JPH07317090A - コンクリート製品の製造方法および位置合わせ具 - Google Patents

コンクリート製品の製造方法および位置合わせ具

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JPH07317090A
JPH07317090A JP6133751A JP13375194A JPH07317090A JP H07317090 A JPH07317090 A JP H07317090A JP 6133751 A JP6133751 A JP 6133751A JP 13375194 A JP13375194 A JP 13375194A JP H07317090 A JPH07317090 A JP H07317090A
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JP
Japan
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unit
concrete
concrete product
tool
positioning tool
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JP6133751A
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English (en)
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Etsuji Oike
悦二 大池
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OOIKE KK
Ooike Inc
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OOIKE KK
Ooike Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上下に分割されたコンクリート製品を現場等
で組み立てる際に、安全に、また確実に少ない作業員で
組み立てられる方法およびその方法に好適な治具を供給
する。 【構成】 下部のユニット1を運搬する際に使用できる
ように外側面に埋設してあるインサート30に、平板状
の位置合わせ具20を取付け、この位置合わせ具20の
内側に入るように上部のユニット2を吊り下げる。位置
合わせ具20には、下部のユニット1から上方に飛び出
し、外側に開いたガイド面24を構成してあり、上部の
ユニット2の吊り下げ位置がずれていても、ガイド面2
4によって所定の位置に設定できる。従って、作業員1
人でもコンクリート製品の組立作業を行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上下に分割されたコン
クリート製品を組み立てる方法および組み立てる際に好
適な位置合わせ具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリート製の大型ハンドホールなど
では、重量物の運送や、現場での施工などを考慮して複
数のユニットに分割して工場等でプレハブし、現場で製
品に組み立てるものがある。例えば、ハンドホールを上
下2つのユニットに分割してある場合は、地面を掘削
後、下方のユニットを所定の位置に設定し、その後、ク
レーンなどによって上方のユニットをつり上げ、下方の
ユニットの上に降ろしながら設定する。
【0003】ハンドホールなどの筒型のコンクリート製
品では、上方のユニットを設定する際に下方のユニット
と接続する部分がずれてしまうと、上方のユニットと下
方のユニットとの間に隙間ができることがある。あるい
は、隙間が形成されるほどこれらのユニットがずれてい
ない場合でも、上方のユニットが下方のユニットの真上
に組み立てられていないと、ハンドホールの内面に段差
ができてしまう。このために、ケーブルトレーなどを正
常に取付けできない等の問題が発生することもある。さ
らに、上方のユニットと下方のユニットとの接続部分に
止水のために微小な凹凸を設けパッキンを設置すること
もあるが、これらのユニットの接続部がずれてしまうと
接続部分から水漏れが発生することもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなトラブルを
さけるために、複数のユニットに分割されたコンクリー
ト製品を現場で組み立てる際は、高い組立精度が必要と
なる。従って、上方のユニットを徐々にクレーンで吊り
下げて設置済のユニットの上に正確に設定しなくてはな
らず、熟練した作業員が作業を行わなければならない。
また、クレーンのアームが振動したり、踊ったりするの
