JP2001164748A - 吊り足場構造 - Google Patents

吊り足場構造

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JP2001164748A
JP2001164748A JP35115599A JP35115599A JP2001164748A JP 2001164748 A JP2001164748 A JP 2001164748A JP 35115599 A JP35115599 A JP 35115599A JP 35115599 A JP35115599 A JP 35115599A JP 2001164748 A JP2001164748 A JP 2001164748A
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JP
Japan
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scaffold
support
hanging scaffold
hanging
hollow guide
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JP35115599A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Ishida
光洋 石田
Takanori Sumi
孝則 角
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JAPAN STEELS CORP KK
Original Assignee
JAPAN STEELS CORP KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全確保とともに、運搬、格納及び現場組み
立て等における取扱いが容易であり、運搬、格納時等に
おける支柱等の紛失のおそれがない吊り足場の提供。 【解決手段】 矩形足場の片側一部に形成した開口部4
に、下段に向けた梯子5が設けられ、略四隅にそれぞれ
上下に吊り具連結孔7を有するプレート8が設けられて
なる吊り足場1において、前記略四隅部及び略中央部に
前記吊り足場1の長手方向且つ上面方向に折り畳み自在
の支柱9a,9b,9c,9d及び10が設けられ、該
折り畳み自在の支柱9a,9b,9c,9d及び10を
利用して着脱自在の安全手摺が形成されてなる吊り足場
構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下足場間がそれ
ぞれチェーン等の吊り具により所定間隔をあけて吊り下
げられ、それぞれの吊り足場間を梯子により昇降可能に
構成する吊り足場構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地下鉄工事現場、下水道工事現
場、ビル建築現場等において、前記上下足場間がそれぞ
れチェーン等の吊り具により所定間隔をあけて吊り下げ
られ、それぞれの吊り足場間を梯子により昇降可能とし
た吊り足場が提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のごとき、吊り足
場においては、安全確保とともに、運搬、格納及び現場
組み立て等における取扱いが容易であることが望まし
い。本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、
さらに運搬、格納時等における支柱等の紛失等のおそれ
がないことを特徴とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に示す本発明は、矩形足場の片側一部に形
成した開口部に、下段に向けた梯子が設けられ、略四隅
部にそれぞれ上下に吊り具連結孔を有するプレートが設
けられてなる吊り足場において、前記略四隅部及び略中
央部に前記吊り足場の長手且つ上面方向に折り畳み自在
の支柱が設けられ、該折り畳み自在の支柱を利用して着
脱自在の安全手摺が形成されてなる構成としたものであ
る。
【0005】この請求項1によれば、使用後の運搬、格
納時には、起立させられている各支柱から安全手摺を外
し、前記各支柱を吊り足場の長手且つ上面方向に折り畳
めばよく、該折り畳まれた前記支柱は吊り足場の周辺外
に突出等することなく、該吊り足場と一体を保持する。
したがって、その後は取り外した安全手摺の格納保管に
留意するだけでよい。また、現場において使用する場合
には、前記と逆に、吊り下げた後に前記支柱を起立させ
る等して安全手摺を装着、組立てればよい。
【0006】請求項2に示す実施の一形態は、前記支柱
の折り畳み自在構造が、前記支柱の下端に縦長孔が設け
られ、吊り足場側に前記支柱下端の縦長孔部を受け入れ
る中空ガイドが設けられ、該中空ガイドの内部に前記支
柱下端の縦長孔を貫通する支持杆が設けられ、さらに前
記中空ガイドの上端一側に、前記支柱の折り畳み時に該
