JP2594011Y2 - 車両用操作スイッチ装置 - Google Patents

車両用操作スイッチ装置

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JP2594011Y2
JP2594011Y2 JP1992026982U JP2698292U JP2594011Y2 JP 2594011 Y2 JP2594011 Y2 JP 2594011Y2 JP 1992026982 U JP1992026982 U JP 1992026982U JP 2698292 U JP2698292 U JP 2698292U JP 2594011 Y2 JP2594011 Y2 JP 2594011Y2
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switch
lever
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concave portion
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弘徳 古賀
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両用操作スイッチ装
置に係り、特に、電気自動車の手動スイッチ(例えば、
主電源スイッチ)のスイッチ操作部用として好適な車両
用操作スイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のスイッチ装置(例え
ば、主電源スイッチ)は、通常の車両の場合はもとより
電気自動車にあっても、図5に示すように、運転席50
と助手席51との間で且つシフトチェンジレバ54の前
方に配置されたケース52内に装備され、そのスイッチ
操作部53のみが前記ケース52の上部52Aから露出
した状態になっている場合が多い、類似例として
は、「実開平1−161842」公報に記載されたよう
なスイッチ構造がある。このスイッチ構造は、図6に示
すように、運転席50と助手席51との間の車内床突設
55に凹部55Aを設け、この凹部55A内に図7
(図6に示す車内床突設部55の縦断面図)に示すよう
スイッチ操作部56を配設し、前記凹部55Aの運転
席50側となる側壁55Bを他の側壁55Cよりも低く
形成したもの等がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例では、スイッチ操作部が露出しているため、う
っかりミス等による誤操作が生じ易いという不都合があ
った。また車両の走行時におけるスイッチ操作部の誤操
作は、上記車両の快適な運転に支障を来すという不都合
があった。更に、車両の停車時においても、スイッチ操
作部の誤操作によるスイッチ切れ忘れ等から、バッテリ
自己放電等のトラブルが発生し易いという不都合があっ
た。
【0004】
【考案の目的】本考案は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、特に、サイドブレーキ設定用のレバー部がサ
イドブレーキを掛けた状態に設定された場合のみ、車両
の主電源スイッチのスイッチ操作部の操作ができると共
に,それ以外の場合にはスイッチ操作部の操作を容易に
できなくし、これによって、両走行中におけるスイッ
チ操作部の誤操作防止を図った車両用操作スイッチ装置
を提供することを、その目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案では、上記目的を
達成するため、倒置状態におけるサイドブレーキ操作用
のレバー部に沿って上面部を有すると共に当該上面部の
一方の側に前記レバー部に沿った開口された断面コ字状
の凹部を有するカバー状部材と、このカバー状部材内に
収納装備された車両用主電源スイッチ等のスイッチ本体
部とを備えている。又、前述したスイッチ本体部のスイ
ッチ操作部を前述したカバー状部材の上部上で且つ当
該カバー状部材の凹部内に配設する。 そして、この凹部
の倒置状態における前述したレバー部に沿った開口部
を、倒置状態における当該レバー部に近接して配設す
る、という構成を採っている。
【0006】
【作用】まず、サイドブレーキ設定用のレバー部が定位
(倒置状態)にある場合には、カバー状部材における
凹部及び該凹部内に装備されたスイッチ操作部が前述し
レバー部によって隠される状態となる。一方、サイド
ブレーキ操作用のレバー部を定位置から所定方向(立ち
上がり方向)に回動させると、サイドブレーキが掛かっ
た状態に設定されると共に、レバー部によって隠されて
いたカバー状部材の凹部及び該凹部内に装備されたスイ