でユニットを上げ下げして微妙な位置合わせを行うのは
難しく、時間もかかる。特に、風などの影響を受けやす
い屋外での施工では、この組立作業が熟練した作業員で
も神経を使って行う作業の1つであり、時間のかかる工
程である。また、クレーンを操作する者と、位置合わせ
を監視する者の最低でも2人の作業員を必要し、微妙な
位置合わせを必要とする場合はさらに多くの作業員の手
が必要となる。
【0005】そこで、本発明においては、このような上
下のユニットに分割されたコンクリート製品を現場で容
易に組立できる方法を提供すると共に、この組立のため
に好適な治具を提供することを目的としている。そし
て、作業員が簡単に精度良い製品を現場で組立できるコ
ンクリート製品の製造方法を提供することを目的として
いる。この作業のために、特に熟練を必要とせず、ま
た、時間もかけずに、例えば作業員1人でもコンクリー
ト製品の組立が可能な方法および治具を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコンクリー
ト製の複数のユニットを上下に積み重ねてコンクリート
製品を製造する方法においては、下方のユニットに位置
合わせ具を装着し、この位置合わせ具のガイド面を用い
て上方のユニットを下方のユニットの上の所定の位置に
導くようにしている。すなわち、本発明に係るコンクリ
ート製品の製造方法は、下方のユニットの内側面および
外側面の少なくともいずれか一方の取付け面に、ユニッ
トから上方に突出するガイド面が鉛直方向に対し取付け
面と反対側に傾斜した位置合わせ具を少なくとも1つ取
り付ける工程と、上方のユニットを位置合わせ具の取り
付けられた下方のユニットの上に吊り下げる工程とを有
することを特徴としている。
【0007】コンクリート製の複数のユニットを上下に
組み立てる際に用いられるこの位置合わせ具は、ユニッ
トの内側面および外側面の少なくともいずれか一方の取
付け面に装着可能な支持部と、この支持部から上方に延
び、ユニットから上方に露出した突出部とを有し、突出
部に、取付け面の側に鉛直方向に対し取付け面と反対側
に傾斜したガイド面を設けてある。
【0008】このような位置合わせ具を用いれば、既に
設置済の下方のユニットから上方に飛び出て、鉛直方向
に対し下方のユニットの取付け面と反対側に傾斜した、
すなわち、上方に開いた状態のうけを本発明に係る位置
合わせ具のガイド面を用いて上方のユニットを導けるう
けを構成できる。そして、このガイド面を目指して上方
のユニットを吊り下げることにより、正確に上方のユニ
ットを下方のユニットの上の所定の位置に設定できる。
上方のユニットを吊り下げれば、その外側面あるいは内
側面の下端はガイド面によって導かれ、自動的に下のユ
ニットの外側面あるいは内側面と一致するので、上下の
ユニットを組み立てる際にずれが生ずるのを防止できる
からである。このような方法を用れば、コンクリート製
品を組み立てる際に、上下のユニットの位置関係を監視
する必要はなく、例えば、クレーンを操作する作業員だ
けでもコンクリート製品を組み立てることができる。ま
た、上方のユニットを下方のユニットの所定の位置に確
実に設定できるので、上方のユニットの設定をやり直す
必要はなく、また、クレーンでユニットを上下させなが
ら微妙な位置決めを行う必要もない。
【0009】このような位置合わせ具は、下方のユニッ
トを吊るために取付け面に用意してあるインサートを用
いて取り付けることも可能であり、コンクリート製のユ
ニットに特別な加工を施したり、ユニットの設計を変更
する必要はない。また、そのためには、位置合わせ具の
支持部に、ユニットの取付け面に用意してあるつり上げ
用のインサートとボルト結合可能な穴を用意しておけば
良いので、位置合わせ具の構造も簡単である。
【0010】このように、本発明に係るコンクリート製
品の製造方法は、構成の簡単な位置合わせ具を用いるだ
けで、従来、熟練工が時間をかけて行っていたコンクリ
ート製品の組立作業を非常に簡易化できる。また、熟練
工でなくとも、少ない人数で短期間に組立を行え、さら
に、組立に係るコンクリート製品の精度も確実に向上で
きる。
【0011】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0012】図1に、本実施例に係る位置合わせ具20
をコンクリート製のユニットに取り付ける様子を示して
ある。本例の位置合わせ具20は、上下に分割されたコ
ンクリート製のユニット1および2を接続するために用
いられるものであり、鉄製の板を折り曲げて形成してあ
る。本例の位置合わせ具20は、下方のユニット1の外
側面3に装着できる支持部21と、この支持部21が装
着されると下方のユニット1から上方に飛び出る突出部
22とから構成してある。支持部21は、略長方形の板