支柱の折り畳み状態を受け入れる切欠部が形成されてな
る構成としたものである。
【0007】この請求項2によれば、前記支柱の起立及
び折り畳みをワンタッチで行うことができる。すなわ
ち、前記支柱の起立状態では、前記吊り足場の中空ガイ
ドの内部の支持杆に、前記支柱の下端に設けられた縦長
孔の上端部が係止して支持され、前記中空ガイドの働き
で倒れることがない。
【0008】つぎに、前記支柱を折り畳む場合には、前
記支柱を持ち上げて、前記吊り足場の長手且つ上面方
向、すなわち、前記中空ガイドの上端一側に予め設けら
れた前記切欠部方向に倒せばよいものである。その結
果、倒された支柱の基部が該切欠部に係止して前記吊り
足場と略水平に折り畳まれるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の一形態を
図面に基づいて説明する。図1は本発明の吊り足場の設
置状態を示す斜視図、図2は図1に示した吊り足場の平
面図、図3は図1に示した吊り足場の正面図、図4は支
柱起立部の分解斜視図、図5は図4に示した支柱起立部
の正面図、図6は他の実施の一形態を示す支柱起立部の
正面図、図7は図6に示した他の実施の一形態を示す支
柱起立部の斜視図、図8は中央安全手摺部の正面図、図
9は防護板の取付状態を示す分解斜視図である。
【0010】吊り足場1は、図1乃至図3に示すよう
に、矩形枠体2内に、エキスパンドメタル等が張設され
た歩行面3及び片側一部に開口部4が形成され、該開口
部4に下段の吊り足場1aに向けた梯子5が設けられ、
四隅部にそれぞれ上下にチェーン等の吊り具6の連結孔
7を有する金属製のプレート8が溶接により設けられて
いる。
【0011】本発明では、前記吊り足場1の四隅部及び
略中央部に、前記吊り足場1の長手且つ上面方向に折り
畳み自在の支柱9a,9b,9c,9d及び10が設け
られる。
【0012】図4及び図5には、前記支柱9a,9b,
9c,9d(以下の説明では、単に「支柱9」と言
う。)及び10を、前記吊り足場1の長手方向且つ上面
方向に折り畳むための折り畳み自在部が示されている。
【0013】まず、前記各支柱9及び10の下端に、そ
れぞれ縦長孔11が設けられる。図面実施の一形態で
は、前記縦長孔11が前記支柱9及び10とは別素材に
構成され、該縦長孔11を有する別素材が前記支柱9及
び10の下端に連結されているが、該支柱9及び10の
下端に前記縦長孔11を直に設けてもよく、また、該支
柱9及び10の下端を適度に潰す等して設けてもよい。
【0014】つぎに、前記吊り足場1の四隅部及び略中
央部に、前記支柱の9及び10の下端の前記縦長孔11
部を受け入れる中空ガイド12が設けられる。図面実施
の一形態では、該中空ガイド12は、前記プレート8と
同形状で板厚の異なるプレート8aと一体に形成され、
該プレート8aを前記矩形枠体2に溶接により取り付け
ている。
【0015】前記中空ガイド12は、その内径が前記支
柱9及び10の下端の縦長孔11部を受け入れる形状に
構成され、前記支柱9及び10の起立時に、いわゆる、
ガタつきが生じないように構成される。
【0016】さらに、前記中空ガイド12の内部に前記
支柱9及び10の下端の縦長孔11を貫通する支持杆1
5が設けられる。図面実施の形態では、該支持杆15
は、ボルト13及びナット14で構成している。
【0017】つぎに、前記中空ガイド12の上端一側
に、前記支柱9及び10の折り畳み時に該支柱9及び1
0の折り畳み状態を受け入れる切欠部16が形成され
る。なお、該切欠部16は、前記折り畳まれた支柱9及
び10を略水平に支持するストッパーをも兼ねている。
【0018】図5は、前記支柱9及び10の折り畳み状
態であり、該支柱9及び10が持ち上げられ、前記吊り
足場の長手且つ上面方向に倒され、該倒された支柱9及
び10の基部が前記切欠部16に係止して略水平に支持
されている。
【0019】図6及び図7には、前記支柱9及び10の
折り畳み自在部の他の実施の一形態が示されている。こ
の実施の一形態が、前記図4及び図5に示した実施の一
形態と異なるところは、前記中空ガイド12を形成する
前記プレート8aを前記プレート8部にボルト13及び
ナット14で取り付けた点であり、他の構成は実質的に
同様である。
【0020】さらに、本発明では、前記折り畳み自在の
支柱9及び10を利用して、安全手摺17a,17b及
び18が着脱自在に設けられる。すなわち、図面実施の
一形態では、前記支柱9及び10に、それぞれ二段に前
記安全手摺17a,17b及び18の端部を受け入れる
筒状ホルダー19を溶接により固着し、他方、前記安全
手摺17a,17b及び18の前記筒状ホルダー19と
対応する両端部に、それぞれ前記筒状ホルダー19の上
端から挿入される細径の折曲げ部20を形成して着脱自
在に構成している。
【0021】もっとも、図面実施の一形態では、前記安
全手摺18の前記支柱10と反対側端部には、単クラン
プ21が設けられ、該単クランプ21を前記安全手摺1
7aに連結して固定している。
