JP2015067374A - 積載ラック吊り具及び積載ラック吊り方法 - Google Patents

積載ラック吊り具及び積載ラック吊り方法 Download PDF

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秋水 田中
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Abstract

【課題】積載ラックを安定して吊り上げると共に、軽量化、コスト削減を図った積載ラック吊り具及び積載ラック吊り方法を提供する。
【解決手段】積載ラック吊り具Sは、吊り上げ装置の吊り上げ部に掛け止めされ、吊り上げ部から積載ラック1の一端部及び他端部にそれぞれ延びて、積載ラック1に取り付けられるスリング部材10と、スリング部材10の一対の延出部分が互いに近接することを抑制するスリング近接抑制部材20と、スリング近接抑制部材20の両端部に取り付けられるスリング係合部材30とを備えている。スリング係合部材30は、スリング部材10の表面と当接する第1当接部33aと、上下方向に間隔を空けて第1当接部33aを挟む位置に配置され、スリング部材10の裏面と当接する第2当接部34a及び第3当接部35aとを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、積載ラック吊り具及び積載ラック吊り方法に係り、特に、建築用パネルが積載される積載ラックを、吊り上げ装置に掛け止めされたスリング部材によって吊り上げる際に用いられる積載ラック吊り具及び積載ラック吊り方法に関する。
従来から、工場にて製造された各種建物に用いられるパネルを建築現場に運搬するために、パネルを積載することが可能な積載ラックが知られている。
パネルが積載された積載ラックは、工場からトラックに積み上げられて運搬され、トラックから建築現場に積み下ろされる。
積載ラックの積み上げ、積み下ろし方法を説明すると、例えば、クレーン等の吊り上げ装置の吊り上げフックに掛け止めされたスリングによって積載ラック全体を保持した上で、クレーンで積載ラックを吊り上げることで積み上げたり、積み下ろしたりする。
このとき、積載ラックは比較的大型な重量物であることから、スリングが吊り上げ時に積載ラック側に食い込んでしまい、積載ラックの変形や、パネルの損傷、変形を起こすことが往々にある。そのため、スリングの積載ラック側への食い込みを抑制する部材を利用することが一般的に知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の楊重用吊り天秤装置では、図7に示すように、吊り上げ対象物をクレーンで吊り上げるために、クレーンに設けられた吊り上げフックにスリングの上端部を掛け止めし、スリングの下端部がシャックルを介して吊り上げ対象物と連結されている。
また、吊り上げ対象物の吊り上げ姿勢を維持するために、上下方向において吊り上げフックと吊り上げ対象物との間に吊り天秤を設け、吊り天秤は、シャックルを介してスリングと連結されている。
この吊り天秤によって、吊り上げ対象物と連結されたスリングが、吊り上げ対象物側に食い込むことを抑制し、吊り上げ対象物を安定して吊り上げることが可能になる。
特開2002−255472号公報
しかしながら、特許文献1のような楊重用吊り天秤装置では、吊り上げ対象物を安定して吊り上げ可能であるものの、吊り天秤を設けることで、吊り上げフック側及び吊り上げ対象物側にそれぞれ別体のスリングを必要とし、また複数のスリングと連結するために複数のシャックルを必要とし、さらには吊り天秤側にシャックルとの連結部分を設ける必要があり、構成部品数が多くなってしまっていた。
構成部品数が増えることで、吊り天秤装置全体が大型化かつ重量化してしまい、構成部品の調達、メンテナンス等によるコストも高くなってしまっていた。
そのため、吊り上げ対象物となる積載ラックを安定して吊り上げながらも、部品点数を削減することで軽量化、コスト削減を果たせる積載ラック吊り具が望まれていた。
また、工場、建築現場にある材料を吊り上げ部品として利用することが可能な積載ラック吊り具が望まれていた。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、各種建物に用いられるパネルを積載した積載ラックを安定して吊り上げると共に、部品点数を削減することで軽量化、コスト削減を果たすことが可能な積載ラック吊り具及び積載ラック吊り方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、工場、建築現場にある材料を吊り上げ部品として利用することが可能な積載ラック吊り具及び積載ラック吊り方法を提供することにある。
