JP3204833U - 吊りピース付きコラム切梁 - Google Patents

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正貴 藤本
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【課題】クレーンを用いて運搬等する際に、吊りワイヤーを確実に連結して安全に吊り上げられるようにした吊りピース付きコラム切梁を提供する。【解決手段】角形鋼管からなるコラム切梁本体2とコラム切梁2の両側部に取り付けられた複数の吊りピース3とから構成する。吊りピース3は、コラム切梁本体2の材軸方向に対してその両側部に、コラム切梁本体2の重心Gを通る鉛直軸に対して対称に、かつコラム切梁本体2の材軸方向に間隔をおいて複数対取り付ける。【選択図】図1

Description

本考案は、吊り上げ用の吊りピースを備えた吊りピース付きコラム切梁に関し、クレーンを用いて運搬等をする際に、吊りワイヤーの先端部に取り付けられたクランプ等の吊り具を確実に連結して安全に吊り上げられるようにしたものである。
山留め壁を支える山留め材のうち、特に山留め壁の内側に設置される腹起しや腹起しを直角に支持する切梁には主としてH形鋼からなる山留め材が使用される。
H形鋼からなる山留め材は、曲げや圧縮に対する断面性能に優れ、しかもどの位置でもボルトの装着が可能なようにフランジの全長にボルト孔が等間隔に設けられている。
また特に、運搬やトラック等への積み下ろし、さらには山留め工事における架設の際は、クランプ等の吊り具でフランジの縁端部を挟み込む等して容易に吊り上げることができて利便性に優れている。
しかし、H形鋼には断面の性能上、曲げに強い強軸と曲げに弱い弱軸があるため、H形鋼からなる山留め材を腹起しや切梁として設置する際は向きに注意する必要がる。また、中間杭を配置して座屈長さを短くし、仕口部は火打ち梁によって補強する必要がある。
また、切梁として角形鋼管からなるコラム切梁などを使用することもある。コラム切梁は、H形鋼にあるような上記した断面の性能上の問題がないため、向きに注意することなく設置することができ、また中間杭や火打ち梁による補強も原則不要である。
特開平04-68113号公報 特開平04-68114号公報
しかし、コラム切梁は、形状的に、運搬などの際に吊り用のクランプやフック等の吊り具を利用することができないため、吊りワイヤーを巻き付ける等して吊り上げる必要があり、クレーンによる運搬等がきわめて面倒であった。また、吊りワイヤーを巻き付けて吊り上げた際に、吊りワイヤーがずれて落下するおそれがあり、作業の安全上にも問題があった。
本考案は、以上の課題を解決するためになされたもので、積み下ろしや山留め工事における架設等の際に、クランプやシャックル等の吊り具を利用して簡単にかつ安全に吊り上げられるようにした吊りピース付きコラム切梁を提供することを目的とするものである。
本考案は、角形鋼管からなるコラム切梁本体と複数の吊りピースとから構成され、前記吊りピースはコラム切梁本体の材軸方向に対してその両側部に、コラム切梁本体の重心を通る鉛直軸に対して対称に、かつ前記コラム切梁の材軸方向に複数対設けられてなることを特徴とする吊りピース付きコラム切梁の考案である。
特に、コラム切梁本体の材軸方向に対してその両側部に、複数の吊りピースがコラム切梁本体の重心Gを通る鉛直軸に対して対称に取り付けられていることで、クレーンを用いて運搬等する際にこの2点を吊りワイヤーで吊ることにより回転したり、一方に傾いたりすることなくきわめて安全に吊り上げることができる。
また、吊りピースは、コラム切梁の材軸方向に複数対、取り付けられていることで、相当長いコラム切梁や重量の嵩む切梁であっても2点以上を吊りワイヤーで吊ることにより回転したり、一方に傾いたりすることなくきわめて安全に吊り上げることができる。
さらに、長さの異なる複数のコラム切梁を連結した状態で吊り上げる場合などで、重心Gの位置がずれてしまう場合でも、吊りワイヤーを吊りピースに補助吊りピースを介して連結することにより、コラム切梁を水平にかつ安全に吊り上げることができる。
なお、吊りピースは、コラム切梁をクレーンで吊り上げる際に、吊りワイヤーの先端部に取り付けられたシャックルを通すための穴をあけた厚鉄板など形成することができ、またコラム切梁本体の側部に溶接して取り付けることができる。
さらに、吊りピースとしては、他に吊りワイヤーの端部にとり付けられたクランプで挟み込めるように形成されたもの、或いはフックで引っ掛けられるように形成されたもの等で、いずれもコラム切梁本体の側部に溶接して取り付けることができる。
本考案は、特に、コラム切梁本体の材軸方向に対してその両側部に、複数の吊りピースがコラム切梁本体の重心Gを通る鉛直軸に対して対称に取り付けられていることで、クレーンを用いて運搬等する際にこの2点を吊りワイヤーで吊ることにより回転したり、一方に傾いたりすることなくきわめて安全に吊り上げることができる。
また、吊りピースは、コラム切梁の材軸方向に複数対、取り付けられていることで、相当長いコラム切梁や重量の嵩む切梁であっても2点以上を吊りワイヤーで吊ることにより回転したり、一方に傾いたりすることなくきわめて安全に吊り上げることができる。
