JPS6032219Y2 - マンホ−ル蓋 - Google Patents

マンホ−ル蓋

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Publication number
JPS6032219Y2
JPS6032219Y2 JP2677082U JP2677082U JPS6032219Y2 JP S6032219 Y2 JPS6032219 Y2 JP S6032219Y2 JP 2677082 U JP2677082 U JP 2677082U JP 2677082 U JP2677082 U JP 2677082U JP S6032219 Y2 JPS6032219 Y2 JP S6032219Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
manhole
wall
cover
manhole cover
lid
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Application number
JP2677082U
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English (en)
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JPS58129955U (ja
Inventor
正雄 吉田
Original Assignee
株式会社荒木製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はマンホール蓋の改良に関する。
マンホール蓋は一般にその周縁部の少なくとも1個所に
蓋開閉用のバール挿込切欠が設けられているが、従来の
蓋は該挿込切欠から土砂が入りこみ、マンホール内に蓄
積したり、或いはマンホール内の臭気が前記切欠から放
散されるなどの欠点があった。
本考案は上記欠点を除き、マンホール内への土砂の進入
を防ぎ、臭気の発散を防止するマンホール蓋を提供する
ことを目的とする。
以下本考案の一実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図ないし第4図において、円形のマンホールM20
はマンホール枠10に内接して装着される。
該マンホールM20において、その天板20aの外側(
マンホール蓋20の反中心側)周縁1個所にバール挿込
切欠21が、また、該蓋20の半径方向に沿う前記切欠
21の内側に間隔をおいて位置決め孔22が設けられる
バール挿込切欠21は、蓋200半径方向に沿う平行両
側面を有し、内側面は半円形とされる。
位置決め孔22は円形とされる。
前記バール挿込切欠21および位置決め孔22が設けら
れた天板20aの下方に、左右側壁31、内側壁32、
外側壁33および底壁34からなる箱状内蓋支持部30
が設けられる。
ここで、切欠21から蓋20の中心部に向って手前を外
側、先方を内側とし、その方向を内外方向とし、これに
直角な方向を左右方向とする。
該内蓋支持部30の左右側壁31はマンホール蓋2oの
半径方向に沿って両側に平行に垂設され、マンホール蓋
中心側が広幅部31a1外側が狭幅部31bとされる。
広幅部31aにあって、前記狭幅部31bに近い部分に
窓31cが設けられる。
内側壁32は鉛直部32aとその下端から外側へ向けて
曲折された傾斜部32bとからなり、前記傾斜部32b
には窓32cが設けられている。
底壁34は前記左右側壁31および内側壁32と一体形
成され、その中央に円形の上向凸部34aが設けられる
更に、前記底壁34の外側方にはマンホール枠20に接
する低い外側壁33が一体形成される。
外側壁33の上方は開放されている。前記内蓋支持部3
0にばばね50により上方へ付勢された概ね長方形板体
からなる内壁40(第5図示)が装着される。
そして、該内壁40は広幅部41と狭幅部42とを有し
、通常状態においてマンホール蓋20の天板20aに圧
接される。
即ち、広幅部41は前記左右側壁31の広幅部31a内
に位置し、その内外方向に沿う中間部分の両側に切欠4
1aが設けられる。
そして該広幅部41の略中央部分には前記位置決め孔2
2より稍小径の上向ダボ41bが形成されている。
狭幅部42は前記左右側壁31の狭幅部31b内に位置
し、その中央部には前記バール挿込切欠21に遊嵌可能
な上向隆起部42aが設けられている。
また、内壁40の略中央部には下向凸部43が形成され
る。
該下向凸部43は前記底壁34の上向凸部34aと対向
し、両者の間にコイル状のばね50が弾撥自在に外嵌装
着される。
前記ダボ41bおよび上向隆起部42aは夫々、前記位
置決め孔22およびバール挿込切欠21と組合わされて
、マンホール蓋20に対する内壁40の半径方向および
円周に沿う方向への位置形めに役立つ。
内壁40はバールAがバール挿込切欠21に挿し込まれ
るに際し、第2図仮想緑石の如く、内壁40の狭幅部4
2が押し下げられるため、前記バール挿込切欠21と位
