JP3754032B2 - 矩形状マンホール用蓋体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、歩道や道路等に設置される矩形状マンホール用蓋体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電線、ガス管、下水道等を設けるために地下空間に連通する地上面の開口部には、その用途に合わせて種々の形状のマンホール用蓋体が設けられており、中でも、長尺パイプ等を導入しなければならない場合や共同溝等の開口部には、矩形状(例えば、長方形状)のマンホール用蓋体が設置されている。
【0003】
矩形状マンホールの蓋本体は、長尺パイプの導入等のため、一般的には、円形マンホールに比して大きく重量がある。そこで、蓋本体の開閉を容易に行うために、蓋本体の下方に車輪を設け、且つ該蓋本体が嵌合される受枠体にレールを設けた矩形状マンホールが知られている。かかる矩形状マンホールは、蓋本体の一方側を持ち上げ、車輪を支点として蓋本体を傾け、その状態で引き出すことによりレール上を車輪が転動し、よって、比較的少ない力で蓋を開けることができる。
一方、蓋本体を閉塞する際には、蓋本体の一方側を持ち上げて車輪をレール上に乗せ、蓋本体を押し戻して車輪を転動させることにより比較的少ない力で蓋本体を閉じることができるようにしたものである。
【0004】
また、蓋本体の周縁部を下方に径が縮小するテーパ状のテーパ面とし、且つ受枠体の周縁部を蓋本体の周縁部が当接可能なテーパ面とすれば、蓋本体と枠体が面当接し、気密性を確保することができるので好ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の引き出し式の矩形マンホールは、気密性を確保するために、蓋本体と枠体とが密着状態でテーパ嵌合させるのが好ましいが、蓋本体と枠体とを密着状態で嵌合させると、蓋本体を開放する際や、蓋本体を押し戻して蓋を閉塞する際、蓋本体の周縁部が、受枠体の周縁部に干渉し、円滑に蓋を開閉することができないという問題点を生ずる。
【0006】
また、従来の矩形状マンホールは、蓋本体に別体の車輪を設ける構成であることから、部品点数が多くなると共に、車輪がガタつかないようにする等の複雑な構造となる欠点がある。
【0007】
本発明は、上記の点に鑑み、車輪を無くすことにより部品点数を少なくして構造を簡単にし、しかも、密封性を確保できると共に、容易に且つ確実に蓋本体を開閉することができることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明が採った手段は、開口4を有する受枠体3と、該開口4を開放自在に閉塞するための蓋本体2とを備え、前記蓋本体2の周縁部には、下方に向けて径が縮小するテーパ状に形成された受枠体3の周縁部に嵌合可能なテーパ面19が形成され、蓋本体2の一方側を上昇させた傾斜状態で、蓋本体2を受枠体3から一方側に引き出すようにした矩形状マンホール用蓋体において、前記蓋本体2の他方側には、第一脚部21と第二脚部22が下方に一体的に突設され、前記受枠体3には、上方に突出して前記第一脚部21が係合するガイド突起部17と、第二脚部22が摺動するレール10とが設けられ、前記ガイド突起部17には、蓋本体2を傾斜させる際に、蓋本体2の他方側を持ち上げるべく、前記第一脚部21の下端部が摺動する傾斜面17aが形成され、しかも、前記レール10は、前記第一脚部21によって他方側を持ち上げた状態で引き出される傾斜状態の蓋本体2の第二脚部22が乗る一端部10aが配置されていることにある。
【0009】
そして、蓋本体2の一方側を持ち上げると、蓋本体2と受枠体3の他方側の嵌合部分を支点にして蓋本体2は傾斜する。かかる蓋本体2の傾斜により、第一脚部21は、ガイド突起部17の傾斜面17aを摺動して蓋本体2を受枠体3から若干持ち上げる。かかる第一脚部21の持ち上げは、テコの原理を利用して容易に行える。
