JPS5851276Y2 - 路面開口部蓋のはね上り防止構造 - Google Patents

路面開口部蓋のはね上り防止構造

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Publication number
JPS5851276Y2
JPS5851276Y2 JP1350680U JP1350680U JPS5851276Y2 JP S5851276 Y2 JPS5851276 Y2 JP S5851276Y2 JP 1350680 U JP1350680 U JP 1350680U JP 1350680 U JP1350680 U JP 1350680U JP S5851276 Y2 JPS5851276 Y2 JP S5851276Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lifting
lid body
lid
locking hook
gap
Prior art date
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Expired
Application number
JP1350680U
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English (en)
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JPS56116490U (ja
Inventor
正雄 吉田
Original Assignee
株式会社 荒木製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社 荒木製作所 filed Critical 株式会社 荒木製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は道路の側溝や雨水桝等の路面開口部の蓋の改良
に関する。
従来、雨水集収用桝の蓋は、その上を踏むとがたついて
騒音を発したり、特に、自動車などの重量物が高速で通
過するととび上ることもあり甚だ危険であった。
これを防ぐため、ボルト止めなどの手段によって蓋が固
定されると、蓋と受枠との間に土砂やごみがつまり開閉
が面倒になるのみならず、蓋への重圧やその他の原因に
よりねし山がつぶれたり、錆びついたりして、蓋自体を
壊さなければ開蓋できなくなるなどの事故が発生し易か
った。
本考案は上記欠点を除き、騒音発生防止するとともに、
常時は受枠に固定嵌装され、しかも、開閉が極めて容易
な改良された蓋およびこれにともなう受枠を提供する。
以下本考案の一実施例を図面にもとすいて説明する。
第1図乃至第5図に示す如く、本考案は大略的に言えば
、角形蓋体1が、その引起し側(第1図右側)にストッ
パ部挿入間隙Aを有して受枠2に嵌装され、前記間隙A
には係止鉤3が上下動可能に装着されている。
蓋本体1には横方向(第1図左右方向)外フレーム10
.10と、縦方向(第1図上下方向)の軸側(反引起し
側で第1図左側)外フレーム11.引起し例外フレーム
12とを有し、中央部が格子状をなす。
蓋本体1の四方隅角には、該蓋本体上面より低い上面を
有する軸側段部13,13と引起し側段部14.14と
が形成されている。
引起し側段部14.14の軸側には鉛直切欠部15が設
けられる。
前記軸側外フレーム11の縦方向中間部分にはバール差
込切欠11 aが設けられる。
一方、前記引起し例外フレーム12の縦方向中間部分に
は略楕円形の指掛孔16が鉛直に貫設され、該指掛孔1
6から縦方向両側の等距離位置に、角形の係止鉤装着孔
17,17が鉛直に貫設される。
そして、前記引起し例外フレーム12にあって、前記両
側係止鉤装着孔17,17問および該孔の引起し側には
、夫々鉤受溝部18、鉤受凹段部19が形成されている
受枠2は長辺の横枠21と短辺の縦枠22 a 、22
bとからなり、排孔に植込ボルト等の手段によって固定
されている。
該受枠2は前記軸側2方隅角に軸側おさえ部23 aが
、また、前記蓋本体1が正常位置に嵌装されたとき、そ
の引起し側段部14が位置する直上には、前記横枠21
から水平に突設された引起し側おさえ部23 bが形成
される。
これらおさえ部23は夫々蓋本体の軸受側段部13およ
び引起し側段部14の上面とその下面が1〜2mmの間
隙を保つ程度とされる。
そして、蓋本体1は、該本体が引起し間隙Aの寸法だけ
引起し側(第1図右側)へ移動され、蓋本体1が引起こ
されたとき、前記鉛直切欠15が前記おさえ部23 b
の通過を許す程度に、前記引起し側おさえ部23 bの
寸法と鉛直切欠15の寸法とが設定されている。
係止鉤3は、蓋本体引起しのための把手を兼ね、前記引
起し例外フレーム12上で該フレームの長さ方向に沿う
基体30と、該基本の両端部から垂下される長い摺動脚
部31と、前記基体30の両側から引起し側に延設され
る鞍部32および鞍部32の先部から垂設される短いス
トッパ部33とにより一体形成されている。
そして、前記ストッパ部33は蓋本体の横方向に沿う厚
みが前記ストッパ部挿入間隙Aよりも稍薄くされている
この係止鉤3は摺動脚部31を前記蓋本体1の係止鉤装
着孔17に挿入して正常な状態に取りつけられとき、蓋
本体1の上面と係止鉤3の上面とが路面−となり、かつ
、前記ストッパ部33がストッパ部挿入間隙A内に介在
するよう各部の高さ或いは厚みが決定されている。
前記摺動脚部31の下部には基体30の長さ方向に沿う
ピン34が挿着される。
このピン34は、係止鉤3がひき上げられたとき、引起
し例外フレーム下面に当り、該係止鉤3が蓋本体1から
離脱するのを防ぎ、そのどき、ストッパ部33の下端が