前記課題は、本発明の積載ラック吊り具によれば、被積載物が積載される積載ラックを吊り上げ装置によって吊り上げる際に用いられる積載ラック吊り具であって、前記吊り上げ装置の吊り上げ部に掛け止めされ、上下方向において該吊り上げ部から前記積載ラックの一端部及び他端部にそれぞれ向かって延びて、該積載ラックに取り付けられるスリング部材と、該スリング部材のうち、前記吊り上げ部から前記積載ラックの一端部及び他端部にそれぞれ向かって延びる一対の延出部分の間に設けられ、該一対の延出部分が互いに近接することを抑制するスリング近接抑制部材と、該スリング近接抑制部材のうち、前記スリング部材側の両端部にそれぞれ取り付けられ、前記スリング部材に係合するスリング係合部材と、を備え、該スリング係合部材は、前記スリング部材の裏面及び表面のいずれか一方面と当接する第1当接部と、前記スリング部材の延出方向に沿って前記第1当接部から所定間隔を空けて配置され、該第1当接部が当接する面とは反対側の他方面と当接する第2当接部と、を備えていること、により解決される。
上記のように、積載ラックを吊り上げるときに、スリング部材の一対の延出部分が互いに近接することを抑制するスリング近接抑制部材と、スリング近接抑制部材の両端部にそれぞれ取り付けられ、スリング部材に係合するスリング係合部材と、を備えているため、積載ラックを安定して吊り上げることができる。
詳しく言うと、スリング係合部材は、スリング部材の裏面及び表面のいずれか一方面と当接する第1当接部と、スリング部材の延出方向に沿って第1当接部から所定間隔を空けて配置され、第1当接部が当接する面とは反対側の他方面と当接する第2当接部とを備えているため、スリング係合部材に対して、スリング部材の一部が各当接部に挟持されることで係合する構成となる。
さらに詳しく言うと、吊り上げ時にスリング部材が各当接部に挟持されることで、スリング部材の延出方向と直交する方向に向かってスリング部材から各当接部に圧縮力が加わり、スリング部材と各当接部との間で強い摩擦抵抗が生じる。結果として、スリング部材とスリング係合部材とが強固に係合される。
また、積載ラックを吊り上げるときに、スリング部材とスリング近接抑制部材の他に、スリング係合部材を用いるだけのシンプルな構成となるため、部品点数を削減することができ、軽量化、コスト削減を果たすことができる。
さらに、スリング近接抑制部材として、工場や建築現場にある公知な材料、例えば鋼材やリン木等を利用し、それらの両端部にスリング係合部材を取り付けるだけの容易な組み立て構造からなる積載ラック吊り具を提供できる。
このとき、前記スリング係合部材は、前記スリング部材の前記一方面と当接する第1当接部と、前記スリング部材の延出方向に沿って前記第1当接部を所定間隔を空けて挟む位置に配置され、前記スリング部材の前記他方面と当接する前記第2当接部及び第3当接部と、を備えていると良い。
上記構成により、スリング係合部材に対して、スリング部材の一部が第1当接部、第2当接部及び第3当接部に挟持されることで強固に係合する構成となる。
このとき、前記スリング係合部材の各当接部は、上下方向に所定の間隔を空けてそれぞれ配置され、前記第2当接部は、前記第1当接部よりも下方に位置し、前記第3当接部は、前記第1当接部よりも上方に位置していると良い。
また、前記各当接部は、前記スリング部材に向かって側方に張り出すように設けられ、前記第1当接部は、前記第2当接部及び前記第3当接部の少なくとも一方よりも側方に張り出していると良い。
上記のように、第1当接部は、下方位置の第2当接部、及び上方位置の第3当接部の少なくとも一方よりも側方に張り出しているため、スリング係合部材にスリング部材を係合させる作業がし易くなる。すなわち、積載ラックの吊り上げ作業が容易になる。
このとき、前記各当接部は、前記スリング部材への張り出し方向と交差する方向に延びており、前記スリング係合部材は、前記各当接部の延出方向の一端部側から連続して屈曲し、前記延出方向とは交差する方向に突出する屈曲部を有し、係合した前記スリング部材が前記延出方向において前記屈曲部側から離脱することを規制すると良い。
上記のように、各当接部は、スリング部材への張り出し方向と交差する方向に延びているため、言い換えれば、スリング部材の幅方向に延びていることになるため、スリング部材の裏面又は表面と当接し易い形状となる。
また、スリング係合部材は、各当接部の延出方向の一端部側から連続して屈曲し、延出方向とは交差する方向に突出する屈曲部を有し、係合したスリング部材が延出方向において屈曲部側から離脱することを規制するため、積載ラック吊り上げ時にスリング部材がスリング係合部材から抜け難い構造となる。
このとき、前記スリング係合部材は、前記スリング近接抑制部材に着脱可能に嵌合され、締結ボルトによって固定されていると良い。