【0010】
更に、その傾斜状態にある蓋本体2を一方側に引き出すと、蓋本体2は受枠体3から離間した状態で、第二脚体22がレール10に乗るため、蓋本体2を受枠体3からの離間させた状態で容易に移動させることができる。
【0011】
しかも、前記第二脚部22のレール10上を摺動する先端部22bは、円弧状に形成されているのが好ましい。かかる場合には、第二脚部22とレール10との接触面積を小さくでき、蓋本体2の摩擦抵抗が小さくなる。
【0012】
また、前記レールは、略水平に設けられているのが好ましい。かかる場合には、蓋本体をより容易且つスムーズに移動させることができる。
【0013】
また、前記ガイド突起部17は、受枠体3の両側に設けられているのが好ましい。かかる場合には、蓋本体2に突設された第一脚部21がどちらのガイド突起部17の傾斜面17aにも摺動するため、蓋本体2をどちらの方向にも引き出して、開蓋することができる。
【0014】
また、前記受枠体3に係脱する鍵部30が前記蓋本体2の両側に設けられているのが好ましい。かかる場合には、第一脚部21の下端部がL字形に突出しないで直線状とされる。このような第一脚部21は、受枠体3の短辺部6に突設した突条11に引っ掛からないため、開蓋しないようにするための鍵部30が蓋本体2の両側に設けられる。鍵部30が蓋本体2の両側に設けられることにより、蓋本体2を両方向に引き出すことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る矩形状マンホールについて、図面を参照しつつ説明する。図1〜図9は、本発明の一実施の形態を示し、図1〜図3において、1は、平面矩形状に形成された蓋本体2と、該蓋本体2が係脱自在に嵌合する受枠体3とを具備する矩形状マンホール用蓋体を示す。尚、蓋本体2及び受枠体3は、例えば、鋳造により成形されている。
【0016】
前記受枠体3は、道路等の地上面に掘削された開口部に設置可能な枠形状からなり、開口4を有するように一対の長辺部5と短辺部6とから例えば長方形状を呈している。前記長辺部5及び短辺部6の内面5a,6aの上部には、図2、図4及び図5に示す如く、下方に向けて開口4が小さくなるテーパ面7,8が形成されている。両方の長辺部5であって、且つ前記テーパ面7の下端には、レール10,10がそれぞれ内側に突設されている。また、各レール10,10は、蓋本体2の一方から他方に向けて(長辺部5に沿う方向に向けて)水平に形成されている。尚、蓋本体2の一方とは、図3の左側をいう。
【0017】
また、前記各短辺部6の内面6aで且つ前記各レール10,10と同一高さ位置には、突条11がそれぞれ突設されている。前記レール10,10の両端は、前記突条11に接続しておらず、各レール10,10の両端と突条11の間には、所定の間隙13が形成されている(図1及び図4参照)。
【0018】
前記短辺部6の下部で且つ両側には、前記蓋本体2と受枠体3の係合を解除するための係合手段15が設けられている。かかる係合手段15は、図4に示す如く短辺部6の下部に一体に成形された連結部16と該連結部16から上方に突出するガイド突起部17を備えている。ガイド突起部17は、前記短辺部6の内面6aと所定の間隔有している。各ガイド突起部17の上面は、図4に示す如く、蓋本体2の他方側に向けて次第に高くなる傾斜面17aと、該傾斜面17aから前方に延設された平坦な頂上面17bとを有している。このように、蓋本体2の一方及び他方に係合手段15を設けることにより、左右対象となり、蓋本体2の引き出しを任意の方向に設定できる。
【0019】