状であり、その中央に縦に延びた長穴23を形成してあ
る。そして、この長穴23を介して、接続用のボルト2
9を下方のユニット1の外側面3に埋設してあるインサ
ート30に取付けできるようになっている。
【0013】支持部21から上方に延びた突出部22も
略長方形の板状であり、この突出部22は支持部21に
対し鉛直方向40から外側面3と反対側に傾けてある。
そして、突出部22の内面、すなわち、外側面3の側を
ガイド面24としてある。本例の位置合わせ具20は、
略長方形の平板を略中央から曲げて突出部22と支持部
21を構成してあるので、突出部22には平面状のガイ
ド面24を形成できている。位置合わせ具20は本例の
ような板状の部材でなくとも良く、この場合は、ガイド
面24に当たる面はコンクリート製のユニットの一端を
容易に導けるように平面状に加工しておくことが望まし
い。
【0014】図1に示すコンクリート製のユニット1お
よび2として、例えば、大型のハンドホールの側壁の一
部をカットした状態を示してある。これらのユニット1
および2を、設置現場で上下に組み合わせることによ
り、コンクリート製品、例えばハンドホールを製造する
ことができるようになっている。本例のユニット1の上
方の縁10には、縁10に沿って延びた溝7を形成して
あり、この溝7の中にパッキン9を設置してある。ま
た、このユニット1の上に設置される上方のユニット2
の下方の縁11には、この縁11にそって延びた突起8
を形成してある。そして、これらのユニット1および2
を上下に組み立てる際に、突起8を溝7に挿入すれば、
これらの突起8および溝7によって外部からのゴミや、
水の進入を防止できるようになっている。
【0015】従って、このような上下のユニット1およ
び2を組み立てる際は、突起8および溝7が正確に重な
るように組み立てる必要がある。突起8と溝7の位置が
ずれると、かえってユニット1および2との間に隙間が
生じやすく、水漏れなどの原因となる。
【0016】また、ハンドホールなどでは、内面にケー
ブルや配管を敷設するためにラックを取り付けたり、内
面に直接ケーブルを敷設する場合もある。従って、ユニ
ット1および2を組み立てる際に、内側面5および6の
接続する部分がずれていると、ラックの取付けが不可能
になったり、ケーブルが壁から浮き上がり固定できない
などの工事上の問題が発生することもある。従って、上
方のユニット2を下方のユニット1の上の所定の場所に
正確に設置することが重要となる。
【0017】図2ないし図5を参照して、本実施例に係
る位置合わせ具を用いたコンクリート製品の製造方法を
説明する。本例では、上下2つに分割して現場に搬入さ
れたハンドホールを組み立てる様子を示してある。
【0018】まず、図2に示すように、ハンドホールの
設置現場を掘削した後に捨てコンクリート19を打設
し、ハンドホールを設置するレベルを出す。そして、こ
の捨てコンクリート19の上に、上下に分割されたハン
ドホールの下のユニット1を設置する。このユニット1
を設定するためには、クレーン50などを用いて吊り下
げる必要がある。従って、ユニット1の各外側面3に
は、予め吊りボルト51を挿入できるようにインサート
30を埋設してある。そして、このインサート30に吊
りボルト51を挿入し、ワイヤー52を掛けてクレーン
50でユニット1を吊り下げ所定の位置に設置する。
【0019】図3に示すように、設置された下部のユニ
ット1の外側面3に用意してあるインサート30から吊
りボルト51を取外す。次に、それぞれのインサート3
0に本例の位置合わせ具20を接続ボルト29を用いて
取り付ける。この際、これらの位置合わせ具20は、そ
れぞれのガイド面24同志が向き合うように外側面3に
取り付ける。そして、上部のユニット2に吊りボルトを
取付けクレーン50で吊って、下部のユニット1の上に
下ろす。上部のユニット2には、マンホールの内部へア
クセスできるように開口13を設けてある。
【0020】図4に、下部のユニット1に位置合わせ具
20を設置した様子を断面を用いて示してある。下部の
ユニット1の外側面3に位置合わせ具20の支持部21
を取り付けてあり、位置合わせ具20の突出部22は下
部のユニット1の上縁10を越して上方に延びている。
本例においては、それぞれの位置合わせ具20は、ガイ
ド面24が向かい合うように外側面3に取り付けてあ
る。すなわち、ガイド面24は鉛直方向に対し外側面3
と反対側に傾斜するように取り付けてある。従って、本
例の位置合わせ具20を下部のユニット1の外側面3に
取り付けることにより、下部のユニット1の上に上方に
開いた、いわゆる、うけを設けることができる。
【0021】このような受けを設けておけば、上部のユ
ニット2を下部のユニット1の上に設置するときは、上
部のユニット2の外側面4の下端12が、位置合わせ具