上記構成により、スリング近接抑制部材に対するスリング係合部材の取り付け作業が簡便になり、また、締結ボルトで固定されることで連結剛性が向上する。
このとき、前記各当接部に、該各当接部と前記スリング部材との間で摩擦抵抗を向上させるための摩擦部材を設けていると良い。
上記構成により、スリング係合部材の各当接部と、スリング部材との間で摩擦抵抗が向上し、互いに強固に固定される。結果として、スリング係合部材を介してスリング部材とスリング近接抑制部材とが強固に連結される。
このとき、被積載物が積載される積載ラックを吊り上げ装置によって吊り上げる積載ラック吊り方法であって、前記吊り上げ装置の吊り上げ部に掛け止めされ、上下方向において該吊り上げ部から前記積載ラックの一端部及び他端部にそれぞれ向かって延びるスリング部材を前記積載ラックに取り付ける工程と、該スリング部材のうち、前記吊り上げ部から前記積載ラックの一端部及び他端部にそれぞれ向かって延びる一対の延出部分の間に設けられ、該一対の延出部分が互いに近接することを抑制するスリング近接抑制部材のうち、前記スリング部材側となる両端部にスリング係合部材を取り付ける工程と、前記スリング係合部材に前記スリング部材を係合する工程と、を備え、該スリング係合部材にスリング部材を係合する工程では、前記スリング係合部材の第1当接部を前記スリング部材の裏面及び表面のいずれか一方面と当接させ、前記スリング部材の延出方向に沿って前記第1当接部から所定間隔を空けて配置される第2当接部を、前記第1当接部を当接させる面とは反対側の他方面と当接させる積載ラック吊り方法を実現することもできる。
本発明の積載ラック吊り具及び積載ラック吊り方法によれば、各種建物に用いられるパネルを積載した積載ラックを安定して吊り上げると共に、部品点数を削減することで軽量化、コスト削減を果たすことが可能な積載ラック吊り具及び積載ラック吊り方法を提供することができる。
また、工場、建築現場にある材料を吊り上げ部品として利用することが可能な積載ラック吊り具及び積載ラック吊り方法を提供することができる。
本発明に係る積載ラック吊り具を用いて積載ラックを吊り上げた状態を示す説明図である。 図2(a)は、スリング係合部材を示す斜視図であり、図2(b)は、スリング係合部材を別の角度から見た斜視図である。 スリング近接抑制部材とスリング係合部材との取り付け構造を説明する分解斜視図である。 スリング係合部材にスリング部材を係合させた状態を示す側面図である。 積載ラック吊り具を用いた積載ラック吊り方法を示す工程図である。 スリング係合部材の第2実施例を示す側面図である。 従来例を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態に係る積載ラック吊り具について、図1〜図7を参照しながら説明する。
本実施形態は、積載ラックを吊り上げ装置に掛け止めされたスリング部材によって吊り上げる際に用いられる積載ラック吊り具であって、スリング部材の一対の延出部分が互いに近接することを抑制するスリング近接抑制部材と、スリング近接抑制部材の両端部にそれぞれ取り付けられるスリング係合部材とを備えており、さらにスリング係合部材が、スリング部材の表面と当接する第1当接部と、上下方向に間隔を空けて第1当接部を挟む位置に配置され、スリング部材の裏面と当接する第2当接部及び第3当接部と、を有していることを特徴とする積載ラック吊り具の発明に関するものである。
本実施形態の積載ラック吊り具Sは、吊り上げ対象となる積載ラック1を不図示の吊り上げ装置によって吊り上げる際に用いられる部材からなる。
具体的には、積載ラック吊り具Sは、図1に示すように、吊り上げ装置の吊り上げ部に掛け止めされ、上下方向において吊り上げ部から積載ラック1の短尺方向の一端部及び他端部にそれぞれ向かって延びて、積載ラック1を保持するスリング部材10と、スリング部材10のうち、吊り上げ部から積載ラック1の一端部及び他端部にそれぞれ向かって延びる一対の延出部分の間に配置され、一対の延出部分が互いに近接することを抑制するスリング近接抑制部材20と、スリング近接抑制部材20のうち、スリング部材10側の両端部にそれぞれ取り付けられ、スリング部材10に係合するスリング係合部材30と、から主に構成されている。
積載ラック1は、各種建物に用いられる建築用のパネル2を複数積載することが可能なラックであって、例えば、工場や建築現場でパネル2を平積みした状態で保管するときや、工場と建築現場の間でトラックの荷台にパネル2を載せて運搬するときに用いられる。
積載ラック1は、図1に示すように、積載ラック1の長尺方向に所定の間隔を空けて一対に設置され、上下方向に複数重ねて立設され、積載ラック1の短尺方向に延びているパネル受け部材3と、パネル受け部材3の延出方向に所定の間隔を空けて一対に設けられ、上下方向に間隔を空けて取り付けられ、一対のパネル受け部材3を連結するように延びているつなぎ部材4と、から主に構成されており、パネル受け部材3の上面にパネル2を載置可能な構成となっている。