前記蓋本体2は、前記受枠体3の内周面と同じ平面視矩形状に形成されており、その周縁部には、前記受枠体3のテーパ面7,8に上方から嵌合するように、下方に径を縮小するテーパ面19が形成されている。蓋本体2を枠体3に嵌合させることにより、蓋本体2のテーパ面19が受枠体3のテーパ面7,8に当接する。蓋本体2が受枠体3に嵌合すると、両者はその周縁部において面接合して気密性が保たれ、開口部内への水や粉塵等の侵入が防止される。
【0020】
尚、蓋本体2が受枠体3に嵌合した閉塞状態において、蓋本体2の周縁部の下端は、前記レール10,10及び突条11とは若干間隙を有しているが、蓋本体2と受枠体3との嵌合部分が磨耗等した際には、レール10,10及び突条11により、蓋本体2を保持できるようになっている。
【0021】
蓋本体2の他方の短辺2a側で且つ両隅部には、前記係合手段15と係合する被ガイド手段20が下方に突設されている。被ガイド手段20は、長い脚部からなる第一脚部21と、短い脚部からなる第二脚部22とを備えている。具体的には、蓋本体2を受枠体3引き出して開放する際に、第一脚部21は、前記ガイド突起部17に係合し、且つ、第二脚部22は、前記レール10に係合するためのものである。そして、第一脚部21の下端部がガイド突起部17と前記短辺部6の内面6aとの間に臨んでおり、ガイド突起部17を摺動するようになっている。
【0022】
また、第二脚部22の先端部22bは、前記各レール10と突条11間の間隙13内に臨んでおり、前記レール10よりも下方に位置している。第二脚部22の前面には、傾斜面22aが形成されている。そして、第一脚部21の下端部がガイド突起部17の頂上面17bを摺動するときに、前記傾斜面22aが前記レール10の端部10aに当接するようになっている。更に、蓋本体2を他方側に移動させた際には、第二脚部22の先端部22bが、レール10の上面を摺動するようになっている。
【0023】
尚、第二脚部22の先端部22bがレール10上面に当接する際には、蓋本体2の他端側を受枠体3から所定距離(数ミリ)持ち上げた状態となる。また、第二脚部22の先端部22bは、レール10との接触面積が小さくなるように、円弧状に形成されている。
【0024】
また、蓋本体2を受枠体3に嵌合させて受枠体3の開口4を閉塞する閉塞状態において、第一脚部21は前記ガイド突起部17から離間し、且つ、第二脚部22は、レール10の端部10aから離間している。
【0025】
蓋本体2の一方側の略中央部には、図3に示すように、受枠体3に係脱可能な鍵部30が設けられている。かかる鍵部30を回転させることにより、受枠体3の被係止部(図示省略)に係脱自在になっている。
【0026】
前記構成からなる矩形状マンホール用蓋体1は、例えば、蓋本体2の一方側の中央部に設けられた係止孔31に、開閉ハンドルのアーム(図示省略)を係止し、該開閉ハンドルを介して蓋本体2の一方側を持ち上げる。蓋本体2は上方に傾斜すると共に、第一脚部21はガイド突起部17の傾斜面17aに当接する(図6(ロ)参照)。
【0027】
更に、蓋本体2を持ち上げると、第一脚部21は、蓋本体2と受枠体3の他方側のテーパ面19,8同士の上部が支点となり、ガイド突起部17により、第一脚部21を介して若干持ち上げられ、蓋本体2は受枠体3からの嵌合が解除されて蓋本体2と受枠体3との間に間隙が生じる(図7(イ)及び(ロ)参照)。かかる第一脚部21の持ち上げは、テコの原理を利用して容易に行える。
【0028】
かかる傾斜状態の蓋本体2を他方側に引き出すことにより、第一脚部21はガイド突起部17の頂上面17bに係合すると共に、第二脚部22の傾斜面22aは、レール10の一端部10aに当接する(図8(イ)及び(ロ)参照)。
【0029】
