JP6748438B2 - 吊り上げ装置 - Google Patents
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Description
「パネル状ワークの縁部に外側から嵌まるフックと、ベルト又はその他の吊り上げ手段で吊り上げられる吊り具と、前記吊り具による吊り上げに伴って前記ワークを上から押さえる押さえ部材とを有しており、
前記フックは、前記ワークを下方から支える下部と、前記ワークの上に位置している上部とを有しており、前記フックの上部と前記押さえ部材とが前記吊り具に嵌まっている」
という基本構成において、
「前記吊り上げ手段及び吊り具は、吊り上げにより、前記ワークに対するフックの嵌め込み方向に向いた方向に向けて傾いた姿勢で引かれるようになっており、
前記フックの上部と前記押さえ部材とは、非吊り上げ状態では独立して上下動及び回動可能な状態で前記吊り具に嵌まっている一方、吊り上げ状態では、前記吊り具が前記傾いた姿勢に変化することに伴って前記押さえ部材と吊り具との間にこじれが発生して前記押さえ部材が吊り具と一緒に前記傾いた姿勢になることにより、前記押さえ部材によって前記ワークが押さえられるように設定されている」
という特徴を有している。
「パネル状ワークの縁部に外側から嵌まるフックと、前記フックに嵌合した吊り具と、前記吊り具の吊り上げに伴って前記ワークを押さえる押さえ部材とを有しており、
前記フックは、前記ワークを下方から支える下部と、前記ワークの上に位置する上部とを有しており、前記上部が前記吊り具に嵌合している」
という基本構成において、
「前記フックの上部は上向きに立ち上がった起立状部を有している一方、前記吊り具は、U字状鉤体を有するシャックルであり、前記フックの起立状部に設けた吊り穴に、前記シャックルのU字状鉤体が嵌合している一方、
前記押さえ部材は、前記シャックルのU字状鉤体に嵌まった上向き部と、前記ワークの上面に当接可能な押さえ部とを有しており、前記吊り具の吊り上げ時に、前記フックの上向き部の押圧作用又はシャックルの姿勢変化による押圧作用若しくは両方により、前記吊り具は回動作用を受けて押さえ部にてワークの上面が押さえられるように設定されている」
という特徴を有している。
「前記フックの起立状部と押さえ部材の上向き部とは、前記ワークへのフックの嵌め込み方向を向いた状態で、前記押さえ部材の上向き部がフックにおける起立状部の後ろ側に位置するようにして配置されている」
という構成になっている。
「前記フックは、前記下部と上部とを繋ぐ背部とを有していて、これら下部と上部と背部とでコ字状の形態を成しており、前記上部に、ワークの上方において上向きに立ち上がった起立状部を設けている」
という構成になっている。
「前記フックの上部に、前記ワークの上面に直接に当接するか又は補助板を介して当接するボルトを設けている」
という構成になっている。
「複数の貫通穴が並列して形成されているパネルとしての前記ワークに使用されるものであり、前記フックの下部は、前記パネルにおける隣り合った貫通穴に嵌まるように二股状に形成されている」
という構成になっている。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、特許文献2と同様に長方形の押し出し式セメント板の吊り上げ装置に適用している。図1及び図3のとおり、押し出し式セメント板1は、2つの短手端面2に開口した複数(6つ)の貫通穴3を有している。
以上の構成において、押し出し式セメント板1の吊り上げは、図3(B)に模式的に示すように、1本のベルト17に取り付けた2つの吊り上げ装置6のフック7を、押し出し式セメント板1の一方の短手端面2の個所と他方の短手端面2の個所とにおいて押し出し式セメント板1に前後方向から嵌め入れて、次いで、ベルト17を、クレーン等で吊り上げる、という手順で行われる。ベルト17は側面視で山形の形態になる。
実際の嵌め込み作業では、シャックル8は掴まずにフック7だけを掴んで、その下部10を押し出し式セメント板1の管轄穴3に嵌め入れることが多いが、この状態では、シャックル8はフリーの状態になっているので、横向きに開口した姿勢になることも多い。
図5では、第2実施形態を示している。この実施形態では、押さえ部材9の上向き部18を、フック7における起立状部13の奥側に配置している。そして、押さえ部材9における上向き部18の上端部に、シャックル8におけるU字状鉤体14の奥側内面に当接する屈曲部18bと、起立状部13の上端に上から当接する傾斜部18cとを形成している。
2 短手端面
3 貫通穴
6 吊り上げ装置
7 フック
8 シャックル
9 押さえ部材
10 フックの下部
11 フックの上部
12 フックの背部
13 フックの起立状部
14 シャックルのU字状鉤体
15 吊り穴
17 吊り上げ手段の一例としてのベルト
18 押さえ部材の上向き部
18a 押さえ部材の穴
19 押さえ部材の押さえ部
21 固定補助部材の一例としての補助板
22 ボルト
Claims (6)