パネル2は、例えば、建物の外壁を構成する矩形状のパネル部材であって、図1に示すように、矩形状のパネルフレーム2aと、パネルフレーム2aに固定された矩形状の外装面材2bと、から主に構成されている。
パネルフレーム2aは、断面略コ字形状の長尺な鋼材を矩形状に枠組みすることにより形成されている。枠組みされたパネルフレーム2aによって囲まれる空間内には、グラスウールや発泡ウレタン等からなる不図示の断熱材が充填されている。
外装面材2bは、セラミック系の外壁材や耐水合板等から形成されている。
パネル受け部材3は、パネル2を取り付け可能に載置する部材であって、角形鋼管やリップ溝鋼管等を組み合わせて略H字形状に形成されており、パネル2を収容可能な間隔を空けて上下方向に複数重ねて互いに着脱可能に設置されている。
パネル受け部材3は、断面略ロ字形状からなる長尺な不図示のパネル受け部3aと、パネル受け部の長尺方向の両端部にそれぞれ溶接され、パネル受け部に対して垂直に延出し、断面略ロ字形状からなる不図示の分割支柱部と、から主に構成されている。
分割支柱部は、パネル受け部材3を上下方向に複数重ねたときに全体として積載ラック1の支柱部となる部分である。
つなぎ部材4は、図1に示すように、一対のパネル受け部材3を連結する部材である。
つなぎ部材4は、略平板形状の長尺体からなり、その長尺方向の両端部にそれぞれ不図示のボルト穴が形成されており、両ネジボルトを締結することでパネル受け部材3と連結されている。
また、不図示のボルト穴よりも両端部側には、積載ラック1を吊り上げる際に用いられる吊り上げ穴部4aがそれぞれ形成されており、スリング部材10と連結される。
上記構成により、つなぎ部材4を含む積載ラック1をスリング部材10で保持した上で、クレーン等の吊り上げ装置で吊り上げることができる。
スリング部材10は、図1に示すように、吊り上げ装置の吊り上げ部に一部が掛け止めされ、積載ラック1を保持する部材であって、例えば、ナイロン製の長尺なベルトスリングからなる。
スリング部材10は、その長尺方向の両端部に環状形状からなる環状穴部11を備えており、環状穴部11と、つなぎ部材4の吊り上げ穴部4aとが連結される。
詳しく言うと、環状穴部11と吊り上げ穴部4aとは、公知なシャックル12を介して連結されることになる。
本実施形態では、図1に示すように、積載ラック1を吊り上げるために、長尺な2本のスリング部材10と、4本のシャックル12とが用いられている。
具体的には、積載ラック1の下端部に取り付けられた1対のつなぎ部材4の吊り上げ穴部4aに、それぞれシャックル12が積載ラック1の四隅に位置するように取り付けられている。また、スリング部材10は、積載ラック1の長尺方向に所定の間隔を空けて2本配置されている。
そして、一対のスリング部材10は、その延出方向の一端部にある環状穴部11aが所定のシャックル12に取り付けられ、環状穴部11aから連続して積載ラック1の外側面に沿って上方に延びており、略中央部分において吊り上げ部に掛け止めされて構成されている。さらに、略中央部分から連続して積載ラック1の外側面に沿って下方に延びており、延出方向の他端部にある環状穴部11bが所定のシャックル12に取り付けられて構成されている。
上記構成によって、積載ラック1がスリング部材10に保持された上で、吊り上げ装置によって吊り上げられることになる。
スリング近接抑制部材20は、図1に示すように、スリング部材10の積載ラック1側への食い込みを抑制する部材であって、例えば、断面略ロ字形状の角形鋼管や、断面略四角形状のリン木を利用して形成される。
スリング近接抑制部材20は、吊り上げ時に積載ラック1の長尺方向に所定の間隔を空けて2本配置される。
また、スリング近接抑制部材20は、上下方向において吊り上げ部と積載ラック1との間に配置されており、かつ、積載ラック1に取り付けられたスリング部材10の内側に配置されてスリング部材10の延出方向となる上下方向と略直交する方向に延びて構成されている。
一対のスリング近接抑制部材20の長尺方向の両端部には、後述のスリング係合部材30がそれぞれ取り付けられており、スリング近接抑制部材20は、スリング係合部材30を介してスリング部材10と連結されている。
上記構成によって、スリング近接抑制部材20が、積載ラック1を吊り上げるときに、スリング部材10の、積載ラック1側への食い込みを抑制することが可能となる。
スリング係合部材30は、積載ラック1をスリング部材10で保持した状態で吊り上げるときに用いられる部材であって、角形鋼管、板状鋼材、及び丸鋼等を組み合わせて形成されている。
