JP2001193143A - 桝蓋等の取付構造 - Google Patents
桝蓋等の取付構造Info
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Abstract
な操作で受枠に取外し不可に或いは取外し可能に切換え
できるようにする。 【解決手段】受枠1を下枠1bと、下枠1bに内嵌して
下枠1bと段をなす上枠1aより構成し、両枠1a、1
bより側方に突設されるボルト通し部2間に座金を介在
させてボルトで連結し、座金の数0よって受枠1の高さ
を調節する。蓋5は各コーナ部に上枠1aに嵌合するス
カート6を突設する。係止爪9は縦孔11と、鉤孔12
を有し、スカート間に固着されるブラケット7に取着の
ボルトよりなる一対のピン14を縦孔11と鉤孔12に
通す。蓋5を受枠1に装着した状態において、縦孔上端
と鉤孔上端がそれぞれピン14に係合し、係止爪9の側
方の動きを拘束する。蓋5を取り外すときにはピン13
により係止爪9を持ち上げて回動させ、爪部9aを上枠
下端より退避させる。
Description
路肩に設置される排水桝に装着される桝蓋、或いは排雪
口に装着される蓋や排水溝に装着される溝蓋(以下、単
に「桝蓋等」という)を取外し可能に固定することがで
きる取付構造に関する。
枠に装着される桝蓋等とをチェーンや針金等で縛り付け
て固定する方法、受枠に固着したボルトに桝蓋等を嵌め
込んでナットを締込み固定する方法、実公昭59−12
310号に示されるように桝蓋等の端板にクリップを押
し込んで取付け、受枠への装着時にクリップを受枠に食
い込ませて固定する方法等がある。
した桝蓋等を受枠に取外し不可に、或いは取外し可能に
切換えるのが容易かつ簡単に行えるような桝蓋等の取付
構造を提供することを目的とする。
した桝蓋等を取外し可能に固定する取付構造であって、
受枠に設けられる段又はブロックと、桝蓋等に進退可能
に取付けられ、上記段又はブロックに係合ないし係合可
能な位置と、該位置より退避し、桝蓋等を取外すときに
段又はブロックとは係合しない位置とに切換操作可能な
係止爪とよりなることを特徴とする。
に係合ないし係合可能な位置に切換えることによって、
桝蓋等を持ち上げると、係止爪が段又はブロックに引掛
かり、取外しできなくなる。一方、係止爪を退避位置に
引込めると、桝蓋等を持上げても係止爪が段又はブロッ
クに引掛からないため取外しが可能となる。本発明にお
ける受枠は、単体より構成されていてもよいし、複数の
枠体、例えば下枠と、該下枠に嵌合する上枠より構成さ
れてもよい。上枠と下枠より構成する場合にはことに、
両枠にそれぞれ互いに対向するボルト通し部を形成し
て、両ボルト通し部を座金やスペーサ等を介してボルト
で連結したり、上枠を下枠に内嵌させるのが望ましい。
1記載の発明において、受枠を下枠と、該下枠に内嵌す
る上枠より構成し、上枠下端で段を形成することを特徴
とする。本発明によると、下枠に上枠を内嵌させること
により上枠と下枠とで段を形成することができるように
なり、また両枠よりそれぞれ側方に突出するフランジや
ボルト取付部間にスペーサや座金を介在させ、スペーサ
の厚みや座金の数を変えることによって、或いはまた下
枠又は上枠のフランジやボルト取付部にボルトを捩込ん
で、その捩込み量を変えることによってフランジ間やボ
ルト取付部間の間隔を変え、受枠の高さ調整を行うこと
が可能となる。
載の発明において、係止爪が斜め上下方向に進退しうる
ように受枠にガイド手段によって案内されることを特徴
とする。本発明によると、係止爪が水平方向に妄動しに
くゝなり、段やブロックより不用意に外れにくゝなる。
と係止爪のいづれか一方に形成される傾斜した長孔又は
溝と、他方に突設され、上記長孔又は溝にスライド可能
に嵌合する一対のピン又は長細いスライダーより構成さ
