片が連結部材に当接して該連結部材を、ハート形状の開口部内を移動させて引っ掛け片先端以上退避させ、反転させ、自重で逆方向に移動させて引っ掛け片に載置させ、開口部の連結部材固定部に固定状態で保持し得る連結金具によって上側ブロックと下側ブロックとが連結あるいは連結固定される。
この連結状態が形成され、吊り下げられた上側ブロックが、吊り下ろされて下側ブロックに固定された時の引っ掛け片状態と、上側ブロックと下側ブロックとが連結金具によって連結された、あるいは連結固定された時の引っ掛け片状態との間に、所定の間隙が形成される。
下方に移動され、上側金具が下側ブロックに連結結合された状態で、引っ掛け片と連結部材とを所定の間隔で配置し、地震動があった時などに上側ブロックと下側ブロックの離反を防止する構造が提供され、連結金具を構成する部材に塑性曲げ変形作用が発生させることを要せず、したがって弾性領域を超えて塑性状態での操作はなされず、第二プレートの上下動操作および横方向揺動操作によって双方の連結をすることが出来るので、マンホールにプレート緊結タイプを採用して、上側マンホールおよび下側マンホール間に所定の固定された間隙を形成するに当たって、工数の増加、コストアップ、製品種類の増加を抑えながら、立坑外面からの操作性、作業性を向上させることが出来る。
図8は、マンホール用吊り装置60による下ブロックを吊り下げた状態を示す。この例では、マンホール用吊り装置60のワイヤー61は、マンホールの中心に向かって傾き配置されているが、水平具を用いて鉛直方向に配置することが可能である。この例のようにワイヤー61が傾斜配置されているような時に、ワイヤー61が連結金具10に接触しないように切り欠け部17が形成されている。
マンホール用吊り装置60は、クレーン重機を利用して吊り上げ、吊り下げのための吊り治具としてのワイヤー61とワイヤー61の先端に締結された掛止体62とを備えて構成される。掛止体62の先端部は、爪部とされる。
図8において、上述したように連結金具10は、下側金具11、上側金具12およびこれらの金具に装着され、これらの金具を接離自在に連結させる連結部材13からから構成され、下側金具11が下側ブロック3に固定され、上側金具12が上側ブロック2に固定され、連結部材13によって上側金具および下側金具を連結させて組立マンホールを形成する。
上側ブロック2と下側ブロック3との連結なされていない時に、連結部材13が上側金具12に装着されることなく下側金具11に装着され、マンホール用吊り装置60のワイヤー61先端の掛止体62に掛止され、下側金具11を介して下側ブロック3を下げる時の下側ブロックの保持部材として機能する.連結部材が双方の金具を連結するための機能であれば連結部材に下側ブロック11を保持する強度は必要とされないが、本実施例のように下側ブロック11を保持するためのは、大きな保持強度が必要とされる。したがって本実施例に置いて保持部材として機能するとは、下側ブロック11を保持するに足りる強度を保持しているということである。このような保持強度を持つようにするのは、連結金具10の連結部材13が最適である。
図9に、連結部材補強部材70の連結部材13が示される。この図において、連結部材補強部材70は、連結部材13に装着される。連結部材補強部材70は、円筒状補強部材本体71とこれの中央表面部に溶接された掛止部72からなり、補強部材本体71の内側は、円筒空間部73とされ、掛止部72の先端部には掛止孔74が形成される。
このように形成された連結部材補強部材70は、図8に示すように連結部材13内蔵して、一対の連結片16簡にきつくして嵌め込まれる。すなわち嵌合配設される。この嵌合構造によって、連結部材13は、吊り下げによって荷重がかかった時に曲げが防止され、吊り下げ荷重に対する補強の働きをなす。このように連結部材補強部材70が設けられた場合には、ワイヤー61の掛止体62は、この連結部材補強部材70に掛けられることになる。
ワイヤー61と掛止体62の組み合わせからなるマンホール用吊り装置60は、従来のマンホール用吊り装置60を用いることが出来る。この場合に、連結金具10の下側金具11は、マンホール用吊り装置60の一部とされ、下側ブロック3を吊り下げる強度を持つ金具として機能する。すなわち上側ブロック2に下側ブロック3を連結固定して組立マンホールを形成することのできる連結金具10の下側金具11がそのままの形状で採用され、下側金具に12に形成した開口部に連結部材13が装着され、連結部材が保持部材として使用される。したがって、本例の場合に、以上の機能を持つ連結部材を保持部材あるいは保持連結部材と称することが出来る。
上側ブロック2と下側ブロック3との連結がなされていない時に、下側金具11は、下側ブロック3に固定されたままの状態にある。下側金具11を取り外して新たなる下側金具11を装着するような取り替えることを要しない。下側金具11は、兼用して使用される。
このように連結部材を連結用保持用として一体兼用して用いることで、連結金具10が小型され、狭い立坑の中で下側ブロック3を吊り下げ、上側ブロック2を、人出を要することなく連結することができる。更には、地震動対策のための連結固定を行うことが出来、双方ブロックの固定時から双方金具の連結固定時までに所定の間隙を形成することが出来る。
開口部が一対の連結片のそれぞれに、上方および半径方向に向けて傾斜して形成されたハート状形状をなして形成され、このハート状形状が、移動部を形成する一方のハート片、連結部材固定部を形成する他方のハート片および移動部および連結部材固定部を連設する基部とから形成され、下側ブロックの保持部材としての機能を持つ連結部材がハート形状の開口部に装着され、移動部および連結部材固定部を移動させられる。