20のガイド面24の内側に来るように吊り下げれば良
い。上部のユニット2の下端12が、下部のユニット1
の外側面3より外側にあっても、上部のユニット2を下
げていけば、下端12はガイド面24に導かれて外側面
3の上に移動する。上部のユニット2を吊り下げる際に
微妙な位置の調整を行わなくても、本例の位置合わせ具
20によって上部のユニット2は下部のユニット1の所
定の位置に自動的に導くことができる。従って、位置合
わせ具20を予め下のユニット1に装着しておけば、ク
レーンを操作する作業員だけで、上下のユニット1およ
び2を、溝7と突起8とがかみ合うように設置できる。
また、これによって、下のユニット1の内側面5と、上
のユニット2の内側面6とが面位置となるようにハンド
ホールを組立できる。
【0022】このように位置合わせ具20を用いて上下
のユニット1および2を組み立てた後、そのまま埋め戻
しを行ってもよい。あるいは図5に示すように、ユニッ
ト2のユニット1に埋設されたインサート30と対峙す
る位置にインサート31を埋設しておけば、位置合わせ
具20を取り外した後に平板状の固定具35を取付ける
ことができる。この固定具35は、略長方形の平板であ
り、中心線に沿って2つの長穴36および37を開けて
ある。そして、この長穴36および37を介して、固定
用のボルト38および39を、ユニット1に埋設してあ
るインサート30およびユニット2に埋設してあるイン
サート31のそれぞれに固定すれば、上下のユニットを
強固に固定することができる。
【0023】さらに、上下のユニット1および2によっ
てハンドホールの本体を組み立てた後、上部のユニット
2の開口13へ円筒状の出口筒14を取り付ける。この
出口筒14には、円盤状の蓋15を設置できるようにな
っており、組み立てられたハンドホールを閉鎖できる。
【0024】このように、本例の位置合わせ具20は、
ユニットを吊るために予め埋設してあるインサートを用
いて取り付けることができるので、位置合わせ具20を
使用する際に通常のハンドホールを構成するユニットに
対し設計変更などは不要である。さらに、このインサー
トを用いて上下のユニットを固定することも可能であ
る。従って、本例の位置合わせ具20は、コンクリート
製品に予め用意してあるインサート30を使用する一連
の作業の一貫として採用できる。そして、この位置合わ
せ具20を用いれば、作業員1人でも確実に上下のユニ
ットを組み立てることができる。さらに、また、上部の
ユニットを下部のユニットの所定の位置に確実に設定で
きるので、上部のユニットの設定をやり直すような手間
が発生することはなく、また、クレーンでユニットを上
下させながら微妙な位置決めを行う必要もないので、組
立にかかる工期を短縮できる。特に、風などの影響を受
けやすく、クレーンがぶれ易い屋外での組立を行う際に
本例の位置合わせ具を用いることは有効的である。
【0025】また、上記にて説明した例では、下部のユ
ニットの四方に位置合わせ具20を設置してある。従っ
て、上下のユニットを組み立てる際に風などでユニット
が揺れることがあっても、位置合わせ具20によってユ
ニットの揺れも制限でき、安全に、また、確実に分割さ
れたコンクリート製のユニットを組み立てできる。一
方、上部のユニットの揺れなどを考慮しなくて良い場合
は、例えば、隣会う2方の外側面に位置合わせ具を取付
けるだけでも良い。これらの位置合わせ具のガイド面に
沿って上部のユニットを下部のユニット上に下ろせば、
簡単に上下のユニットを組立できる。
【0026】このような位置合わせ具を用いてハンドホ
ールなどのコンクリート製品を組み立てれば、初心者で
の簡単に、また、安全に精度の高い品物を短期間で組立
できる。従って、熟練工の減少している昨今の状況に鑑
みれば、本例の位置合わせ具を用いたコンクリート製品
の製造方法は有用であり、かつ、広範囲に使用できるも
のである。また、ハンドホールや共同溝を用いたケーブ
ル敷設工事や、配管敷設工事が増加しており、多大なケ
ーブルや配管を収納するためには精度の良いコンクリー
ト製品が切望されている。この面でも、本例の位置合わ
せ具を用いれば精度の良い製品を安定して供給できるの
で、ケーブル敷設用、あるいは配管敷設用のコンクリー
ト製品の組立には好適である。
【0027】なお、本例においては、ユニットの外側面
に位置合わせ具を取り付けてあるが、ユニットの内側面
に位置合わせ具を取り付けてもよい。ユニットの内側面
に位置合わせ具を取り付ける場合は、内側面と反対側に
ガイド面が傾くように、すなわち、各々の位置合わせ具
をガイド面が外側を向くように取り付ければ良い。この
ように取り付けられた位置合わせ具によっても、下のユ
ニットの上に上方に開いたうけを構成できるので、上部
のユニットを簡単に、また確実に下方のユニットの上に