れる。請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載の発
明において、桝蓋等に取着のブラケットと係止爪のいづ
れか一方に縦孔と鉤孔を形成すると共に、他方に縦孔と
鉤孔にそれぞれ嵌合するピンを突設し、係止爪が受枠の
段又はブロックに係合ないし係合可能な位置にあるとき
鉤孔に嵌合するピンが鉤孔の縦孔部分に位置し、係止爪
を段又はブロックに係合しない位置に退避させたとき
は、鉤孔に嵌合するピンが鉤孔の縦孔部分より側方に突
出する折曲部分に位置することを特徴とする。
ロックに係合ないし係合可能な位置にあるとき、両ピン
がそれぞれ縦孔と鉤孔の縦孔部分に位置することによ
り、係止爪に横向きの力が加わっても動くことはなく、
縦孔と鉤孔の縦孔部分の範囲内で上下動のみ可能とな
る。また鉤孔に嵌合するピンが鉤孔の折曲部分にあると
きは、係止爪は回動可能となり、桝蓋等を取外すときに
段又はブロックに係合しない位置に退避可能となる。
により説明する。図1は、蓋を装着した排水桝の平面図
であり、図2は図1のA−A線断面図で、排水桝を構成
する受枠1は図2に示すように上面を開放した長方形の
箱状をなす下枠1bと、下枠1bに内嵌して下端が下枠
1bと段をなす長方形の上枠1aよりなり、下枠1b及
び上枠1aにはそれぞれボルト通し部2を互いに対向し
て突設し、ボルト通し部同士を直接或いはボルト通し部
間に1ないし複数の座金を重ねて介在させて高さ調整を
したのちボルト4を通して連結するようにしている。図
中、3は下枠1bに連結される排水管である。
は上枠1aに嵌合する断面L形のスカート6を下向きに
突設し、前後の両スカート間にブラケット7が対称をな
して突設されている。係止爪9は図3〜図5に詳細に示
されるように、縦孔11と、鉤孔12と、上端に側方に
突出する操作用のピン13を有し、鉤孔12は縦孔部分
と縦孔部分下側部より側方に突出する折曲部分よりな
り、ブラケット7に取付けた一対のボルトよりなるピン
14がそれぞれ縦孔11と鉤孔12に通されている。
を受枠1に装着した図3の状態においては、各係止爪9
はその自重により縦孔上端と鉤孔上端がそれぞれピン1
4に係止した状態で垂れ下がって支持され、爪部9aが
上枠1aの下方に位置し、蓋5を持ち上げたとき、爪部
9aが段を構成する上枠下端と係合し、それ以上の持上
げができないようになっている。この状態で係止爪9は
ピン14がそれぞれ縦孔11と、鉤孔12の縦孔部分に
嵌合することにより引上げのみ可能で、側方の動きは拘
束されるため横方向の外力が加わっても爪部9aが上枠
1aへの係合位置より退避することはない。
けて引上げ、縦孔下端がピン14に当たったのち(図
4)、なおもピン13を引上げると、各係止爪9がそれ
ぞれ縦孔11に嵌合するピン14を支点とし、鉤孔12
に嵌合するピン14を折曲部分内に移動させながら内向
きに回動し、爪部9aを上枠下端の段との係合位置より
退避させる。この状態でピン13を掴んで引上げると、
蓋5が受枠1より持上げられる(図5)。ピン13に掛
けた指を離すと、係止爪9は自重によりピン14に案内
されて外向きに回動しながら降下する。この動きは縦孔
上端と鉤孔上端がピン14に係止するまで行われ、係止
すると、停止する。このとき係止爪先端9aが上枠下端
の下方に位置する(図3)。なお、上述のスカート6は
蓋5が傾くことなく真直ぐスムースに引上げられ、或い
は降下するようにするためのガイドとしての機能を果た
す。スカート6はまた、図3の状態において、蓋が左右
いづれか一方側へ撥ね上がろうとするとき、上枠1aに
当たって蓋5の一定量以上の撥ね上がりを阻止する機能
を有する。
単体より構成されて、左右両内側上部にブロック22が
固着され、蓋23の左右に上記と同様にして取付けられ
た係止爪24の爪部24aが蓋23の引上げ時にブロッ