スリング係合部材30は、図2又は図3に示すように、四角形状の箱体からなり、スリング近接抑制部材20の延出方向の端部に取り付けられる取り付け部31と、取り付け部31とは反対側の端部に設けられ、吊り上げ時にスリング部材10に向かって張り出すように形成され、スリング部材10に係合する係合部32と、から主に構成されている。
取り付け部31は、角型鋼管に平板状の鋼材を接合して形成された四角形状の箱体からなり、スリング近接抑制部材20の端部が取り付け部31の内部に嵌めこまれることで、スリング近接抑制部材20に取り付けられている。
取り付け部31は、スリング近接抑制部材20への取り付け方向と直交する側の両側面に締結穴部31aをそれぞれ備えており、締結ボルトを締結することでスリング近接抑制部材20と着脱可能に固定されている。
なお、取り付け部31の内部断面積は、スリング近接抑制部材20の断面積よりもやや大きめに形成されている。そのため、スリング係合部材30が、スリング近接抑制部材20に取り付け易くなると共に、断面積が比較的小さいスリング近接抑制部材20に対しても、締結ボルトの締結位置を調節することで固定可能な設計となっている。
取付け部31のうち、スリング近接抑制部材20への取り付け部分と反対側の外側端部には、係合部32が連続して接合されている。
なお、本実施形態では、取り付け部31の外側端部のうち、外側面に係合部32が接合されているが、これに限定されることなく、取り付け部31の外側端部の上面や、外側端部の下面まで跨って係合部32が接合されていても良い。
係合部32は、丸鋼を略L字形状に折り曲げて形成されてなり、スリング部材10に向かって取り付け部31から側方に張り出すように設けられ、図4に示すように、スリング部材10に対してスリング部材10の一部を略ジグザグ状となるように折り返して係合している。
係合部32は、図2又は図3に示すように、上下方向に所定の間隔を空けてそれぞれ配置された、略L字形状の第1係合部33と、第1係合部33よりも下方に位置する略L字形状の第2係合部34と、第1係合部33よりも上方に位置する略L字形状の第3係合部35と、から主に構成されている。
各係合部33、34、35は、それぞれ、スリング近接抑制部材20への取り付け方向と直交する方向に延びて、吊り上げ時にスリング部材10の一部と当接する第1当接部33a、第2当接部34a、第3当接部35aと、各当接部33a、34a、35aそれぞれの延出方向の一端部から連続して屈曲し、延出方向とは略直交する方向に延びる第1屈曲部33b、第2屈曲部34b、第3屈曲部35bと、から主に構成されている。
第1当接部33aは、図3又は図4に示すように、吊り上げ時にスリング部材10の表面と当接し、第1屈曲部33bは、取り付け部31の側面に、詳しく言うと取り付け部31の、積載ラック1中心側の内側面に接合されて構成されている。
第2当接部34aは、吊り上げ時にスリング部材10の裏面と当接し、第2屈曲部34bは、取り付け部31の、積載ラック1中心側の内側面に接合されて構成されている。
第3当接部35aは、吊り上げ時にスリング部材10の裏面と当接し、また、取り付け部31の、スリング部材10側の側面に接合されて構成されている。
そして、第1当接部33a及び第2当接部34aは、第3当接部35aよりも、スリング部材10側の側方に張り出している。
上記構成により、吊り上げ時にスリング部材10の一部が、図4に示すように、各係合部32の間で略ジグザグ状に折り返されて係合する構成となる。
スリング部材10が各係合部32と略ジグザグ状に当接することで、上下方向と直交する方向、すなわち、スリング部材10の延出方向と直交する方向に向かってスリング部材10から各係合部32に圧縮力が加わり、スリング部材10と各係合部32との間で強い摩擦抵抗が生じる。結果として、スリング部材10とスリング近接抑制部材20とが強固に連結される。
なお、各当接部33a、34a、35aに、各当接部33a、34a、35aとスリング部材10との間で摩擦抵抗を向上させるための不図示の摩擦部材を別途設けても良い。
摩擦部材を設けることで、スリング部材10と各係合部32との間で一層摩擦抵抗が生じ易くなり、強固に連結されることになる。摩擦部材には、例えば、公知なゴム材等を用いると良い。
また、上記構成により、スリング係合部材30は、図4に示すように、係合したスリング部材10が、各当接部33a、34a、35aの延出方向において各屈曲部33b、34b、35b側から離脱することを規制することができる。言い換えれば、各屈曲部33b、34b、35bが、スリング部材10と当接可能な位置に配置されている。
一方で、スリング係合部材30は、スリング部材10と、屈曲部33b、34b、35b側とは反対側から着脱可能な構成となっている。