更に、蓋本体2の移動により、第二脚部22の傾斜面22aが、レール10の一端部10aを摺動し、蓋本体2を更に若干持ち上げながら、第二脚部22の下端部22bが、レール10の上に乗る(図9(イ)及び(ロ)参照)。蓋本体2の移動時には、第二脚部22がレール10を摺動することから、安定してスムーズに移動させることができる。
【0030】
また、第二脚部22の下端部22bを円弧状とすることにより、第二脚部22とレール10の接触面積を小さくすることができ、第二脚部22とレール10の摩擦抵抗も小さくなり、蓋本体2は容易に引き出され、蓋本体2は、受枠体3の所定の位置まで移動して受枠体3が開口される。
【0031】
一方、引き出された蓋本体2を押し戻して受枠体3の開口4を閉塞する際には、上記と逆の手順で蓋本体2を移動させる。蓋本体2は傾斜した状態で押し戻されると、第二脚部22は、レール10上を摺動し、第二脚部22がレール10に当接している状態で、第一脚部21が、ガイド突起部17に係合する。
【0032】
更に、蓋本体2を傾斜状態で他方側に移動させると、その他方側のテーパ面19の上端が、受枠体3のテーパ面8に当接する(図7(ロ)参照)。更に、蓋本体2の一方を下降させると、前記の如く蓋本体2と受枠体3のテーパ面19,8同士の上部が支点となり、蓋本体2は下方に揺動し、第一脚部21はガイド突起部17から離間するまで、蓋本体2を受枠体3から離間させた状態を維持させる。
【0033】
従って、第一脚部21は、ガイド突起部17との協働により、蓋本体2が受枠体3に嵌合する直前まで、蓋本体2を受枠体3に対して離間させる機能も備えていることから、蓋本体2の周縁部と枠体3の周縁部とが干渉することがなく、蓋本体2の嵌合時のかみ込みを防止することができる。
【0034】
尚、上記実施形態は、あくまで例示であって、その具体的構成は、本発明の意図する範囲で適宜変更可能である。
【0035】
例えば、受枠体3は、図1及び図2に示すように、その両方の短辺部6,6の下部に、ガイド突起17,17を備えた係合手段15,15が設けられることにより、蓋本体2は、方向性を考慮することなく、閉蓋し、そしてどちらの方向にも引き出して開蓋することができる。したがって、例えば矩形状マンホールの片側に壁などがある場合には、壁と反対側から蓋本体2を引き出して、開蓋することができる。
【0036】
さらに、上記実施形態は、蓋本体2の下方に突設されたガイド手段20の第一脚部21の下端部がL字形に突出し、この下端部が受枠体3の短辺部6に突設された突条11に引っ掛かることにより、開蓋しないようになっている。このような構成に替え、第一脚部21の下端部は図10に示すように、L字形に突出することなく、ガイド突起部17を摺動するだけで、受枠体3の短辺部6に突設した突条11に引っ掛からない直線状とし、図11に示すように、蓋本体2の両方の略中央部に鍵部30を設け、そして、この鍵部30に係脱する被係止部(図示省略)を受枠体3に設けることにより、開蓋しないようにすることもできる。
【0037】
このような矩形状マンホール用蓋体にあっては、両方の鍵部30を開けることにより、上記実施形態と同じ動作で開蓋することができる。そして、鍵部30が蓋本体2の両方に設けられ、被係止部が受枠体3の両方に設けられることにより、蓋本体2は方向性を考慮しないで閉蓋し、また蓋本体2をどちらの方向にも引き出すことができる。
【0038】
【発明の効果】
本発明は、前記蓋本体の他方側には、第一脚部と第二脚部が下方に一体的に突設され、前記受枠体には、蓋本体を傾斜させた際に、前記第一脚部が係合するガイド突起部と、第二脚部が摺動するレールとが設けられ、前記ガイド突起部には、蓋本体を傾斜させる際に、蓋本体を持ち上げられるべく、前記第一脚部が摺動する傾斜面が形成され、しかも、傾斜状態の蓋本体を引き出すことにより、前記第二脚部は、前記第一脚部が蓋本体を持ち上げた状態で、前記レールに乗る構成なので、第一脚部が蓋本体を受枠体から離間させる補助的な機能を有し、蓋本体の開放時には、蓋本体を受枠体から容易に離間させ得ると共に、閉塞時には、その直前まで蓋本体を離間させておくことができ、蓋本体の受枠体への嵌合をスムーズ且つ確実に行える。また、第二脚部は、レール上を摺動することにより、受枠体から離間した蓋本体を安定して且つスムーズに移動させることができる。