- パネル状ワークの縁部に外側から嵌まるフックと、ベルト又はその他の吊り上げ手段で吊り上げられる吊り具と、前記吊り具による吊り上げに伴って前記ワークを上から押さえる押さえ部材とを有しており、
前記フックは、前記ワークを下方から支える下部と、前記ワークの上に位置している上部とを有しており、前記フックの上部と前記押さえ部材とが前記吊り具に嵌まっている構成であって、
前記吊り上げ手段及び吊り具は、吊り上げにより、前記ワークに対するフックの嵌め込み方向に向いた方向に向けて傾いた姿勢で引かれるようになっており、
前記フックの上部と前記押さえ部材とは、非吊り上げ状態では独立して上下動及び回動可能な状態で前記吊り具に嵌まっている一方、吊り上げ状態では、前記吊り具が前記傾いた姿勢に変化することに伴って前記押さえ部材と吊り具との間にこじれが発生して前記押さえ部材が吊り具と一緒に前記傾いた姿勢になることにより、前記押さえ部材によって前記ワークが押さえられるように設定されている、
吊り上げ装置。 - パネル状ワークの縁部に外側から嵌まるフックと、前記フックに嵌合した吊り具と、前記吊り具の吊り上げに伴って前記ワークを押さえる押さえ部材とを有しており、
前記フックは、前記ワークを下方から支える下部と、前記ワークの上に位置する上部とを有しており、前記上部が前記吊り具に嵌合している構成であって、
前記フックの上部は上向きに立ち上がった起立状部を有している一方、前記吊り具は、U字状鉤体を有するシャックルであり、前記フックの起立状部に設けた吊り穴に、前記シャックルのU字状鉤体が嵌合している一方、
前記押さえ部材は、前記シャックルのU字状鉤体に嵌まった上向き部と、前記ワークの上面に当接可能な押さえ部とを有しており、前記吊り具の吊り上げ時に、前記フックの上向き部の押圧作用又はシャックルの姿勢変化による押圧作用若しくは両方により、前記吊り具は回動作用を受けて押さえ部にてワークの上面が押さえられるように設定されている、
吊り上げ装置。 - 前記フックの起立状部と押さえ部材の上向き部とは、前記ワークへのフックの嵌め込み方向を向いた状態で、前記押さえ部材の上向き部がフックにおける起立状部の後ろ側に位置するようにして配置されている、
請求項2に記載した吊り上げ装置。 - 前記フックは、前記下部と上部とを繋ぐ背部とを有していて、これら下部と上部と背部とでコ字状の形態を成しており、前記上部に、ワークの上方において上向きに立ち上がった起立状部を設けている、
請求項1〜3のうちのいずれかに記載した吊り上げ装置。 - 前記フックの上部に、前記ワークの上面に直接に当接するか又は補助板を介して当接するボルトを設けている、
請求項1〜4のうちのいずれかに記載した吊り上げ装置。 - 複数の貫通穴が並列して形成されているパネルとしての前記ワークに使用されるものであり、前記フックの下部は、前記パネルにおける隣り合った貫通穴に嵌まるように二股状に形成されている、
請求項1〜5のうちのいずれかに記載した吊り上げ装置。
Priority Applications (1)
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JP2016015674A JP6748438B2 (ja) | 2016-01-29 | 2016-01-29 | 吊り上げ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016015674A JP6748438B2 (ja) | 2016-01-29 | 2016-01-29 | 吊り上げ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017132614A JP2017132614A (ja) | 2017-08-03 |
JP6748438B2 true JP6748438B2 (ja) | 2020-09-02 |
Family
ID=59502058
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016015674A Active JP6748438B2 (ja) | 2016-01-29 | 2016-01-29 | 吊り上げ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6748438B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109230986B (zh) * | 2018-09-21 | 2020-08-04 | 中船澄西船舶修造有限公司 | 一种防滑抗拉吊具 |
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2016
- 2016-01-29 JP JP2016015674A patent/JP6748438B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017132614A (ja) | 2017-08-03 |
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