そのため、積載ラック1を吊り上げるときに、スリング部材10がスリング係合部材30から抜け難い構造となる。一方で、積載ラック1を吊り上げた後には、スリング部材10がスリング係合部材30から抜き取り易い構造となる。
なお、積載ラック1吊り上げ時に、スリング係合部材30の各屈曲部33b、34b、35bが、図1に示すように、吊り上げ装置の吊り上げ部側、すなわち積載ラック1の中心側に位置するように配置すると良い。
このように配置することで、吊り上げ時に、スリング部材10は吊り上げ装置の吊り上げ部側に引き寄せられることになるから、スリング係合部材30から抜け難い構成となるためである。
<積載ラック吊り具Sを用いた積載ラック吊り方法>
次に、積載ラック吊り具Sを用いて、パネル2が積載された積載ラック1をスリング部材10で吊り上げる積載ラック吊り方法について、図5に基づいて説明する。
図5は、積載ラック吊り具Sを用いた積載ラック吊り方法を示す作業工程図である。
積載ラック吊り方法では、最初に、積載ラック1を設置する作業工程(ST01)から始まる。
詳細に説明すると、図1に示すように、まず、パネル2の長尺方向の長さ程度の間隔を空けてパネル受け部材3を一対に設置する。そして、一対のパネル受け部材3上にそれぞれ別のパネル受け部材3を積み上げるように重ねて設置する。そして、一対のパネル受け部材3を連結するようにつなぎ部材4を取り付けて積載ラック1を組み立てる。
組み立てた積載ラック1のパネル受け部材3上にパネルを平積みで載置する。
次に、積載ラック1にスリング部材10を取り付ける作業工程(ST02)に進む。
詳細に説明すると、図1に示すように、つなぎ部材4の延出端部にある吊り上げ穴部4aに、スリング部材10の延出端部にある環状穴部11を連結させる。
このとき、スリング部材10を積載ラック1の長尺方向に所定の間隔を空けて2つ配置し、積載ラック1全体を上方から囲むように保持して取り付ける。
次に、スリング近接抑制部材20にスリング係合部材30を取り付ける作業工程(ST03)に進む。
詳細に説明すると、図3に示すように、用意したスリング近接抑制部材20の延出方向の両端部に、スリング係合部材30の取り付け部31を嵌合させて締結ボルトで固定する。
本実施形態では、図1に示すように、スリング近接抑制部材20を2つ、スリング近接抑制部材に取り付けるスリング係合部材30を4つ準備する。
次に、スリング近接抑制部材20に取り付けられたスリング係合部材30と、スリング部材10とを係合させる作業工程(ST04)に進む。
詳細に説明すると、図1又は図4に示すように、まず、積載ラック1の上方にスリング係合部材30が装着されたスリング近接抑制部材20を配置する。そして、スリング係合部材30の係合部32に対して、スリング部材10の一部を略ジグザグ状に折り返すようにして係合させる。
最後に、積載ラック1を吊り上げ装置の吊り上げ部に掛け止めされたスリング部材10によって保持した状態で吊り上げる作業工程(ST05)に進む。
詳細に説明すると、スリング部材10の延出方向の略中央部分に吊り上げ装置の吊り上げ部を掛け止めした上で、吊り上げ装置によって積載ラック1を吊り上げる。
このとき、スリング近接抑制部材20及びスリング係合部材30を、上下方向に引っ張られて延びるスリング部材10と略直交する方向に連結させた状態で、上下方向において吊り上げ部と積載ラック1の間に位置するように配置する。
上記ステップST01〜ステップST05の作業工程を実行することで、パネル2を積載した積載ラック1を安定して吊り上げることができ、かつ、スリング部材10とスリング近接抑制部材20の他に、スリング係合部材30を用いるだけのシンプルな部品構成となる。
なお、上記積載ラック吊り方法の作業工程のうち、積載ラック1にスリング部材10を取り付ける工程(ST02)と、スリング近接抑制部材20にスリング係合部材30を取り付ける工程(ST03)との順番を逆にして作業しても良い。
<スリング係合部材30の第2実施形態>
次に、スリング係合部材30の第2実施例について、図6に基づいて説明する。
なお、以下の説明において、特徴の差異を明確にするため、上記実施例に係るスリング係合部材30と重複する内容については説明を省略する。
第2実施例に係るスリング係合部材130は、スリング係合部材30と比較して、係合部32の形状を変更することで、スリング部材10と一層強固に係合させたことに特徴を有する。
スリング係合部材130は、図6に示すように、吊り上げ時にスリング部材10に向かって側方及び上方に張り出すように形成され、スリング部材10に係合する係合部132を備えている。
係合部132は、スリング部材10に対して、スリング部材10の一部を略ジグザグ状に折り返すようにして係合している。