ッチ操作部が現われる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1ないし図3に
基づいて説明する。
【0008】図1は、本考案における一実施例の車両用
操作スイッチ装置の全体構成を説明する斜視図である。
この図1に示す車両用操作スイッチ装置1は、倒置状態
におけるサイドブレーキ操作用のレバー部3に沿って上
面部5Cを有すると共に当該上面部5Cの一方の側に前
述したレバー部に沿って開口された断面コ字状の凹部
5を有するカバー状部材4と、このカバー状部材4内に
収納装備された車両用主電源スイッチ等のスイッチ本体
部7とを備えている。 このスイッチ本体部7のスイッチ
操作部6は前述したカバー状部材4の上面部5C上で
且つ当該カバー状部材4の凹部5内に配設されている。
そして、この凹部5の開口部5Eが、倒置状態における
前述したレバー部3に近接して配設されている。 サイド
ブレーキ操作用のレバー部3は、図1において、定位置
Aを起点として当該定位置Aから矢印B方向に所定角度
立上げて回動した場合にサイドブレーキ(図示せず)を
掛けた状態に設定するもので、車両2内(図4参照)
二つの前座席の間に装備されている。又、カバー状部材
4は、レバー部3の定位置Aに近接して当該レバー部3
の長手方向(車の前後方向)に沿って配設されている。
更に、前述した凹部5は、カバー状部材4のレバー部3
の定位置Aに沿って対応する箇所4Bに配置されその
幅Eは上記レバー部3の幅(直径)寸法Dとほぼ同じ
法に設定されている。そして、前述したように、この凹
部5内にスイッチ操作部6が配置されている。
【0009】これを更に詳述すると、レバー部3は、図
2に示すように支点Hを中心に矢印B−C方向に回動自
在に構成されている。そして、このレバー部3は、定位
置A(仮想線位置)にある場合にはサイドブレーキが機
能していない(掛かっていない)状態となり、一方、矢
印B方向に回動した場合にはサイドブレーキが機能する
(掛かる)ようになっている。
【0010】カバー状部材4は、図3(図2に示すに示
す符号F−F線に沿った断面図)に示すように、その内
部下側にスイッチ本体7が格納されており、その上部の
前記レバー部3の定位置Aに対応する箇所4Bには前述
した凹部5が形成されている。この凹部5は略断面コ字
状の形状を有し、その開放箇所である開口部5Eレバ
ー部3の定位置Aに向けて形成されている。また、この
凹部5の上側の突出部5Aの端部5Bは、レバー部3の
定位置Aに近接するようになっている。更に、凹部5の
下側の面(上面部)5Cは、レバー部3の定位置Aの下
側(図3における下側)まで延設され配置されている。
そして、凹部5の幅Eは、レバー部3の幅Dとほぼ同じ
寸法で且つ,人の手の指等が容易に挿入することができ
るようになっている。このため、レバー部3が定位置A
の位置にある場合には、該レバー部3によって凹部5が
ほぼ隠された状態になる。ここで、本実施例において
は、上記した凹部5の幅Eは、レバー部3の幅Dよりも
幾分大きめに形成されている。
【0011】そして、上記した凹部5内には、スイッチ
本体部7から突出状態のスイッチ操作部6が装備されて
いる。このスイッチ操作部6は、手動でスイッチ本体部
7をオン/オフ制御するためのものである。
【0012】次に、上記実施例の使用方法を説明する。
【0013】まず、レバー部3を図2に示す矢印B方向
に回動させ該レバー部3を上げると、サイドブレーキが
掛かった状態に設定されると共に、カバー状部材4にお
ける凹部5の開口部5Eが現われる。このため、手の指
等を凹部5内に挿入し、内部のスイッチ操作部6を容易
に操作することができる。一方、レバー部3を図2に示
す矢印C方向に回動させ該レバー部3を下げると、サイ
ドブレーキが外れた状態に設定されると共に、カバー状
部材4における凹部5の開放箇所5Eが図2ないし図3
における符号A(レバー部3の定位置)に示すようにレ
バー部3によって隠される(ほぼ封鎖された状態)。し
たがって、手の指等を凹部5内に容易に挿入できなくな
り、内部のスイッチ操作部6を容易に操作することがで
きなくなる。
【0014】以上説明したように、本実施例によると、
レバー部3が定位置Aにある場合には、凹部5及び該凹
部5内に装備されたスイッチ操作部6が前記レバー部3
によって隠される。一方、レバー部3を定位置Aから所
定方向に回動させると、サイドブレーキが掛かった状態
に設定されると共に、前記レバー部3によって隠されて
いた凹部5及び該凹部5内に装備されたスイッチ操作部
6が現われる。このため、サイドブレーキ設定用のレバ
ー部3を上げて車両が停車している状態のときのみ容易
にスイッチ操作部6の操作できると共に、サイドブレー
操作用のレバー部3を下げて車両が走行している状態