従って、車輪を使用することなく、蓋本体の開閉及び閉塞動作を容易且つ確実に行えることから、車輪が不要となり、部品点数を少なくでき、構造が簡単となる。しかも、気密性も確保することができる。
【0039】
しかも、前記レールは、略水平に設けられている場合には、蓋本体をより容易且つスムーズに移動させることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施の形態を示す受枠体の平面図である。
【図2】(イ)は、全体を示す断面正面図、(ロ)は、同断面側面図である。
【図3】全体を示す平面図である。
【図4】蓋本体を受枠体に嵌合させた状態の要部を示す断面正面図である。
【図5】同断面側面図である。
【図6】(イ)は、蓋本体を受枠体に嵌合させた状態の断面正面図、(ロ)は、蓋本体の一方を持ち上げた状態の断面正面図である。
【図7】(イ)及び(ロ)は、蓋本体を持ち上げる際に、第一脚部が、ガイド突起部を摺動する状態をそれぞれ示す断面正面図である。
【図8】(イ)は、蓋本体を持ち上げる際に、第一脚部が、ガイド突起部を摺動する状態を示す断面正面図、(ロ)は、第二脚部がレールの端部に当接する状態を示す断面正面図である。
【図9】(イ)及び(ロ)は、蓋本体を引き出す状態をそれぞれ示す断面正面図である。
【図10】図3と異なる実施形態を示す蓋本体を受枠体に嵌合させた状態の要部を示す断面正面図である。
【図11】図3と異なる実施形態を示す全体を示す平面図である。
【符号の説明】
2…蓋本体、3…受枠体、4…開口、10…レール、17…ガイド突起部、21…第一脚部、22…第二脚部、22b…先端部、30…鍵部
Claims (5)
- 開口(4)を有する受枠体(3)と、該開口(4)を開放自在に閉塞するための蓋本体(2)とを備え、前記蓋本体(2)の周縁部には、下方に向けて径が縮小するテーパ状に形成された受枠体(3)の周縁部に嵌合可能なテーパ面(19)が形成され、蓋本体(2)の一方側を上昇させた傾斜状態で、蓋本体(2)を受枠体(3)から一方側に引き出すようにした矩形状マンホール用蓋体において、
前記蓋本体(2)の他方側には、第一脚部(21)と第二脚部(22)が下方に一体的に突設され、前記受枠体(3)には、上方に突出して前記第一脚部(21)が係合するガイド突起部(17)と、第二脚部(22)が摺動するレール(10)とが設けられ、前記ガイド突起部(17)には、蓋本体(2)を傾斜させる際に、蓋本体(2)の他方側を持ち上げるべく、前記第一脚部(21)の下端部が摺動する傾斜面(17a)が形成され、しかも、前記レール(10)は、前記第一脚部(21)によって他方側を持ち上げた状態で引き出される傾斜状態の蓋本体(2)の第二脚部(22)が乗る一端部(10a)が配置されていることを特徴とする矩形状マンホール用蓋体。 - 前記第二脚部(22)のレール(10)上を摺動する先端部(22b)は、円弧状に形成されている請求項1に記載の矩形状マンホール用蓋体。
- 前記レール(10)は、略水平に設けられている請求項1に記載の矩形状マンホール用蓋体。
- 前記ガイド突起部(17)は、受枠体(3)の両側に設けられている請求項1から3のいずれか一つに記載の矩形状マンホール用蓋体。
- 前記受枠体(3)に係脱する鍵部(30)が前記蓋本体(2)の両側に設けられている請求項4に記載の矩形状マンホール用蓋体。
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