具体的には、係合部132は、上下方向に所定の間隔を空けてそれぞれ配置された、第1係合部133と、第1係合部133よりも順に下方に位置する第2係合部134及び第4係合部136と、第1係合部133よりも順に上方に位置する第3係合部135及び第5係合部137と、から主に構成されている。
第1係合部133、第4係合部136、第5係合部137は、それぞれ、吊り上げ時に第1当接部133a、第4当接部136a、第5当接部137aがスリング部材10の表面と当接するように構成されている。
第2係合部134、第3係合部135は、それぞれ、吊り上げ時に第2当接部134a、第3当接部135aがスリング部材10の裏面と当接するように構成されている。
そして、第1当接部133a、第2当接部134a、第3当接部135a、第4当接部136aは、第5当接部137aよりも側方に張り出している。
上記構成により、吊り上げ時にスリング部材10の一部が、図6に示すように、各係合部132の間で略ジグザグ状に折り返されて係合する構成となる。
スリング部材10が各係合部132と略ジグザグ状に当接することで、スリング部材10から各係合部132に圧縮力が加わり、スリング部材10と各係合部132との間で一層強い摩擦抵抗が生じる。結果として、スリング部材10とスリング近接抑制部材20とが一層強固に連結される。
<その他の実施形態>
上記実施形態のスリング係合部材30では、取り付け部31がスリング近接抑制部材20の延出方向の端部と嵌合し、さらに締結ボルトを側方から締結することで、スリング近接抑制部材20に対して着脱可能に取り付けられているが、これに限定されることなく、スリング係合部材30が着脱可能に取り付け可能であれば、取り付け部31の形状を適宜変更しても良い。
また、スリング近接抑制部材20にスリング係合部材30を接合して一体物として構成しても勿論良い。
上記実施形態のスリング係合部材30では、係合部32が、上下方向に所定の間隔を空けて配置された第1係合部33と、第2係合部34と、第3係合部35と、を備えているが、各係合部32の数量を3つに限定することなく、適宜数量を調整することが可能である。
また、各係合部32は、スリング部材10に対してスリング部材10の一部を略ジグザグ状に折り返すように係合していれば良く、それぞれスリング部材10の裏面及び表面のどちらの面と当接する構成とするかは、適宜設定することができる。
さらに、各係合部32は、上下方向に所定の間隔を空けて配置されているが、これに限定されることなく、図6に示すように、一部が側方方向に間隔を空けて配置されていても良い。
上記実施形態の第1当接部33a、第2当接部34a、第3当接部35aは、断面略円形状からなるが、これに限定されることなく、例えば、断面略四角形状、断面略楕円形状等、適宜形状変更可能である。
また、第1当接部33a、第2当接部34aは、第3当接部35aよりもスリング部材10側の側方に張り出しているが、これに限定されることなく、スリング部材10側への張り出し部分を適宜変更することができる。
そのとき、第1屈曲部33b、第2屈曲部34b、第3屈曲部35bの形状、配置も合わせて変更可能である。
上記実施形態では、積載ラック1に積載されるパネル2として、外壁パネルを採用したが、これに限定されることなく、屋根パネル、ドアパネル等のように、建築物に用いられる幅、長さ、及び厚みの異なる各種パネル2を積載ラック1に自由な配置で積載することも可能である。
また、上記実施形態では、吊り上げ対象物として積載ラック1を採用しているが、これに限定されることなく、比較的大型な重量物を吊り上げ対象物として適用することも勿論可能である。
上記実施形態では、主として本発明に係る積載ラック吊り具及び積載ラック吊方法に関して説明した。
ただし、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
特に、スリング係合部材30、130の形状、配置又は構成について、上記の実施形態にて説明したものは、あくまで一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。
S 積載ラック吊り具
1 積載ラック
2 パネル
2a パネルフレーム
2b 外装面材
3 パネル受け部材
4 つなぎ部材
4a 吊り上げ穴部
10 スリング部材
11 環状穴部
11a、11b 環状穴部
12 シャックル
20 スリング近接抑制部材
30、130 スリング係合部材
31 取り付け部
31a 締結穴部
32、132 係合部
33、133 第1係合部
33a、133a 第1当接部
33b 第1屈曲部
34、134 第2係合部
34a、134a 第2当接部
34b 第2屈曲部
35、135 第3係合部
35a、135a 第3当接部
35b 第3屈曲部
136 第4係合部
