JP2021008722A - 柱吊治具及びワイヤ固定具 - Google Patents
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Abstract
Description
また、別の目的としては、柱への取り付けが容易なワイヤ固定具を提供することにある。
ワイヤと連結する環状部が回転可能であることで、ワイヤがねじれた状態でワイヤ固定具の環状部に取り付けられた場合でも環状部を回転させることで容易にそのねじれを解消させることができる。
把持部を備えることで、例えば作業者は把持部を持ちながら第二係止部の付勢を容易に解除させることができる。
第一係止片及び第二係止片が複数形成されることにより、より安定してワイヤ固定具を柱に取り付けることができる。
また、第二係止部が付勢されたとき、第一係止片の先端と第二係止片の先端との距離が、係合部の上下方向の長さより短くなることで、第一係止片及び第二係止片が係合部の上下の開口部から外れ難くなる。
また、本発明に係るワイヤ固定具によれば、柱へ容易に取り付けることができる。
鉄骨柱1の外周面と係合部2との間には、折り曲げることにより形成された上下方向に延びる隙間が2か所形成されおり、上下の端部に開口部2a、2bがそれぞれ二つずつ形成されている。作業床(図示しない)を設置する際は、係合部2の上側の開口部2aに作業床に形成された係止爪を挿入して、作業床を固定する。
係合部2は、図1に示すようにいくつかの高さで作業床を設置することができるよう、鉄骨柱1の各側面において上下方向に、所定の間隔をあけて設けられている。
鉄骨柱1の下端には、基礎に固定するための柱プレート30が設けられている。柱プレート30の四隅には、鉄骨柱1を基礎32に固定するアンカーボルト33(図7D参照)を通す貫通孔30aが形成されている。
ワイヤ固定具20は、付勢部25と、付勢部25から係合部2に向けて付勢される第二係止部24を有する。第二係止部24は上下方向に移動可能であり、付勢部25は、ワイヤ固定具20を係合部2に取り付けるときに、第二係止部24を基部21から係合部2に向けて、下方(図4の矢印B方向)に付勢する。また、第二係止部24は、係合部2の上側端部の開口部2a,2aに挿入される第二係止片24a,24aが下端に形成されている。
係合部2を第一係止部23と第二係止部24との間に配置した後、作業者は、付勢部25の押し上げるのをやめ、付勢部25が第二係止部24を付勢することで、第二係止部24を下方(図4の矢印B方向)に移動させる。第一係止部23の第一係止片23a,23aが、係合部2の下端側の開口部2b,2bのそれぞれに挿入されるとともに、第二係止部24の第二係止片24a,24aが係合部2の上端側の開口部2a,2aに挿入される。
2 係合部
2a 開口部
2b 開口部
10 柱吊治具
12 ヘッド部材
12a フック掛け
13 ストッパ
15 ワイヤ
16、17、18 フック
20 ワイヤ固定具
21 基部
22 支持部
23 第一係止部
23a 第一係止片
24 第二係止部
24a 第二係止片
25 付勢部
25a バネ
26 把持部
27 環状部
30 柱プレート
31 枕木
32 基礎
33 アンカーボルト
Claims (5)
- 吊り上げ装置に連結されて、上下の端部に開口部を有する係合部が側面に取り付けられた柱を建て起こす柱吊治具であって、
前記吊り上げ装置から延びるワイヤと連結する枠状のヘッド部材と、
前記ヘッド部材より下方に配置され、前記ヘッド部材から延びるワイヤと連結し、前記柱の前記係合部に着脱可能に固定されるワイヤ固定具と、を備え、
前記ワイヤ固定具は、
前記ヘッド部材から延びるワイヤと連結する基部と、
前記係合部の下側端部の開口部に挿入される第一係止片が形成された第一係止部と、
前記係合部の上側端部の開口部に挿入される第二係止片が形成され、上下方向に移動可能に設けられる第二係止部と、
前記第二係止部を前記基部から前記係合部に向けて付勢する付勢部と、を有することを特徴とする柱吊治具。 - 前記ワイヤ固定具の前記基部は、前記ヘッド部材から延びるワイヤと連結し上下方向を中心軸として回転可能な環状部を有することを特徴とする請求項1に記載の柱吊治具。
- 前記ワイヤ固定具は、作業員が前記第二係止部を把持できるよう、前記第二係止部に背面側から正面側に向かって突出するよう設けられた把持部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の柱吊治具。
- 前記係合部は、板状部材を折り曲げることにより上下の端部に複数の開口部が形成されるよう前記柱の側面に取り付けられており、
前記第一係止片は、前記係合部の下側端部の前記複数の開口部に対応して複数、前記第一係止部に形成され、
前記第二係止片は、前記係合部の上側端部の前記複数の開口部に対応して複数、前記第二係止部に形成され、
前記第一係止部と前記第二係止部は、前記第二係止部が前記付勢部により前記基部から前記係合部に向けて付勢されたとき、前記第一係止片の先端と前記第二係止片の先端との距離が、前記係合部の上下方向の長さより短くなるよう構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の柱吊治具。 - 柱の側面に取り付けられ上下の端部に開口部を有する係合部に、着脱可能に固定されるワイヤ固定具であって、
ワイヤと連結する基部と、
前記係合部の下側端部の開口部に挿入される第一係止片が形成された第一係止部と、
前記係合部の上側端部の開口部に挿入される第二係止片が形成され、上下方向に移動可能に設けられる第二係止部と、
前記第二係止部を前記基部から前記係合部に向けて付勢する付勢部と、を有することを特徴とするワイヤ固定具。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7190150B1 (ja) * | 2021-10-21 | 2022-12-15 | 株式会社 イシハラ | 鉄骨の揚重装置 |
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2019
- 2019-06-28 JP JP2019121876A patent/JP7249892B2/ja active Active
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