ク22に係合する位置と、ブロック22とは係合しない
位置とに切換操作できるようになっている。
に傾斜した長孔27が形成されて、該長孔27にブラケ
ット28に固着される一対のピン29が嵌合し、係止爪
26が斜め上下方向にのみ進退し、実線位置において爪
部26aが上枠30a下端の下方に位置して蓋31の一
定量以上の持上げを阻止し、また操作用のピン31を掴
んで係止爪26を実線位置より斜め上方に引上げると、
爪部26aが上枠下端との非係合位置に退避するように
なっている。
進退させて受枠の段又はブロック等に係合ないし係合可
能な位置に、或いは非係合位置に切換操作するだけの簡
単な操作で、桝蓋等を受枠より取外し不可に、或いは取
外し可能にすることができる。請求項2記載の発明によ
ると、上枠下端で段を形成できるようになり、段を形成
するために受枠に特別な加工をする必要がなく、また受
枠の高さ調整を行うこともできる。
蓋等の上を走行する車両等の振動により退避して段やブ
ロック等より不用意に外れるのを防止することができ
る。請求項4記載の発明においては、受枠の段又はブロ
ック等に係合ないし係合可能な位置では係止爪を引き上
げる方向にのみ移動可能で、係止爪に横向きの力が加わ
っても非係合位置に退避することはなく、係合ないし係
合可能な位置に拘束することができる。
Claims (4)
- 【請求項1】受枠に装着した桝蓋等を取外し可能に固定
する取付構造であって、受枠に設けられる段又はブロッ
クと、桝蓋等に進退可能に取付けられ、上記段又はブロ
ックに係合ないし係合可能な位置と、該位置より退避
し、桝蓋等を取外すときに段又はブロックとは係合しな
い位置とに切換操作可能な係止爪とよりなることを特徴
とする桝蓋等の取付構造。 - 【請求項2】受枠を下枠と、該下枠に内嵌する上枠より
構成して上枠下端で段を形成することを特徴とする請求
項1記載の桝蓋等の取付構造。 - 【請求項3】係止爪が斜め上下方向に進退しうるように
受枠にガイド手段によって案内されることを特徴とする
請求項1又は2記載の桝蓋等の取付構造。 - 【請求項4】桝蓋等に取着のブラケットと係止爪のいづ
れか一方に縦孔と鉤孔を形成すると共に、他方に縦孔と
鉤孔にそれぞれ嵌合するピンを突設し、係止爪が受枠の
段又はブロックに係合ないし係合可能な位置にあるとき
鉤孔に嵌合するピンが鉤孔の縦孔部分に位置し、係止爪
を段又はブロックに係合しない位置に退避させたとき
は、鉤孔に嵌合するピンが鉤孔の縦孔部分より側方に突
出する折曲部分に位置することを特徴とする請求項1又
は2記載の桝蓋等の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000009967A JP4225660B2 (ja) | 2000-01-13 | 2000-01-13 | 桝蓋等の取付構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2001193143A true JP2001193143A (ja) | 2001-07-17 |
JP4225660B2 JP4225660B2 (ja) | 2009-02-18 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015090052A (ja) * | 2013-11-07 | 2015-05-11 | 中川ヒューム管工業株式会社 | マンホールおよびマンホールの吊り下げ方法 |
-
2000
- 2000-01-13 JP JP2000009967A patent/JP4225660B2/ja not_active Expired - Fee Related
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