設置することができる。
【0028】また、上記では、上下2つに分割されたハ
ンドホールに基づき説明しているが、3つ以上に分割さ
れたユニットのそれぞれを組み立てる場合にも適用でき
ることはもちろんである。また、ハンドホールに限ら
ず、マンホールや、共同溝などのコンクリート製品を組
み立てる際にも適用できることはもちろんである。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るコン
クリート製品の製造方法は、構成の簡単な構成の位置合
わせ具を用いるだけで、従来、熟練工が時間をかけて行
っていたコンクリート製品の組立作業を、初心者でも非
常に簡単に、また確実に行うことができる。そして、少
ない作業員が短い工期で、組立精度の高いコンクリート
製品を提供することができる。従って、現場での工期を
短縮するために、コンクリート製品を工場にてプレハブ
の傾向が増加している現状にマッチした製造方法といえ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る位置合わせ具、およびこ
れを取り付ける様子を拡大して示す斜視図である。
【図2】図1に示す位置合わせ具を取り付ける前に、下
部のユニットを設置する様子を示す斜視図である。
【図3】設置された下部のユニットに図1に示す位置合
わせ具を装着する様子を展開して示す斜視図である。
【図4】位置合わせ具の装着された状態を示す断面図で
ある。
【図5】組み立てられたハンドホールに固定具および出
入口筒を装着する様子を展開して示す斜視図である。
【符号の説明】
1・・下部のユニット 2・・上部のユニット 3、4・・ユニットの外側面 5、6・・ユニットの内側面 7・・溝 8・・突起 9・・パッキン 10・・上部の縁 11・・下部の縁 12・・下端 19・・捨てコンクリート 20・・位置合わせ具 21・・支持部 22・・突出部 23・・ボルト取付け用の長穴 24・・ガイド面 29・・取付けボルト 30、31・・インサート 35・・固定具 40・・鉛直線 50・・クレーン 51・・吊りボルト 52・・ワイヤ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート製の複数のユニットを上下
    に積み重ねてコンクリート製品を製造する方法であっ
    て、 下方の前記ユニットの内側面および外側面の少なくとも
    いずれか一方の取付け面に、前記ユニットから上方に突
    出するガイド面が鉛直方向に対し前記取付け面と反対側
    に傾斜した位置合わせ具を少なくとも1つ取り付ける工
    程と、 上方の前記ユニットを前記位置合わせ具の装着された前
    記下方のユニットの上に吊り下げる工程とを有すること
    を特徴とするコンクリート製品の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記下方のユニット
    を吊るために前記取付け面に用意してあるインサートを
    用いて前記位置合わせ具を取り付けることを特徴とする
    コンクリート製品の製造方法。
  3. 【請求項3】 コンクリート製の複数のユニットを上下
    に組み立てる際に用いられる位置合わせ具であって、 前記ユニットの内側面および外側面の少なくともいずれ
    か一方の取付け面に装着可能な支持部と、 この支持部から上方に延び、前記ユニットから上方に露
    出した突出部とを有し、 この突出部は、前記取付け面の側に前記取付け面と反対
    側に傾斜した平面状のガイド面を備えていることを特徴
    とする位置合わせ具。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記支持部は、前記
    ユニットの取付け面に用意してあるつり上げ用のインサ
    ートとボルト結合可能な穴を備えていることを特徴とす
    る位置合わせ具。
JP6133751A 1994-05-24 1994-05-24 コンクリート製品の製造方法および位置合わせ具 Pending JPH07317090A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007321338A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Fujimura Fume Kan Kk マンホールの連結金具及びこのマンホールの連結金具を使用したマンホール
JP2015090052A (ja) * 2013-11-07 2015-05-11 中川ヒューム管工業株式会社 マンホールおよびマンホールの吊り下げ方法

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