置決め孔22との間に残された天板部分20bをこし上
げることによりマンホール蓋20が開かれる。
バールAを抜けばばね圧により再び内壁40が押し上げ
られてバール挿込切欠21と位置決め孔22は同時に塞
がれる。
バール挿込切欠21および位置決め孔22とダボ41b
および上向隆起部42aとの間には夫々水平方向の隙間
が設けられているので内壁40の復元に際し容易かつ円
滑に元の閉塞状態が確保される。
従って、マンホール蓋が閉められた状態において、土砂
や塵埃の殆んどは遮断され、マンホール内へ浸入するこ
とが防がれる。
また、マンホール内の臭気がマンホール外へ放散される
ことはない。
マンホール蓋20と内壁40との隙間を通って内壁支持
部30内に侵入した極めて細かい少量の塵埃および雨水
は会意31c、32cからマンホール内へ落下する。
内蓋40の幅広部41はマンホール蓋20がマンホール
枠10から引きあげられた際、その外側隅角部41cが
内壁支持部30の狭幅部31bの内側隅角部31dにつ
きあたり、マンホール蓋20から離脱するのを防ぐ、ま
た、前記広幅部41の切欠41aは内蓋40が押し下げ
られた際、位置決め孔22内において上向ダボ41b上
に蓄積した塵埃をマンホール内へ容易に払い落すのに効
果がある。
第5図、第6図は内蓋40の下向凸部43の中央に上下
へ貫通する泥落し孔43aを設けた他の実施例である。
該泥落し孔43aは内蓋40の凹部に溜った塵埃や泥を
排除するのに役立つ。
泥落し孔43aは、内壁40による閉鎖時には、前記バ
ール挿込孔21と位置決め孔22との間に残された天板
部分20bの下に位置して封止されるので、該孔43a
を経て臭気が外気中へ放散されることはない。
本考案のマンホール蓋構造は円形蓋のほか、角蓋にも適
用される。
本考案は以上の如く、バール挿込切欠を有するマンホー
ル蓋の裏面に内部空間をもつ内蓋支持部が突設され、該
内蓋支持部には、コイル状ばねを介して前記バール挿込
切欠を蓋裏側から閉鎖するように付勢された内蓋が設け
られ、前記コイル状ばねは、内蓋の略中央部に形成され
た下向凸部と、内蓋支持部の底壁に突設された上向凸部
との間に装着されて鉛直方向に伸縮自在とされているの
で、内蓋は、バールが抜かれると確実に元の閉鎖姿勢に
復帰する。
従って、蓋使用中、バール挿込切欠や位置決め孔から土
砂が入り込んでマンホール内に蓄積することがなく、ま
た、マンホール内の臭気が前記切欠や孔を通って地上に
放散されることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部切欠平面図、第2
図は第1図の■−■断面図、第3図は第1図の■−■断
面図、第4図は第2図のIV−IV断面図、第5図、第
6図は夫々内蓋の他の実施例を示す平面図、縦断面図で
ある。 10・・・・・・マンホール枠、20・・・・・・マン
ホール蓋、20a・・・・・・天板、21・・・・・・
バール挿込切欠、22・・・・・・位置決め孔、30・
・・・・・内蓋支持部、31・・・・・・左右側壁、3
2・・・・・・内側壁、33・・・・・・外側壁、34
・・・・・・底壁、40・・・・・・内蓋、41b・・
・・・・ダボ、42a・・・・・・上向隆起部、50・
・・・・・ばね、A・・・・・りく−ル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 周縁にバール挿込切欠を有するマンホール蓋において、
    該蓋の裏面に、内部空間をもつ内蓋支持部が突設され、
    該内蓋支持部には、コイル状ばねを介して前記バール挿
    込切欠を蓋裏側から閉鎖するように付勢された内壁が設
    けられ、前記コイル状ばねは、内蓋の略中央部に形成さ
    れた下向凸部と内蓋支持部の底壁に突設された上向凸部
    との間に装着されて鉛直方向に伸縮自在とされたことを
    特徴とするマンホール蓋。
JP2677082U 1982-02-25 1982-02-25 マンホ−ル蓋 Expired JPS6032219Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2677082U JPS6032219Y2 (ja) 1982-02-25 1982-02-25 マンホ−ル蓋

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JP2677082U JPS6032219Y2 (ja) 1982-02-25 1982-02-25 マンホ−ル蓋

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Publication Number Publication Date
JPS58129955U JPS58129955U (ja) 1983-09-02
JPS6032219Y2 true JPS6032219Y2 (ja) 1985-09-26

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