のときはカバー状部材4及びレバー部3によってスイッ
チ操作部6が隠されてしまい、容易にスイッチ操作部6
の操作ができない。したがって、車両の走行中における
スイッチ操作部6の誤操作防止を図ることができる。
【0015】また、サイドブレーキ操作用のレバー部3
によって車両における走行,停車の判別を行なうので、
確実な区別が容易に行なえ、停車時のみのスイッチ操作
となる。更に、車両における走行中の何等かの衝撃や、
はずみにより、手動スイッチを「オフ」にすることがな
くなり、運転性の向上を図ることができる。また、カバ
ー状部材4の凹部5内にスイッチ操作部6が装備されて
いるため、車両の停車時においても、スイッチ操作部6
の誤操作がなくなり、誤操作によるスイッチ切れ忘れ等
の原因よるバッテリの自己放電等を防止することができ
る。
【0016】ここで、本実施例における車両用操作スイ
ッチ装置1のカバー状部材4の凹部5の幅Eは、レバー
部3の幅Dとほぼ同等にしているが、上記カバー状部材
4の凹部5の幅Eをレバー部3の幅D以下にしても前述
した実施例と同様な作用効果を得ることができる。
【0017】
【考案の効果】本考案では、以上説明したように構成さ
れ機能するので、これによると、サイドブレーキ設定用
のレバー部が定位置にある場合には、カバー状部材にお
ける凹部が前記レバー部によって隠された状態になり、
手の指等を容易に凹部内に挿入できなくなる。一方、サ
イドブレーキ設定用のレバー部を定位置から所定方向に
回動させると、サイドブレーキが掛かった状態に設定さ
れると共に、前記レバー部によって隠されていたカバー
状部材の凹部が現われた状態になり、手の指等を容易に
凹部内に挿入することができる。このため、サイドブレ
ーキ設定用のレバー部がサイドブレーキを掛けた状態に
設定された場合のみ、スイッチ操作部の操作ができると
共に,それ以外の場合にはスイッチ操作部の操作を容易
にできなくすることができる。したがって、車両の走行
中におけるスイッチ操作部の誤操作防止を有効に図れる
という従来にない実用的な車両用操作スイッチ装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の車両用操作スイッチ装置の全体構成
を説明する斜視図である。
【図2】図1に示す車両用操作スイッチ装置を横方向か
らみた図である。
【図3】図2に示す車両用操作スイッチ装置のF−F線
に沿った断面図である。
【図4】車両用操作スイッチ装置の車両に対する配置位
置を説明する図である。
【図5】従来例を説明する斜視図である。
【図6】他の従来例を説明する斜視図である。
【図7】図6に示す車内中央部に設けられた床突設部の
左右方向に沿った縦断面図である。
【符号の説明】
1 車両用操作スイッチ装置 2 車両 3 レバー部 4 カバー状部材 4B 定位置に対応する箇所 5 凹部5C 上面部 6 スイッチ操作部7 スイッチ本体部 A 定位置 D レバー部の幅 E 凹部の幅

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 倒置状態におけるサイドブレーキ操作用
    のレバー部に沿って上面部を有すると共に当該上面部の
    一方の側に倒置状態における前記レバー部に沿って開口
    された断面コ字状の凹部を有するカバー状部材と、この
    カバー状部材内に収納装備された車両用主電源スイッチ
    等のスイッチ本体部とを備え、 前記スイッチ本体部のスイッチ操作部を前記カバー状部
    材の上面部上で且つ当該カバー状部材の凹部内に配設す
    ると共に、 この凹部の開口部を、倒置状態における前記レバー部に
    近接して配設 したことを特徴とする車両用操作スイッチ
    装置。
JP1992026982U 1992-03-31 1992-03-31 車両用操作スイッチ装置 Expired - Lifetime JP2594011Y2 (ja)

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JPH0578653U JPH0578653U (ja) 1993-10-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62275865A (ja) * 1986-05-23 1987-11-30 Omron Tateisi Electronics Co サイドブレ−キの引き忘れ防止装置

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JPH0578653U (ja) 1993-10-26

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