【0022】なお、前記単クランプ21を設けずに、該
単クランプ21の位置近くに、前記支柱10と直線状に
もう一本の支柱(図示せず)を同様に折り畳み自在に設
けて前記安全手摺18の前記支柱10と反対側端部を支
持してもよい。図中、22は前記支柱9及び10の折り
畳み時に、該支柱9及び10の先端部の動きを保持する
クリップである。
【0023】図9には、必要に応じて前記安全手摺17
a,17b及び18に取り付けられる防護板23が示さ
れている。すなわち、背面部の上端及び中段の両側位置
に、前記それぞれ二段に上段フック24及び中段フック
25が設けられ、さらに前記上段フック24を前記それ
ぞれの安全手摺17a,17b及び18にボルト26及
びナット27により固定できるように構成されている。
【0024】前記構成の本発明は、図1に示すように、
設置現場に設けた支保工28に最上段の吊り足場1が支
持され、該前記支保工28の下面に設けた吊り金具29
に前記チェーン等の吊り具6を連結して、下段の吊り足
場1aが吊り下げられ、該下段の吊り足場1a以下の吊
り足場は、各吊り足場のプレート8を利用してチェーン
等の吊り具6を介して吊り下げられる。そして前記各吊
り足場間に掛け渡された梯子5により作業者の昇降が行
われるものである。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、安全確保とともに、運
搬、格納及び現場組み立て等における取扱いが容易であ
るとともに、さらに前記運搬、格納時等における支柱等
の紛失のおそれがないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吊り足場の設置状態を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示した吊り足場の平面図である。
【図3】図1に示した吊り足場の正面図である。
【図4】支柱起立部の分解斜視図である。
【図5】図4に示した支柱起立部の正面図である。
【図6】他の実施の一形態を示す支柱起立部の正面図で
ある。
【図7】図6に示した他の実施の一形態を示す支柱起立
部の正面図である。
【図8】中央の安全手摺部の正面図である。
【図9】防護板の取付状態を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 吊り足場 4 開口部 6 吊り具 7 連結孔 8 プレート 9a,9b,9c,9d及び10 支柱 11 縦長孔 12 中空ガイド 15 支持杆 16 ストッパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角 孝則 東京都中央区新川2丁目8番4号 ジャパ ン・スチールス・コーポレーション株式会 社内 Fターム(参考) 2E003 EA02 EB03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形足場の片側一部に形成した開口部
    に、下段に向けた梯子が設けられ、略四隅部にそれぞれ
    上下に吊り具連結孔を有するプレートが設けられてなる
    吊り足場において、前記略四隅部及び略中央部に前記吊
    り足場の長手方向且つ上面方向に折り畳み自在の支柱が
    設けられ、該折り畳み自在の支柱を利用して着脱自在の
    安全手摺が形成されてなることを特徴とする吊り足場構
    造。
  2. 【請求項2】 前記支柱の折り畳み自在構造が、前記支
    柱の下端に縦長孔が設けられ、吊り足場側に前記支柱下
    端の縦長孔部を受け入れる中空ガイドが設けられ、該中
    空ガイドの内部に前記支柱下端の縦長孔を貫通する支持
    杆が設けられ、さらに前記中空ガイドの上端一側に、前
    記支柱の折り畳み時に該支柱の折り畳み状態を受け入れ
    る切欠部が形成されてなることを特徴とする請求項1に
    記載の吊り足場構造。
JP35115599A 1999-12-10 1999-12-10 吊り足場構造 Pending JP2001164748A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100593417B1 (ko) * 2006-03-24 2006-06-28 임성호 쇼크업쇼바를 이용한 안전난간 부착형 점검구 및기기반입구 안전커버
JP2011094378A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Alinco Inc 作業台における作業位置感知装置
JP2017030971A (ja) * 2015-07-29 2017-02-09 コベルコ建機株式会社 手摺装置およびクレーン
KR20220149131A (ko) * 2021-04-30 2022-11-08 서울대학교산학협력단 잠금기능을 구비한 접철식 작업대

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