136a 第4当接部
137 第5係合部
137a 第5当接部

Claims (8)

  1. 被積載物が積載される積載ラックを吊り上げ装置によって吊り上げる際に用いられる積載ラック吊り具であって、
    前記吊り上げ装置の吊り上げ部に掛け止めされ、上下方向において該吊り上げ部から前記積載ラックの一端部及び他端部にそれぞれ向かって延びて、前記積載ラックに取り付けられるスリング部材と、
    該スリング部材のうち、前記吊り上げ部から前記積載ラックの一端部及び他端部にそれぞれ向かって延びる一対の延出部分の間に設けられ、該一対の延出部分が互いに近接することを抑制するスリング近接抑制部材と、
    該スリング近接抑制部材のうち、前記スリング部材側の両端部にそれぞれ取り付けられ、前記スリング部材に係合するスリング係合部材と、を備え、
    該スリング係合部材は、
    前記スリング部材の裏面及び表面のいずれか一方面と当接する第1当接部と、
    前記スリング部材の延出方向に沿って前記第1当接部から所定間隔を空けて配置され、該第1当接部が当接する面とは反対側の他方面と当接する第2当接部と、を備えていることを特徴とする積載ラック吊り具。
  2. 前記スリング係合部材は、
    前記スリング部材の前記一方面と当接する前記第1当接部と、
    前記スリング部材の延出方向に沿って前記第1当接部を所定間隔を空けて挟む位置に配置され、前記スリング部材の前記他方面と当接する前記第2当接部及び第3当接部と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の積載ラック吊り具。
  3. 前記スリング係合部材の各当接部は、上下方向に所定の間隔を空けてそれぞれ配置され、
    前記第2当接部は、前記第1当接部よりも下方に位置し、
    前記第3当接部は、前記第1当接部よりも上方に位置していることを特徴とする請求項2に記載の積載ラック吊り具。
  4. 前記各当接部は、前記スリング部材に向かって側方に張り出すように設けられ、
    前記第1当接部は、前記第2当接部及び前記第3当接部の少なくとも一方よりも側方に張り出していることを特徴とする請求項3に記載の積載ラック吊り具。
  5. 前記各当接部は、前記スリング部材への張り出し方向と交差する方向に延びており、
    前記スリング係合部材は、
    前記各当接部の延出方向の一端部側から連続して屈曲し、前記延出方向とは交差する方向に突出する屈曲部を有し、
    係合した前記スリング部材が前記延出方向において前記屈曲部側から離脱することを規制することを特徴とする請求項4に記載の積載ラック吊り具。
  6. 前記スリング係合部材は、前記スリング近接抑制部材に着脱可能に嵌合され、締結ボルトによって固定されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の積載ラック吊り具。
  7. 前記各当接部に、該各当接部と前記スリング部材との間で摩擦抵抗を向上させるための摩擦部材を設けたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の積載ラック吊り具。
  8. 被積載物が積載される積載ラックを吊り上げ装置によって吊り上げる積載ラック吊り方法であって、
    前記吊り上げ装置の吊り上げ部に掛け止めされ、上下方向において該吊り上げ部から前記積載ラックの一端部及び他端部にそれぞれ向かって延びるスリング部材を前記積載ラックに取り付ける工程と、
    該スリング部材のうち、前記吊り上げ部から前記積載ラックの一端部及び他端部にそれぞれ向かって延びる一対の延出部分の間に設けられ、該一対の延出部分が互いに近接することを抑制するスリング近接抑制部材のうち、前記スリング部材側となる両端部にスリング係合部材を取り付ける工程と、
    前記スリング係合部材に前記スリング部材を係合する工程と、を備え、
    該スリング係合部材に前記スリング部材を係合する工程では、
    前記スリング係合部材の第1当接部を前記スリング部材の裏面及び表面のいずれか一方面と当接させ、
    前記スリング部材の延出方向に沿って前記第1当接部から所定間隔を空けて配置される第2当接部を、前記第1当接部を当接させる面とは反対側の他方面と当接させることを特徴とする積載ラック吊り方法。
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JP2020090780A (ja) * 2018-12-03 2020-06-11 ミサワホーム株式会社 シート支持体及び上端金物、建物躯体の養生方法

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