引起し側縦枠22 bの上面より上方にあるように設定
されている。
このような構造において、次にその作動状態を説明する
先ず、蓋本体1を受枠2に装着するには蓋本体の引起し
例外フレーム12の端縁が受枠2の引起し側縦枠22
bの内縁に当接する状態に組合わせた後、続いて、蓋本
体1の軸側外フレーム11の端縁が受枠2の軸側縦枠2
2 aの内縁に当接するまで該蓋本体1を軸側へ摺動さ
せる。
これによって前記ストッパ部挿入間隙Aを確保され、蓋
本体1は正常位置となり、前記間隙に係止鉤3のストッ
パ部33が落下介入される。
以上の作動により各段部13.14は、受枠2の隅角お
さえ部23 a 、23 bの下方に微少間隙を保って
装着されることになり、上方を大型車輛が高速で通過し
ても、蓋本体1ががたついていたり浮き上ることはなく
、係止鉤3を持上げない限り、蓋本体1が側方へ移動し
て前記段部とおさえ部との組み付けが外れる事態も生じ
ない。
蓋本体1を開くときは、前記と逆に係止鉤3を持ちあげ
て、ストッパ部33をストッパ部挿入間隙Aから離脱さ
せた後、蓋本体1を引起し側へ摺動させた後に該蓋本体
を持上げれば、容易に開蓋できる。
若し、受枠2と蓋本体1との隙間に土砂やほこりがたま
って蓋本体の摺動が困難な場合には、できるだけこれら
障害物をとり除いた後、バール差込切欠11 aにバー
ルを差しこんでこじれば容易に摺動できる。
本考案は以上の如く、角形蓋本体がその引起し側にスト
ッパ部挿入間隙を有して受枠に装着され、蓋本体はその
四方隅角に低い段部が形成され、引起し側段部の軸側に
は鉛直切欠部が設けられ、引起し例外フレームには係止
鉤装着孔が貫設され、該孔に挿入される摺動脚部と前記
ストッパ部挿入間隙に介入可能なストッパ部とを有する
係止鉤が装着され、受枠には、蓋本体が正常位置に嵌装
されたとき、前記各段と僅かの隙間を保ってその直上に
位置するおさえ部が形成されている。
従って、蓋の開閉が容易であり、一旦正常位置に嵌装さ
れた蓋本体は受枠に自動的にロックされ、蓋がはね上っ
たり、がたつきによる騒音を発することもない。
また蓋本体および受枠は構造的にも簡単で故障により開
閉不能に陥るなどの事故発生の懸念は全くない。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例を示す組付平面図、第2図は
第1図のII −II断面図、第3図は第1図のlll
−III断面図、第4図は第1図の要部拡大平面図、第
5図は第4図の■−■断面図である。 1・・・・・・蓋本体、13・・・・・・軸側段部、1
4・・・・・・引起し側段部、15・・・・・・鉛直切
欠、17・・・・・・係止鉤装着孔、2・・・・・・受
枠、23・・・・・・おさえ部、3・・・・・・係止鉤
、31・・・・・・摺動脚部、33・・・・・・ストッ
パ部、A・・・・・・ストッパ挿入間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 角形蓋本体がその引き起し側縦辺に対しストッパ部挿入
    間隙を有して受枠に装着され、前記蓋本体の横2辺の引
    起し側及びその反対の軸側には該蓋本体上面より低い上
    面を有する引起し側段部および軸側段部が形成され、該
    引起し側段部の軸側には鉛直切欠部が設けられ、前記引
    起し側縦辺には係止鉤装着孔が貫設され、該孔に挿入さ
    れる摺動脚部と前記ストッパ部挿入間隙に介入可能なス
    トッパ部とを有する係止鉤が装着され、前記受枠には、
    前記蓋本体が正常位置に嵌装されたとき前記各段部と僅
    かの隙間を保ってその直上に位置するおさえ部が形成さ
    れたことを特徴とする路面開口部蓋のはね上り防止構造
JP1350680U 1980-02-05 1980-02-05 路面開口部蓋のはね上り防止構造 Expired JPS5851276Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1350680U JPS5851276Y2 (ja) 1980-02-05 1980-02-05 路面開口部蓋のはね上り防止構造

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JP1350680U JPS5851276Y2 (ja) 1980-02-05 1980-02-05 路面開口部蓋のはね上り防止構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56116490U JPS56116490U (ja) 1981-09-07
JPS5851276Y2 true JPS5851276Y2 (ja) 1983-11-22

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ID=29610034

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JP1350680U Expired JPS5851276Y2 (ja) 1980-02-05 1980-02-05 路面開口部蓋のはね上り防止構造

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JP2001254431A (ja) * 2000-03-09 2001-09-21 Shinko Kenzai Ltd 溝 蓋

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JPS56116490U (ja) 1981-09-07

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