吊りピース付きコラム切梁の一実施形態を示す斜視図である。 吊りピース付きコラム切梁の一実施形態を図示したものであり、図2(a)は側面図、図2(b)は平面図、図2(c)は図2(a)におけるイ−イ線拡大矢視図である。 補助吊りピースが取り付けられた吊りピース付きコラム切梁の一部拡大図であり、図3(a)は側面図、図3(b)は図3(a)におけるロ−ロ線断面図である。
図1と図2は、本考案の一実施形態を図示したものであり、吊りピース付きコラム切梁1は、角形鋼管からなるコラム切梁本体2とコラム切梁本体2の両側部に取り付けられた複数の吊りピース3と切梁本体2の材軸方向の両端部に取り付けられた継手2aとから構成されている。
吊りピース3は、コラム切梁本体2の材軸方向に対してその両側部にコラム切梁本体2の重心Gを通る鉛直軸に対して対称に取り付けられている。また、吊りピース3は、コラム切梁本体2の材軸方向に間隔をおいて複数対取り付けられている。
さらに、吊りピース3は、シャックル等の吊り具4の吊りボルト4aを通すための吊り孔3aを有し、厚でのプレートから形成されている。そして、コラム切梁本体2の側部に吊り孔3aを有する部分をコラム切梁本体2の上端より真上に突出させた状態で溶接することにより取り付けられている。
このような構成において、本考案の吊りピース付きコラム切梁1の運搬等に際しては、コラム切梁本体の重心Gを軸に点対称な2点の吊りピース3,3に吊りリワイヤー5の先端に取り付けられたシャックル等の吊り具4を連結して吊り上げることにより、きわめて安全に吊り上げることができる。また、特に長尺で重いコラム切梁であっても、コラム切梁本体2の重心Gを通る軸に対して対称な複数対(2点以上)の吊りピース3,3に吊りワイヤー5を連結して吊り上げることにより、きわめて安全に吊り上げることができる。
図3(a),(b)は、本考案の他の実施形態を図示したものであり、長さの異なるコラム切梁を連結した状態で吊り上げる場合などで、吊りピース3に吊りワイヤー5を連結すると、重心Gの位置がずれて一方に傾いてしまう場合でも、吊りワイヤー5を吊りピース3に補助吊りピース6を介して連結して重心Gの位置を修正することによりコラム切梁を水平に吊り上げられるようにしたものである。
説明すると、コラム切梁本体2の材軸方向に間隔をおいて取り付けられた吊りピース3,3間に、補助吊りピース6が取り付けられている。
補助吊りピース6は、コラム切梁本体2の材軸方向に長い厚でのプレートより形成され、上部と下部にそれぞれ真横に貫通する吊り孔6aと取付け孔6bが形成されている。
吊り孔6aは、シャックル等の吊り具4の吊りボルトを通すための孔であり、コラム切梁本体2の材軸方向に等間隔に複数形成されている。また、取付け孔6bは補助吊りピース6を吊りピース3にボルト付けするためのボルト貫通孔であり、材軸方向の両端部に形成されている。さらに、コラム切梁本体2側の側部に複数の補強リブ6cが材軸方向に間隔をおいて形成されている。
なお、補助吊りピース6は複数の吊りピース3,3間に跨る長さに形成されていてもよい。また、吊り孔6aの間隔は小さい方が重心Gの位置をより正確に修正することができる。
このように形成された補助吊りピース6は、隣接する吊りピース3,3の側部に添え付けられ、かつ取付け孔6bと吊り孔3aを貫通する複数の取付けボルト7によって吊りピース3,3の側部に脱着自在にボルト付けされる。
そして、吊りワイヤー5の各吊り具4を複数の吊り孔6aのいずれかひとつに連結してコラム切梁1の重心Gのずれを修正することにより、コラム切梁1を水平に吊り上げることができる。
本考案は、クレーンを用いて運搬等をする際に、吊りワイヤーの先端部に取り付けられたクランプ等の吊り具を確実に連結して安全に吊り上げることができる。
1 吊りピース付きコラム切梁
2 コラム切梁本体
3 吊りピース
3a 吊り孔
4 吊り具
4a 吊りボルト
5 吊りワイヤー
6 補助吊りピース
6a 吊り孔
6b 取付け孔
6c 補強リブ
7 取付けボルト

Claims (2)

  1. 角形鋼管からなるコラム切梁本体と当該コラム切梁の側部に取り付けられた複数の吊りピースとからなる吊りピース付きコラム切梁において、前記吊りピースは、前記コラム切梁本体の材軸方向に対してその両側部に、前記切梁本体の重心を通る鉛直軸に対して対称に、かつコラム切梁本体の材軸方向に間隔をおいて複数対、取り付けられていることを特徴とする吊りピース付きコラム切梁。
  2. 請求項1記載の吊りピース付きコラム切梁において、吊りピースに補助吊りピースが脱着自在に取り付けられ、かつ前記補助吊りピースに前記コラム切梁の材軸方向に複数の吊り孔が間隔をおいて設けられていることを特徴とする吊りピース付きコラム切梁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018178389A (ja) * 2017-04-04 2018-11-15 ジェコス株式会社 コラム切梁の架設方法
JP2019196671A (ja) * 2018-05-11 2019-11-14 ジェコス株式会社 コラム切梁用吊り治具

Cited By (3)

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