上側ブロックと下側ブロックとの連結がなされていない時に、連結部材がハート状形状の開口部に装着され、マンホール用吊り装置に掛止され、下側金具を介して下側ブロックが吊り下げられる時の下側ブロックの保持部材としての機能を持つ。
連結部材13をマンホール用吊り装置60に掛止することで、ハート形状の開口部18を形成する連結部材固定部20に固定する。
このようにして、上側ブロック2と下側ブロック3との連結なされていない時に、連結部材13を下側ブロック3に装着し、マンホール用吊り装置60に掛止し、下側金具11を介して下側ブロック3を吊り下げる時の下側ブロックの保持部材としての強度機能を持たせることでマンホールの吊り下げ方法が形成される。
一つずつ同様にして吊り下ろされた双方ブロックは、立坑内で組積みされる。
上側ブロック、下側ブロックは、組積みされる時の2つのブロック対応状態で使用される。最上にあるブロックには、下側金具11のみを下側ブロック3に固定すれば同様にして連結部材13を用いることが出来、全体としての構成を簡便なものとすることが出来る。
本実施例によれば、ブロック吊りのためにアイボルト等をブロック側面に締め込んでの装着作業を必要とせず、ブロックを狭い立坑内に吊り下げを簡単に行うことが出来、次作業としての上下ブロックの連結を容易に行うことが出来て作業時間を短縮させ、連結金具を小型化することができる。
1、2…上側ブロック、3…下側ブロック、6…立坑、10…連結金具、11…下側金具、12…上側金具、13…保持部材、15…プレート(第一のプレート)、16…一対に保持片、18…開口部、19…基孔部、20…移動部、21…保持部材固定孔部、31…プレート(第二のプレート)、34…引っ掛け片(引っ掛け部)、50…組立用溝の起点、51…組立マンホール、60…マンホール用吊り装置、61…ワイヤー、62…掛止体、100…マンホール。

Claims (6)

  1. ブロックを組積みして形成され、組積みされたブロックが連結金具で連結されるマンホールにおいて、
    連結金具は、下側金具、上側金具およびこれらの金具に装着され、これらの金具を接離自在に連結させる連結部材からから構成され、下側金具が下側ブロックに固定され、上側金具が上側ブロックに固定され、連結部材によって上側金具および下側金具を連結させて組立マンホールを形成するものであって、
    上側ブロックと下側ブロックとの連結なされていない時に、連結部材が下側金具に装着され、マンホール用吊り装置に掛止され、下側金具を介して下側ブロックを下げる時の下側ブロックの保持部材として機能すること
    を特徴とするマンホール。
  2. 請求項1に記載されたマンホールにおいて、
    下側金具は、連結片が第一プレートからブロックの半径方向に起立した一対形状からなり、空間部が一対の連結片の間に形成されて、該空間部内を第二プレートが移動可能とされ、
    開口部が一対の連結片のそれぞれに、上方および半径方向に向けて傾斜して形成されたハート状形状をなして形成され、該ハート状形状が、移動部を形成する一方のハート片、連結部材固定部を形成する他方のハート片および移動部および連結部材固定部を連設する基部とから形成され、
    下側ブロックの保持部材としての機能を持つ連結部材がハート形状の開口部に装着され、移動部および連結部材固定部を移動させられること
    を特徴とするマンホール。
  3. 請求項2に記載されたマンホールにおいて、
    吊り下げられた上側ブロックの下方への移動に伴って第二プレートが空間部内を下方に移動されると、引っ掛け片が連結部材に当接して該連結部材を、移動部を移動させて引っ掛け片先端以上退避させ、反転させ、自重で逆方向に移動させて引っ掛け片に載置させ、
    連結部材が移動部を移動された時に下側金具と上側金具の連結がなされ、連結部材固定部への移動がなされた時に連結状態から連結固定状態とされた組み立てマンホールが形成され、
    上側ブロックと下側ブロックとの連結がなされていない時に、連結部材がハート状形状の開口部に装着され、マンホール用吊り装置に掛止され、下側金具を介して下側ブロックが吊り下げられる時の下側ブロックの保持部材としての機能を持つこと
    を特徴とするマンホール。
  4. ブロックを組積みして形成され、組積みされたブロックが連結金具で連結されるマンホールの吊り下げ方法において、
    連結金具は、下側金具、上側金具およびこれらの金具に装着され、これらの金具を接離自在に連結させる連結部材からから構成され、下側金具が下側ブロックに固定され、上側金具が上側ブロックに固定され、連結部材によって上側金具および下側金具を連結させて組立マンホールを形成するものであって、
    上側ブロックと下側ブロックとの連結なされていない時に、連結部材を、下側ブロックに装着し、マンホール用吊り装置に掛止し、下側金具を介して下側ブロックを吊り下げる時の下側ブロックの保持部材として機能させること
    を特徴とするマンホールの吊り下げ方法。
  5. 請求項4に記載されたマンホール吊り下げ方法において、
    連結部材をマンホール用吊り装置に掛止することで、ハート形状の開口部を形成する連結部材固定部に固定すること
    を特徴とするマンホールの吊り下げ方法。
  6. 請求項5に記載されたマンホールの吊り下げ方法において、
    上側ブロックと下側ブロックとの連結がなされていない時に、下側金具は、下側ブロックに固定されたままの状態にあることを特徴とするマンホールの吊り下げ方法。
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